私的良スレ書庫
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新ジャンル「黒ずきんちゃん」
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ちなみに聖銃はコルト・パイソンとかコルト・キングコブラ、コルト・ドラグーンとかのシリーズをモデルにした架空の銃
コルト・サラマンダーという俺設定
超火力でデカいけど、それなりに鍛えてる赤ずきん・緑ずきんだから大丈夫
コルト・サラマンダーという俺設定
超火力でデカいけど、それなりに鍛えてる赤ずきん・緑ずきんだから大丈夫
茂みに身を隠し気配を殺し、いつでも襲いかかれるよう後ろ足に力を溜める。相手の呼吸を読み、思考を読み、気づかれない内に…飛びかかる!
バサバサバサッ
兎「!」
しかし寸でのところで相手に気づかれ、俺は獲物を逃してしまった。
狼「…ッチ!」
これでもう2日、水以外何も口に入れてない事になる。
狼(まずいな…)
だんだんと体に力が入らなくなってきているのを実感する。最後の力が尽きるまでに獲物を捕まえられないと、俺は死ぬだろう。しかし焦れば焦る程狩りは上手くいかない。悪循環だ。
狼「…クソッ!」
空腹によるストレスがピークに達しかけ、つい誰にともなく悪態をついてしまう。
狼(また…水でも飲むか…)
こんな精神状態で狩りが上手くいくとは思えない。俺は空腹を誤魔化すために湖に行くことにした。
湖に続く道を俺は堂々と一匹で歩く。俺の歩いている姿を見つけると、みんながみんな一目散に逃げていく。当然だ。俺は捕食者で、奴らは被食者。俺を見た奴らの反応は逃げるか、逆に俺を殺しにかかるかだ。
俺はそれが当然で、またそれ以外の反応を知らなかった。あの日、湖で泣いていたひねくれ者と会うまでは。
バサバサバサッ
兎「!」
しかし寸でのところで相手に気づかれ、俺は獲物を逃してしまった。
狼「…ッチ!」
これでもう2日、水以外何も口に入れてない事になる。
狼(まずいな…)
だんだんと体に力が入らなくなってきているのを実感する。最後の力が尽きるまでに獲物を捕まえられないと、俺は死ぬだろう。しかし焦れば焦る程狩りは上手くいかない。悪循環だ。
狼「…クソッ!」
空腹によるストレスがピークに達しかけ、つい誰にともなく悪態をついてしまう。
狼(また…水でも飲むか…)
こんな精神状態で狩りが上手くいくとは思えない。俺は空腹を誤魔化すために湖に行くことにした。
湖に続く道を俺は堂々と一匹で歩く。俺の歩いている姿を見つけると、みんながみんな一目散に逃げていく。当然だ。俺は捕食者で、奴らは被食者。俺を見た奴らの反応は逃げるか、逆に俺を殺しにかかるかだ。
俺はそれが当然で、またそれ以外の反応を知らなかった。あの日、湖で泣いていたひねくれ者と会うまでは。
こんな感じの狼さん視点の話なんだけど…。今朝投下した話の過去編みたいな。続いていい?
>>555
一番荒れない投下方法は黙って投下することだ
一番荒れない投下方法は黙って投下することだ
う……なのはスレと百合スレ追いかけてたら、もうこんな時間か……
ちょっと30時間ぶりにメシしてくるわ
ちょっと30時間ぶりにメシしてくるわ
湖に着いた俺はいつも俺が陣取っているナワバリに向かった。俺はいつもこの場所で水を飲むため、最近では動物も人間も警戒して近寄らない。
しかしその日、ナワバリに着いた俺が見たものは周りの動物の畏怖の目でもなければ俺に向けられる猟師の銃口でもなく…真っ黒な頭巾をすっぽりと被った、まだあどけない少女だった。
始め俺はこれは囮かと思った。急いで茂みに身を隠し瞬時に周囲に気を向けるが少女以外の人間の気配はない。
では少女自らが俺を仕留めようとしている?見たところ少女の持ち物は大きなバスケットだけのようだ。
あの中に何かしら俺を仕留められるだけの物が入っているのかもしれない。俺は鼻で注意深くバスケットの中を探ってみた。しかしこのバターと小麦粉の匂いはどう考えても武器等ではなく…パンの匂いだ。
そういえばよく別の道から赤い頭巾を被った少女が食料の入ったバスケットを持って歩いていたのを見かけた。あの道は人通りも多く、なかなか手が出せずに苦い思いで少女を見送っていたが…。この少女は彼女の知り合いなのだろうか?
狼(…ともあれチャンスだ)
この場所には滅多に人は来ないし相手は子供。おまけに食料付きだ。最悪少し脅かせばバスケットを置いて逃げ出すだろう。俺は目の前の少女を獲物にする事に決めた。
ごめん急いで書いてみた。
しかしその日、ナワバリに着いた俺が見たものは周りの動物の畏怖の目でもなければ俺に向けられる猟師の銃口でもなく…真っ黒な頭巾をすっぽりと被った、まだあどけない少女だった。
始め俺はこれは囮かと思った。急いで茂みに身を隠し瞬時に周囲に気を向けるが少女以外の人間の気配はない。
では少女自らが俺を仕留めようとしている?見たところ少女の持ち物は大きなバスケットだけのようだ。
あの中に何かしら俺を仕留められるだけの物が入っているのかもしれない。俺は鼻で注意深くバスケットの中を探ってみた。しかしこのバターと小麦粉の匂いはどう考えても武器等ではなく…パンの匂いだ。
そういえばよく別の道から赤い頭巾を被った少女が食料の入ったバスケットを持って歩いていたのを見かけた。あの道は人通りも多く、なかなか手が出せずに苦い思いで少女を見送っていたが…。この少女は彼女の知り合いなのだろうか?
狼(…ともあれチャンスだ)
この場所には滅多に人は来ないし相手は子供。おまけに食料付きだ。最悪少し脅かせばバスケットを置いて逃げ出すだろう。俺は目の前の少女を獲物にする事に決めた。
ごめん急いで書いてみた。
見たところ少女は水面を鏡にして身だしなみを整えている所らしい。俺は襲いかかろうと少女を凝視し、思考が止まった。頭巾を外し艶やかな黒髪を手櫛ですく姿は、種が違う俺の思考を止めてしまう程に美しかったのだ。
俺は惜しくなった。あの少女を食ってしまうことが惜しくなってしまったのだ。ここで少女を食ってしまう。それはこの光景の永遠の喪失を意味する。それは、惜しい。
狼(…少し、脅かせば…逃げるよな)
俺は少女自身ではなく、彼女の持っているバスケットに狙いを絞ることにした。
狼(よし)
ガサガサ
俺は勢いよく少女の眼前に飛び出し、大声で吠えた。少女は突然の出来事にキョトンとしていたが次の瞬間には恐怖に顔が歪み、一目散に逃げていく…ハズだった。
しかし少女は何を思ったか、花が開くように顔に可憐な笑顔を浮かべ俺の方にトコトコと近寄ってきたのだ。
俺は惜しくなった。あの少女を食ってしまうことが惜しくなってしまったのだ。ここで少女を食ってしまう。それはこの光景の永遠の喪失を意味する。それは、惜しい。
狼(…少し、脅かせば…逃げるよな)
俺は少女自身ではなく、彼女の持っているバスケットに狙いを絞ることにした。
狼(よし)
ガサガサ
俺は勢いよく少女の眼前に飛び出し、大声で吠えた。少女は突然の出来事にキョトンとしていたが次の瞬間には恐怖に顔が歪み、一目散に逃げていく…ハズだった。
しかし少女は何を思ったか、花が開くように顔に可憐な笑顔を浮かべ俺の方にトコトコと近寄ってきたのだ。
黒「あなた…狼さん?」
戸惑っている俺に少女はにこやかに話かける。
狼「お、おう…」
黒「私、黒頭巾っていうの」
少女はどんどんと自分のペースで話を進めていく。
狼「そ、そうか」
黒「狼さんは何してるの?」
狼「え?えー、と…」
どうもペースが乱される。しかしここで負ける訳にはいかない。何に負けるのかは分からないが。俺は全身から絞り出した敵意を黒頭巾に向け、もう一度吠えた。
狼「ごちゃごちゃうるせぇ!俺は腹が減ってんだ!テメェを食いに来たんだよ!」
俺が口を大きく開けて威嚇するとしおしおと悲しそうな顔になり、俺は何故かその表情を見ると悲しくなった。
黒「お腹…減ってるの?」
おずおずと、見てるこちらが申し訳なくなるような口調で話かけてくる。そしてバスケットをごそごそと漁ると大きなパンを一本、俺の前に突き出した。
黒「お腹減ってるなら、これあげる。残りはおばあちゃんのだからあげられないけど…」
狼「お前…」
黒「ごめんね。あなたいつも一人って聞いて。もしかしたら友達になれるかもって思っちゃって。ごめんね」
狼「お前、これだけ敵意叩きつけられて怖くないのか?」
黒「…そーゆーの、慣れちゃった」
黒頭巾はそう言うと『えへへ…』と力なく笑った。
その表情に、俺は頭にきた。この少女をこんな風に笑わせるようにしてしまった周囲の人間達に、笑わせてしまった自分に、それを許容してしまっている少女に腹がたったのだ。
戸惑っている俺に少女はにこやかに話かける。
狼「お、おう…」
黒「私、黒頭巾っていうの」
少女はどんどんと自分のペースで話を進めていく。
狼「そ、そうか」
黒「狼さんは何してるの?」
狼「え?えー、と…」
どうもペースが乱される。しかしここで負ける訳にはいかない。何に負けるのかは分からないが。俺は全身から絞り出した敵意を黒頭巾に向け、もう一度吠えた。
狼「ごちゃごちゃうるせぇ!俺は腹が減ってんだ!テメェを食いに来たんだよ!」
俺が口を大きく開けて威嚇するとしおしおと悲しそうな顔になり、俺は何故かその表情を見ると悲しくなった。
黒「お腹…減ってるの?」
おずおずと、見てるこちらが申し訳なくなるような口調で話かけてくる。そしてバスケットをごそごそと漁ると大きなパンを一本、俺の前に突き出した。
黒「お腹減ってるなら、これあげる。残りはおばあちゃんのだからあげられないけど…」
狼「お前…」
黒「ごめんね。あなたいつも一人って聞いて。もしかしたら友達になれるかもって思っちゃって。ごめんね」
狼「お前、これだけ敵意叩きつけられて怖くないのか?」
黒「…そーゆーの、慣れちゃった」
黒頭巾はそう言うと『えへへ…』と力なく笑った。
その表情に、俺は頭にきた。この少女をこんな風に笑わせるようにしてしまった周囲の人間達に、笑わせてしまった自分に、それを許容してしまっている少女に腹がたったのだ。
とり変わったけど>>529続き
赤「おはよう黒ちゃん、相変わらずお外で寝泊まりなの?私にはとても真似できないわ」
黒「何よ赤ずきん、朝からケンカ売りにきたの?風邪はもう大丈夫かしら」
赤「ええ、お陰様でね。それと、お母さんがお使いのお礼にってパンを持ってきたの。」
黒「パン!…グゥー」
赤「クスクス、じゃあね、黒ちゃん」
黒「ママの焼いたパン、何年ぶりかなぁ…。美味しそう」
青年「おはよう、黒ずきん」
黒「青年さん!ちょうどいいところに」
青年「どうしたんだい、今日はやけに嬉しそうじゃないか」
黒「ママにパンをもらったの、一緒に食べましょう!」
青年「いいのかい、じゃあいただこうかな」
黒「えーと…あっ!」
青年「どうしたんだい?」
黒「な、なんでもないわ!やっぱりパンはあげないわ、帰って!」
青年「?黒ずきん、かごの中に何かあったの、見せてごらん」
黒「あ、駄目!!見ないで…」
青年「酷い…泥だらけのパン」
黒「ふぇ…シクシク」
青年「泣かないで、黒ずきん」
続く
赤「おはよう黒ちゃん、相変わらずお外で寝泊まりなの?私にはとても真似できないわ」
黒「何よ赤ずきん、朝からケンカ売りにきたの?風邪はもう大丈夫かしら」
赤「ええ、お陰様でね。それと、お母さんがお使いのお礼にってパンを持ってきたの。」
黒「パン!…グゥー」
赤「クスクス、じゃあね、黒ちゃん」
黒「ママの焼いたパン、何年ぶりかなぁ…。美味しそう」
青年「おはよう、黒ずきん」
黒「青年さん!ちょうどいいところに」
青年「どうしたんだい、今日はやけに嬉しそうじゃないか」
黒「ママにパンをもらったの、一緒に食べましょう!」
青年「いいのかい、じゃあいただこうかな」
黒「えーと…あっ!」
青年「どうしたんだい?」
黒「な、なんでもないわ!やっぱりパンはあげないわ、帰って!」
青年「?黒ずきん、かごの中に何かあったの、見せてごらん」
黒「あ、駄目!!見ないで…」
青年「酷い…泥だらけのパン」
黒「ふぇ…シクシク」
青年「泣かないで、黒ずきん」
続く
狼「ふざけんじゃねぇ!」
俺が吠えると黒頭巾はびくりと体を震わせ手に持っていたパンを落としてしまった。
狼「『そーゆーの慣れちゃった』だぁ!?そんな訳ねぇだろうが!そんなもん慣れる奴なんざいやしねぇんだよ!それなのにヘラヘラ笑ってんじゃねぇ!」
俺は…
狼「ムカつくだろうが!自分達は安全な所にいてただ敵意だけ向けられるんのは!頭にくるだろう!?それなのにヘラヘラ笑ってんのはなぁ、負けってんだよ!」
俺は誰に言っているんだろう?
狼「そんなスカ共に負けてんじゃねぇ!テメェは強ぇんだよ!俺に吠えられただけで逃げ出しちまう腰抜け共より断然な!」
ああそうだ。こいつは俺と同じで、これは、俺に言っているんだ。
狼「あんなへなちょこ共に感情押さえられてんじゃねぇよ!悔しかったら泣いて!腹がたったら怒れよ!」
周囲から弾かれ、ただこらえ続ける姿は昔の俺にそっくりだ。
狼「お前の誇りは、お前が守れ。他人に期待するんじゃなく、自分でな」
黒頭巾はしばらく俯いていたがポツリと呟いた。
黒「…そんなことしたら、よけい嫌われちゃうよ…」
狼「…そん時は。そん時は俺が友達になってやるよ。周りに誰もいなくなっても、俺だけはお前の味方でいてやる」
俺がそう言うと、黒頭巾は俺の首に顔を押しつけて大声で泣き出した。
俺が吠えると黒頭巾はびくりと体を震わせ手に持っていたパンを落としてしまった。
狼「『そーゆーの慣れちゃった』だぁ!?そんな訳ねぇだろうが!そんなもん慣れる奴なんざいやしねぇんだよ!それなのにヘラヘラ笑ってんじゃねぇ!」
俺は…
狼「ムカつくだろうが!自分達は安全な所にいてただ敵意だけ向けられるんのは!頭にくるだろう!?それなのにヘラヘラ笑ってんのはなぁ、負けってんだよ!」
俺は誰に言っているんだろう?
狼「そんなスカ共に負けてんじゃねぇ!テメェは強ぇんだよ!俺に吠えられただけで逃げ出しちまう腰抜け共より断然な!」
ああそうだ。こいつは俺と同じで、これは、俺に言っているんだ。
狼「あんなへなちょこ共に感情押さえられてんじゃねぇよ!悔しかったら泣いて!腹がたったら怒れよ!」
周囲から弾かれ、ただこらえ続ける姿は昔の俺にそっくりだ。
狼「お前の誇りは、お前が守れ。他人に期待するんじゃなく、自分でな」
黒頭巾はしばらく俯いていたがポツリと呟いた。
黒「…そんなことしたら、よけい嫌われちゃうよ…」
狼「…そん時は。そん時は俺が友達になってやるよ。周りに誰もいなくなっても、俺だけはお前の味方でいてやる」
俺がそう言うと、黒頭巾は俺の首に顔を押しつけて大声で泣き出した。
黒「ママも赤ずきんも、やっぱり私が嫌いなんだ…」
青年「…」
黒「どうしても仲良く出来ないんだよね、ヘヘ…」
青年「黒ずきん」
黒「なあに青年さん?」
青年「可哀想な黒ずきん、君にプレゼントがあるんだ目を閉じて」
黒「へ…?な、なに?」
目を閉じた黒ずきんの唇に触れる暖かな感触、驚いた黒ずきんが目を開くと間近に青年の顔があった。
黒「せせせせ、青年さん?!!(ドキドキ」
青年「駄目だよ、まだ目を開けちゃ。プレゼントはこれだけじゃないんだ」
黒「え?」
青年「ほら、綺麗だろう君のために探したんだ」
黒「うわ、お花のブローチ…きれい」
狼「な、なんだよあいつら…」
狼は自分の手の中の花を見る。
狼「ふん」
続く
青年「…」
黒「どうしても仲良く出来ないんだよね、ヘヘ…」
青年「黒ずきん」
黒「なあに青年さん?」
青年「可哀想な黒ずきん、君にプレゼントがあるんだ目を閉じて」
黒「へ…?な、なに?」
目を閉じた黒ずきんの唇に触れる暖かな感触、驚いた黒ずきんが目を開くと間近に青年の顔があった。
黒「せせせせ、青年さん?!!(ドキドキ」
青年「駄目だよ、まだ目を開けちゃ。プレゼントはこれだけじゃないんだ」
黒「え?」
青年「ほら、綺麗だろう君のために探したんだ」
黒「うわ、お花のブローチ…きれい」
狼「な、なんだよあいつら…」
狼は自分の手の中の花を見る。
狼「ふん」
続く
青年「黒ずきん、僕は今日街に帰る。」
黒「え…!」
青年「それで…その、良かったら君も一緒に行かないかな?」
黒「青年さ、ん…?」
青年「ああ、泣かないで黒ずきん。悲しむことはないんだよ」
黒「グスン、ヒック」
青年「僕の家で暮らそう、二人なら凄く楽しいよ」
黒「…」
青年「暖かいパンを食べさせてあげられるし、冬の寒さもしのげる」
黒「これってぷろぽーず…?」
青年「ま、まあそういうことになるね!ハハ…」
黒「ぷろぽーず、って好きな人にするんでしょう?青年さんは私が好き?」
青年「ああ、好きだよ」
黒「ありがとう…でも…」
青年「黒ずきん?」
黒「駄目、私…いけない」
青年「そんな…どうしても」
黒「ごめんなさい」
青年「黒ずきん、僕は夕方村を出る。それまでもう一度考えて。」
黒「…」
青年「気が変わったら、おいで」
黒「ありがとう青年さん、でもさようなら」
青年「黒ずきん…」
続く
黒「え…!」
青年「それで…その、良かったら君も一緒に行かないかな?」
黒「青年さ、ん…?」
青年「ああ、泣かないで黒ずきん。悲しむことはないんだよ」
黒「グスン、ヒック」
青年「僕の家で暮らそう、二人なら凄く楽しいよ」
黒「…」
青年「暖かいパンを食べさせてあげられるし、冬の寒さもしのげる」
黒「これってぷろぽーず…?」
青年「ま、まあそういうことになるね!ハハ…」
黒「ぷろぽーず、って好きな人にするんでしょう?青年さんは私が好き?」
青年「ああ、好きだよ」
黒「ありがとう…でも…」
青年「黒ずきん?」
黒「駄目、私…いけない」
青年「そんな…どうしても」
黒「ごめんなさい」
青年「黒ずきん、僕は夕方村を出る。それまでもう一度考えて。」
黒「…」
青年「気が変わったら、おいで」
黒「ありがとう青年さん、でもさようなら」
青年「黒ずきん…」
続く
ウルトラショッキングピンクずきんちゃん「ちんぽ、せっくす」
>>21
今更だが、アイアム正義を守るクロズキ~ンだ。
今更だが、アイアム正義を守るクロズキ~ンだ。
夕方
狼「あいつ…いかねえのか?」
黒「はあ…もう夕方か」
狼「おい、黒ずきん!」
黒「狼さん、こんばんは」
狼「お前、青年が帰っちまうぞ!!!早く行けよ」
黒「へ、あ?!なんでそれを…」
狼「そんなこたぁどうでもいい!置いてかれちまうぞ」
黒「いいの!私行かない」
狼「なんで!」
黒「大切な人を置いて…行けないよ」
狼「大切な…?あのひでぇ母ちゃんのことか?」
黒「違うよ」
狼「じゃあ赤ずきんか?ばあさんか?」
黒「違う違う、クスクス」
狼「お、お前なに笑ってんだ!誰だよ、教えろよ!!」
黒「それより、狼さんなんで青年さんとのお話知ってたの?」
狼「それは…ゴニョゴニョ」
黒「盗み聞き?」
狼「はい、ごめんなさい」
黒「…ちゅーしたのも見た?」
狼「見ました…」
黒「ふーん、どう思った?」
狼「ど、どうって…そりゃ、その…」
黒「クスクス、まあいいわ。あら、狼さん手にお花を持っている」
続く
狼「あいつ…いかねえのか?」
黒「はあ…もう夕方か」
狼「おい、黒ずきん!」
黒「狼さん、こんばんは」
狼「お前、青年が帰っちまうぞ!!!早く行けよ」
黒「へ、あ?!なんでそれを…」
狼「そんなこたぁどうでもいい!置いてかれちまうぞ」
黒「いいの!私行かない」
狼「なんで!」
黒「大切な人を置いて…行けないよ」
狼「大切な…?あのひでぇ母ちゃんのことか?」
黒「違うよ」
狼「じゃあ赤ずきんか?ばあさんか?」
黒「違う違う、クスクス」
狼「お、お前なに笑ってんだ!誰だよ、教えろよ!!」
黒「それより、狼さんなんで青年さんとのお話知ってたの?」
狼「それは…ゴニョゴニョ」
黒「盗み聞き?」
狼「はい、ごめんなさい」
黒「…ちゅーしたのも見た?」
狼「見ました…」
黒「ふーん、どう思った?」
狼「ど、どうって…そりゃ、その…」
黒「クスクス、まあいいわ。あら、狼さん手にお花を持っている」
続く
狼「おう、お前にやろうと思ってさ」
黒「ありがとう、きれい!」
狼「そのブローチ程じゃねえがな」
黒「ううん、私本物のお花のほうが好きだわ」
狼「その割にしっかりつけてるじゃねえか」
黒「いいじゃない!せっかくもらったんだから。
…ねえ狼さんお花のお礼に教えてあげるよ。」
狼「ん?」
黒「私の大切な人」
狼「お、おう…」
黒「恥ずかしいから目をつむって」
狼「?こうか?」
狼の頬に柔らかなものが触れ、暖かな何かに抱きしめられた。
狼「くくくく、黒ずきん!?」
黒「狼さん、いつもありがとう」
狼「おおおお、おう!」
黒「フフフ、じゃあまたね!」
狼「ま、まて!黒ずきん、俺も…っていっちまったか ふん、何動揺してんだよ…大事な時に、俺の馬鹿…」
終わり
もう今日でお別れかー。みんなバイバイ。
黒「ありがとう、きれい!」
狼「そのブローチ程じゃねえがな」
黒「ううん、私本物のお花のほうが好きだわ」
狼「その割にしっかりつけてるじゃねえか」
黒「いいじゃない!せっかくもらったんだから。
…ねえ狼さんお花のお礼に教えてあげるよ。」
狼「ん?」
黒「私の大切な人」
狼「お、おう…」
黒「恥ずかしいから目をつむって」
狼「?こうか?」
狼の頬に柔らかなものが触れ、暖かな何かに抱きしめられた。
狼「くくくく、黒ずきん!?」
黒「狼さん、いつもありがとう」
狼「おおおお、おう!」
黒「フフフ、じゃあまたね!」
狼「ま、まて!黒ずきん、俺も…っていっちまったか ふん、何動揺してんだよ…大事な時に、俺の馬鹿…」
終わり
もう今日でお別れかー。みんなバイバイ。
>>574
うろおぼえで書いたもんだから済まんね。
うろおぼえで書いたもんだから済まんね。
猟師「さあ黒ずきん、いっぱいお食べフヒヒ」
黒「もぐもぐ…んっ…猟師さぁん、なんだか体が熱いよぉ…」
猟師「フヒヒどれどれ、猟師さんがみてあげよう」
やっぱり辞めた。
黒「もぐもぐ…んっ…猟師さぁん、なんだか体が熱いよぉ…」
猟師「フヒヒどれどれ、猟師さんがみてあげよう」
やっぱり辞めた。
>>582
㌧。でもすでに使ってる。落ちる瞬間に立ち会いたかったな。
㌧。でもすでに使ってる。落ちる瞬間に立ち会いたかったな。
>>589
まじか!㌧
まじか!㌧
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