元スレ月「母さんが変なノートを拾って家計簿つけてた」

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101 = 1 :

月「まだお前の名前を聞いてなかったな……」

レム「レムだ」

月「レム……僕はお前の事は嫌いじゃない。お前のミサへの想いは本物だと理解した上で、敢えて言う。ミサの幸せを考えているのなら……決して彼女の前に姿を現わすな」

レム「……」

月「ミサの性格は詳しくは分からないが……人を殺したと言う事実は必ず彼女を不幸にする……恐怖や苦悩に苛まれるのもそうだが逆のパターンもありえる……人を殺した事によってタガが外れ、大勢の人間を殺戮すると言うこともあり得る。どっちにしろ彼女は不幸だ」

102 = 1 :

月「僕だって一歩間違えれば……大量殺人犯になってたかもしれない」

レム「私が言えた義理じゃないが……なぜ赤の他人のはずのミサをそこまで気遣う？」

月「その娘と妹が重なって見えたからだ。僕は……ミサに妹と同じ思いをさせたくない」

レム「フ……」

103 :

月「……悪い。つい頭に血がのぼった……死神に憑かれた人間は不幸になるか……違いない。全くとんだ疫病神だよお前は」

リューク「俺は死神だぞ」

月「うまく言葉を返したつもりか」

ワロタ

104 :

誤字の訂正かと思ったら・・・
お前がどこが面白かったとかどうでもいいから引用符号使わずに引用すんの辞めろ

105 :

面白いな、月にはこのまま綺麗でいてもらいたい

106 = 1 :

レム「お前は本当に優しい人間だな……ますます気に入ったよ。好きになってしまいそうだ」

月「本気でやめろ背筋が凍る」

リューク「こいつこんなナリでもメスだからな……案外お似合いのカップルになるんじゃねぇの？」

月「死神に性別なんてものがあったとは意外だな……お前は？」

リューク「俺はオスだ」

107 = 1 :

レム「……ここまで長話をするつもりはなかったんだがな、リュークのせいでかなり時間が掛かってしまった」

月「そろそろお別れか……お前と別れるのは少し名残惜しいな」

リューク「俺は？」

月「お前に対してそんな感情が湧き上がる訳ないだろうが自惚れるな一刻も早くここから消え失せろ二度とそのツラ見せるなそして死ね」

リューク「ひでぇ……」

レム「自業自得だろうが……」

108 :

原作でもリュークは「おーいライト、マリオゴルフしようぜ」って言うくらいにはデレてるんだよなあ

109 :

月がマリオゴルフを持っていてなおかつリュークと遊んでいるという驚愕の事実

110 = 1 :

月「……ハァ」

月「正直な事を言うと、リュークと別れるのもほんのちょっぴり僅かに名残惜しいとは思ってるよ。僕の目の前から早くいなくなればいいってのは本当だし、死んで欲しいと思うのも事実ではあるんだが……」

リューク「どっちだよ……」

レム「……そろそろノートを返してもらおうか。所有権はリュークに戻るが私がノートを管理する。こいつの挙動にも一層目を光らせておく。安心してくれ」

月「ちょっと待ってくれ……母さんが何を書いたのかちょっと気になる……」ペラッ

月(……本当に家計簿としてしか使ってなかったんだな……人の名前が書いてあるんじゃないかとヒヤヒヤしたが……杞憂だったようだな)

111 :

おもしろい

112 :

その娘と言ってたのに次の瞬間には名前を出したレムに草

113 = 1 :

月「…もういいよ。受け取れリューク」ｽｯ

リューク「……おう」

レム「すぐ私に渡せ。何度でも言ってやるが逃げようなんて考えるなよ？」

リューク「お……おう」ｽｯ

レム「……」ﾊﾟｼｯ

114 = 1 :

月「……これでお前達が僕の目の前から消えてくれれば僕はノートの記憶を失い、いつもの学生生活に戻れるわけだな……」

リューク「残念だなぁ……せっかく再開できたのにこれで永遠にさよならなんて……」

月「お前……もういいツッコむのも疲れてきた……」

レム「夜神月……死神界に帰る前に私からお前に言っておきたいことが2つある」

月「どうせすぐに忘れるのにか……？」

115 = 1 :

レム「それでも私が言いたいんだ。好きにさせてくれ」

月「……そう言うことなら聞いてあげるよ。1つ目は？」

レム「……ないとは思うが仮にお前とミサが運命的に出会い交際したとする。その時にもしミサを悲しませるような真似をしてみろ……私のノートにお前の名前を書いて殺す」

月「……妹を泣かせてしまった前科があるから約束はできないな……まぁ気をつけるよ。会うことはないだろうけど」

リューク「あ、これ知ってるぞ。フラグってやつだ」

月(……もう無視だ無視)

116 = 1 :

レム「まぁ1つ目の奴は本気に捉えなくていい……今のお前なら悲しませるなどということはないだろうからな」

リューク「冗談だったのかよ……俺に嘘ついた事といい意外とお茶目だよなお前」

月「……それで2つ目は？」

117 = 1 :

レム「幸せになれよ。お前だけじゃない…家族もだ。お前達家族に不幸は似合わない……」

月「………最高の手向けの言葉を送ってもらったよ。ありがとう……すぐに忘れてしまうのが……本当に残念だ」

118 = 1 :

………訂正

レム「幸せになれよ。お前だけじゃない…家族もだ。お前達家族に不幸は似合わない……」

月「………最高の手向けの言葉を送ってもらったよ。ありがとう……すぐに忘れてしまうのが……本当に残念だ」

リューク「さよならだ……夜神月」

月「ああ、さよならだ……永遠に」

ﾊﾞｻｯｯｯ

月「………」

119 = 1 :

さらに数分後

月(……ここ最近記憶が抜けたり曖昧になる事が多くないか……？)

月(僕はまだ18の高校生なんだぞ？もうすぐ東大生なんだぞ？こんな事では先行き不安だ……)

月(これまた曖昧な記憶だが……僕は粧裕に酷いこと言ったような気がする……)

月(なんか段々思い出してきた……確か……兄妹の縁を……切る……とか)

月「……死にたい」

120 = 1 :

粧裕「……え？」

月「……あ」

月(ドアの外からわずかに声が……まさか今の聞こえてたか？でもドア分厚いしあんなつぶやき程度の声なんぞ聞こえるわけ……)

粧裕「お兄ちゃん……死ぬつもりなの？」

月「お前地獄耳だったのか初めて知ったよ」ｶﾞﾁｬ

121 :

粧裕「お兄ちゃん考え直して！私にあんな事いったのはもう気にしてないから！お兄ちゃんの顔にビンタかました事謝るから！死んじゃやだー！！」ｷﾞｭｳｳｳｳ

月「お前を残して誰が死ぬものか、お兄ちゃんはまだまだ長生きするぞあと離してくれすごく苦しい」ｸﾞｴｴｴ

122 = 1 :

粧裕「さっき嘘ついたから信用できない……」

月「……うん、無理もないな。すまない……」

粧裕「いいよもう謝んなくて……さっき部屋に来た時散々頭下げて謝ってもらったから……あんな必死なお兄ちゃん初めて見た。正直引いた」

月(こいつ……地味に刺さるセリフを……」

123 = 1 :

月「ごめん……よく覚えてない……」

粧裕「なんかここ最近のお兄ちゃんよく忘れる事多くない？……やめてよまだボケるには早いよ？」

月「余計なお世話だ。お互い様だろ……」

粧裕「……お母さんがご飯の用意が出来たって、早く行こ？」

月「粧裕……もう怒ってないのか……？」

粧裕「しっつこいなぁ、怒ってないってば」

124 = 1 :

月「お前はやさしいな……」

粧裕(なんかここ最近お兄ちゃんナイーブになってきてるんだよなぁ……)

月「よし、早く下に行くか……母さんと父さんを待たせるわけにはいかない」

粧裕「……うん！」

粧裕(ま、大切に想われて悪い気はしないけどね)

粧裕(私達はずーっと仲良しな兄妹だからね、……大好きだよ、お兄ちゃん！)

終わり

125 = 1 :

終わりです

すごいグダグダだった気がするなぁ

前回同様何かツッコミどころがあれば遠慮なく……

既に何回かやらかしていますが……

時間があれば巷で大人気のアニメコラボSSでも書こうかなーとおもってます

お付き合い頂きありがとうございました

126 :

出張に行った父ちゃんが出先で拾って持ち帰ったりはしないんか

127 = 1 :

>>126
……そんな事になっちゃったらもう運がなかったと思って諦めるしかないっすねー……

128 :

父親は英語いけるし最悪の展開だな...

129 :

乙

夜神パパ「…くだらない悪戯だ」ゴミ箱にﾎﾟｲｯ

きっとこうなる

130 :

>>129
総一郎「まったくけしからんな……だが一応落し物だ警察で預ろう」

こういう可能性もなくはないですよね

131 :

流石に拾って来るはないかもしれないけど、天から降って来たノートがたまたまカバンの中に紛れるのはあるかもしれないな

132 :

>>レム「すまなかったな。ノートは私がしっかりと管理しておく。もうノートがお前の近くに落ちてくる事はないから安心しろ」

これ完全に>>126展開のフラグだと思ってた

133 :

総一郎「いかん、メモが切れた。お、こんなところにノートが捨てられてるなちょうどいい。えっと、この事件で脱獄した犯人は…………」ｶｷｶｷ

Ｌ「日本で犯罪者の大量死？」

134 :

ミサの話は次回作への伏線だろ？

135 :

これ以上プレッシャーかけるのやめて上げてよ！！可哀想でしょ次回も良作期待して待ってます！！！！

136 :

>>133
さすがに総一郎がメモ書きとはいえ拾得物横領するような真似はしないよ


ごめん拾得物横領って書きたかっただけ

137 :

月｢松田さんが変なノート拾って自慢してた｣

138 :

松田ならやりそう

139 :

乙
Lは今頃何やってんだろ
ああいう仕事やっているからにはどの道長生きはできなさそうだけど

140 :

基本顔出ししないから問題ないんじゃない？

141 = 139 :

>>140
いや、確実に長生きできないと思う
キラ事件が無ければもっと早死にしてた可能性すらある

この世界にもゴルゴ13みたいな奴がいたらどうしようもないし、
そもそもワタリはLが死んだ時のシステムやら後継者育成やらをしてたから
竜崎が何代目のLなのかすらもわからない

142 = 135 :

>>141
なんでもっと早死するん？
実写劇場版とか見てると長生きしなさそうっていうのは分かるけど

143 = 135 :

Lどころかワタリすらもキラ事件なかったらまともに顔バレしないくらいだし
キラなかったら作中より早死するはちょっと分からん

144 :

ゴルゴ13みたいなヤツがいるならキラだって死んでるだろ
死ぬなら病死かな。食生活酷いし仕事のストレスとかかなり凄そう

145 = 139 :

>>142
可能性があるってだけで、確実に早死にするとは言ってないよ

でもキラ事件がなかったら、当然Lは別の事件の担当になるわけじゃん
その事件の黒幕は月より頭が悪いのかもしれないけれど、月より弱い立場にいる人間だとは限らない
Lの存在に気づいたら、キラよりももっと手段を選ばない方法でLを潰しに来るのかもしれない

Lだって口座を凍結されたら飢え死にするし、今までやってきた非合法的な捜査を全部リークされたら社会的に抹消される
どんな天才でも人間の持つ悪意には敵わないよ

146 = 144 :

そんな本編で全く示唆されてないことを言われても
少なくともニアはその後も普通に活躍してるみたいだしLだってキラがいなきゃもっと長生き出来たよ

147 :

>>145
そんなこと言ったら一般人でも誰にでも当てはまるだろ
誰かの恨みを買って誰かに殺される可能性なんかゼロじゃないんだから

148 = 135 :

>>145
すまん書き方が悪かったな
その可能性とやらがなぜキラ事件がなかったら発生しやすくなるのかってこと

月より立場が上だからって即口座凍結やらなんやらにはならんし
その程度で身元がバレるなら本編初期の各国の会議であの扱いになってないし
なんなら本編前にとっくに死んでる
Lとワタリがあそこまで前線に出てきたのは
それだけキラ事件が異常だったからなわけで
あるとしても極端に低い可能性だと思う
月が死んで倉庫を出た瞬間に鉄骨落ちてきてニアが死ぬかもしれないとかそんなレベル

149 = 135 :

可能性の話題なんてある程度高い可能性のことを話すから意味がある訳で
可能性があるってだけで話すともはや並行世界説みたいななんから哲学じみた話になってくる

150 = 139 :

>>148
作中に明確な描写がない以上、>>146の言う通り憶測の域を出ないし、
議論は平行線にしかならないからそろそろやめようか

本編よりも早死にっていうのは言い過ぎだったかもしれない
あくまで可能性の一つとして言っただけだからあんまり真に受けないで

ただ長生きしなさそうっていう考えは変わらない
ああいう職業の人間は恨みを買う可能性が大きいし、誰かにとっては邪魔になることも多い
キラがいなくても、結局普通の刑事よりも危険な仕事をやり続けることに変わりはない

ワイミーズハウスも『竜崎の予備』を大量生産するための施設に思えるし、やっぱり歴代のLは短命だったんじゃないかなって思う
何より大人になった竜崎は想像できない

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