私的良スレ書庫
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男「ふぅ、遅くなったなぁ……」
男「やっと……素顔が見られるのか……なんか、怖い気もするな」
男「お祝いでも買ってくかな」
?「にゃー」
男「お、猫だ。はは、可愛いなぁ」
男「そういえば、あの猫元気かな。最近来ないけど」
男「おいおい、そっち行ったら危ないぞ? ボールに夢中だな、お前」
男「ボール……」
男「……いや、まさかね」
体『“生まれ変わった”私とご対面ですよ』
体『こ、こんなの“もう”要りません!』
男「いやいや待て待て。疲れてるぞ、俺」
猫「にゃー?」
男「いや、なんでもない。とりあえず、ほれ、あっちに行け、な?」ポイ
猫「うみゃー」
男「……なんで、今頃引っ掻かれたところが痛むんだろ」
ドクロ『早くクーラーのお部屋行きましょう?』
男「……あいつ、なんでうちにクーラーあるの知ってたんだろ」
男「やっと……素顔が見られるのか……なんか、怖い気もするな」
男「お祝いでも買ってくかな」
?「にゃー」
男「お、猫だ。はは、可愛いなぁ」
男「そういえば、あの猫元気かな。最近来ないけど」
男「おいおい、そっち行ったら危ないぞ? ボールに夢中だな、お前」
男「ボール……」
男「……いや、まさかね」
体『“生まれ変わった”私とご対面ですよ』
体『こ、こんなの“もう”要りません!』
男「いやいや待て待て。疲れてるぞ、俺」
猫「にゃー?」
男「いや、なんでもない。とりあえず、ほれ、あっちに行け、な?」ポイ
猫「うみゃー」
男「……なんで、今頃引っ掻かれたところが痛むんだろ」
ドクロ『早くクーラーのお部屋行きましょう?』
男「……あいつ、なんでうちにクーラーあるの知ってたんだろ」
男「ただいま……あれ? 鍵が開いてる」
男「おーい、帰ったぞー?」
男「……いない」
男「風呂場にも居ない」
男「どこ行ったんだ……?」
男「探すか。大方はしゃいでどっか言ったんだろ」
男「ちゃっかりブラ見つけてやがるし」
男「居ない……」
猫「みゃー」
男「ん? お前、さっきの……」
?(ついてこい)
タタッ
男「……なんだ今の。いや、追うけどさ」
男「おーい、帰ったぞー?」
男「……いない」
男「風呂場にも居ない」
男「どこ行ったんだ……?」
男「探すか。大方はしゃいでどっか言ったんだろ」
男「ちゃっかりブラ見つけてやがるし」
男「居ない……」
猫「みゃー」
男「ん? お前、さっきの……」
?(ついてこい)
タタッ
男「……なんだ今の。いや、追うけどさ」
ブレーキ音。
私は車に轢かれたのでした。私の小さい体に、その質量はあまりに大きく、とても簡単に私を壊していきました。
遠くで、私とは別の猫が、憐れみの視線で見ています。カラスは食欲をにじませて、電線の上に集まり始めていました。
私は恋をしていました。
あの人に。
人なのに。
私は小さい小さい獣でした。あの人に時折餌を貰って、遊んでくれればそれでよかったのでした。
けれど、あの日。
突然頭を撫でようとしたあの人に、びっくりしてしまって、つい爪を出してしまいました。
あの人の知っている最後の私は、だから乱暴なケダモノでしかないのです。
――そんなのは、嫌でした。
だから、私は一生懸命お願いしました。体を離れて、遠く遠くへ行った先で。そこで一番偉そうな人へ。
何を引き換えにしても良いからと。
彼の方はとても荘厳な声で言いました。
「条件は三つ」
「ひとつ、最後まで彼が君の面倒を見てくれること」
「ふたつ、君の正体を、この会話も含めて、絶対に彼に悟られないこと」
「みっつ、三週間、つまり今日から君が『完成』して6時間を迎えるまでに、彼に抱かれること」
「うまくいったなら、祝福してあげよう」
「でも、失敗したら……」
今のところ、うまくいっています。
けれど……この後はどうなるのでしょう?
まともに生まれたヒトではない私に、越え難い障害は、山ほどあります。
私は、何になりたかったのでしょう? 何を望んでいたのでしょう?
あの人の傍にいられたら、それでよかったはずなのに。
私は猫でも、人でもありません。
私はもう……化け物なのです。
私は車に轢かれたのでした。私の小さい体に、その質量はあまりに大きく、とても簡単に私を壊していきました。
遠くで、私とは別の猫が、憐れみの視線で見ています。カラスは食欲をにじませて、電線の上に集まり始めていました。
私は恋をしていました。
あの人に。
人なのに。
私は小さい小さい獣でした。あの人に時折餌を貰って、遊んでくれればそれでよかったのでした。
けれど、あの日。
突然頭を撫でようとしたあの人に、びっくりしてしまって、つい爪を出してしまいました。
あの人の知っている最後の私は、だから乱暴なケダモノでしかないのです。
――そんなのは、嫌でした。
だから、私は一生懸命お願いしました。体を離れて、遠く遠くへ行った先で。そこで一番偉そうな人へ。
何を引き換えにしても良いからと。
彼の方はとても荘厳な声で言いました。
「条件は三つ」
「ひとつ、最後まで彼が君の面倒を見てくれること」
「ふたつ、君の正体を、この会話も含めて、絶対に彼に悟られないこと」
「みっつ、三週間、つまり今日から君が『完成』して6時間を迎えるまでに、彼に抱かれること」
「うまくいったなら、祝福してあげよう」
「でも、失敗したら……」
今のところ、うまくいっています。
けれど……この後はどうなるのでしょう?
まともに生まれたヒトではない私に、越え難い障害は、山ほどあります。
私は、何になりたかったのでしょう? 何を望んでいたのでしょう?
あの人の傍にいられたら、それでよかったはずなのに。
私は猫でも、人でもありません。
私はもう……化け物なのです。
女「はぁ、あと30分か」
女「もう、無理ですねぇ」
女「……本当、なにがしたかったんでしょう?」
女「こんなの、あの人の生活を無駄に引っかきまわしただけじゃないですか」
男「おい!」
女「!? ど、どうして……」
男「こいつが、教えてくれた」
猫「みゃー……」
女「あぁ、そうですか……ありがとうございます。いえいえ、余計なお節介だなんて……恐縮です。ご親切に……」
男「そんなに長いセリフだったんだ」
女「もう、無理ですねぇ」
女「……本当、なにがしたかったんでしょう?」
女「こんなの、あの人の生活を無駄に引っかきまわしただけじゃないですか」
男「おい!」
女「!? ど、どうして……」
男「こいつが、教えてくれた」
猫「みゃー……」
女「あぁ、そうですか……ありがとうございます。いえいえ、余計なお節介だなんて……恐縮です。ご親切に……」
男「そんなに長いセリフだったんだ」
クロノクロスで骨パーツ集めて仲間キャラにするの思い出した
ラスト綺麗にキメてくれ!支援
ラスト綺麗にキメてくれ!支援
男「ダメだろ。勝手に出てっちゃぁ……迷子になったのか?」
女「いえ……そういうわけじゃ……」
男「猫だからか? だから、俺とは暮せない?」
女「!!」
男「いや、さっき自然に猫としゃべってたろ。びっくりするなよ」
女「あ、いやー……はは、私、だめですね。最後の最後で……」
男「お前……そんな顔してたんだな」
女「はい……その……どう、ですか?」
男「……きれいだ、と思う」
女「嬉しいです……」
男「……最後って、どういう意味だ。もしかして、俺が気付いたからか」
女「あなたが気にすることじゃないです。どの道、もう時間がないですから」
男「時間……」
女「いいんです。どうせ、迷惑でしょ? 私、人間じゃないんですよ?」
男「猫が化けてたのか?」
女「そういうんじゃないですけど。まぁ、ほら。難しいの解りませんけど、コセキ? とかもないですし。面倒なだけでしょう?」
男「……化け物って言ったの、気にしてるのか?」
女「……変なところ鋭いんですから」
男「謝るよ。だから……戻ってきてくれ」
女「戻ったって、私お荷物じゃないですか。それとも、一生面倒みてくれるんですか?」
男「そりゃぁ……正直そこまで断言できないけどさ。でも、このままお別れってのは、納得できないんだ」
女「……ちょっと、欲が出てきました」
男「え?」
女「あそこ、入りませんか?」
男「え……ラブホ!?」
女「いえ……そういうわけじゃ……」
男「猫だからか? だから、俺とは暮せない?」
女「!!」
男「いや、さっき自然に猫としゃべってたろ。びっくりするなよ」
女「あ、いやー……はは、私、だめですね。最後の最後で……」
男「お前……そんな顔してたんだな」
女「はい……その……どう、ですか?」
男「……きれいだ、と思う」
女「嬉しいです……」
男「……最後って、どういう意味だ。もしかして、俺が気付いたからか」
女「あなたが気にすることじゃないです。どの道、もう時間がないですから」
男「時間……」
女「いいんです。どうせ、迷惑でしょ? 私、人間じゃないんですよ?」
男「猫が化けてたのか?」
女「そういうんじゃないですけど。まぁ、ほら。難しいの解りませんけど、コセキ? とかもないですし。面倒なだけでしょう?」
男「……化け物って言ったの、気にしてるのか?」
女「……変なところ鋭いんですから」
男「謝るよ。だから……戻ってきてくれ」
女「戻ったって、私お荷物じゃないですか。それとも、一生面倒みてくれるんですか?」
男「そりゃぁ……正直そこまで断言できないけどさ。でも、このままお別れってのは、納得できないんだ」
女「……ちょっと、欲が出てきました」
男「え?」
女「あそこ、入りませんか?」
男「え……ラブホ!?」
もう俺もう50時間近くまだ寝てないけどなにこのスレ…。お前、俺を寝かさないでどうする気だな?
支援!
支援!
これ絵にすると中盤辺りがグロくて萎えそうだな…良い話なのに。無粋なことはやめとくか
支援
支援
男「あ、いやー……あのさ」
女「言ったでしょ。時間が、ないんです」
男「そ、そっか」
シュルシュル
女「どう……ですか? 私の体。ちゃんと、興奮しますか?」
男「うん……その……大丈夫、みたい」
女「よかった……来て、下さい」
男「あ、あぁ……でもさ」
女「……好きです」
男「え?」
女「だから、抱いてください。他のことなんか、今は考えないで……」
男「……あぁ、解った」
女「きゃんっ……あっ……そこっ……」
男「大丈夫か?」
女「ピリピリします……なんだか、恥ずかしい」
男「ん、ちゃんと羞恥心も芽生えたか」
女「意地悪言わないでくださいよぉ……はっやぁ……も、もう、来てください」
男「あぁ、解った……」
女「んぁ……くぅ……ん……」
男「動く、ぞ?」
女「はい……好きな、ように……あぁ」
男「うぁ……」
男(やばい……なんでこうツボをつくようなセリフばかり……)
女「……はぁ……どうですか? ちゃんと、まだ、気持いいですか?」
男「あぁ、大丈夫d…………“まだ”?」
>>72 私は一向に構わん!!
女「言ったでしょ。時間が、ないんです」
男「そ、そっか」
シュルシュル
女「どう……ですか? 私の体。ちゃんと、興奮しますか?」
男「うん……その……大丈夫、みたい」
女「よかった……来て、下さい」
男「あ、あぁ……でもさ」
女「……好きです」
男「え?」
女「だから、抱いてください。他のことなんか、今は考えないで……」
男「……あぁ、解った」
女「きゃんっ……あっ……そこっ……」
男「大丈夫か?」
女「ピリピリします……なんだか、恥ずかしい」
男「ん、ちゃんと羞恥心も芽生えたか」
女「意地悪言わないでくださいよぉ……はっやぁ……も、もう、来てください」
男「あぁ、解った……」
女「んぁ……くぅ……ん……」
男「動く、ぞ?」
女「はい……好きな、ように……あぁ」
男「うぁ……」
男(やばい……なんでこうツボをつくようなセリフばかり……)
女「……はぁ……どうですか? ちゃんと、まだ、気持いいですか?」
男「あぁ、大丈夫d…………“まだ”?」
>>72 私は一向に構わん!!
女「へへ、ごめんなさい。時間切れみたいです」
男「嘘だろ……お前、背中……っ!」
女「ごめんなさい、なんか、サラサラ崩れていっちゃって……駄目ですよね、雰囲気とか、ないですよね?」
男「バカっ! そんなのどうでもいいだろ! くそっ!」
女「駄目です。もう……決まってたんです」
男「え?」
女「私に出された条件は、三つ。その中に、『私の正体を知られてはならない』と言うのがあったんです」
男「じゃぁ……やっぱり、俺が気付いたからじゃないか!」
女「いいえ、ボロを出したのは私です。気にしないでください」
男「気にするなって……嘘だろ。やめろ……」
サラ…サラ……
女「えへへ……なんだか、これも恥ずかしいですね。変ですね。全部、内臓とかも一通り見られたはずなのに」
男「嫌だ! 聞け! 俺は、俺はお前がムグっ!」
女「もう、充分ですよ……大丈夫。もともと、私の方がおかしい存在だったんです」
男「なんで……なんでだよ!」
女「お願い……最後に一つだけ……崩れていく私を……見な、いで……」
男「うぅ……くそおっ!」
クル
女「あり……がとう……」
サラサラ……ザアアァァ
男「くそ……くそっ……」
男「嘘だろ……お前、背中……っ!」
女「ごめんなさい、なんか、サラサラ崩れていっちゃって……駄目ですよね、雰囲気とか、ないですよね?」
男「バカっ! そんなのどうでもいいだろ! くそっ!」
女「駄目です。もう……決まってたんです」
男「え?」
女「私に出された条件は、三つ。その中に、『私の正体を知られてはならない』と言うのがあったんです」
男「じゃぁ……やっぱり、俺が気付いたからじゃないか!」
女「いいえ、ボロを出したのは私です。気にしないでください」
男「気にするなって……嘘だろ。やめろ……」
サラ…サラ……
女「えへへ……なんだか、これも恥ずかしいですね。変ですね。全部、内臓とかも一通り見られたはずなのに」
男「嫌だ! 聞け! 俺は、俺はお前がムグっ!」
女「もう、充分ですよ……大丈夫。もともと、私の方がおかしい存在だったんです」
男「なんで……なんでだよ!」
女「お願い……最後に一つだけ……崩れていく私を……見な、いで……」
男「うぅ……くそおっ!」
クル
女「あり……がとう……」
サラサラ……ザアアァァ
男「くそ……くそっ……」
今来た。全部読んだ。先が気になる。
>>1 期待してるぜ
>>1 期待してるぜ
いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
男「ただいま……」
男「はは、癖になっちまったなぁ……三週間くらいのことなのに」
男「あぁ……しまった。冷凍庫に入れるの忘れてた……アイスケーキ……」
男「もうドロドロじゃん……」
男「お祝い、買ってきたのにな……」
ポイ
男「……寝よ」
男「明日は休みか……」
男「はは、癖になっちまったなぁ……三週間くらいのことなのに」
男「あぁ……しまった。冷凍庫に入れるの忘れてた……アイスケーキ……」
男「もうドロドロじゃん……」
男「お祝い、買ってきたのにな……」
ポイ
男「……寝よ」
男「明日は休みか……」
>>80
任せな
任せな
>>80
がってん
がってん
ピンポーン
男「ん……んだよ……」
ピンポーン
ピンポーン
ピンポピンポピンポーン!!
ガバッ!
男「……いやいやいや、待て待て待て待て」
「宅配便っす。ハンコおねがいしゃーす。あざーす」
男「これは……どういうことだ……」
『骨その1』
男「………」ガサガサ
猫ドクロ「あのぅ……猫、飼いたくないですか? 猫」
男「……うちペット禁止なんだけど」
猫ドクロ「ですよねー」
男「ん……んだよ……」
ピンポーン
ピンポーン
ピンポピンポピンポーン!!
ガバッ!
男「……いやいやいや、待て待て待て待て」
「宅配便っす。ハンコおねがいしゃーす。あざーす」
男「これは……どういうことだ……」
『骨その1』
男「………」ガサガサ
猫ドクロ「あのぅ……猫、飼いたくないですか? 猫」
男「……うちペット禁止なんだけど」
猫ドクロ「ですよねー」
>>95
ラジャ
ラジャ
男「で、三日経ったわけだが、そろそろ教えてくれ。どういうことだ?」
猫骨「えっとですね。私が出された条件は、三つだったんです」
男「うん」
『ひとつ、最後まで彼が君の面倒を見てくれること』
『ふたつ、君の正体を、この会話も含めて、絶対に彼に悟られないこと』
『みっつ、三週間、つまり今日から君が『完成』して6時間を迎えるまでに、彼に抱かれること』
猫骨「ひとつ目は、おかげさまで問題なかったんですけど、ね」
男「ふたつ目だろ、問題は」
猫骨「あー……その前に、みっつ目説明していいですか?」
男「ん?」
猫骨「えっと、抱かれるってところなんですけど。いいですか、怒らないで下さいね。っていうか、私もかなり憤慨したんですけど」
男「あ、あぁ」
猫骨「あれ……えっちまでしなくて、OKみたいだったんです」
男「……は?」
猫骨「だから、つまりこう……抱っこでも良かった、と。だからあの、お風呂のときで達成してたんです」
男「……えらくハードル下がってないか?」
猫骨「いえいえ。それがそうでもなくて。考えてください。あの時、私は本当ならどんな状態でした?」
男「本当ならも何も、皮膚が張ってないんだから…………あ」
猫骨「そうですよ。そんなの、抱っこするのも嫌でしょ? その嫌悪感を六時間でいかに取り除くか、という趣旨だったみたいです」
男「そういうことかぁ……でも、ふたつ目は……?」
猫骨「抱っこされた時点では、知られてなかったので、問題なし、とのことです」
男「じゃぁ、なんで一回あんな風に崩れたんだよ!」
猫骨「はは、ビックリしました?」
男「当たり前だろ!!!」
猫骨「!」
猫骨「えっとですね。私が出された条件は、三つだったんです」
男「うん」
『ひとつ、最後まで彼が君の面倒を見てくれること』
『ふたつ、君の正体を、この会話も含めて、絶対に彼に悟られないこと』
『みっつ、三週間、つまり今日から君が『完成』して6時間を迎えるまでに、彼に抱かれること』
猫骨「ひとつ目は、おかげさまで問題なかったんですけど、ね」
男「ふたつ目だろ、問題は」
猫骨「あー……その前に、みっつ目説明していいですか?」
男「ん?」
猫骨「えっと、抱かれるってところなんですけど。いいですか、怒らないで下さいね。っていうか、私もかなり憤慨したんですけど」
男「あ、あぁ」
猫骨「あれ……えっちまでしなくて、OKみたいだったんです」
男「……は?」
猫骨「だから、つまりこう……抱っこでも良かった、と。だからあの、お風呂のときで達成してたんです」
男「……えらくハードル下がってないか?」
猫骨「いえいえ。それがそうでもなくて。考えてください。あの時、私は本当ならどんな状態でした?」
男「本当ならも何も、皮膚が張ってないんだから…………あ」
猫骨「そうですよ。そんなの、抱っこするのも嫌でしょ? その嫌悪感を六時間でいかに取り除くか、という趣旨だったみたいです」
男「そういうことかぁ……でも、ふたつ目は……?」
猫骨「抱っこされた時点では、知られてなかったので、問題なし、とのことです」
男「じゃぁ、なんで一回あんな風に崩れたんだよ!」
猫骨「はは、ビックリしました?」
男「当たり前だろ!!!」
猫骨「!」
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