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元スレハルヒ「キョンってなんか特技とかあるの?」
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>1 GJ
いつも思うんだが、佐々キョンSSってハルヒいじめだよな。
ハルヒを嫌なキャラに改変してない佐々キョンSSって見たこと無い。
ハルヒを嫌なキャラに改変してない佐々キョンSSって見たこと無い。
スレタイ的にこんなのを期待してた
「キョンって何か特技とかあるの?」
「いや、お前の期待するような能力は無いぞ。」
「その言い方だとまるで別な能力があるみたいじゃない。」
「どちらかと言えば寝技かな? 立ち技はそうでもない。」
「あんた、テレビの見過ぎでしょw やれるものならやってみなさい、通信格闘技口座乙ww」
「いいのか?」
するんぱし
「ギブギブギブ……」
「これがチキンロックアームロックだ、痛かったか?」
「何やってるのよ! 間接と筋痛いじゃない!マッサージしなさい!」
「すまん。」
「……あんたマッサージうまいわね。」
「それほどでもない。」
「ん、気持ち良い。 んふっ……。」
「キョンって何か特技とかあるの?」
「いや、お前の期待するような能力は無いぞ。」
「その言い方だとまるで別な能力があるみたいじゃない。」
「どちらかと言えば寝技かな? 立ち技はそうでもない。」
「あんた、テレビの見過ぎでしょw やれるものならやってみなさい、通信格闘技口座乙ww」
「いいのか?」
するんぱし
「ギブギブギブ……」
「これがチキンロックアームロックだ、痛かったか?」
「何やってるのよ! 間接と筋痛いじゃない!マッサージしなさい!」
「すまん。」
「……あんたマッサージうまいわね。」
「それほどでもない。」
「ん、気持ち良い。 んふっ……。」
追いついたがお預け状態か‥しかし初めて佐々木に萌えた俺がいる‥
続き楽しみにしてる
続き楽しみにしてる
部活、と言っていいのか否か。俺は今日も変わらず暇人集団の一員として
古泉相手に碁を打っていた。ハルヒが俺に対し眉を顰めてそんなことを言って来た。
「は? どうした突然」
いきなり特技があるか? なんて聞いてどうする。
いまさらそんなパーソナルを問うような間柄ではなかろう。
「いや、今更だけどあんたって平凡だな~って」
「いうに事欠いて平凡だと?」
お前と毎日過ごしてる所為で俺から消えていった物じゃないか、
むしろ返せ平凡、カムバック凡平。
ため息をついて朝比奈さんにお茶の要求をし、さらに俺を睨むハルヒ。
「つまらないわね~、と言うか普通ならそこで怒ったりするものなんじゃないの? わからないけど」
そりゃ、お前なんぞに無個性と言われる気持ちがわかる訳なかろうよ。
お前の個性は原始時代に現われたイージス艦並に強い、最強だ。
で、俺はそんな奴につまらないと言われた所でちぃとも痛くはないね。
むしろ面白いと思われる方が人間として問題がある。
だが、ここはハルヒのいう通り少しは怒る場面かなーと思い言う。
「ボードゲームの腕なら少しは自身あるがな」
「微妙ねー」
どんなのだったらお前は満足なんだよ。
俺の想像力の範囲内ではお前が喜びそうな一般的特技なんて浮かびやしないぜ。
「ん~、古泉君。キョンの特技や趣味をあげてみて」
なぜ古泉?
と言うか古泉…、変な事を言うなよ? もし事実無根なことをハルヒが信じたら……。
はっ、考えたくもないね。
古泉「もっと・・・もっと突いてぇぇぇっ!!!!・・・んっ///」
「そうですね、彼は非常に面倒見がいい性格と僕は思ってますね。
そして素直じゃない、妹さんの事や、…まぁ僕達SOS団の事もなんだかんだ言いながらも彼を中心にしてますし」
「ふむふむ…、次みくるちゃん!」
「ひぇっ? えとぅ…、キョン君は優しいですよぅ。それに色んな事を知ってますよね?
趣味は…わからないですけど」
趣味は朝比奈さん観賞です。
などと言えば二秒で俺は灰になるだろうから自重。
と言うか趣味不明って、言われて見るとなかなか堪える物だな。今度から少し読む本の量を増やそう。
「なるほど、無個性をフォローされてよかったわねキョン」
誰の所為だよ。
「有希……は、聞いてもねぇ? まぁ一応聞くけどキョンの良さについてない?」
長門はこちらを向いて瞬きを二三度してから小さく。
「強い」
と言った。
おいおい長門さんよ、ちょっと待っておくんなまし。
その発言は少々危険過ぎやし無いかい? うん?
俺はマッチョになったりはしたくないんだがな。
「へ? キョンが強い?」
「そう、彼は強い」
長門さんやめて!
と叫びたいのも山々なのだが、ここで大声をだしてハルヒの発言を遮る愚を俺は知っている。
めしぃ、と音がした。
音源は俺の手元。
「おやおや、これはこれは」
「へぅぅ…、どうなってるんですかぁ?」
俺が聞きたいね。
なんで俺が掴んだ碁石が粉末になって弾けたのかさ。
……参ったなぁ。
―――
それから、解散となってから長門の部屋にハルヒ以外の人間で再度集合。
理由は言わずもがな、だ。
「しかし涼宮さんの想像力は逞しい物がありますね」
逞し過ぎだ。なんで強いの一言から碁石粉砕人間に昇華されないといかんのだ。
意味がわからな過ぎる。
「これは僕の推測ですが…、あの発言を長門さんがしたのが鍵ですね」
「長門さんが、ですか?」
「えぇ、涼宮さんは長門さんの本の閉じる音を帰宅の合図にしたり、
長門さんのもたらす情報の正確さを信頼してるのでしょう。
その事から今回のような事態に発展したと」
しかしだからと言ってやり過ぎだ。
あいつにはほどほどと言う言葉は無いのだろうか?
俺は超人や人造人間やライダーではない。いままでもこれからも一般人だ。
「と言うか長門、なぜあんな発言を?」
「…情報伝達の齟齬、私は肉体的でなく精神的な意味合いで発言した」
ハルヒが自分の面白いように曲解した訳か。
だが迂闊だぞ長門よ、予想範囲内の事だろあれは。
「私のミス、ただあなたと言う個に対して素直に発言したつもり。ごめんなさい」
ペコリと頭をさげる長門にそれ以上なにを言えようか。
俺は結局、気にするなとしか言えずに湯飲みに似合わぬストローから茶を飲む。
湯飲みが砕けぬ配慮の結果だ。
で、今回はどうやって戻すんだ?
ハルヒが俺の体を改変した訳だが、すぐに逆の事を言って信じさせるのも願わすのも難しいだろ?
かと言ってこのままじゃ俺は日常生活を送れないし。
「そうですね…、このままでは脳障害の介護並に手厚い補助がなければ貴方は生活できません」
他の例えはなかったのかと問いたいね。
「学校はどうするんですかぁ?」
「現段階では授業を受ける事は不可能、様子を見るべき」
つまり打つ手は今のところないってことか…。
「そうでもない」
「なにかあるのか?」
長門は黒曜石のよう瞳を俺に向けて逡巡したのち。
「もう一人の自覚ある神に願わせれば良い」
そう言った。
もう一人の神。つまりは佐々木。
…他に手段はないのか?
「無い事はない、ただし長期間あなたはその状態を維持しなくてはならない、危険」
「……ですね、涼宮さんもあなたの現在の異変の末端を目視しています。
そこから派生して想像が進めばあるいは本当にあなたは人ならざる物になりかねません」
わかったから顔を近付けるな。
毎度の事なんだから学習しろお前も。
「申し訳ないです、これは癖のような物でして」
「相手を考えないとかなり不味いからなそれ」
「気をつけます」
などと言い合いしてる内にもう夕刻を過ぎた。
佐々木にこの状態の解除をしてもらうのは明日にしてこの場は解散となった。
マンションに俺と長門を残して、だ。
親と妹には友達の家に泊まると連絡し、夜の帳が覆う。
家に帰れば誰のフォローもなしで行動しなくてはならない。
自宅を破壊する訳にいかない俺は今日は長門に世話になることになった。
「いまご飯をつくる、待ってて」
「あぁ、わかった…」
しかし手を使えない状態でなにかを待つと言う事がこんなにも辛いとは、
退屈を持て余す。
チャンネルを変えることもできないテレビをなんとなしに眺める事10分。
少し甘く柔らかい香りが漂って来た。カレーではなさそうである。
さらに少しして長門が持って来た皿によそわれていたのは、カレーではなかったが
非常に良く似た食べ物であるシチューだった、食パンも付属。
「食べて」
「……どうやって?」
いただきますと両手を合わせればひどい衝撃が発せられる手でスプーンは握れまい。
食パンも然り、パン粉を作っても仕方ないだろ。
「……」
すると長門は自分のではなく俺の皿のスプーンを手に取り、小さく息を吹き掛けてから。
「食べて」
「……」
そのスプーンをさしだしてきた
>>342
お前もかブルータス
お前もかブルータス
「…ご馳走さまでした」「お粗末様」
結果を言えば非常に美味かった、長門の手作りかどうかは甚だ疑問だが、
とりあえず美味であるのは確かだったので良とする。
が、しかしあ~んと言われないだけマシだったが、やはりアレは気恥ずかしい。
顔から火が出るとはこの事だ。まったく不便な身体になったものだ。
……少しはまぁ良かったが。
「待ってて」
長門はまた台所に食器を持って言ってしまったし、俺はまたやることもなくテレビを眺めてる。
非常につまらんのに消すこともできんとは。
……いや、物理的に消す事はできるだろうけど。
カチャカチャと食器を洗ってる音がしている。
どうやら少なくとも食器は手洗いらしい、よかった。
俺は詐欺グループの検挙のシーンを繰り返して流すテレビに愛想を尽かして
意識を長門に移す、と同時に食器の触れ合う音が消える。
そして長門がまたもこっちに歩いてきて。
一言。
「お風呂」
俺の聞き間違いでなければそう言った。
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