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    元スレ新?ジャンル「かかしな男とブリキな女」

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    352 = 276 :

    おそうじ。思い出。

    「あ、おかーさん」
    「…今、お母さん、お掃除してるから、邪魔しないで」
    「はぁい」
    「…」
    「…おかーさんっ!ぼくもおてつだいするー」
    「だから、あんたは、ジャマだって言っ

    ―――――――――――

    「あれ?ここ、どこ?」
    「っ!!…よかったっ」
    「え?おかーさん?なんでないてるの?おいしゃさん?」
    「大丈夫かい?階段から転んじゃって、ケガしちゃったんだよ?」
    「…そなんだ」
    「自分のお名前は言えるかな?」
    「はい、ぼくは…」

    353 = 276 :

    A side

    失踪。記憶。

    「そう。いなくなったんだ」
    「…ごめん」
    「べつに、いてもいなくても、かわらないひとだったし」
    「…うん。それでね、あなたは私が引き取ることになったから」
    「よろしくおねがいします」
    「あ…うん。でさ、ここ、引き払って、私の家で一緒に住もう?
     …小学校、入る前だし、たぶんあっちでもやっていけるよ」
    「そう」


    B side

    おそうしき。思い出。

    「自殺だって…?」
    「また、なんで?夫婦仲、良かっただろ?」
    「虐待?遺書に?」
    「そんなことする人には見えなかったけどな」
    「会社にばかり行って家庭をおろそかにする典型っていうの?」
    「子どもがかわいそうだよなぁ」
    「やっぱり、若い母親はダメね。自分が一番だったんでしょ?」
    「遺体、子どもが最初に見つけたらしいよ」

    355 = 276 :

    公園。記憶。
    こうえん。思い出。

    「…どうしたの?」
    「え?」
    「ないてるようにみえたから」
    「…うん………ぼくのおかーさん、しんじゃったんだ」
    「そう。わたしのも、いなくなっちゃった」
    「しんじゃったの?」
    「…おなじようなもの」
    「…そなんだ。かなしいね」
    「ちょっと、いい?」
    「なに?」
    「…だっこ、するだけ」
    「え?…いいけど」
    「………しんだのは、どうすることもできないわ」
    「え?」
    「あなたが、ないても、なにもかわらない…だから、なくひつようないとおもう」
    「…なぐさめてくれてるの?」
    「………わからない」
    「…あ、ありがと」
    「………それじゃ」

    357 = 276 :

    「あの、まって!」
    「なに?」
    「また、あえる?」
    「もう、あえないとおもう。あした、ひっこすから」
    「…そっか。でも、また、いつかあえるよね?」
    「…そんなのわからない。……あなたは、あいたいの?」
    「うんっ」
    「…そう。じゃあ、きかいがあれば、また、ここにくる」
    「キカイ?…あ、じゃあさ、きみ、アイス、すき?」
    「?…どっちでもない」
    「んー…すきなもの、ある?」
    「………たまごやき。てづくりの」
    「てづくり?」
    「うん。コンビニのおべんとうにはいってるのはきらい」
    「わかった。じゃあ、こんど、あったときは、たまごやき、あげるね、きょうのおれい」
    「…そう」
    「じゃあ、またね」
    「………またね」

    358 = 276 :

    そんなむかし 編 おしまい

    360 = 267 :

    オツマン・トルコ帝国

    361 :

    おつかれー

    363 = 276 :


    カランカラン

    店長「お、いらっしゃい」
    「ども」
    店長「男……は、今、仕事中でな」
    「そんな気を使っていただかなくても……仕事って、お客さんいないのに?」
    店長「あ、ああ、新人が入ってね、その子の研修、任せてるんだよ」
    「…募集してたのってウェイトレスですよね?なんで男くんが」
    店長「いや、ウェイトレス、パフェ作らせてるし、バックヤードとか詳しいやつ、少ないし、あと本人の希望で」
    「……オンナの子?」
    店長「いやー逸材だよ?今回、圧迫面接というのをしてみたんだが、『今日、どんなパンツはいてるの』という質問に対して」
    「…それ圧迫面接じゃなくてただのセクハラです」
    店長「ちょっと恥じらいいつつ…『こういうパンツです』と自らスカートをめくりあげる堂々とした態度が」
    「待って下さい。今その子はどこに?」
    店長「え?だから、男と厨房で…皿でも洗ってるんじゃないか?」
    「すいません。おじゃまします」
    店長「え、あの、関係者以外立ち入り禁止って…」
    「関係者ですっ!!」

    365 = 361 :

    男が男だけにハラハラ展開だな・・・・

    367 = 177 :

    ハラハラで変な汁出そうだ

    369 = 276 :

    後輩「えーっと、こうですか?せんぱい」
    「うん。そうそう、上手。あ、力入れなくても、汚れ落ちるからね」
    後輩「…はいっ」
    「そんな感じで、早くたくさん洗う!おっけー?」
    後輩「はいっ!おっけーですっ!」
    「よしっ!」
    後輩「あっ…」
    「え?」

    カシャン

    後輩「…ふぉーく、落としちゃいましたーあれーどこかなーここかなー」
    「えっと…」
    後輩「あ、ありましたー」
    「………んー」
    後輩「どうなさったんですか?」
    「スカートの丈短いんじゃないかな?かがむとパンツ見えちゃうよ?」
    後輩「………見せてるんです」
    「え?」
    後輩「…その、せんぱいに見てもらいたくて………あ、あのっ…どうでしたか?私のパンツ」
    「うーん。あんまり見せないほうがいいと思うよ。オンナノコなんだし」
    後輩「………へ?」
    「うん。店長に言って、もう少し長い丈のスカートにしてもらえるように頼んでみるね」
    後輩「あ、あの…」
    「男くんっ!!」
    「あれ?女さん、どうしたの?」
    「え?………どうしたんだろ」
    「へんな女さんー」
    後輩「………ちっ」

    370 :

    正直このぐらいのテンポが一番良いね
    流れが速すぎるとクォリティが下がりやすくなるし

    371 :

    後輩wwww

    372 = 276 :

    後輩「……えいっ」

    ぶちっ


    「(おいおいーあの姉ちゃん、ブラ見えてね?)」
    「(マジかよ…うわ…シャツのボタン外れてるの気づいてねーんじゃね?)」
    「(眼福眼福)」
    後輩(…そうよねぇ…男って、こういう反応よねぇー)

    後輩「せんぱーいっ」
    「どうしたの?」
    後輩「あ、あのー台所用洗剤についてなんですけどー」
    「あ…ボタン、外れてるよ?」
    後輩「え?…あ、ほんとだー…ボタン取れちゃってるー」
    「あ、じゃあ、ボタンつけないとね。裁縫セット、控えにあるから使っていいよ」
    後輩「……私、おっぱいが大きいから、シャツ着たときボタン飛んじゃったのかもー」
    「そっかーじゃあ、サイズ一個上のほうがいいのかな」
    後輩「………え、えっとー…あのせんぱいって」
    「男くんっ!!」
    「あれ?女さん、どうしたの?」
    「え?………どうしたんだろ」
    「へんな女さんー」
    後輩「………ちっ」

    373 = 215 :

    ちっ

    374 = 267 :

    チィィィッッッ!!

    376 :

    見た目ばかりで弱虫のライオンはずっと、勇気が欲しかったのです。


    ―――見つかった?

    保守

    377 = 276 :

    「さて、と…着替えて帰るかなー女さん待ってるし」

    「よっと」

    ガチャ

    後輩「きゃっ」
    「え?…あ、ごめん、着替え中だったんだ…プレート表だったから」
    後輩「あ…はい」
    「じゃあ、着替えたら言ってね、外で待ってるから」
    後輩「あ、あのっ!せんぱいっ…いっしょに着替えませんか?」
    「…なんで?」
    後輩「あ………えと、じつはまだ、その、この制服慣れてなくて…」
    「あーそうなんだ」
    後輩「いつもは他の先輩方に脱がせてもらってるんですけど」
    「…あ、もうみんな帰っちゃってるしねぇ」
    後輩「はい…それで、どうしようかなって………あの、せんぱい、お願いしてもいいですか?」
    「あ…うん、でも僕、その制服着たことないしなぁ」
    後輩「そ、それはそうでしょうけど…その、背中のホックとか外してもらえたら…私、からだ、かたくって」
    「え?これってブラジャーのじゃないの?」
    後輩「………あの、本当は…そのせんぱいに私の全部見てもらいた」
    「男くんっ!!」
    「あ、女さん、ちょうどいいところに」
    「え?…どうしたの?」
    「この子の脱ぐの手伝ってあげて。僕もよくわかんなくて」
    「…いいけど、これ、普通に脱げばいいんじゃないの?」
    後輩「………」

    378 = 215 :

    ちっしゅ

    379 = 361 :

    後輩ここまでやるとか男じゃなくて一般人の男でも逆に怖いだろう・・・

    380 = 276 :

    後輩(…あの人、せんぱいの彼女なのかしら…いつもジャマしに来るし…)

    「あ、あのっ」
    後輩「え、な、なななんでしょう」
    「あなた…あ、ちょっと動かないで」
    後輩「え?」
    「…よし、と」
    後輩「…あ、髪に、ゴミついてたんですか?」
    「ええ」
    後輩「…どうも」
    「いいえ」

    後輩(………なによ…いい人じゃない……注文しないで、ずっと座ってるけど…)

    383 = 276 :

    後輩「あ、あの、せんぱい…今日、あの人こないんですか?あの髪の長い…」
    「え?…あ、女さん?」
    後輩「そうです」
    「んー、この時間まで来ないってことは来ないのかもなぁ…」
    後輩「…そうですか。くっくっく」
    「ん?」


    後輩「あ、あのっ…せんぱいって、帰り駅の方ですか?」
    「ううん。逆」
    後輩「………え、でも、いつも駅の方に」
    「あ、それ、女さんがあっちに住んでるから」
    後輩「へ、へぇ……」
    「なに?」
    後輩「あ、あのですね…私、駅の反対側に住んでるんですけど」
    「そなんだ」
    後輩「…その、方向ぜんぜん違う先輩にお願いするの悪いかなって思うんですけど…その暗くて怖いし」
    「あ…そうだよね。暗いと危ないしね。送っていくよ」
    後輩「よしっ!!」
    「え?」
    後輩「…な、なんでもありませんっ」

    385 = 213 :

    ちっ

    よしっ

    保守

    386 = 276 :

    「へぇ…ここってこういう感じなんだねー」
    後輩「はい…」
    「…夜、こっちって来たことないから…へぇーたくさんお店あるんだー」
    後輩「あ、あのっ!せんぱいっ!!」
    「ん?」
    後輩「そ、その…こ、ここ、入りませんか?」
    「…えと、ホテル?」
    後輩「…はい」
    「………あ、そういうことか」
    後輩「…はい…そうです…その」
    「大丈夫っ」
    後輩「へ?」
    「お店におうちのカギ忘れてきちゃったんでしょ?」
    後輩「………………はぁ?」
    「僕もたまにやっちゃうんだよねぇ…帰っておうちに入れなかったら辛いもんねぇ…」
    後輩「あの、せんぱい?」
    「店長に連絡したら開けてくれるから、こんなとこで泊まらなくてもいいよー」
    後輩「…あ、あの」
    「携帯電話ある?直接が言いにくかったら、僕が電話してあげるよ?」
    後輩「………」

    387 = 370 :

    男の鈍感具合がすばらしすぎる

    388 = 267 :

    かかしにはまだ脳みそ入って無かったのか

    389 = 338 :

    にやにやが止まらない

    390 = 376 :

    ライオン  →勇気が欲しい
    ブリキの樵→心が欲しい
    かかし   →脳みそが欲しい

    ドロシー →元の世界に帰りたい。

    どうなる?

    391 = 276 :

    後輩「…せんぱい」
    「うん?」
    後輩「家の鍵なら、ここにちゃんとあります」
    「え………あ、そうなんだぁ…ごめんね、はやとちりしちゃって」
    後輩「その、それでですね」
    「じゃ、帰ろっか」
    後輩「っ!!…せんぱいっ」
    「え?なに?」
    後輩「…ここ、入りたいです。ホテル」
    「………おうち、帰りたくないの?門限やぶっちゃったとか?」
    後輩「違います。せんぱいとえっちしたいんです」
    「………ふぇ?」
    後輩「だから、せんぱいとセックスしたいって言ってるんですっ!!」
    「………あの、みんな見てるんだけど」

    392 = 371 :

    男の鈍感と言うか性教育のレベルの低さがたまらない

    393 = 361 :

    ドロシーって女友だっけ?

    394 = 370 :

    >>393→ARMを集めてる

    395 :

    木製かかしは棒立ちで、ずっと一箇所見つめてる。
    ひょろりのっぽに麦藁帽。棒の手足に木彫りの顔。
    畑の中に立つだけの、簡素で単純その仕事。

    けれどかかしは仲良くなった。
    敵のカラスと仲良くなった。
    かかしは優しかったから。
    皆に笑ってられたから。

    ブリキの人形腕を振る。硬い足でてくてく歩く。
    巻かれたぜんまいきりきりまわる。体の歯車ぐるぐる回る。
    ゼンマイ切れるその日まで、ただただ前へと進んでく。

    だから人形迷わない。
    壁があっても止まらない。
    歯車たちが歌うから。
    前へ進めと歌うから。

    ブリキの行く手にかかしの畑。ブリキは進んでかかしは笑う。
    歯車たちが叫ぶから。
    それでも笑ってられたから。

    ぜんまい切れた人形が、畑の真ん中立ち止まる。
    笑顔のかかしの挨拶に、ブリキは無言で返事した。

    そんな感じ? 自分でもよくわからん。なんだこれ

    396 = 276 :

    後輩「…セックス、しませんか」
    「…しないよ」
    後輩「どうしてっ!…私に何か不満がありますか?」
    「いや、そうじゃなくて…僕が好きなのは女さんだから」
    後輩「…私のこと、嫌いですか?」
    「あーごめん、間違った…僕がいちばん好きなのは女さんだから」
    後輩「………いいじゃないですか、浮気なんて、みんなしてますよ」
    「…みんな、してるのかもしれないけど、僕は、そういうこと、女さん以外としたくない」
    後輩「いいじゃないですか?子どもつくろうっていうわけじゃないんですし…」
    「ごめん」
    後輩「………どうしても、ですか?」
    「うん。…ごめんね」
    後輩「…そう、ですか」
    「男くんっ!!」
    「女さん!?…なにしてるの、こんなところで」
    「え?私は、ゼミの親睦会に巻き込まれて…男くんは?」
    「僕は今、この子を」
    後輩「あ、せんぱい…私、ここまでで大丈夫です」
    「え?」
    後輩「…送ってもらって、ありがとうございましたっ…それじゃっ」
    「あ…」
    「?」
    「…大丈夫かなぁ、駅の反対側って言ってたけど」
    「………」

    397 = 276 :

    「…男くん、あの子になにかした?」
    「え?………なにも。なんで?」
    「…そう……ちょっと泣きそうだったから、気になっただけ」
    「………ねぇ、女さん」
    「なに?」
    「ここ、入らない?」
    「ホテル?」
    「うん」
    「…あ………また、家のカギ忘れちゃったの?」
    「…ううん。そうじゃないけど」
    「?」
    「…まだ、いいよねぇ」
    「え?なにが?」
    「あ、女さん、帰りがけに猫に会いに行っていい?」
    「え?うん、いいよ」
    「ねこーねこー」

    399 = 276 :

    男がもっと女を意識する話がよみt  編 おしまい

    400 = 370 :

    男が意識し始めた


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