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    元スレ新ジャンル?「ロリおねえさん(超齢)」

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    151 = 144 :

    ――

    ぐう

    「泣きつかれて寝ちゃった、か。」

    「このまま離れたいところだけど。」

    「こうもがっちりしがみつかれると、ねえ。」


    「ふふ、今日も寝られそうにないわね。」

    152 :

    いいな……幼の抱き枕……

    153 = 144 :


    チュンチュン

    「……朝、か。」

    「か~っ頭いてえ」

    「昨日飲みすぎたかも。
    ……昨日、のことは思い出さないでおこう。」

    「そういや幼は?」

    オーイ

    シーン

    「もう帰っちゃったか。」


    「さて、2日も休んじまったから、今日はさすがに会社行かないとな。」

    パサ

    「っと、また置き手紙か。なになに」

    『おはよう男。昨日はあなたを寝室に引きずってからも、なかなか離そうとしなかったので、帰るのが朝方になってしまいました。今から家に帰って寝てきます。いつもの場所に来なかったら、寝ているものと考えてください。
    あと、昨日の余りでお弁当を作って置きました。良かったら食べてくださいね。
      幼』

    「……幼、お前……」

    「大丈夫か?変なもんでも食べたんじゃないだろうな。
    いやそれとも何かの罠とか?」

    「なんにせよ、弁当食べるのは強制っぽいな。いやまずくはないから別にいいんだけどさ。」

    154 = 144 :

    ギィー

    「よお」

    「や」

    「なんか久しぶりな感じだな。」

    「2日来なかったものね。」


    「ああそうそう、弁当サンキュな。」

    「いえいえ、どういたしまして。」

    「それにしても、その年で料理とか、さすがスーパー小学生だな」

    「すーぱー、小学生?」

    「だってお前、その年でそれだけ出来るってのは、すごいことだろ。苦労してるんだなーって思うよ。」

    「苦労しているってのは否定しないけど……」

    155 = 144 :

    「そういえばお前、聞いてなかったけど年はいくつなんだ?」

    「あら、女性に年齢を聞くなんて、失礼な方。」

    (どうしようか、教えてあげても別にこちらは困らないのだけれど……)

    「そう、ね。そしたら下一桁だけ教えてあげるわ。」

    「下一桁教えたら普通に分かるじゃん。」

    「それもそーね。
    私の下一桁は、2よ。」

    「12歳か。もうちょっと低いのかと思ってた。」

    (……嘘はついてない、嘘はついてない)

    「へえ、何歳くらいだと思ってたの?」

    「んー、8歳かそこらかと。
    まあでもさすがにそれはないわな。」

    「8歳か。なら惜しかったわね」

    (身体年齢は9歳のままだから)

    156 = 144 :

    「でもそれだけ何でも出来ると、早く大人になりたいとか思ったりしない?」

    「……そうね。そう願った時期もあったわ。」

    「なんだよ、今は違うのか?」

    「ええ、諦めた、と言うべきかしら。」

    「?」

    「ごめんなさい、よく分からなかったわよね。
    ええ、今でも大人になりたいと思うことはあるわよ。でもこの体でも結構得することは多いから。」

    「なるほど、そういうことか。いいよなー、俺もそういう頃は大抵のことは大目にみてくれてたぜ。」

    「そう……」

    「……?」

    俺には、遠くを見ている彼女が、何を見ているのか分からなかった。大人になった自分?それとも別の……

    157 :

    9歳の幼女を抱いて寝る……犯罪だな
    男は捕まるべき
    そうなったら俺が代わりをやってあげよう

    158 :

    抱いて寝るというのに危ない妄想を抱くのが犯罪というかロリコンというかウワナニヲスルヤメr

    159 :


    幼宅

    執事(以下羊)「お目覚めの時間にございます、お嬢様。」

    「……んー。はっ、羊。 バッ
    くぅ、油断していたわ。この私が、3度も自室への侵入を許してしまうだなんて。」

    「最近たるんでおられるようでしたからな。前回よりも入るのは簡単でしたよ。さあ、約束通り罰を受けていただきましょうか。」

    「……またあの服を着て街中へ?」

    「いえいえ、今回はきちんと時期にあった物を用意させていただきました。」

    スッ

    「こちらにございます。」

    「ひぃっ。こ、これは……ある意味前より酷い……。」

    「なあに、たった2日の誤差です。本来ならば、当日に着ていただく予定だったのですが、
    その日は帰って来られませんでしたので。」

    幼 クッ「…………分かっ、たわ。そういう、約束、でした、ものね。」

    ――

    「おお、似合っておられる。」

    「こんな……屈辱だわ。」

    160 = 159 :

    「おーす、幼ーってなんだよ、その格好。いつものドレスはどうしたんだ?」

    「……お願い、何も言わないで。」

    「あ、ああ……お前がそういうなら、何も言わないけどさ。」

    「ありがとう。」

    「で、ちょっとそこに座りなさい。」

    「ん?ああ、座ればいいのか?」

    トスン

    「座ったけど?」

    「そのまま股を開いて。」

    スッ

    「?何がしたいんだ?」

    ぽふ

    「のわぁ、何座ってんだよ。」

    「この格好寒いのよ。温めて。」

    「俺は風よけ兼人間カイロか。」

    「ん、でも、お前の方が温いぞ。やっぱり平熱高いのな。」

    「そう?なら私で温まりなさい。」

    「ほら、腕を前に回して、抱き抱えるみたいにして、」

    「え?いやいやいや、無理だって、恥ずかしいって。」

    「恥ずかしいったって、相手はこどもでしょう?」

    「む。それもそうだな。別に恥ずかしがるようなことじゃない、よな。」

    「そうよ」

    「じゃ、じゃあ、行くぞ?」

    ガシッ

    161 = 159 :

    「…………」

    「……少しきつい」

    ドクン

    「ああ、ごめん。」

    ドク、ドク

    「――――」

    ドクドクドク

    「……男?」

    ドッ

    「っ!
    やっぱ無理!」

    バッ

    「きゃあ、何をするの。いきなり突き飛ばすだなんて。」

    「ええ、と、ごめん。」

    「何なのよ、まったく。
    もういいわ。私帰るから。」

    ギィー

    バタン

    162 = 159 :

    「い、今のは、一体……?」

    「……分からん」



    「ふ、くくっ。なかなかに面白い反応だったわ。」

    「期限まであと3日。私の勝ちが見えてきたわね。」

    163 :

    男死ね
    氏ねじゃなくて死ね

    165 :

    でも現実のロリは可愛くないし

    166 :

    まあ小汚いし、何言ってるのかわからないし、こっちの話は通じないしな
    親っていうのはつくづくすごいと思うわ

    167 :


    「そろそろ行く時間だけど、なんか行く気になれないな。
    はあー」

    「溜息なんかついて、まだ失恋のショック引きずってやがんのか?」

    「同か、って、何でそのこと知ってんだよ」

    「いや、お前後のこと俺に相談してきたじゃん。あいつがああなのは俺も知ってるからな。
    つうか実は俺も引っかかったクチ。」

    「ええっ、お前もかよ。」

    「うちの部だけでも少なくとも6人は引っかかってる。上もやられたらしい。」

    「まさに悪女だな」

    168 = 167 :

    「んー、俺も最初はそう思ってたんだが、最近どうもちがう気がしてきた。」

    「どういうことだ?」

    「いやさ、俺ら後に騙されても、金も物も、取られてないだろ?」

    「心が盗られました」

    「それはしゃーない。
    んで、狙われたのも、そういうのに騙されやすそうなやつばっかだったんだ。」

    「つまり後は、俺たちが騙されないように、ワクチンを打ってくれたんだよ。」

    「そのとおりです、同先輩」ピョコン

    「のわっち、どっから出てくんだよ。心臓に悪りいわ。」

    「お、おう、後、久しぶり」

    「」↑?

    「ああ、そいつまだ失恋のショックから立ち直れてないんだ。さっきもお前の名前叫びながら泣いてたぜ。」

    「泣いてないわ。ついでに失恋のショックでもないわ。」

    「あれ、そうだったのか?」

    「純粋な先輩のことですから、立ち直るのにもうちょいかかるのかと思ってました。」

    169 = 167 :

    「んで、失恋のショックじゃないならなんなんだ?」

    「ゑ?そ、それはだな……ええと、俺にもいろいろあるんだよ。」

    「気になる……」
    「自分から何かある、って言ってるようなもんじゃないですか。」

    「あ、ああ!もうこんな時間かよ。俺寄るとこあるから、帰るわ、じゃな。」

    ダッ

    「チッ、逃げたか。
    それにしても、なんなんだろうな?」

    「うーん。大体の目星はついてるんですけど……」

    「マジかよ。なになに?」

    「でも私の手に負える相手かどうか……」

    「?」

    170 = 167 :

    「ふう、ふう。」

    「やっべ、いつもより30分も遅れてんじゃん。」

    「今日は……いいかな。うん、どうせ遅れちゃったし、一日くらい、いいよ、な」

    『ゴメンキョウハイケナイ』

    「っと。さて、帰るか」

    171 = 167 :

    「くちっ。う゛ー、今日は一段と冷えるわねえ。」

    ピピッピピッ

    「おや、男から?」

    『ゴメンキョウハイケナイ』

    「なんと。来られないならもっと早く伝えなさいよ。」

    「……ごめん今日は行けない、か。」
    「普通は会議なら会議、用事なら用事と、理由を書くはずよね。それが書いていない。とすると、もしかしたら昨日ので、気まずく思っているのかもしれない。
    確認してみますか。」

    『ドウシテコレナイノ』

    『チョットイロイロイソガシクテ』

    「あらまあ、分かりやすい返事をどうも。やっぱり昨日の件の線が濃いわね。」

    「残り2日。明後日の予定は雨が振らなければあれにするとして、明日をどうするか、ね。」

    「時間はないけれど、ここは一つ賭けに出ますか。
    上手く行けば明後日の効果が増大。上手く行かなければタイムオーバー。」

    「ふふ、楽しくなってきたわ。」

    172 :


    「昨日は行けなかったから、今日は行かないと。」

    ギィー

    「おーい、幼ー。ってあれ?幼?」

    キョロキョロ

    「……いない、のか?」

    「それにしてもあいつが来ないなんて珍しい。」

    「まさか、昨日来なかったから怒ってるとか?
    聞いてみよう。」

    『キョウハドウシタコナイノカ』

    「…………」

    「返ってこない。」

    「うーん。思えばいつもあいつの方が来るの早かったからな。たまには俺が待つのもいいか。」

    「…………」

    「…………」

    「……まだか。」

    「寒いな。昨日はこの寒い中を、少なくとも30分は待たせちまったわけだ。来たら謝ろう。」

    173 = 172 :

    「1時間待ったが来ない。なんかあったのかな。」

    「あともう少しだけ待つか……」

    ――

    ――――

    ――――――

    「やべえな、もう10時かよ。感覚が麻痺して、寒くなくなってきたんですけど。」

    「つうか、おれはなんで5時間も待ってるんだ?さすがにこんな時間になってから来るはずないし、明日も会えるだろうに……」

    「なんかじゅーよーなことを忘れてるような……」

    「ん、明日?」

    「あああ!そうじゃん。幼に会えるの、今日と明日だけじゃん(>>136)。なんで忘れてたんだよ、昨日の俺。」

    「昨日来なかったせいで怒らせたんだとしたら、俺は2日も無駄にしちまったのか……」

    「…………」

    ヴー、ヴー

    「お、来タ!幼からだ!」

    『ダイジナヨウガアッテキョウハイケナカッタゴメンナサイ』
    『アシタハイチニチアイテイルカラモシヨケレバイチニチツキアッテホシイ』

    「おう、いくらでも付き合ってやろうじゃねえか。」

    『ワカッタユウキュウトッテクル』

    「よし、明日は一日幼と遊ぶぞ!」

    174 :


    (あの後の話じゃあ、8時にウチに来ることになってたんだが、来ないなあ)

    (今が8時10分。
    まさか、20時とか?)

    ピンポーン

    「と思ってたら来たか。
    はーい」

    ガチャ

    「いらっしゃい。」

    「はあ、はあ。遅れてしまったわね。ごめんなさい。」

    「走ってきたのか。別に良かったのに。」

    「ふう。私としたことが、寝坊してしまって……」

    「そうだったのか」

    「まあ、上がれよ」

    「いえ、あなたの準備が出来ているならもう出発しようと思うのだけど、」

    「ん、俺の方は問題ないけど、どこに行くんだ?」

    「どこって……今日は年末大祭の日じゃないの。」

    「ああ。そうだったな。すっかり忘れてたや」

    「あなたらしいわね。」

    175 = 174 :

    「うー、外寒いなあ。」

    「会場は出店も出てるから温かいはずよ」

    「そうだな。」

    「会場までは近いから歩きでいいよな?」

    「ええ、時間もあるし、ゆっくり行きましょう。」

    176 = 174 :

    「ほう、これが会場か。結構盛り上がってんな。」

    「何、来たことなかったの?」

    「ああ、なんか面倒だから来てなかった。学生の頃は地元の祭とか行ってたんだがな。」

    「へえ。ま、気をつけなさい。ここは結構激しい場所だから。」

    「激しい?」

    「いちゃもんつけられたりとか、金を脅し取られたりだとか、物騒な話が絶えないの。昔からそういう気風だったらしいわ。」

    「だ、大丈夫なのか?」

    「多分」

    「多分かよ」

    「スリリングで楽しいじゃないの、ねえ」

    「警察は何してんだ?」

    「中での事は手に負えないから、ほら、そこの入り口のところでチェックしてるわ。」

    警察(以下警)「あー、すみませんが、保護者同伴でも、児童の参加は禁止されていますので。」

    「私のことを言っているの?」

    「ええ。ごめんね、お嬢さん。」

    幼 スッ「はい、これで問題ないでしょう?」

    「免許証!?し、失礼しました。」

    「まあこのナリでは、間違うのも仕方が無いわ。お勤めご苦労様。」ヒラヒラ

    177 = 174 :

    「おい、」

    「なあに?」

    「免許証って、本物か?」

    「本物よ。ほら」

    「んー、まあ本物っぽいな。」

    「ん?昭和……」

    「ええっ、お前22歳だったの?」

    「あちゃー、見せちゃったのは失敗だったか。」

    「マジかよ、でもお前この前12歳って……」

    「あら、私が言ったのは下一桁が2って事だけだけれど?」

    「くそっ、普通は22だなんて思わねえよ。」

    「そうね」

    「んー、まあ、でも、俺としてはそっちのほうがしっくりくるな。」

    「そお?嬉しいわね。」

    「子供扱いされんのは、やっぱいやか。」

    「いえ、そうでもないわ。それはそれで楽しいし。」

    「うわー」

    178 = 174 :

    「よし、突撃だ」

    「待って」

    「ん?」

    「その、手を……」

    「えっ」

    「ああもう、皆まで言わせないの。かなり混んでいるから、はぐれたら困るでしょう?」

    「ああ、うん、でも、その。いいのか?」

    「あなたがいいならね」

    「……うん。よし、じゃあ繋ごう」スッ

    「ん」ぎゅっ

    179 = 174 :

    「さて、何から行こう、今日はじゃんじゃん奢ってやるぞ。」

    「やったぁ。じゃあお言葉に甘えて、んーと、あれから。」

    「チョコバナナか。よし、並ぶぞ。」

    ラッシャイ

    「2つくれ」

    アイヨー

    「買ったぞ」

    「食べるぞ」

    ガツガツ

    ハムハム

    「よし、次!」

    「え、ちょ、わたしまだ……ゃー」ズルズル

    180 = 174 :

    「リング焼き2つ!」

    アイヨ

    「クレープ2つ!」

    ヨシキタ

    「わたあめ1つ!」

    ホイ

    「フランクフルト!」
    「焼きもろこし!」
    「たこ焼き!」
    「りんご飴!」

    181 = 174 :

    「ちょっと、あなた、ペースってものを……」

    「フハハハハ、幼、次は何がいい?」

    「……私が見えていない。何かしらのスイッチが入ってしまったみたいね。」

    「ん、そういや肉類がまだだったな。
    お、あれは、シシカバブー!
    よし、幼は食うか?」

    「まだ、食べるの?私はもう無理。」

    「よし、じゃあ買ってくるから待ってろ。」

    ダッ

    「ぁっ」

    182 = 174 :

    「おっちゃん、ケバブ1つ。」

    ホイナ

    「あんがとー。」パク
    「あー、この味が効きすぎてる感じがなんとも言えん。」

    「ってあれ?幼は?」

    「あ゛」

    「やっべえ、離れちまった。おーい、幼ー、どこだー」

    「駄目だ、これだけ人が多いと叫んでも意味がない。」

    「だけど、あいつ一体どこ行ったんだ?黙ってどっか行くような奴でもないし……」

    「まさか……ゆう、かい、とか?」

    サァー

    「幼ー!どこだあ!返事してくれー!」

    183 :

    「男ったら、遅いわねえ。いつまで待たせるつもりよ」

    「ケバブ買いに行ったのだから、店に見に行くべきか。いや、すれ違いになる恐れがあるわね。」

    「そうだポケベル。」

    「えーと、たしか懐に……あれ?」

    「え?うそ、そんな……私としたことが、忘れてくるなんて……」

    「待つしか、ないか。」

    184 = 183 :

    「はあ、はあ。くそっ、どこにいるんだっ」

    「あ、あれは……」

    「おっす男じゃん。血相変えて、なんかあったのか?」

    「ああ、このくらいの、小さい女の子を見なかったか?」

    「小さい、女の子?」ピクン

    (やべ、地雷踏んじまったかも知んねえ)

    「あ、ああ。その子を、探してるんだが、」

    「…………」ジッ

    「?どうした、同」

    「いる」

    「へ?」

    「こっちだ」スタスタ

    「え?え?」

    185 = 183 :

    「おい同。なんでこっちって分かるんだよ。」

    「匂いだ。」

    「は?」

    「俺クラスのロリコンになると、匂いで近くにいる幼女の位置が分かるようになる。」

    「マジかよ……」

    「お前も修行を積めば、分かるようになるさ。」

    「ある意味すごいとは思うが、間違ってもそうなりたいとは思わん」

    186 :

    (あ、ようやく来たみたい。だけど、誰かと一緒のようね)

    「うお、ほんとにいたよ。
    まあ方法と動機はどうあれ、助かったよ、ありがとな。」

    「気にすんなって。」

    「おにいちゃん、だあれ?男にいちゃんのしりあい?」

    「そうだけど、今のもう一回言ってくれる?」

    「おにいちゃん?」

    「も、もう一回」ハァハァ

    「おにいちゃん」

    「もう一回」

    「…おにいちゃん」

    「もっかがふぉっ」

    「いいかげんにしろ。つうか、どうしたんだ、幼。
    ……まさか、幼児退行?」

    「いや元から幼児なんだから、退行しようがないだろ。」

    187 = 186 :

    「僕は同。男の友達だよ。」

    「あ、わたし、幼っていいます。」ペコリ

    「幼ちゃんか。よろしくね。
    くぅ~、家にこもらず、出てきて良かった。ありがとう、ここの神様」

    188 = 186 :

    「それでね、男にいちゃんがね――」

    「なんと、それはひどいなあ。」

    ペラペラ

    (なんだよ、二人とも仲良くなっちゃってさ)

    (大体、幼は一体どうしちゃんったんだよ。)

    「あはは、僕も幼ちゃんみたいなかわいい子は大好きだよ。」

    「えへへー、てれちゃいます」

    (…………)

    「うふふー」

    「あははー」

    ランラン

    男 プチッ「幼、行くぞ。」

    「え?う、うん。」

    「HAHAHA、おとこの嫉妬は見苦しいぜベイベェ」

    「んなんじゃねえよ。」

    「同おにいちゃん、またねー」

    「仕方ない、また会おうね」ブンブン

    189 = 186 :

    「まったく、どうしちまったんだよ、お前」

    「ああ、さっきのあれ?」

    「うお、戻った」

    「あの子にはああいう対応をしたほうがいいと踏んだから、そうしただけよ。」

    「なんでそんなのが分かんだよ」

    「見れば分かるわ。」

    「そういうもんなのか?」

    「そういうものよ。
    それより」ズイッ

    「な、なんだよ。」

    「嫉妬、してくれたの?」

    「ぶふっ、な、なんでそうなる」

    「あら違ったの。ならどうして早く行こうとしたのかしら?」

    「それは、お前が様子おかしいから……」

    「ふう、ん」

    「……ああ、もう、そうだよ、嫉妬してましたよ。」

    190 = 186 :

    「どうして?」

    「なに?」

    「どうして、嫉妬したの?」

    「えっ?
    そういえば、どうしてだろう。分からん。」

    「すぐに諦めない。少しは考えなさい。」

    「うーん。おまえらが楽しそうにしてたから?」

    「なら私といるのは楽しくない?」

    「いや、そうじゃないけどさ……。なんか、明るい空気だったっていうか……」

    「なら私があなたにも、同にしたように接した方がいい?」

    「それはいいわ。俺そういう趣味ないし、お前も疲れるだろう?」

    「いいえ、慣れているから大丈夫よ。むしろどちらかと言うとこっちのほうが疲れるかも。」

    「え、そうなの?」

    「まあ、どちらも同じようなものだけれど、あっちは何も考えなくてよいもの。」

    191 = 186 :

    「っと、話がそれたわね。それで、どうして嫉妬したの?」

    「いや、だから、それは……」

    「それは?」

    「やっぱ分からん。」

    「そ。残念ね。」

    「残念って、何が?」

    「それが分からないのが」

    「む。それなら、もうちょっとちゃんと考えてみる。」

    「分かったら、教えてね。」

    「ああ。」

    192 :

    男はいつもかわいいな

    193 :

    さくしゃはどうした???????????????????

    194 :

    「ところで、どうして遅くなったの?」

    「いや、シシカバブー買って、元の場所に戻ったら、お前がいなかったんだろ。」

    「私はずっと同じ場所にいたけど?」

    「えっ」

    「まさか、場所を間違えた?」

    「どうやら、そのようで、ございますね。」

    「……はあ、あきれた子ね」

    「返す言葉もございません、つうかほんとごめん。」

    「まあ、いいわ。許してあげる。」

    「ん、スマンカッタスマンカッタ」

    195 :

    >>194
    はやくかいてくりー

    196 = 194 :

    「日が傾いてきたわね」

    「うっそ、もうこんな時間かよ。」

    「そろそろ神輿が来る時間だけど、見に行く?」

    「おうともさ」

    197 = 194 :

    ガヤガヤ

    「うひゃー、人多すぎだろ」

    「今度は絶対に離さないようにね」

    「分かってるって」

    ぎゅ

    「よしゃ、突撃だ!」

    「やっぱり待って」

    男 ズルッ「なんだよ人がせっかくやる気になったのに」

    「こんな人混みに入っていったら、私が潰れてしまうわ。」

    「でも前で見ないと意味ないだろ。」

    「そう、だから」

    198 = 194 :

    「肩車しなさい。」

    「肩車?」

    「そう。さすがに知っているでしょう?」

    「いや、知ってはいるけど……」

    「何?」

    「その、恥ずかしく、ないのか?」

    「その点は大丈夫よ。周りもまさか私が成人女性だとは思わないわ。」

    「それはそうだが……」

    「何か問題でも?」

    「ああ……」

    「それは、何?」

    「え?うーん、俺が、嫌なんだよ」

    「どうして、嫌なの?」

    「なんとなく、恥ずかしいし……」

    「どうして恥ずかしいの?」

    「なんでそこまでつっこむんだよ。」

    「知りたいから、あなたのことが」

    「なっ……」

    「なんで?」

    「なんでって……知りたいから、知ろうとするの。何かおかしい?」

    「ぐ……」

    199 = 194 :

    「それで?どうして恥ずかしいの。別に幼児を肩に乗せることを恥ずかしがる必要はないじゃないの」

    「……正直、俺にも分からん。」

    「そ。ならもういいわ。」

    「?もう追求しないのか」

    「だって、あなたは自分の気持ちが分からないのでしょう?そんな人にはこれ以上聞いても無駄じゃない。」

    「う……」

    「でも、分かったら教えてね。今日中に。」

    「今日とか、もうすぐ終わりなんですけど。」

    「一週間前に言ったと思うけど、今日で一週間よ。」

    「あ、そうか……向こうへ帰らないといけないのか……」

    200 = 194 :

    「……よし、ほら、乗れよ」

    「いいの?恥ずかしいのでしょう」

    「いいよ。今日くらいはどんな頼みでも聞いてやるよ。
    ……もちろん、常識の範囲内で、だけど」

    「ならお言葉に甘えましょう。」

    ヒョイ

    (うお、この甘酸っぱい匂い。これが同の言っていたロリ香か)

    「どうかした?」

    「いや、何も」

    「よし、こんどこそ突撃だ」


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