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    元スレ佐天「これが……学園都市第一位の力!?」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×6
    タグ : - 心理掌握 + - ぽけもん + - レベル5組 + - 一方通行 + - 上条 + - 佐天 + - 佐天一方通行 + - 当麻 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 :

    「ですよね。……でも、助けてくれた友達が言ってくれたんです。

     『能力がなくてもあなたはあなた。欠陥品なんかじゃない』

     って。こんな馬鹿に、もったいない友達ですよね」

    苦しんでいるときに道を示し、正してくれる友人がいる。

    うらやましい関係だ。

    102 = 49 :

    早くするんだよ

    103 = 94 :

    スレチだけど病んでックス可愛いな

    104 = 101 :

    午前中の休憩投下。

    なんか議論させてしまって申し訳ない。
    心理掌握が暗部に関わっているかどうかは原作では明言されてなかったと思うけど、あくまでも一方さんが「関わりが薄い気がする」って思ってるだけってことで脳内保管お願いします。

    あとすごいパーンチのひとは女子中学生とキャッキャウフフとかしないだろうと思って一方さんが無意識に除外しました。

    105 :

    折角の貴重な休憩時間なんだからもっと投下を!

    106 = 101 :

    「……それで、そのときに思ったんです。能力なんかなくてもあたしはあたし、……って」

    (まるで正義の味方だな)
    自分にもそんな友人がいたら今とは違った未来があったのだろうか?

    (そンな簡単に変われたら苦労はねェ……と言いたいところだがそうでもないかもな)

    一方通行はそのとき、とある一人の正義の味方の姿を思い出していた。

    107 :

    アンパ○マン…

    108 = 101 :

    「でも!その友達が入院して……怪我して……あたしは何もできなくて……

     ちょっとこんなことがあったらすぐにこんな気持ちになるんです!

     『力が欲しい』って!!」

    沈黙が訪れる。

    次に口を開いたのは、意外にも一方通行だった。

    「……それで能力があれば、オマエはソイツを助けられたっていうのか」

    109 = 101 :

    仕事に戻ります。

    しかし誤字脱字多いな、恥ずかしい。
    …帰宅したら専ブラ入れよう。

    110 = 94 :

    まあゆっくりやればいいよ

    俺も帰ったら保守する

    111 = 38 :

    専ブラ入れたって誤字脱字は直らねえよカス
    原因はその脳みそだよ

    112 :

    >>111
    見ず知らずの人に向かってカスとか言うのはどうかと思うの

    113 = 94 :

    >>111
    ν速に帰れ

    114 :

    俺も仕事中だが保守

    116 :

    俺がν速民だ

    118 = 101 :

    「え?」

    「四六時中そいつと一緒にいるわけでもないだろォし、まして上には上がいるもンだ。

    レベル5がわけのわからねェ無能力者にブッとばされることすらあるかも知れねェ」

    「……?」

    佐天も、喋っている一方通行でさえ、どうしてそんなことを言うのかがわからなかった。

    それなのに言葉は続く。

    119 :

    しえん

    122 = 94 :

    >>121
    大阪さん最近どうよ?

    123 = 121 :


    いつもかわいい

    124 = 119 :

    >>1は仕事戻ったのか?
    保守

    125 = 101 :

    それなのに言葉は続く。

    「覚悟を決めるか決めねェか。

    それに能力なンか関係ねェだろォよ」

    「……」

    二人の間に、再び無言の時間がながれる。

    126 = 94 :

    >>123
    大切にしてやってくれ
    あとクッキーうまかった

    127 = 101 :

    「それでも…憧れは捨てきれません。

     何でこんなに諦めが悪いのかな……」

    佐天はポツリとつぶやいた。

    「ホント、なんで学園都市に来たんだろう」

    自分には何も出来ないという無力感、絶望。

    今の一方通行はそれを知っている。

    大切なものを守るため、絶望の中必死に足掻いたことのある彼にはわかる。

    だが、それだけに――

    128 = 101 :

    「五分はとっくに過ぎちまったな。日ィ暮れちまうぞ」

    一方通行は、かける言葉を持っていなかった。

    「あ……ごめんなさい!つい。

    でも話すだけ話したらちょっとすっきりしました。

    ありがとうございます」

    「俺はなンもしてねェ」

    「でも、助かりました」

    129 = 101 :

    ではまた。

    131 = 94 :

    ちょっと待ってくれ終わりじゃないよな?

    132 :

    うん

    136 = 101 :

    さっきまでと打って変わって、佐天はニコニコしている。

    (調子狂うぜ、まったく……)

    調子が狂ったついでに、一方通行はこんなことを言ってみた。

    「家はどこだ?送って行ってやる」

    137 :

    わーい

    紫煙

    139 = 101 :

    「あは、ありがとうございます。でも大丈夫です。

     今日は買い物に行こうと思ってましたから」

    「そォか」

    遠慮しているのかもしれないし、警戒しているのかもしれない。

    なんにせよ、一方通行はしつこく食い下がってまで送って行きたいわけではない。

    ただの気まぐれだ。

    140 = 101 :

    「でも、せっかくだからお店まで一緒に行ってもらえますか?

     この辺のこの時間ってあんまり治安よくないですし」

    「あァ、そうするか」

    一方通行は先ほどのスキルアウトとのやりとりを思い出しながら相槌を打った。

    141 = 101 :

    道すがら、佐天はよくしゃべった。

    内容はこれから入院した友達のお見舞いの品を買いに行くだとか、
    その友人は頭が花畑のようになっているだとか、他愛のないことだった。

    だがそれも一方通行にとって不快ではなかった。

    こういうのんびりとした時間もたまには悪くない。

    なまじ普段の生活が殺伐としているだけに。

    142 = 101 :

    「頭がお花畑ねェ……そいつはずいぶんめでてェなァ」

    どこかでそんなのを見たことあるような気もするな、と思いながら適当に相槌を打つ。

    「あ!信じてないでしょう!ホントなんですよー……っと」

    佐天は第七学区随一の大型デパートの前で立ち止まった。

    それにあわせて一方通行も歩みを止める。

    144 = 101 :

    「ここで買い物してから帰ります。若い子に人気の可愛いお花屋さんが入ってるんですよ」
    「そォか。花畑に花をやるのがシャレてるのかイヤミなのかわからねェな」
    「はは、そうですねー」
    俺には似合わねェ場所だ、と一方通行はぼんやりと思った。
    「……じゃ、気をつけて帰れよ」

    145 = 114 :

    サテンさんかわいいぺろぺろ

    146 = 101 :

    そう言って、一方通行は自分とは違う世界に住む少女に背を向けて歩き出した。
    「今日はありがとうございましたー!」

    振り返らなくても声だけでわかる。

    あの少女は今もあの飛び切りの笑顔を浮かべているのだろう。

    白い身体を夕暮れに色に染めながら、一方通行は帰路についた。

    148 = 101 :

    終わりっぽい雰囲気だけどもうちょっとだけ続くんじゃ!

    とりあえず仕事してくる。

    149 :

    淡いなあ


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