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    元スレ京太郎「臨海高校!」智葉「麻雀部!」

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    みんなの評価 : ★★★×4
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    151 = 1 :



    ―――昼【教室】


    京太郎「うむ……」モグモグ

    ネリー「あ、それ頂戴! あーん」

    京太郎「へ? まぁ良いけど……」スッ

    ネリー「あむっ……甘い!」

    京太郎「たまご焼き、結構甘めに作ったからなぁ」

    ハオ(さすがに、近すぎる気が……)


    (どういうことだ、須賀ぁっ!)

    (俺達の敵!)

    (私たちの敵!)

    (でも須賀君、部室でもこっちに気を遣ってくれたりと助かるんだよねぇ)


    ネリー「あ、そろそろ授業はじまる」

    京太郎「ん、だな、それじゃ準備するか」ノビー

    ハオ「ん……今日は」

    京太郎「あ、そういえばホェイユーも風邪気を付けろよ」

    ハオ「え、はい……ああ、そうですね」クスッ

    ネリー「ホントだよ、死ぬかと思った!」

    京太郎「死なない死なない、あれぐらいで死んでたまるか」ポンポン

    ハオ「あれ、どうして須賀くんがそのことを?」

    京太郎「まぁなんつーか、看病に行ってな」

    ハオ「へぇ……優しいんですね」クスッ

    京太郎「おう!」ニッ

    ネリー「むぅ……」

    152 = 1 :

    (あ、違う看病行くって行って京ちゃんハオとわかれてるし……安価なら跳んでた

    153 :

    お詫びってことでラッキースケベしてええんやで…して

    154 :

    イッチこっちでもピョンピョンしてしまうん?

    155 = 1 :



    ハオ「看病ってなにしてあげたんですか?」

    京太郎「え、なにって……普通に」

    ハオ「……ま、まさか!?」カァッ

    京太郎「おいなに想像した」

    ハオ「その……ざ、ざや」

    京太郎「ねぇから! むしろハオは普段やってんのか!?」

    ハオ「……せ、セクハラです!」カァッ

    京太郎「どっちがだ!? 俺か!?」

    ハオ「京太郎です!」


    ネリー「……ねえ?」


    京太郎「え、どうした?」

    ハオ「どうしましたネリー?」

    ネリー「……なにナチュラルに名前呼びに以降してるのってネリーは疑問に思う」

    京太郎「え、なにその喋り方」

    ネリー「そうじゃなくて、なんで突然仲良くなってるの!」

    京太郎「あ、そういや勝手に名前呼び……ご、ごめん」

    ハオ「い、いえ……別にその、きょ、京太郎なら嫌では、ないですよ?」

    京太郎「ハオっ!」パァッ

    ハオ「す、少し恥ずかしいので、慣れるまでに時間がかかりそうですけどっ」クスッ

    京太郎(おっぱい!)


    ネリー「なにか感じた! ネリーの運気下がってる!!」

    156 = 154 :

    勘違いだったら申し訳無いが中国語ならハオが苗字でホェイユーが名前じゃ…?

    157 :

    ハオのが名前っぽいからイチのスレではハオ呼びで通す事になった、はず

    158 = 1 :

    >>153-154 イッチの信じる非安価スレはピョンピョンなんて存在しない!


    ―――放課後【麻雀部部室】


    京太郎「大体そんな感じです」

    アレク「なるほど、まぁ仲良くやってるようでなにより」


    (どういう、ことだ!?)

    (私は認めんぞ! ハオの腋を須賀のものにするなど!)

    (須賀君、コミュ力高いなぁ)


    京太郎「そして、監督」

    アレク「ん?」

    京太郎「俺は……なんでネリーに睨まれてるんでしょうか?」

    アレク「ネリーだけじゃなくて私も心の中では睨んでるわよ?」

    京太郎「マジで!?」

    アレク「ついでにそれぞれ思うところはある感じだけど」ユビサシ

    京太郎「え?」チラッ


    智葉「ま、まぁ友達に深入りするのも……でも友達だからこそ包み隠さず」ブツブツ

    明華「えっと、その……私たちじゃ、不足ですか?」カナシイカオ

    ネリー「むぅ~!」ジトー

    メグ「ラーメン」

    ハオ「その、せっかく仲間なんですから、ね?」アハハ…


    京太郎「あ~なんつーか」

    アレク「ん?」

    京太郎「俺が、本気出してないと?」

    アレク「みんなそう思ってるみたいだけど?」

    京太郎「違うんですよ、ちょっと違うんですって」

    アレク「厳密には?」

    京太郎「その……肉体に作用するって、いうか」メソラシ

    アレク「……」

    159 = 154 :

    >>157
    そうだったのか
    了解です

    160 = 1 :



    京太郎(ああ、あの日のことが思い浮かぶ……)


    ??『……ぷははははっ! なに肉体に作用するって!』

    京太郎『事実言ったらこれか!? お前聞きたいって言ったよなァ!? オォン!!?』

    ??『普通の反応でしょ! にしてもっ中二病かっての……あ、中二だったね』

    京太郎『この女……』グググッ

    ??『まぁしょうがないって、おねーさんがその能力を受けてあげるよ……まったく』ハァ

    京太郎『これが普通の反応なのか……言わないようにしよ』


    京太郎(ああ、黒歴史)

    アレク「なるほど、そういうタイプか……昨今珍しいな」

    ハオ「そういえば聞いたことがあります」

    智葉「知っているのかハオ!」

    ハオ「ええ、かつて麻雀で心肺停止者や怪我人が多かった理由です……見るのは初めてです!」

    明華「麻雀で怪我人が出るって言うのが初耳ですよ」

    ネリー「ネリーも」

    メグ「ラーメン」

    アレク「まぁ、一回は見せてもらうけどね……私がなんとかできる範囲なら、色々としてあげるからさ」フッ

    京太郎(おっぱいないけど良い人だなぁ!)

    ネリー「それじゃやろ! さぁこいキョータロー!」

    京太郎「おう!」


    京太郎(それに比べてあのポンコツレジェンドぉっ!)

    161 = 1 :



    ―――??・???


    ??「くしゅん!」

    「どうしたの、風邪?」

    ??「ううん……なんだろう、イケメンが私の噂してるのかな!」

    「ハルちゃんの知りあいにイケメンなんていない」

    ??「ぐはっ! ひ、一人だけ! 一人だけいるから!」

    「はいはい~NTR、NTR」

    ??「 や め ろ 」

    162 = 1 :



    ―――【臨海高校】


    京太郎「……な?」

    ネリー「……ぁっ」ピクッピクッ

    アレク「こ、これは……!」

    明華「お、恐ろしい能力ですっ」マッカ

    ハオ「……」マッカ


    京太郎「……ネリー」ポン

    ネリー「ふひゃっ!?」ビクンッ


    アレク(そういうプレイもあるのか!)

    智葉「……京太郎」

    京太郎「俺は悪くねぇ!」

    智葉「……大丈夫、友達を疑ったりしない」ニコッ

    京太郎「智葉さん!」パァッ

    ハオ(疑うもなにも、京太郎の力でこうなったんでしょう?)チラッ

    ネリー「ふぁ……」トローン

    アレク「……熊倉さん、教えてくれて良かったんじゃ」

    京太郎「ごもっとも!」

    163 = 1 :



    京太郎「まぁなんつーか、そういうわけで」

    アレク「これは危険だな……使うなら好きな女相手だけにしといて」

    京太郎「ふざけたこと言ってんじゃないんだよ!」

    アレク「そんな怒らなくても」

    京太郎「ネリーがこのザマだ!」

    ネリー(きょ、京太郎が私のことを、す、好きな可能性、わんちゃっ……わんちゃんっ……)ビクンビクン


    明華「きょ、京太郎くん……」ジト

    京太郎(赤い顔でジト目してくるとかなにこれかわいい)

    メグ「そこんどこどう思ってるんデスカ?」

    京太郎「え、明華さんが可愛いってはなし?」

    明華「へっ!?」カァッ

    京太郎「あぁっ! すんません!」

    ハオ「……」ジト

    京太郎「あ~勘弁してくれ! せっかくまともな評価になってきたのに! やめてくれハオ! 捨てないでぇ!」

    ハオ「!」ゾクッ

    ハオ(……なんだか今、妙な感覚が)

    京太郎「くっそぉ、この能力なんなんだよぉ、もう一個は普通なのに……」


    (すごーい! 京太郎は女の子を絶頂させるのが得意なフレンズなんだね!)

    (あれ、やられたい……)ゾクゾク

    (そして蔑んで睨まれたい!)ゾクゾク


    京太郎「どうしよう……」

    智葉「きょ、京太郎」クイクイ

    京太郎「な、なんですか?」

    京太郎(服の裾引っ張るのやめてくれ、なんかクル)

    智葉「……ど、どうしても今のを使いたくなったら、友達の私をその……頼っても、良いぞ?」

    京太郎(わ~い、興奮してきたぞ!)グッ

    智葉「ど、どうした突然前かがみになって!」

    京太郎「は、腹が痛い」

    京太郎(ということにしておくぜ!)

    智葉「た、大変だ! 私がさすってやる。友達の出番だからな!」

    京太郎(え、なにこのノリ、てかさすられるとヤバいから)

    164 = 1 :



    アレク「サトハ……放っておいてやれ」ポン

    智葉「友達を心配するのが、なにかおかしいと?」ゴゴゴ

    アレク「あ、なんでもないです」

    京太郎(なんつーか、気を遣ってくれたのは嬉しいけど……俺の前かがみを理解されて辛い)

    明華「大丈夫ですか京太郎くん?」タユン

    京太郎「あ、はい!」

    ハオ「本当ですか?」タユン

    京太郎(あ、これ無理……)

    ネリー「もうみんなキョータローに近づきすぎ!」

    智葉「貴様のではなかろう!」

    ネリー「なら雀士らしく、いただいていく!」

    ハオ「雀士ってなんですか一体」

    明華「ぞ、賊の一種だったんでしょうか?」

    メグ「……ラーメン食べます?」

    京太郎「あ、いただきます」

    京太郎(なんつーか一連の流れでおさまってくれたぜ!)

    智葉「体調は大丈夫か? クスリ、飲むか?」

    京太郎「大丈夫ですから智葉さん、心配してくれてありがとうございます」アハハ

    京太郎(おったててただけだってのが罪悪感ぱない)

    智葉「……そうか」ニコッ

    京太郎(なんつーか、妙な悪寒が)

    165 = 1 :



    ―――【長野:清澄高校】


    「むっ、おもしろそうなことが起こってる気配!」ピキーン

    「どうしたんですか?」

    「なんでもない……はず」

    優希「咲ちゃんって時々わけわかんなくなるじぇ」

    まこ「たとえば?」

    優希「……麻雀してる時とか」

    「ああ~それは相手が悪いね、相手のせい」

    「へぇ、あの咲が麻雀仲間ね」

    (あの咲……友達がいないみたいな言い方……だと!?)

    「どんな人だったの?」

    「お調子者でデリカシーの足りない巨乳好きです」ギリリ

    優希「さ、咲ちゃんがそこまで言うとは……っていうか男?」

    「うん」

    優希「……男ぉ!?」

    「こここ、これは意外なててて、展開ね」

    まこ「落ち着け」

    「いやぁ……まぁ弟みたいなもんですよ」フッ

    (どう考えても咲さんに姉を感じない……兄みたいなもんだったんでしょうか?)

    「元気かなぁ、元気だろうなぁ……おもしろい修羅場とか作って刺されたりしないかなぁ」クスッ

    優希「さらっとこわいこと言ってるじぇ」

    166 = 1 :


    おう、寝るよ

    なんやかんやあった
    なんとなくハーレム形成をしつつ京ちゃんは今日も頑張る

    ……ラッキースケベか、相手誰にしよ

    そんじゃまたー

    167 = 153 :


    この京ちゃんレンジェンドと面識あるのかww
    ラッキースケベはまだ出番が少ない明華ちゃんが良いと思います

    168 :

    乙です
    ラキスケ相手……アレク監督や明華をお願いしたいですね

    169 = 149 :

    乙ー
    >>163ネリーとわんちゃんプレイ?(難聴)

    170 :


    今回のぶれないポジはメグさんですかw

    171 :


    ヤキモチ焼くネリーかわいい

    172 :


    ネリーが可愛くってしあわせ

    173 :


    どうせなら監督も落としてどっかのレジェンドを涙目にさせよう

    175 :


    京ちゃんフレンズ(重)
    すごーい、サトハはフレンズが増えたらフレンズを殺すフレンズなんだね!

    なんてことにはならんようにしなきゃ(使命感)

    とりあえずラキスケね……どんな風にすっかな

    176 :

    ネリーのラキスケ期待

    177 = 1 :



    ―――夕方


    テクテクテク


    ネリー「んぅ……あれ、外」

    京太郎「おっ! 起きたか?」

    ネリー「キョータロー……キョータロー!?」バッ

    京太郎「うおっ、急に動くな危ない」

    ネリー「えっ、なんでおんぶされてんの!?」

    京太郎「その、だな……」アハハ

    ネリー「……あっ」カァッ

    京太郎「思い出した?」

    ネリー「う、うんっ」グッ

    明華「こうして見てると」

    ネリー(明華いたんだ……てかハオもいる)

    明華「“兄妹”みたいですね」クスッ

    京太郎「あはは、確かに」

    ネリー「……むぅっ!」ギリギリ

    京太郎「ぐっ首しめんな!」

    ネリー「……ばかっ」

    京太郎「はぁ?」

    ネリー「おろして!」

    京太郎「大丈夫か?」

    ネリー「大丈夫っ!」バッ

    トンッ

    ネリー「まったく!」プンスコ

    京太郎「?」

    ネリー「なんでもないっ!」フイッ

    ハオ「女心には疎いんですね」クスッ

    京太郎「え、ああ~……子ども扱いはしてないんだぞ?」

    ネリー「そういうことじゃないよ!」

    京太郎「?」

    ハオ「やっぱり疎い」クスッ

    京太郎「?」

    178 = 1 :



    京太郎「そういやここで駅方面か」

    ハオ「はい、私たちは」

    ネリー「それじゃあね!」

    京太郎(智葉さんとメグさんも普段ならもうちょっと一緒なんだけどな……今日は用事あるらしいし仕方ないか)


    明華「それではまた」フリフリ

    京太郎「また明日な」フッ

    ネリー「またね!」

    ハオ「またメールしますね京太郎」

    ネリー「えっなにそれは」

    京太郎「またなー」フリフリ

    明華「それにしても、今日は少し風が強いですね」

    京太郎「ですね……雲行きも怪しいしさっさと帰りますか」

    明華「ええ」クスッ

    179 = 1 :



    ポツ、ポツ

    京太郎「とか言ってたら……」

    明華「雨、降ってきましたね」

    京太郎「さっさと帰らなきゃ」

    明華「あ、傘持ってますけど入りますか?」

    京太郎「え、良いんですか?」

    明華「はい」ニコッ

    京太郎(天使かと思ったぜ……)

    京太郎「それじゃお邪魔して」

    明華「小さいかもしれませんけど」クスッ

    京太郎「いえいえ」フッ


    ザー


    京太郎「おお、案の定振ってきた」

    明華「あ、肩濡れてますよ」

    京太郎「良いですよ肩ぐらい」

    明華「そういうわけにはいきません……もうちょっと寄りますか?」スッ

    京太郎「う、うっす」

    明華「ん、もうちょっと」ムニュ

    京太郎「おっふ」

    明華「あっ……」カァッ

    京太郎「す、すみません」

    京太郎(肘が胸に当たったら痴漢なのん?)

    明華「だ、大丈夫ですっ、京太郎くんが風邪引くことにくらべたらっ」ギュッ

    京太郎(あ~天使)

    明華(は、恥ずかしいけど……し、仕方ありません!)カァッ

    京太郎「……」

    明華「っ……」ムニュムニュ

    京太郎(これが天国か……)

    明華(い、家までですし、恥ずかしいだけでっ、い、嫌なわけじゃありませんしっ……)バクバク

    京太郎(あ~もう家につかなきゃ良いのに)

    180 = 1 :



    ―――【じゃん荘前】


    京太郎(ついてしまった)

    明華「そ、それでは……またっ」ニコッ

    京太郎「うっす!」

    明華「大丈夫でした?」

    京太郎「むしろ最高でした!」

    明華「……そ、そういうことじゃなくって!」カァッ

    京太郎「あ! す、すみません! おかげさまでほとんど濡れてません!」

    明華「もう……」カァッ

    京太郎「す、すんません……」アハハ

    明華「良いですけど、前に……その、日傘、拾ってもらったお礼もかねて」

    京太郎「……それじゃあまた入れてください!」

    明華「ちょ、調子に乗りすぎですっ!」カァッ

    京太郎「はい、ですよね」

    明華「もうっ……そういうところなおさなきゃ女の子に嫌われちゃいますよ?」

    京太郎「明華さんも嫌いになります?」

    明華「えっ……ま、まぁその……だ、だらしないかなと」

    京太郎「え~……それじゃ気を付けます!」ビシッ

    明華(……えっ、それって、ままま、まさかっ!?)カァッ

    京太郎「マジで気をつけよ」ウムウム

    京太郎(智葉さんにはケジメつけさせられるかもしれんし、ハオからの印象をこれ以上落とすわけにもいかん!)

    明華「……そ、それじゃまた明日!」タッ

    京太郎「あ、ああはい」

    京太郎(……あんなに急いで、そんなにダメだったかな)

    181 = 1 :



    ―――【じゃん荘:自室】


    京太郎「ふぅ~シャワーもあびてスッキリだな」ノビー

    ザァー

    京太郎「すげぇ雨だな……しかも風も」

    京太郎(大丈夫かこれ、こんな荒れるか)

    ピンポーン

    京太郎「!」ビクッ

    コンコン

    京太郎「び、びびったぁ……はーい!」ノゾキコミ


    京太郎「どちらさまでー……!?」

    ガチャッ

    京太郎「明華さん!?」

    明華「こ、こんにちは……」ビッショリ

    京太郎(おっふ、新鮮……こんな明華さんもええ)

    京太郎「じゃなくて、どうしたんっすか!?」

    明華「その、家の鍵を……なくしてしまったみたいで……くしゅっ」


    京太郎「と、とりあえず入ってください! た、タオル! シャワー使います!?」

    明華「あ、ありがとうございます……使わせてもらいます、ね」

    京太郎「はい、服とか用意しときますんで!」

    明華「はいっ、ありがとう……」ニコッ


    京太郎(……あれ、俺とんでもないこと言ったんじゃ)

    182 = 1 :



    京太郎「……うむ」

    京太郎(俺の家のシャワーを明華さんが使ってる……このなんとも言えぬ昂揚感よ)


    『都内では豪雨により……』


    京太郎「すぐ止まるなここの鉄道」

    ガチャッ

    京太郎「!」ビクッ

    京太郎(明華さんが出た! しかしまぁ用意できたのなんて俺の服だからなぁ……)


    京太郎「い、行きたい……見たい! いや落ち着け京太郎、焦るな! いや耐えろ、負けるな!」

    悪魔京ちゃん『良いじゃないか、据え膳食わねばだぜ!』

    天使京ちゃん『もしかしたら明華さんは俺のことを好きなのかもしれない! 和姦ワンチャンあんで!』

    京太郎(くそ、天使のような悪魔の笑顔め!)

    183 = 1 :


    ―――【脱衣所】


    明華「……」フキフキ

    明華(か、かなり大胆というか……すごいことを、してしまいました)カァッ

    明華「……今日は厄日です」ハァ

    明華(でもその、快く入れてくれたしその……しゃ、シャワーを浴びてとか言われましたしその……わ、別れ際のことを考えても……)

    明華「そ、そういうこと、でしょうか……」カァッ


    京太郎『明華さんも嫌いになります?』


    明華「だ、だとしたら……こ、このあと」ボソボソ


    京太郎『明華さんは嫌いですか?』


    明華「きょ、京太郎くんと、初めて会った時からこんなことになるなんて……」


    京太郎『明華さんは好きですか?』


    明華「は、初めて会った時……あ、あんな運命的な……」


    京太郎『明華は好きか?』


    明華「運命的な出会い……まさか、風が私を導いている!?」ハッ


    京太郎『明華、好きだぜ』フッ


    明華「……運命の出会い! 運命の相手!」ハッ

    明華(間違いありません、それに告白までされた……私も覚悟を決めますよ京太郎くん!)

    184 = 1 :



    ―――【長野:宮永家】


    「!」キュピーン

    「ん?」

    「いま、言葉が走った」キリッ

    「……そういう時期があるかもしれないけどね、あとで後悔するよ?」

    「……物置に入ってたお父さんの文字でルーンの瞳とか書かれてたノート」

    「」

    「え、ラグナロクがなんだって?」

    「」

    「……これ以上追いつめると亀ラップされそうだからやめとこ、あれ怖いし」

    「」


    (にしても京ちゃん……面白い展開、間違いなくあるねこれ! 勘だけど!)


    「カンだけに」ププッ

    185 = 1 :



    京太郎「……」


    京太郎(座禅を組んで、ただ無心……無心、無心って?)

    (ああ!)

    京太郎(ただ、おっぱいのことだけを考えろ……いやダメだろ! 無心ってそういうことじゃねぇから!)

    ガチャッ

    京太郎「!?」ビクッ

    明華「その、い、いただきましたっ」ニコッ

    京太郎(ワイシャツと、だぼだぼのズボン……自分で置いておいてあれだけど、たまらん……)

    明華「え、えっと……ず、ズボン大きすぎてっ」

    京太郎「あ、え、ああ! す、すみません! それ以上小さいのなんてっ」

    明華「いえ、穿きませんので大丈夫です」スルッ

    京太郎「え?」

    明華「……ワイシャツだけで十分そうですねっ」フフッ

    京太郎(……なにこの展開、俺死ぬのん?)

    明華「……ズボン、穿いた方が良いですか?」

    京太郎「別にいらないと思います!」クワッ

    明華「……そうですか」ニコニコ

    京太郎(勢いあまってぇ!)

    明華「っと」ストン

    京太郎(と、隣に座るのか!?)

    明華「彼シャツって奴ですね」クスッ

    京太郎(彼じゃないけどぉ!)

    明華「ふふっ」ニコニコ

    京太郎(なにこれ、俺死ぬの!? マジで!?)

    明華「……その、今日のところは泊まって行っても、良いですか?」ウワメヅカイ

    京太郎「はい!」

    明華「……えへへ、ありがとうございますっ」


    京太郎(うわぁっ! やっちゃった! これは……俺、生き残ることができるか!)

    明華(運命ですから、しょうがないですね!)

    186 = 1 :


    そう、今回は明華回!

    なんてこったい

    そんじゃまたー

    187 :

    こんな時間に目が覚めたら明華のお泊まりだ、と……?
    うらやまけしからん

    188 :


    出会って1ヶ月も立たずにこれとはたまげたなぁ

    189 :


    既に落ちてたw

    190 :


    明華チョロ過ぎーw

    191 :


    これは智葉以上の逸材を掘り起こしてしまった可能性が

    192 :


    Yシャツだけだと!?濡れたパンツを穿かないはずだから明華はノーパン状態か!?

    193 :

    乙~
    この後起こるのは寝床をどうするかか、朝のラキスケか

    194 :

    乙です
    まさに運命の出会い(但しイケメンにry)ですねw

    195 :

    運命なら仕方がない
    ウンメイノー

    196 :

    >>195
    おい京ちゃん爆死するだろヤメロw

    197 :

    乙です~!

    198 :

    読みなおしたらこの京ちゃんネリーのことイカせてるけどまさか暴しょ…
    いや、俺の勝手な考えで(ry

    199 :


    転身だあぁぁぁ!

    なんつうか色々ときたぜ
    こんなことになってるのも風が吹いてるからしょうがないね

    >>195
    ウワァァァァ!

    >>198
    はて?(すっとぼけ)

    200 = 85 :



    明華「えへへっ……」

    京太郎(一体なにがどうなってるんだ……まったくテレビに集中できないぞ!)

    明華「んっ……」ギュッ

    京太郎(ぐおぉ!? 俺の腕が明華さんのワイシャツ越しのパイオツにはさまれて! なんだこれは!)

    明華「……よく、みてますよね」クスッ

    京太郎「はい!」

    明華「げ、元気が良い返事ですね」

    京太郎(しまった反射で!)

    明華「……見ても、良いですよ。京太郎くんなら」ボソッ

    京太郎「!!?」

    明華「本当です」ニコッ

    京太郎(天使かな? 天使だよ……そうだよ)

    明華「んぅ」


    モゾモゾ


    京太郎(俺の片腕をどうするつもりなんだ、パイオツにはさまれてるだけで俺の京ちゃんはギンギンで痛いぐらいだぜ! このままじゃマズイ、とれちゃう!)

    明華「んっ」

    京太郎(だ、抱き枕のように、俺の手をふとっ、ふとっ、太股にはさっ、はさむっ!?)

    明華「……あったかぃ」クスッ

    京太郎(ぐおぉぉぉ!? 著作権的にアウトぉ!)

    明華「さ、さすがにはしたなかったですか?」

    京太郎「全然!」

    明華「良かった」ホッ

    京太郎(自分で自分の首をしめた! 明華さんにはさまれすぎぃ! 下ネタぁ!)


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