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    元スレ佐天「これが……学園都市第一位の力!?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×6
    タグ : - 心理掌握 + - ぽけもん + - レベル5組 + - 一方通行 + - 上条 + - 佐天 + - 佐天一方通行 + - 当麻 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 47 :

    ニヨニヨ

    53 = 30 :

    「あはは、迷惑かけちゃいましたね」

    「まァな。たいしたことねェがな」

    そういいながら、いつも面倒をかけてくるとある知り合いの年下の少女の顔を思い浮かべる。

    (アイツに関わる面倒に比べりゃァ、どうってことねェ)

    その少女が聞いたら、即座に「わたしのほうが面倒を見ているんだよってミサカはミサカは……」などと反論してくるだろう。

    54 = 47 :

    しえん

    55 :

    紫煙

    56 = 30 :

    (あれ、笑った?)

    一方通行が自分でも気づかないうちにこぼしていた笑みに佐天は気がついた。

    なんだか、いつくしむような笑みだ。

    思っていたより悪い人ではないのかもしれない。

    そう思うと、考えるより先に言葉が佐天の口をついて出た。

    「あの……ちょっとお話聞いてもらってもいいですか?」

    57 = 47 :

    しえん

    58 = 30 :

    「はァ!?」

    「ちょっとだけ、でいいんです。こんな話、友達に言える内容じゃないんで……」

    だからといって今日ちょっとだけ関わったよくわからない他人に聞かせるようなものなのだろうか。

    しかし、誰かに聞いてもらわなければ、このもやもやは打ち消すことが出来ないような気がする。

    「……ふざけンな。俺は帰るぞ」

    「ちょっとだけ、ちょっとだけでいいんです!!」

    59 :

    「さきっちょだけだから!!」

    60 :

    これは漁スレ

    61 = 30 :

    立ち上がりかけた一方通行の袖口を佐天がつかむ。

    その必死の表情に、一方通行はため息をついた。

    どうも自分は年下の少女によくよく振り回される運命らしい。

    「……五分だけだぞォ」

    そう言って再びベンチに腰を下ろした。

    62 = 30 :

    「わたし、無能力者(レベル0)なんです」

    「そォか。珍しくもねェな」

    この学園都市は超能力者が集う街といわれているが、そこで学んでいる学生のうち六割はいわゆる無能力者だ。

    「はは、そうですね。でも、わたしの知り合いは、結構すごいんですよ?」

    「ほォ」

    佐天は隣に座っているのが学園都市の最高位の超能力者であるということを知らない。

    一方通行も特に何も言わない。

    64 = 30 :

    「風紀委員をしている子もいるし、レベル4や、超能力者(レベル5)の人とも仲良くさせてもらってます」

    「レベル5」

    一方通行は学園都市に七人しかいないレベル5の面々を思い浮かべた。

    ドイツもコイツも癖のある人間ばかりだ。

    一般人の少女と友達だということなら暗部にかかわりの薄い第三位か第五位あたりのことだろう、と当たりをつけた。

    ――もっとも、暗部の奥深くに関わっていながら日常生活をエンジョイする土御門のような存在もいるのだが。

    65 :

    夕方まで残ってるといいな
    寝る

    支援

    68 = 30 :

    「あたし、その人たちに助けてもらってばかりで……なんか自分が情けないなーって」

    「別に情けなくなンかないだろォ、人間そんなもンだ」

    「わかってるんです。でも、風紀委員をしている友達が、

     高レベルの能力者同士の争いに巻き込まれて入院したって聞いて……」

    そういえばここのところ暗部の組織同士が派手に争ってたな、と一方通行は人事のように思い出す



    一方通行も佐天も知らないが、佐天の友人、初春が怪我をしたときにその場にいた二人の能力者のうち片方は一方通行である。

    70 = 47 :

    まだ起きてたか支援

    71 :

    第五位ずっぽり暗部じゃね?>スクール構成員

    72 = 29 :

    寝る前のほ

    73 :

    >>71
    スクールは心理定規
    第5位は心理掌握

    74 = 47 :

    寝る前上げ

    75 :

    おるぁ!保守れ

    79 = 30 :

    「……『幻想御手』って知ってますか?」

    幻想御手。数ヶ月前に流行った、能力のレベルを無理やり上げることができるツールだ。

    何でもある特定の音源を聞くことによって使用者の共感覚性を刺激し、

    大人数による脳波を接続する。

    多数の脳で形成されたネットワークによる演算処理で、

    使用者の能力を飛躍的に上昇させることができる。

    ただし、脳に過剰な負荷がかかるため、使用者は昏倒し、

    治療用プログラムを適用されるまで目覚めることはない。

    すでに首謀者は逮捕され、幻想御手の流通は警備員によって厳しく取り締まられているはずである。
    すでに首謀者は逮捕され、幻想御手の流通は警備員によって厳しく取り締まられているはずである。

    80 = 30 :

    >>79
    大事なことなので2回言いました。
    嘘です間違いです。

    81 :

    いいから書けェ

    82 = 30 :

    「あァ、話だけなら聞いたこたァある」

    開発自体はとある研究者が独自に行ったものらしいが、

    もともと学園都市の『暗部』の技術を応用したものである。

    『暗部』に通じている一方通行はその詳細を聞いたことがあった。

    そして、それとよく似たシステムを知っている。

    「あたし、実は使ったことあるんです。幻想御手を」

    佐天は手元の缶ジュースを見つめながら言った。

    83 :

    84 = 77 :

    待ってた

    85 = 30 :


    「友達まで巻き込んで、私自身も倒れちゃうし、散々でした」

    その声は少し震えている。

    「あたし、自分のこと能力がないダメ人間だ、ってずっと思ってたんです

     それで、『幻想御手』で能力が使えるようになるって、うかれちゃって」

    自嘲するような乾いた笑いが佐天の口から漏れた。

    表情は、前髪の陰になって一方通行からは見えなかった。

    86 :

    >>73
    メンタルアウトとメジャーハートって別人だって確定したんだっけ?

    87 = 30 :

    「怪しいツールだってわかってた。

     でもあたしは力が欲しかった!ダメ人間じゃないって証拠が欲しかった!」

    佐天の声が高くなる。

    「その結果が……友達に迷惑かけただけなんて……ホント馬鹿なんです」

    「あァ、馬鹿だ……」

    一方通行な何かを思い出すようにつぶやいた。

    元々口を出す気はなかったのに、なぜか勝手に口が動いていた。

    88 = 30 :

    打ち止め

    「ここで突然のお知らせですってミサカはミサカはアナウンサーっぽく原稿を読み上げてみる。

     1は今から仕事に行かなきゃだめなの。

     昼休みとかに携帯から更新するかもしれないから期待しないで待ってて、

     ってミサカはミサカは1の携帯に書き溜めた分を転送してみる」

    ……すいません仕事行ってきます。

    89 = 86 :

    >>88
    おつぽっぽ~実際外伝とかでこんな展開がありそう!

    面白いので期待してるよ!

    90 :

    続き待ってる!

    91 :

    >>86
    少なくとも心理掌握ならあんなまどろっこしいことしなくてもいい
    敵を味方にすることすらできるし、レベル5とレベル4では天と地くらいの差がある

    92 :

    心理掌握も裏では暗部にドップリだと思うね
    不都合をもみ消すのにこれ以上の能力はないでしょ

    93 :

    でもレベル5ほどの能力があるなら、
    暗部に組み込まれそうになってもそげぶ出来るわけで
    経緯と本人の志向次第じゃね

    94 :

    まあ一度関わったら抜け出せないだろうな

    95 :

    7位のこともたまには思い出してあげてください

    97 :

    暗部に入るやつは基本的に親無しじゃないとまずいだろ
    万が一死にでもしたら大問題になるし

    98 :

    学園都市パワーで揉み消すだけだろ

    99 = 90 :

    心理掌握は常盤台で派閥築いてるみたいだし
    上条さんでも存在を知ってるくらい有名人だから
    裏家業には向かないかも

    100 = 94 :

    でも汚いことしてほしいな


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