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    元スレ新ジャンル「ふたりぼっちコンビニ」

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    1 :

    「こんにちは!新しくバイトする男です」
    「そう……よろしくね」
    「えーと……アルバイト初心者なんで、色々教えてくださいね」
    「その必要はない」
    「へ? なんで?」
    「マニュアルで分かる筈」
    「はい…」
    「……」
    「……」
    「あの……」
    「?」
    「客さん来ませんね」
    「そうですね」

    2 = 1 :

    「あのーこの商品はどこに並べれば…」
    「マニュアル」
    「すいません……」
    「……」
    「あのー」
    「?」
    「お客さんまだ来ませんね……早く接客したいのに」
    「あら、そうなの」
    「3時間経ったけども来てないですよ……」
    「……」

    3 = 1 :

    「レジチェックおわりましたー! 差額0円でした」
    「そう」
    「まぁお客さん来てないし当たり前かw」
    「……」
    「あの…」
    「……」
    「寝てる…」

    「バイト終わった~」

    「…」スタスタ
    「あ! 女さんも終わりですか」
    「先着替えるから」
    「はいっ」

    「お待たせ」
    「あ……はい (高校生か)」
    「じゃあ」ガチャ
    「なんなんだ……てか同じ高校!?」

    4 = 1 :

    「今日はバイトだー」ガチャ
    「あら、今日は貴方なの」
    「はい! 今日こそ接客頑張るぞー」
    「そう」
    「よーしスタート」

    「よし! お客さんがくる前に在庫チェック」
    「頑張って」
    「~~♪」
    「……」
    「よし! 次は雑誌を整理するぞー」
    「頑張って」
    「ってか女さんも何か手伝ってくださいよ!」
    「私は私でしている事がある」
    「……へぇ」

    5 = 1 :

    「よし! する事は終わったぞ! あとはお客さんを待つぞー!」
    「来るといいわね」
    「……あの女さん」
    「何?」
    「同じ高校ですよね~?」
    「だから何?」
    「いや……その……別に」
    「だったら話しかけないで」
    「……うぅ」

    6 :

    かま続

    7 = 1 :

    翌日

    「今日もバイト…また女さんだ」
    「……」スタスタ
    「…はぁ」

    「……」
    「えーと、カタアゲポテトがここで…」
    「……」
    「ハーゲンダッツか……ここだな」
    「……」
    「うげっ! 熟女最前線……」
    「……」

    8 = 1 :

    「今日も客が来なかったなー」
    「そうね」
    「そうだ! 女さん! 今日もお疲れだろうから、はい! 飴」
    「!! あ…ありがとう」
    「では先着替えますね」
    「そう」

    翌バイト

    「あー! 女さんこんばんわ!」
    「こんばんわ」
    「うしっ! 今日こそ頑張るぞ!」
    「頑張って」

    9 = 1 :

    「在庫整理おっけー!」
    「そう」
    「よーし、タバコの番号覚えたぞ~!」
    「凄いわね」
    「女さんは覚えてないのですか?」
    「覚える必要ないもの」
    「?……そうなんだ…」

    10 = 1 :

    「女さん! 在庫チェックおーけです」
    「ありがと」
    「あのー」
    「何?」
    「何見ているのですか?」
    「なんで?」
    「いやーいつも遠くを見てるなーと思って」
    「時計」
    「やっぱそうかー」

    11 = 1 :

    「あのー」
    「なに?」
    「暇ですし、しりとりしません?」
    「いいわよ」
    「あ……いいんだ」
    「さぁ早く」
    「えーっと、りんご」
    「ゴキブリ」
    「うっ…リス」
    「ス○トロ」
    「!!! ろ…ロープ」
    「プレイプ」
    「…やめましょう」

    12 = 1 :

    「バイトおわりー」
    「おつかれさま」
    「それにしてもよくココのコンビニ潰れませんね」
    「そうね…」
    「潰れるんですか?」
    「大丈夫なはず」
    「なんでですかー?」
    「基本忙しいから」

    13 = 1 :

    「忙しいのですか?」
    「そのはず」
    「でもお客さんいませんよ?」
    「気にしないで」
    「はい……」

    「なんでだろーなー?」
    「でも……女さん可愛いなー……」
    「よしっ! 帰ろう!」

    15 :

    壮大な物語になるかもしれない期待

    16 = 1 :

    「~♪」
    「……」
    「よしっ! 在庫整理おk!!」
    「お疲れ」
    「ふぅ…床掃除おわりましたー」
    「おつかれさま。お茶にしましょう」
    「えっ?」
    「はい。緑茶」
    「あ…ども」ズビビ
    「……」ズビビ
    「お客さん来ないですね」
    「そうね」ズビビ

    17 = 1 :


    「よしっ! 今日もバイト頑張るぞー」
    「頑張って」
    「よーし! 床掃除~♪」
    「……」
    「♪」
    「……( なんでこの空間にいるのかしら?)」
    「あっ、ここ埃だらけ」
    「…(わからない)」

    18 = 1 :

    「バイトおーわり! そういえば女さんって給料とか何使ってるのかな?」
    「…」
    「うあ! 不愉快な質問ならごめんなさいー」
    「通販」
    「へー。まさか自分からわざと変な商品を買ってそれをギリギリな時にクーリングオフとか…しないですよねw」
    「たまにする」
    「すんのかよ!」

    19 = 1 :

    「あのー////」
    「なに?」
    「恋人……とかいないのですか?」
    「存在しない」
    「そうですか…///」
    「……( 存在出来ない筈)」

    21 = 1 :

    「ふー今日はつかれたなー」
    「そう勤務中に言うのは珍しいわね」
    「今日、たくさん体育で走らされて…ヘトヘトだ~」
    「そう…なら早くあがる? 構わないわよ?」
    「大丈夫ですよー! これぐらいー!」
    「そう…無理しないでね」
    「はい! (やたー! 心配されたよー)」

    22 = 1 :

    「よーし! バイトおわりだー」
    「おつかれさま」
    「そうだ! 女さん! お家送りましょうか?」
    「大丈夫よ結構」
    「遠慮なさらずに! 夜道は危険だっていうし」
    「こなくていいから」
    「そんなー」

    「…だれも近づかないし」

    23 = 1 :

    「こんにちはー」
    「こんばんわよ」
    「そうだよね。てへへw」
    「…」カリカリ
    「何してるんですか?」
    「勉強… テスト前だから」
    「僕も在庫整理終わったらしようかな?w」
    「そう」
    「え…じゃ、在庫整理してきますー」
    「…」

    24 = 1 :

    「…ほー! だからここの構文はSO~THATになるのかー」
    「常識」
    「女ちゃん頭いいね♪」
    「ちゃん?」
    「え? その方がかわいいかなと思って」
    「…」
    「いや?」
    「別に」
    「よかった~」
    「…(可愛いて初めて言われたかも)」

    25 = 1 :

    「やったー! 初めての給料ふりこまれたおー」
    「よかったね」
    「女さんにはたくさんお世話になったし」
    「いや…なにもしてないし」
    「でもお礼」
    「ん?」
    「チョコケーキ! 一緒にたべよー」
    「そうね 食べよう」

    26 = 1 :

    ちょっちきゅうけい!
    まぁ保守

    27 :

    これは、あれか?あのー、普通の人には見えないのかほしゅ

    28 :

    あと30分でリアルにコンビニバイトいかなきゃ支援

    29 :

    女が綾波に見えたんだぜ
     
    嫌いじゃないから支援保守

    30 = 1 :

    「おいし」
    「よかったー♪」
    「甘党なんだね意外と」
    「まぁね~! ここのケーキは甘すぎずいい感じなんだ」
    「へぇ」
    「お客さん来ないからこういうことしても怒られないね」
    「そう」

    31 = 1 :

    「うう」

    「うわっ! あいつ親がいないんだぜ~」
    「しってるよー授業参観にも、運動会もひとりぼっちらしいよー」

    「うう」

    「あいつ暗いよな~」
    「そうそう~キャハハ」

    「ううー」

    32 :

    ?が小学生の会話に感じるよ

    33 :

    あえて言うならここは「コンビニの」幽霊ッ
    つまり屋敷幽霊の一種であるッ!

    34 = 1 :

    「!! 夢?」
    「また…あんな夢を…」
    「もう忘れたはずなのに…あ…バイトだ」

    「あー! 女さんこんばんわ! 今日もがんばろー」
    「ええ」
    「♪」

    35 = 1 :

    ほしゅ

    36 = 1 :

    みすほしゅ

    38 :

    sageても保守にはなるのだぜ?

    39 = 1 :

    「ふぃーーー在庫整理おっけー」
    「お疲れさま」
    「ふぅー」
    「風邪…?」
    「ちがうよー? ちょっと疲れてるだk…」ドタッ
    「!! 大丈夫?」
    「すーすー」
    「寝不足ね」

    40 = 1 :

    「ん…寝てたみたいだ…ん?」
    「おはよう」
    「膝枕…」
    「無理はいけない」
    「ですよね~」
    「そうですよ」

    41 = 1 :

    「……男君は何故、私と側にいれるの?」
    「なんでって…?」
    「だって…」
    「?」
    「…(私は独りぼっちがいいと願ったはずなのに…)」

    44 = 1 :

    「どうしたんですか?女ちゃん」
    「何でもない…忘れて」
    「そんな……」
    「…」
    「…」
    「…(

    45 = 1 :

    保守

    46 = 1 :

    「…また…夢?」

    「そうよ。夢よ」

    「そっか…何故、あのこは私の前に現れるの?」

    「何故? 現れてはいけないものなの?」

    「え…いや、その」

    「そうよね……あなたは自分以外の共存を拒んだもんね」

    「ち…」

    「拒んだはずよ」


    「うぅ!」

    「!!……嫌な夢ね」

    47 = 1 :

    「確かに……拒んだ…けど…」

    「親は……生まれてすぐにしんで……みんなには冷たい目で見られて……」

    「それである日、願った」

    わたしの周りに誰も近づかなくなれ!

    「それからは、誰も来なくなった」

    48 = 1 :

    「ずっと一人ぼっち。ずっとずっと一人ぼっち。気分はよくもないし、悪くも無かった」

    「寂しさより、傷つくのが嫌だった」

    「……いけない!バイトだ」




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