元スレオタク「密かに憧れていた委員長がアダルト雑誌を立ち読みしようとしてる」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
51 = 36 :
オタク「奥の手?」
委員長「雑誌と雑誌の間に挟んで買う、サンドイッチ作戦」
オタク(行き付く発想は男女に差がないのかな?)
委員長「ジャンプとマガジンの間に露出調教アカデミーを挟んで更にサンデーまで一緒にもっていくの」
委員長「そしたらメインで買うのは少年誌で成年誌はあくまでついでだって自分を誤魔化せるでしょ?」
オタク(店員は誤魔化さないのか)
オタク「あ、でも、それだとかなりの大金になるんじゃあ……」
委員長「そう。少年誌三冊に成年誌一冊でしょ。軽く2000円は超えるのよね。というか露出調教アカデミーは結構するから3000円近くなる」
オタク「お小遣い3か月分だね」
委員長「うん。かといって、お母さんに前借なんてできないし……」
オタク「あの、前に聞いちゃったんだけど、バーゲンにいくとか……。それは大丈夫なの?」
委員長「うん。平気だよ。友達と一緒にいくけど、良いのがなかったって言うし」
オタク(健気だなぁ、委員長。服を我慢して成年誌買おうとしてるけど)
委員長「はぁ……。あと半年は待たなきゃいけないかも」
オタク「お金、貸そうか?」
52 = 36 :
委員長「えっ」
オタク「3000円ぐらいなら全然……」
委員長「やめてっ。いくらなんでも、こんな理由では借りれない」
オタク「けど、いつまで経っても買えないし」
委員長「半年、半年まてば……!!」
オタク「その間、何も買わないつもりなの? 服だって一回は良いのがなかったで切り抜けられるかもしれないけど、二回目、三回目ってなれば……」
委員長「くっ……」
オタク「毎月100円でもいいよ」
委員長「100円!? あの、利子はなし!?」
オタク「な、ないよ」
委員長「どうしよう……世の中、そんな甘い話はないってお母さんがいつも言ってるし……」
オタク(家庭環境、複雑なのかな)
委員長「……100円……100円だと……ええと、30ヶ月払い……はっ……卒業しちゃうけど……?」
オタク「え?」
委員長「に、逃げちゃうかもしれないけど、いいの? 踏み倒す可能性は考えないの?」
53 = 36 :
オタク「踏み倒すって、そんなこと絶対にしないと思うんだけど」
委員長「なんでそう思うの? 私ってもしかしたら魔性の女かもしれないのに」
オタク(魔性の女が成年誌買うだけでこんなに苦労しないと思う)
オタク「むしろ、踏み倒す委員長が見てみたい気がする」
委員長「そこまで信頼を得ていたなんて。私、貴方に何かした?」
オタク「あ、えと、別に……ただ、そんなことをする人には見えないだけで……」
委員長「悪い女に騙されないように注意したほうがいいわね」
オタク「き、気を付けます」
委員長「……それじゃあ、あの……」モジモジ
オタク「あ、うん。どうぞ」
委員長「……ホントに、いいの?」
オタク「うん」
委員長「……」
オタク「違うコンビニに行かない? ここではもう買えないし」
委員長「……うんっ」
54 = 36 :
訂正
>>52
オタク「毎月100円でもいいよ」→オタク「返済は毎月100円からでもいいよ」
55 :
なごむなぁ
56 :
委員長いい子だなあ
いい子なのに目的はエロ本なんだもんなあ
57 :
―コンビニ 店前―
委員長「じゃ、行ってくるね。もし私が逃げそうになったら、止めてね」
オタク「あ、うん」
オタク(無理だろうなぁ……)
委員長「ふぅー……。よしっ」
オタク(今度はちゃんと買えるかな。でも、冷静に考えれば委員長にそんな本買って欲しくないよな)
オタク(憧れていた女の子が実は成年誌を買い漁ってたなんて、知りたくもない情報だし)
委員長「……」ゴソゴソ
オタク(少年誌を手に取ったぞ。今のところ緊張してる様子はないけど)
オタク(止めるべきなのかなぁ)
委員長「……!!」ビクッ
オタク(なんだろう……? 委員長の動きが止まったぞ)
委員長「……」オロオロ
オタク(かなり狼狽えてる。何があったんだ? 行ってみよう)
オタク(成年誌を置いてないコンビニだったのかな?)
58 = 57 :
店員「しゃせー」
オタク「(どうしたの?)」
委員長「(あ……。その……なくて……)」
オタク「(え? ないって……。成年誌コーナーはちゃんとあるけど……?)」
委員長「(でも、ないの……。露出調教アカデミーが……)」
オタク「あぁ……」
オタク(コンビニによって仕入れる雑誌は違うだろうしなぁ)」
委員長「(どうしよう?)」
オタク「(でも、目的は成年誌を買うことじゃないの?)」
委員長「(そうね。この際、王道の純愛系でいくわ)」スッ
オタク「(あとは買うだけだね)」
委員長「(貴方に借りた3000円、絶対に無駄にはしないから)」
オタク「(うん)」
委員長「(レジへ、行きましょう)」
オタク(あぁ……。同じ側の手と足が動いちゃってる。ナンバ歩きっていうんだっけ)
59 = 57 :
店員「しゃせー」
委員長「こ、これ、くださいっ」ドンッ
店員「はぁーい。えー260円が一てぇん」ピッ
委員長「ふぅー……ふぅー……」
店員「260円がいってぇん」ピッ
委員長「ふぅー! ふぅー!」
オタク(次、くるぞ……!!)
店員「……」ピクッ
オタク(手が止まった……!?)
委員長「ふぅー!! ふぅー!!」
店員「1200円がいってぇん」ピッ
オタク(おぉ! 通った!)
委員長「ふぅー!!! ふぅー!!! ふぅー
60 = 57 :
>>59
投下ミス
61 = 57 :
店員「しゃせー」
委員長「こ、これ、くださいっ」ドンッ
店員「はぁーい。えー260円が一てぇん」ピッ
委員長「ふぅー……ふぅー……」
店員「260円がいってぇん」ピッ
委員長「ふぅー! ふぅー!」
オタク(次、くるぞ……!!)
店員「……」ピクッ
オタク(手が止まった……!?)
委員長「ふぅー!! ふぅー!!」
店員「1200円がいってぇん」ピッ
オタク(おぉ! 通った!)
委員長「ふぅー!!! ふぅー!!! ふぅー!!」
店員「年齢確認画面をタッチしてください」
委員長「ふぅー!!! ふぅー!!! ふぅー!!!」ピッ
62 = 57 :
店員「四点で1980になりまぁす」
委員長「こ、こ、これで……」
店員「2000円お預かりします」
委員長「んふぅ……んふぅ……」
店員「20円のお返しになります。レシートはご利用ですか?」
委員長「い、いいです」
店員「ありがとうございましたぁー」
委員長「んふぅ……んふぅ……」
オタク「い、委員長……」
委員長「んふぅ……んふぅ……」
オタク(すごく興奮しているみたいだ)
委員長「か、買えちゃった……」
オタク「おめでとう、委員長」
委員長「くっ……。胸が苦しい……。罪悪感で吐きそう……」
オタク「そ、そこまでなんだ……」
63 = 57 :
委員長「はぁ……」
オタク「とりあえずは目的達成したんだし、いいんじゃないかな。はい、これ」
委員長「え? なに?」
オタク「飲み物、買っておいたから。飲んで。喉乾いてると思って」
委員長「いいのに、そんな! 私はお金まで借りてるのに!!」
オタク「こ、これは、あの、委員長ががんばったご褒美ってことで……」
委員長「ありがとう。そういうことなら、貰うね」
オタク「うん」
委員長「んくっ……。ふぅ……。あ、そうだ。これ、あげる」
オタク「そっか。少年誌のほうはいらないもんね。なら、ええと780円分はこれで返済したってことで」
委員長「ダメ。3000円、きっちり耳揃えて返すから」
オタク(耳揃えてって……。やっぱり家庭の事情は複雑なのかな)
委員長「今日は本当にありがとね。こんなことに付き合わせちゃって」
オタク「全然、気にしてないし。こっちこそ、楽しかったから」
委員長「楽しかったの? ふぅん。男子って女の子と一緒にアダルト雑誌買うのが楽しいの?」
64 :
はい!
65 = 57 :
オタク「そ、そういうわけじゃないから……!!」
委員長「ま、いいけど。それじゃ、帰ろっか」
オタク「あ、うん。送っていくよ」
委員長「いつもごめんねー」
オタク「いや、これぐらいは……」
委員長「はぁー……。帰ったら読まなくちゃ……」
オタク(どこで読むんだろうか……。妹さん居るって言ってたし、トイレとかでこっそり読むのかな……。って、何を想像してるんだ!! キモ過ぎだろ!!)
委員長「どうかした?」
オタク「な、なな、なんでもないよ」
委員長「それにしてもこれ、結構安かったよ。1200円だったもん」
オタク「本当に欲しかったのはどれぐらいするの?」
委員長1800円ぐらいだったはず。今発売中のやつはDVD付きで少し値上がりしてるみたいだけど」
オタク(委員長がそこまで調べてることにちょっとショックだ)
委員長「貴方がいなかったら絶対に買えなかっただろうけどね。ふふっ」
オタク(けど、この笑顔を見れて、ちょっと幸せだ)
66 = 57 :
委員長「ここまででいいよ。ありがとう」
オタク「ま、また、明日」
委員長「うん。そうそう。返済なんだけど、ホントに30ヶ月払いでいいの?」
オタク「も、もちろん。いつまでも待つから」
委員長「そう。それじゃあ、甘えるね」
オタク「うん。あ、甘えてください」
委員長「それじゃあ、バイバーイ! 気を付けて帰ってねー!!」
オタク「う、うん! バ、バイバイ!」
オタク「……」
オタク(これで終わりだな)
オタク(委員長も満足そうだし、これでいいんだよな)
オタク「帰ろう。少し遅くなっちゃったし、お母さんになんか買って帰ろうかな」
オタク(もう委員長と話すことなんてないかもな)
オタク(あの委員長と夜に二人きりで出歩けだけでも、十分か)
オタク「……あれ? そういえば委員長の買い物、総額で1980円だったような……1000円札丸々残ってるんじゃあ……? まぁ、いいけど」
67 = 57 :
―翌日 学校 教室―
「おっはよー!」
委員長「おはよー」
オタク「……」
オタク(なんだか委員長が遠くの存在に戻っちゃった気がする)
オタク「はぁ……。早く家に帰りたい……」
委員長「おはよ」
オタク(あのゲーム、今週中にはクリアしたいな)
委員長「おはよー」
オタク「え? え?」
委員長「おはよう」
オタク「あ、おはよう」
「ねーねー、先生がよんでるよー」
委員長「わかったー」テテテッ
オタク(な、なんだ……!? なんで急に挨拶を……!?)
68 = 57 :
―放課後―
オタク(終わった……。早く帰ろう)
オタク(朝のあれは何だったんだろう。委員長におはようなんて言われたの、初めてだ。わざわざ僕の傍まで来てくれるなんて……)
オタク(嬉しいけど……とても嬉しいけど……)
「ちょっと机動かすよー」
委員長「うん。おねがーい」
オタク「……」
オタク(挨拶、したほうがいいかな……)
オタク「あ、ぇ……と……。さ、さよな、ら……」
委員長「え? あ、うん。バイバイ! 気を付けてねー」
オタク「あ、ぅん……」
「あれ? あの子と仲良かったっけ?」
委員長「うん。普通に話すけど」
「えぇ? いつから?」
委員長「いつからだろうねー。忘れちゃったな。そんなことより掃除、掃除」
69 = 57 :
―共同玄関―
オタク(委員長、僕のことどう思ってるんだろう……。友達とか思ってくれてたらいいなぁ……)
オタク「なわけな――」
オタク「ん? 靴箱になにか……。これは……」ガサッ
オタク「て、がみ……? まさか……きっと悪戯……」ペラッ
今日、午後9時30分ごろ、昨日買い物ができたコンビニで待ってます。
都合が良ければ来てください。
オタク(い、委員長から……!? な、なんで。なんでなんで!?)
オタク「な、何があるんだろう……。悪戯……じゃないよな……コンビニのこと、誰にもしゃべってないし……」
オタク(ま、また買うのかな? いや、それだとお金の問題があるし)
オタク(もしかして、僕に出させるつもりで……?)
オタク(って、委員長はそんなことするような人じゃないよな)
オタク(けど、こうしてわざわざ呼び出すってことは僕に相談したいことがあるんだろうし)
オタク(僕に相談ってことは、やっぱり成年誌に関することだろうし……)
オタク(あれ? あんまり嬉しくないような気がしてきた)
70 = 57 :
―夜 コンビニ前―
オタク(もうすぐ約束の時間だけど……)
委員長「あ!!」
オタク「こ、こんばんは」
委員長「ごめん。急いできたんだけど、待った?」
オタク「う、ううん。いま、来たところだから」
委員長「まさか私より早く着いてるとは思わなかったな。わざわざありがとう。手紙、びっくりしたでしょ」
オタク「す、すこしだけ」
委員長「ケータイがあればあんな風に伝えなくてもいいんだけどね」
オタク「それは、別にいいんじゃないかな」
委員長「で、こうして貴方を呼びつけた理由なんだけど」
オタク「うん……」
委員長「これを預かってほしいの」ゴソゴソ
オタク「え?」
委員長「昨日買ったアダルト雑誌っ」
71 = 57 :
オタク「ど、どういうこと……!?」
委員長「本当なら、こんなこと頼むべきじゃない。それは分かってるんだけど、でもね、昨日私の浅はかさを知ったら、お願いするしかなくて」
オタク「何があったの?」
委員長「貴方と別れたあと、すぐにトイレに入って、これを読んだの」
オタク「お……!?」
オタク(ダメだ……!! 想像するな……!! というか、委員長もそんなこと言わないでほしい……!!)
委員長「内容的には、ちょっと物足りないかなーって思ったけど、初めてのモノだし、結構興奮しながら読めたの」
オタク(これ以上、委員長に何かを喋らせたらいけない気がする!!)
委員長「そのあと、雑誌を隠そうと思ってベッドの下に持っていったんだけど……」
オタク「う、うん?」
委員長「考えてみたらベッドの下なんて妹がふざけて潜り込む可能性があるし、お母さんが掃除しているときに見つけるかもしれない」
委員長「かといって、本棚に並べるには雑誌の見た目から違和感が強すぎるし、無理」
委員長「服と服の間も発見される可能性が高い」
オタク「机の引き出しの下とかにスペースないの?」
委員長「自分の勉強机、持ってないもん」
72 = 57 :
オタク「あぁ、そうなんだ。ごめん」
委員長「謝ることはないけどね。だから、最も見つからないであろう場所に隠したんだけど……」
オタク「それは……?」
委員長「通学鞄の底敷きの下」
オタク「ぶふっ……!?」
委員長「今日荷物検査があったら、私の学校生活は終わってた」
オタク(委員長が……あの綺麗で可愛くて……成績優秀で……真面目な委員長が……学校に……学校に……成年誌を……!?)
委員長「それはそれでドキドキしたけど、けど、やっぱりリスクが高すぎるの」
オタク「だ、だろうね……」
委員長「けど、捨てるのも……どうかなって……折角、貴方が貸してくれたお金で買ったんだし……」
オタク「そ、そうだね」
委員長「……あの。図々しいことを承知でお願いします。このアダルト雑誌、預かっていていください!」
オタク「う、うぅん……」
委員長「読んでもいいし、使ってもいいから」
オタク(ホント、可愛い顔して何言ってるんだ、この人……!?)
73 = 57 :
委員長「ダメ、だよね……。貴方だって、お母さんに見つかったらどうなるかわからないもんね」
オタク「い、いや、いいよ。預かる」
委員長「ホントに?」
オタク「うん。僕の部屋、お母さんが掃除することってあんまりないし」
委員長「そうなの!? えっと、それじゃあ……」
オタク「うん、預かります」
委員長「ごめんなさい。貴方の手は借りないなんて言ってたのに……結局、巻き込んじゃって……」
オタク「いいよ、これぐらい」
委員長「……」
オタク「どうかした」
委員長「……ごめんなさい」
オタク「な、なにもそこまで気にしなくても」
委員長「日曜日、予定ある?」
オタク「へ?」
委員長「もし予定がなければ、貴方の家に行ってもいい?」
74 = 57 :
オタク「い、いいけど……」
委員長「やった。それじゃ、約束ね」
オタク「いいの? 日曜日は忙しいとか言ってたような」
委員長「午前中に家事は終わらせちゃうし、それに3時ぐらいまでなら大丈夫だから」
オタク(あぁ、午後1時ぐらいから2時間ぐらいしか遊ぶ時間はないってことか。やっぱり忙しいんだな)
委員長「もしよかったら、日曜日はお昼ご飯作っていくけど?」
オタク「えぇ!? い、いや!! だ、だいじょうぶだから!! お母さんが作ってくれるし!!」
委員長「けど、それぐらいの恩返しは……」
オタク「い、いいよ! 全然、きにしないで! うん!!」
委員長「そう……」
オタク「と、とりあえず、待ち合わせはこのコンビニでいい?」
委員長「え? 今から連れて行ってくれないの?」
オタク「け、けど、家とは反対方向じゃあ」
委員長「そっか。確かに、遅くなるね」
オタク「あ、送っていくよ」
75 :
委員長「それじゃあ、ここで。いつもありがとう」
オタク「う、うん。あの、それじゃあ、今度の日曜日は……」
委員長「そーだ!! 住所は!?」
オタク「じゅ、住所?」
委員長「家の住所。当日は地図見ながらいく。やっぱり貴方を外に出すなんておかしいわ。こっちがお礼する立場なんだし」
オタク「気にすることじゃないと思うけど」
委員長「気にする!」
オタク「おぉ!?」
委員長「これ以上は、私が罪の意識に耐えきれなくなって、熱が出るかもしれないし」
オタク(真面目すぎる)
委員長「だから、住所」
オタク「うん、メモ帳とか……」
委員長「待ってて! 家の中から持ってくるから!」
オタク「あ、はい」
オタク(なんだかとんでもないことになってきたぞ……)
76 = 75 :
委員長「これが貴方の家の住所ね」
オタク「はい」
委員長「わかった。ホントに何から何まで頼って、ごめん」
オタク「僕は何も気にしてないから」
委員長「……」
オタク「委員長……?」
委員長「あ、ううん。なんでもない。それじゃ、バイバイ」
オタク「うん。バイバイ」
オタク(時折、何かを考え込んでいるというか、思いつめてるような顔をするんだよなぁ)
オタク(委員長、何か僕に言いたいことでもあるのかな?)
オタク(気にしても分かるわけないだろうけど)
オタク(さて、帰ろう……)
オタク(日曜日か……女の子が……僕の家に……)
オタク(それもあの、委員長が……。でも、あの委員長はこの成年誌を……)
オタク(この成年誌……委員長は既に見たんだよな……で、どうすれば……これ……どうしよう……)
77 = 75 :
―自宅―
オタク「……」
オタク(委員長がトイレで見たという成年誌……)
オタク(表紙から明らかにソレだと分かる)
オタク(けど、なんだろう……。今、目の前にある成年誌は世界中で最も興奮を覚える成年誌のような気がする)
オタク(委員長が持って帰り、トイレで読んだという付加価値が絶大な効果をもたらしている)
委員長『読んでもいいし、使ってもいいから』
オタク「……」
オタク(委員長は何を思って、あんな発言をしたのか)
オタク「あれが天然にしろ、計算にしろ、委員長は本当に魔性の女かもしれない」
オタク「でも、この雑誌だけは使ってはいけない。綺麗なままで、返したい」
オタク(この感覚はなんだろう。本当に好きなアニメ原作のアダルト同人誌は読みたくないという気持ちに似てるかも)
オタク「まぁ……実際……委員長のことは……」
オタク(アダルト雑誌を必死になって買っている姿を見ても、嫌いになるどころか、もっと惹かれてるしなぁ……)
78 :
素晴らしい
続きはよ
79 :
二人とも真面目だなw
80 :
―日曜日 自宅―
オタク「……」ゴォォォ
オタク「これでいいかな」
母「朝からずっと掃除してるけど、誰か来るの?」
オタク「う、うるさいな。ほっといてくれよ」
母「もしかして、女の子? あらあら。嬉しいわぁ。あんたに彼女ができるなんてね。どんな子? 可愛いの? ねえねえ」
オタク「そ、そういうのじゃないから!」
母「分かったわ。そうよねぇ。恥ずかしいよねぇ。じゃ、今からお母さんは出かけてくるわ」
オタク「え? お昼ご飯は?」
母「んー。お小遣いあげるから、何か食べてきたら? 二人で」
オタク「ちょっ……」
母「そうそう、あとで顔ぐらいはみせてね。ケータイで写真ぐらい撮らせてくれるでしょ、女の子も」
オタク「だ、だから、そういう関係じゃないって」
母「たのしみだわー。いってきまーす」
オタク(好都合かもしれないけど、なんか釈然としないなぁ)
81 = 80 :
オタク「1時過ぎた……」
オタク「本当に来るのかな」
オタク「ただ揶揄われただけかもしれないよな」
オタク「……」
オタク(そうだよね。委員長みたいな女の子が僕の家に来るわけないよな)
オタク「あの雑誌だってもしかしたら悪戯目的で渡してきたのかもしれないし……」
オタク「今頃、僕はクラスの女子の間で笑いものになってるんじゃ……」
オタク「SNSに顔写真付きで投稿されてたり……」
オタク「いやいやいや。委員長はそんな人を貶めたりするような人じゃないだろ」
オタク「ネットに毒され過ぎ」
オタク「……」
オタク「急な用事ができて、来ることができないだけ――」
ピンポーン
オタク「お……!? き、きたのかな……? は、はーい?」
委員長『すみません。ええと、今日は遊ぶ約束をしていまして。私は同じ学校の――』
82 = 80 :
オタク「ど、どうぞ」
委員長「お邪魔します。なんとか辿り着けて良かった」
オタク「ホ、ホントに地図を頼りに来たんだね」
委員長「うん。それしかないもん。ところで、ご両親は? つまらないものだけど、お土産用意したんだけど」
オタク「ええ? そんなのいらなかったのに」
委員長「だって、やっぱり、その、罪悪感が……」
オタク(そんなに深刻になるようなことでもないのになぁ)
オタク「母親は今、外出中なんだ」
委員長「お父さんは?」
オタク「いない。僕が小さいときに離婚して」
委員長「そ、そうなんだ。ごめんなさい」
オタク「いや、死んだわけじゃないし。離婚の理由も、父親の浮気が原因らしいから」
委員長「はぁ……。それはダメね。不倫とか絶対に許せない」
オタク(委員長ならそうだろうな)
委員長「そっか。お母さんはいないんだ。このお土産、あとで渡してくれる?」
83 = 80 :
オタク「うん」
委員長「ありがとう」
オタク「……」
委員長「……」
オタク「あ、あ、飲み物用意するから僕の部屋で待ってて。ええと、僕の部屋はこっち」ガチャ
委員長「失礼します。わぁ。すごく片付いてる。几帳面なのね」
オタク「ま、まぁね」
委員長「ありがとう」
オタク「な、なにが?」
委員長「なんとなく。ふふっ」
オタク(掃除したのバレてるのか……?)
オタク「お、お茶でいい?」
委員長「お構いなく」
オタク「それじゃあ、用意する」
委員長「うんっ」
84 = 80 :
オタク「お待たせ」
委員長「ありがと」
オタク「……」
委員長「……」
オタク(な、何か喋らないと……)
オタク「あ、ええと、あの雑誌だけど、ちゃんと保管してるから」
委員長「え? 保管してるの?」
オタク「うん。預かったその日にあの鍵付きのケースに入れた」
委員長「普通、隠すのはベッドの下じゃないの? ケースだとあからさま過ぎてすぐに見つかるような気がするけど」
オタク「いや、その、流石に委員長のものを触るのはどうかなって思って」
委員長「それじゃあ、読んでもいないの?」
オタク「うん」
委員長「そう……」
オタク(なんか微妙な表情だな。感心しているようにも、落胆しているようにも見えるけど……。って、落胆はないか)
委員長「そっか。読んでないんだ」
85 = 80 :
オタク「ええと、それで、何しようか……。ゲームはたくさんあるけど、委員長ができそうなやつはあるかな」
委員長「うん……」
オタク「あ、い、嫌だった? ええと、それじゃあ、漫画は……僕の集めてる漫画は偏ってるし、読まないよね……」
委員長「……」
オタク(どうしたんだろう……。急に俯いて……)
委員長「今日、どうしても話しておきたいことがあって、お邪魔したの」
オタク「はなし、たいこと?」
委員長「うん」
オタク(なんだろう……)
委員長「ごめんなさい!!」
オタク「へ?」
委員長「私は、最初から全部分かってた」
オタク「な、なにが」
委員長「自分の家にアダルト雑誌を隠しておくことはできないって。どこに隠しても絶対にいつか見つかるって。けど、どうしても読んでみたかった。この衝動だけは抑えられなかった」
オタク「あ、うん。でないと、あんな毎晩コンビニで悪戦苦闘しないもんね」
86 = 80 :
委員長「迷っていた原因の一つでもあったの」
オタク「そうか。見つかるのが分かってるなら、買うのに踏ん切りもつかないか。恥ずかしさだけじゃなかったんだ」
委員長「そうなの。本当は二冊は欲しかったぐらいだけど、一冊でも危険すぎるのにそこまでの勇気は出なかったわ」
オタク「二冊も……」
委員長「そんなときに、貴方に見つかった。正直、終わったって思った。それと同時に心が軽くなって、どうにでもなれって自棄にもなった」
委員長「どうせ破滅するなら好き放題してやれって、あのとき考えてしまったの」
オタク「どういうこと?」
委員長「私、貴方に聞いたでしょ? 家は近いのかって」
オタク「う、うん」
委員長「あと、自分の部屋はあるのかって」
オタク(そういえば聞かれた気がする)
委員長「どうしてそんなことを唐突に訊いたと思う?」
オタク(どうしてって、一つしか思い浮かばないけど……)
オタク「ぼ、僕の家に雑誌を隠そうとしたとか?」
委員長「……」
87 = 80 :
オタク(だ、黙っちゃったけど……違うのか……?)
委員長「……」
オタク「あ、あの……」
委員長「そ、その通り……です……。ごめんなさい」
オタク「あ……」
委員長「そんな酷いことを考えて、遂には実行してしまった。貴方に雑誌を渡した日から今日まで、もう本当に辛くて……」
オタク「えぇ……」
委員長「せめて、あの雑誌で気持ちよくなってくれたらと思って、使っていいよって言ったんだけど……」
オタク(どこまで本気なんだ、この人……!?)
委員長「まさか借りたモノに一切手を付けないぐらいに、良い人だったなんて」
委員長「私は、そんな良い人を自分の都合だけで利用した。ご家族に軽蔑されてしまうリスクまで背負わせた」
委員長「だから、ごめんなさい。本当に成年誌を買ったこと、後悔してる」
オタク「委員長……。そんなに思いつめてたんだ」
オタク(時折、見せていた苦しそうな顔は謝罪したかったからなんだ)
委員長「成年誌は私が持って帰って処分する。今日まで預かってくれてありがとう。お金は、きちんと返すから。今日は、その、持ち合わせがないけど」
88 = 80 :
オタク「最悪、僕に預ければいいって考えたから、成年誌は買えたんだ」
委員長「そういうことになる、かも。ううん、そういうことだよ。言い訳はしないわ」
オタク「……」
委員長「あんなに付き合わせて、更には爆弾を抱えてくれなんてホントに虫のいい話だよね」
委員長「呆れたでしょ。私は品行方正なんかじゃない。ただのズルくて、小心者で、悪い奴なの」
オタク「そんなこと……」
委員長「ごめんなさい」
オタク「……」
委員長「成年誌、返してくれる?」
オタク(結果としては利用されたのかもしれないけど、僕はそんなに不快じゃない)
オタク(憧れの人に頼られて嬉しい、みたいな考えを持ってる訳でもない)
オタク(ただ……)
オタク「でも、委員長は真剣に悩んで、がんばってお小遣いを貯めて、あれを買ったんじゃないの」
委員長「え?」
オタク「だったら、いいんじゃないかな。他人を利用しても手に入れたいものって、誰にだってあると思うし。委員長が努力して買っているのも見てるし。モノは成年誌だけど」
89 = 80 :
委員長「どういうこと」
オタク「だ、だから、あの成年誌はずっと預かるし、これからも欲しい本があれば買って、僕の部屋に隠せばいいんじゃないかなってことで……」
委員長「な……!?」
オタク「あ、別に、その、委員長の買ったものには絶対に触れないし、あの鍵付きケースに保管するから。なんだったら鍵は委員長が持っていてくれてもいいし」
委員長「どうしてそこまで……」
オタク「どうしてって……」
オタク(好きだから……とは、いえない……。言ったら、絶対にもうこうして話せないだろ……常識的に考えて……)
オタク「委員長がきちんと悩んで、努力しているのを知っているから。真剣なら、本気なら、利用できるものは全部利用するべきだと思う」
委員長「……」
オタク「だ、だめかな。委員長的には」
委員長「……くれるの?」
オタク「え?」
委員長「露出調教アカデミーも買ってきたら、預かって……くれるの……?」モジモジ
オタク「う、うん。どんな本でもいいけど」
委員長「うぅ……そんなこと言われたら……心が揺らいじゃう……」
90 = 80 :
オタク(モジモジしてる委員長も素敵だなぁ)
委員長「けど……これ以上、貴方に迷惑は……」
オタク「僕は全然気にしないけど」
委員長「やめて!! これ以上、私を惑わせないで!!」
オタク「ご、ごめんなさい! そういうつもりは……!!」
委員長「……ねえ、聞かせて」
オタク「あ、はい」
委員長「私って、多分、変態だと思うんだけど。男の子って、気にならないの?」
オタク「特には」
オタク(委員長限定だけど)
委員長「気持ち悪いとか思わないの?」
オタク「別に」
委員長「……ほんとに?」
オタク「うん」
委員長「そ、そうなんだ……」
91 :
なんだこれすごく興奮する
92 :
俺にはこういう青春イベントなかったなぁ―
93 :
二人とも真面目で良い子だしハッピーエンドになるといいなあ
94 :
オタク(委員長、黙っちゃったな……。気を悪くさせちゃったかも)
委員長「……」
オタク(ええと、なんとか繕わないと……)
委員長「あの」
オタク「は、はい」
委員長「貴方の言葉に、あ、甘えてもいい……の……?」
オタク「はい?」
委員長「だ、だから、その、わ、私が成年誌、買ってきたら、こ、ここに隠しておいて……くれるの……?」
オタク「う、うん。委員長がそれでいいなら」
委員長「……」
オタク「あ、あ、でも、ここに隠すと、読みたいって思ったときに読めないね……」
委員長「毎日なんて読んだら、ありがたみがなくなるし、週に一回、休日に読めればそれでいいし」
オタク「そ、そう?」
委員長「うん。けど、毎週貴方の家にこうしてお邪魔するのも……迷惑になるか……。だったら、月に一回でも……」
オタク「週1でもいいよ。迷惑なんて、そんなこと思わないし」
95 = 94 :
委員長「ホント?」
オタク「ほんと、ほんと」
委員長「……」
オタク(すごい見つめられてる……)
委員長「……よろしくお願いします」
オタク「う、うんうん。こちらこそ」
委員長「それじゃあ、その、早速で申し訳ないけど……」
オタク「あ、うん。ちょっと待ってて」ゴソゴソ
オタク「はい、これがケースの鍵だから」
委員長「うんっ」ガチャ
委員長「おぉー」
オタク(あの委員長が成年誌を持って、目を輝かせている……。複雑だ)
委員長「……お手洗い、借りてもいい?」
オタク「え、い、いいけど。部屋を出て、左にいけばあるよ」
委員長「ありがとうっ」テテテッ
96 = 94 :
オタク(成年誌を持ってトイレに行ってしまった……)
オタク(委員長、トイレで読んでいるのか……)
オタク「……」
オタク「ダメだ!! ダメだ!! それだけは想像するな!!! 想像したらダメだ!!!」
オタク「そうだよ。委員長はただ催しただけなんだ。その際に漫画を持ち込んだだけなんだ。用を足しながら新聞を読む人だっているし、普通だよ」
オタク「ソシャゲでもしよう。考えないようにしたいから、リズムゲーでもしようかな」
オタク「……」ピッ
オタク(できるだけ難しい曲を選ぼう。ゲームに集中できるように)
オタク「……」ピッピッ
オタク(……いや、今はいいけど、今後家のトイレを使うたびによからぬことを意識しちゃうんじゃないか!?)
オタク「あぁー!! もう家のトイレ使えないぞー!!!」
オタク「近所の公衆トイレまで行かなきゃいけないか……それはそれで面倒だけど……」
オタク(まてよ。そもそも女の子がクラスメイトの男子の家でこんな不可解な行動をとるだろうか)
オタク(委員長は頭が良い。きっと何か深い理由があるはずだ。僕みたいなバカには理解できない高尚な理由があるんだ)
オタク(成年誌をトイレに持ち込まなければいけない理由か。なんだろう。難しいな)
97 = 94 :
オタク「……」
オタク(15分ぐらい経ったな。委員長、体調を崩したんだな。大丈夫かな)
コンコン
オタク「は、はい!」
委員長「ごめんね。お手洗い、貸してくれてありがとう」ガチャ
オタク「う、ううん。全然、いいよ」
委員長「はい。これ、また預かっておいてくれる?」
オタク「お……」
オタク(委員長から差し出された成年誌……。さっきよりも扇情的だ……気のせいだろうけど……)
委員長「あ……やっぱり、嫌かな……」
オタク「ぜ、ぜんぜん! 大丈夫! すぐに仕舞って、鍵かけるから!!」ガチャガチャ
委員長「そ、そんなに焦らなくてもいいのに。ふふっ」
オタク「え、えへへ。そ、そうだね」
オタク「は、はい。これ、鍵は委員長が持っていて。僕が開けてしまわないように」
委員長「別に開けてもいいし、読んでもいいんだけど」
98 = 94 :
オタク「そ、それだけは絶対にしたくないんだ!!」
委員長「……!」ビクッ
オタク「ご、ごめん。お、大声出して」
委員長「ううん。いいの。分かったよ、鍵は私が責任もって預かるね」
オタク「うん。それが良いと思う」
委員長「……」
オタク「な、なに?」
委員長「来週、また来ても良い?」
オタク「うん。僕は困らないよ」
委員長「嬉しい。本当にありがとう。貴方と同じクラスで良かった」
オタク(うぉぉ。委員長にこんなこと言われるなんて……!! たとえ、成年誌の隠し場所として利用されているだけだとしても、嬉しい……のかなぁ……?)
委員長「そろそろ帰らないと」
オタク「も、もう?」
委員長「妹の面倒みなきゃいけないし、あと塾の課題とかもしなきゃ。夕飯の買い出しもあるか」
オタク「忙しいんだね。僕は何もできないけど、が、がんばって」
99 = 94 :
委員長「そんなことないよ! ここまでしてくれて、感謝してるから。むしろ、私がもっと恩返ししたいぐらいだもん」
オタク「本を預かってるだけなんだけど」
委員長「その本を隠してくれる人なんて、他にいないよ」
オタク(委員長の頼みなら、普通の男子は断らないと思うな)
委員長「それと、こうして鍵を私に預けてくれる。男の子ならみんなすぐに読んじゃうと思ってたけど」
オタク「あ、預かったものだからね。委員長だって、き、気持ち悪いでしょ」
委員長「ふふっ」
オタク「な、なに?」
委員長「ううん。いいの。それじゃ、ありがとう。また明日ね」
オタク「あ、うん」
委員長「お邪魔しました」
オタク「バイバイ」
委員長「バイバーイ!!」
バタンッ
オタク(はぁー……。なんか緊張しすぎて疲れた……。トイレでも行こう……。あ、ダメだ。公衆トイレ使おう)
100 = 94 :
オタク「はぁ……」
母「ただいまー」
オタク「おかえり」
母「どうだったのー」
オタク「なにがだよ」
母「女の子、来たんでしょ」
オタク「うるさいなぁ」
母「ねえねえ、写真は? ケータイでとった?」
オタク「撮ってないから」
母「どんな子なの? みせてー」
オタク「いいだろ、別に! 普通の子だよ!!」
母「はいはい。今度はちゃんと紹介してねー。さーて、晩御飯の準備しよーっと」
オタク「まったく」
オタク(普通……だよな……)
オタク(普通の女の子って、どんな感じなのか知らないけど)
みんなの評価 : ○
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