元スレ新ジャンル「サマルトリアの王女」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
501 = 456 :
ゆ
504 = 448 :
>>500
立てるんなら「新ジャンル」の部分外しといてほしい
505 = 502 :
>>500
今のVIPはパースレが許されるのか?
507 = 452 :
もう、ラストまで書いてしまってもいいかな。
508 = 502 :
>>507
じっくりと逝きたいが時間がね
509 :
っパー速
510 = 452 :
ロレ「ついに…、ついに、ハーゴンの神殿か…」
サマ「長かったねぇ」
ムー「気をつけなさい、変な空気がしますわ」
サマ「変なにおいじゃなくて?」
ムー「最後の最後まで、この風船娘はぁ!」
サマ「ウググゥ……、ロープロ-プ」
ロレ「……ヤレヤレ」
ポフ ポフ
ムー「ひゃ! な、何をなさるんですの」
サマ「わっ。どしたの急に頭なでて」
ロレ「いや、なんだかんだあったけど、お前達がいてくれたから、
ここまでこれたんだなと思ってな。ありがとうよ」
サマ「王子ぃ…」
ムー「そ、そんな。別に…」
ロレ「勝つぞ…。みんな」
ムー「えぇ!」
サマ「うん!」
511 = 452 :
ロレ「自分の望む幻を見せる罠か。さすが、敵の本拠地だな」
サマ「うぅぅ…」
ロレ「何むくれてんだお前は」
サマ「もうちょっとで、お腹いっぱいのケーキ食べられたのにぃ…」
ロレ「………」
グリグリグリグリ
サマ「痛い痛い、痛いよゥ!」
ムー「………」
ロレ「まったく、ん、どうした。顔赤いぞ」
ムー「え、ひゃぅ!? べ、別に何でもありませんわ!」
ロレ「あ、ああ。ならいんだが」
ムー「(な、なんで。この私が公衆の面前で犬プレイしていた幻なんて見なきゃいけないんですの!!)」
512 = 452 :
サマ「あれ、人がいるよぉ」
ロレ「……いや、この殺気。並みのものじゃない」
ムー「敵、ですわね!」
ベリアル「ようこそ、我らが居城ハーゴン神殿へ。我が名はベリアル」
バズズ「私はバズズ。ま、よろしくね」
アトラス「ああぁとぉぉらぁすうぅ!!」
サマ「えぇとぉ、ベリアルと、バズズと、あぁとぉらぁすぅでいいのかな」
アトラス「ちぃがぁうぅ! あぁとおらぁすぅ!!」
サマ「あぁとぉらぁすぅ?」
ベリアル「……」
ロレ「……そっちも苦労してるみたいだな」
ベリアル「……分かるか」
513 = 452 :
ベリアル「イオナズン!」
バズズ「イオナズン」
アトラス「イォナァズン!!」
ドゴォォン!! ドゴォォン!! バキィ!
ベリアル「お前はイオナズン使えないだろう!」
アトラス「なかまはずれはいやだぁぁ!」
ロレ「くそ、間抜けだが強いぞ。こいつら!」
サマ「王子! こっちもイオナズンだよ!」
ロレ「俺は使えねーんだよ!」
サマ「大丈夫、為せば成るよォ! 自分を信じて王子!」
ロレ「………」
ムー「まさか、ちょっと使ってみようかなとか思ってませんわよね…」
ロレ「い、いや! そんな事はないぞ」
514 = 452 :
ベリアル「追い詰めたぞ! これでも喰らうがいい!」
ベリアルのもえさかるかえん
ロレ「く! 熱ちち!」
サマ「王女ォ! 氷魔法だよぉ!」
ムー「そんな物ありませんわ!」
熱と炎に頼った攻撃魔法、その限界。新しい視点からの攻撃魔法。
これが、後のヒャド系魔法が生まれるきっかけであった。
風の中のス~バル~♪
ロレ「どーでもいーんだよ! そんな情報! 熱い熱い!」
アトラス「これでぇぇ!とどめだぁぁ!」
アトラスの攻撃!アトラスの攻撃!
床が割れた。アトラスは落ちていった。
アトラス「わあぁぁぁあぁぁ!!」
ベリアル「アホかぁ! 加減を考えろ!」
バズズ「イオナズン! イオナズン! あぁ、もう!
魔法の使いすぎは肌に悪いのに~!」
ベリアル「そんな事言ってる場合か!」
515 = 452 :
ムー「…もしかしたら。ちょっと、そこのあなた」
バズズ「何よ!」
ムー「肌の具合が心配なら、いい美容法がありますわよ」
バズズ「…へぇ、一応聞いておこうかしら」
ムー「私は、一度ハーゴンの呪いで犬に変えられましたわ。
でも、そのおかげで、こんなに若々しい姿を手に入れましたのよ」
サマ「あれぇ。王女ってあの姿をいやがって…ムグムグ」
ロレ「いいから、ここは黙ってムーンの王女に任せろ」
ムー「一度呪いで姿を変えて、再び解く事で新たな自分に生まれ変わる。呪い健康法。
お手軽にして、効果抜群、便秘や生理痛にも効果抜群。
昨今ではブームになってますわ。その筋ではウィーフィット30時間分の効果があるとか」
バズズ「……ベリアル」
ベリアル「……なんだ」
バズズ「今日、親戚の法事が会ったのを忘れてたわ。ちょっと行って来るわね」
ベリアル「嘘つけぇ!!」
バズズ「ごめ~ん、今度埋め合わせするから」
ベリアル「待てぇ! バズズ! 飛んで逃げるなぁ!」
ムー「ふっ。ざっとこんなもんですわ」
ロレ「あぁ、よくやった」
サマ「すごいなぁ、でもちょっとおばさん臭かったねぇ」
ムー「この口かしらぁ、そんな事いえるのはぁ」
サマ「ハガガガガガ、ヤメヘェ」
517 = 456 :
よし、もっとやれ
518 = 452 :
ロレ「……さぁ、あとはあんた一人だけだ!」
ベリアル「舐めるなよ、私一人だけでも」
ハーゴン「よい。下がれ」
ベリアル「…! ハーゴン様!」
ロレ「何! ハーゴンだと!」
ハーゴン「さて、問おうか。我が祈りを邪魔した愚か者よ。私を大神官ハーゴンと知っての行いか?」
ロレ「当たり前だ!」
ハーゴン「ならば許せぬ!」
サマ「知らなかって言ったら許しちゃうのかなぁ」
ハーゴン「では、教えてやる。私が偉大なる神の使いハーゴンだ」
サマ「やだなぁ、知ってるよォ。そこのお姉さんが名前呼んでたし」
ロレ「ハーゴン! そいつに構うな! 最後くらいシリアスでいかせてくれ!」
519 :
続いてたのか
いいぞ、もっとやれ
520 :
>>518
相変わらずサマルトリアは…
だが、それが可愛いから許す
521 = 452 :
ハーゴン「イオナズン!」
ムー「イオナズン!」
ロレ「うりゃぁ!」
ベリアル「させん!」
サマ「ベギラマァ!」
ロレ「くそ! 強い!」
ハーゴン「所詮、貴様ら人間に我らを倒す事はできん!」
ハーゴンのイオナズン!
ロレ「ぐあぁ!」
ムー「王子!」
ハーゴン「これで止めだ!」
サマ「やめてぇぇえ!」
サマルトリアの王女はハーゴンにしがみ付いた。
ハーゴン「ち、どけぇ!」
ロレ「馬鹿…野郎! …何やってんだ、離れろ!」
サマ「……王子ぃ、私、王子の事好きだよ」
ロレ「な、お、何言ってんだ!」
サマ「だから、いなくなっても、私のこと忘れないでね」
ロレ「おい…、お前、一体何を」
サマ「美味しい物いっぱい食べて、楽しい所いっぱい行って、時には悲しい思いもしたけど
でも、幸せだったよ。本当に、本当に幸せだったよ」
ムー「まさか、あなた!」
サマ「じゃあね……。バイバイ」
ロレ「やめろぉぉ!」
メ ガ ン テ
522 = 452 :
ムー「王女…」
ロレ「馬鹿…、野郎…」
ハーゴン「…ベリアルよ、ご苦労だったな」
ベリアル「…いえ、貴方をお守りする事が出来て、…私は幸せでした。…さよ…うなら。…ハー、ゴン」
ロレ「ハーゴン、てめぇぇ!!」
ハーゴン「…お互い、身内を失ったもの同士、これで決着をつけようか!」
ロレ「テメェだけはゆるさねェ!!」
ハーゴン「お互い様だ…。イオナズン!」
ロレ「おおおぉぉぉおぉ!!」
ハーゴン「爆風を…切り裂いた!」
ロレ「これでおわりだぁあああああ!!」
ローレシア王子の会心の一撃!
ハーゴン「ガ…ハ…!」
ハーゴンを倒した。
523 = 452 :
ロレ「はぁ…はぁ…」
ムー「……終わったのですね」
ロレ「なぁ…王女、俺はあいつに何をしてやればいいんだ」
ムー「………」
ロレ「もう、いないあいつに、俺は何が出来るんだ」
ムー「……王子、もう止めなさいよ」
ロレ「チクショウ…、チクショオオォォ!」
ハーゴン「ク、クク…親しきものの死は、辛かろう…。この、私でさえ…」
ロレ「ハーゴン! まだ生きてたのか!」
ハーゴン「フ、フフ、一つだけ教えてやる。ルビスの加護を受けた者であるならば…。
メガンテで粉々になった者でも…生き返らせる事は出来る」
ムー「な、本当ですの!」
ハーゴン「世界樹の葉…、それを、磨り潰し。死した者の傍で撒け…」
ロレ「…何故、敵であった俺たちにそんな事を教える」
ハーゴン「………さぁ、な。…信じるも、信じぬも…貴様…し、だい、だ…グフッ」
ムー「王子…、どうしますの、罠かもしれませんわよ」
ロレ「……やってやるさ、あいつが戻ってくるって言うならな」
ムー「…えぇ!」
524 = 468 :
メガンテだと・・・
525 = 452 :
サマ(あれぇ、ここどこぉ。なんか暖かくって気持ちいいぃ)
王女……サマルトリアの王女……
サマ(あれぇ、この声、どっかで聞いたような…)
サマルトリアの王女…、良く、がんばりましたね。
サマ(あ、ルビス様だぁ。キャラ違くないですかぁ)
…あー、もういいじゃない、最期なんだし。単刀直入に言うわね。あんた死んだわ。
サマ(そうなんですかぁ、ってええぇぇ!!)
覚えてないの。派手に恥ずかしい告白してメガンテ使ったでしょう。
サマ(あ、えーっとそうだったっけ。そうだ! 王子は無事ですかぁ)
えぇ。ピンピンしてるわ。
サマ(よかったぁぁ、本当に良かったぁぁ)
で、物は相談だけど。あんた生き返りたくない?
サマ(王子が生きていてくれるなら、それだけで。って、えええぇえぇ! 生き返ってもいいんですかぁ)
別にいいわよぉ、世界救ったんだし。サービスサービスゥってね。ただし、今後私へのお供え物は山盛り大盛りにしなさいよ。
サマ(はい! 生き返れるならなんでもしますぅ!生き返って、それで、もう一度王子に頭なでてもらったり、王女の尻尾をもふもふしたり、
それから…それから…)
526 = 498 :
最期はやっぱりサマル視点だよな
527 = 452 :
サマ「あれぇ? ここ、どこぉ?」
ムー「……グスッ」
サマ「あれ? なんで泣いてるのぉ。王女」
ムー「本当に…お馬鹿さんですのね…あなた、は」
サア「…? アレ、王子は」
ムー「向こうにいますわ」
サマ「あ、王子ぃ。アレ。なんで後ろ向いてるの? こっち向いてよぉ」
ロレ「…うるせぇ」
サマ「えへへぇ。ただいまぁ」
ロレ「………あぁ」
おかえり
528 = 520 :
サマルトリアがバカだけどいい子すぎて…
529 = 468 :
あっさり生き返ったな
531 = 456 :
最低だwww
533 :
http://e.missmaga.com/cgi-bin/cgi/mc_page2006.cgi?m=B003&p=040A&
534 = 452 :
ロレ「あー、これで全部終わりか」
サマ「色々あったけど、楽しかったよねぇ」
ムー「……はぁ」
ロレ「どうした王女」
サマ「王子ぃ、空気読もうよぉ。ムーンブルグは滅ぼされちゃったんだよぉ」
ロレ「うぐ! スマン、ムーンの王女」
ムー「いえ、いいですわ。これからは私の戦いですもの」
ロレ「そんな事言っても、色々と辛いだろう。取りあえず、うちの国に来いよ」
ムー「え? そ、そんな! いきなり家になんて! で、でも、どうしてもと言うなら」
サマ「だめぇ!! ムーン王女は家の城に来るのぉ! それで一緒に布団で寝るのぉ」
ムー「だから。犬扱いするなと何度言わせればぁ、分かりますの! この全身プリン対王女ォ!」
ロレ「やれやれ…。世界救っても変わらずか。はよしろ! 置いてくぞぉ」
しかし、この時ローレシア王子は気付いていなかった。
この後、ムーン王女とサマルトリア王女の間で熾烈な婿取り合戦・裏取引が行われ、
今以上に振り回される人生を送る事を。
しかし、それは、また別の話である、
取りあえず、終
535 = 459 :
うむ、良いものをありがとう
GJ!
537 = 456 :
新ジャンル「ロトの勇者が皆、同じ学校に通ってたら」
みんなの評価 : ○
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