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    元スレ雪ノ下「Twitterを始めたのだけれど」

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    101 = 25 :

    ーーーーモール前広場ーーーー

    由比ヶ浜「ヒッキー!、どうしたのその怪我!?」

    雪ノ下「…ッ!大丈夫なの?比企谷君!?」

    八幡「あぁ、別に何ともねぇよ。お前らこそこっち向かって来てたんだな…」

    由比ヶ浜「山岸さんに話聞いたんだけど…詳しい事は分からなかったの」

    雪ノ下「憧れの先輩に誘われて浮かれていたみたいだったわ、彼女。」

    由比ヶ浜「それと、この事は誰にも言わないでって…」

    雪ノ下「憧れの先輩に誘われたからって、浮かれて誘いに乗った事をクラスの皆は知られたくないって事ね。」

    八幡「言い方は悪いがその通りだろうな…、ましてやSNSで出会ってるんだから、もし知られたら周りからはそういう目で見られるだろ」

    由比ヶ浜「多分他の子達も同じ気持ちだったんだと思う…だから頑なに話したがらなかったんだよ…」

    八幡「心理を突いた上手いやり方だな…狙ってやってるんだとしたら相当悪質だぞ…」


    八幡「(これであの写真に写ってた奴から、犯人である確率が低い海老名さん、川崎、戸部、大和、大岡を除外したとして…俺たちも当然除外、となると残るのは葉山と三浦…いやでも三浦はこの件の依頼者だ、犯人である可能性は皆無と言っていい…)」

    八幡「(となると残るのは葉山…ダメだ、もう訳がわかんねぇ)俺の方は、それらしい奴は見つけられなかった、すまん」

    雪ノ下「振り出しに戻ってしまったわね…」

    八幡「とりあえず一旦学校に戻ろう…っ痛ぇ…」

    由比ヶ浜「ヒッキーホントに大丈夫?足、腫れてるよ…!」

    八幡「さっき挫いちまってたみたいだな…今になって腫れてきやがった」

    雪乃「冷え込んで体温が下がったからよ、それに興奮状態だったから痛みの感覚が飛んでたのよ…」

    由比ヶ浜「お店入ろうよ!、そしたら座れるし、温まるし!アタシ、薬局で湿布買ってくるよ!」

    雪ノ下「頼めるかしら、由比ヶ浜さん、今の比企谷君を1人には出来ないから…」

    陽乃「あれー?、雪乃ちゃんじゃなーい、比企谷君に由比ヶ浜ちゃんも、何してんのこんなトコで?…デート?」

    雪ノ下「次から次へと…はぁ…」

    ーーーーーーーーー

    102 = 25 :

    >>99
    僕の書き方が悪かったですね、すみません!
    大岡と大和はそれぞれラグビー部と野球部ですので、ただ大会の時期はどの部活も重なっているので、戸部のオフに2人が合わせてくれた…という感じで補完しておいてください。すいません

    あまり本編の大筋に影響は無いと思いますが
    拙い文章で申し訳ないです

    103 = 25 :

    ーーーモール内カフェにてーーー

    陽乃「ふーん、成りすましねぇ…」

    雪乃「姉さんは部外者なのだから、本来話す必要も無かったのだけれど…」

    陽乃「カタイこと言わなーい。あーんな面白そうな現場に出くわしちゃったら、何があったか聞くまで帰れないじゃない♪」

    雪乃「はぁ…これだからタチが悪いのよ…」

    陽乃「まーでも、本人かどうか確証もないのに誘われてホイホイついて行くなんて、その子の自業自得だとおねーさんは思うなぁ」

    八幡「…その言い分は確かに正しいかもしれないですけど、こっちも依頼されてやってるんですよ」

    104 = 25 :

    陽乃「奉仕部での活動…ね。今回も比企谷君『が』頑張ってるんだね、かっこいいー♪」

    雪乃「……姉さん、そろそろ帰って貰えるかしら」

    陽乃「なんでぇー?楽しくお喋りしてるだけじゃない」

    由比ヶ浜「ひっ、ヒッキーは、いつだって頑張ってくれてますっ!」

    八幡「由比ヶ浜…」

    陽乃「別に人助けを否定するつもりは無いよー、でもさ、これってホントに助けが必要な事なのかな?」

    由比ヶ浜「そんな…他の人に成りすますなんて、絶対ダメだと思いますっ!」

    陽乃「ガバマちゃん達が躍起になる事じゃないと思うんだ、お姉さんは。そーいうのは警察に任せるか、教師に言うべきでしょ」

    由比ヶ浜「それは…」

    陽乃「SNSなんて、架空の人物像をいくらでも作り上げられるもの、それを鵜呑みにしちゃう方にも責任はあるって事よ。それがどんな結果を招いたとしても、信じてしまった側にも責任はあるの」

    雪ノ下「…ッ!!被害にあった子の気持ちがわからないの!?」

    陽乃「逆に聞くけど、雪乃ちゃんはわかるの?、現実でも人を信じた事のない雪乃ちゃんに。ネット上の文字列を純粋に信じてしまう子の気持ちは…

    パリンッ…

    由比ヶ浜「ゆ、ゆきのん!」

    雪乃「…ッ…、帰って…姉さん…」

    店員「お客様、お怪我はありませんでしたか?、すぐに破片を片付けますのでこちらの席へ…」

    陽乃「…あーあ、シラけちゃった、つまんないのー…それじゃ、おねーさん、帰るね。」

    八幡「…あの、」

    陽乃「んー、何?比企谷くん」

    八幡「雪ノ下は、奉仕部部長としてよくやってくれてる…と思います。俺たちの事も、その…頼ってくれてるし」

    由比ヶ浜「…そっ、そうですよ!アタシゆきのんに助けられてばっかりで…!」

    陽乃「…ふーん、それが比企谷君達の言う『信頼』、なんだ?」

    八幡「………ッ」





    105 = 86 :

    シリアスなシーンなはず
    なのにガバマちゃんでふいた訴訟

    106 = 25 :

    ーその時俺の脳裏に浮かんでいたのは、前に陽乃さんが口にした言葉だったー

    「あれは信頼とかじゃないの、もっとひどい何か」

    そう言った時の陽乃さんの表情は深く、何処までも仄暗く、救われる事のない人を哀れむような、嘲笑うような笑みを含んでいたのを鮮明に覚えている

    今俺の目の前にいるこの人は、同じ目をしている、あの時とーー

    107 = 25 :

    打ち間違いですね、ゴメンなさい…

    108 = 25 :

    ーーーモール内カフェにてーーー

    陽乃「ふーん、成りすましねぇ…」

    雪乃「姉さんは部外者なのだから、本来話す必要も無かったのだけれど…」

    陽乃「カタイこと言わなーい。あーんな面白そうな現場に出くわしちゃったら、何があったか聞くまでかえれないじゃない♪」

    雪乃「はぁ…これだからタチが悪いのよ…」

    陽乃「まーでも、本人かどうか確証もないのに誘われてホイホイついて行くなんて、その子の自業自得だとおねーさんは思うなぁ」

    八幡「その言い分は確かに正しいかもしれないですけど、こっちも依頼されてやってるんですよ」

    陽乃「奉仕部での活動…ね。今回も比企谷君『が』頑張ってるんだね、かっこいいー♪」

    雪乃「……姉さん、そろそろ帰って貰えるかしら」

    陽乃「なんでぇー?楽しくお喋りしてるだけじゃない」

    由比ヶ浜「ひっ、ヒッキーは、いつだって頑張ってくれてますっ!」

    八幡「由比ヶ浜…」

    陽乃「別に人助けを否定するつもりは無いよー、でもさ、これってホントに助けが必要な事なのかな?」

    由比ヶ浜「そんな…他の人に成りすますなんて、絶対ダメだと思いますっ!」

    陽乃「ガハマちゃん達が躍起になる事じゃないと思うんだ、お姉さんは。そーいうのは警察に任せるか、教師に言うべきでしょ」

    由比ヶ浜「それは…」

    陽乃「SNSなんて、架空の人物像をいくらでも作り上げられるもの、それを鵜呑みにしちゃう方にも責任はあるって事よ。それがどんな結果を招いたとしても、信じてしまった側にも責任はあるの」

    雪ノ下「…ッ!!被害にあった子の気持ちがわからないの!?」

    陽乃「逆に聞くけど、雪乃ちゃんはわかるの?、現実でも人を信じた事のない雪乃ちゃんに。ネット上の文字列を純粋に信じてしまう子の気持ちは…

    パリンッ…

    由比ヶ浜「ゆ、ゆきのん!」

    雪乃「…ッ…、帰って…姉さん…」

    店員「お客様、お怪我はありませんでしたか?、すぐに破片を片付けますのでこちらの席へ…」

    陽乃「…あーあ、シラけちゃった、つまんないのー…それじゃ、おねーさん、帰るね。」

    八幡「…あの、」

    陽乃「んー、何?比企谷くん」

    八幡「雪ノ下は、奉仕部部長としてよくやってくれてる…と思います。俺たちの事も、その…頼ってくれてるし」

    由比ヶ浜「…そっ、そうですよ!アタシゆきのんに助けられてばっかりで…!」

    陽乃「…ふーん、それが比企谷君達の言う『信頼』、なんだ?」

    八幡「………ッ」

    ーその時俺の脳裏に浮かんでいたのは、前に陽乃さんが口にした言葉だったー

    「あれは信頼とかじゃないの、もっとひどい何か」

    そう言った時の陽乃さんの表情は深く、何処までも仄暗く、救われる事のない人を哀れむような、嘲笑うような笑みを含んでいたのを鮮明に覚えている

    今俺の目の前にいるこの人は、同じ目をしている、あの時とーー

    109 = 25 :

    一応訂正してあげ直しときました、重ね重ねすみません

    110 :

    山根マリなのか山岸なのか

    111 = 94 :

    個人的にだけど訂正箇所だけ訂正すればよくないかな

    3人とも山岸さん呼びだから山岸さんでいいよ…

    112 :

    ガバマンちゃんは酷いww

    113 = 25 :

    ーーーーモール前に広場ーーーーー

    由比ヶ浜「ゆきのん…」

    雪ノ下「大丈夫よ…由比ヶ浜さん、心配しないで」

    八幡「……学校、戻るか?」

    雪ノ下「……いえ、今日はもう…解散にしましょう…比企谷君も怪我しているし…」

    由比ヶ浜「そう…だね、あっ、ゆきのん一緒に…」

    雪ノ下「ごめんなさい…由比ヶ浜さん、気持ちは有難いけれど、今日は1人で帰るわ……さよなら…」

    八幡「……」

    ーーーーーーーーー

    由比ヶ浜「…ねぇ、ヒッキー」

    八幡「ん、どーした?」

    由比ヶ浜「あたし達、ちゃんと友達…だよね?ゆきのんもヒッキーもあたしも、3人とも同じ奉仕部の仲間…だよね?」

    八幡「…まぁ、同じ部活で、毎日会ってるしな」

    由比ヶ浜「そっ、そうだよね…ごめんね、変な事聞いて。あ、あたしここ右だから、此処まででいいよ」

    八幡「おう…そうか。じゃ明日な」

    由比ヶ浜「うん…バイバイ」

    ーーーーーーーーー

    八幡「(上部だけの言葉に意味はない…そんな事は…わかってる。仲間だとか、友達だとか、自分と他者の関係にただ心地よい名前を付けただけ…たとえ偽物であっても、それで安心できるなら…人はそれにすがってしまう)」

    駅員アナウンス「一番線、各駅停車〇〇行き、この電車は××駅で、準急にーーー」


    八幡「(もし、この関係を表す言葉があるのなら、それを見つけられたのなら…)」

    駅員アナウンス「まもなく電車が到着します、危険ですので、白線の内側までーーーー」

    八幡「(俺達は…………)」


    ーーーーーーーーー





    114 :

    山根マリ→山岸さん でお願いします、僕打ち間違い酷いですね本当に申し訳ないです…

    115 :

    電車がプラットフォームに入ってくるタイミングで物思いに耽るのはフラグ臭い…

    116 :

    運転席のガラスに頭から突っ込めばヘーキヘーキ

    117 = 25 :

    今日はこの辺で区切りますね、打ち間違いと誤字脱字が多くて、本当に申し訳ない限りです。

    一応メモ帳に書いてそれを貼り付けているんですが、誤字、脱字、名前間違いのあるここ数レスは

    直で書き込んでるのでチェックが甘かったですね…次レスからはまたメモ帳に書いてチェックしてから投下するようにします…

    この後由比ヶ浜の出番がちと多くなるのですが、また変な人達が荒らしに来ても気にせず読んでくれると助かります、僕もなるべく気にしないようにするので

    118 = 115 :

    乙でした
    俺ガイルのまともなSSを書いてくれる人は久しぶりなので心の底から応援しています

    119 = 116 :

    変な人達っていうか一人だけだけどな荒らしは
    投下速度は気にせず頑張っちくり~

    120 :

    陽乃さんの言ってることは正論だな
    そもそもこんな依頼受ける必要があったとはとても思えないし

    121 :

    まともなssで投下速度も速いから期待してるやで

    122 :

    >>120
    馬鹿ヶ浜が経由で厄介事を押し付ける奴らがいるからしょうがいないだろ
    本当にガハマと縁を切れば平和なのにな

    123 :

    >>122
    お前も俺ガイルと縁を切れば嫌な思いをしないですむのにわざわざSSまで逐一読んでるよな

    124 :

    警察はまだ早いか?実害ないし。
    教師は被害者にも指導が飛ぶし、やはり奉仕部案件でいいんじゃないか

    125 :

    ーーー比企谷家ーーー

    ガチャッ

    小町「あ、お兄ちゃんお帰り。どしたの!?その脚、怪我したの!?」

    八幡「体育で転んだんだよ、気にすんな」

    小町「何それ…大丈夫なの?小町もうご飯食べちゃったよ。温める?」

    八幡「いや、後で食うからラップしといてくれ」

    小町「……学校で何かあった?」

    八幡「何でもねぇよ、お前も早く寝ろ、じゃあな」

    ガチャ

    小町「あぁ、ちょっと…お兄ちゃん!
    …もう…、絶対何かあったじゃん…」

    ーーー八幡自室ーーー

    八幡「はぁ…つかれた」

    ベッドに寝転がる

    八幡「結局それらしい事はわからなかったな…(…陽乃さんの言葉を、雪ノ下は、由比ヶ浜はどう受け取ったのだろうか…)」

    八幡「とりあえず明日、葉山本人にそれとなく探りを入れてみるか…このままじゃ手詰まりだしな…」

    八幡「(…だめだ、今日は。色々あり過ぎて疲れちまってる…眠い…小町の作ってくれた飯…あとで…)」

    八幡「……zzz……」

    ーーーーーーー

    ーーー翌日の朝ーーー

    小町「おにーちゃーん!!遅刻するよー!」

    ガバッ

    八幡「ヤベッ…あのまま寝ちまってたのか、風呂入ってねぇし、シャワーで済ますか…」

    八幡「悪い小町、今日は自転車乗せてやれねぇ、1人で行ってくれ」

    小町「はいはい、ホントにだらしないなぁ、お兄ちゃんは…じゃあ行ってくるね。ちゃんと朝ごはん食べてよ……お兄ちゃん」

    八幡「あぁ…悪いな。気ぃつけて行けよ」

    ーーー風呂場ーーー

    ザァーーーーーーーーーーー

    八幡「…ッ、まだ痛むな、脚…」

    八幡「…でも目は冴えてきた、今日俺がやるべき事は………(もう一度、写真に写ってた奴らに聞き込み…それと葉山へ探りを入れる事。まぁ本命はこっちだが、これで何も出てこなかったら正直お手上げだぞ…)」

    八幡「…っと、遅刻しちまう」


    ーーーーーーーーー

    126 :

    電池くん雑談スレに来いよ

    127 :

    スマホのバッテリー消費抑えるため機内モードにして書いてるので、idコロコロ変わると思いますがご容赦下さい

    酉付けてるんで大丈夫だと思いますが一応言っておこうと思いまして

    128 = 25 :

    由比ヶ浜「ヒッキー!やっはろー!怪我…大丈夫だった?」

    八幡「おう、由比ヶ浜。まだ少し痛むけど問題ねぇよ」

    由比ヶ浜「そう…良かった。無理…しないでね?」

    八幡「……そういや、三浦の方は大丈夫か?」

    由比ヶ浜「えっ?優美子?…うん…相当気になってるみたい…話しかけても元気ないし…」

    八幡「そうか、その辺の事、正直俺は力になれないから由比ヶ浜、三浦の事気にかけといてやってくれ」

    由比ヶ浜「うん…!任せて!…今日ってその…部活…あるのかな…?」

    八幡「………普通にあるんじゃねーの、放課後部室行けばわかるだろ」

    由比ヶ浜「そう…だよね」

    八幡「ほら、俺に合わせて歩いてると遅刻するぞ、早く行け。俺は脚痛いから、重役出勤だ」

    由比ヶ浜「お、置いて行けないし!、その…一緒に…行くし…」

    八幡「…お、おうそうか…」

    ーーー教室ーーー

    ガラガラッ

    平塚「…比企谷はともかく由比ヶ浜まで遅刻とは珍しいな。早く座りたまえ」

    八幡「(…皆にめちゃくちゃ見られてんな、俺と由比ヶ浜が揃って遅刻なんて初めてだし仕方ねぇけど、視線が痛い…)」

    129 :

    相模「2人仲良く登校とか、怪しーい(クスクス」

    八幡「(うぜぇ…)」

    由比ヶ浜「いやホント、寝坊しちゃってさ~あはは…」

    八幡「(由比ヶ浜も相手にするなよ…相模みたいなのは無視が一番だ)」

    平塚「こら、私語は慎むように。授業再開するぞー」

    八幡「(今日の葉山は…特に変わった様子は無い…か。次の授業、体育だったな。探りを入れるならその時か…)」

    ーーーーーー

    体育教師「おーし、女子はテニス、男子はサッカーをやるからな。女子は先にコートへ移動しておけ。男子は2人一組になってストレッチしておくように、それと戸塚、お前テニス部だったな。悪いが、テニスボール出すの、手伝ってくれ」

    戸塚「わかりました」

    八幡「おうふ…(出ましたよ、究極のボッチ殺し…2人一組。戸塚居なくなったら俺どうすればいいの、1人でラジオ体操でもしてればいいのかしらん)」

    材木座「はちまーん、我と一緒にストレッチするがよい…」

    八幡「(しかし、この時間はチャンスだ…。女子はコートの方行ったから。葉山に話しかけている所を由比ヶ浜に見られる心配が無い。俺が葉山の取り巻き達を疑っている事はまだ由比ヶ浜に伏せとく必要があるからな…。)」

    葉山「ヒキタニ君、良かったら俺とストレッチやらないか?」

    八幡「…珍しいな…お前なら他にいくらでもやる奴居るだろ(そっちから出向いてくれるとは思ってなかったぜ…こいつの方から俺に近づいてくるなんてな…何か理由があると見て間違いねぇ)」

    材木座「はちまーん、八幡、ねぇってば!」

    葉山「戸部達は先生のボールと用具出しに付き合わされて行っちゃったからさ…いいだろ?」

    八幡「ま…別にいーけど(葉山が何企んでるかはわからねぇけど、いいさ、乗ってやるよその誘い。こっちも好都合だ)」

    130 = 25 :

    ーーーーーー

    葉山「強く押すよ、ヒキタニ君…身体硬いんだな君」

    八幡「ほっとけ…(ぐっ…痛え)」

    八幡「お前さ、最近なんだ…その、変わった事ねぇか?」

    葉山「急にどうしたんだ?君がそんな事聞くの、珍しいな」

    八幡「別にただの世間話だよ、ほら、次は俺が押す番だ…」

    葉山「よっと…特に変わった事は無いよ、いつもと同じさ…って、ヒキタニ君ちょっと力強いって」

    八幡「痛いぐらいが効くんだよ、ストレッチは」

    葉山「君の方こそ、また何かやってるそうじゃないか。奉仕部の活動かい?」

    八幡「…まぁそんなとこだ」

    131 = 25 :

    葉山「俺のこと…か?」

    八幡「なんでそう思うんだ(こっちの腹がバレてる…とまではかないが、何か勘付いてるな…慎重に言葉を選んだ方がいいか…)」

    葉山「別に、俺の思い違いならそれで良いんだ、ただ何となくそんな気がしてさ…この前、優美子が結衣に何か相談してるところを偶然見ちゃったんだ、それで奉仕部にも行ったんじゃないかと思ってね」

    八幡「…だったらそりゃお前の思い違いだな、三浦は奉仕部には来てねーよ。三浦、何か悩んでるのか?(やはりこういう所は鋭いなこいつ…だがこの感じだと相談内容までは知らないみたいだな)」

    132 :

    >>113
    はまちならこういうのはちゃんと総武線にした方がいい

    133 = 25 :

    次レスまでまたちょっと時間空きます、すみません!

    皆さんの感想とか貰えて嬉しいです

    134 = 25 :

    >>132
    すみません、結構書き飛ばしちゃったりするのでそういう細かいところ気づけなくて…

    自分が電車詳しくないのもあるんですが…大目に見て頂ければと…

    136 = 25 :

    帰宅しました!飯食ったら再開します!

    137 = 25 :

    葉山「心当たりはないけど…優美子が自分から言ってくれるまで待つよ、俺は。もしかしたら話したくない事なのかもしれないし、俺に相談するまでもない些細な事なのかもしれない」

    八幡「信頼してるんだな…あいつの事」

    葉山「優美子だけじゃないさ、俺はあのグループの皆を信頼してるし、皆だってそう思ってるはずさ」

    八幡「………」

    葉山「居心地が良いんだ、俺はあの場所が好きだからね。…だから比企谷、俺たちの事について詮索するつもりなら、やめてくれ」

    八幡「だから違うって、自意識過剰だぞ?お前…」

    葉山「ははっ…そうかもな。ほら、ストレッチは終わりだ。先にグラウンド行ってるよ……相変わらず食えない奴だな、君も」

    八幡「……お互い様だろ」

    俺がそう言うと、葉山は振り向く事なく、グラウンドへ走って行った

    八幡「はぁ…どーしたもんかね。あ、先生、今日やっぱ足が痛むんで見学してていいすか?」

    体育教師「なんだズル休みか?…っと、本当に腫れているな…こう言う事はもっと早く言え、向こうのベンチで見学してなさい。なんなら保健室で休んでてもいいぞ?」

    八幡「いえ、見学しておきます。そこまでの怪我ではないので…」




    138 = 25 :

    ドサッ…

    八幡「(ふぅ…疲れたな、つってもストレッチしただけだが)」

    材木座「はーちーまーん…」

    八幡「うぉっ、材木座居たのかお前。」

    材木座「なーんで我と一緒にストレッチしてくれなかったのだー!いつも一緒にやってるではないか!」

    八幡「今日は葉山に誘われたんだよ…ってか、何でお前も見学なんだよ」

    材木座「愚問だな、八幡よ!本日の体育はサッカー、となればチーム分けの際、誰をどのチームにするか議論が交わされるだろう。我はそんな煩わしい事は御免被る、仮病で休んでやったわ、ハーッハッハ!!」

    八幡「要するにチーム分けであぶれるのが嫌だったんだろ…まぁ気持ちはわからんでもないが」

    材木座「べっ、別にそうは言っておらん!ただ我はその…何と言うかだな、選別される側が性に合わんと言うだけだ」

    八幡「わかったから…それでいいよもう」

    材木座「それはそうと八幡!!我が最近執筆中のライトノベルの設定、お前に見せてやろう、傑作になる予定だぞこれは!」

    八幡「今の話の流れで何でそうなるんだよ…しかも設定かよ。で?今度は何のパクリだ? 禁○か? 俺○?
    それとも今流行りの俺つえー系か? パクるならガガガ文庫から出てるラノベとかにしとけよ、多分クレーム来ないし」


    139 = 25 :

    あと数レスで今日のところは区切りたいと思ってます、昨日今日と投稿ペースが落ちてしまってごめんなさい!明後日までは結構予定がギッシリなので、時間があまり取れなくて…明日も今日くらいの投稿ペースになると思います。

    金曜日の夜からはまた元のペースに戻ると思うので!また読みに来て下さい!

    140 :

    楽しみに待ってるからペースは気にせず最後まで書いて下さい

    141 = 25 :

    材木座「色々とアウトな発言はするでないぞ八幡、それよりこの設定を見てくれ、授業中にスマホに書き連ねたこの渾身の傑作を」

    ピコン

    八幡「そーいうのは書き上げてから言えよ。材木座、何か通知来てるぞ」

    材木座「おっと失礼、我のTwitterアカウントにリプライが来たようだ。何々…今度のオフ会、モザイク☆ガールさんも参加しませんか?…だと…」

    八幡「おいちょっと待て!お前、そのアカウント見せてみろ!」

    材木座「ああっ、八幡、ダメーッ!」

    八幡「このモザイク☆ガールっての…お前か?」

    材木座「べっ、別にアレだぞ!?ネカマとかそういう事をしようと思ってたわけじゃないぞ!?ただ、おなごを装った方が、ソシャゲで他の人がアイテムくれたりするし、皆がやさしくしてくれるから、つい…」

    八幡「それをネカマって言うんだろうが…はぁ、何か色々残念だわ…」

    材木座「八幡?」

    八幡「エイトマン…それが俺のTwitterのユーザーネームだ」

    材木座「!?なんと!エイトマン氏は八幡だったのか!?これには流石の我も驚いたぞ…どうりで親近感が湧いていたわけだ、ハーッハッハ!やはり我らは強い絆で結ばれているな!八幡!」

    八幡「何も面白くねぇよ(え、何、って事は俺ずっとこいつに返信してたの? 一応女の子だと思ってたから返信の文面とか気を使っちゃってた俺がバカみたいじゃねぇか…俺の純情をかえしてホント!!)」



    142 :

    おつん?

    143 :

    ビッグダディ「おい皆の衆、映画見に行くぞ」

    美奈子「え?いつ?」

    ビッグダディ「今から」

    美奈子「はぁ?」

    ナレ『突然映画を見に行くと言い出した父清志』

    ナレ『この何気ない気まぐれが一家に危機を招くことに』

    144 = 143 :

    美奈子「なんで急にそんなこと言いだすのよ」

    美奈子「前もって私に相談してくれたっていいじゃん」

    ビッグダディ「しょうがねえだろ安価で決めたんだから」

    美奈子「何よ安価安価って、全然安価じゃないじゃない」

    ビッグダディ「何言ってるんだお前は、安価の意味も知らずに」

    ナレ『いくら安価とはいえ、林下家にとって家族総出の映画はかなりの出費』

    ナレ『ここは人里離れた奄美大島。映画館のある街へ行くには交通費だってかかる』

    145 :

    八幡「お前がオフ会なんかに行こうとしてる事にも驚きだよ…、ネット上では友達多いんだな、お前」

    材木座「その言い方は少し癪だが、こう見えても我はラノベ作家志望なのだぞ?女の子の気持ちになりきれば造作もない事よ。それにネットだとお互いの顔とか見えないし…しかしそのせいか、つい冗舌になってしまうのだ」

    八幡「典型的なネット弁慶じゃねぇか…側からみればキモいぞ、それ」

    材木座「ぐぬっ…そっ、そんな事ないもん!なりきりアカウントとか自称公式アカウントとか言ってる奴らの方がキモいし、イタイもん!」

    八幡「あーもうわかったわかった。どっちもキモいよ」

    材木座「だーかーらー違うのだ…って八幡?何処に行くのだ?」

    八幡「保健室だよ、足が痛むから湿布もらいに行く。(今のコイツと話すのはめんどくせぇし)」

    材木座「あっ、じゃあ我も一緒に付いて行…待ってよはちまーん!」


    147 = 25 :

    ーーー保健室ーーー

    ガラガラッ

    八幡「すんません、湿布もらいに来ました」

    八幡「………誰も居ねぇ…その辺の棚に入ってるヤツ、勝手に使うか」

    シャーッ(カーテンの開く音

    雪ノ下「保健室の先生なら用事で少し席を外しているそうよ…って、比企谷君だったのね」

    八幡「雪ノ下…?お前なんで保健室で寝てるんだ?具合でも悪いのか」

    雪ノ下「朝から少し気分が優れなくて…私のクラスもこの時間は体育だから…」

    八幡「そうか…悪いな、起こしちまったみたいで」

    雪ノ下「気にしないで、横になっていただけだもの。比企谷君、まだ昨日の怪我…痛むのね。あ、湿布は右の棚よ」

    八幡「サンキュー、…よいしょっと」





    148 = 25 :

    雪ノ下「昨日はその…ごめんなさい、色々と」

    八幡「何で謝ってんだよ、俺も怪我してたし、引き上げるのがベストだっただろ…っと、サロンパスあった。これ使うか」

    雪ノ下「それで…昨日聞きそびれてしまったけれど。大方の目星は付いたのかしら」

    八幡「あぁ、とりあえずモール付近に居たのは、戸部、大岡、大和、それと川崎だ」

    雪ノ下「川崎さんが犯人とは考えにくいのだけれど…となると戸部君、大岡君、大和君の中の誰かという事になるのかしら」

    八幡「いや、そいつらは3人一緒に居たんだ、川崎に至っては塾帰りでスマホのバッテリーも切れてた」

    雪ノ下「三浦さんは依頼者なのだから、犯人ではないし、私と由比ヶ浜さんを抜くと…残るのは比企谷君と葉山君という事になるわね」

    八幡「何でナチュラルに俺が容疑者候補に入ってるんですかね…」

    雪ノ下「ふふっ…冗談よ。となると残るのは葉山君ね…」

    149 = 25 :

    八幡「それなんだが、さっき葉山にそれとなく探りを入れてみたんだ…アイツ、三浦が奉仕部に来てる事、おそらく気づいてる」

    雪ノ下「…!?それは本当なの!?」

    八幡「断言は出来ない…葉山は三浦が由比ヶ浜に何か相談している所を見たと言っていた…相談内容までは知らない様だったけどな。でも三浦の悩みに自分が関係しているんじゃないかとは言っていた…」

    雪ノ下「……彼は他に何か言っていたの?」

    八幡「それが上手くはぐらかされちまった…」


    150 :

    帰宅しました!すみません今日更新できてなくて…
    飯食ったらまた再開します!昼間投稿出来なかった分多めに投下できる様に頑張ります


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