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    元スレ新ジャンル「疎遠な幼馴染」

    新ジャンル覧 / PC版 /
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    タグ : - 幼馴染 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    202 = 173 :

    疎遠って設定が死んでるってことを言いたいんじゃ?

    203 :

    もう疎遠から話は進んで近づきつつあるだろ

    204 = 125 :

    疎遠なままなら自然消滅なんだから近づいて当たり前

    205 = 75 :

    「男はさー」

    「んー」

    「女子好きかどうかって聞くと」

    「ごめん、中学当時、見事に興味なかった」

    「ねー」

    「結構前に言ったな?これ」

    「でも無関心じゃあ、ないよね」

    「まぁ、対極を持ち出すのは卑怯だって」

    「あはは」

    「でも、まぁ」

    次は終点です。

    206 = 124 :

    秒速(ry

    うん…近づいていく路線の方がよいなw

    207 = 75 :

    「まぁ昔の話だろ、それ」

    「まぁね」

    「年月は人を変えるって」

    「あたし言ったね」

    「(昔は好きだったってのも)うそじゃあないだろ?」

    「昔は昔っしょ」

    「だな、はい、この議論おわり、行こう」

    「え、急すぎる」

    「何をどこまで期待していいのかわからなくなってきた」

    いらっしゃいませー

    208 :

    幼は男と付き合いたいオーラがすごいな…

    209 = 76 :

    >>206
    おっとトラウマだからやめてもらおうか

    わっふるわっふる

    210 :

    幼なじみ欲しいな
    初詣のとき神様にお願いすればよかった

    212 = 75 :

    「休憩ー、顔あっちぃよー」

    「のぼせるー……」

    「この感じ、たまんねぇわ」

    「わかるー」


    二人してテーブルに突っ伏す。
    冷たさが気持ちいい。
    暑いからエアコンの温度を少し下げる。
    飲み物は数分前に全部飲みつくしたせいで、若干喉がかすれてきた。

    213 = 75 :

    「あぁし、このまえさー」

    「んー」


    互いに顔をそむけたまま話してくる。


    「男とのカラオケー、友達にいってみたぁー」

    「したらー」

    「ねー、『よく二人きり』で密室に行けんねーって」

    「いえてんなー」

    「誘われましたーっていったらさぁー。

      なんか、なんか言われたー」

    「へぇー?」


    なんだっけーっと呻きながら、指で空中に円を書き出す。
    俺はまだ気だるい。

    214 = 75 :

    「んー?」

    「なんだっけー」

    「バカにされたか?なら断らんやつが行けないのよー?」

    「ね、あたしのせいか」


    エアコンのおかげで頭がクールダウンしてくる。

    ぐでーっと二人でテーブルに突っ伏している状態が、嫌に心地良い。

    215 = 75 :

    「そういやさぁ」

    「ん」

    「Cって幼馴染に入るよね」

    「はー、またCっすか。

      幼稚園からずっとだしな、お前も他も変わらんけど」

    「ねー、Cとのことで、あたしが知らないことどんだけある?」

    「だから前にも言っただろー?思い出もないし、印象もなっしんぐ」

    「あたしも、苦手意識しかないけどさー」

    「なんだ、幼稚園の時からずっとかよ」

    「うんー」

    216 = 125 :

    これ男視点だとダメなんだろうな
    このシチュで下心のないやつなんていないし

    217 = 75 :

    「思い出した、『幼馴染って良いねー』って」

    「ん?」

    「さっきの、誘われましたーの続き」

    「覚えてない」

    「はぁー!?なんだよ」

    「さーせん」

    「ねぇ」







    「これからもあたしら仲良いのかな」




    瞬間、心臓が一際ドクンと、強く脈打った。
    声が震えてる。

    219 = 124 :

    疎遠な幼馴染ってまさか…

    220 = 75 :

    「はー、なんで」

    ドキドキしてきた。

    「ん゙ん゙っ、いいからー」

    「聞き返そうか」

    「あたし?」




    何かを感じて、心臓が強く脈打ってくる。なんで。

    222 = 83 :

    かすてぃらかすてぃら

    224 :

    わほーわほー

    225 = 75 :

    「うん、聞かせろよ」

    「あたしー、あたしは」

    彼女はそっぽむいたそのまんま、



    「あたしは、バスで一緒するだけ縁なのかなーって」

    わかっちゃいけない何かがわかってくる。

    「へぇ?」

    「あたしらがいまこうしてるのって、何かの偶然で一緒に帰ってるからでしょ」

    「そういえるかもな?」

    「偶然があったから、こうやって2回もカラオケに来てるんでしょ」

    「そうじゃないの?」

    「違う」

    「え?」

    「あたしがいいたいのはそうじゃなくてさ……」

    彼女は何かを伝えたがってる。

    227 = 75 :

    「あたし達、ちょっと前までずっと一緒にいたから」

    「おう」

    「境目がわかんなくなってて」

    「なんの?」

    「幼馴染と、普通の友達と」



    急に彼女の語尾が強くなった気がする。



    「どうだろう、大して違いないと、俺は思うけど」

    「男もそう思ってたんだ」

    「え」

    「あたしも思ってたけど、高校が違くなってさ。

      男のこと思い出すと、『こんな馴染いたなぁ』で済んだ。

      けど、最近久しぶりに会った時、なぜかドキッとしたんだぁ」

    「……うん?」

    228 = 76 :

    しゃああああああああああああああ

    229 = 75 :

    「男、幼馴染に男女の壁はあるの?」

    「……どうかなぁ」

    「幼馴染なら『まずない、そのまま大人になって忘れていく』

      って、結論付けてたけど、わかんなくなっちゃったなぁ」

    ため息が聞こえる。

    「なんでドキッとしたんだろうね、

      男が幼馴染じゃなくて男としてみえたから?」

    「どうかなぁ」



    相変わらずの姿勢で答える。

    230 :

    ちょっとむずかゆくなってきた

    231 = 75 :

    「男の気持ちが怖いなぁ」

    寂しげにつぶやく。

    「男の気持ちがみえないな」

    早口になっていく彼女。

    「あたしがもしずっと仲良くしたいっていったらさー?」


    何かが壊れたように、もう彼女は止まらない。


    「うん」

    「……」


    沈黙。俺も彼女も押し黙る。


    「ねぇ」

    232 :

    幼なじみ最高

    233 = 75 :




    ぞくっとした視線を感じて彼女の方を向く。





    「幼馴染ってだけで、どこまでできる?」

    「ど」



    息を呑んだ。

    彼女は、とても真剣な目で、こっちを見ていた。



    彼女は続ける。




    「なんで、この前のカラオケの時、あたしのキスをよけたの」

    236 :

    キスよけたって、そんな描写あったっけ?

    237 :

    人生であと二回会えばいい方だと思う、物心ついたときからの幼馴染(女)
    小学校から今まで、途切れ途切れでも付き合いのある幼馴染(女)


    しょっちゅうしょっちゅう出くわす幼稚園からの幼馴染(男)
    おまえ、どっちかと入れ替われ

    238 = 83 :

    >>237
    幼馴染(男)も同じこと考えてるかもよ

    239 = 75 :

    「……それは」

    「何もなかったかのように歌い始めて、あたしすごいびっくりした」

    数日前が思い出される。とてもドキドキしたその瞬間まで。

    忘れようとした記憶。勘違いで過ごそうとした記憶。

    「まてって?落ち着け?」

    「ホントのこと言うと、

      男のことを好きなのかどうかあたしはわかんない」




    「でも、ずっとずっと、ずっと、ずっと男と一緒に居たいって思ってる」

    240 = 237 :

    鎖骨の辺りがキュンってなった

    241 :

    俺とまったく同じ状況支援

    242 = 125 :

    >>240
    それちょっと場所違うんじゃね

    243 = 75 :

    彼女は泣き笑う。

    エアコンが全く効かない。体が熱い。

    「一緒にいて、楽しいけど足りないんだ。

      ずっとずっと足りないんだ。

      何が足りないのかわからないけど、寂しいんだよ男」

    彼女は泣く。

    俺はだまって聞いている。

    「運命とか好きとか思い出とか

      これまで男としてきたことやこれから男とすることは、

      『全部幼馴染だから』で片付くのか、好きだからなのかわからない」

    244 :

    そして彼女は呟いた












    「うびょびょびょびょーん!!!!あげらげらげらぱーりなー?!?」

    245 :

    >>244
    たのむから氏んでください・・・

    246 = 237 :

    >>244
    面白くない

    247 = 210 :

    >>244
    おまえのレス見て体が何故かビクッてなった

    248 :

    >>244
    久々にイラッときた

    249 = 76 :

    >>244の人気に嫉妬

    250 :

    >>244不覚にも


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