久々に良スレハケーン

めざましほしいな

ほ

男「おい、いつまでやる気だ」

駄「もう一回！　もう一回だけでいいからー」

男「さっきも言ってたよな、それ……　勝てるわけないんだから諦めろよ」

駄「そんなことないよー　次は勝つからね」

男「って言うかもう２時だしいい加減寝たいんだが」

駄「えっ！　もうそんな時間？！　わたし明日みたいアニメあるし男くん早く起きてねーおやすみー」　ぱたん

男「なんで俺が起こすの前提なんだよ……」

駄「すぅ……すぅ……」

男「……寝やがった」

「もう、寝たら？」

駄「駄目です　今日こそは男くんをわたしがおこすんですから」

「このまえも、同じこと、言ってた」

駄「うぐっ……　あれはちょっと油断しただけです……　今日は大丈夫です」

「ふふ、そうなの」

駄「はい！　バッチリパッチリです！」

「じゃあ、がんばって、ね」

駄「またねー」



男「おい、起きろ」

駄「……ふにゃ？　……朝ですよー！　男くん、朝なんですよー！」

男「うるさい」 ぺしっ

駄「うう……今回も駄目でした……」

お、きた。
支援

キャアアアアアアアア！

男「……」

駄「ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ」

男「ホラー映画ごときでビビりすぎだろ……」

駄「だだだだだだだって！　だってええ！」

男「ほら、寝るぞ」

駄「ううぇぇぇぇ……」

……

駄「男さーん、怖くて寝れないです……」

男「こ、い、つ、は！」ぺしっ　ぺしっ

駄「ごめんなさいー！」

ほ

これは目覚まし時計大の小人さんって解釈でいいのか？

起こしに来て添い寝しちゃうダメな幼馴染みだな

良スレ

>>59
それで一緒の布団で寝てたら寝返りうった時に潰しちゃうぞ

鳴　　第参話
ら
な
い、目覚まし

駄「いわば男くんは目覚まし業界のニワトリだね」

男「はぁ？」

駄「世の中には６つ位目覚ましはべらして、それでも起きない人もいるって言うのに……」

男「ああ……なんでニワトリかはわからんが理解した」

駄「せめて目覚ましがないとおきられないレベルまで進化して欲しいです！」

男「つまり新しいまともな目覚ましを買え、と？」

駄「浮気ものー！」

男「男にはな、ハーレム願望ってのがあるんだ」

駄「だめです嫌です！　男くんはわたしが起こすんですよー！」

男「はいはい　期待してますよー、だ」

駄「だから頑張っておこしてから二度寝してください」

男「努力せいっ」 ぺしっ

男「おまえ起こす時の台詞って変えられないのか？」

駄「毎回ちゃんと微妙に変えてますよ？」

男「いや、そうじゃなくて、もっと根本的なとこでさ」

駄「ありますけどー……あんまりオススメしませんよ？」


駄「……」　むくり

男「すや…すや…」

駄「～～♪」

男「すやすやすやー……」


男「子守唄かよっ」 ぺしっ

駄「だからオススメしなかったんですよー、だ」

男「しかもなぜか時間通りっ」 ぺしっ

駄「やればできるんだよ！」

男「完全に遅刻だよっ」 ぺしっ

駄「逆恨みもいいとこだよー……」

④　いいぞもっとやれ

駄「子守唄が不評だったから新機能を搭載したよ！」

男「大丈夫なんだろうな」

駄「プロジェクトＮＭＭに失敗はないよ！」

男「まあ、いいけどな……」



男「……」 むくり

駄「すぅ……すぅ……」

男（枕元に水差し……）

駄「すぅ……すぅ……」

男（ＮＭＭ……寝耳に水……か） ちょろちょろ

駄「うひゃわぉゆ！」 がばっ

これは良スレ

起きて！朝d・・・もう10時まわってた・・・・・・

男「すやすや……」

駄「朝ですよー！　男くん、朝なんだよー！」



男「はっ……！」　がばっ

駄「すぅ……すぅ……」

男「夢かよっ」 ぺしっ

駄「……ひよ？」

男「……昼だしっ」 ぺしっ

駄「わっ！　男くん、朝だよー！　起きてますかー！」

男「昼だっちゅーとろうがっ」 ぺしっ

おいついた

駄「あれだよね　男くんのおきるオーラがわたしのスイッチになってるよね」

男「またなにを……」

駄「つまり男くんがわたしに起こしてもらいたい３時間前に起きればバッチリだよ！」

男「……おまえの使命はなんだ？」

駄「そんなの男くんをおこすことに決まってるよ！」

男「はぁ……」

駄「だからよろしくね？」

男「……」 ぺしんっ

駄「ひんっ！」

やべｗｗかぶってたｗｗｗ
もう無理ｗｗ誰か任せたｗｗ

駄が先に起きて朝勃ちしてるところを見られたらどうするんだ・・・
いや待てつまり真面目な目覚ましとは毎朝それを見ることを義務付けられているのか

ある朝のことだった
男が起きるといつもはうるさいくらいの目覚ましの声が聞こえない
枕元を見ると秒針を力なく投げ出しパタリと倒れ付した目覚ましが目に入った

「おい」

文字盤は虚ろに光を失っておりぺしんっしても反応が無い
白くすらりと伸びた長針と短針はいつも男が眠る時間で重なり合ったまま
じっと見つめていても動く気配は無い
男はひとつ息を吐くと後部の蓋をあけ電池を取り出し
バッテリーチェッカーにかけてみる
・
・
・
・
・
駄「今日は電池切れだったんだから不可抗力だよ」

男「そうだな」

駄「これはむしろ男くんのミスだよね。わたしが最近寝坊気味だったのも
　　きっと電池が切れ掛かってたせいだよ」

男「いつものことだし別に支障は無かったが」

駄「これからはもっと気を遣ってよね。わたしの声が聞こえないと寂しいでしょ？」

男「はいはい」

ええい、つづきはまだか！

ほ

ho

井口裕香で再生余裕でした

男「６時ちょうどに起こせよ」

駄「分かりました。では５分前に私を起こして下さい」

男「は？」

駄「朝弱いんで、１回じゃ起きないかもしれないんでよろしく」

男「おい」

駄「ちゃんと起こして下さいね？　６時に起こしてあげられなくなりますから」

男「よし分かった」


駄「――はっ！　あれ？　なんでゴミ捨て場で寝てたの私？　しかももう９時だし……」

>>80
素敵やんｗｗ

駄「お願いがあります」

男「なにお前、まだいたの？」

駄「ひ、ひどい……。この目覚まし時計ゴミ捨て場で拾ったんですけど」

男「ほう」

駄「これに入れる電池下さい。これがあれば自分で起きられるんで、起こしてあげられます」

男「お前、今自分の存在意義を自分で全否定してるんだけど、気が付いてるか？」

>>79
いいや、あすみんだな

男「……」　むくり

駄「すぅ……すぅ……」 がしっ

男「……」 てくてく

駄「むぅ……むぃ……」 ずるずる

男「……おい、せめて毛布はおいてこい」

駄「むぃー……いやだよー……」

男「……」 ぺしっ

駄「うわっ！　朝だよー！　男くん、寒いよー！　布団戻ろうよー！」 ずりずり

男「このうえ二度寝かよっ……」 ぺしんっ

駄「春だね！」

男「まあ暦ではな」

駄「これはね！　春眠暁を覚えずってやつだよ！」

男「つい最近まで冬眠とかほざいてたくせに」

駄「季節感って大切だよね」

男「じゃ、肌で感じないとな　今晩からベランダいけ」

駄「いやいや、まだまだ寒いよ男くん」

男「知ってるよ」

駄「男くん、いつもありがとうね」

男「なんだ急にかしこまって」

駄「男くんが起こしてくれるからわたし、まいにち時間通りにおきられるんだ」

男「まあ、そうかな……」

駄「セットされた時間におきられないなんて目覚まし失格だけど……わたし、頑張るから！」

男「おまえ……」

駄「男くん……」

男「いやいやいや、なんで目的が起きることになってんだよ　お前の仕事は起こすことだかんね？！」

駄「……ちっ」

男「あ、いま舌打ちしやがったな！　自ら目標を下げた上に、舌打ちしくさったな？！　もう堪忍ならん！　廃棄だ、廃棄！」

駄「やーだよー、だ」

男「こーいつぅ♪」　ぽふっ

駄「えへへー☆」


駄「……というくらいの寛容さで許してほしいなー」

男「朝っぱらから頭が悪い話を聞かせるな……」　ぺしんっ

駄「……このままじゃ駄目です！」

男「えっ」

男「何を今更」

駄「酷いですっ！」

男「で、今度は何をどうするんだ？」

駄「メガホンをつけます」

男「えっ」

駄「これで大声を出せばきっと男さんが起きてくれるはずです」

男「……根本的な問題はそこじゃない気がするが」

駄「いいんです、明日こそ、絶対起こしますから！」

男「はいはい」

……

男「おい、また寝坊した上に本当に爆音で声出したそうじゃないか。近所から苦情が来たぞ」

駄「うう、ごめんなさい……」

男「次はちゃんと起こせよ」

駄「あれ?今日はお昼寝ですか?」

男「日曜だしな。とりあえずバンキシャ叩くために18時に起こしてくれ」

駄「了解しました」

17:30

駄「キターーーー!!!」

男「おい…俺は18時に起こせと言ったはずだが?」

駄「すみません…笑点が始まったのでテンションが上がってしまいました」

男「笑点は歌丸さんがカツラかぶってるとこ以外興味ない」

駄「男さんはわかってませんね。演芸から観てはじめて『笑点』を観たと言えるんですよ」

男「わけわからんことを言うな」ぺしっ

しえーん！　みてるぞっ

がんばれー

支援！がんがれ！

男「明日は休日だから遅くまで寝るからな」

駄「分かりました」

男「ここぞとばかりにいつもの時間通りに起こしたりするんじゃないぞ」

駄「普段ですら起きられないのに、休みの日に早起きなんて出来るわけないじゃないですか」

男「……明日は目覚まし時計でも買いに行くか」

駄「電波式のやつお願いします。あ、出来れば単純な電子音じゃなくてメロディの流れるやつがいいです」

男「叩き壊してやろうかお前」

男「無人島になにか一つだけ持ってけるとしたら？」

駄「そうだよ　なに持ってく？」　わくわく　

男「あー………うん。　目覚ましじゃないのは確かだ」

駄「なしてっ？！　規則ただしい生活こそが活力の元なんだよ？！」

男「あー………まあ、そうかもな」

駄「だよね！」

男「そうだな、まともに働くようになったら候補にいれてやるよ」

駄「やったぁ！　わたし、頑張るね！　無人島でも朝を告げるよーっ！」

男「いい心掛けだ」

駄「お昼頃にねっ！」

男「朝にしろっ」 ぺしっ

男「さて、案の定お前は寝過してしまった訳だが」

駄「うー……あれ、なんだ、まだ10分しかすぎてない」

男「予備として携帯でも目覚ましセットしておいたからだ」

駄「なんだ、そうだったんですか」

男「お前、俺に言わなきゃいけない事があるんじゃないのか？」

駄「えー、なんだろう？　あ、寝てる時歯ぎしりすごいうるさかったですよ」

男「……もっと大切なことなんだが」

駄「あ、そっか。おはようございます。そしてまた寝ます。おやすみなさい」

男「二度と目覚めるな」

支援

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男「……ただい…ま……」 がちゃり

駄「すぅ……すぅ……」

男「……おい、起きろ」

駄「はっ！　男くん？！　朝だよー！　朝帰りだよー！」

男「うるさい……お前はなんで玄関に寝てるんだ……」

駄「そんなのお出迎えのためだよ！　おかえりー！」

男「ああ……うん、ただいま…」

駄「お疲れだね、男くん！」

男「オールだったからな……眠くてかなわん……」

駄「そんな時こそわたしにお任せっ！　男くん、起きてー！」

男「寝かせろっ……」 ぺしっ

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支援

駄「ひそかなマイブーム、二度寝」

男「すぐさま直せ」

駄「勤務時間外ですよー、だ」

男「まともに仕事できないやつが何を言うか」

駄「きもちーですよー？　一緒にどうですか？」

男「………ま、たまにはいいか」

駄「一時間後にー……おこしたげますよー……」

男「そいつぁー……どーも……」

駄「すぅ……すぅ………」

男「………さてと、ベランダに放り出そうかね」

駄「……ひゃい？　…うわっ……わーっ！」 がばっ

男「ん……」 むくり

駄「な、なんなんですかっ！　朝なんですか？！　あ、朝ですよー！」

男「落ち着け……ただの地震だ」

駄「地震？！　長いよ？！　強いよっ？！　わあー……止まってる？」

男「長いよー、あたりでな」

駄「……ふう、なんてことない地震でしたね」

男「ちょっと無理があるぞ……　ん、ちょうどいい時間だな」

駄「仕事を地震に取られちゃいました……」

男「普段もできてないから落ち込むな」

駄「わたしを起こすのは男くんの仕事なのにっ」

男「ちゃうわっ……」 ぺしんっ