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元スレのび太「ミサカちゃんは…僕が守る!」
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―学園都市・第三学区―
10月1日。とある高級ホテルの一室に3人の男女がいた
???「あいつは殺されたよ…残念だ」
最初に口を開いた少年は
頭に土星の輪のような形状をしたヘッドギアを被っている
???「殺ったのは『アイテム』の連中みたい
ご丁寧に千切って送られてきた上半身には警告文までついてたわ
別に悲しくも怖くも無いんだけどさ、狙撃手はどうするの?補充?それとも計画変更?」
少女が続けて口を開いた
外見は14歳ほど、小柄で華奢な体つきにもかかわらず
まるでホステスのような背中の開いた丈の短いドレスを着ている
???「…昨日の話なんだが
“レベル5”の“第八位”の認定が下ったのって知ってる?」
ブレザーの学生服を来た少年が言う
学生服を着ているのだが、その風貌はまるでヤクザ予備性か新人ホストを彷彿させる
ヘッドギア「初耳だ」
ドレス少女「それがどう関係あるの?」
???「そいつの能力まではわからないんだが、肝心なのは学園都市が付けた能力コード…
“射程圏内(オールレンジ)”だとさ…面白そうじゃね?」
10月1日。とある高級ホテルの一室に3人の男女がいた
???「あいつは殺されたよ…残念だ」
最初に口を開いた少年は
頭に土星の輪のような形状をしたヘッドギアを被っている
???「殺ったのは『アイテム』の連中みたい
ご丁寧に千切って送られてきた上半身には警告文までついてたわ
別に悲しくも怖くも無いんだけどさ、狙撃手はどうするの?補充?それとも計画変更?」
少女が続けて口を開いた
外見は14歳ほど、小柄で華奢な体つきにもかかわらず
まるでホステスのような背中の開いた丈の短いドレスを着ている
???「…昨日の話なんだが
“レベル5”の“第八位”の認定が下ったのって知ってる?」
ブレザーの学生服を来た少年が言う
学生服を着ているのだが、その風貌はまるでヤクザ予備性か新人ホストを彷彿させる
ヘッドギア「初耳だ」
ドレス少女「それがどう関係あるの?」
???「そいつの能力まではわからないんだが、肝心なのは学園都市が付けた能力コード…
“射程圏内(オールレンジ)”だとさ…面白そうじゃね?」
―学園都市・第七学区―
10月7日
とある小学校の通学路に2人の小学生がいた
打ち止め「それでねー下位個体やお姉様とお買い物に行ったのはいいんだけど
洋服選びで下位個体とお姉様が喧嘩しちゃったんだー
ってミサカはミサカは近況報告をしてみる」
あほ毛・空色キャミソール・男性ものワイシャツ
いつもの格好に赤ランドセルを装備している少女の名前は打ち止め
今は《黄泉川ミサカ》という名前でとある小学校の5年2組に在籍している
のび太「喧嘩ってそりゃあ大変だなー、何で喧嘩したのさ?」
黄色のTシャツ・紺の短パン・まるぶちメガネに野球帽
とある小学校5年2組で打ち止めと同じクラスの野比のび太は答えた
打ち止め「下位個体とお姉様にミサカの洋服選んでもらったら…
あっ!この場合の『ミサカ』はあなたと今喋ってる『ミサカ』だよ?
ってミサカはミサカは懇切丁寧に説明してみたり!」
のび太「ややこしいなー」
他愛の無い世間話を楽しむ二人
打ち止めがのび太の小学校に転校して来たのは2週間前
1週間である9月30日の『とある事件』以来2人は急速に仲良くなり
今では毎日登下校を共にする仲となっている
10月7日
とある小学校の通学路に2人の小学生がいた
打ち止め「それでねー下位個体やお姉様とお買い物に行ったのはいいんだけど
洋服選びで下位個体とお姉様が喧嘩しちゃったんだー
ってミサカはミサカは近況報告をしてみる」
あほ毛・空色キャミソール・男性ものワイシャツ
いつもの格好に赤ランドセルを装備している少女の名前は打ち止め
今は《黄泉川ミサカ》という名前でとある小学校の5年2組に在籍している
のび太「喧嘩ってそりゃあ大変だなー、何で喧嘩したのさ?」
黄色のTシャツ・紺の短パン・まるぶちメガネに野球帽
とある小学校5年2組で打ち止めと同じクラスの野比のび太は答えた
打ち止め「下位個体とお姉様にミサカの洋服選んでもらったら…
あっ!この場合の『ミサカ』はあなたと今喋ってる『ミサカ』だよ?
ってミサカはミサカは懇切丁寧に説明してみたり!」
のび太「ややこしいなー」
他愛の無い世間話を楽しむ二人
打ち止めがのび太の小学校に転校して来たのは2週間前
1週間である9月30日の『とある事件』以来2人は急速に仲良くなり
今では毎日登下校を共にする仲となっている
下位個体(シスターズ)・お姉様(オリジナル)
量産能力者計画…そして絶対能力進化実験
のび太は打ち止めからその全てを聞いた
もちろんのび太にとって難しい話はチンプンカンプンであったが
一方通行が1万人もの妹達を殺したという事実は理解できた
同時に打ち止めを命がけで守ったという事実も理解できた
それら全てを考慮した上でも
のび太は師匠である一方通行への尊敬の念を忘れない
一方通行(表の世界ではお前がアイツを守れ)
1週間前に交わした師との約束
1日中一緒にいることによってのび太はそれを忠実に守っていた
量産能力者計画…そして絶対能力進化実験
のび太は打ち止めからその全てを聞いた
もちろんのび太にとって難しい話はチンプンカンプンであったが
一方通行が1万人もの妹達を殺したという事実は理解できた
同時に打ち止めを命がけで守ったという事実も理解できた
それら全てを考慮した上でも
のび太は師匠である一方通行への尊敬の念を忘れない
一方通行(表の世界ではお前がアイツを守れ)
1週間前に交わした師との約束
1日中一緒にいることによってのび太はそれを忠実に守っていた
今日も他愛の無い会話をしながら下校すると
柄の悪い少年グループに声を掛けられた
不良A「おお!おお!小学生が仲良くデートでちゃかぁ?」
のび太「なっ…何の用ですか?」
とっさに打ち止めを自分の背後に隠すのび太
不良B「彼女を守ってかっこいいNE!
ただ俺たちはロリコンじゃねえんだYO!
別に手は出さねえYO!」
のび太(狙いはミサカちゃんじゃない…?よかったぁ)
不良C「用があるのはお前だ!
学園都市“第八位”の野比のび太くんよぉ!?
お前を倒せば俺たちスキルアウトの名が上がるんだよ!!」
打ち止め「名を上げるために“第八位”で小学生を狙うのは卑怯者を通り越して臆病者なのでは?
ってミサカはミサカは冷静に突っ込んでみたり!」
柄の悪い少年グループに声を掛けられた
不良A「おお!おお!小学生が仲良くデートでちゃかぁ?」
のび太「なっ…何の用ですか?」
とっさに打ち止めを自分の背後に隠すのび太
不良B「彼女を守ってかっこいいNE!
ただ俺たちはロリコンじゃねえんだYO!
別に手は出さねえYO!」
のび太(狙いはミサカちゃんじゃない…?よかったぁ)
不良C「用があるのはお前だ!
学園都市“第八位”の野比のび太くんよぉ!?
お前を倒せば俺たちスキルアウトの名が上がるんだよ!!」
打ち止め「名を上げるために“第八位”で小学生を狙うのは卑怯者を通り越して臆病者なのでは?
ってミサカはミサカは冷静に突っ込んでみたり!」
不良D「う…うるせぇ!!“レベル5”相手に手加減はしねえぞ!!」
不良E「やっぱりやめないか…?ガチで小学生に武器使うのかよ…」
不良B「そんなこと言ってると殺られるYO!」
そう言って不良たちは一斉にのび太に襲い掛かってきた
それぞれが皆武器を装備している
のび太(5人か…)
のび太は両ポケットに常備している『エモノ』を握り口を開く
のび太「ったくめンどくせェンだよ!三下がァ!!」
不良E「やっぱりやめないか…?ガチで小学生に武器使うのかよ…」
不良B「そんなこと言ってると殺られるYO!」
そう言って不良たちは一斉にのび太に襲い掛かってきた
それぞれが皆武器を装備している
のび太(5人か…)
のび太は両ポケットに常備している『エモノ』を握り口を開く
のび太「ったくめンどくせェンだよ!三下がァ!!」
瞬間
4人の不良が宙に舞った
不良E「……え?」
1人の不良が気づいたときには全員頭からアスファルトに転落し気絶した
目の前の小学生は両ポケットに手を突っ込んだまま何もしていなかったように見える
不良E「い…いったい何を!?」
のび太「全員のあごに1発ずつ『撃ち込ンで』やったンだよォ
君もこうなりたくなければ逃げるンだなァ!」
不良E「ひぃっ!?し…失礼しましたぁ!!」
そう言い捨て不良は逃げていった
打ち止め「イエーイ!完全撃退大勝利ぃ~!
ってミサカはミサカは大喜びしてみる!」
のび太「ふぅ…今週になってからこればっかりだよ」
両手をポケットから手を離しのび太が言う
レベル5認定されて1週間経つがのび太の周りにはこの手の輩が絶えない
打ち止め「お姉様もレベル5になりたてはそうだったって言ってた
ってミサカはミサカは暗に諦めろと言ってみたり!」
のび太「そ…そんなぁ~」
4人の不良が宙に舞った
不良E「……え?」
1人の不良が気づいたときには全員頭からアスファルトに転落し気絶した
目の前の小学生は両ポケットに手を突っ込んだまま何もしていなかったように見える
不良E「い…いったい何を!?」
のび太「全員のあごに1発ずつ『撃ち込ンで』やったンだよォ
君もこうなりたくなければ逃げるンだなァ!」
不良E「ひぃっ!?し…失礼しましたぁ!!」
そう言い捨て不良は逃げていった
打ち止め「イエーイ!完全撃退大勝利ぃ~!
ってミサカはミサカは大喜びしてみる!」
のび太「ふぅ…今週になってからこればっかりだよ」
両手をポケットから手を離しのび太が言う
レベル5認定されて1週間経つがのび太の周りにはこの手の輩が絶えない
打ち止め「お姉様もレベル5になりたてはそうだったって言ってた
ってミサカはミサカは暗に諦めろと言ってみたり!」
のび太「そ…そんなぁ~」
ここでのび太の能力説明
―――――――
のび太の能力
レベル5のエアロマスター
大まかには風や大気を操ることが出来る能力
一方通行との血の滲む特訓によってレベル0から能力が開花した
特訓の影響により、能力を使う際には一方通行の口調が移る師匠モードとなる
のび太は通常「空気の弾」を作ることしか出来ない。強度はレベル1程度
しかし『銃を連想するもの』を持つことによって演算能力が増し空気の弾を射出できるようになる
のび太は普段右ポケットにエアガン、左ポケットに水鉄砲(お小遣い不足のためエアガンを断念)を常備している
空気の弾の性質は毎回毎回作るときに変更でき撃つときの条件によって使い分ける
最大4回まで跳弾可能な弾を作ることが可能
最大射程距離は6km(一方通行調べ)
狙撃の際は『射間の分子一つ一つの動き』まで演算しているため狙いは絶対に外さない
そして遮蔽物があろうと跳弾を用い射程圏内の標的は逃がさない
故に学園都市側から付けられた能力コードは“射程圏内(オールレンジ)”
また、距離によって無意識のうちに弾速を変更しているため、距離が遠ければ遠いほど威力が増す
そのことに本人はあまり気づいていない
―――――――
―――――――
のび太の能力
レベル5のエアロマスター
大まかには風や大気を操ることが出来る能力
一方通行との血の滲む特訓によってレベル0から能力が開花した
特訓の影響により、能力を使う際には一方通行の口調が移る師匠モードとなる
のび太は通常「空気の弾」を作ることしか出来ない。強度はレベル1程度
しかし『銃を連想するもの』を持つことによって演算能力が増し空気の弾を射出できるようになる
のび太は普段右ポケットにエアガン、左ポケットに水鉄砲(お小遣い不足のためエアガンを断念)を常備している
空気の弾の性質は毎回毎回作るときに変更でき撃つときの条件によって使い分ける
最大4回まで跳弾可能な弾を作ることが可能
最大射程距離は6km(一方通行調べ)
狙撃の際は『射間の分子一つ一つの動き』まで演算しているため狙いは絶対に外さない
そして遮蔽物があろうと跳弾を用い射程圏内の標的は逃がさない
故に学園都市側から付けられた能力コードは“射程圏内(オールレンジ)”
また、距離によって無意識のうちに弾速を変更しているため、距離が遠ければ遠いほど威力が増す
そのことに本人はあまり気づいていない
―――――――
きたあああああああああああああああああ
のび太レベル5かよすげー
のび太レベル5かよすげー
打ち止め「それよりこの人たちはどうするの?
ってミサカはミサカは率直な疑問を投げかけてみる」
のび太「うーん…みんな武器持ってたから手加減もあまりできなかったからなぁ…
救急車呼んだほうがいいかな?」
ふと気がつけば通行人が集まっていている
さすがに目立つことをしすぎたようだ
??「ジャッジメントですのっ!能力者の喧嘩があったと通報があったのはこちらですの?」
打ち止め「っ!?」
打ち止めは慌ててのび太の野球帽を奪い取り
それを深く被ってのび太の後ろに隠れる
のび太(どうしたのミサカちゃん…?…ああこの人の制服)
茶髪でツインテールの少女―白井黒子は常盤台中学の制服を身に着けていた
ってミサカはミサカは率直な疑問を投げかけてみる」
のび太「うーん…みんな武器持ってたから手加減もあまりできなかったからなぁ…
救急車呼んだほうがいいかな?」
ふと気がつけば通行人が集まっていている
さすがに目立つことをしすぎたようだ
??「ジャッジメントですのっ!能力者の喧嘩があったと通報があったのはこちらですの?」
打ち止め「っ!?」
打ち止めは慌ててのび太の野球帽を奪い取り
それを深く被ってのび太の後ろに隠れる
のび太(どうしたのミサカちゃん…?…ああこの人の制服)
茶髪でツインテールの少女―白井黒子は常盤台中学の制服を身に着けていた
打ち止め(常盤台の人には話しかけるなってお姉様にはきつく言われてるのっ!
ってミサカはミサカは冷や汗たらたら流しながら身をすくめてみたり!)
黒子「あらまあ…これ全部あなたがやりましたの?」
のび太「えっ!?は…はい!この子が絡まれていたので僕が助けました!
この子怯えてるので家に送りまーす!!それじゃあ…ぐぇっ!」
打ち止めをつれて帰ろうとしたのび太であったが
黒子に首根っこをつかまれた
黒子「待ちなさいな…あなたにはこの状況を詳しく説明してもらいますの
そちらの女の子はこちらの研修生が送りますわ…出木杉!」
出木杉「はい!黒子さん!ってのび太くんにミサカくんじゃないか」
のび太・打ち止め「っ!?」
ってミサカはミサカは冷や汗たらたら流しながら身をすくめてみたり!)
黒子「あらまあ…これ全部あなたがやりましたの?」
のび太「えっ!?は…はい!この子が絡まれていたので僕が助けました!
この子怯えてるので家に送りまーす!!それじゃあ…ぐぇっ!」
打ち止めをつれて帰ろうとしたのび太であったが
黒子に首根っこをつかまれた
黒子「待ちなさいな…あなたにはこの状況を詳しく説明してもらいますの
そちらの女の子はこちらの研修生が送りますわ…出木杉!」
出木杉「はい!黒子さん!ってのび太くんにミサカくんじゃないか」
のび太・打ち止め「っ!?」
黒子「ミサカ…?はて…よくお顔を…」
のび太「ででで出木杉ぃ!!どうしたんだよ風紀委員の腕章なんてつけちゃって
あは…あはははははははははははぁ!」
なるべくオーバーなリアクションをして『ミサカ』という単語を誤魔化すのび太
出木杉「風紀委員に入ったのさ!僕は『この前の事件』で誰も守れなかったからね…
今はこうして先輩である黒子さんと一緒に研修中さ」
出木杉英才
のび太や打ち止めと同じ5年2組に通っている『元エース』
“レベル4”の“念動力者”でありのび太や打ち止めの学校では唯一の大能力者である
以前の事件で皆を守るために木原率いる猟犬部隊と戦った出木杉であるが結果は惜敗
そこで己の実力不足を知りこうやって風紀委員を志願したのだ
余談ではあるが殺されそうになった出木杉を救ったのはのび太の狙撃であるが
出木杉はその事実を知らない
のび太「ででで出木杉ぃ!!どうしたんだよ風紀委員の腕章なんてつけちゃって
あは…あはははははははははははぁ!」
なるべくオーバーなリアクションをして『ミサカ』という単語を誤魔化すのび太
出木杉「風紀委員に入ったのさ!僕は『この前の事件』で誰も守れなかったからね…
今はこうして先輩である黒子さんと一緒に研修中さ」
出木杉英才
のび太や打ち止めと同じ5年2組に通っている『元エース』
“レベル4”の“念動力者”でありのび太や打ち止めの学校では唯一の大能力者である
以前の事件で皆を守るために木原率いる猟犬部隊と戦った出木杉であるが結果は惜敗
そこで己の実力不足を知りこうやって風紀委員を志願したのだ
余談ではあるが殺されそうになった出木杉を救ったのはのび太の狙撃であるが
出木杉はその事実を知らない
>>11
読んできたが面白かったww
読んできたが面白かったww
黒子「出木杉の知り合いでしたのね」
出木杉「はい!2人とも僕のクラスメートです!
ダメじゃないかのび太くん!風紀委員でもないのに能力使って不良をやっつけちゃ」
のび太「しっ…仕方なかったんだよぉ~」
黒子「言い訳は支部で聞きますわ
出木杉!そちらのお嬢様を家まで送ってくださいな」
出木杉「はい!じゃあ行こうか!」
打ち止めはうんうんとうなずきそそくさとその場を立ち去る
のび太「出木杉のやつぅ…いつもいつも美味しいところばかり持っていく…ガックシ」
出木杉「はい!2人とも僕のクラスメートです!
ダメじゃないかのび太くん!風紀委員でもないのに能力使って不良をやっつけちゃ」
のび太「しっ…仕方なかったんだよぉ~」
黒子「言い訳は支部で聞きますわ
出木杉!そちらのお嬢様を家まで送ってくださいな」
出木杉「はい!じゃあ行こうか!」
打ち止めはうんうんとうなずきそそくさとその場を立ち去る
のび太「出木杉のやつぅ…いつもいつも美味しいところばかり持っていく…ガックシ」
―風紀委員・第一七七支部―
のび太は風紀委員の方々からありがたいお説教を喰らってた
辺りはもうすっかり暗くなっている
初春「…というわけでこれからはちゃんと風紀委員に通報するんですよ?」
頭に花飾りを付けた中学生、初春飾利が言う
彼女も風紀委員の一員である
のび太「はぁ~い」
黒子「返事は短くなさいな」
のび太「ちぇ…僕はいいことをしたのにさぁ」
出木杉「そう思うならのび太くんも風紀委員に入ったらどうだい?
君なら絶対うまくやれるよ!僕と一緒に頑張ろう!!」
固法「うーん…お世辞にも風紀委員が務まるタイプには見えないわよ?」
そう言って黒子や初春の先輩である固法美偉は牛乳を口に含む
出木杉「そんなことないですよ美偉さん!
のび太くんは我が校が誇る“レベル5”でエースなんです!!」
のび太は風紀委員の方々からありがたいお説教を喰らってた
辺りはもうすっかり暗くなっている
初春「…というわけでこれからはちゃんと風紀委員に通報するんですよ?」
頭に花飾りを付けた中学生、初春飾利が言う
彼女も風紀委員の一員である
のび太「はぁ~い」
黒子「返事は短くなさいな」
のび太「ちぇ…僕はいいことをしたのにさぁ」
出木杉「そう思うならのび太くんも風紀委員に入ったらどうだい?
君なら絶対うまくやれるよ!僕と一緒に頑張ろう!!」
固法「うーん…お世辞にも風紀委員が務まるタイプには見えないわよ?」
そう言って黒子や初春の先輩である固法美偉は牛乳を口に含む
出木杉「そんなことないですよ美偉さん!
のび太くんは我が校が誇る“レベル5”でエースなんです!!」
ぶほぉ
固法が盛大に牛乳をのび太にぶちまけ、初春が慌ててのび太にタオルを渡す
固法「こっ…この子レベル5なの!?」
固法は口を拭いつつ
申し訳無さそうにのび太の顔を拭く
黒子「さすがの黒子も驚きましたわ」
初春「先日第八位が追加されたと噂で聞きましたがまさか…?」
出木杉「そうです飾利さん!のび太くんは先週能力に目覚めて第八位になったんです!」
のび太「もうその話はいいから帰してよ~」
出木杉はまるで自分のことのようにのび太の自慢を始めた
生まれて初めて自分の『上』となった同級生が誇らしくて仕方が無いようだ
固法が盛大に牛乳をのび太にぶちまけ、初春が慌ててのび太にタオルを渡す
固法「こっ…この子レベル5なの!?」
固法は口を拭いつつ
申し訳無さそうにのび太の顔を拭く
黒子「さすがの黒子も驚きましたわ」
初春「先日第八位が追加されたと噂で聞きましたがまさか…?」
出木杉「そうです飾利さん!のび太くんは先週能力に目覚めて第八位になったんです!」
のび太「もうその話はいいから帰してよ~」
出木杉はまるで自分のことのようにのび太の自慢を始めた
生まれて初めて自分の『上』となった同級生が誇らしくて仕方が無いようだ
―学園都市・第七学区―
のび太「はぁ~もうくたくただよ…
ちぇ…なんだい!僕はレベル5なんだから悪いやつをやっつけてもいいじゃないか
何で怒られなきゃいけないのさ…」
出木杉によるのび太の自慢話は1時間にわたり
時刻は既に夜の7時を回っていた
ようやく風紀委員に開放されたのび太はとぼとぼと帰路についていた
のび太「今日はミサカちゃんと一緒に美味しいドラ焼き屋行こうと思ってたのになぁ…
そういやドラえもん…今日は帰ってくるのかな?」
のび太がレベル5に認定されて以来
ドラえもんは家を空けることが多くなり最近はめっきり会っていない
のび太「僕がレベル5になったら真っ先に喜んでくれると思ったのになぁ
…スフィンクスやミィちゃんと遊んでるのかな?」
のび太は近所の猫を思い出しながら笑う
と、そのとき
???「よぉ!お前“第八位”の野比のび太だよな?」
のび太「はぁ~もうくたくただよ…
ちぇ…なんだい!僕はレベル5なんだから悪いやつをやっつけてもいいじゃないか
何で怒られなきゃいけないのさ…」
出木杉によるのび太の自慢話は1時間にわたり
時刻は既に夜の7時を回っていた
ようやく風紀委員に開放されたのび太はとぼとぼと帰路についていた
のび太「今日はミサカちゃんと一緒に美味しいドラ焼き屋行こうと思ってたのになぁ…
そういやドラえもん…今日は帰ってくるのかな?」
のび太がレベル5に認定されて以来
ドラえもんは家を空けることが多くなり最近はめっきり会っていない
のび太「僕がレベル5になったら真っ先に喜んでくれると思ったのになぁ
…スフィンクスやミィちゃんと遊んでるのかな?」
のび太は近所の猫を思い出しながら笑う
と、そのとき
???「よぉ!お前“第八位”の野比のび太だよな?」
突然声を掛けられた
のび太が顔を上げると20mほど先にはブレザーの学生服を着た高校生ぐらいの少年がいた
その顔には敵意が見え隠れしている
のび太(またか…今日は疲れるなぁ…)
垣根「俺の名前は垣根提督
よろしく野比のび太くん
…今日は“最終信号”とは一緒じゃないんだな」
のび太「っ!?」
のび太は反射的に両ポケットから銃を出した
12発/秒
のび太は驚異的な早撃ち・速射で垣根と名乗る男にありったけの弾を撃ち込んだ
打ち止めを『最終信号(ラストオーダー)』と呼び、且つ敵意がある人間には問答無用で攻撃する
師匠である一方通行との約束依頼、のび太は固く決めていたからだ
のび太が顔を上げると20mほど先にはブレザーの学生服を着た高校生ぐらいの少年がいた
その顔には敵意が見え隠れしている
のび太(またか…今日は疲れるなぁ…)
垣根「俺の名前は垣根提督
よろしく野比のび太くん
…今日は“最終信号”とは一緒じゃないんだな」
のび太「っ!?」
のび太は反射的に両ポケットから銃を出した
12発/秒
のび太は驚異的な早撃ち・速射で垣根と名乗る男にありったけの弾を撃ち込んだ
打ち止めを『最終信号(ラストオーダー)』と呼び、且つ敵意がある人間には問答無用で攻撃する
師匠である一方通行との約束依頼、のび太は固く決めていたからだ
しかし
のび太「…ンだァこりゃァ?」
垣根は白い繭のようなものに包まれていた
いや、ひとりでに広がったそれは『翼』であった
天使のような6枚の翼に包まれていた垣根は無傷だった
垣根「ずいぶんな挨拶だなのび太
まあこうしてもらうためにわざと敵意を出したんだけどな
…それにしてもこの距離で寸分狂わず急所に連射とは…期待以上だ」
ピューっと口笛を吹き賞賛する垣根だがバカにしているようにしか見えない
のび太「ね…狙いはミサカちゃンか!?」
垣根「ミサカ…?ああ最終信号のことか
悪い悪い、それはお前に攻撃してもらうための口実
別に狙ってなんかねえよ」
のび太「何でそンなことをするンだ?」
垣根「テストだよテスト
お前の力が見たかったんだよ
結果は合格!おめでとうのび太」
のび太「??」
のび太「…ンだァこりゃァ?」
垣根は白い繭のようなものに包まれていた
いや、ひとりでに広がったそれは『翼』であった
天使のような6枚の翼に包まれていた垣根は無傷だった
垣根「ずいぶんな挨拶だなのび太
まあこうしてもらうためにわざと敵意を出したんだけどな
…それにしてもこの距離で寸分狂わず急所に連射とは…期待以上だ」
ピューっと口笛を吹き賞賛する垣根だがバカにしているようにしか見えない
のび太「ね…狙いはミサカちゃンか!?」
垣根「ミサカ…?ああ最終信号のことか
悪い悪い、それはお前に攻撃してもらうための口実
別に狙ってなんかねえよ」
のび太「何でそンなことをするンだ?」
垣根「テストだよテスト
お前の力が見たかったんだよ
結果は合格!おめでとうのび太」
のび太「??」
うっすらと笑い垣根が言う
垣根「単刀直入に言う…俺の仲間にならねえか?
『スクール』っていう暗部の小規模組織なんだが
先日狙撃手が1人殺されたんだよ。それで“射程圏内”のお前をスカウトに来たって話
お前に狙撃で殺して欲しい人がいるんだけどどうだ?金は弾むぜ?」
殺された。殺して欲しい
当然のようにそんな台詞を口にする垣根にのび太は恐怖を覚えた
のび太「だ…誰が人殺しなンかに強力するもンかァ!!」
先ほどの攻撃で羽の防御範囲を算出したのび太は
跳弾を駆使し、同時には防御しきれない位置に計30発もの全方位攻撃を打ち込んだ
しかし
垣根「答えがそれか…だがなあ!温いんだよ!」
羽を器用に動かし銃弾は全て防がれた
のび太「なァっ!!弾道が全部読まれただとォ!?」
垣根「まさに“オールレンジ”って感じな攻撃だな
だがなあ、お前の銃口と指の動きを見ればこんなの余裕だっつうの」
垣根「単刀直入に言う…俺の仲間にならねえか?
『スクール』っていう暗部の小規模組織なんだが
先日狙撃手が1人殺されたんだよ。それで“射程圏内”のお前をスカウトに来たって話
お前に狙撃で殺して欲しい人がいるんだけどどうだ?金は弾むぜ?」
殺された。殺して欲しい
当然のようにそんな台詞を口にする垣根にのび太は恐怖を覚えた
のび太「だ…誰が人殺しなンかに強力するもンかァ!!」
先ほどの攻撃で羽の防御範囲を算出したのび太は
跳弾を駆使し、同時には防御しきれない位置に計30発もの全方位攻撃を打ち込んだ
しかし
垣根「答えがそれか…だがなあ!温いんだよ!」
羽を器用に動かし銃弾は全て防がれた
のび太「なァっ!!弾道が全部読まれただとォ!?」
垣根「まさに“オールレンジ”って感じな攻撃だな
だがなあ、お前の銃口と指の動きを見ればこんなの余裕だっつうの」
のび太「そ…そンな計算が僕以外にできるはずがァ!!」
垣根「自分が特別だと勘違いしてないか“第八位”?
弾道予測ぐらい他の“レベル5”には余裕で出来るんだぜ?
最後に言ってやるよのび太…お前の目の前にいる垣根提督はなあ」
6枚の翼がのび太を襲う
垣根「“第二位”なんだよ」
のび太「ぐァァァァアアアアアア」
想像を絶する質量を叩き込まれてのび太は吹き飛んだ
のび太「うっ…ぐぅ…」
あまりもの衝撃にのび太は立つことすらままならない
垣根「俺は外道のクソ野郎だがな
さすがに格下の小学生を殺すつもりはねえよ
じゃあなのび太。面白かったぜ」
そう言い残して垣根は去っていった
のび太「ド…ドラ…え……も…ん…」
―大長編 ドラえもん・のび太と学園都市大炎上―
垣根「自分が特別だと勘違いしてないか“第八位”?
弾道予測ぐらい他の“レベル5”には余裕で出来るんだぜ?
最後に言ってやるよのび太…お前の目の前にいる垣根提督はなあ」
6枚の翼がのび太を襲う
垣根「“第二位”なんだよ」
のび太「ぐァァァァアアアアアア」
想像を絶する質量を叩き込まれてのび太は吹き飛んだ
のび太「うっ…ぐぅ…」
あまりもの衝撃にのび太は立つことすらままならない
垣根「俺は外道のクソ野郎だがな
さすがに格下の小学生を殺すつもりはねえよ
じゃあなのび太。面白かったぜ」
そう言い残して垣根は去っていった
のび太「ド…ドラ…え……も…ん…」
―大長編 ドラえもん・のび太と学園都市大炎上―
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