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    元スレ新ジャンル「疎遠な幼馴染」

    新ジャンル覧 / PC版 /
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    151 = 75 :

    「そういえば」
    「そういやさー」

    「ん?」
    「あ」

    「いや、先いいよ」

    「ふふー」

    「なに?」

    「男がオレンジのペットボトルをやたらエロく飲んでたのは覚えてる」

    「ちょっ」

    153 = 75 :

    「あれってフェラのマネ?」

    「まてまて」

    「おねーちゃんはまじ無いわと思いました」

    「ばか、声落とせよばか」

    「ふふー」

    「黒歴史だから忘れろよ……」

    (下手な女子よりはうまいかもね、あたしとかよりさ)

    (まじやめろ、乗せられたんだよ)

    「ばかだよねー」

    154 = 75 :

    「ふふー」

    「まったくさー……」

    「ねー?」

    「……」



    「ねー……」

    「……」

    「……」

    「……」

    「……」

    「はー……」

    「……」

    「……なんだよ、この空気」

    「いや、その ごめん」

    155 = 76 :

    うおwwwwww
    来てたwwwww

    支援支援

    156 = 75 :

    「……」

    「……」

    「んー……」

    「……」

    「……」

    「ん……」

    「……」

    「……」

    「……お前さ、そういう話の耐性なかったっけ」

    「いや、あるはずなんだけど」

    「なら変に黙るなよ」

    「そうだね……」

    「……」

    157 = 75 :

    「うん……」

    「……ね」


    次は終点です。


    「ん」

    「あーあ」

    「お前が変な話するから」

    「ね、ごめん」

    がたん、ぷしゅー、ありがとうございました。


    「なんか男だと調子狂うってか」

    「ん」

    「あはは、おっかし」

    160 = 75 :

    「それは、さ」

    「あ、ごめん、ちょっと今電話する

      もしー、いまバス降りたから持ってくー、はいー」

    「……」

    「ごめんって、約束があってさ」




    「……女だよ?」

    「うん、知ってた」

    「うそだねー」

    「……」




    「……それはさ、昔、『あれ』だったから?」

    「ん?」

    161 = 75 :

    「……うん」

    「……いや、あれって?」

    「ん?」

    「…?」

    「……?」

    「いやいや」

    「んー?」

    「にごすなって」

    「なんでもねぇよ?」

    「昔ってー?」

    162 = 75 :

    「んー」

    「なんかあったっけ」

    「ん、もういい」

    「なんだよー」

    「ふっ、今度教えてやんよーじゃあなー」

    「えぇー?調子狂うなぁ……」

    163 = 75 :

    「おっすー」

    「あ」

    「ん、どした」

    「今日、ご飯食べに行こうか」

    「どした急に」

    「いいから」

    「いいけど、なんだ?

      聞いて欲しいことがあるとか?」

    「どうかなぁ?」

    「なんだそれ、まぁいいや聞いてやるよ?」

    「うん、ありがとう」

    164 = 75 :

    「男はさー」

    「んー」

    「Cのことどう思う?」

    「なー、なつかし、3年のとき隣のクラスだった奴か」

    「そう」

    「……隣のクラスの奴だったとしか」

    「ほんとかよ」

    「んー、結構目立つ奴だったとか」

    「委員長もやってたしねぇ」

    「勢いで会長もやってたし」

    「あたしが推薦人やったの、実はだるかったんだ」

    「めっちゃ鼻触りまくってたもんな」

    165 = 75 :

    「で?」

    「で、話し聞いてくと、Cのこと好きな男子多かったとか」

    「Cちゃんのクラスでだろ?」

    「うん」

    「俺のクラスじゃ5、6人くらいだったな」

    「あー」

    「なにさ」

    「やっぱりそんなに居たんだ」

    「まぁ、輝いてたからな、Cちゃん」

    「内情知ってくるとうんざりしてくるけどね。

      これが女のつらいとこ」

    166 = 75 :

    「でも、うちのクラスの男子はみんな同じクラスのDが好きだと思ってた」

    「あぁーD?」

    「うん、実は男も」
    「Dねぇ……そうだな。Dって普通の女子よりおっとりしてたから、

      そこが良いって、好きになってた奴多かったな」

    「え……、初耳」

    「男は近くにいる子がいっちばん気になるのよ、これ通説」

    「へぇ」

    「……?

    「……」

    「で、なんか話がズレたな、Cのことだっけ」

    「うん」

    「結局、Cがなんだって?」

    「んーもう忘れちゃったよ」

    167 = 125 :

    しえん

    168 = 75 :

    「今度は逆に聞いてよ」

    「ん、じゃあEの話」

    「運動オタク?」

    「えー」

    「ん?」

    「そういう認識だったのか?」

    「運動大好きな目元ホクロのバカ」

    「……」

    「まぁ、ちょっとその手の女の子なら好きそうなタイプだもんね」

    「跡部認識か……E、可哀想」

    「テニプリ?」

    「わ、知ってるのか」

    169 = 75 :

    「跡部様はいいよ、すごく。二次元的で」

    「えー」

    「かっこいいじゃん、あんな台詞いう男子見たことないよ、かっこいいよ」

    「あーん?いてたまるか」

    「いたところでたぶん、横で笑ってるんだろうけどね、あたし、あーん?」




    「ふっ」

    「ふふー」

    170 = 75 :

    「あーん、で、俺様の話を聞け?」

    「そういう女子いたら俺間違いなく惚れる」

    「え、なんでよ」

    「飽きない奴、好きだから」

    「飽きないのか、これ」

    「一緒に居て楽しそう」

    「へぇ……」

    「悪い、話しがまったく進まない」

    「あーん?そうだねぇ

      いいんじゃない?楽しいもんあたし」

    「あーん?」

    「あーん?」



    「ふふー」


    次は終点です。

    171 = 75 :

    「結局なんの話しだったんだっけ」

    「忘れちゃった、てか早く行こうよ!」

    「ん」

    「デニーズでいいね」



    ゆるいゆるい、彼との時間。

    居心地はいいけれど何かが足りない。

    あたしはその何かを求めて、

    同時にそのゆるい時間も求め続けた。

    172 = 76 :

    わっふるわっふる!

    ハッピーエンド希望

    173 :

    全く新しくないがワッフル

    174 = 75 :

    「よっこらせっくん゙ん゙っ」



    「で、さっきの続き」

    「ん゙っ、待った、ドリンクバー行って来る」

    「オレンジ」

    「わかってる」

    「……うん」

    175 = 75 :

    「はい」

    「……うん」

    「でさー」

    「Cがさ、男のメアド欲しいって」

    「へぇ」






    「え、ちょ」

    「欲しいって」

    「は」



    「なんだ急に」
    「頼まれたん」


    「……」

    176 :

    「またクラス一緒だな」
    「幼稚園から一緒だから13年連続ですね」

    「…初めて会話したな俺たち」
    「そうですね」


    こんな感じだと思ってた

    177 :

    >>176
    かまわず書きなさい

    178 = 75 :

    「いや、先にどうぞ」

    「だから、……なんか頼まれたんだけど」

    「そうか、びっくり」

    「無愛想だよーって言ったんだけどね?」

    「やめろよ、余計なこというの」

    「知らない。でも前々から気になってたんだってさー」

    「まじかぁ」



    「……」

    「いや、なに、そのケータイ」

    「いや、早く教えろよ」

    「あ、あぁうん、わかった。おしえるおしえる」

    「受ければいいんだな」

    179 = 75 :

    「なんだいなんだい、

      まぁさっきの話から、だいたい予想ついてたけど」

    「だろうねぇ」

    「本当は告白タイムかと思ったけどちょっと違ったか」

    「調子に乗んな」

    「そういうセッティングをまかせられたのかなって」

    「ふーん……」



    「いや、男、メール、しないの」

    180 = 75 :

    「せっかく教えたんだから、メールしなよ、待ってるよ、たぶん」

    「やだよめんどくさい」

    「へぇ」

    「お前相手ですらロクにメールしないのに、

      Cと綿密にメールするのはおかしいだろ」

    「ん、まぁそれは」




    「え、それは」




    「気にすんな」

    「   」


    ずずーっ

    183 = 75 :

    「そういえば、そうか」

    「ねー?」

    「男が送らないからあたしも送らないの知ってる?」

    「そんなことだろうと思った」

    「メールって返してくれてなんぼだろ?」

    「小6の時、しきりに俺のPC宛にメールしてきたのを思い出した」

    「初めて買ってもらえて嬉しかったんです」

    「ね、俺がメールする前にどんどん送ってきたもんな」

    「男のメール、今でも100件も満たしてないんだけどね」

    「へぇ」



    「え、残してあんの」

    「っ」

    184 = 75 :

    「いやいや」

    「ぇ、えー?」

    「……」

    「さぁ?」

    「……」

    「まぁ、さ」

    「……」

    「……」

    「……」

    「ちょっとトイレ」

    「濁すの下手すぎ」

    185 = 75 :

    ヴーヴー

    「メールしてみた」

    「ちょっ」



    ヴーヴー

    「Cとメールするなら、あたしともメールしろ」

    「……え、いや」



    ヴーヴー

    「遅い、早く返信して」

    (待てってば、ねぇ)

    186 = 75 :

    ヴーヴー

    「おい」

    「……」



    …………



    「しょっ」

    「おかえり」

    「うん」

    「……」



    「(返信)遅いって」
    「(送信)早いって」

    お待たせしました、こちら日替わりランチですー。

    187 = 75 :

    「やっほー」

    「おう」



    「『2通しか送ってこないよ』って、最高に笑ったわ」

    「だろ?結局あっちからも全く来なくなった」

    「あはは、ウケるわぁ」

    「ふっ、メールの調子だとなんか付き合える感じはあったんだけど」

    「あは、へぇ」



    「でも、男にも、きっと合うタイプでもなかったと思うし」

    「まぁね」

    「あたしにもメールくれなくなったしね」

    「ふっ、大部分の原因、そっちだったりして」

    「いじわるー」

    「あはは」

    189 = 124 :

    新しくはないと思うが
    幼馴染物は大好物です

    190 :

    面白いじゃないか

    191 :

    幼馴染みは男しかいない
    小学両思い、中学で自然消滅で高校まで一緒の女はいたが。

    192 = 75 :

    「あたし達に運命ってあると思う?」

    「運命っ」

    「笑うなばか」

    「むしろ伝説?小学校6年間ずっと運動会の組み分けで

      一度も優勝したことないってやつ」

    「そう、その話を思い出してさ」

    「2組教室で、赤組白組しかなかったから

      必然的に6年間同じクラスだったってことになるけど」

    「ねー」

    「気づいたのは中学の2年の時だった、ってかなりまぬけだよな」

    193 = 75 :

    「びっくりしてアルバムみたら、やっぱり全部男が写ってたよ」

    「クラス写真?」

    「そうー」

    「あはは、運命ってか、腐れ縁レベルじゃないんですかこれ」

    「ちょ、腐れ縁って」

    「だって、気づいたら6年間同じ組、気づいたら同じバス通

      探せばまだあるかも」

    「腐れ縁よりも運命って言えよー」

    「恥ずかしくて言いづらいって」

    「むー」

    「なーに期待してんだ、お前」

    「ばーかー」

    195 :

    >>191
    幼馴染の男と両想いだったのかと思ったwww

    196 = 191 :

    >>195
    日本語の面白いところさ

    197 :

    人間が二人、だらだらと思い出話してるだけじゃん

    スレタイに何か意味あんの?

    198 = 173 :

    物理的疎遠じゃなく精神的疎遠なだけか

    199 = 75 :

    「ねぇ」

    「運命?」

    「ばか、もうそれ終わり。

      ってか今日もどっか出かけようよ」

    「えぇ」

    「いや?」

    「えぇー」

    「あたしはさ、楽しいから行きたいんだけど」

    200 = 75 :

    「俺も楽しいけど、金大丈夫かよ」

    「男とのデートに使う金くらいは別、いくらだって切れるって」

    「デートっ」

    「笑うな、いいじゃん、どうせ男もいないんだろ!?」

    「どうせいませんけどー」

    「いこう、いこうー?」

    「言っとくけど、旧友だから、遊ぶんだぞ?」

    「え?カラオケフリータイム?わーかりましたー」

    「……」



    「……」

    「……どした?」

    「なんであたしこんなに浮かれてんの?」

    「俺に聞くなよ……」


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