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元スレハルヒ「ねえキョン、バトルロワイアルって知ってる?」

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みんなの評価 : ★★★
タグ : - けいおん! + - スネーク + - バトルロワイヤル + - ポケモン + - ミニハルヒ + - ヤンデレ + - レールガン + - 佐々木 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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51 :

朝倉がありがちにシリアルキラーだろうから、なんだかなぁ……

52 = 26 :

最終『支援』寝ます

53 = 1 :

「どうして、そんなこと、しなきゃ」

息も絶え絶えに聞く。従順にならなければならないと悟った。でないと踏みつぶされてしまう。

「有機生命体が一番精神にダメージを負うのは性的暴行によるものなんでしょ?」

「ゆ、ゆうきせいめいたい? お前何を……涼宮を憎んでるのか?」

朝倉が足の力を緩めた。質問をするのは気を逸らせる良い手段なのかもしれない。

「憎む? 憎むというのは嫌うということでいいのかな。ううん、そんなんじゃないわ。
観察対象である涼宮ハルヒの出方を見たいだけ。だから殺しちゃ絶対ダメ」

と、谷口の股間をまじまじと眺める。

「わたしにはXY染色体がないから、わざわざあなたにお願いしてるんじゃない。この、」

つま先で形をなぞる。やわやわと与えられる刺激と、彼女のスカートから生える柔らかな太もも、
その先から少し目を凝らせば見える下着、が相まって谷口の頭はあっという間に情欲でいっぱいになった。

「この性器を使って彼女の精神を痛めつけるの。愛のない生殖行為は有機生命体、特にヒトの雌にとって苦痛と聞いたわ」

朝倉は弄ぶように足を動かす。徐々に熱を帯び始めてくるのを感じた。
視覚、触覚で朝倉にもそれがわかるのだろう、彼女は口の端を上げて笑っている。

「おもしろい。こんな風になるのね」

谷口は快感と恐怖に身を震わせながら思った。
こいつは、悪魔だ。

54 = 1 :

いやーまさかこんなことになるとはねっ! ちょーっとびっくりだよっ。
人生楽ありゃ苦もあるってかあ?
死にたくはないけど、人殺しとか絶対無理っ、ムリムリムリ。
まあいっか。今は生きてるんだし、それでいっか!

ふと時計を見るともう四時だった。この孤島に放り出されて四時間も経ったことになる。
ここがどこら辺にある島なのかはわからないが、外に出ていられないほどの寒さを感じないので
南方の島なのだろうか。
ずっと眠らされていたせいかばっちり頭は冴えている。
支給武器の警棒をバトンのように振り回しながら、人気のない道を歩いていた。

鶴屋さんはプログラムが開始して先ほどまで、寂れた住宅街の中でも比較的大きな一軒家に身を潜めていた。
しかし彼女はそのようには認識していなかっただろう。
家にはテレビゲームが山ほどあり電気も通じていたため、この三時間ほど熱中してゲームをしていたのだ。
いい加減に目が痛くなってきたのと、外が白み始めていたのもあって気分転換でもしようかと家を出、現在に至る。
早朝の静謐な雰囲気が全身を浄化していくような感覚になる。

んーっ、やっぱり外は気持ちいいなぁっ。これがプログラムじゃなきゃ最高なのにっ!
もう誰か死んじゃってるのかな? 悲しいけどしょうがないよねえ。

このゲームに乗ってしまった人間がいないと考えるほど彼女は理想家でもなかった。
底抜けの楽天家で抜け目のないリアリスト、それが鶴屋さんだ。

56 :

>>1
ロワ住民?

57 = 1 :

警棒を宙に投げ、自身を一回転させてからキャッチする。テンションは最高潮だ。
ふと視線を前にやると、普段仲の良い少女がこちらに向かって歩いてきたの見つけた。
あまりの嬉しさに警棒をぶんぶんと振り回す。

「みくるーっ!」

朝比奈みくるは声にびくりと体を震わせた。

「つ、鶴屋さん?」

みくるが足をもつれさせながら駆け寄ってくる。
制服は泥だらけで目には涙を浮かべている。大きいディパックは小さい体に不釣り合いだ。

「うわわ、みくるに会えるなんて嬉しいよ!」

がばっと勢いよく抱きつくと、みくるの「ふえ~っ」だとか、「ひゃあ~」だとか、かわいらしい悲鳴が聞こえた。

59 = 1 :

アジトにしていた家に舞い戻り、二人は今後について話し合っていた。
みくるはやっと落ち着きを取り戻したようだった。
そろそろ移動するべきだ。みくるを襲ったやつがまだこの辺をうろついているに違いない。
古泉一樹に殺されかけたという彼女の話を受け入れるのは容易かった。なんとなく、彼は乗るだろうなと
そんな気がしたからだ。
イケメンジェノサイダー。映画化決定! わおっ、めがっさ人気出そう!
みくるが眉を寄せて口をきゅっと結び、なにやら真剣に考えている様子を眺めながら、ふと鶴屋さんが言った。

「みくるはさっ、なんかしたいこととかないの?」

みくるは顔をきょとんとさせた。

「したいこと、ですか?」

「そそそっ。最後くらいしたいことしなきゃ!」

「あたし、まだ死にたくない。けど、みんなを殺すなんて、そんなこと、できません!」

「そりゃあそうだよね、あたしもそう思うよっ。だけどこんな考えって、きっと
すごーく甘っちょろいんだよ、だって、人を殺さずに最後の一人になれると思うかい?」

「それは、その……」

60 = 1 :

「だからね、あたしはもう生きるのを諦めちゃった!」

みくるははっとした表情で鶴屋さんを見た。
何か言おうとしているのを制すように鶴屋さんが声を張り上げる。

「どんなに長く生きれても後二十時間しかないって思ってね、なんかしたいことってあったかなあって
けっこー考えてたんだけど、あたしには別にないんだよねっ! わが人生一片の悔いなし! そんな感じ!」

「―――でっ、みくるは?」

早口でまくしたてると、みくるは眉をハの字にして困惑した面持ちだった。

「あたしの、したいこと……」

みくるがぽつりと呟く。
その瞬間、窓ガラスが割れるけたたましい音が聞こえた。

61 :

つまらん読むのやめるワクワクしない
微笑が真実か七夕読んで勉強してこい

62 = 1 :

どうやら隣室かららしい。
鶴屋さんはみくるに彼女の武器と、その他必要なものだけを詰めた小さな鞄を押しつける。
もちろん彼女が詰め替えてあげたものだ。
みくるは大切な友人だから長生きしてほしいし、何より後悔させたくない。
彼女は、いつも遠慮ばかりしているのだから。

「さあっ、一旦ここから逃げて! 早く! あっち行けば玄関だからっ」

一番近い逃げ道はこの部屋の窓からだが、ここからだと恐らく侵入者とかち合わせてしまう。
玄関なら反対側に面しているのでまだ安全なはずだ。
背中を無理やり押して急かすと、みくるは今にも泣きだしそうな顔で振り返った。

「で、でもでも! 鶴屋さんは……?」

「あたしは誰なのかを確認したらすぐに追いつくよん! 大丈夫大丈夫! あたしを信じるのさっ」

みくるの姿を見届け、そして小声でさよならを告げた。

この侵入者は味方ではないと最初からわかっていた。
何でもない、ただの勘だ。しかし彼女のそれはたいてい当たってしまう。
少しくらい時間稼ぎになってくれればいいのだが、とみくるの運動音痴を心配した。

「うわっ、痛いなあ……きっついなあ」

自分の手足が真っ赤に染まっているのが見える。
頭は霞がかって上手く働かない。斬りつけられた痛みもだんだんとぼやけていった。


63 = 1 :

あたしはみんなより先に行って、どんな結末になるのかを見届けるとしよう。

輪を遠くから眺めて楽しむポジションは、元より彼女が望んでいるものだ。
若くして死ぬのは客観的に見て残念だと思うけれど、さっきみくるに言った言葉に嘘はなかった。
もう悔いはない。
高校に入学してから、普通でない人間を山ほど見てきた。普通でない体験をたくさんした。
それだけで十分だ。
未来人である本当に、本当に可愛らしい友達にも会えたことだし。

でも―――。
そんなに辛そうに殺されると、こっちも辛いなあっ。
もうちょっと楽しそうにしなよ、古泉くん。
二枚目が台無しだよ?


古泉が突き刺さった刀を引き抜くと噴水のように血が溢れた。
空を切って血を払い、死体に一瞥をくれてから家を出る。

朝日が一帯を照らしており、古泉は眩しさに目を細めた。
オレンジ色の光はすべての淀んだものを美しく映し出してくれる。
朽ちた家屋、ゴミを漁るカラス、血にまみれた自分自身も。
後戻りはもう出来ない。彼は前に進むしかなかった。


【残り八人】

65 = 9 :

鶴屋さんが最初の死亡者とは意外だな

支援

66 = 1 :

目を覚まして最初に見たのは、木々の隙間からのぞく薄ぼけた空だった。
自分がどうしてここにいて何をしているのかがよくわからなかった。
なんで俺はこんな所で大の字になって昼寝してたんだ?
このままでも仕方がないので起き上がってみると首に鋭い痛みが走った。
手をやって傷口をなぞっていると、ああそう言えば古泉にやられたんだっけなと思い出せた。
シャツの襟から胸までは血で真っ赤に染まっている。
ああ、プログラムなのか。本当やってられないな。夢オチを期待してたんだが。

握りしめたままだった探知機を見ると、画面内には何の反応もなかった。

「長門……」

俺が気を失ってから最低でも一時間は経っているはずだ、その間に何があったのかはわからない。
きっといつまで経っても戻ってこない俺に痺れを切らして移動したのだろう。
それ以外の可能性なんて考えたくもないね。
貧血起こしてぶっ倒れて伸びてたなんて俺も呑気だな。よく殺されなかったもんだ。
くそ、酷い立ちくらみだ。
とにかくあの公園に戻って確かめなければ。
探知機は死者には反応しない。現実逃避したってどうにもならないことは分かっている。

68 = 1 :

長門は公園にはいなかった。が、ベンチには長門の代わりに一冊の本が置いてあった。
引っ掴んでページをめくり、しおりを探した。

『指定された場所にて、あなたを待っている』

明朝体のフォントを使っているのかと思うほど丁寧な字だ。
十回くらい読み直しているうちに、やっと心拍音が正常に戻ってきた。
大丈夫だ。長門は生きている。
死んじゃいない、ちゃんと生きている。

急いで長門の元へ行き、ここから脱するにはどうすればいいのかを考えなければならない。
歩き出そうとするとまた視界が歪む。
酔っ払っている時の感覚に似ていたが、体が驚くほど冷えていた。
重心が右に傾いたかと思うと一秒後には俺の頭は地面に打ち付けられていた。
どうやら思ったよりもよっぽど俺は出血していたようだ。
血が足りないことの辛さが身に染みた。今度献血車を見かけたら是非とも協力してやろう。
そんなことを考えて気を紛らわせながら、俺は目的地を目指した。

69 = 24 :

キョンはアニメでは酒飲んでないし原作でも酔いが回るほど飲んでないですよね

71 :

桐山……

72 :

SSなんだから割り切れよ()

73 :

>>69
孤島症候群

74 = 1 :

「あの、長門さん?」

「なに」

「僕……ここにいていいかな」

「…………」

「あ、ごめんね、もう行くから」

「いい」

「?」

「ここにいても構わない」

その問答を経て国木田は長門有希の隣、神社の石段に腰かけていた。
神に対する社交辞令かと思えるほど建物は小さく、彼らの後ろにある賽銭箱も
抱えることができそうなくらいの大きさだ。
神様がこんな社に来臨してくれるとはどうにも思えない。
結局惰性なんだ、信仰心なんて。
もし普段から神に感謝していたらこの事態にならなかったのだろうか。
まさか、と彼はすぐさま打ち消した。あまりにも馬鹿馬鹿しかった。

国木田はクロスボウにちらっと目をやってから、長門有希を見る。
長門はその視線を気にすることなく一点を見つめ続けている。普段ならば分厚い本を読んでいるのだが
さすがにそんな余裕はないのだろうかと国木田は思う。

76 = 56 :

書き溜め切れたか

77 = 1 :

「長門さん、僕さっき、人を殺そうとしたんだ」

長門は何も答えなかったし、表情も変えなかった。それは彼を不思議と安心させた。
幼児が形に出来ない不安を母親に抱きつくことで解消するように、今の彼は精神的支柱を求めていた。
キリストに懺悔する気持ちって、こんな気分なのかなと国木田は思った。

「こんなことになってすぐにね、やっぱり死にたくないって思ったんだ。
まだ高校生だし、僕の人生なんて本当に普通で、主人公どころか脇役以下だったけど、
クラスでふざけあったり、テスト勉強して、そしたら徹夜明けに雪が降っててね、
それがすごく綺麗だったんだ。そういうのがもう二度と見れないと思ったら、僕は」

こぼれ出る言葉はそこで止まる。喉の奥がひくついて声が出ない。
いつの間にか彼は泣いていた。いくら袖で拭っても涙が次々にあふれ出てくる。

「僕は、帰りたい。だから殺そうって、思った。キョンをこれで撃った。
でも全然当たらなくて、逃げられて、すごく悲しかった。ずっと仲の良かった友達が
僕から、逃げていくのが」

矛盾していることなどわかっている。
ただ、馬鹿かと怒って自分を止めてほしかった。
なんてわがままなのだろうと、自分でもわかっていた。

78 :

鶴屋さん……

支援

79 = 56 :

 

80 = 1 :

「僕は馬鹿だ。みんなを殺して生き残っても、今まで通りになんて、暮らせるわけ、ないのに」

ふと顔を上げると、長門がいつの間にかこちらを見つめていた。
何を思っているのだろう。
国木田には長門の感情をその表情から掬いあげることはできない。

「僕は、キョンに謝りたいんだ」

彼は許してくれるだろうか。それ以前に、自分は彼に会えるだろうか。
涙がようやく止まる頃なって、長門が国木田を見据えて言った。

「私は彼と待ち合わせをしている」

「彼って、キョンと?」

「そう」

「じゃあ僕も一緒に、待ってていい?」

「いい」

81 :

国木田死亡フラグか

83 = 8 :

長門いい奴

84 :

ふむ・・・おもしろいな

85 :

前にあった県ごとのバトルロワイヤルも面白かったな

86 = 24 :

>>85
島根とか鳥取とかすぐに死にそうなSSだな

87 = 1 :

悪夢のような体験からもう数時間が経った。

朝倉のやつが何を考えてるんだかさっぱりわからない。
だがもう彼女に従うしか道はなかった。
ちくしょう、と谷口は悪態をついた。
俺だってあんな依頼、普通だったら断るに決まってるだろう。
馬鹿げてるじゃないか、クラスメイトを指してレイプしてこいだと?
あいつ頭湧いてるんじゃねえか。

股間への圧迫から解放された今は、ある程度思考をめぐらせることができた。
しかし『死』にとりつかれているのは変わらない。
朝倉涼子は別れ際に、彼女の命令が絶対的である、と思わせることを谷口にした。
黒いリモコンを取り出し谷口の首元へ近づけ、それで首輪の識別番号を読み取ったのだ。

「これでね、このボタンさえ押せばあなたの首輪は爆発しちゃうの」

思わず耳を疑った。なんだそのバランスぶち壊しの武器は。
朝倉は谷口の表情を見て、くすりと笑った。

「でもねえ、これって首輪ぎりぎりまで近付けないと読み込んでくれないの。
だから相手の懐に上手く入れる人じゃないと、これを使いこなすのは難しいわね」

そして見事、使いこなしたわけだ。
谷口はため息をついた。相手は優しいクラスの(元)委員長だ。
なんの疑いもなく信用してしまうだろう。
本当にあれは朝倉涼子なのかと、今になっても不思議に思う。

88 :

ねみぃ

89 = 1 :

言葉通り、谷口の命は朝倉が握っている。
朝倉が気分であのボタンを押してしまえば自分は死ぬ。
ハッタリと思われたら困るから、と朝倉は目の前でボタンを押した。
ぴっ、ぴっ、ぴっ。
電子音が鳴る間隔がだんだん短くなっていく。
ぴぴぴぴぴぴぴぴぴ。
首輪の仕組みなんかまるで知らない谷口でも、爆発するのが間近であるとわかった。

「やめろ、信じるから、早く止めてくれ! 頼む!」

「わかってくれてよかった。じゃあよろしくね」

朝倉がもう一度ボタンを押すと、首輪からの音は止んだ。




―――こうして見事に俺は飼いならされたわけだ。
朝倉が設定したタイムリミットは午後十二時。あと丁度六時間ほどだ。
それまでに涼宮ハルヒに会い、そして彼女を犯さなければ自分は死んでしまう。

もうすることは決まっている。決まってしまった。
谷口は重い足取りで涼宮ハルヒを探している。

91 = 81 :

完結すんだろうな

93 = 1 :

俺が神社にたどりついたのは、太陽が完全にその円い姿を現す頃だった。
地図と探知機があるとは言え土地勘が全くないので致し方ないだろう。
しかも体が思ったように動かず、転ぶわ木にぶつかるわでロクに進めなかったのだ。
ぽつんと青く存在を示す一つのドットを頂上に見立て、エベレスト登頂を目論む
マロリーのように俺は歩いていた。

石段に座っている長門を見止めた時に俺は心底ほっとした。
体中の力が抜けてへたり込んでしまったほどだ。だからあの賽銭箱の後ろにあるものに
すぐ気付くことができなかった。
長門に詫びを入れている最中に、俺は視界の端に赤がちらつくのに気づいた。
どうしようもなく嫌な予感がした。長門は何も言わない。
立ち上がって恐る恐るそこに近づき、そして見たくもない国木田の死体を見ることになった。

直視に耐えないほど死体の状態は酷かった。
首の周りの肉がはじけ飛んで骨が見えている。行き場のない血だまりがじわじわと拡大していき
石段を伝っていた。
ピンポン玉のように見開かれた目が屋根の縁のあたりを映している。

「これ、なんなんだよ……」

こみ上げてくるものを飲み込みながら独り言を言った。
長門へ向けたわけじゃない、なぜなら俺はこの時長門の存在を忘れていたからだ。
それほどの衝撃だった。

俺を殺そうとした友人は、また別の友人によって殺されていた。


【残り七人】

94 = 72 :

そんなこと言ってお前らabakanたん好きなんだろ!?え!?
丸っこい消炎器のフォルムとか見て興奮するだろ!?
2弾バーストがほぼ同じ速度で同じ場所に当たって萌えないのかよ!?
弾痕とか見て勃起しないのかよ!?
5.45mmの口径みたら誰でもよだれたらすだろ!
それでニヤけるには至らなくても5.45x39mm弾が発射された瞬間
己のRPGも発射しそうになっちゃうだろ!?え!?
2弾バーストで1800発/分とかきゅんきゅんくるだろうが!!
誰だよ!「移動砲台」なんて粋なセカンドネーム考えたやつ!!
abakanたんにピッタリのネーミングじゃねーかよこら!可愛いなもう!
74Mに比べてぽっちゃりしちゃったし天然なabakanたんだけど僕が側にいるからね!!!

95 = 72 :

ごめん

96 = 1 :

「彼はあなたに謝りたいと言っていた」

右後ろから長門の声が聞こえる。
そうか、そういえば待ち合わせていたんだっけ。

「お前が―――」

後に続く言葉を、俺は少しだけ残っていた理性で押しとどめた。
死体を見ればわかることだ。
国木田が死んだのは首輪が爆発したからだ。しかし長門の武器は拳銃だったはずだ。
首輪には弾痕もないし、拳銃で首輪を撃って故意に爆発させたとも考えられない。
だったら。だったら、長門がやったんじゃない。
俺は長門が犯人でないのを証明する理論を、数秒で考えてみせた。
なら誰がやった。どいつが犯人なんだ。

「私と彼はあなたを待っていた」

珍しく俺から疑問を提示する前に、長門が話し始めた。

「今から二十五分十三秒前に朝倉涼子が来た」

「あいつ……あいつか……」

なんなんだよ、あいつは。
どうしていつもこんな事ばかりするんだよ。
俺はあいつに一生苦しめられなきゃならんのか?

賽銭箱に倒れこむように座った。
この際バチが当ろうが、もうどうでもいいことだった。

97 = 84 :

>>95
仕方ないね


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