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    元スレ上条「女の子と仲良くなりたい……」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×7
    タグ : - ヤンデレ ×2+ - 黒子 + - gyakutenn + - とある + - とある魔術の禁書目録 + - + - にゃんこい! + - アクセラレータ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    503 = 327 :

    まだかよ
    期待してずっとまってんのに

    505 = 234 :

    面接クソワロタwwww予想外の質問しか来ねぇwwww
    とりあえず>>367から続き書いてみるwwww一回投げたのに続けるとかwwww

    506 = 338 :

    信じてた

    507 = 296 :

    おかえり
    志望動機も訊かれなかったのかい

    508 :

    はやくしてくれないか

    509 = 234 :

     
    >>367から






    白井「上条、さん……?」

    上条「……えっ、白井? ど、どうしてこんなところに」

    白井「あ……あなた、補習は?」

    上条「い……!? な、なんで白井がそれを……」

    白井「わたくしが知ってることはどうでもいいんですの。それより……」

    510 = 234 :

     
    白井「見たところ、デート……の最中ですわよね」

    上条「い、いや、これは……」

    御坂「……デートです、とミサカはしどろもどろな彼の代わりに肯定してみます」

    上条「お、おい!」

    白井「………………」ジロッ

    御坂「………………」

    白井「上条さん……お姉様との約束をすっぽかして、お姉様の妹と、デート……?」






    >>507
    志望動機はあった。それよりも「あなたがその中学に入った理由は何ですか?」
    がマジ意味不明。中学に近場以外のマトモな動機があるわけねーだろ!

    512 = 234 :

     
    上条「ち、違うんだ!」

    白井「お姉様、デートを楽しみにしてらしたんですのよ……・そのお姉様の気持ちを、弄びましたの……?」

    上条「そ、そんなつもりは……」

    白井「もしや、誤解だと言い張るおつもり?」

    上条「うっ………………」

    白井「……はぁ。以前のわたくしであれば、ここで問答無用であなたを刺していたかもしれませんの」

    上条「!?」

    513 = 310 :

    >>510
    俺はマザーテレサに会えるらしいからということで中学志望した
    入学の前年にお亡くなりになったorz

    514 = 234 :

     
    白井「ですが……最近わたくしは、あなたとのやりとりを通じて、あなたが悪い人ではないと……」

    上条「……え?」

    白井「いえ、むしろあなたのおかげで……殿方との交流を避けていた黒子も、新たな光を見出すことができましたの」

    上条「白井……」

    白井「……だから、わたくしはこれ以上、あなたを嫌いになりたくない」

    上条「………………」





    白井「何を隠しているのかは存じません。それはあなたやわたくしにとって、悲しいことかもしれません」

    白井「ですがどうか、本当のことを話して欲しいんですの」

    515 :

    フレンダ「はーまーづーらー」

    516 :

    フレ「浜」

    ンダ「面」

    517 = 234 :

     
    上条「……そこまで言われちゃ、上条さんの負けですよ」

    白井「観念なさいまして?」

    上条「ああ。ありのまま起こったことを話すぜ。それで納得するってんならな」

    白井「………………」

    上条「……まず俺は、美琴との約束を故意に破ったわけじゃないんだ」

    白井「でも、お姉様の元に来たメールには、補習があると書かれていましたわよ。それは嘘で」

    上条「それには理由がある」

    白井「……理由、ですの?」

    518 = 234 :

     
    上条「これを見てくれ」

    白井「これは……あなたの携帯ではありませんの」

    上条「内容だよ、内容」

    白井「…………あら?」

    上条「分かったか?」

    白井「……この状況から察するに、これは……」

    上条「ああ。見ての通り、美琴と御坂妹を間違えて送信しちまってな」

    白井「……それで、今日までお姉様のところにメールが来なかったんですのね」

    519 = 234 :

     
    上条「それに気付いた俺は、美琴がずっと待ってるんじゃないかと思って、慌てて嘘のメールを送ったんだ」

    白井「……確かに『忘れてた』とメールされるよりは、お姉様も傷つかないと思いますが」

    上条「俺だって、こんな嘘はつきたくなかった。苦肉の策だったんだよ」

    白井「それならそうと、すべてをメールに書けば良かったのでは?」

    上条「いや……美琴と御坂妹は、この間喧嘩したばかりでな。まだ確執が残ってる可能性もあったし」

    白井「あら、そうでしたの? お姉様は一言も……」

    上条「美琴は、俺と御坂妹が会うのが気に食わないらしいし。御坂妹と遊園地、なんてメール送れないだろ」






    上条「まあ、なんでそれが気に食わないのかは、いまいち分からないんだけど」

    白井「………………」

    521 :

    今度は妹の地雷が発動するのかな
    あっちを修復すればこっちが崩れる、そして包囲網
    ときめもの爆弾処理みてーだ

    522 = 234 :

     
    上条「とにかく、そんな状況で御坂妹とデートだとは言えなかったってこと」

    白井「……筋は通ってますわね。それでやむを得ず嘘をついた、と?」

    上条「分かってくれたか? 俺は、美琴っていう大事な友達を傷つけたくなかったんだよ」

    白井「……そう、ですの。確かにあなたは、お姉様を大事にしているご様子」

    上条「何言ってんだ。お前もだよ」

    白井「え?」

    上条「お前が美琴の位置にいたって、俺は同じことをするぜ。白井黒子は、俺の友達だからな」

    白井「な、なっ……」

    523 = 234 :

     
    上条「だから最初に言っただろ。『違うんだ』って」

    白井「そ、そんなこと、あの状況なら誰でも言いますわ。嘘を明るみに出したい人間などいませんの」

    上条「おいおい、俺が美琴や白井を裏切るわけないだろ」

    白井「そ、そう言えば収まるとでも思って……メールでもわたくしの心をくすぐるようなことばかり」

    上条「あ。メールといえば、さっき美琴に出したメール、返事が返ってこないな」

    白井「え?」

    上条「アイツ、いつもはすぐ返してくるんだけどなぁ」

    白井「……!」

    上条「もしかして、何か厄介事でもあったのか……?」





    白井「……お姉様」

    524 :

    黒子可愛いよ黒子

    525 = 234 :

     
    白井「お姉様の様子、わたくしが見てきますの」

    上条「え?」

    白井「ついでに、メールを返すように伝えておきますわ」

    上条「あ、おい白井!」


    シュンッ


    上条「い、行っちまった……」






    白井(……悪態をついて出てきた以上、わたくしが謝らなくては話が進みませんの)

    白井(わたくし、お姉様の気持ちを知っていてあんなことを言ったわけですから……)

    白井(……はぁ。一発やニ発、叩かれてもしょうがないですわね。気が重いですの……)

    526 = 234 :

     
    上条「はぁ……とにかく、誤解が解けて良かったぜ」

    上条「『御坂』って苗字だけで登録したのが間違いだったな。今度からは名前も入れておくか」

    上条「そうしないと、また今回みたいに誤解される可能性があるからな……」










    御坂「………………」

    527 :

    今度はこっちにやられんのか

    528 :

    妹ぉぉぉぉ

    529 = 234 :

     
    御坂「……つまり」

    上条「?」

    御坂「私は……お姉様の代わり、ということですか……と、ミサカは……」シュン

    上条「……代わり?」

    御坂「お姉様が来なくても、私がいたから……容姿も瓜二つで、代わりなのでは、と……」

    上条「な、何言ってんだ! そんなわけないだろ!」

    531 = 234 :

     
    上条「お前はお前だ! 2万体いようが、美琴がいようが、お前はたった一人の女の子なんだよ!」

    御坂「……では、代わりではないのに私とデートをした理由は何ですか、とミサカは説明を要求します」

    上条「簡単だろ」

    御坂「え?」

    上条「俺が、他の誰でもない、御坂妹という女の子とデートをしたかった。それだけじゃダメか?」

    御坂「……!」

    上条「確かに、意図した形のデートじゃなかったよ。でもな、例え偶然でも俺たちは出会ったんだ。そこから先は、俺たちの自由だろ?」

    532 = 508 :

    神条と下条を足して2で割ったような条さんだな

    534 = 234 :

     
    御坂「……それなら一つ、お尋ねしたいことがあります、とミサカはあなたに問いかけてみます」

    上条「ん、何だ?」

    御坂「あなたは、私という個体を、一人の人間として見てくれます」

    上条「当たり前だろ。何回も言わせないでくれよ」

    御坂「……その言葉に、嬉しさがとどまることを知りません、とミサカはTomorrow Never Knows風に感想を述べてみます」

    上条「大げさなヤツだな」

    御坂「……それでは」







    御坂「私とお姉様から、同じ時刻にデートの誘いがあったら……あなたは、どうしますか?」

    535 = 521 :

    イヤッホオオオオオゥ
    こういう展開を待ってたんだよ

    536 = 327 :

    再開してたーーイヤッホーーー

    537 = 234 :

     
    上条「……え」

    御坂「あなたは今回、私ではなく、お姉様をデートに誘いました、とミサカは事実確認をしてみます」

    上条「あ、ああ」

    御坂「お姉様は私と口論になった際も精神的に不安定でしたから、その判断は間違っていない、とミサカは複雑な気持ちで弁護します」

    上条「そこまで複雑に考えてねぇよ。ただ、美琴も最近疲れてたみたいだし……」

    御坂「それは置いておきまして」






    御坂「そういう前提が無いとしたら……どちらを選びますか、とミサカは明確な答えを希望してみます……」

    538 = 508 :

    いいぞいいぞ

    539 = 234 :

     
    上条「……そんなの、決まってるだろ」

    御坂「え……」

    上条「答えは、どっちも選ばない。俺は人に優劣をつけられる程、偉い人間じゃないんだ」






    御坂「……非常にあなたらしい回答です、とミサカは正体不明の葛藤を抑えて感想を述べます」

    上条「上条さんは不器用なんですよ」

    540 = 234 :

     
    御坂「しかしその回答は認められません、とミサカは部分点もあげない気持ちで否定してみます」

    上条「満点か0点しかないのか……? 絶対、どちらかとデートしなきゃいけない、ってことだよな」

    御坂「はい」

    上条「……両方とか」

    御坂「それもアリですが、今はダメです、とミサカは新しい選択肢を除外してみます」

    541 = 508 :

    ペース早いな。書き溜めあんの?

    542 = 462 :

    上条ぱねえwwww









    の筈なんだが、どこか下条くらいに見える不思議!

    543 :

    そして上条さんがランス化

    544 :

    どうかインなんとかさんの伏線も回収されますように

    545 = 234 :

     
    上条「うーん……それならあまり気は進まないけど、あれしかないな……」

    御坂「あれ、とは?」

    上条「上条さん、女の子の要望には応えたいと思う人なんです」

    御坂「………………」

    546 = 263 :

    この上条さんはかっこよかったり情けなかったり評価に困るぜ

    547 = 234 :

     
    上条「だから、百歩……つーか一万歩くらい譲って、俺に少しでも好意を持ってくれた方を選ぶと思う」

    上条「いや、好意を寄せるヤツなんかいないと思うんだけどね!」

    上条「上条さん的には、女の子が人気者の俺に焼き餅を焼く、みたいな展開が……」

    上条「……あれ? もしかして美琴が、俺と御坂妹に会って欲しくないっていうのは」

    548 = 327 :

    姫神「・・・・・・」

    549 = 234 :

     







    御坂「好きです」


















    上条「……え?」

    550 = 290 :

    この上条さんは波が激しい


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