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    元スレ新ジャンル「卒業が近づくにつれデレ」

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    1 :

    「・・・あぁもう1月か」
    「そうだな」

    「進路・・・決めたか?」
    「F大学。推薦で受かった」

    「お前は?」
    「C大学。一般で受かりたい」

    「がんばりたまへ」
    「ああ」

    「やぁやぁ。男君」
    「はい?」
    「勉強しなくていいの? 男」

    「今してますよ。悪足掻き」
    「あ、ほんとだ」

    「受かるといいなぁ」
    「落ちたら、・・・可哀想」

    「コンマ付けられると続き期待しちゃうでしょ」
    「君に続きをあげるほど、脳にメモリ積んでない」

    「積んでくれ」
    「12800円。2Gメモリ」

    「高い」

    2 :

    「さて、チャイムが鳴りました」
    「今日の授業は終わり」

    「帰ろう一緒に」
    「ふざけないで」

    「ふざけてない。いいじゃん、昔一緒に帰ったじゃん」
    「過去はアンインストールしました」

    「そうですか」
    「もう少しカッコ良くなったら来てね」

    「大塚美容外科~」
    「頑張って」

    3 = 2 :

    1月14日

    「ガクブルガクブル」
    「興味ない」

    「緊張と寒さです」
    「全然聞いてません」

    「お願いです。イヤホンとってください」
    「嫌です。面倒です」

    「じゃあ、お嫁に下さい」
    「イヤホンを外します。で、何ですか?」

    「ガクブルガクブル」
    「・・・」

    「ガクブルガクブル」
    「・・・」

    女イヤホンをする。上に戻る

    4 :

    ここまで微妙

    6 = 2 :

    1月17日

    「うわぁぁぁ・・・」

    試験官「お静かに」

    「・・・わかんね」

    試験官「追い出しますよ?」


    ~~

    女友「センターだねぇ」
    「だから何?」

    女友「あんたの夫、センターでしょ?」
    「バカ? バカ? バカ?」

    女友「もうw」
    「受からなきゃ首は絞めるつもり」

    女友「学歴なくちゃ、夫として大変だもんね」
    「知らない」

    7 = 2 :

    1月19日

    「おはよう」
    「・・・」コク

    「センター終わりました」
    「2つの意味で?」

    「一応一つの意味かな?」
    「自身はあるんだ」

    「来年があるかな? と思って」
    「ふーん」

    「つっこんでぇ」
    「? はい?」

    「イヤホンを外してください」

    8 = 2 :

    「イヤホンを取りました。何ですか?」
    「センターまでの俺のスケジュール褒めて」

    「偉い偉い」
    「ちょww 早いよ」

    「何何ですか?」
    「毎日2時に寝て、7時半に起きてたんだよ?」

    「どうせ深夜アニメでしょ?」
    「ちがいます・・・ハードディスクに入れてます」

    「一気にみるのですか?」
    「はい。かんなぎというのが面白いという噂を聞きました」

    「なぎは中古です」
    「はい?」

    「何でもありません」

    9 :

    >>2
    勃起した?勃起した?

    10 = 2 :

    復活

    12 :

    これは酷い

    13 = 2 :

    1月24日

    「うわぁぁぁぁ」
    「どうしましたか?」

    「もうしばらく学校休みと考えると」
    「そうですね」

    「もうすぐ、女の制服姿も・・・」
    「精々します。そんな目で見られる事も無くなるので」

    「そうやっていくうちに学園漫画とか読んで鬱になるのだろうか」
    「しょうがない。今日だけ一緒に帰ってやります」

    「ありがたや」

    15 = 2 :

    「懐かしいな。こうやって女と帰るのも」
    「プライドを捨てて帰ってやってる僕をもっと評価して下さい」

    「偉いぞぉ」
    「いらない。君からは」

    「ところで、あえて聞いてなかったが大学はどちらに?」
    「ん? ああ、C大学だ」

    「え・・・? 県外じゃ? 冗談?」
    「んなわけ無いだろ。婆ちゃん家に下宿して通うつもりだぜ」

    「ふ・・・ふーん」
    「受かったらの話だがな」

    「どーせ落ちるでしょう」
    「だが、センター自己採点は去年の最低合格点を超えてたぜ?」

    「君はバカだから自己採点も無茶苦茶だろう」
    「ひでぇ」

    16 = 2 :

    「じゃな!」
    「ああ」

    「・・・」

    「・・・」

    カーンカーンカーンカーン

    「・・・」

    プォー

    「・・・」

    女友「あれ? 女っちー どったの? あれ、泣いて・・・」
    「あ・・・泣いてない!」ダッ

    女友「?」

    17 :

    つづけてくださいおねがいします

    19 = 2 :

    1月29日

    「・・・」
    「あれ? 妹よ。最近は家でネトゲばっかとは廃人だな」

    「うるさい。家事はしてやってる」
    「うーんそれを言われてはな・・・」

    「あのね、姉さん」
    「なんなんだ?」

    「僕の友達・・・引っ越すんだ」
    「ふーん。親友なのかい?」

    「親友なんてとんでもない」
    「その割には悲しそうに語るねぇ。女友達は浅くて広いからね」

    20 = 2 :

    「ぅぅん。男の子」
    「そっか。男友達ねぇ」

    「寂しくはない」
    「何がいいたいんだw でも、切なそうだよ。妹の目は」

    「寂しくない。あんなバカ」
    「妹は孤独にならないよ。でも、妹の何かが空になるだろう」

    「ならないよ」
    「寂しくなかったら、誰かにそんな気持ち伝えないよ」

    「ぅ・・・」
    「はっは。私の勝ち」

    「確かに・・・少し寂しい」
    「それで正解」

    21 :

    キライじゃない

    22 :

    なんだろ・・・・・心が締め付けられる

    23 = 2 :

    「男君だろ?」
    「・・・」

    「はっは。やっぱり」
    「・・・」

    「少し寂しいなら、男分を補給しときなよ」
    「あんなバカで一線超えたくない」

    「あぅ。そういう意味じゃない。」
    「わかってる」

    「もう少し、男君に優しくしたまへ。それが妹の寂しさを埋めるだろう」
    「優しくするメリットがない」

    「ふふ。優しくしたら、妹ちゃんは分かるはずだよ」
    「・・・」

    24 = 2 :

    2月2日

    「おにはーそと」
    「何をしている」

    「ふくはーう・・・女! 何で俺んちの庭に!?」
    「大声で豆まきしてたら気付く」

    「ぉおう。すまない」
    「早起きとは素晴らしいね。起こしにきてあげたんだが」

    「女が俺を?」
    「なんだ? 昔のように起こしてみようかと」

    「どういう風の吹き回し?」
    「過去の習慣を再インストールしてみただけだ。脳にいいらしい。過去を思い出すのは」

    「そうなのか」
    「豆、欲しい」

    25 = 2 :

    「豆、好きなのか?」
    「ぼちぼち」パクパク

    「大学どうなったのだ?」
    「ああ。多分受かるよ」

    「そうか。せいせいするよ」
    「ひどいよ」

    「寒い。室内に入れてくれ」
    「どうぞどうぞ」

    ガラガラガラ ピシャン

    26 :

    卒業が近づくにつれてデレって普通にときメモじゃね?

    27 :

    ここからデレるか

    28 = 2 :

    >>26 うわぁぁぁぁ!!!

    29 = 2 :

    2月8日

    「うわぁぁぁぁ!!!」
    「騒々しい。静かにモンハン出来ないのか?」

    「バレンタイン・・・学校休み」
    「当たり前だ。そもそもずっと休みだったろ?」

    「ぅぅぅ・・・後輩の女の子からの・・・最後のチャンスが」
    「残念だったな。さて一狩り行こう」

    「っていうか、最近俺の家来るよね?」
    「ここの家にはPS3がある。ただそれだけだ」

    「なる程」

    31 = 2 :

    「まぁ女が家にいてくれてる。幸せなことだ」
    「そうか。冗談で嬉しいと言っておく」

    「冗談ですか」
    「あ、志村後ろ後ろ」

    「ん? ぁあっ!!!!」

    「バカだ」
    「志村後ろ後ろ!!」

    「あ・・・」



    山田「こんな日もあるのである」

    32 = 2 :

    2月13日

    「おっ妹ちゃん。何をしてるんだい?」
    「チョコを作ってる」

    「妹ちゃんはお料理は美味いもんね。男の子は幸せだなぁ」
    「友チョコです」

    「正直になりたまへ」
    「正直も糞もないのだわ」

    「男君のはどれ?」
    「あげないもん」

    「嘘」
    「バレましたね。これです」

    33 = 2 :

    「本命?」
    「ちがいます」

    「ふーん。でもね、妹ちゃんも少しは理論じゃなくて本能で動くべきだよ?」
    「・・・本能?」

    「聞かせてよ。男君のことどう思うの?」

    「本能で?」
    「本能で」

    「・・・側にいたい」

    「それでいいんだよ」

    34 = 2 :

    「さーて、味見味見」
    「ダメっ、姉さんはそっち」

    「やっぱりw 男君のは特別なんだw」
    「男のは味付けがワザと悪いの」

    「ふふーん」
    「もう」



    「男君のだけ、バニラエッセンス入ってたなぁ」

    35 = 2 :

    2月14日

    「ポスト・・・ポスト・・・」

    「空っぽ」

    「あの・・・」
    「はい?」

    「えっと、後輩ですぅ・・・その・・・」
    「はい・・・えっと、」

    「っtぽれーとうけっとてくさあい」ダッ

    「・・・????」

    「こ・・・これは・・・」





    「・・・・・・」

    37 = 2 :

    「・・・」

    「・・・」


    「チョコまさか、もらう・・・ん? 女!」
    「・・・なによ」

    「お前、雪頭に積もってる」パッパッ
    「うるさい。はらうな」

    「なんなんだよ。怒るなよ」パッパッ
    「・・・はらわないで///」

    「ごめん」
    「はい、義理チョコ」

    「あ、ありがとう。嬉しいよ」

    38 :

    後輩がわざわざ家までチョコを持ってきただと!

    39 :

    「よかったじゃない。後輩からチョコ貰えて」
    「うん。でも、女からもらえた事がもっと嬉しい」

    「えっ?」
    「ありがとう。お礼はちゃんとするよ」

    「珍しい・・・ちゃんとした返事に驚いた」
    「俺だって偶にはw」

    「お礼はEeePCで」
    「酷い」

    40 = 39 :

    「じゃあ。おやすみ」
    「まだ昼間だがなw」


    「後輩さんか・・・ん? 手紙だ。メールか」





    「・・・お別れだから、もう関わらなくていいよな」



    「女とも」

    42 = 39 :

    たしかに女が好きだ。
    でも、会えないし
    女を縛るのは一番良くない。
    このまま行けばいいんだ。
    女が突き放して来るんだから、その流れに乗ればいい。


    「それが一番いいんだ」

    ~~

    男はもうすぐいなくなくなる。
    傍にいたい。どうすれば傍にいてくれるんだろう
    どうすれば傍にいれるんだろう? この感情って何?
    あの後輩は何? 一体どうなってるの? 分からない。

    「わからない」



    山田「後半へ続く。あと梅をもらう」

    43 :

    支援
    ついでにツナマヨもらうわ

    44 :

    わさび漬けいただく

    45 = 39 :

    2月18日

    「すーすー・・・」
    「起きろ」

    「んん・・・? 女!? 何故俺の部屋に!?」女「部屋が汚い。少しは片付けろ」

    「片付けたいのは山々なのだが、片付け方がわからない」
    「手伝ってやるから、片付けやがれってんだ」

    「あ・・・ああ」
    「よしっ、やるぞ」

    「その前に朝食」

    46 = 39 :

    「・・・よし、何をするんだ?」
    「君は役立たずだ。僕はここを掃除する。君はハードディスクでも整理しておけ」

    「ひでぇw」
    「当然だ」

    パタパタパタ

    「あのさ、女」
    「何だ?」

    「大学・・・受かった」
    「そうか」

    「・・・」
    「・・・」

    「他に無いのかよ?」
    「ぇ? な・・・なんでもないよ」ダッ



    「・・・泣いてた?」

    49 :

    よし、ゆかりは残ってんな

    50 :

    何か微妙


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