元スレ千秋「マコちゃんといると女同士なのにドキドキする・・・」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
701 = 534 :
朝。登校時。
マコ「おはよう、千秋」
マコトの前方に千秋がいたので、マコトは声をかける。千秋は振り向いて、一瞬驚く表情をした。
千秋「お、おはよう。」
千秋(きょ、今日こそマコトに!)
千秋はものすごく緊張していた。昨日までの覚悟とは違い、今日こそマコトに告白する、そのつもりでいる。
マコトはそんなことも露知らず、千秋に普通に接する。そのおかげで、千秋も何とか普通に接せられた。
マコ「そういや今日は他に誰も会わないな。」
千秋「あ、ああ。そうだな。珍しくうるさい奴らに会わないな。」
千秋(こ、これは好機!マコトと二人きりだ。とはいえ、今会ったばかりで告白なんて少しおかしくないか?
もう少し会話して、それから・・・。でも、後回しにしたら昨日までと・・・)
マコ「なあ、千秋?」
千秋「お、おお、なんだ!?」
702 = 534 :
そんな二人が一緒にいる様子をこっそりと盗み見ている冬馬、秀一、吉野の三人。
冬馬「おい吉野、何だってこんな怪しいマネしなきゃいけないんだ?」
秀一「一緒に行かないの?」
吉野はため息交じりに答える。
吉野「なんかさっきゆかにメールで、今日体調崩して学校休むからマコト君と千秋の様子を報告してって頼まれて。」
秀一「どうして?」
冬馬「心配してるのかもな、最近なんかマコトに冷たいように見えるから、千秋」
吉野「そうなのかなー。」
秀一「でも、内田が気にすることでもないと思うけど・・・」
吉野「わからない。」
冬馬「ところで吉野」
吉野「何?」
冬馬「隠れる必要はあるのか?」
吉野「・・・」
703 = 534 :
マコ「今日は鞄持たなくていいのか?」
千秋「あ、ああそうだったな、それじゃ・・・・」
千秋はマコトに鞄を渡そうとして、やめた。
マコ「え?」
冬馬・秀一・吉野「あ・・・」
千秋「いい。自分で持つよ。」
マコ「でも、罰は?」
千秋「なんだ、お前はマゾなのか?私がいいって言ったんだから、いいんだ。それとも、持ちたいのか?」
マコ(こ、これはまさか、俺は試されているのか?ここで俺が鞄を持たなかったら、罰を受けなかったことになるんじゃ・・)
マコ「ああ、そうだ。俺はお前の鞄を持ちたい。これは俺の意思だ。」
704 = 534 :
マコ(せ、セーフか!?これでいいのか!?)
千秋はため息をついた。
千秋「・・そうか、なら私は何も言うまい。だが嫌になったらいつでもやめてくれて構わないからな。」
千秋はマコトに鞄を渡す。
冬馬・秀一・吉野「あ・・」
マコ「あ、ああ。(あれ?なんか哀れみの目で見られたような?)」
千秋(よくわからないな、マコトが何を考えてるのか。まあそういう所も含めて・・・)
705 = 534 :
秀一「会話は聞こえなかったけど、やっぱりいつも通りだね。」
冬馬「マコトも、断ればいいのにな・・・、『一応』男なんだからさ」
吉野「一応?」
冬馬「あ、いやなんでも・・・」
冬馬(そうだった、吉野はマコちゃんの正体を・・・・正体を、本当に知らないのか?吉野が、知らない?)
吉野「・・・・・」
秀一「とりあえず、内田に報告するのか?」
吉野「・・うん、そうだね」
706 = 570 :
おおお一気にきた!
707 = 534 :
吉野「もしもし、私だけど」
内田「どう、二人の様子・・」
吉野「今日もだよ、マコト君、千秋に鞄持たされてる。」
内田「え?あ、ああそう。そっか・・。他には?」
吉野「他にって、後は何も変わりないよ今のところは・・。」
マコ「なあ千秋、なんかお前顔赤いぞ?大丈夫か?」
千秋「なっ、ばっ、バカ!そんなことない!」
小突く千秋。
吉野「あ、殴った」
内田「え?殴ったって!?」
吉野「うん、顔真っ赤にして、多分怒ってるのかな・・?」
内田「そ、そうなんだ」
吉野「とりあえずこのまま観察を続けるね」
内田「う、うん。ありがとう。それじゃ」
708 = 534 :
千秋「と、ところで、具合はもう大丈夫なのか?」
マコ「あ、ああ。もう平気だ。・・その心配してくれて、ありがと」
カァーッ
千秋「ば、バカバカ!バカヤロー。もし風邪だったら、移されてこまるだろ!自分の心配をしたんだ!」
ぷいと顔をそむける千秋。マコトは苦笑いをする。
秀一「あー、千秋怒ってるよ・・。」
冬馬「二人の不仲具合は、俺が思ってる以上なのかもしれないな」
吉野「・・うん。」
千秋「で?・・本当に、もう大丈夫なんだな。」
マコ「ああ、もうピンピンだ!」
千秋「熱は?」
マコ「は、測ってない。」
千秋はマコトを睨んだ。
マコ「ひっ!」
秀一「これはひどいな。」
709 = 534 :
千秋「測らせろ」
マコ「はい?」
千秋「額を出せ。熱を測る。」
そう言うと千秋は右手で前髪を上げ、左手でマコトの肩を掴んで背伸びした。
マコ「ち、千秋・・?」
千秋「黙れ」
そして、額を合わせた。
冬馬・秀一・吉野「・・・あ」
冬馬「あれは、頭突きか?」
秀一「それはあんまりじゃないか」
吉野「・・・・(ふふ)」
マコ(ちちちちちち、千秋の顔が、目の前に!?)
千秋(勢いでこんなことしたが、こ、これは凄く、恥ずかしいな。だって、マコトの顔が、息が・・!)
額を離す千秋。
千秋「ね、熱はないみたいだな!」
710 = 534 :
冬馬「なあ、いい加減止めに行ったほうが良くないか?」
秀一「うーん。」
吉野「大丈夫。その必要はないよ。」
秀一「どうして?」
吉野「別に行っても構わないけど、二人はそんなに鞄を持たせたいの?」
冬馬「そういうわけじゃ・・」
吉野「大丈夫、もう少し様子を見て、それからでも・・」
秀一「分かったよ」
冬馬「・・・」
早歩きをし始める冬馬。
吉野「ちょ、ちょっと!」
冬馬「俺は行く。あいつら二人にはしておけない。」
吉野「か、鞄は!」
冬馬「持たせなきゃいい話だろ。」
冬馬は二人に追いつく。
712 :
ちょっと早いくね
714 = 570 :
千秋大胆だな2828
715 :
ガンダムの時間になったらどうするんでしょうか
716 :
冬馬空気よめwww
717 = 570 :
あれ、減速?
720 = 558 :
にやにやがとまらない
722 :
さるさんくらった
723 = 534 :
ここまで。書き溜めたほうが冷静に書けることに気づいた。焦らずに書ける。
次いつになるか分からないけど、今日中に「この日」を終わらせるつもり。
さるさん治ってますように
724 = 570 :
くっそいいとこでwwwwwwwwww
とことん保存してやるよ
725 = 570 :
やべ、保存じゃねえ保守だ
726 = 534 :
マコを全部誠にしたらすげー気分悪くなった。どうしてくれんだよ。
727 :
逆に考えるんだ
保存しなくてはと考えるんだ
728 :
729 :
>>728
死ね
氏ねじゃなくて死ね
731 = 728 :
>>729-730
732 = 534 :
スクイズって女性キャラの裸に魅力を全く感じない。
733 = 570 :
>>732
なんかクるもんがないよな
734 = 534 :
Loversを見習えと言いたい
737 = 697 :
>>734
あのだらしない乳とか尻とか足とか腹とかいいよね
738 = 625 :
あげ
739 = 570 :
ほ
742 = 648 :
保坂
743 = 638 :
もさか
744 :
おいついた。
745 = 598 :
ほ
746 = 570 :
>>744
誠氏ね
747 = 633 :
まだ残ってて安心
748 = 629 :
星
749 :
飛
みんなの評価 : ★★★
類似してるかもしれないスレッド
- ビッチ「あんたなんか喋りなさいよぉ」ぼっち「・・・」 (458) - [51%] - 2009/1/16 9:16 ★★★×6
- まどか「ほむらちゃんに「好き」って言ってもらえたら・・・」 (505) - [50%] - 2011/6/4 19:31 ★★
- 唯「あずにゃんがゴキブリになっちゃった・・・・・・・・」 (162) - [50%] - 2010/7/23 18:00 ★
- まどか「ほむらちゃんがえっちなことしてくる・・・」 (269) - [49%] - 2011/7/19 11:30 ★
- まどか「えっちなこととか・・・まだよくわからないから・・・」 (208) - [49%] - 2011/8/22 20:15 ☆
- 妹「お兄ちゃんのこと好きになったかもしれない」 (200) - [47%] - 2012/8/25 4:15 ★
- のび太「ドラえもんって全裸に首輪つけてるんだよな・・・」 (169) - [47%] - 2012/11/24 8:30 ☆
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について