私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
元スレモバP「フリーハグだァッ!! ぐへへへへ」
SS+ スレッド一覧へ / SS+ とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 :
レスフィルター : (試験中)
P「……」
藍子「……」
未央「……」
茜「……」ソワソワ
P(ポジパ+俺で輪になって手をつないでいる)
P(なんかの儀式っぽい)
P「」チラッ
茜「?」
P(……茜、手がめっちゃ熱いな)
P(しかも、がっつり握り返してきてる)
P(どうしよう、手汗かかないか心配だ……)
P「」チラッ
藍子「?」
P(……藍子の手は、小さいな)
P(こっちは茜と比べると控えめで)
P(お手してるみたいな優しい握手だ)
未央「……」ジー
P(対面の未央は――)
未央「……! ……!」パクパク
P(なんか口パクしてきてる)
P(……悪口言われてる気がする)
P「……」
藍子「……」
未央「……」
茜「……」
P「……」
P(確かに、ただ握手するだけでも効果はあるかもな)
P(この状況、最初は違和感しかなかったけど)
P(慣れてくると、藍子や茜と"繋がってる"感が強くなってきた)
P(直接手をつないでいるわけじゃないけど)
P(未央とも通じ合えている気がする……)
P(握手のパワー、すごい)
P(なんていうか)
P(肩から力が抜けていく)
P(そうか、これが)
ちひろ「起きましたか」
P「お、俺は一体……」
ちひろ「びっくりしましたよ」
ちひろ「Pさん、いきなり寝ちゃうんですから」
P「寝た?」
P「あれ? ポジパの三人は?」
ちひろ「もうとっくに仕事に行きましたよ」
ちひろ「まったく、大変だったんですからね」
P「……状況が把握できない」
ちひろ「みんなで手をつないでいたじゃないですか」
P「それは覚えてます」
ちひろ「そしたらPさんが船をこぎ始めたんですよ」
ちひろ「電車で寝てる人みたいに首をかっくんかっくんし始めて」
ちひろ「三人ともそれ見て笑ってましたよ」
P「なんてこった」
P「あまりにゆるふわな空間だったもんだから……」
ちひろ「それだけならよかったんですけどね」
ちひろ「Pさん、終いには倒れ込んじゃったんですよ」
ちひろ「未央ちゃんに覆いかぶさるようにしてね」
P「へ?」
――――――――――――――――――――――――――
未央「ほらほらPさんっ! 寝るなら仮眠室でね!」
P「うむ……む」
未央「ほら立って! 歩ける?」
P「ゆるふわだ……ゆるふわ」フラフラ
未央「あーあ、うわごと言っちゃってるよ」
藍子「だ、大丈夫でしょうか」
茜「私、肩をかしますよっ!」
未央「Pさんでっかいからなー……茜ちんより私がやった方がよさそう」
未央「Pさん、腕こっち回して! できる?」
P「……」
未央「Pさ――」
フラッ
藍子「あ」
茜「あ」
未央「え」
ガバッ
未央「へ?」
P「……」
ギュッ
未央「ちょ」
P「……」
P「……未央」ボソ
未央「」
――――――――――――――――――――――――――
P「やばい」
P「鳥肌立った、やばいやつじゃないですかそれ」
ちひろ「ほんとですよ」
ちひろ「具体的には言いませんけど」
ちひろ「有らん限りの罵詈雑言を吐いてましたよ、未央ちゃん」
P「次会ったとき土下座確定ですね」
P「誠心誠意、謝罪いたします……」
ちひろ「そうしてください」
P「でも、仮眠室にいるってことは」
P「なんだかんだ、ここまで運んでくれたんですね」
ちひろ「三人で頑張ってました」
ちひろ「未央ちゃんもぷんすかいいながら協力してましたよ」
ちひろ「ぽこぽこPさんの肩をたたいてましたけどね」
P「優しいかよ」
P「今度何かおごってやることにします」
ちひろ「そうしてください」
P「とはいえ、意識を失うとは」
P「とんだ不覚を打ちました」
P「アイドルの精神的ケアがどうのと言ってましたけど」
P「本人がこんなになってちゃ世話無いですね」
ちひろ「フリーハグと銘打っておきながら」
ちひろ「ハグされる側が癒されちゃってますからね」
P「面目ねえことです」
P「でも、次こそは汚名返上してやりますよ」
ちひろ「……まだやるんですか?」
P「このままじゃ終われないでしょう」
P「だって、まだキュートのアイドルが来てないんですよ!」
ちひろ「は?」
P「キュートのアイドルが来るまでは……」
P「キュートのアイドルのハグをもらわぬことには」
P「終わるに終われませんよ!」
P「頼む、頼むぞー! きてくれー!」
ちひろ「……」
P「なにか?」
ちひろ「いえ」
ガチャッ
P「お」
仁奈・薫・千枝「「「ただいまーっ!!」」 でごぜーますよ!」
P「わ?」
P「年少組か」
P「意外なところだ」
薫「せんせぇ、ただいまーっ!」
P「はいお帰り」
P「三人とも、仕事終わり?」
仁奈「そうでごぜーます!」
仁奈「いっぱいほめてもらったですよ!」
千枝「えへへっ、"良かったよ"って言ってもらえましたっ」
P「ほおー」
P「だいぶ好印象だな」
P「先方にお世話になりましたメール送っとかなきゃな」
仁奈「ぷろでゅーさーもほめてくだせー!」
P「もちろん褒めるぞ」
P「だが今日はちょっと趣向を変えてだな」
P「こういうキャンペーンをやってるんだ、今」サッ
仁奈「んー?」
薫「なぁにーこれーっ?」
千枝「えっと……」
千枝「"ふりーはぐ"、であってますか?」
P「えっ」
P「千枝読めるの」
千枝「あの、意味は分からないんですけど……」
P「すっご」
仁奈「ふりーはぐって、なんだー?」
P「要するにな」
P「ぎゅーってすることだ」
P「俺は今日だけ、ぎゅーってし放題なんだ」
薫「えっ!」
薫「せんせぇにぎゅーってしてもらえるの!」
仁奈「ほんとでごぜーますか!!」
千枝「……!」
P「もちろんだ」
P「ぎゅーだけじゃない」
P「なでなでだってしてやるぜ」
P「たかいたかいだって、お手の物だ」
薫「わあー! やったーっ!!」
仁奈「ひょえー! ふとっぱらだ-!」
P「さあ、もう言葉はいらないだろう!」
P「全力で来い、二人とも!!」
P「俺の全身全霊をもって受け止めてやる!」
薫「いっくよー! せんせぇっ!」
仁奈「とつげきー! でごぜーますよ!!」
ダダダダッ
ドカーン
P「ウワー!!」
バターン
千枝「あわわ、P、Pさんっ!?」
P「やられたー」
仁奈「あははっ、ぷろでゅーさーにぶらさがってるですよー!」
薫「せんせぇせんせぇ! かおるもやるー!」
P「よーしっ、薫はこっちの腕にぶらさがるといい」
P「いいかーゆらすぞーほれほれー」ユッサユッサ
仁奈「ひゃー!」
P「こんどは回るぞーほらほらー」クルクル
薫「わぁー! 目が回るー!」
仁奈「ぐーるぐるでごぜーます!」
薫「せんせぇ! もっとやってー!」
P「ふふふ」
P「好評なようでなによりだ……ん?」
千枝「……」ジー
P「……」
千枝「……あ、あの、Pさん」
千枝「その……千枝……えと……」
P「……千枝」
P「フリーハグはな」
P「"誰でも"ウェルカムなんだ」
千枝「えっ?」
P「老若男女問わず、誰だってハグしていいのさ」
P「人種国籍を超えて、誰もが愛と平和を叫ぶことができる」
P「それがフリーハグの精神だからな」
P「もちろん、千枝だって例外じゃない」
千枝「……!」
薫「千枝ちゃんも、いっしょにやろー!」
仁奈「あったけー気持ちに、なるですよー!」
P「俺の心配ならいらないぞ」
P「三人同時にだって、へっちゃらだ」
P「なぜなら俺は、みんなのプロデューサーだからな!」
千枝「……はいっ!」
千枝「Pさん、千枝、ちょっと大胆になります!」
P「しゃあ!」
P「どんと来い!」
千枝「いきますっ! Pさんっ!」
千枝「千枝のこと、受け止めてくださいっ――!」
P「――終わりよければ、すべてよし」
P「最後のは、文句ないんじゃないですか?」
P「みんな、満足してくれたみたいですしね」
ちひろ「……まあ、そうですね」
ちひろ「Pさんの言う"温もり"とやら、わかった気がしますよ」
P「ああいうのがやりたかったんですよね」
P「それまでは振り回されてばっかりだったけど」
P「最後の最後であったけえ気持ちになれました」
P「年少組には感謝しなくちゃいけませんね」
ちひろ「企画倒れにならなくてすみましたしね」
ちひろ「結局、キュートのアイドルは誰一人来ませんでしたけどね」
P「……」
P「そればかりが心残りだ……」
P「後一日くらい延長しようかな」
ちひろ「今度はもう許可しませんよ」
ちひろ「本当に今日だけの特別でしたからね」
P「ええー」
P「せっかくこんなプラカード作ったのに……」
ちひろ「それじゃ、私はそろそろ」
P「あっはい」
P「お疲れさまです」
ちひろ「戸締まりだけはきちんとしてくださいね」
ちひろ「電気はどうします?」
P「消しちゃっていいですよ」
P「机に明かりついてるんで、大丈夫です」
ちひろ「わかりました」
ちひろ「それじゃあ、失礼しますね」
P「……」ジー
ちひろ「……なんですか?」
P「ちひろさん、このフリーハグですが」
P「これ別に、アイドル限定ってわけではないんですよ」
ちひろ「そうですか」
ちひろ「では」
ガチャ
バタン
P「つれねえ」
――
カタカタ…
カタカタ…
P「なんやかんやあっても」
P「最後は一人か」
P「そんなもんよね」
P「よっしゃ、さっさと終わらせて――」
ガチャッ
P「?」
P「ちひろさん?」
P「忘れ物でも――」
??「――振り向かないで」
??「そのまま、前だけ見てて」
P「」
P「凛、か」
凛「当たり、すごいね」
凛「声だけでわかるんだ」
P「そりゃお前」
P「何年この仕事やってると……」
P「ってそうじゃない」
P「なんでここに凛がいるんだ」
凛「加蓮と奈緒がうるさくてさ」
凛「私はいいって言ってるのに」
凛「行かなきゃ絶対後悔する、なんて言うんだよね」
P「……」
凛「今日一日、限定だったよね」
凛「……まだ、大丈夫?」
P「……もちろん」
P「お好きなように、どうぞ」
凛「動かないでね、プロデューサー」
凛「本当にそのまま、前だけ見ていればいいから」
P「うん」
凛「……」
凛「それじゃ」
凛「いくよ」
フワッ
ギュッ
P「……」
P(まさか、後ろからとは)
P(ぜんぜん想像してなかった)
P(こういうの、なんつったっけ)
P(あー、そうだ)
P("あすなろ抱き"、だこれ)
凛「……大丈夫?」
P「うん、大丈夫」
凛「……」
P「……」
P(凛の顔が、すぐ横にある)
P(長い髪に隠れて、表情は見えない)
P(いい匂いがする)
P(首に回された、凛の腕)
P(結構、力強い)
P(……)
P(静かだ)
P(互いの吐息すらも、聞こえてきそうだ)
凛「……プロデューサー」
P「うん?」
凛「私たちが行った後、どうだった?」
凛「他にも誰か、やってくれる人いた?」
P「……うん、まあ」
P「ぼちぼちだったよ」
凛「何、それ」
P「年少組には好評だったけどな」
P「それくらいさ」
P「まともにやってくれたのは、そんなにだな」
凛「……ふーん」
凛「そうなんだ」
ギュー
P(露骨に力入れてきたな)
凛「……聞いていい?」
P「どうぞ」
凛「なんで、こんなことしようとしたの?」
P「……なんでだろな」
P「半分は下心だろうな」
P「現役アイドルからハグもらえたら、うれしいだろ?」
凛「そう?」
P「そうさ」
凛「今も?」
P「今も」
凛「……そっか」
凛「残り、半分は?」
P「後は、三割くらいウケ狙いだよな」
P「セクハラだのいわれるのも、想定内だったし」
P「ちょっと面白いかなってさ」
凛「……」
凛「後は?」
P「残りは、そうだな」
P「他は全部、純粋な気持ちからだよ」
P「"温もり"なんつーもんが本当にあるかは怪しいところだけど」
P「もしハグすることで、少しでも誰かの救いになるのなら」
P「やってみるのも悪くないなって思ってな」
凛「……」
凛「効果は、あった?」
P「……」
P(真っ暗な事務所の中)
P(俺と凛だけがぼんやり照らされている)
P(辺りは静寂)
P(物音一つしない)
P(二人だけの空間)
P(だけど、不思議と寂しさはない)
P(まあ、これはきっと、そういうことなんだろうな)
P「効果は、あったよ」
P「なんとなく、だけどな」
PCSにおかれましては、皆様の脳内で補完していただきたく……
html依頼してきます
なんだよこの気持ちは
すごく言葉に表せない幸せな気持ちだ
おつおつ
すごく言葉に表せない幸せな気持ちだ
おつおつ
蘭子アーニャ楓幸子「須賀Pとハグしたかった」
千川ちひろの大便「」チーン
須賀P「げ下痢弁が死んでる」
凛「死体終了所に運びますね」
西條P「ちひろ何てアイテムケチるBBAだろ」
本田未央と前川みくが被りました須賀Pは如何しますか
千川ちひろの大便「」チーン
須賀P「げ下痢弁が死んでる」
凛「死体終了所に運びますね」
西條P「ちひろ何てアイテムケチるBBAだろ」
本田未央と前川みくが被りました須賀Pは如何しますか
類似してるかもしれないスレッド
- モバP「アイドルをひたすらなでなでしてみる」 (461) - [58%] - 2013/11/22 16:30 ○
- モバP「芳乃をデレッデレにさせてみたい」 (250) - [54%] - 2015/2/8 3:45 ☆
- モバP「アイドルを後ろから抱きしめたい!」 (146) - [53%] - 2014/1/7 15:15 ★
- モバP「ホワイトデーだから、皆にお返ししちゃうぞ」 (179) - [52%] - 2014/4/3 10:30 ☆
- モバP「杏をヤンデレにさせてみたい」 (124) - [52%] - 2014/10/14 12:15 ★
- モバP「所属アイドルのタイムラインがすごい」 (118) - [51%] - 2014/3/30 9:30 ★
- モバP「飛鳥をヤンデレにさせてみたい」 (246) - [51%] - 2014/4/23 13:15 ★★★
- モバP「おっぱいを褒めて触ってみよう」 (139) - [51%] - 2013/12/19 16:30 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について