元スレ京太郎「臨海高校!」智葉「麻雀部!」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
51 :
よっしゃ、再開すんで!
まだプロローグ
52 :
プロ…ローグ?
53 = 1 :
―――それから
京太郎「おっし、ロン!」
智葉「支配系か?」
京太郎「なにその麻雀」
ハオ「あなたが言いますか」
明華「そうですね、須賀君がいる卓の場合……」
アレク「なるほど、これが熊倉さんの言ってた」
京太郎「くそ、俺の麻雀ステータスが全部バレてら」
ネリー「なになに、京太郎ってコネ入学?」
京太郎「人聞き悪いな!」
メグ「実力で留学してきた叩き上げは伊達じゃないデス!」
京太郎「なんか対抗心燃やされてる……」
智葉「麻雀はいつから?」
京太郎「小さい時に、確かトシさんと会ったから……10年ぐらい?」
アレク「ん、結構長いな」
京太郎「まぁ……あ、でもその前にちょっとやったとかなんとか」
智葉「ともかく10年以上となれば期待だな」
京太郎「ところで一つ良いですか?」
明華「どうしました須賀くん?」ニコッ タユン
京太郎(おっぱい)
京太郎「その、俺以外の男子は……?」
智葉「いないな」
ハオ「いません」
メグ「ないデス」
京太郎(女子だらけ……き、キツいかもしれないぞこれは!)
54 = 1 :
京太郎「そっかぁ……」
智葉「となると個人戦で頑張ってもらうことになるな」フッ
京太郎「マジっすかぁ……ま、団体戦より個人戦のが得意なんだろなってとこありますけど」
メグ「そうなんデスカ?」
京太郎「まぁ団体戦で色々ありましたから……」
ネリー「麻雀?」
京太郎「違う違う、スポーツ……」
智葉「なにはともあれ、良い手際だった……少しばかり印象が変わったぞ」フッ
京太郎「マジですか!」
智葉「ああ、良い後輩ができた」
京太郎「おお~! 自慢の後輩になれるように頑張りますよ!」
明華「その息ですよ須賀くんっ」グッ タユン
京太郎(おっぱい)
ハオ「……」ジト
京太郎「ハッ!」
ネリー「どうしたのハオ?」
ハオ「……いいえ」ジト
京太郎「お、お待ちになって」
ハオ「いえ、別になにも……ただ私は印象が変わりそうにないなーと」
京太郎「ホェイユーさぁん!」
ネリー「?」
メグ「?」
アレク「二人とも……ラーメン食べに行くか?」トオイメ
55 = 1 :
智葉「ふむ……なるほど」
メグ「どうしたんデスカ?」
智葉「先ほどの須賀だ」
京太郎「俺ですか?」
明華「そうですね……こちらが本気では無かったとはいえ、ここまでとは」
京太郎「……褒められてます?」
ネリー「割とね」
京太郎「やったぜ!」
ネリー「やったね京ちゃん! 評価が増えるよ!」
京太郎「おいやめろ」
ハオ「確かに麻雀の腕は確かですね」
京太郎「“は”って……」
ハオ「当然です」ヤレヤレ
京太郎(おっぱい……)
ハオ「……っ」カァッ
京太郎「正直すまん」
ハオ「ま、まったくこれだから男は……」ボソボソ
智葉「どうした?」
ハオ「い、いえなんでも」フイッ
智葉「?」
京太郎「俺のせいなんです」ポン
智葉「っ」ビクッ
京太郎「あ、すんません」
智葉「あ、ああいや……」
アレク「処女だな」
ネリー「処女の反応だね」
メグ「バージンデスネ」
智葉「ううう、うるさいお前らもだろ!」
京太郎(女子高じゃあないんだぜ)
56 = 1 :
京太郎(にしても、麻雀麻雀麻雀麻雀だな……てか他の人たちと話してないや)
ネリー「どうしたの?」
京太郎「いや、なんかネリーたちと他の人たちってちょっと違う?」
アレク「留学枠の四人と、プラス女子個人戦三位のサトハ……そりゃ違うってもんよ」
京太郎「女子個人戦三位!?」
智葉「ん、ああ……」
京太郎「凄いっすね! いや、ほんと!」
智葉「そ、そうか?」テレッ
ハオ「おお、照れてますね」
明華「珍しい」
智葉「うるさい」
京太郎「でも、それで壁ってできるもんですか?」
アレク「麻雀部だとどうしてもね、練習にしたってあんまり他の子と打たないし」
京太郎「そういうもんですか?」
智葉「たまには打つけどな」
京太郎「ふぅむ……でも本気のみなさんと渡り合えるようになるまでは俺、こっちにいない方が良いんじゃ?」
アレク「そうね……須賀は好きにすれば良い」
京太郎「え、フリーダム?」
アレク「セクハラはダメよ」
京太郎「わわわ、わかってらぁ!」
ハオ「わかってなかった顔ですね」ジトー
京太郎「違うって!」アタフタ
ネリー「私狙われてる~!」キャー
京太郎「いや、違うから」マガオ
ネリー「あ、はい」
58 :
寝落ちかな?まあ乙
しかし序盤から仲良すぎじゃないか
はやくかっとびんぐしたいからって展開雑なのはいかんでしょ
59 = 52 :
>>58 今までの宮守スレと松実スレを見てごらん?まだ落ちてない方だぜw
60 = 1 :
(ちょっと外してた
(>>58 雑なつもりはなかった……(震え声)
智葉「ふぅ、今日はこれで……終わりだな」
明華「今日はいつもより打ちましたね~」ノビー
京太郎(おっぱい!)
アレク「ん~疲れたぁ」ノビー
京太郎「そうですね」キリッ
ハオ「……」
ネリー「京太郎のこと苦手?」
ハオ「に、苦手とかそういう前になんというか……まだ会ったばかりですし、今日だけでネリーみたいにはなれません」
ネリー「京太郎、結構とっつきやすいと思うけど」
ハオ「まぁ明華やサトハもわりと打ち解けてはいますけど」
ネリー「まぁまぁ、これからこれから」
ハオ(やらしい目で明華やサトハや……わ、私の胸を見てますし……仲良く、なれるんでしょうか)
メグ「帰りどっち方面デスカ?」
京太郎「えっと、近場っちゃ近場なんですけど」
61 = 1 :
―――【じゃん荘:自室】
京太郎「なんか……コンビニ弁当も数日間連続で食ってると飽きるな」モグモグ
咲『なんでこのタイミングで電話? 通い妻してほしいの?』
京太郎「お前の飯うまいよなぁ」
咲『でも東京は遠いからね、無理、出直してきて』
京太郎「冷たい奴め」
咲『本音出さないだけありがたいと思ってよね』
京太郎「本音って?」
咲『なんで京ちゃんのために私が御飯作るの?』
京太郎「……ごはんがしょっぱい」
咲『面倒くさい』
京太郎「おい! 前御飯作ってくれたじゃんか!」
咲『自分のついでにね』
京太郎「うっ、うぅ……そんなんだから幼馴染のくせにヒロインになれないだっ」
咲『うっさいなぁ! 幼馴染って時点で負けフラグなんだよ!』
京太郎「え、お前それだから俺を諦めて?」
咲『ごめん、気持ち悪いから切って良い?』
京太郎「冷たいなぁ」
咲『京ちゃんのホームシックを埋めるために電話付き合ってあげてる私の身にもなりなよ!?』
京太郎「ええ~頼むよ咲~頼りはお前だけなんだよ~」
咲『全然ときめかない、やりなおし』
京太郎「ひどい」
62 = 58 :
>>60
雑というか、打ち解けるの早かったから展開が急に感じたのかもしれない
宮守阿知賀と比べてチョロイン感があまりしないからそう感じたのかも。変なこといって申し訳ない
63 :
京太郎「ていうか咲さん」
咲『なに京太郎さん』
京太郎(気持ち悪いな)
咲(気持ち悪)
京太郎「俺相手に、ときめけるの?」
咲『無理だね』
京太郎「はなから無理なこと言わないでくれる!?」
咲『あはは、京ちゃんが無謀な挑戦をするのが見たかったんだよ』アハハ
京太郎「鬼か! もう良い俺こっちにずっと住む! おっぱいもあるし!」
咲『あ? つまりはあれかな? こっちにはなかったと?』
京太郎「はい」キッパリ
咲『夏、おぼえてなよ?』ゴゴゴゴ
京太郎「あ、はい」ガクブル
咲『っていうかおっぱいがあるってなに、そんな人と知りあえたの?』
京太郎「しょうがないなぁ、聞かせてやるか」フッ
咲『腹立つなぁ』
京太郎「俺もたまには傷つくからね?」
咲『絶妙なラインを狙ってるに決まってるじゃん』アハハ
京太郎「こいついつか泣かす」
64 = 1 :
京太郎「……と、うわけだ」
咲『へぇ、まぁ仲良くなった子は巨乳じゃないってことでしょ?』
京太郎「ぐはっ!」
咲『京ちゃん、どんな人とも大抵、ある程度は仲良くなれるし』
京太郎「ほ、褒め言葉だよな」
咲『絶対それ以上はいかないけど』
京太郎「ぐはぁっ!」
咲『まぁなんていうか、ガンバッテ』
京太郎「お前、頑張らせる気ないだろ」
咲『いやぁ、京ちゃんに彼女ができていじりまわすってのも楽しそうではあるんだけどねー』
京太郎「お前に彼女は紹介しないからな!」
咲『それはしなよぉ!』クワッ
京太郎「お、おう、それはする……」
咲『しなよ……』
京太郎「……そんなに俺に彼女ができたら、興味ある?」
咲『そりゃあるよ、あの京ちゃんの彼女となったら……それにさ』
京太郎「ん?」
咲『一応心配じゃん、京ちゃんが騙されてたりしないかどうかさ』
京太郎「咲……!」
咲『ていうか京ちゃんが美人と正攻法で恋仲になれるわけがない』
京太郎「おい」
咲『一応色々報告楽しみにしてるねー』
京太郎「はいはい」
咲『あと壁ドンはしてね!』
京太郎「しねぇよ」
65 = 1 :
ここまで!
次回はそして数日後、馴染む、馴染むぞ……
まぁなんやかんやあってハオ以外のみんなとは気軽に話せるように?
そんじゃまたー
67 :
乙
アレクさんも処女なのか
68 :
乙ー
麻雀に10年と聞くと妙な迫力を感じるな
69 :
乙
え?麻雀プロになって10年?
そりゃあ迫力もあろうもんよ
70 :
遅ればせながら乙、間髪入れずの新作に思わず噴いたよ畜生ww
まとめで進行中リスト更新されててスレタイだけでイッチだと分かったわwwww
就寝前の楽しみにさせてもらうぜ!
71 :
乙でした~!!
72 :
こんなスレ投下してやる!
30過ぎて処女はないだろう、とさすがに思うイッチであった
73 = 1 :
―――数日後【臨海高校:1年B組】
京太郎「おはようさん」
ネリー「あ、おはよー」
ハオ「おはようございます」
京太郎(ううむ、ネリーとは仲良くなったけどホェイユーとはいまいちか……ぐおごご、だがおっぱいを見てしまうのは男の性)
京太郎「……はぁ」
ネリー「どしたの?」ストン
京太郎「ホェイユーとな、もうちょっと距離を縮めたい」
ネリー「好きなの?」
京太郎「いや、そういうわけじゃなくてな……ただ純粋に」
ネリー「まぁ他の人とより私たちと絡んでる方が多いからね、部室でも」
京太郎「だろぉ? それを思うと五人とは仲良くしておきたいじゃん」
クラスメイトA「ねぇ須賀君にネリーさん」
京ネリー「ん?」
クラスメイトA「……付き合ってたり」
京太郎「ないない」ハハハ
ネリー(真っ向否定、腹立つ)
ネリー「まぁ付き合ってはいないけど」
クラスメイトA「なら……なんで来て早々、須賀君膝にネリーさん乗ってるの?」
京太郎「気にしてなかったわけじゃないけど、まぁ良いかなって」
ネリー「座り心地以外と良いんだよね」
クラスメイトA「そ、そうなんだ……」
74 = 1 :
ネリー「でもお昼一緒に食べてるぐらいだし」
京太郎「ネリーと一緒に食べてればそりゃハオとも一緒になるだろ」
ネリー「そうだけど、ほんとに嫌なら私と一緒でも嫌だと思うんだけどなぁ」
京太郎「そういうもんか?」
ネリー「まぁなんていうか……うん、それじゃ私が一肌脱いであげようかな!」クルッ
京太郎「へぶっ」バチッ
ネリー「ああごめん京太郎!」
京太郎「か、髪びんた……そういうのもあるのか」
ネリー「ま、まぁこれに免じて私が一肌脱いであげるって!」
京太郎「すっごい不安」
ネリー「こんな美少女が脱いであげるとまで言ってるのに……不能?」
京太郎「そんなこと言うんじゃありません!」
75 = 1 :
―――そして放課後【麻雀部部室】
京太郎「ふぅむ……」タンッ
明華「どうしたんですか須賀君」タンッ
京太郎「ああいや、ちょいと思うとこありまして」
ネリー「例のこと?」タンッ
京太郎「まぁな」
智葉「なぜ二人だけでわかりあってる。こちらに説明一切なしに」タンッ
明華「仲良しですね」クスッ
京太郎「いや、まぁなんつーか……」タンッ
ネリー「ロン、平和ドラ2で3900」
京太郎「うお、マジか」
ネリー「ま、しょうがないから私が一肌脱いであげようって話だよ」
京太郎「お願いしますネリーさまっと……ほい」ジャラ
ネリー「まいどー」
アレク「……やらしい取引現場みたいになってるわね」
明華「確かに」カァ
京太郎「違いますから!」
ネリー「ふふふ、京太郎ったら好きだなぁ」
京太郎「お前否定しろおバカ!」
明華「そ、そういう……ご、ごめんなさい、ちょっと仲良くしたいなぁなんて思ってしまって、これじゃ浮気に」
京太郎「なりません! 仲良くしましょう! お互いもっと知りあいましょう!」ガシッ
明華「ふぇっ……は、はぃ」コクリ カァッ
メグ「おお、間髪いれずに手を握るとは……」
アレク「あれは危険だな」
ネリー「どういう意味で?」
アレク「いろんな意味で」
智葉「まったく……京太郎、うちの中堅と恋仲になるのは構わないが麻雀に支障がないようにな」
京太郎「はい!」
明華「こ、こいなかっ……そ、そういうのじゃありませんからっ!」
京太郎「真っ向否定ですか」ハハッ…
明華「え、いやそのっ、別に須賀君はそのっ、カッコいいし気立ても良いし言うことはないんですけどっ」
ネリー「おー、まんざらでもない?」
明華「か、からかわないでくださいっ!」カァッ
京太郎(かあいい)
76 = 1 :
智葉「まぁお前らがどうなるのも勝手だ、私の知るところじゃあない」フッ
明華「さとはっ、変なこと言わないでください!」マッカ
京太郎(ああ~こういう清楚な感じの子は周りにいなかった、しかもおもち)
(私がぺったんことでも、ん?)
京太郎(くっ脳内に直接!)
明華「もお、からかわないでくださいっ……須賀君も迷惑なら言って良いんですからね?」
京太郎「いや、明華さんみたいな美人相手ならむしろ嬉しいぐらいで」
明華「もぉ……」
京太郎「それにほら、東京着た日に運命的な出会いしてるし!」
明華「……そ、その、須賀君」
京太郎「はい!」
明華「……な、なんでもないですっ」ウツムキ
京太郎「え、明華さん?」
明華「す、少しお手洗いにっ」タタタッ
京太郎「え、え?」
メグ「あれですネ、京太郎は……明華のこと好きなんデスカ?」
京太郎「え、普通に好きですよ?」
ネリー「のわりに今の会話、口説き落とす気満々だったよね」
京太郎「……くくく、口説くってそんなわけないだろ!」
ハオ「やっぱりそういう男なんですね」ジト
京太郎「誤解だよ!」
77 = 1 :
ネリー「でもまあ、あれだねー」
京太郎「なんだよ?」
ネリー「京太郎がハオと仲良くなったらこれは私のおかげだから」
メグ「身体をささげろト?」
ネリー「違うよ!」
京太郎「いやん」
ハオ「地獄に落ちてください」
京太郎「そんなに!?」
ネリー「だから身体をささげるとかそんなんじゃなくて!」
京太郎「でもごめんなネリー、俺お前とは付き合えない」
ネリー「え……」
アレク「ん?」
ネリー「……告白してないのに振られた私!? 人生初の振られるのがこれ!?」
京太郎「ごめんな、でも初恋は実らないって」
ネリー「勝手に初恋扱いで挙句に振られた扱い!?」
京太郎「ごめん、俺……メグさん無しじゃ生きられない体に」
メグ「ハハハ、残念でしたねネリー」
ネリー「なんかムカつく! 私はまったく関係ないけどムカつく!」
78 = 1 :
智葉「仲良いな……」
アレク「なにしみじみと……」
智葉「友達って良いな、と思いました」
アレク「……いやあんたも友達でしょ」
智葉「なんかこう、私も京太郎と友達にはなりたいんですが……男友達というのができたことがなくて」
アレク「深く考えないで良いでしょ」
智葉「そういうものです、か?」
アレク「そういうもんよ」フッ
智葉「さすが監督、伊達に歳とっているわけじゃないですね」フッ
アレク「ん、殴って良いのか? これはディスられたわよね?」
智葉「年長者の言うことには耳を傾けるべきだ、よし……明日から頑張ろう」
アレク「よし、喧嘩なら買うぞこの難聴め……というより明日からってやらない奴の常套句じゃ」
智葉「なにを失礼な、私は明日やると決めたらやるんです」コクリ
アレク(サトハ、こいつこんなんだったか……?)
アレク「ていうか後半部分は聞こえてるのね」
智葉「なんの話です?」
アレク「こいつ……」ググッ
京太郎「おいネリー、なんで膝の上に乗ってる」
ネリー「この方が教えやすい」
京太郎「別に良いけどさ」
明華「そうしてると兄妹みたいですね」クスッ
ネリー「だって京太郎、お姉ちゃんと呼んで良いよ」
京太郎「なにいってんだお前、むしろお兄ちゃんと呼べ」
ネリー「お兄ちゃん!」
京太郎「お、おおう……意外と威力高い」
ネリー「褒めてる?」
京太郎「思ったより可愛いって話だ」
ネリー「普段可愛くないみたいな言い方だね!」
京太郎「普段からカワイイよ!」
ネリー「……あ、はぃ」カァッ
79 = 1 :
今回はここまでー
次回はなにかある、なにか
そんじゃまたー
81 :
おつネリーかわいい
キョータローは肩肘張らず気安く付き合えるわたネリーと付き合うのがいいと思うよ!
82 :
乙
ネリーかわいい
なんかスレてない咲さんって感じw
83 :
乙ネリかわ
84 :
ハオと智葉さん落ちるの楽しみ
友達のままヤるのかな?
85 :
よっしゃこんな時間から!
ネリー、いいよね
てか明華ってメグのことメグちゃんって呼んでるけど他の人もちゃん付けなんかな……
86 = 85 :
―――数日後【渋谷】
京太郎(……せめてホェイユーと多少は打ち解けなければ、今後の麻雀部生活に関わる)
京太郎「たくネリーの奴、遅い」
京太郎(ネリーの作戦では、俺とネリーとホェイユーの三人で遊びに行って親交を深めようということだったが……)
京太郎「遅いなあいつ」
ハオ「あ、須賀くん……」
京太郎「ああ、ホェイユー」
京太郎(あいつ早く来て俺と作戦会議って言っただろうに)
ハオ「ネリーは?」
京太郎「遅いんだよなぁ、時間にルーズな奴だ」
京太郎(奢りなのに来ないってのは、不思議だな……)
ピリリリ
京太郎「あ、ネリーから?」ピッ
ネリー『もしもし』
京太郎「おうネリーか、お前待ち合わせの時間は」
ネリー『ごめん、しんどい』
京太郎「ファッ!?」
ネリー『てか熱ある』
京太郎「おいおいおい、元気だけが取り柄だろ!」
ネリー『そうでもないよ、ネリーはか弱い女の子なの』
京太郎「おいこら! ネリー! ネリーさん! ネリーさま!」
ネリー『健闘を祈る』
京太郎「うぉい!」プツッ
京太郎「……切れた」
ハオ「どうしたんですか?」
京太郎「え、えっとだな……」
87 = 85 :
京太郎「……ということだ」
ハオ「な、なるほどネリーが……」
京太郎「二人になるし……」
ハオ「そうですか」コクリ
京太郎「か、帰るか?」
ハオ「え?」
京太郎「ほら、俺とホェイユーだけってのもな」
ハオ「……嫌なんですか?」
京太郎「そういうわけじゃなくて、ホェイユーが」
ハオ「別に嫌ではありません」
京太郎「え」
ハオ「せ、せっかくなんですから予定していた映画でも見ますよ」
京太郎「い、良いのか?」
ハオ「なに言ってるんですか、ここで帰る方が意味が分かりません」フンス
京太郎「……お、おう!」
京太郎(良かったぁ、これでちっとは仲良くなれるように!)グッ
ハオ(……なんというか、下心が見える人ですし……ちょっと、心配ですけど)
88 = 85 :
京太郎「とりあえず映画だっけ……そもそも映画見るついでに遊ぶかって話だったんだよな」
ハオ「ですね。私の見たい映画だって言ったらネリーが一緒に行こうと」フッ
京太郎「ん、まぁ俺も気になってたけど……なんつーか意外」
ハオ「え、そうですか?」
京太郎「うん……ガッチガチのアクション映画だろ?」
ハオ「ストーリーも気になってるんですよ」
京太郎「まぁ俺も気になってたから丁度良いや」
ハオ「……須賀くんは、映画とか見るんですか?」
京太郎「ああ~ダチと良く見たよ、平日の休みとかあったら一緒に午後ローとかで」
ハオ「へぇ……」
京太郎(咲、大爆笑しながらB級映画見てたなぁ)
ハオ(仲の良い友達、ですか……こっちに来てからは麻雀部のみんな、ぐらい?)
京太郎(ま、同じ映画見れば感想言い合うぐらいはできるし……よし、頑張るぞ!)
89 :
それほど仲良くないのにホェイユーって名前呼びしてるとか
京太郎のコミュ力ってすげぇや
90 = 85 :
―――【映画館】
京太郎「とりあえずポップコーンとか買うか?」
ハオ「そうですね……」
京太郎「一緒に買ってくるけどなに欲しい?」
ハオ「えっとそれじゃあ……」フム
京太郎(腕を組むハオ、たまらんな……)
ハオ「……っ」バッ
京太郎「っ」
ハオ「で、ですからっ」
京太郎「す、すまん……俺も見ないようには、そのしたいん……だが」
ハオ「も、もう良いです。とりあえずポップコーンとウーロン茶で!」フイッ
京太郎「ホント、ごめん……」ハァ
ハオ「……い、いいですよ、もう」マッカ
京太郎「うう、俺のばか……」ハァ
ハオ「……」
91 = 85 :
京太郎「と、とりあえず入ろうぜ」
ハオ「あ、お金」
京太郎「いいって奢るよ」フッ
ハオ「い、いえしかし」
京太郎「世話になってるしな」
ハオ「……せ、世話ってなんのですかっ!?」カァッ
京太郎「え、麻雀の」
ハオ「え……あ、そ、そういう」マッカ
京太郎「ん?」
ハオ「い、いえ……あ、ありがとう、ございます」
京太郎「お、おう……?」
京太郎(どうしたんだホェイユー……)
ハオ(うぅ、わ、私はなにをっ……)
93 = 85 :
―――【上映中】
京太郎(ほへー、アクションすんごい……この動き、頑張ればできそうだな)
ハオ(かっこいい……)
京太郎(使うことなんて絶対ないけどこのアクションおぼえとこ)
ハオ(へぇ……こんな感じのストーリーで、っていうかわりと難しい)
京太郎(バイクアクションかぁ、バイク……バイクの免許欲しいなぁ、取れるか)
ハオ「……ん?」
ハオ(なにやら、妙な雰囲気に……)
京太郎(定番っちゃ定番だよなぁ……濡れ場はあって当然だけど)
ハオ「っ」カァ
京太郎(なんつーか、デートコースの映画としても定番っていうか……こんなイベント望んでないんですが、気まずくなっても嬉しくねぇんだよ!)
94 :
―――【映画終了後】
京太郎(なんだかんだで濡れ場のあと、ちゃんとアクションシーンとかあったし流れ変わったな!)
ハオ「ふぅ……おもしろい映画でしたね!」パァッ
京太郎「だな、全体通して映し方が良かった気がする。ストーリー展開も……ハッピーエンドだったしなにより」フッ
ハオ「はい、恋愛物としてもしっかりしてました」
京太郎「だなぁ、王道を行きつつもって感じで」
ハオ「はい、意外と早くに、むす、ばれ……っ」カァッ
京太郎(流れ変わったな)シロメ
95 :
―――【ファミレス】
京太郎「ふぅ……落ち着いたなぁ」
ハオ「ですね」クスッ
京太郎(ちょっと、変わったかな……)
ハオ「それにしてもおもしろかったです!」
京太郎「だなぁ、ネリーも来れれば良かったんだけど」
ハオ「……そうですね」クスッ
京太郎「あいつも運が悪いっていうかなんというか……でもまぁホェイユーと来れて良かったよ」
ハオ「え、そうですか?」
京太郎「おう、こうやって話せるしな。共通の話題あると色々と楽しいし」ニッ
ハオ「……はい」フッ
京太郎「男優が好きとかじゃないのか?」
ハオ「あ、はい、特には」
京太郎「そっか……女子はそういうので行くパターンが多いらしいからな」
ハオ「そうなんですか?」
京太郎「らしい」
京太郎(咲も好きな俳優とかいなかったしなぁ、おもしろそうなら見るみたいな感じだったし)
ハオ「でもかっこよかったですよね」
京太郎「ほう、ああいうのが好みか」ニヤ
ハオ「そ、そういうことではなくって! た、たぶんアクションとか見てたからっ」
京太郎「わかるわかる」
ハオ「須賀君はあの女優さん、好きなんですか?」
京太郎「え、特にそんなことは」
ハオ「胸が大きかったので」クスッ
京太郎「うっ……い、痛いとこつくな」
ハオ「あのシーンだって結構谷間が……」カァッ
京太郎「……自爆するぐらいなら言うなよ」ケラケラ
ハオ「あぅっ……」マッカ
京太郎(かわいいな、からかい甲斐がある。とは言いつつフォローするか)
京太郎「まぁあれだな……」
ハオ「な、なんですかっ」
京太郎「ああいうの興味ある歳だもんな!」
ハオ「……も、もう知りませんっ!」フイッ
京太郎「えっ!」
96 = 1 :
―――【帰り道】
京太郎「ふぅ、電車乗って遠出ってのも久しぶりだったなぁ~」ノビー
ハオ「私もです。今日はありがとう須賀君」
京太郎「……いや、むしろこちらこそ」
ハオ「……でもお昼までご馳走になって」
京太郎「そこは男の子としてのプライドってことで……まぁ今度どっか行くとしたら割り勘かもーなんつって」
ハオ「なら今度はしっかり割り勘ですからね」クスッ
京太郎「……え」
ハオ「もう少し一緒でしたよね確か、わりと近かったはずで」
京太郎「ああいや、俺こっちに行くわ」
ハオ「そうなんですか?」
京太郎「ああ、ネリーの奴が心配だいsなぁ」
ハオ「……なるほど」フッ
京太郎「そういうこと、あいつも一人暮らしだし……」
ハオ「……優しいんですね」
京太郎「よせよくすぐったい」ハハッ
ハオ「それじゃ、ネリーのことお願いします」ニコッ
京太郎「おう、それじゃあな!」フリフリ
ハオ「はい、また学校で」フリフリ
タッタッタッ
ハオ「……ネリーが言っていた通りですね」フッ
97 = 1 :
―――【今朝】
ハオ「えっ、須賀君と二人ですかっ!?」
ネリー『ごめん、具合悪い……』
ハオ「な、なら今日は中止にして」
ネリー『京太郎のこと、嫌い?』
ハオ「そ、そういうわけじゃなくてっ」
ネリー『京太郎ってさ、まぁちょっと大きい胸が好きすぎっていうかスケベなとこもあるけど……悪い人間じゃないよ?』
ハオ「それはサトハたちを見ればわかりますけど……」
ネリー『本当に嫌がるようなこと、京太郎はしない。気も使えるしそれなりにできた人間だよ京太郎は……それはネリーが保証する』
ハオ「……」
ネリー『それにさ、ハオと普通に仲良くしたいって思ってるんだよ、京太郎』
ハオ「わ、私とですか?」
ネリー『うん、だからネリーが今日のセットしたんだけど……面目ない』ケホッケホッ
ハオ「……」
ネリー『だから今日だけでも、付き合ってあげてくれない、かな?』
ハオ「わかり、ました……」コクリ
ネリー『えへへ、ありがと……ネリーも京太郎とハオが仲良くなったら嬉しいからっ』
ハオ「……わかったから今日は大人しく寝ててください」ハァ
ネリー『うん、ネリーのことは忘れて楽しんできてね~』
98 = 1 :
―――夕方【マンション:ネリーの部屋】
ピンポーン
ネリー「うぅっ、誰だろ……勧誘だったら追い返してやろ」ピッ
京太郎『おーいネリー』
ネリー「……京太郎、なんで?」
京太郎『そりゃまぁ、普通に心配だから来たに決まってるだろ』
ネリー「移るよ、ああ移して治すってのも」
京太郎『なんでも良いから開けてくれ』
ネリー「はいはい」ズルズル
ガチャッ
ネリー「はい、どしたの?」
京太郎「看病っていうか、とりあえずお見舞い」
ネリー「ハオとのデートは?」
京太郎「成功、かな一応は……普通に友達程度にはなれたんじゃないか?」
ネリー「なんで京太郎、ネリーの家きたの?」
京太郎「そりゃ心配だったからな……ほれ早く入って寝ろ」
ネリー「起こしといて」ケホケホ
京太郎「悪かった悪かった、とりあえず……りんごでも食うか?」
ネリー「……うん」コクリ
99 = 1 :
今回はここまでー
ハオ回でしたとさ!
まだ落ちてない、誰も落ちてない!
そんじゃまたー
100 :
乙
仕込みの仮病だと思ったらマジで具合悪かったのか
ごめんよネリー疑った俺を許してくれ……
みんなの評価 : ★★★×4
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