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元スレのび太「ドラえもんとか、実際無理だろ」
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最初の襲撃から2週間ほどが経過した。
のび太たちの予想を裏切り、あれ以降特に襲撃らしい襲撃もなかった。相変わらずコピー
ロボット準マイクロ波やどこでもドアによる電波障害は観測され続けていたがが、目立った
動きはないままだった。
スネ夫「何を考えてるんだろう、あいつら」
出木杉「様子を見てるんじゃないかな。何にしても、準備する余裕があるのはこっちとして
はありがたいよ」
しずか「ジャイ子ちゃんたちの方にも変わったことはなかったらしいわね」
出木杉「でも……安心はできないね」
のび太たちの予想を裏切り、あれ以降特に襲撃らしい襲撃もなかった。相変わらずコピー
ロボット準マイクロ波やどこでもドアによる電波障害は観測され続けていたがが、目立った
動きはないままだった。
スネ夫「何を考えてるんだろう、あいつら」
出木杉「様子を見てるんじゃないかな。何にしても、準備する余裕があるのはこっちとして
はありがたいよ」
しずか「ジャイ子ちゃんたちの方にも変わったことはなかったらしいわね」
出木杉「でも……安心はできないね」
>>246
ごくせん
ごくせん
>>262
この状況ならジャイアンだし出ちゃうだろう
この状況ならジャイアンだし出ちゃうだろう
思ったけどジャイアンがマイク持って熱唱すればロボットの回路に異常がおきるんじゃね
スネ夫「僕もいろいろ調べたんだ」
スネ夫はひざの上のノートパソコンを閉じて言った。
このノートパソコンはスネ夫の自宅にあったもので、病室での使用は許可されていた。
スネ夫「都内だけに留まらず、全国のニュースを調べて、ひみつ道具が関わっていそうなも
のを探してみた。あまりこれといったものはなかったけど、ロシアのサンクトペテ
ルブルクで大規模な電波障害が8回。どこでもドアかもしれない」
出木杉「いや、そのうち4回は今までのデータと比べると規模が大きすぎる。もっと強い電
磁波を出すもの……どこでもドア以上に時空をゆがめるものだと思う」
スネ夫「とすると……」
しずか「タイムマシンかしら?」
出木杉「だろうね。拠点は東久留米でも、タイムマシンの出入り口はサンクトペテルブルク
にあるのかもしれない」
スネ夫はひざの上のノートパソコンを閉じて言った。
このノートパソコンはスネ夫の自宅にあったもので、病室での使用は許可されていた。
スネ夫「都内だけに留まらず、全国のニュースを調べて、ひみつ道具が関わっていそうなも
のを探してみた。あまりこれといったものはなかったけど、ロシアのサンクトペテ
ルブルクで大規模な電波障害が8回。どこでもドアかもしれない」
出木杉「いや、そのうち4回は今までのデータと比べると規模が大きすぎる。もっと強い電
磁波を出すもの……どこでもドア以上に時空をゆがめるものだと思う」
スネ夫「とすると……」
しずか「タイムマシンかしら?」
出木杉「だろうね。拠点は東久留米でも、タイムマシンの出入り口はサンクトペテルブルク
にあるのかもしれない」
出来杉「ここは俺に任せて先に行け!!うおおおおおおおおおおおお!!!
全ての漆黒の闇よ・・刹那の絶望よ・・俺に力を貸してくれ!エターナルブラッディブラック!!!」
全ての漆黒の闇よ・・刹那の絶望よ・・俺に力を貸してくれ!エターナルブラッディブラック!!!」
病室のドアがノックされ、のび太とジャイアンが入ってきた。
ジャイアンは段ボール箱を抱えている。
のび太「出木杉くん、頼まれたもの持ってきたよ」
出木杉「ああ、実用化できた?」
のび太「一応ね」
ジャイアンが持ってる段ボール箱を開け、エアキャップに包まれた携帯電話を取り出す。
しずか「携帯?」
出木杉「そう。企業に依頼されてうちの研究室で開発した最新式のGPS携帯。かなり小さい
誤差で相手の居場所を確認できる。のび太くんに頼んで実用レベルにしてもらった
んだ」
のび太「実用レベルとは言っても、通話は無理だよ。ただGPSでみんなの居場所がわかれ
ば、違う場所にあらわれた場合コピーロボットと疑うことが出来る」
ジャイアン「でもよ、勝手に使っていいのか? 企業のだろ?」
出木杉「大丈夫だよ、その企業って……」
スネ夫「うちの会社なんだ」
スネ夫はニヤリと笑った。
ジャイアンは段ボール箱を抱えている。
のび太「出木杉くん、頼まれたもの持ってきたよ」
出木杉「ああ、実用化できた?」
のび太「一応ね」
ジャイアンが持ってる段ボール箱を開け、エアキャップに包まれた携帯電話を取り出す。
しずか「携帯?」
出木杉「そう。企業に依頼されてうちの研究室で開発した最新式のGPS携帯。かなり小さい
誤差で相手の居場所を確認できる。のび太くんに頼んで実用レベルにしてもらった
んだ」
のび太「実用レベルとは言っても、通話は無理だよ。ただGPSでみんなの居場所がわかれ
ば、違う場所にあらわれた場合コピーロボットと疑うことが出来る」
ジャイアン「でもよ、勝手に使っていいのか? 企業のだろ?」
出木杉「大丈夫だよ、その企業って……」
スネ夫「うちの会社なんだ」
スネ夫はニヤリと笑った。
>>256のおかげでまるみえのナレーションで再生されるようになった
ていうか少年時代ののび太たちは何回電波障害引き起こしたんだよwww
スネ夫「僕のこのパソコンでGPS情報をチェックできる。僕がオペレーターになって、みん
なの位置を把握する。コピーロボットの準マイクロ波も同様にね。のび太の作った
電磁波受信機と合わせれば、コピーロボットに騙されることはないはずさ」
出木杉「ここまでやれば、コピーロボット対策は大丈夫だと思う」
ジャイアン「問題は、黒服の野郎どもだな……あいつらどんだけひみつ道具を持ってるか
わからねえ」
出木杉「どのみち、向こうからこない限り、何も出来ないね」
出木杉はそう言ってため息をついた。
防戦一方である。
なの位置を把握する。コピーロボットの準マイクロ波も同様にね。のび太の作った
電磁波受信機と合わせれば、コピーロボットに騙されることはないはずさ」
出木杉「ここまでやれば、コピーロボット対策は大丈夫だと思う」
ジャイアン「問題は、黒服の野郎どもだな……あいつらどんだけひみつ道具を持ってるか
わからねえ」
出木杉「どのみち、向こうからこない限り、何も出来ないね」
出木杉はそう言ってため息をついた。
防戦一方である。
>>283観測されないようプロテクトかけてんじゃない
しずか「のび太さん、最近忙しそうね」
病院からの帰り、しずかが心配そうに言った。
出木杉はこのまま家に帰ると言って行ってしまった。珍しく、しずかと二人っきりだ。
のび太「ちょっと、作ってるものがあるんだ」
しずか「……ドラちゃん?」
のび太「ん……そうだよ。それだけじゃあないけどね」
しずか「しゃべるのよね、確か」
のび太「うん。今のところまだそんな複雑な会話は出来ないけど。電源入れるとね、朝は
『おはよう』、昼は『こんにちは』、夜は『こんばんは』って挨拶をするんだ」
しずか「ドラちゃんの声で?」
のび太「うん、出木杉くんが頑張ってくれてね。ドラえもんそっくりの声が出来たんだ。ま
あ研究室のみんなは『何でもっとかわいい声にしなかったんだ』って文句言ってる
けどね」
しずか「まぁ、うふふ」
しずかは笑った。のび太も笑った。
久しぶりの和やかな会話だった。彼女を自分のものに出来なくたっていい。こうやって話
すことが出来るなら、自分の気持ちを伝えなくても……
しかし、その和やかさは長くは続かなかった。
病院からの帰り、しずかが心配そうに言った。
出木杉はこのまま家に帰ると言って行ってしまった。珍しく、しずかと二人っきりだ。
のび太「ちょっと、作ってるものがあるんだ」
しずか「……ドラちゃん?」
のび太「ん……そうだよ。それだけじゃあないけどね」
しずか「しゃべるのよね、確か」
のび太「うん。今のところまだそんな複雑な会話は出来ないけど。電源入れるとね、朝は
『おはよう』、昼は『こんにちは』、夜は『こんばんは』って挨拶をするんだ」
しずか「ドラちゃんの声で?」
のび太「うん、出木杉くんが頑張ってくれてね。ドラえもんそっくりの声が出来たんだ。ま
あ研究室のみんなは『何でもっとかわいい声にしなかったんだ』って文句言ってる
けどね」
しずか「まぁ、うふふ」
しずかは笑った。のび太も笑った。
久しぶりの和やかな会話だった。彼女を自分のものに出来なくたっていい。こうやって話
すことが出来るなら、自分の気持ちを伝えなくても……
しかし、その和やかさは長くは続かなかった。
その夜、のび太がスネ夫からの緊急コールを受けたのは研究室でだった。
DR-1――ドラえもんの調整作業と、他の道具を作るために、しずかと別れたから研究室に
戻ったのだ。どちらの作業もちょうど終わったところだった。
スネ夫『準マイクロ波、電波障害の頻度が激しい。コピーロボットの動きが活発化してるん
だ……のび太は今研究室だよな?』
のび太「うん、そうだよ」
スネ夫『病院の前にものび太がいるよ……3人ほど』
のび太「気持ち悪いなぁ」
スネ夫『ああ。とりあえずこっちはジャイアンがいるから大丈夫。そっちはまた3人で合流
して、しずかちゃんを頼むよ』
のび太「わかった」
のび太はすぐに上着を着ると、研究室のドアを開けた。
外へ向かいかけたところで思い直し、研究室に戻り先ほど完成した道具の入ったジェラル
ミンケースを手にする。
ジェラルミンケースを持つと、今度こそのび太は外に飛び出した。
DR-1――ドラえもんの調整作業と、他の道具を作るために、しずかと別れたから研究室に
戻ったのだ。どちらの作業もちょうど終わったところだった。
スネ夫『準マイクロ波、電波障害の頻度が激しい。コピーロボットの動きが活発化してるん
だ……のび太は今研究室だよな?』
のび太「うん、そうだよ」
スネ夫『病院の前にものび太がいるよ……3人ほど』
のび太「気持ち悪いなぁ」
スネ夫『ああ。とりあえずこっちはジャイアンがいるから大丈夫。そっちはまた3人で合流
して、しずかちゃんを頼むよ』
のび太「わかった」
のび太はすぐに上着を着ると、研究室のドアを開けた。
外へ向かいかけたところで思い直し、研究室に戻り先ほど完成した道具の入ったジェラル
ミンケースを手にする。
ジェラルミンケースを持つと、今度こそのび太は外に飛び出した。
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