元スレ美琴「なんで死んじゃったのよ・・・ バカ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
451 = 78 :
ほも
455 = 402 :
づ
456 = 402 :
り
457 :
ゅ
458 :
まだだ
459 :
り
463 = 406 :
マッコリ
464 :
美
465 = 406 :
琴
468 = 417 :
条
469 :
「あの短髪は…スフィンクスのノミの…」
見覚えのある少女
インデックスの記憶に確かに刻まれているその少女はひどく悲しそうだった
「とうまが連れて来た子…一方通行…やっぱり!」
インデックスが何かに気付いた
その瞬間、青白い電撃が彼女に襲い掛かる
470 = 469 :
暴走した超能力はすでに制御することができなくなっていた
バチィッ!と高音が響く
思わず倒れこんだインデックスがうっすらと目を開くと
一方通行と呼ばれた男の
上条当麻を葬ったその白い手が
暴走した雷から
インデックスを守る
471 = 469 :
「な、何で?…あの人は…とうまを…」
完全記憶能力の持ち主である彼女は
頭のなかにある散り散りの記憶を一つ一つかみあわせ
上条当麻を殺した男、一方通行こそ目の前にいる少年だということ
そして、かつて上条当麻が連れて来た女の子
目の前で泣きながら戦っている彼女
おそらくは上条当麻に救われたのだろう
そして、自分と同じ事を考え、今こうしているのだろう
という結論に達した
だが、何故自分を守ったのか?
血も涙もない冷酷非道な男のはずなのに
インデックスの頭の中で
一つ、また一つ組み上げていたピースが壊れ始める
474 :
き、、、きたのか、、ふぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
475 = 469 :
美琴は膝から崩れ落ちる
身体の至る所から発せられる電撃はもう止まらない、止められない
制御を失った能力は、あるいは地面へ、あるいは人へ
「は、はは…あれ?」
何で泣いているんだろう
もう一生分の涙はあの日に流し切ったはずなのに
(誰か、止めてよ…)
何度挑んでも自分の電撃を打ち消したあの少年はもういない
(誰か…助けてよ…)
放電は止まらない、ちいさな雷が地面や木やブロックを打ち砕く度
美琴の体力も少しずつ奪っていく
476 :
「離れてろって言ってンだけどなァ」
無数の電撃を地面へと跳ね返しつつ
一方通行はこめかみをピクピクさせながら言う
「だって…話はまだ終わってないんだよ?私はあなたに聞きたい事がきゃあ!」
彼女との会話に気を取られて制御が甘くなった
跳ね返し損ねた電撃がインデックスの足元へ突き刺さる
「言わンこっちゃねェ…オラ!話なら後でいくらでもしてやる!だから今は隠れてろ!」
インデックスは逃げない
「あの子もとうまの知り合いだよ?」
477 = 476 :
(成る程ね…)
一方通行は思い出す
10032回目の実戦演習
あの男は現れた
『御坂妹から離れろって言ってんだ!三下ァ!』
(そうか…あの野郎が『とうま』っつーのか…)
『歯を食いしばれよ最強…俺の最弱は、ちっとばっか響くぞ!』
「ハッ…くっだらねェ…」
彼は気付き、笑った
あの男が守っていたものを守る自分に気付き、笑った
478 = 476 :
「返してよ…一方通行…」
膝をつきうなだれていた第三位の少女が口を開いた
「…」
「ねぅ…お願い…アイツを…返してよぉ」
ズタズタな体で激しい電撃を所かまわず放ち続けながら
泣いている
「チッ…ほら見ろ…」
この俺がまともに生きる、ましてや誰かの救いになるなンざ…
フッ…と、闇に静寂が走る
放たれていた電撃が消える
480 :
ま!!!まさかああああああああああああああ
481 :
もういいからこういう糞つまんねースレ
大体何時間保守してもらってんだよ
いい加減終わらせるかブログで勝手にやってろよカス
482 = 476 :
「あン?…オイオイ…マジかよ」
美琴の周りに黒い煙りのような物が漂う
掘り起こされた空き地のどこかしこから体力の砂鉄が彼女に引き寄せられる
やがて、それは美琴の体を包む繭のように
直径1メートルほどの巨大な球体になった
「た、大変だよ!助けなきゃ」
と後ろから声がした
白い修道女の少女は黒い球体に駆け寄っていく
「オイ!馬鹿…近づくな!」
遅かった
ザシュッ!と鋭い音が聞こえた
483 :
インディジョーンズさん……
484 = 476 :
まるでウニのように無数の刺が球体を中心に伸びている
数秒後、さらさらと砂鉄に戻り消えて行く球体
今度こそ本物の静寂が訪れた
一方通行の目の前には二人の少女が倒れている
白かった修道服は所々、赤くそまり、水玉模様が出来ている
今もなおその水玉はゆっくりと広がっていた
第三位の少女も同じようにボロボロだ
目の前に広がる惨劇に一方通行は絶句した
485 :
上条さん殺した
アセロラレ―タに腹が立つ
486 = 479 :
インディペンデントさんが…
487 :
イン何とかさんあんまりいじめると暴走するんじゃね
488 = 476 :
数日後
とある病院の一室で少女が一人、目を醒ました
「ん…ここは?」
「見ての通り病院だね?」
「???」
「そんなにパニックにならなくても大丈夫なんだよ?ここには君と僕しかいないからね?」
カエルみたいな顔の医師は微笑む
「いやあ、ホントに危ない所だったんだよ?一体何をしたらそんなに傷つくんだい?彼がいなかったら君、今頃は死んでたよ?」
「…彼?」
少女は怪訝な顔で尋ねる
489 = 476 :
医師は答えた
白い髪の少年が君を運んできたんだ
君とあともう一人女の子を担いでね?
ただ運んできただけじゃない
君達二人の傷口から血がでないように
自分だってボロボロだというのに能力を使ってね
「…」
医師が立ち去ったあと
少女は一人ベッドの上で考える
490 = 476 :
医師はつげなかったが二人を運んできた彼もまた
重傷負っていた
胸のすこし左の辺り、なにか槍のような物で疲れたような穴が空いていた
普通なら即死で間違いないほどの傷で
彼は二人の傷を優先し
無事に二人を病院へ届けた数分後、眠るように息を引き取っていた
医師が彼の傷に気付いたときには手遅れだった
491 :
軽く主人公3人殺したな
残ってるのレベル5最下位くらいか
492 :
一方通行さん…
493 = 480 :
禁書の最初のほうで上条が死んだとしても、こうなるのか・・・
今死んだら・・・ガクガクブルブル
494 = 492 :
科学側壊滅じゃないっすか
495 :
一方通行さん・・・
496 = 476 :
少女は思った
きっととうまは、わかっていたんだね
今しなきゃいけない事が
、本当に倒さなきゃいけない敵が
『その幻想を、ぶち殺す!』
ぜんぶ、とうまにはわかってたんだね
1番救いを求めている人がだれなのか
あの夜も
きっととうまはあの女の子だけじゃなくて
あの白い男の子だって救っていたんだね
497 :
アレイスターどうすんの
498 = 476 :
長い間付き合ってもらってありがとうございます
保守してくれた人も、本当にありがとうございました
とりあえずこれでおしまいです
美琴は未だ意識不明ということです、目を醒ましたあとどうなるかは想像にお任せします
遅くなりましてすみませんでした
499 = 476 :
補完
ていとくん…晴れて第一候補に(でも☆のプランはすでにエラーまみれ)
絹旗、浜面、滝壺…生きてます美琴に殺されたのはフレンダのみです
レベル6計画…かみやん死んだ日に中止、もともと☆のプランではあそこで失敗するはずだった
みんなの評価 : ★★★×4
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