元スレビリビリ「へぇ・・・佐天さんには中に出せて私には出せないわけね」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
251 = 205 :
※ゲーセンのメダルを外に持ち出してはいけません
253 = 204 :
>>250
対応してくれてありがたいが台詞同士の間には改行いらないと思うな
255 = 164 :
「やっぱりいるんじゃない」
常磐台中学の制服に身を包んだ少女ー御坂美琴は、そういうや否や許可も取らずに部屋へと上がり込んだ。
「はぁ…一体何の用だよ、レベル5の御坂美琴サマ」
上条は疲れた声を彼女に投げかける。出来れば居間に入られるのは避けたい所である。
しかし、そんな上条の思いとは裏腹に、美琴はズンズン居間へと進んでいく。ついに居間へと繋がる扉へと手をかけた。
上条は木山がクローゼットからのこのこ出てきていない事を真剣に願った。何かに。
「へぇ、これがアンタの部屋かぁ。ふぅん…」
美琴に続いて恐る恐るリビングに入る。そこには殺風景な部屋があるだけだった。人の気配は無い。
ただ何となくクローゼットの辺りから視線を感じるのは気のせいだろうか。気のせいということにしよう。
「…まぁ、取り敢えず座れよ。出会い頭で攻撃しなかったって事は、何か話があるわだろ?」
さりげなくクローゼットが死角になる位置へと美琴を誘導する。あまりのさりげなさに脳内で自画自賛していると、美琴が口を開いた。
「アンタ、『幻想御手』って知ってる?」
256 = 171 :
ゲーセンのコイン持ち出しは犯罪(キリッ
だっておwwwwwwwwwww
257 = 164 :
「知ってるけど、アレって都市伝説みたいなモンなんじゃねーの?」
『幻想御手』…噂には聞いたことがある。何でも、使うだけで能力のレベルが上がる薬らしい。
だがそもそも、そんなモノが本当に存在するなら皆既に使っているはずだろう。それなのに、未だに回りくどい能力開発を行っているのは、そんな魔法の薬は存在しないからだ。
本当に存在したとしても、『幻想殺し』を右手に宿した上条には全く使い道は無いのだが。
「ふーん、そう…。アンタの能力でレベル0ってのもおかしい気がして、何か関わりがあるんじゃないかと思ったんだけど…」
「残念でした。俺の能力なんて大したモンじゃねーよ」
目の前にいる少女は、上条の能力の詳細は知らない。右手にのみ宿る、神様のシステムすら否定する力。
しかしそんな力を持っていたとしても、大それた事は出来はしない。人助けも所詮自己満足。自分は結局の所、『偽善使い』でしかないのだから…。
258 = 192 :
さすが上条さん
259 :
うほ
260 = 164 :
「わかったわ。お邪魔して悪かったわね」
「もういいのか?何か困ってんじゃねーの?」
上条の言葉を聞き、美琴はニヤリと笑う。
「私は学園都市最強のレベル5、『超電磁砲』の御坂美琴サマよ?無能力者のアンタに力を借りるなんて有り得ると思う?」
たしかにその通りだと、上条は苦笑いを浮かべる。レベル5に出来ない事など有りはしない。ましてや自分の助けなんて何のプラスにもならないだろう。
「それじゃあ帰るわねー。よっこいしょ…」
美琴が立ち上がろうとした時、異変は起きた。
突然、腰が砕けたかのようにバランスを崩したのだ。
上条は、咄嗟に美琴を支えようとしたが、よろめいて尻餅をついてしまった。
「大丈夫かよビリビリ中学生。ったくレベル5が聞いて呆れる…!?」
軽口を叩く上条だったが、美琴の異変を察知して口を閉じる。誰の目にも異常は明らかだった。
小刻みに震える身体。潤んだ瞳。微かに荒い呼吸。普段は白い肌も桜色に染まっている。
それと同時に上条は、部屋の中の異変にも気が付いた。
261 :
なにこれ面白い
262 :
僕は、佐天ちゃんとの子供が欲しい!
263 :
↑
なにこれこわい
264 = 164 :
匂いが、違う。
先程までは気が付かなかったが、今現在確実この部屋には甘い芳香が充満している。
自分の頭もクラクラとしてきたのを感じながら、襲撃者の存在を考慮する。
(レベル0の俺を襲うなんてのはまず考えられない…てことは)
胸元の少女をチラリと見る。レベル5の少女は、目の焦点が上手く定まらないらしくぽーっと虚空を見つめている。
(単純な話じゃねーか!レベル5のコイツを狙ってる、なんらかの組織の襲撃!くそっ、もっと早く気付いていれば…!)
上条は己の浅慮ぶりに歯噛みした。よくよく考えてみれば、美琴が訪ねてきた時から違和感はあったのだ。
(俺の事を目の敵にしてるコイツが、俺と話をしに来るなんて…!コイツは初めから俺に助けを求めてたんだ…なのに俺は…っ!)
絶対的に不利な状況にありながら、上条は思考をフル回転させる。何とか、この少女だけは助けなくては…。
その時、頭の片隅に一つの可能性が浮かび上がった。
この状況を至極シンプルに説明できてしまう、思わず笑ってしまうような可能性。
上条当麻はおもむろに、顔を上げた。
265 = 216 :
見てるよ見てるよ
266 :
トウマートウマ-(^q^)
267 = 164 :
見るべきモノはただ一つ。そしてソレがある方向はわかりきっていた。
クローゼット。
扉は微かに開いていた。そして、その奥からこちらを見つめる顔。
木山春生。
左手には、何やら小型のノートPCの様なモノを持っている。
彼女は上条の視線に気が付くと、ゆっくりと右手を持ち上げ、そしてー
拳を握りしめ、右手の親指を立てた。
(おいおい何イイ仕事したー、みたいな顔してんだよ!?全然グッドじゃねー!!)
ガックリと項垂れる上条。なんとか気力を持ち直し美琴に声をかける。
「お、おい大丈夫かビリビリ!?変なトコとかないか!?」
すると美琴は、初めて上条に気付いたかの様に顔を見上げた。そして、信じられない言葉を放った。
「へんなのぉ…全身…力が入らないよぉ…とぉまぁ…」
269 = 164 :
「なっ…!?どうしたんだよビリビリ!?」
「もっと…やさしくぎゅーして…?」
上条は、目の前の少女の変貌ぷりに恐れ戦いた。
美琴の状態…木山のグーサイン…そこから導き出される答えは…。
(おいおいまさか催淫ガスとかか!?一体どうしろっていうんですか神様!!)
この時の上条は知る由も無かったが、この芳香の正体は、木山春生謹製『発情芳袋』による特殊催淫ガスであった。
この『発情芳袋』は、その時々の天候・気温・湿度・時間帯、果ては対象者の身体情報を計算し、その瞬間にベストな催淫剤を作るという代物である。
製品化は中止されたが、一部動物園で実験的に使用されているらしい。
(くっ…頭が、ぼーっとして…きや…)
そんな強力な催淫ガスの中では、上条もまた、深い思考を徐々に妨げられていく。
どちらからともなく、二人は濃厚なキスを交わしていた。
270 :
ほうほう
271 = 164 :
「ぷはぁ…」
数分間の濃厚なキスの後ようやくお互いの唇が距離を取る。
唾液の糸が、二人の唇を繋げる糸のように伸び、キラキラと輝いている。
「ビリビリっ…!」
湧き上がる衝動に抗う事もできず、上条は美琴を押し倒していた。美琴は真下から上条を見上げている。
「ビリビ…んっ」
上条の口が美琴の唇によって塞がれる。暫くしてから唇を離すと、頬を赤く染めてあさっての方角を見る美琴の顔が見える。
「美琴…って、呼んで…?」
「美琴…」
「とうま…」
「美琴…っ!」
上条は美琴の首筋に口づけをした。美琴の小さな悲鳴を聴きながら、舌を這わせる。
まるで陶器のような滑らかな肌の上を、上条の舌が撫ぜていく。
美琴の押し殺した呼吸の音だけが、部屋に響いていた。
上条は上体を起こすと、美琴の瞳を見つめながらセーターを捲り上げた。白いシャツから透ける瑞々しい肌と、かわいらしいデザインの下着が背徳感を煽ってくる。
さすがに恥ずかしいのか、美琴は目を閉じてセーターの袖を噛んでいた。
上条は、シャツのボタンを下から外していく。
272 = 164 :
(何やってるんだ俺は…?コイツとこんな事しちゃいけないはずなのに…。でも、身体が止まらない…!)
シャツのボタンを全て外すと、柔らかな肌とピンクのブラが直接視覚に飛び込んできた。背中に手を回し、ブラのホックを外しにかかる。少し手こずったが、何とか外すことができた。
ブラに指をかけ、上へとズラしていく。
すると小振り乍らも形のいい乳房が現れた。
美琴は先程よりも目をきつく閉じている。
繊細な芸術品を扱うかのように、そっと胸に触れる。
瞬間、美琴の身体がびくりと硬直したが、次第に力を抜いていった。
ゆっくりと揉み上げ、段々と頂上へと近付いていく。
淡い桃色をした突起に触れたとき、美琴の身体が激しく痙攣した。
「ふあぁぁ…んっ!」
美琴の呼吸が先程より荒くなっている。
「…美琴」
「ふぇ…?」
「こっち向いてよ」
「…!!ばっ…い、いじわるっ!!」
そういって何度も胸にパンチしてくるが、全く痛みは感じない。
その仕草が可愛くて上条は自然と笑みを作っていた。
273 :
俺の顔も自然と笑みをつくっていた
274 :
実は俺の顔も自然と笑みをつくっていた
275 :
実は私もだったのだ
276 :
わ た し だ
278 = 192 :
わたしもだ
280 :
ほほう
281 :
いいぞ
282 = 164 :
右手を下腹部へと動かしていく。スカートの中へ手を挿れ、太腿を辿って奥へと進む。
中に穿いた短パンの隙間に手を滑り込ませると、下着の感触を探り当てた。布地の上から愛撫すると、ハッキリと判るほど、美琴の櫁壷は濡れていた。これならすんなりと挿入することが出来るだろう。
次は両手をスカートの中へ突き入れる。ショーツと短パン両方に指をかけ、丁寧に脱がしていく。
スカートとたくし上げると、美琴の下半身全てを見ることができた。
「や…はず…かし…」
上条も、自分の分身を露わにする。既にはち切れんばかりに膨張していた。
「…美琴、いい…?」
「うん、とぉまになら…。だから…きてぇ…」
上条は自身の屹立を美琴へとあてがうと、ゆっくりと挿入していく。美琴の内壁と擦れる度に、頭がショートしそうになる程の快感が押し寄せてくる。美琴も歯を食いしばって耐えているようだ。
283 = 164 :
「とうま…とぉまぁ…んっ」
根元まで全てを飲み込ませると、美琴がキスをせがんできた。一つになった喜びを分かち合い、口づけをしたまま少しずつ下半身を動かしていく。
「くっ…!すげ…締め付けられてっ…!」
「ひゃぅ…っ!と…ま!すご…いい…つ
…!」
部屋中に二人の喘ぐ声と、グチュグチュと淫らに絡み合う音だけが響き渡っている。
しばし時間が立ち、二人はついに絶頂に至ろうとしていた。
「も…俺…げんか…だ…!美こ…っ!」
「いいよ…とぉあ…いっしょ…にっ…!」
上条が最後の力を振り絞り始めた時、美琴の両脚が、上条の腰を上条抱え込んだ。
「みこ…っ!?いい…の、か…?」
「うん、うん…っ!と…まの…ぜんぶ…ちょ…だい…?」
「みことっ…!出…っ、んあっ!」
最後の一突きと共に、美琴の奥深くへと上条の精が放たれていく。
それでもなお、美琴の両脚は上条をしっかりと抱えこんでいた。まるで、最後の一滴まで逃したくないかのように。
「あはっ…とぉまの…いっぱい…ビクビクって…と、ま…らいすき…」
「みことの…なか…すげー暖かかった…ありがと…な…」
二人は繋がったままで、交わりの余韻を噛み締めていた。
284 = 164 :
やっべまだ木山編が…
285 :
ふう
286 :
そして俺は、美琴の下腹部の船底に手を伸ばしてみる。
本来あるはずの茂みも、まだ生え揃ってはおらず、少女の幼さを実感する。
「美琴……触るぞ?」
この問いで、彼女の、美琴の純潔を奪ってしまう自己への罪悪感を払拭する。
美琴は、小さく、それでもしっかりと頷いてくれた。
荒ぶる心を抑え、美琴の割れ目に中指を挿入する。
愛液に濡れて、きつく押し寄せる肉壁に俺の指は締め付けられた。
「んっ……。ぁ――っ」
指の動きに合わせ、小さく喘ぐ女の子を前に、俺は人生最大級の欲情をした。
――ああ。
こいつを、美琴を、俺のにしたい。
がちゃ
「とーまー! お腹と背中がキスしそうなんだよー! ってえ……」
287 = 192 :
ふるぼっき
288 = 281 :
いいぞいいぞ
290 :
>>286
だれ?
291 = 281 :
>>289だれ?なんのキャラ?
294 = 164 :
それから何度も美琴と身体を重ね、気付いた時にはすでに日が落ちていた。
美琴はフラフラになりながらも、寮へと帰っていった。正直かなり心配だが、『発情芳袋』の効果も弱まった今、急に回復した思考能力によって上条の頭はパンク寸前だった。
罪悪感やら幸福感やら危機感やらで脳内はリオのカーニバル状態である。あとは、怒りとか。
…怒り?
「忘れてたぜ…!今回だけは流石に許しませんよ…?」
美琴を見送った後、玄関で尺取虫状態であった上条だが、怒りの対象を思い出すと、すっくと立ち上がり歩き出した。
向かうはクローゼット。
だが、上条にはある一つの不安があった。
(もし、俺たちが前後不覚の状態の時に脱出されてたら…)
正直、あの時に逃げられていたら気付けない自信がある。それ程までにあの催淫ガスは強力だった。
一縷の望みをかけ、クローゼットの取っ手を掴む。
結論から言うと、木山春生はいた。
全裸で。
295 = 192 :
さっき部屋に入って来た人はwwww
296 = 192 :
書き手が違ってた
297 = 204 :
>>295-296
こういう勘違いとかした時のレスのテンション差に毎度笑う俺
298 = 164 :
取っ手をを握り、一気に扉を開け放つ。
「アンタ、なんてことしてくれるんだ…って、え?」
扉を開けた瞬間、噎せ返りそうな程の女の香りが鼻を衝いた。
その中心に居たのは、木山春生。
上条は、予想とは遥かに異なる木山の姿に困惑した。
まず全裸である。たしかクローゼットに押し込めた時は下着姿だったはず。一体なぜ脱いだのか。
次に体調。いくら狭いクローゼットに居たとはいえ、あまりにグッタリし過ぎている。横向きに丸まって寝転んでいるが、相当疲れているようだ。
「ふふ、随分とお楽しみだったね…」
「一体どうしたんですか!?何があったんです!?」
声にもいつもの勢いがない。すわ急病かと思い彼女の言葉を待つ。何か持病の類かもしれない。
「なに、君たちを見ていたら、性欲が抑えきれなくなってしまってね」
…最低の回答だった。
299 = 286 :
>>297
だよな
300 = 164 :
「最悪だ!!考えられる中で最も最悪のアンサーだ!!大体、アンタ何であんなことしたんだよ!?」
すると木山はしばし逡巡し、答えた。
「お姉さんから、いつもお世話になってる少年へのサプライズプレゼント…かな」
「聞いた俺が馬鹿でした…」
きっと木山春生という人間は、したくなったら何でもしてしまう人間なのだろう。上条はそう考え、これ以上の追及を諦める事にした。
「もういいです…。洗濯が終わったら、ちゃんと服着て帰って下さいね」
そう上条が告げると、木山は微かに笑った。
「ふむ、まだ時間はあるわけだな」
そういうや否や、木山は上条の手を取り、クローゼットの中へと引き込んだ。
みんなの評価 : ★★
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