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元スレ新ジャンル「邪気眼使いは保険委員」
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男「そもそも俺達邪気眼使いと言うのは
この世界からして見れば別の世界の力、
パラレルワールドから来たと考えられている」
生徒「パラレルワールドってそういえば知ってる…
無数にあるんだよな?」
男「そうだ、そして文化も技術も生態系、果ては
そもそも存在していない……そういう物の事の総称だな」
生徒「つまり邪気眼ってのは別の世界から来た
異世界の力って事?」
男「まぁ本当は色々あるんだが面倒なので
そう解釈しても問題は無いだろう」
生徒「でもカッコいいですね先輩!(取り合えずフォロー)」
男「?何故だ」
生徒「異世界とか異能の力とかカッコいいです!」
男「この力は呪われている……格好よくなどないさ・・・
常に封印していなければ暴れだし・・・…人を平気で殺める」
生徒「へ・・・へぇ・・・(何だか本当にありそうな設定だ)」
男「おっと、話が反れたな」
男「それでだ、俺達邪気眼使いは古代の先人は
平和にその力を理解し、民の為に使い神の使いだと
崇められ、後の日本書記にも乗るような偉人になっていった」
生徒「(設定凄すぎて言葉が出ない・・・)」
男「だが、その力を知り……嫉妬した者が居た…
それが…「カノッサ・ベイジス」…」
生徒「カノッサ…ベイジス…(す…すげぇ…)」
設定的な意味で
男「そう、奴は異能の力を恐れ、そして
その意思に賛同する者達を集め
カノッサ機関を作り上げた…」
生徒「何処かで聞いた事があるような話ですね!!」
男「まぁな。。。外国にも一部伝わっている」
男「彼は実験をする為女子供問わず
使い手達を捕らえ…残忍な実験台にしていった・・・!!」
生徒「(最後の方だけドスの聞いた声で喋る所がリアルですな)」
男「他の使い手はその情報を聞きつけ
望まなかった戦いをしたのだ……
元々戦闘用に邪気眼を調べて居なかった為
機関の思う壺だった」
男「そして次々と実験と捕獲や殺害などが繰り返され
遂にカノッサは手を付けてはいけない領域に達した…
それが”人造神“…”デウス・エクス・マキナ“」
機械仕掛けの神
生徒「は?ヘウス・ヘキス・マグナ?」
男「デウス・エクス・マキナ……ラテン語で”機械仕掛けの神“という意味だ」
男「邪気眼ですら神の領域に足を踏み入れる
禁断の力だった…だが彼はその仕組み…力の相互関係など
様々に分析し…解読した」
生徒「(そのカノッサっていう人は相当頭の良い設定なんだな)」
男「彼は更に完成した”人造“の神を稼動させる為
大量の邪気が必要だと更に邪気眼使いを捕獲していった…
更には覚醒前の者達も装置で次々と無理やり邪気を吸い取られ
見るも無残な姿に変わり果てていったらしい…」
生徒「そうなんだ…(想像すると怖い光景ですね)」
男「彼の目的は神の力を使いこの世の全てを
統率し、支配する事だった…何とも業深い話だ」
男「しかし使い手達も黙っては居なかった…
親族を殺された者、愛する者を殺された者…
其々が力の使い方を知り始めていた…」
男「有る者は”人形使い“に、有る者は”物質の力“を使い…
様々に折れていったのだ……そして力を蓄えた使い手達は集まり
機関に対しての総攻撃を開始した…」
生徒「(黙って聞いてると本当のように聞こえてくる…)」
男「しかし攻撃は失敗に終わった…」
生徒「なんで?(気になるな)」
男「仮的なデウス・エクス・マキナの稼動だ…
だが暴走し機関と使い手達は其々に多大な
被害を齎し……その存在は時代の影に隠れ風化しつつあった」
生徒「ふむふむ」
男「だが現代…20世紀に入り奴等の活動が
活発になってきた……何故だか分かるか?生徒」
生徒「は?えぇと…分からない(まぁ当然だけどな)」
男「この”時代“だからこそさ」
生徒「え??」
男「幾多の巨大な世界戦争…枯渇化する資源…
世界的な不況…この気に乗じてその強大な研究成果と
能力で世界を掌握しようとしている」
生徒「ほぇ…(そろそろ時間がヤバいかな)」
男「そこで今まで影の存在だった俺達に
指令が下される様になっていった…
覚醒を促す事が任務には多いがな」
生徒「そうなのか…(早く帰りたい…」
男「大体俺の居る立場が理解できたか?」
生徒「そうですね…凄い立場ですね先輩…
んじゃ俺はもう帰りま…」
男「待て」
生徒「へ?」
男「残念だが貴様に技を行っている
所を見られた以上…機関に狙われる様になる」
生徒「んなまさかwww」
男「ふっ…まぁ良い…貴様に俺の邪気を少し
纏わせた…これで少しは眼くらましになるだろう」
生徒「そっそうですかーんじゃ帰りますね~!!」
男「ククク……【約束に日】は近い…」
バサッ!(ベットに倒れこむ音
生徒「ハァ~……なんだか今日は変な事が有り過ぎたな…」
生徒「しかし先輩もあれ位の設定が考え付くならライターでもやればいいのに…」
生徒「とにかく今日はもう疲れた……明日も学校だし寝るか」
キーンコーンカーンコーン(゜Д゜)
生徒「はぁ……眠い…」
ガシッ!!
生徒「イデッ!?擦り剥いた…」
生徒「あの保健室か……」
生徒「……どうも~」
男「待っていたぞ」
生徒「うわッ!?男先輩……」
男「ククク……貴様に付けた邪気の気配がしてな」
生徒「そうですか…それより怪我したんでお願いします」
男「そうだな、俺も仮の姿を演じなければ…ククク…」
生徒「(こっちが本業じゃねぇのかよ!)」
男「しかし……随分派手に擦り剥いたな…ククク」
生徒「笑いながら治療するのやめてください先輩」
男「おっとすまない……機関に悟られるな」
生徒「(そういう意味で言ったんじゃないのに…)」
男「しかし…この怪我のせいで一部の邪気が取れているな」
生徒「はぁ?」
男「少々痛いだろうが……ガマンしろよ」
生徒「へ?」
男「このポーションを使う……ククク…」
生徒「如何見てもレモンの絞り汁ですよね…それ」
男「違うぞ、これはポーションだ」
生徒「どうでもいいですけどまさかそれを……」
男「ニヤリ…そうさ、痛みが生じるのは仕方の無い事だ」
生徒「ちょっ!!タンマタンマ!!そんな酸の強い物掛けられたら…」
男「動くな生徒!!機関に見つかりたいのか!?」
生徒「俺は知らねぇよ!!いくら先輩でもこれ虐めじゃねぇかよ!!」
男「少々黙らせる必要があるようだな……ククク…大人しくしろ」
生徒「あぁ!!ヘルプヘルプ!!!」
男「ククク……」
生徒「くっ来るな!来ないでくれ!Nortacyu!!!」
男「観念しろ!!」
ア―――ッ!!!ア――ッ!!!!
委員長「何事だ!?」
女「今回は私も居るんだよーやったー」
…。
生徒「あぁ……やめてくれ先輩」
男「もう少しだ……あと少し…」
委員長「どうやら部屋を間違えたようだな!失礼する」
女「え!?……生徒君……そんな趣味だったの?」
生徒「ッ!?違うんだ!!女ちゃん!これは不可抗力で!!!」
男「ククク……逃げ回るからこういう事になるんだ…ククク……」
生徒「アッ!アンタ!仕組んでたな!?」
男「はて?俺は知らんな」
委員長「……生徒君…君だけはまともなキャラだと信じていたのに」
女「委員長が言えた事じゃないですけど…生徒君…」
生徒「死にます。首釣って死のう」
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