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    元スレ新ジャンル「代理母」

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    103 = 66 :

    106 = 43 :

    109 :

    ここはお前の日記帳じゃないだろ・・・常識的に考えて

    110 :

    世界を統べる者「

    112 = 66 :

    117 = 66 :

    120 :

    「…あのさ」
    「どうしました?食べないんですか?」
    「いや、食べるけど…このメニュー」
    「なにか嫌いなものでも?ダメですよ…好き嫌いしたら」
    「好き嫌いじゃなくて……その、なんでこんなにモロヘイヤ?」
    「知らないんですか?妊娠中にはモロヘイヤがいいらしいですよ」
    「それは私も聞いたことがあるけど…」
    「でしょ?」
    「…モロヘイヤのおひたし…モロヘイヤとカツオ和え…モロヘイヤとトマトのスープ…」
    「なにか問題が?味、変ですか?」
    「…いや、美味しいけどさ」
    「そういうふうに、いつも美味しいって言ってもらえると俺も作り甲斐があります」
    「だって、美味しいし」
    「まぁ、誰かに作ってもらえたら、たいてい美味しいですしね」
    「…そういうもの?」
    「そういうもんだって、うちの母は言ってましたよ」
    「………ふーん」

    121 :

    「はぁっ…」

    (俺って、どう思われてるんだろ…)

    (…さっきは結構勇気振り絞って、告白したんだけどなぁ…)

    『………』
    『…あ、あの』
    『ぷっ』
    『………先輩?』
    『あっはははははははははははー』
    『せ、先輩?』
    『ちょっと何ぃ…今の、中学生でもこんな告白しないよ?…あーおもしろかったー』
    『え?いや、それはその』
    『あれだけエロゲーやってるのにねぇ…役に立たないもんだね…』
    『そ、それは関係ないですよっ』
    『んーそういえば、おなか空いたなぁ…ゴハン』
    『え?』
    『だから、晩ゴハン。食べよう』
    『あ、はい…すぐ用意しますね』
    『…うん』

    (………結局、俺が好きだって言っただけで、先輩、何も言ってくれなかったなぁ…)

    123 = 121 :

    キュ  シャワーワー

    「はぁっ…」

    (…先輩のこと、好きです………かぁ)

    (……ごまかしちゃった………うぅ…自己嫌悪…)

    (だって、まさか…こんなときに…)

    (………どう答えたらいいのよ…)

    「くしゅんっ」

    「……はぁっ…」

    キュ

    (…妊娠線…目立ってきたなぁ………ヤだなぁ…こんな……)

    124 :

    妊娠線ってなんぞ?

    125 = 121 :

    「あがったよー」
    「…長かったですね」
    「そう?…まぁ、女の子のお風呂は基本的に長いもんよ」
    「あんまり、長すぎるとおなかの子どもに良くないんじゃないですか?」
    「……そうかもね、気をつける。ドライヤー借りるね」
    「あ、どうぞ」
    「…そういえばシャンプー切れそうだったよ」
    「わかりました。買っておきます」
    「あ、リンスインシャンプーとかダメだよ?ふつーのやつね」
    「…了解」

    126 = 121 :

    「それじゃ、行ってきます」
    「はいはい~いってらっしゃい~」
    「あ、お昼ご飯、お弁当と、あと昨日のスープが残ってるので暖めて食べてください」
    「アイアイー」
    「えっとそれから…」
    「キミは忘れものない?」
    「は?……たぶん、ないと」
    「いってきますのちゅーとかする?」
    「……してもいいんですか?」
    「む…そこは『そ、そんなことするわけないじゃないですかっ』って頬を染めながら慌ててよ」
    「……先輩は俺に何を期待してるんですか…」
    「ほらほら、早くしないと電車いっちゃうよー?」
    「あ…そ、それじゃ行ってきますっ」
    「いってらっさーい」

    127 = 121 :

    「さて、と」

    「ふたりきりになってしまったわけだけど」

    「あなたは、まだおねむ?」

    「……おっ…ちゃんと起きてるね。さて、今日も楽しく胎教するよー」

    「………よしよし。なにを主張してるのかわかんないけど、元気がいいことはいいことだ」

    「今日はちょっと趣向を変えて、聖飢魔Ⅱでも聞いてみる?」

    「………ていうか、なんでアルバム全部そろってるんだろ…この部屋」

    128 = 121 :

    「…そろそろ、入院の準備とかしとかないとねぇ」

    「んー…一度、アパートに帰らないとなぁ」

    「そういえばさ、兄さんたちが、あなたの名前考えてるらしいよ?」

    「服とかも用意してるらしいし…一応、男の子っぽいらしいけど、女の子だったらどうするんだろうねぇ?」

    「まぁ、私には関係ないかなー」

    「甥っこかぁ…私もついにオバちゃんって呼ばれちゃうんだねぇ……」

    「ふふっ…へんなのー」

    130 = 121 :

    「…しかし」

    「毎日のことだけど…なんだろ、このお弁当の完成度の高さ…」

    「…こんなことしてるから、いつも時間ギリギリになるのに」

    「………」

    「…いただきますっと」

    131 = 121 :

    「………これは…」

    「どう思う?」

    「………私はこっちの『実力行使』の方だと思うんだけど」

    「…悩みどころな選択肢よねぇ………まぁ、いっか」

    「お…おー…いい感じだ」

    「あれ?」

    「な、なんでここで、えっち!?」

    「うわ…わ………うあうあ……」

    「……………」

    「………ふぅ」

    「…もしかして、これって胎教的にあんまりよくないのかな?」

    133 = 121 :

    「…ひまだなぁ」

    「………んー…」

    「さっきは痛いくらい動きまくってたというのに…」

    「…ママにひとりキックゲームをさせるとは、大した息子ね」

    「………ママか」

    「ママねぇ…」

    「……そだ。ヒマだし………いいかな?」

    134 = 121 :

    「ただいまーっと」
    「あ…お、おかえりなさい」
    「はい」
    「………あ、あのさ、ゴハンっ」
    「あ、すいません、遅くなっちゃって…すぐ作りますから」
    「…いや、そうじゃなくて」
    「?………お風呂、ですか?昨日入ったときについでに軽く掃除したから」
    「だから、そうじゃなくて」
    「んー…部屋の掃除は、明日、休みだし、明日やる予定ですけど」
    「………ゴハン、つくったから」
    「…は?」
    「ヒマだったから…晩ゴハン、作ったの…その、食べて」
    「………」
    「…えっと、今から暖めなおすから」
    「はぁ………って、なにが起こったんですかっ!なにか変なものでも食べたんじゃ…」
    「………キレるぞ」
    「すいません…冗談です…」

    135 :

    待ってました!

    136 = 121 :

    「…ど、どうよ?」
    「もぐもぐ………へ?…いや、普通に美味しいですけど」
    「そ、そう?…よかったぁ…いやーイキオイで作っちゃったはいいんだけど『マズイ』とか言われたらどうしようかと」
    「そんなわけないじゃないですか。先輩が作ってくれたんですから」
    「………」
    「どうしました?先輩、食べないんですか?」
    「う、ううんっ…なんでもないなんでもない。さー食べるぞー」
    「あ、でも食べすぎないようにしてくださいね。…太りすぎるとお産たいへんらしいですよ?」
    「む………わかった」
    「はい。…ていうか、先輩料理できるんじゃないですか…何で俺に」
    「そりゃ…キミが作った方が美味しいでしょ?」
    「…そうですか?…俺は、先輩の料理の方が好きだけどなぁ」
    「………」
    「先輩?どうしました?…なんか顔、赤いですよ?」
    「な、なんでもないったらっ」
    「?」

    138 = 121 :

    「ど、どうですた!?」
    「ん?どうって…いつもどおり、母子ともに健康、異常なしだけど」
    「…ふぅ、よかったです……」
    「べつに病院までついてくることないのに」
    「いや、だって途中に何があるか」
    「何もないって…それについてくるなら、こんなとこで待ってないで健診も見てったらいいのに」
    「それは、その、なんとなく…」
    「………ああ、なるほど」
    「はい?」
    「看護婦さんを視姦しに来たと……そういえば病院モノのエロゲーもあったよねぇ」
    「ち、ちがいますって…ていうか、看護師さんですよっ」
    「何を今さら…私はキミの性癖をほとんど知り尽くしていると言うのに…」
    「…性癖って」

    139 = 121 :

    「いや、俺、そんな趣味は…」
    「あーはいはい…あ、そうだ、ついでに私のアパート寄っていい?ちょっと要るものがあってさ」
    「はい、いいですよ………って、流さないでくださいよっ」
    「ついでに買い物もしないとなぁ…」
    「…いや、ホントに心配してたんですって……待合室、他に誰もいないし…先輩と子どもになにかあったらとか考え出すと止まらなくて」
    「………キミの子どもじゃない」
    「わかってますよぅ……でもほら、こうして一緒に暮らしてると、なんていうかこう…愛しくなりますよね?」
    「なにその隠れた父性本能」
    「…俺、お産のとき立ち会ってもいいですか?…いやもう、今から考えてても不安で不安で」
    「産むの私なんだけど…」
    「あ、でも、立会いはお兄さんか奥さんが?」
    「さあ?知らない」
    「…そうですか」
    「………ホント、キミの子どもだったら良かったのにな」
    「はい………え?…い、今、なんて」
    「ん?なにが?」
    「いや、なにか今、とても気になることを言いませんでした?」
    「あ…テレホンカードとか買っとかないとね。病院、携帯使えないし」
    「そうですね………じゃなくてっ」
    「他にいるものってなにがあるっけ?私、入院ってしたことないから、ピンと来ないのよねぇ…」
    「…うぅ」

    140 = 121 :

    「へぇ…結構、近かったんですね、先輩の家」
    「うん、まぁ」
    「…鍵、ちゃんと持ってます?」
    「持ってるわよ、そりゃ」

    ガチャ

    「ただいま…っと、なんか久しぶりな気が」
    「そりゃ、ずっとウチにいましたから…おじゃましますー」
    「………」
    「どうしました?」
    「キミはここで待つ。おーけー?」
    「え?なんで?」
    「…掃除してないし」
    「いいですよ、そんなの。ついでに掃除していきますか?」
    「だ、ダメだったら」
    「そんな、何があるわけでも」
    「ほら、下着とか干してるし」
    「…俺、先輩の下着、手洗いとかしてるんですが…おじゃましますー」
    「って、入るなって言うのにっ!」
    「いいじゃないですかー」
    「ま待ってっ!ダメっ!!な、中はだめぇっ!!」
    「………」
    「と、とにかく1分待ってて?ね?お願い」
    「はぁ…」
    「1分よ?勝手に入ってきたら怒るからねっ!」
    「あ、あの、慌てて、転んだりしないでくださいよ?何分でも待ってますから」
    「あ…そ、そうね…じゃあ、その、片付いたら呼ぶから、外にいて」
    「はい」

    141 = 121 :


    (ええと……見られたら困るものは………あと写真と…)



    (…『ナカはだめぇ』は無いよなぁ……先輩、エロゲのしすぎじゃないかな…)

    145 = 121 :

    「…こんなもんですか?」
    「んー、そうね。こんなもんでしょ」
    「わりと片付いてるじゃないですか、部屋」
    「まぁ、出て行くとき掃除したし…」
    「…俺は、どうして外で待っていたのかと」
    「ほ、ほら、女の子にはイロイロあるのよっ」
    「…イロイロですか……ていうか、先輩そろそろ女の子っていう歳でもないt…ごめんなさい、すいません」
    「ていうか、歳の話なら、私の方が若いし、2歳」
    「………そういえば、そうですねぇ」
    「そうよ」
    「年長者に対する敬意って」
    「さて、晩ゴハンどうする?せっかくだから、どこかで食べる?」
    「あ、いいえ、外食は塩分多くなるし、先輩によくないです。帰りにスーパー寄って行きましょう」
    「えーたまにはジョイフルでハンバーグが食べたいー」
    「はいはい、今日はハンバーグにしますから」
    「おー、話せるねー」

    146 = 121 :

    「ふぅ…いい湯だった…たまにお湯はって入らないとなー」

    「せんぱ…」
    「ZzzZzzZzz」
    「…今日一日、歩き回っておつかれ、かな?」
    「ZzzZzzZzz」
    「先輩、こんなとこで寝てると風邪引きますよ?」
    「ZzzZzzZzz」
    「…しかたないな。よ…っと」
    「ZzzZzzZzz」
    「…おやすみなさい………さて、俺も寝るかなぁ…寝袋寝袋っと」

    147 :

    昨日のお昼に腐った弁当食べて腹痛がまだ治らん俺が☆

    148 = 121 :

    「Zzz…んぅ?」
    「あ、すいません…起こしちゃいました?…ちょっと喉が渇いて」
    「…ねぇ、男くん」
    「はい?」
    「なまえ、なんにするー?」
    「は?」
    「このこの、なまえ、かんがえてなかったじゃんー?」
    「はぁ…」
    「いちお、おとこのこってはなしだけど…もしかしたらがあるし……りょうほう、かんがえないとねー」
    「そ、そうですね…」
    「たくさんかんがえて、きめないとね」
    「まぁ、子どもの名前は重要ですしね…」
    「うん。わたしとーキミのーだいじなだいじな、こどもだもんねー」
    「は?」
    「ん?」
    「………」
    「………」
    「…先輩、寝ぼけてます?」
    「わ、私、今、何言った?」
    「……ええと、教えた方がいいですか?」
    「………いい。やめて。今、なんかすごく良い夢見てて、続きかなとか思い込んでて」
    「いいゆめ?」
    「あ、や、その…なんでもない」
    「そ、それって、あの、間違ってたらすいませんなんですけど、もしかして」
    「な、なんでもないったらっ!もう寝るっ!」
    「ま、待って、俺眠れないですっ!ちょっと寝るの待って下さいっ!」

    149 = 121 :

    「あの、先輩?」
    「ぐーぐー」
    「いや、絶対起きてるでしょ?」
    「………なによ」
    「さっきのって、どういう意味なのかなと…」
    「…なんでもないって、言った」
    「教えてください」
    「………いつもの流されやすいキミはどこに行ったのよ」
    「お願いします」
    「………………産むならキミの子どもがよかったって思ってたら、夢に見たの」
    「………」
    「その夢は、私のおなかにいるのがキミの子どもで、一緒に、子どもに語りかけてる夢だったの」
    「…いい夢ですか?」
    「うん。私にとっては、とっても…いつまでも見てたいくらい、いい夢だった」
    「…そうですか」

    150 = 121 :

    「………」
    「先輩、提案なんですけど」
    「……なによ?」
    「先輩が、その子産むまで…その子が、お兄さんたちに引き取られるまでの間だけ、その夢つづけてみませんか?」
    「……どゆこと?」
    「だから、“ごっこ遊び”みたいなもので、その子を俺たちの子どもってことにしませんか?」
    「………」
    「俺が父親役、先輩が母親役。きっと、子どもの胎教にもいいですし」
    「…母親?私がママ?…キミがパパ?」
    「…はい。どうでしょうか?」
    「…キミは、いいの?」
    「ダメだったら、提案しません」
    「………いいの?ほんとうに?」
    「あと一ヶ月ちょっとですし、それくらい、いいじゃないですか」
    「うん…あ、あの…」
    「はい」
    「………ふ、ふつつかものですが、よろしくお願いします」
    「あ、こ、こちらこそ、よろしくお願いします」


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