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    元スレ新ジャンル『HD容量が少ないメイドロボ』

    新ジャンル覧 / PC版 /
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    1 :

    以降>>1は携帯に移行する

    4 :

    俺達は起き上がり、うしろを振り向く。
    ひしゃげた車が壁につっこんで、煙を上げている…。
    …ふと気付くと、車と壁の間に、なにか変な形の固まりが、押し付けられたみたいにつぶれてる。
    その変な固まりを中心に、壁にびっしゃりと、赤い液体が飛び散ってる。
    まるで、大きな赤い花柄みたいに。
    ……耳につき刺さる高い音が、唯子の悲鳴だって気付くまで、ずいぶん時間がかかった。
    唯子は、なんで叫んでるんだろ…?
    俺は、ぼんやりと壁を見詰めていた。
    変な固まりは壁でつぶれたトマトみたいに、微動だにしない。
    あれがもし生き物なら、間違いなく死んでる。
    …あれがもし、人間だとしたら、顔を壁に向けて、ちょうど背中の当たりで車に挟まれている形になる。
    唯子はその変な固まりに駆けよって、車を必死にどかそうとしている。
    …馬鹿だなぁ…。いくら唯子が力持ちでも、車は動かせないよ…。
    ああ、唯子、だめだよ。手が汚れるからその変な固まりに触るなよ…。
    車と壁の間から、唯子が変な固まりを引っ張り出そうとするたび、それはぶらぶらと力なく揺れる。
    唯子の制服は真っ赤に染まってる。…あーあ、後で洗うの、大変だぞ…。
    >>1に手伝ってもらわなきゃ…。
    そう言えば>>1は、どこに行ったんだろう?
    >>1は、ほら、もうすぐ車の下の方から、『いたーい…』なんて言いながら出てくるに決まってる…。
    あはは、唯子、まわりの大人に叱られてる。
    …あのオトナ達がいなくなったら、きっと、>>1は車の下あたりから、『いたーい…』なんて、笑いながら出てくる。
    そうに決まってる。 そうに決まってる。
    絶対に。絶対に絶対に…。
    気がついたら、俺も、変な固まりに駆け寄っていた。
    鉄と、生肉の匂い。
    ねえ、>>1
    家に帰るから、そこから出て来てよ。
    ……うちに帰って、ごはん作って、ずっと、楽しく幸せに暮らすんだからさ。 3人でずっと仲良く。
    ねえ。動いてよ、ねえ、>>1…。
    ねえ………………。 FIN.

    5 :

    新じゃないような

    6 :

    よかったちゃんと建っていたか

    7 = 6 :

    博士『よし完成だ!研究所が全力を尽くして製造されたこのメイドロボ
    腕には護衛用に各種武器を内蔵、脚部には長時間動いても熱を一切発生させない特殊カーボン採用
    頭脳に設置されたHDは5TBの情報も一瞬に読み込み理解、整頓、計算が出来る・・・・・まさに科学の底力ーーーーーーじゃあ起動スイッチON』

    ポチッ

    ゴゴゴゴゴゴ

    博士『ワク♪o(´∇`*o)ワク♪』

    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
    ギギィーメキメキメキメキ………バシュ

    博士『・・・・あれ?』

    パシューーーーー…………

    メイド『おはようございます、ご主人様の名前を登録してください』
    《___》

    博士『三文字って少な!』

    8 = 6 :

    博士『三文字か……じゃあ「はかせ」と…』

    メイド『博士、私の名前はメイト゛でよろしいですか?』

    博士『メイドだよ』

    メイド『メイト゛ですね』

    博士『トの横の゛を合体させるんだ』

    メイド『メイト+゛ですか?名前四文字以上です、変更をお願いします』

    10 :

    メイドロボ「え~と……」
    「まさか、することを忘れたわけじゃないよな?」
    メイドロボ「どうやら消去してしまったようです」
    「仕事内容を勝手に消去するな!!」
    メイドロボ「申し訳ありません、大事なデータが蓄積されてきて消去するわけには……」
    「大事なデータ?」
    メイドロボ「はい、男様との思い出でございます」
    「あ、ん~~……なら仕方ないな」
    メイドロボ「はい、仕方ないのです」
    「しかたない応急処置としてメモリースティックでもぶっ挿しておくか」
    メイドロボ「!! や、やさしくお願いします」
    「なに照れてんだよ」
    メイドロボ「やん、冷た……」
    「うし、終わり!」

    11 :

    博士「」
    メイド「」
    博士「」
    メイド「」
    メイド「ピーガリガリガリガリガガー」
    博士「Noooooooooooooooooooooooo」

    12 :

    ソニー信者だけどメモステより
    サンディスクのメモステの方が
    安価で大容量だよね!!

    13 = 6 :

    博士『じゃあ早速だが歩いてみなさい』

    メイド『・・・・・・』

    博士『歩くんだメイド』

    メイド『・・・・・・・・・・・歩き方のプログラムを登録していません』

    博士『そんなはずはないぞ!』

    メイド『歩き方のプログラムをインストールしてください』

    博士『こりゃ一回胸のハッチ開けて調べないと…』ガシッ

    メイド『オトメノハジライーーーー』

    博士『そんな言葉は覚えているのか!!』

    14 = 6 :

    メイド『博士この生き物の名前はなんですか?』

    博士『それはネコだ』

    メイド『ネコ・・・・記録撮影カメラ作動』カシャカシャカシャー……プツン

    博士『どうしたメイド』

    メイド『HD容量が50%に達しました、画像データの削除を……』

    博士『なんて奴だ』

    15 = 6 :

    博士『お腹が空いたなぁ…』

    メイド『料理作ります』

    メイド『魚をオリーブオイルで炒めニンニクで味付け、ご飯を炊いている間に野菜を刻んでサラダを…
    デザートに先ほど入手したばかりの牛乳で作ったプリンを』


    博士『さすが私のメイドロボ!手際が良いな』

    メイド『そしーーーーーーーーーーー…………』ガチャンパリン…グシャ

    メイド『一流料理を作る為お皿の盛り付けのデータは削除されました、完成』

    博士『もう!もう!』

    16 = 12 :

    >>15博士wwwww萌えたw

    17 :

    折れんチン0尾パソコンより少ない…

    18 = 6 :

    メイド『・・・・・・』ガシャン…キュイキュイ

    博士『ようやく一人前に歩けるようになったか』

    メイド『・・・・・・空がキレイです』

    博士『そうかそうか』

    メイド『博士、次は走るプログラムをインストールしてください』

    博士『欲張りさんめ』

    19 = 6 :

    博士『おいメイド、お年寄りが横断歩道で立ち往生している助けてこい』

    メイド『了解』

    お婆『これじゃあ渡れないよぉ』

    メイド『そこのご婦人、私が道を止めましょう』ガチャン

    ドパパパパパパパパパッ!!!!

    博士『こら乱射して止めるでない!平和的に止めろ!』

    お婆『あれは悪魔の銃カラシニコフ(AK47)!世界に二億丁も製造され紛争で子供の兵士が持たされる銃……』

    メイド『詳しいですね』

    お婆『主人が武器収集家でねぇ…他にも武器持っちょるん?』

    メイド『はい、色々』
    お婆『よかったらお婆の家で話聞いてくれんかね?』

    メイド『了解』


    博士『ほう、コミュニケーションシステムが作動したか・・・・・・』

    21 :

    人外大好き

    22 = 6 :

    お婆『でねぇおじいさんが武器の為にイラク戦争に参加するって言った時は戦車出して止めたんだよー』

    メイド『戦車とはやはりタイガーⅠですか?』

    お婆『そうそうドイツ旅行に行った時競売で伯爵家と争ってねぇ…今でもメル友だよ』

    メイド『メル友・・・・』

    お婆『今日はありがとうねぇ』

    メイド『ありがとう・・・・』


    博士『お帰り、どうだった?人との会話は』

    メイド『博士!伯爵家の戦車とメル友にありがとうとは人間の感情的にどういう意味に!!』

    博士『え!?どういう事!?噛み砕いて話してよ』

    メイド『だから伯爵家の戦車とメル友にありがとうとは人間の感情的にどういう……!!』

    博士『会話を録音する為に何かのデータ消したなこいつ』

    23 = 6 :

    博士『メル友というのはメールを交換し合う仲の友達だ』

    メイド『友達・・・・』

    博士『そして「ありがとう」というのは人間が何かに対して感謝の言葉として使われるんだ』

    メイド『感謝・・・・・・博士、お婆さんは私に感謝したのですか?』

    博士『話の内容は分からんがメイドにそう言ったのなら感謝しているんだろう』

    メイド『・・・・・ありがとう』ニコ

    24 :

    ニコとかつけるやつなんなの?

    25 = 6 :

    メイド『君は私の友達ですか?』

    『なー?』

    メイド『体内温度変化無し、知り合い程度友達未満か・・・・君はどうだろうか?』

    『あぉーーん』

    メイド『体内温度変化無し、君も上辺の友達以下か、君は私と友達になってくれるか?』

    ラクダ『カーッペ』ペチョ

    メイド『不明な液体を入手、感謝の贈り物・・・・・友達』

    ラクダ『ペッ』ベチョ

    メイド『前言撤回、友達ではない』

    26 = 12 :

    何故ラクダがw

    27 = 6 :

    博士『今日のご飯はなんじゃ?』

    メイド『B級グルメスズメの焼鳥、秋刀魚の塩焼き、白米、オニオンスライスを乗せた豆腐・・・・・だった物です』

    博士『早く皿に盛り付けるデータを入れなければずっと美味しい猫まんま状態か』

    メイド『500カロリーに抑えました、材料費は360円以下です』

    博士『ほう、そこまで計算するようになったか』

    メイド『料金は890円になります』

    博士『そして要らぬ知恵も付けたか』

    28 = 21 :

    久しぶりのヒットなんだがこのまま落ちちまいそうだな…

    29 = 6 :

    TV《今年一番のCM女王に輝いたアイドルのスリーサイズを当てようクイズー!!!》

    ピッ…プツン

    博士『まったく下らん番組ばかりだな』

    メイド『・・・・・・私は海難救助も出来るように設計されていますか?』

    博士『ああ、脚には特殊カーボンと合金バネ、半永久的に動くフィンなど様々な機能が搭載されておるぞ』

    メイド『それで水中は早く進めますか?』

    博士『ああもちろんだ、ところで何故そんな事を聞くんだ?』

    メイド『私の身体にデコボコがない理由を探していたのです』

    博士『べっ別に好みだけでシャープな身体にしたんじゃないんだからね!』

    30 = 6 :

    >>28
    一人の読み手がいる以上頑張ります
    投下は遅いですが

    31 = 12 :

    HAHAHA俺も見ているぜ

    32 = 11 :

    俺だって見ているさ

    33 = 6 :

    メイド『夕飯の買い物に行って来ます』

    博士『じゃあ18mmのネジ20本と100wの電球2個、3cmケーブル5mを2本買って来てくれ』

    メイド『18mmのネジ20本と100wの電球2個、3cmケーブル5mを2本ですね』

    博士『念の為紙に書くか?』

    メイド『いえ結構、18mmのネジ20本と100wの電球2個、3cmケーブル5mを2本・・・・18mmのネジ20本と100wの電球2個』



    メイド『大将さん、18mmのネジ20本と100wの電球2個、3cmケーブル5mを2本ください』

    八百屋『へいらっしゃい・・・いやそれはないですねぇらっしゃい』

    メイド『八百屋にありませんでした』

    博士『買い物リストを覚える為に電器屋mapを消したな』

    メイド『はいらっしゃい』

    35 = 21 :

    >>33
    かわいすぎるwww

    36 = 6 :

    博士『メイドが出来てから飯が美味くて助かるわい』

    メイド『恐れ入ります…らっしゃい』

    TV《ロボット研究で世界的に高い評価を受けている天才博士が突然の失っそ…》プツン

    博士『ふう、さて今日はお前に走るプログラムをインストールしてやろう』

    メイド『本当ですからっしゃい!』

    博士『まず"らっしゃい"の削除だな』

    37 = 12 :

    らっしゃい!!

    38 = 6 :

    博士『さあ終わったぞい』

    メイド『・・・・・』ガシャン…キュイ…ガシャン

    博士『歩くのに慣れたら脚を素早く動かしてみなさい』

    メイド『・・・・』ガシャン…ガシャン
    ガシャンガシャッガシャッ

    博士『それは早歩きだ、もっと脚を上げて大地を蹴れ!』

    メイド『はぁあああああ!……らっしゃい!!』ドンッ

    シュパ…………シュンッ

    メイド『走れた、走れました博士!』

    博士『うん、時をこえたね』

    39 :

    縮地?

    40 :

    お前タイムリープしてね?

    41 :

    ダダダダダ…ドンッ!!
    って感じだな

    43 :

    これはいい、保守

    44 = 6 :

    ただいま良かった残ってた
    みんなありがとう

    46 :

    追いついたから保守するよ

    47 = 6 :

    メイド『今日は何が食べたいですか?』

    博士『カレー』

    メイド『何カレーでも構いませんか?』

    博士『メイドの料理は美味しいから何カレーでも良い』



    メイド『カレーの具ください』

    八百屋『らっしゃい!カレーは何入れても美味しいよートマト、人参、林檎、玉葱、胡瓜、じゃがいもホウレン草…』

    メイド『じゃあそれ全て買います』

    八百屋『ありがとうございますっらっしゃい!』


    メイド『濃厚野菜カレーです』

    博士『うん、カレーの味がする野菜だね』

    48 = 6 :

    メイド『博士、何故空は青色と赤色と黒色があるのですか?』

    博士『あれは光の反射で色が見えているだけだ、時間が経つに連れ太陽が…』

    メイド『いつか空に行ってみたいです』

    博士『どんどん欲張るメイドだな、わかったいつか叶えてやろう』

    49 = 43 :

    >>48
    可愛いなぁ

    50 = 21 :

    俺も胸の容量も少ないメイドロボが欲しい


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