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    元スレ新ジャンル「リヴァイアたん」改め「召喚獣」 2

    新ジャンル覧 / PC版 /
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    1 :

    前スレ
    新ジャンル「リヴァイアたん」改め「召喚獣」http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1204718388/

    まとめhttp://www13.atwiki.jp/rivatan/pages/1.html

    3 = 1 :

    いえぇートンベリたんに>>1乙された~b
             .__
           ((ヽ|・∀・|ノ  
             |__| ))
              | |
              調子
        """""""""""""""""

    5 :

    >>1乙」
    「ようかん…」
    「……」
    「おなかすいた」
    「ようかんマン逃げてーッ!!」

    6 :

    1乙
    しかしネタがないのにすれたてとな

    7 :

    まだどの話も終わっていない
    なら、問題ない

    ・・・・・・・・・・・・・だろ?

    8 :

    あれ?立てたらまずかった?;

    大丈夫だよね?

    アトモスたんの中の人らしき人も次スレから本気出すって言ってたし・・・

    9 :

    「あやうくお茶吹くとこだった…本当か?」
    「あぁ、本当だ。ほら、土産のチョコボサブレに、ラムウおとしに、バハムート饅頭」
    「こんなの売ってんのか…でも、危険だったろ」
    「まぁな、人間てだけで絡まれるし、反対したセイレーンの友人や兄弟達に反対の挙げ句襲われたし」
    「よく無事に帰ってこれたな」
    「それ相応の覚悟と準備はしてたからな。で、襲われた時はこりゃ、こっちまで乗り込んで来るなと思ったけど…」
    「けど?」
    「撃退して、落ち着いて話してみるとあいつら良い奴でな、祝宴開くどこらか、こっちに住まないかとかまで言われちまって」
    「待て、俺の幻獣界のイメージが崩壊していく」
    「まぁ、俺の例は特別すぎるな」
    「それで半年近くもあっちにいたのか?」
    「住めば都とは言うが、退屈はしなかったからな…気が付いたらいつのまにかって感じだな」
    「そんな風に言えるのはあんただけだろうな」
    「まぁな…で、そんなわけで長くいたから、それなりに詳しい。もし幻獣界に行くことになったら教えてくれ」
    「俺がか…行かないと思うけどな」
    「契約してる以上誰でも可能性はあるのさ、それに同じ所に男女がいるんだ、何も起きないってことはないだろ」
    「そりゃ、マスターは実際に経験してるから…」
    「いや、幻獣と人間のカップル自体は結構多いんだぜ?」
    「そうなのか?」
    「少なくとも俺の知りあいだけで十人はいるな、ま、結局何が言いたいかというと何かあったら、この頼れるおにーさんに相談しろってことさ、HAHAHAHAHAHA!!、ゲホッ、ゲホッ!」
    「少なくとも今は頼れそうにないな……………」

    10 = 9 :

    「ふぅ…」
    「どうだい、湯加減は」
    「あ、大丈夫です…ありがとうございます、お風呂まで」
    「そう、あぁ、濡れた服は今、乾かしてるから。私のじゃちょっとキツいみたいだしね…」
    「え…あ…///」
    「あー…気にしてたかな、ごめん」
    「あ、そういうわけじゃ…もっと大きい方とかいますし、所で、少し聞いてもいいですか?」
    「ん?、あたしに答えられるならね」
    「男さんがここで働いたてた時ってどんなのでした?」
    「ふふっ、やっぱり好きな男の過去は気になるものかい?」
    「……どうなんでしょう…まだ会ってそんなに経ってませんし」
    「…そっか、あたしは男と一年足らずの付き合いあるけど、それほどはっきりしたことは言えないかな、良い奴なのはあんたもわかってるだろうしね」
    「はい…」
    「男のことなら旦那に聞いた方が良いよ、子供の頃からの付き合いらしいからね」
    「そうなんですか…………あれ、旦那って…まさか…」
    「あれ、聞いてないのかい?、あたし達は夫婦さ」
    「えぇっっ!?…あ、すいません」
    「いいの、いいの。慣れてるからさ……やっぱり変に思ったかい?」
    「正直に言うとちょっとだけ…でも、それよりすごいなって思ってます…カップルは結構いますけど、結婚したのはいませんから」
    「今の法律じゃできないからね…だから、幻獣界に行ってきたのさ、あたしの両親の挨拶も含めてね」
    「あの失礼かもしれませんけど…なんでカップルのままではなく結婚しようと思ったんですか?」
    「好きだから、それ以外にあるかい?」
    「それは…えっと…」
    「あはは、ちょっと意地悪だったかな…でもね、あたしは本当にそれだけさ…………あー、もうこんな話なんかしてたからか、なんかのぼせてきちゃったじゃないか、あたしは先にあがるよ」
    「あ、最後に少しだけ…なんでマスターさんを好きになったんですか?」
    「……恋をするのに理由がいるかい?」
    「あ…じゃあ…どういう所が好きなんですか?」
    「好きな人の魅力を教えられるなんてもったいなくて、あたしにはできないね……」
    「ぅ…ずるいですよ」
    「いいかい、他人の良いところは自分で見つけるべきさ、その人のことを好きになれる。そして、気付けた自分もちょっとだけ好きになれる。それにその方が楽しいじゃないか」
    「そうですか……」
    「じゃ、あがるから…あぁ、そうそう、さん付けより君付けの方がいいかもね」
    「…はい…君付けですか…男君…ちょっと恥ずかしいかもしれません…」

    11 = 9 :

    「本当に良いのかい?、面白い土産話もたくさんあるのに」
    「うん、雨も弱くなってきたみたいだしな。それは今度に聞くよ、惚気話にならない程度にね」
    「なっ!?、バ、バカ言ってんじゃないよ、まったく…って、あーれー、そこのバカは氷をどうしようとしてるだい…」
    「ク、クールーダウブァァッ!!」
    「お、お邪魔しました…」

    「変わってなくて嬉しいような困るような…」
    「以前からあんな感じだったんですか?」
    「あぁ……正確には一時閉店する直前までね」
    「やっぱり悩んだりされたんですかね…」
    「まぁ、俺はマスターのこと良く分かってたから、賛成したけど、他の店員からも反対したからな」
    「大半は変に思ったり、理解出来ませんからね」
    「最後は皆祝福してくれたけど…マリッジブルーなんてものじゃなかっただろうな」
    「でも、以前のお二人に戻ってたんですよね」
    「あぁ…マスターはむしろひどくなってるな…何で戻ったとき連絡しなかったって聞いたら、再オープンした店見て、驚かせたかったからだとか言うし」
    「面白い方ですね…雨が強くなってきましたね」
    「巻き込まれる側は…おっと、大丈夫か?…なんで傘一本しか渡さないんだよ……」
    「私は召喚獣ですし、大丈夫ですよ…男さんこそ……ぁ…」
    「まだ湯上がりなんだから、体冷やしちゃまずいだろ、俺はいいから」
    「ありがとうございます…お、おおおおおお、おちつけ!」
    ア[これって相合傘ですよねあ、セイレーンさんの言うとおり…あれ……]
    「まだ、あわてるようなじかんじゃない。いや、落ち着いてるけどさ」
    「…すいません、お、男君って…君付けでもいいですか?」
    「当たり前じゃないか、むしろそっちで頼む、さんはなんか痒くってな」
    「は、はい、わかりました………ふぅ…」
    ア[なんであんなに恥ずかしかったんでしょう…やっぱり…]

    12 = 9 :

    「今度こそ帰れたかな…しかし、まさか男にからかわれるとはね」
    「なんか新鮮だったな…で、どうだった?…こっちはまだ雰囲気すら無し、可能性はありってとこだ」
    「ありゃ、確実に惹かれてるね…ただ、自分の気持ちになかなかはっきりと気付けないかな…アドバイスはしたけど」
    「まぁ、普通の召喚師と召喚獣でも悪くはない、カップルになるなら万々歳…俺達の様になるなら…どうだろうな…少なくとも反対はできないよな………」
    「まぁ、それはないとあたしは思うよ…しかし、あんたにしては気が利くじゃないか、傘を一本しか持たせないなんて」
    「なに、おあいこさ」
    「え…きゃっ!、いきなり、何するんだい!!」
    「いや、男に気をきかされたからなぁ…無駄にするわけにはいかないだろ」
    「ま、待て!、せめて、んっ!…くふぅ…ぴちゅ…んんぅ…ぷはっ…バカ」
    「で、せめて何だ?」
    「…せめて(省略されました。続きを読むには《略》)

    13 :

    「幻獣界ってのはモンスターとか多いのか?」スタスタ
    「…普通に…いますよ…襲われ…ても…私が…守ります…」トテトテトテ
    「う~ん、召喚獣とはいえ女の子に守ってもらうのは男としてどうだろ」スタスタ
    トA「もうすぐ幻獣界だ。無駄口を叩く暇があったら臨戦態勢をとっておけ」トテトテトテ
    「いきなり襲われるのか?っていうか歩くの二人?とも遅いよ」スタスタ
    「…こける…から…」トテトテトテ
    トA「前にいるとこけた拍子に包丁が刺さるぞ」トテトテトテ
    「…嫌すぎるな。



    ………ここが幻獣界か…」
    「…懐かしい…」
    トA「さっさと行くぞ。ただでさえ人間は目立つんだ。しかも伝説の猛者のお陰でさらに絡まれる可能性もあるから気を付け、いたっ」ドテッ

    「…幸先不安すぎる」

    14 :

    うおお!?大量更新ww

    アトモスたんにだが凄く細かいことを言うぞ?

    ラムウおとしじゃなくてラムウおこしでは?

    15 :

    「今はこれが精一杯」
    「何、某三世の真似してるんですか」
    「地球の裏側からでも、すぐ駆け付けるからね!、テレポで」
    「台無しです、というか謝ってくださいよ…」
    「映像でお送りできないのが非常に残念です…」
    「謝る方向が違いますよ………」
    「だって、お風呂シーンだぞ!!」
    「…ブチッ…もう良いです!光になってしまいなさい!!」
    「ちょ、ゴルディオンハンマー自重wwwwww」
    (少女浄化中)
    「すいませんでした、自重するのはこっちだ」
    「なんでこんな所でネタを使うんですか」
    「まさか本編のあのアトモスたんに勇者王やらせるわけにいかないだろ…」
    「そうですが…」
    「ま、モグラ型召喚獣いないからできないんだけどね…で、今回ラストのエロは前スレの流れを見て、ちょっとだけやりました」
    「ようやくそこに触れるんですか」
    「とりあえず、続きは書く予定はないですが、もし書いたら、投稿なりうpなりします」
    「あの…>>14さんからお手紙が…」
    「あ、本物…………あああぁぁぁっ!!…教えてくれてありがとう、次からしっかり確認します…」
    「気を付けてくださいね……次は学校ですか?」
    「多分ね。バカも出てくるかも」
    「バカっていうなー!!」
    「居たのかよ、ほら、雷おこしやるから…」
    「あたしがそんなものにつられ…モグモグモグ」
    「よし、オチがついた」
    「さすがにひどいですよ……」

    追記:前スレの本気出す発言は私ではありません

    16 :

    >>15
    あ、あれ違う人か

    誰だったんだ?

    18 :

    >>8
    それアトモスたんの中の人じゃないっす
    もうかなり書いてない石化させちゃう女の子の中の人です
    ごめんよ

    19 :

    やっぱり、カトブレパスさんだったのね。閉めなきゃならないとかいってたからもしかしてと思ってたけど
    終わっちゃうのはやっぱり寂しいですが、楽しみにしてます。頑張ってください

    20 :

    〆なきゃならない?はー!?

    タイミング逃してgdgdになってる私よかマシですよ、ええ・・orz

    「じごーじとく」
    作者「うるちゃいうるちゃいうるちゃい!」

    21 :

    家でる前に一遍だけ

    「ちょっと買いすぎちゃいましたかね?」
    「うーん…確かに」
    「きっときょうのごはんはごーかなの!やったぁ!」

    ビュウウウゥゥゥウ

    「あっ、帽子が…」

    タタッ

    パシッ

    「よかった…」

    ブロロロロロ…

    「……っ!」
    俺&ユ「!!!」

    キキイィ―――――――ッ!!!

    22 :

    〆るって、まさかそっち方向に〆るの?!

    でも召喚獣がそう簡単に死なない・・・よね?

    23 = 21 :

    トンッ

    「えっ…?」

    キキイィ―――――――ッ!!!

    ドンッ…

    「俺にぃ―――――っ!!!」
    「…………!?俺くん!!」
    「…………………」
    運ちゃん「わ、わ…お、俺が悪いんじゃないぞ…」
    「なんで、なんで…」

    ざわざわ

    「イヤァアアアアアァ――――――ッ!!!!!!!!!!」

    24 :

    ちょww嫌な予感しかしないww

    25 = 21 :

    「いたた…勝手に殺さないでくれ…」
    「でも…頭…血が…」
    「あ、これ?手をアスファルトに思いっきり擦っちゃって…それで触ったからだよほら。他も…頭と背中ちょっとうったぐらいだよ」
    「ぐすっ…よかった…ほんとに…ひぐっ…」
    「ふぇええぇぇぇぇええん…」
    「ははは、昔から体だけは丈夫でさ」

    ぎゅっ…

    「…今度、今度こんなことしたら…許しませんから…。私は、あれぐらいじゃ…きっと…なんともないから」
    「助けてそんなこと言われるとは…まいったね」
    「…………」
    「……そろそろ恥ずかしくなってきたんだけど、いろんな人、見てる…しさ」
    「…えっ、あっ///」

    ぱっ

    「ふぇええぇぇぇぇええん…」
    「ほら、帰ろう?ね?お腹もすいたし」
    「…はいっ///」

    26 = 21 :

    「今日はジンギスカンです!」
    「いいにおーい!!」
    「あ、うん。すごくおいしそうだな。(だめだ、なんか頭痛い…)」
    「どうかしました?」
    「あ、いや、なんでもないよ」
    「…明日念のため病院行きましょう」
    「そんな大げさな…」
    「大袈裟じゃありません!行くって約束してくれないと俺くんは肉抜きです!」
    「ちょ…それじゃただの野菜炒めじゃ…」
    「たべれるおにくがふえるのー」
    「どうします?」
    「わかった、行く。行きます!」
    「約束やぶっちゃだめですよ?はい、指きりしましょ」
    「そんな子供みたいな…」
    「ゆーびきーりげんまん うそついたらエクスカリパーでオメガにいーどむ ゆびきった♪」
    「ちょ、普通に死ぬだろ…それ」
    「ちゃんと守ればいいだけですよ…ふふっ。さあご飯にしましょう」
    一同「いただきまーす」

    27 = 22 :

    ここで脳内出血フラグ?!

    なんか余計に不安にさせる展開だわ;

    28 = 21 :

    「ジンギスカン…おいしいんですけど後片付けが大変なんですよねぇ…」
    「たべすぎたー、おなかいたーい、しぬー」
    (あーもうだめだ…)
    「ごめん、今日はもう寝るわ」
    「お風呂どうします?沸いてますけど」
    「んー、明日の朝にするよ。じゃあおやすみ」
    「あっ、手のガーゼは変えて寝てくださいよ!」
    「ん、わかった」
    「ユニもいっしょにねるー」
    「ごめん、今日は一人で寝たいんだ」
    「えー!」
    「明日一緒に寝よう、な?」
    「むー…わかった。やくそく」
    「じゃ、おやすみ」

    (救急箱はっと…あったあった。ってかこの鎮痛剤全然効かねえ…
      半分がやさしさどころか優しさしか入ってないんじゃないのか?ったく
      さっき飲んだばかりだけど、もう二錠だけ…んっと
      頼むから効いてくれよ~せめて眠れるくらいまででいいから)

    (なんだろう…なんか…)

    29 = 22 :

    これは救急外来行かないと、夜明けを待たずに死ぬぞ・・・

    30 = 21 :

    サア―――――――ッ…

    「ふぁ…今日は雨ですか…なんか急に気温が落ちてきましたね」
    「さて、二人が起きてくる前に朝ごはんでも作りましょうか」

    「これで後はパンを焼くだけっと…そろそろ二人を起こしてこないと」
    「おふぁよう…くわぁ…」
    「今日は起きるの早いですね、いつも起こしに行くまで寝てるのに」
    「なんかめがさめたの…ねうい」
    「じゃあ俺くんを起こしに行きましょうか」
    「うん」

    コンコン

    「そろそろ起きないといけない時間ですよー、俺くーん?」
    「………………………」
    「ねぼすけだなぁ…俺にぃは」
    「入りますよー」
    「まだふとんのなかにいるぅ!ずるい!」
    「ほら、起きてください」

    ユサユサ

    コテン

    「まだねたふりしてるぅ」
    「………………」

    ピタッ

    (冷たい…え?なんで?え?どういうこと?きのうは?え?………)

    31 = 24 :

    なんか塩沢さんの時と同じような死に方だな・・・

    32 = 22 :

    ウソでしょ、あっさりかよ・・・

    33 :

    「ふぅ…~完~っと」
    「これで終わり?」
    「まあ軽い冗談ですけどね」
    「何か超展開ね」
    「まあそんな感じです」
    「ところで今回はなんで私なのかしら?」
    「まあ、いつもの子だと話が進まないと思ったので。たぶん1レスの間ずっと石のままだと思うので」
    「確かにね。今のあの子ならやりかねないわね。気をつけた方がいいわよ?」
    「肝に銘じておきます。それで、実はここまでが一番どうしようか迷ったとこなんですよね。どうやって俺に死んでもらおうかと」
    「それは大前提としてあったわけね」
    「どっかで戦ってる人たちの流れ弾が当たって…とか考えたんですけどね。まあオーソドックスに行こうと」
    「ベタね」
    「そんなの自分が一番わかってますって」
    「一つ聞いていいかしら?私たちがいる世界なら、フェニックスの尾があると思うんだけど」
    「あれで復活するのは戦闘不能でしょう?じっさいガラフとかちゃんと死んでたし」
    「まあ、確かに。ところで続きはどうなるのかしら?」
    「ちゃんと作ってありますよ。最後まで、頭の中に」
    「ハッピーエンド?」
    「秘密です」
    「教えなさいよ」
    ふにっ
    「お、教えません…」
    「そんなこと言うとあの子呼ぶわよ」
    「白状させていただきます。途中で分岐して片方は一応ハッピーエンドです。
      でもかかわったキャラみんながハッピーになるようなものではないです」
    「ごめん、もうあの子呼んじゃったwwww」
    「え…?」
    「みぃ~つけタ」
    「えーっと、その、とりあえずお茶でも…」
    「今日は石化させただけじゃユルサナイ…そのあと粉々にしテあげる…」
    ピシッ
    「けけけけけけけけけけ」
    ごしゃっ
    ガラガラガラ
    「ピ、ピッコロさ――――ん!!!」

    注・あくまでパラレルワールドです

    34 :

    自動車とぶつかって警察も救急車も無しというのが有り得ん。
    特に頭打ってたらまず搬送されると思うのだが……

    35 = 33 :

    >>34さんからお便りです」
    「ふむふむ…まあ当然の疑問ですな」
    「で、どういうことなんですか?」
    「実はあのあと警察は来ています。双方の話を聞いて帰りました。つまらないので省きましたけど」
    「俺くんのけがに関しては?」
    「俺が警察官に言ったことをそのまま書きますと
     『手をちょっと擦ったぐらいで、あとは…特にないです』とか言ってました。
      その時はまだピンピンしてましたし自覚がなかったんでしょ、警察官も体の傷などを一通り調べて、
      手以外に大きな外傷がなかったので、念のため病院には必ず行くようにと言って終了でした。」
    「なんですぐ病院には行かなかったんですか?」
    「もう普通の病院では診察時間外だったから。
      買い物に行っていたのは夕方だったので、救急外来ぐらいしかあいてません。
      彼らはそういうことに関しては素人ですから危機感がなかったんですね、きっと
      実際、俺は約束させられるまで病院に行く気はありませんでした。
      カトブレパスさんもあくまで念のために病院に行けと勧めていただけです」
    「だそうですよ…言い訳臭いと思いません?」
    「ちょ…」
    「なにか?」
    「いえ、なんでもありませんからもう粉々は勘弁してください」

    「出番くんのかな…」
    「同感」

    37 = 33 :

    その後のことはあまり覚えていない。
    覚えているのは俺くんの冷たさとすがりついてなくユニちゃんの泣き声だけ。
    気付いたら時計の針は正午を回っていて、鏡で見た私の顔はひどいものになっているであろうことは確実だった。
    目を閉じたら、いつもの朝がやってくるのではないか…そんなありもしない幻想に何度も身をゆだねた。
    案の定そんなことは起こるはずもなく、目を開けるたびに現実と向き合わなければならなかった。

    「私、最悪だ…」

    無意識のうちにそんな言葉が漏れた。その通りだ、と思った。
    契約者を守るはずの幻獣をかばって、契約者が死ぬ。
    あってはならないことだ。こんな私は、はたして存在する価値はあるのだろうか?
    答えは出ない。
    きっとこれは罰なのだろうと思った。
    契約者と幻獣、それ以上の関係を望んでしまった私への…罰

    時間がたつにつれて少しずつ頭が冷静さを取り戻してきたような気がする。
    だって外の雨音が、こんなにも鮮明に聞こえてくるもの。
    いつの間にかユニちゃんがいなくなっていることに気づいた。
    どこに行ったのだろう。
    そう思ったけれど、探しに行く気にはならなかった。

    雨音を聞きながら部屋の中を眺めていると、俺くんのベットの脇に数本のフェニックスの尾が落ちていた。
    私が使ったのだろうか、それともユニちゃんか。
    どちらでも良かった。
    俺くんが死んだという事実を覆すことはできなかったのだから。

    なにかひっかかるものを感じた。
    私はあわてて自分の記憶をたどる。
    フェニックス…ここだ。
    そう思うと同時に私は走り出していた。
    うまくいく保証なんてない。でも…
    そんな蜘蛛の糸のようなか細い希望にでも、私は…縋るしかなかった。

    38 = 34 :

    >>35
    申し訳ない、余計な茶々を入れてしまったようだ。
    石化→粉砕コンボくらってくるので、気分を直して続きを書いて下され。

    39 :

    ここで少し、真面目な話をしよう。
    君が読んでいるのはバハムーたんのお話なのでとりあえず安心してくれ。

    ここに三人のアホが倒れている。

    バハムーたん、巫女、フェニックス。
    それぞれ友を囲う…もとい、狙う(戸籍的な意味で)乙女達だ。

    …なに?
    倒れているのはフェニックスじゃなくてイフリーたんだって?

    「うぅ…ふぐ…ぐす…」
    「くどくどくどくどくど…」
    「うぉーい!!起きろ、起きろっつのフェニックスーッ!!」
    「…おみず、らめぇ……ビクンビクン」

    …まぁ、こういうわけなんだ。

    さて、友と契約した誇り高き黒竜の女の子バハムーたん。
    「あー………うー…」

    友の生き別れの、最愛の彼女だった巫女。
    「……………ぐふ」

    この二人はまぁ、それぞれ凄まじい事情があるとわかっているので友自身も「はい、そうですか」とどちらかを切り捨てる、なんてことはできない。
    結果、ぐだぐたとこんな関係が続いてしまっている。

    …しかし、ここで思い出してほしい。

    フェニックスは、いったいどういう存在なのか。

    「あぅ…ふぇぇ……らめぇ…やらぁ…そんなに激ひく…ビクンビクン」

    41 = 39 :

    夢。
    夢を見ていた。
    それは、自分ではない誰かの夢。

    ─なら、何故私は「誰か」の夢を見るのだろう。

    ─記録はある。
    ─記憶はない。

    ……少女がひとり、倒れていた。
    瓦礫の中で、ついさっき息絶えたばかりの少女が。
    身体はまだ暖かい。それでも、死という残酷な現実が少女の身体から微かな体温さえも奪っていく。

    ……幻獣が一匹、倒れていた。
    瓦礫の中で、崩れてゆく自らの身体を悲しげに見つめている。
    身体はまだ暖かい。それでも、命を奪われ、魂を削られたその幻獣は崩れてゆく。

    少女と幻獣は、同じ場所にいた。
    瓦礫の中でひとりぼっち。
    もうじき消えてしまう、存在。似た者同士だった。

    少女は幻獣を見て。
    幻獣は少女を見て。

    「せめて、私のなけなしの時間だけでも譲れたらいいのに」

    と、そう思った。

    42 = 39 :

    夢。
    夢を見ている。
    これは、また違う夢だ。

    また…私の記憶ではない。

    多くの人が、幻獣を取り囲んでいる。
    多くの人が、幻獣を取り囲んでいる。

    幻獣は縛られ、動けぬまま。

    人がひとり叫ぶ。
    つられて皆が叫ぶ。

    多くの人が、幻獣に躍りかかる。
    多くの人が、幻獣に食らいつく。

    生きたまま、幻獣は食われ。
    悲鳴を上げ、痛みと苦しさに悶えて。

    それでも、死ぬことができず幻獣は─。

    43 = 39 :

    夢。
    夢を…見ている。
    これは、私の…夢、だと思う。

    瓦礫の中で、少女がひとり、立っている。

    …これは、私だ。多分…私だと思う。

    紅蓮の炎に包まれる瓦礫の中、私はその中心にいた。

    そう…気がつけば、いつも紅蓮の中にいた。
    それが…「私」の最初の記憶。
    始まりはいつも、炎の中。
    それ以前の記憶は、ない。
    ただ…断片的な情報が記録として頭に残っている。

    自分がどういう存在なのか。ここはどこなのか。私は…誰なのか。

    …けれど、それ以前の記憶はない。
    私は何をしたのか。ここで何があったのか。私は…誰だったのか。

    「フェニックス」には二種類あるという。

    「死」という概念がない、在り続ける完全生命体と、
    「死」を経る度に新たに再生する輪廻転生を繰り替えすもの。

    …不死とも言える凄まじい再生能力と、それに伴う不老とも言える外見の不変化はどちらも同じことだけど。

    44 = 39 :

    私は…後者の方だろう。
    記憶がない、というのは何度も経験している記録がある。

    …記録を繋げば、ある程度は前の自分が何をしたか、何をされたのかは想像できる。

    …例えば、北欧の魔法協会に捕らえられ、様々な実験の末におよそ七回殺されたこと。
    …例えば、カルト教団に捕らえられ、生きながらにして食われたこと。
    …例えば…。

    そういった場合、記憶が始まった時はたいてい瓦礫の山だったりするので…私が再生する時の炎に巻き込まれた…もとい、巻き込んだのだろうと想像はできる。

    …不老不死。
    人間にとっては…なんとしても手に入れたいモノだ。

    フェニックスは…それを具現化したような存在。

    ゆえに、フェニックスはいつも人間にとっては獲物だった。

    …フェニックスは、ヒトのために。
    悠久にきらめく炎で命を照らすために。
    ヒトの願いを叶えるためにいるというのに…どうしようもない皮肉だ。

    45 = 39 :

    …けれど、おかしい。
    今回に限って…今回に限って記憶が始まった時から記録にノイズがまじっている。

    …フェニックスではない、別の誰かの「記憶」。

    ……記憶?

    記憶なんて、ないはずだ。
    あるのは記録だけ。前回までの、記録だけのはず。

    私の、記憶、ではない。

    <──────>

    それは、私の意識に介入してくる。
    私の意志を…ねじまげる。

    私が、私ではなくなる。

    でも、私はそれをわかってて…。

    …記憶と記録に、ノイズがまじっていく…いや、違う。

    記憶と記録に、ノイズが響いていく。
    水溜まりに波紋が広がるように。
    白黒の世界に、色がつくように。

    ─あぁ、そうか。
    私は…こうなるとわかっていてノイズを混ぜたんだ。

    せめて、その子の記憶が、その子の心が生きるように、と。

    ……その子?

    …………その子って……誰…?

    46 = 39 :

    夢。
    夢を見ている。

    これは、私/あの子の夢。

    とても幸せな、ある家族の夢。

    お母さんと夕食の準備をしている。
    お父さんは、仕事で疲れたのかソファの上で大の字になっている。

    下着姿で横になってほしくはないけれど。
    会社で大きな取引が成功してようやく一息つけたらしい。

    せめて今日はゆっくりさせてあげよう。

    そういえば…まだ「」が帰ってこない。
    …いつもなら「こっちから美味しそうな匂いがするーっ!!」とか言いながら帰ってくるのに…。

    今日は「」の好きそうな献立を考えていた分、ちょっと残念だ。

    「今日はデートなんだって」

    お母さんがそう言ったと同時に、「」が帰ってきた。

    「早いわね~」

    クスクスと笑いながら、お母さんは「」に声をかける。
    「デートはどうだったの?」
    「うるっせーちっくしょう!!女なんて…もう女なんてーッ!!」
    「」はそんなことを叫びながら二階へ上がっていった。
    …デートは失敗だったのだろうか。
    「あぁ、もうしょうがないわねぇ…」
    お母さんは笑いながら私を見る。

    47 = 39 :

    「ほら、すぐご飯だから「」を呼んできて」
    「うん、でもこういうのって、ほっといた方が良いと思うけど…」
    「そんなこと言わないの…─────

    その先は、駄目だ。
    記憶がそう言っている。
    記憶が、知らないままでいいと言っている。

    「私、思うんだけどね…」

    駄目。それ以上、思い出さないで。

    「ああいうテンションで付き合うっていうのは、どうかと思うよ?」

    それ以上の記憶は…私が…フェニックスが、フェニックスじゃいられなくなる。

    だから……ううん、違う。
    フェニックスのままでいい。フェニックスのままでいさせて。

    「うるっさい…俺が好きになった女の子におまえは関係ないだろ」
    「…お兄ちゃん…もしかして、そういう趣味?」
    「……勘違いしてる。絶対勘違いしてるぞおまえ……」
    「………」
    「み…見るなぁぁ……っ!!そんな目で俺を見るなぁぁっ!!」
    「きゃ、ちょ…らめぇっお兄ちゃんやめてぇぇっ!!ビクンビクン」
    「第三者が聞いたら勘違いするような声出すなぁぁッ!!こんの馬鹿妹ッ!!」

    私は…フェニックスのままでいいの、お兄、ちゃん……。

    48 = 39 :

    「………ッ!!」

    ガバッ、ゴヅンッ!!

    「いっでぇぇッ!!」
    「ふぇぇ…あ、頭がぁぁ…」
    「あ、ああ…起きたかフェニックス!!とりあえず急で悪いが転生の炎頼むッ!!」
    「ふぇ!?急患ですか!?」
    「馬鹿竜と馬鹿巫女な」

    「あうあう…」
    「………ゲフ」

    「わかりました。火力高めで行きます、ね」
    「……いや、普通でいい。むしろ普通より抑えめにしていただきた…」
    「転生の…炎ーッ!!」

    ゴブァァァァァ!!シュゴォォォッ!!ドギャギャギャッ!!

    「あっじぃぃぃッ!!?」
    「うわっちゃ──ッ!!?」

    「おぉ、跳ね起きた…」
    「凄い効果ですね…もうあんなに元気になってますよー」
    「…身体に火がつきゃ誰でも跳ね起きるだろjk」

    49 = 39 :

    作者「………」
    「………」
    作者「……ふぅ。今日はいっぱい書いたなぁ」
    「あの…やりやがりましたね」
    作者「あ、何がだ?」
    「こんなところで妹フラグ回収ですか」
    作者「…最初っからフェニックスはちょっと妹属性だったと思うぞ?」
    「どこが、ですか?ピクピク」
    作者「絶対にマジエロにはならない点、友が裸見られても平気だったり」
    「それはあなたの偏見じゃないですか…?」
    作者「マヂで!?」
    「………」
    作者「………」
    「……もういいです」
    作者「はっはーッ!!さぁて役者は揃いましたぜ!!友どうする!!どうするよぉ!?」
    「………」
    作者「………マヂでどうするよ…」
    「考えてないんですか…」

    「でばんねぇ」
    「なに、また出番減るのアタシ?」

    50 = 39 :

    「ところで、とも」
    「なんだバハムーたん。てかここはどこだ。俺達プールにいたんじゃあ…」
    「…きにすんな」
    「…あ、はい」
    「にんげんは、もろい。くるまにひかれたら、しんじゃう」
    「何を急に…」
    「めがふれあー」

    ドッギャゥーン!!

    「なにをするだァーッ!!」
    「…おかしい。めがふれあーはビルをみっつぐらいはふきとばすいりょくがあるようなないような」
    「おまえらみたいなの相手にしてりゃ命がいくつあっても足りん…ほれ、自作の防御符を身に着けててな」
    「おー」
    「致死量のダメージの身代わりになってくれるんだよ」
    「むふー」
    「……あの、バハムー…たん?」
    「めがふれあーめがふれあーめがふれあー」

    キュボンッ!!ドギャギャギャッ!!カコーンカコーンッ!!バリバリバリバリッ!!

    「ぶはっ、死ぬわボケェッ!!防御符ブッちぎれたじゃねえかぁッ!!」
    「…とも…つよい…くるまでひかれても…しななそう」
    「あのね。さすがに防御符なけりゃ死にま

    キキーッドンッ、

    「………」(しーん)
    「………」
    「…ってぇなーッ!!どこ見て運転してんだバッキャローッ!!」
    「……ともつええ…」


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