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元スレハルヒ「ねえキョン、バトルロワイアルって知ってる?」
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今来たとこだけど、>>5の頭痛が痛い、で読む気失せた
厚い雲が急激に空の青を覆い尽くしていった。
太陽は南中高度を通り過ぎ下降線をたどる。
古泉は灰色に光る日本刀を一人の女子生徒に向けていた。
「古泉君、だっけ」
青い髪が風になびき、彼女はアーミーナイフの刃を愛おしそうに撫ぜている。
朝倉は頬に当たる髪を耳にかけた。
その仕草はあまりに魅惑的だったが、今の古泉にそんな下卑たことを思う余裕はない。
「どうしてわたしにそんな物騒なものを? あなたはやる気なの?」
こめかみから嫌な汗が滴ってくる。
以前に暴走を起こして彼を殺そうとし、涼宮ハルヒの情報爆発を観測しようとした情報統合思念体の急進派。
彼女のこの世界に立ち位置はどうなっているのだろう。
彼女はどう設定されてこの場に立っているのだろう。
古泉は朝倉を見据えた。
朝倉の制服は血に染まっている、白い靴下は元から色が赤なんだよと言っても通用するはずだ。
信じる気はさらさらないが。
「申し訳ないですが、僕はあなたを殺します」
「……そう」
朝倉が目を伏せたままナイフを構えた。
それが合図だった。
太陽は南中高度を通り過ぎ下降線をたどる。
古泉は灰色に光る日本刀を一人の女子生徒に向けていた。
「古泉君、だっけ」
青い髪が風になびき、彼女はアーミーナイフの刃を愛おしそうに撫ぜている。
朝倉は頬に当たる髪を耳にかけた。
その仕草はあまりに魅惑的だったが、今の古泉にそんな下卑たことを思う余裕はない。
「どうしてわたしにそんな物騒なものを? あなたはやる気なの?」
こめかみから嫌な汗が滴ってくる。
以前に暴走を起こして彼を殺そうとし、涼宮ハルヒの情報爆発を観測しようとした情報統合思念体の急進派。
彼女のこの世界に立ち位置はどうなっているのだろう。
彼女はどう設定されてこの場に立っているのだろう。
古泉は朝倉を見据えた。
朝倉の制服は血に染まっている、白い靴下は元から色が赤なんだよと言っても通用するはずだ。
信じる気はさらさらないが。
「申し訳ないですが、僕はあなたを殺します」
「……そう」
朝倉が目を伏せたままナイフを構えた。
それが合図だった。
>>251なら読むなクズ
>>251
それ解った上でのお遊びでしょ。
それ解った上でのお遊びでしょ。
古泉は一気に間合いを詰める。
朝倉は人間と思えない動きで横に大きくジャンプした。
そのまま凄まじいスピードで古泉の懐に飛び込もうとする。
日本刀とアーミーナイフではリーチに大きな差がある。
刀の方が当然有利だろうが、それはある程度の距離がある場合の話だ。
朝倉の攻撃をすんでのところで避け、再び間を開けるために後ろへ下がった。
ネクタイとワイシャツがぱっくり裂かれていた。
接近戦はまずい。
「あのときを思い出しちゃうな」
朝倉の声が微かに聞こえた。
しかし辺りを見回しても彼女の姿はどこにもない。
耳に痛いほどの静寂が訪れる。
おかしい。
どこへ行った? まさか、逃げた―――
古泉が向き直った時、それが見当違いであるとわかった。
きらりと光る刃が古泉の心臓めがけて飛んできたのだ。
体を捻ってナイフをよけようとしたが、直後に固い異物がめりこんだ感覚で
失敗に終わったのだと悟った。
地面に倒れこむ。脇腹にナイフが根元まで食い込んでいた。
少し離れたところで、朝倉が木から猫のようにしなやかに着地したのが見えた。
やっぱり人間じゃないんだなと古泉は思った。木に一瞬で登ってそこからナイフを投げるなんて。
朝倉はするすると古泉の元へ近づいてくる。
眼球を動かして日本刀を探すと、三メートルほど遠くに放り投げられていた。
万事休す、だ。
朝倉は人間と思えない動きで横に大きくジャンプした。
そのまま凄まじいスピードで古泉の懐に飛び込もうとする。
日本刀とアーミーナイフではリーチに大きな差がある。
刀の方が当然有利だろうが、それはある程度の距離がある場合の話だ。
朝倉の攻撃をすんでのところで避け、再び間を開けるために後ろへ下がった。
ネクタイとワイシャツがぱっくり裂かれていた。
接近戦はまずい。
「あのときを思い出しちゃうな」
朝倉の声が微かに聞こえた。
しかし辺りを見回しても彼女の姿はどこにもない。
耳に痛いほどの静寂が訪れる。
おかしい。
どこへ行った? まさか、逃げた―――
古泉が向き直った時、それが見当違いであるとわかった。
きらりと光る刃が古泉の心臓めがけて飛んできたのだ。
体を捻ってナイフをよけようとしたが、直後に固い異物がめりこんだ感覚で
失敗に終わったのだと悟った。
地面に倒れこむ。脇腹にナイフが根元まで食い込んでいた。
少し離れたところで、朝倉が木から猫のようにしなやかに着地したのが見えた。
やっぱり人間じゃないんだなと古泉は思った。木に一瞬で登ってそこからナイフを投げるなんて。
朝倉はするすると古泉の元へ近づいてくる。
眼球を動かして日本刀を探すと、三メートルほど遠くに放り投げられていた。
万事休す、だ。
「じゃあね、古泉君」
朝倉がリモコンを古泉の首元に近づける。
今の彼女は油断しきっている。
まだ自分の体には凶器が刺さったままだと言うのに。
このまま死んでしまうのはやはり悔しい。
引き分けにしましょう、朝倉さん。
古泉は最後の力を振り絞って腹に刺さっていたナイフを抜き、彼にまたがる格好になっていた
朝倉に向かって突き刺した。
肉が切れる感触がした。奥底まで突き刺さっていくナイフに安堵を覚えながら、古泉の意識は飛んでいった。
死は、何かを考える余裕すら与えてくれなかった。
「あーあ、刺されちゃった」
朝倉は自身の腹から生えるナイフの柄を見つめていた。
赤い血がだらだらと地面に落ちていく。
痛みは感じない。そういう風に構成され、生み出されたからだ。
朝倉は自分の体が出る血をしばらく眺めたのち、歩きだした。
【残り五人】
わたしは―――わたしは死ぬ。
死ぬというのは肉体が動かなくなること。
死ぬというのは意識が消えること。
死ぬのはきっと、悲しいことだ。
なんでだろう。視界が変にぼやけてる。
原因がなんなのか把握できない。システム異常? バグの堆積?
エラー
エラー
エラー
わたしが消える時、いつもその音が頭の中で鳴る。
今も鳴っている。だからわたしはもうすぐここからいなくなる。
波の音が聞こえる。
海は綺麗。わたしの髪の色と同じ。
今のわたしが消えても、またどこか別の時間軸でわたしが生まれる。
わたしはきっと繰り返している。
情報統合思念体もこの海みたいに、次々と新しい生命体を生み出している。
わたしは消えてなくならない。
頭ではそうやってわかっているのに、体の真ん中が痛い。
最後に谷口君と話してた時に感じたものと同じだ。
ヒトは毎日、毎回こんな痛みを抱えて生きているのかなあ。
すごく大変そう。
でもちょっと、うらやましい気持ちもする。
ぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱ
わたしの体に無数の穴が開く。
目の前にいる女の子と目が合う。
「なに、これ……?」
今まで体験したことのない波が一気に押し寄せてくる。
胸がきゅううと締め付けられ、体の下の方からゆっくりとなにかがせり上がってくる。
それは生温かくて気持ち悪くて、でもやわやわとしていた。
嬉しい、楽しい、面白い、
辛い、悲しい、怖い、憎い、
たぶんすべての感情はそこに内包されていた。
わたしの体は後ろに倒れていった。
海水とは違った透明できらきらした液体が宙に浮かんでいた。
これが涙っていうの?
どうしてわたしは泣いてるのかな。
そうか。
この丸っこい感情の塊が何かを、ようやく理解できたからだ。
あの人が考えていたことが―――いまやっと。
なんでかな、悲しいのに、少し嬉しい。
【残り四人】
わたしの体に無数の穴が開く。
目の前にいる女の子と目が合う。
「なに、これ……?」
今まで体験したことのない波が一気に押し寄せてくる。
胸がきゅううと締め付けられ、体の下の方からゆっくりとなにかがせり上がってくる。
それは生温かくて気持ち悪くて、でもやわやわとしていた。
嬉しい、楽しい、面白い、
辛い、悲しい、怖い、憎い、
たぶんすべての感情はそこに内包されていた。
わたしの体は後ろに倒れていった。
海水とは違った透明できらきらした液体が宙に浮かんでいた。
これが涙っていうの?
どうしてわたしは泣いてるのかな。
そうか。
この丸っこい感情の塊が何かを、ようやく理解できたからだ。
あの人が考えていたことが―――いまやっと。
なんでかな、悲しいのに、少し嬉しい。
【残り四人】
スネーク「……」
スネーク「(ステルス迷彩解こうかな……)」
スネーク「(ステルス迷彩解こうかな……)」
とりあえずここまでしか書けんかった。
でももう構想は出来てるから、今度は終りまで一気に投下するつもり。
日付が変わったころに来れればいいなあと思ってます
あと自分アニメ+原作暴走までしか読んでないから、なんか食い違ってるとこあったら
スルーしてくれ
でももう構想は出来てるから、今度は終りまで一気に投下するつもり。
日付が変わったころに来れればいいなあと思ってます
あと自分アニメ+原作暴走までしか読んでないから、なんか食い違ってるとこあったら
スルーしてくれ
はぁ?
>>1シネスイッチ
>>1シネスイッチ
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