駄「すぅ……すぅ……」

男「……おい」

駄「……ふぇ？」

男「時計見ろ」

駄「大変！　男さん、朝ですよー！　朝ですよー！」

男「起きてるっちゅーね」 ぺしっ

駄「はい……」 しゅん

続けたまえ

これは久々に大当たりか

これは！

駄「すぅ……すぅ……」

男「………ま、いっか」

駄「すぅ……すぅ……」

男「行ってきます」



駄「はっ！」

駄「大変！　男さん、朝ですよー！　朝ですよー！」

駄「いない……」

駄「あ、もうお昼……」

駄「じかんー？　んー……あと五分……」

男「そう言ってもう三十分経つぞ」

駄「えっ……、あっ！」

男「行ってきます」ぺしっ

駄「ごめんなさい……」

駄「はっ！」

男「すやすや……」

駄（やった！　まだ寝てる！）

男「すやすや……」

駄「男くん！　朝だよー！　起きるんだよー！」

男「……」　ぺしっ

駄「え？」

男「……今日は、休日だ」

駄「あ、あれ？」

男「すやすや……」

男「ん、なんだこの時計」

駄「あ、今日ね　私が買ってきたの」

男「なんでさ」

駄「私がきちんと男くんのことおこせるようにね！　ふふん！」

男「……むしろこれがあればお前、いらないし」

駄「はっ！」

男「じゃ、そういうことで」

駄「…………そいやぁー」　バキンっ

男「おい」　ぺしっ

駄「えへへー　手、滑っちゃったよー」

男「おい」　ぺしっ

このスレは伸びるべき

駄「――くーん、お――くー――」

男「なんだ、折角俺より早く起きたのに声が出てないぞ」

駄「昼――歌ってたら――喉潰――」

男「目覚ましのクセに喉潰すまで歌うとか……」

駄「ごめ――」

男「いいから、今日しっかり喉を休めて、明日はきちんと起こせよ」

駄「あ……」

男「じゃあ、行ってきます」ぺしっ

駄「いって――しゃい！」

なにこれすげーかわいーんだけど

実に興味深い

駄「男くん！　朝だよー！　起きてよー！」

男「起きてるよっ……」　ぺしん

駄「…あれだよね、その頭はたくの日々強くなってるよね」

男「いつかは直るといいなって思ってな」

駄「私、正常だよ？」

男「どの口が言うか」　ぺしっ

駄「あいたっ」

ふむ

駄「男くん！　朝だよー！　雨ふってるよー！」

男「見りゃわかるよ」

駄「男くん！　寒いよー！　入れてよー！」

男「今からコーヒ入れるからちょっと待ってろ」

駄「いきなりベランダに放り出すのは酷いよー！」

男「なかなか起きないのが悪い」

駄「だからってこれはないよー！　風邪ひくよー！　壊れちゃうよー！」

男「ああ、もう　うるさいな」　ぺしっ

駄「……今日もおこせなくてごめんなさい」

男「うむ」

駄「すぅ……すぅ……」

男「む」

駄「すぅ……すぅ……」

男「うごけん」

駄「すぅ……すぅ……」

男「おい、離せ」

駄「んぅ……男さーん……はやくおきてくださいよー……しかたないですねー……」

男「………」

駄「むぐ……んーっ！　んんー！」

男「っ…ふぅ……　起きたか」

駄「男さん！　朝ですよー！　顔近いですよー！　きゃー！」

男「……うるさい　お前のせいだ」 ぺしっ

駄「はっ！　い、今何時？」

男「そうねだいたいねー」ぺしっ

駄「今何時！？」

男「もうおそいー」

駄「うう……」

男「ちなみに胸騒ぎはない」

駄「ううー！」

男「悔しかったらというか、目覚ましとして『まだはやいー』と言わせてくれよ」

駄「……ごめんなさい」

男「うむ、じゃあ明日また頑張るように」

駄「男さん、プリキュアが始まりますよ！　男さん！」

男「うるさい、黙れ、誤解を招くようなことを言うな、日曜日の朝に起こすな」

駄「でもっ、でもっ今日は新キャラ登場らしいんですよ！」

男「お前が見たいだけじゃねえか！」

駄「ですから、テレビの電源だけでも――」

男「嫌だ寝る」

駄「お願いですよー！」

男「ああもう……目が覚めちまった。いいよつけてやるよ」バシッ

駄「あいた！　……えへへ、ありがとうございます。やっぱり男さんは優しいです」

男「サ　ン　デ　ー　モ　ー　ニ　ン　グ　を　な　！」

駄「ぎゃー！」

男外道

男「この夜遅くにコーヒーか。寝られなくなるぞ」

駄「むしろ寝ないの！」

男「はぁ？」

駄「おきられないなら逆に寝なければいいって気付いたの！」

男「……ああそう　じゃ、俺はもう寝るからな」

駄「おやすみなさい！　子守唄いる？」

男「いらねーよ……おやす……まないか」


男「すやすや……」

駄「……」 わくわく

男「すやすや……」

駄「……」 うとうと


男「……」 むくり

駄「すぅ……すぅ……」

男「……だろうな」

ふむ……朝まで残ってたらスレタイ疑われそうなｗ

男「なにしてんだ？」

駄「んー？　ひなたぼっこー……体内時計のリセットができるんだってー……」

男「ああ、昨日のテレビのやつか」

駄「うんー……　きもちーよー？　男くんもどうー？」　うとうと

男「明日早いから断る」

駄「……早いのー？　私にー……　任せて……　だいじょー……」

男「……さてと、洗濯でもするか」

駄「すぅ……すぅ……」



駄「激しくズレた！」

男「ああ、うん　大丈夫。　当てにしてないから」

駄「はっ！　男くん！　朝だよー！」

男「どこの国だよっ……」 ぺしっ

駄「あぅぅ……」 しゅん

あーもうだめだｗｗｗ
誰かｗｗ任せたｗｗ

お前ｗｗｗｗまだ23だしｗｗｗｗｗｗｗ頑張れよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

これはよい

どういうビジュアルなんだ

君が思った通りだよ

>>23
限界を乗り越えるんだ、さぁ君の男の見せ所だぞ

おい

駄「すー……すー……」

男「ぐぅ……ぐぅ……」

駄「えっくしっ!!」

男「な、何だ!?」ﾋﾞｸｯ

駄「んー……」

男「……布団蹴ってんじゃねーか……」ぽす

駄「んー……えへへー、大好きー」ｷﾞｭｯ

男「お、おい……」

駄「チョコレートグラタン」ぼそっ

男「きしょっ!?」

駄「んー……えへへ」

男「胸、やーらけー……」



駄「はっ!?　あ、朝ですよ（10分だけ遅刻しちゃった）!!」

男「寝不足だから寝かせて……」

男「ただいまー」

駄「すー……すー……」

男「もう寝てるのか……ん？　置手紙か」

駄『早起きするので先にねます』

男「良い心がけじゃないか」



駄「はっ!?　ど、どうしよう、まだ0時回ったばかりだ……」

駄「男さんもねてるし……寝られそうにない……」

駄「……か、かくなるうえは……」



駄「お、男さん、朝ですよー」

男「ん……ありが――おわあああああっ!?」

駄「ふぇ？」

男「……ね、寝ていいぞ……隈がすごい……」

駄「大丈夫ですよー、まだがんばれまひゅから……くー……」

今日3回オナニーしちまった
明日9時からバイトなのに……

駄「すぅー……くぁ…」

駄「……ふはっ！」ﾋﾞｸｯ

駄「なんだ、まだ三時か……ぐぅ」

駄「……すぅー……うっ！」ﾋﾞｸｯ

駄「……ぉふ……まだ四時……大丈……」

駄「……ぬあぁっ！」ﾋﾞｸｯ

駄「ああ、まだ……ゴジラ……」



駄「――………ん、ふあぁ…」

駄「……！？　なんで８時！？　間はどこいったの！？」

最近寝不足な俺の図

>>33
お前に萌えた

駄「男さん、プレゼントなんて悪いですよ」

男「いやー、お前も一人じゃ大変だろうと思ってなー、ほら、自己紹介しろ」

駄「自己紹介？」

真「はじめまして、真面目覚ましです」

駄「え？」

男「あれ？　そういやこっちはしっかりと起こしてくれるんなら……あ、オマエいらねｗｗｗ」

駄「やーーーーーーー!!!」



駄「はっ!?　ゆ、夢か!?　!!!?　も、もう30分過ぎたっ!?」

男「よお、おはよう」

駄「ね、寝坊しました、すいません!!」

男「あ、ああ……」

駄「す、捨てないでください、頑張りますからー……」

男「捨てねーよ……」

男（いつも耳元で捨てないで捨てないでって6時くらいから寝言言い出すから目が覚めるんだよな……）

男「おい、なにやってんだ」

駄「はっ！　男くん？！　ち、違うの！　これはべつに時計をわたしに合わせようとかそんなんじゃなくてっ……」

男「ふむ」

駄「そ、そう！　グローバライズ！　時計にも国際化の時代だよ！　男くんに世界時間で行動してほしくて！」

男「よし……わかった」

駄「……ほんと？！　許してくれる？！」

男「今晩はベランダな」

駄「ごめんなさいー………　勘弁してくださいー……」

駄「すぅ……すぅ……」

男「すやすや……」

駄「男くん！　朝ですよー！　起きないと遅刻ですよー！」

男「はっ！　嘘だ！　馬鹿な！」 がばっ

駄「すぅ……すぅ……」

男「……寝言かよっ」　ぺしっ

駄「……ふぁい？」

男「……真夜中かよっ」　ぺしっ

駄「…な、なにするんですかー　まだ真っ暗ですよー？」

男「お前のせいだよっ……」 ぺしっ

駄「り、理不尽ですよー……」

駄「男くん男くん　わたし考えたの」

男「ゆーてみ」

駄「わたしが男くんに起こしてもらうことで寝起きの頭をすっきりさせるっていう新しい目覚ましのかたち」

男「……で？」

駄「つまりわたしはやっぱり立派な目覚ましだったんだよ！」

男「……ならスッキリするまで叩かせてもらおうか？」　にっこり

駄「ひぃっ………」

男「せめてまともに起こす努力をしろっ」 ぺしっ

駄「ごめんなさいー！」

支援

駄「ぴぴぴっ、ぴぴぴっ、ぴぴぴっ」

男「駄目だな」

駄「ヴー、ヴー、ヴー」

男「イマイチ」

駄「じりりりりりりりりり」

男「うん、やっぱりそれが一番しっくりくるな」

駄「そうですか。やはり目覚ましの本懐として、ベルの音がベストなのは嬉しいです」

男「いやあ、声で発しても一番ウザいから、起きれるんじゃないかと」

駄「ウザ――っ！？」

男「ピピピはかわいいんだけどさあ、目覚ましとしてさあ……」

駄「か、かわいいだなんて、そんな……」

男「照れる前にまずはちゃんと起きろ」ぺしっ

駄「あいたっ！　うう……」

素晴らしいスレ発見

男「なに、それ」

駄「自然界の知恵を取り入れてみた！」

男「とさか？」

駄「羽としっぼもついてるよ！　にわとりパワーで目覚めバッチリ！　もといパッチリだよコケコッコゥ！」

男「…………ま、いーけどな。　かわいいから」 なでなで

駄「わっ！　とさか！　とかさズレる！」

ほ

真面目覚まし「あなたは不要です」

駄「そ、そんなことないもん!!」

真「なら、私と勝負しませんか？」

駄「勝負……？」

真「そう、どちらが男さんにふさわしいか選んでいただきましょう、勝ったら――」

駄「本当にふさわしい男さんのパートナーとしてめざまし役の続行だね？」

真「いえ、キスを頂けるということで」

駄「き、きききききすですと!!!?　わ、わかった、うけてたとう――」

男「いや、真面目覚ましの方が良いよ」

駄「そ、そんな!?」

真「では、口づけを」



駄「いやああああああああ!!!」ｶﾞﾊﾞｯ

駄「男さんは私のです!!　起きてください男さん!!!」ﾌﾞﾁｭｰ

男「……起こしてくれてありがとう、そして新調しようかそろそろ考えたいんだが」

駄「……」　むくり
駄「男くん！　朝ですよー！　朝ですよー！」

駄「……っていないよねー

男「おい、うるさいぞ」　ぺしっ

駄「あれ？！　男くんがいる！　なんで？！」

男「いちゃ悪いかよ……外見ろ」

駄「あ、夕焼けきれー……明日は晴れだね！」

駄「……って夕方？！」

やべｗｗミスったｗｗｗ
寝るわｗｗ

寝るなよー頑張れよー

手元の作業終わったら俺もちょっと頑張るから諦めんなよー

これ思い出した

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