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    元スレ雪ノ下「Twitterを始めたのだけれど」

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    51 = 24 :

    荒らしはID変えまくってる頭のおかしい一人だけだから気にすんなや
    楽しく読んどるで

    >>46
    居酒屋がまとも……?

    52 :

    八幡「進まないでおこう…外に出て何があるかわからないし…誰か来るまで待つか」

    八幡「……?」

    座って誰か来るのを待っているとプシューと何か吹き出す音が聞こえた。
    八幡(なんだ…頭がクラクラする…これ…毒ガスか何かか!?)

    八幡(まずい吸いすぎたか…座ってたせいで…ドアに)

    倒れそうになるのをこらえなんとかドアにたどり着いたが…鍵がかかっていて開かない。

    八幡「あ…ぐぁ…だ、誰か…助け」

    八幡(…なんだったんだよ…これ…ぁぁ死ぬのか)

    八幡「」

    Bad end

    53 :

    とあるのクロスが見たいかなぁ…
    設定としては八幡は第0位という位置付けで
    一方通行すら話にならないほどの能力者で
    一人で暗部組織を担っている的な?
    原作開始時つまりインデックスが来たところから
    ストーリーを始めて欲しいです!

    54 = 25 :

    ーーーー教員室ーーー

    ガラガラッ

    平塚「お、雪ノ下…っと、何だ今日は比企ヶ谷が鍵を返しに来たのか、珍しいな」

    八幡「サービス残業はしない主義なんですがね、鍵、ここに置いときますよ」

    平塚「君はそもそも主夫希望だろう?…で、何か用があって来たんだろう?」

    八幡「話が早くて助かりますよ、先生、この学校の生徒名簿ってありますか?」

    平塚「何だ急に、同級生の名前を早く覚えたいとでも言うつもりかね」

    55 = 25 :

    八幡「それじゃまるで俺が友達沢山欲しい子みたいじゃないですか、違いますよ、下級生の名簿です」

    平塚「そりゃもちろんあるが…何故そんなものが必要なんだ、理由を言え理由を」

    八幡「えーと、なんというか込み入った事情があってですね…1日だけ貸してもらえないですか?」

    平塚「言えない様な理由なんだな…だったら尚更貸すわけにはいかんよ」

    56 = 25 :

    八幡「(クソ…やっぱり駄目か、ここで理由を話したら事が明るみに出ちまって、あっという間にクラスに話が広がってしまう…それだけは避けたい)」

    平塚「『貸すわけには』いかんな」

    八幡「…?」

    平塚「これが一年生の生徒名簿だ、一生徒の君に貸して、学校の外に持ち出させる訳にはいかないが…机の上に置いてある名簿を君が読むのは別に構わんよ」

    八幡「……!!先生…」

    平塚「幸いな事に、今日ここ(教員室)に残ってるのは私だけだからな、口外はするなよ」

    八幡「ありがとうございます、先生」

    平塚「なぁに、君が自分から進んで動く時は、誰かを助けようとしてる時だからな。その代わり、1人寂しく残って仕事をする私の話相手になってもらうぞ」

    八幡「…お安い御用ですよ(なんだかんだ優しいんだよな、でも1人残って仕事とか悲しすぎる…、早く誰か貰ってあげて!)」

    57 = 24 :

    さすが静さん!男、いや、漢だ!

    58 = 25 :

    >>50 ご指摘ありがとうございます!!
    今の今まで気づかんかった…恥ずかしい…普通に予測変換してました…次から比企谷表記に直します!!

    その他誤字脱字があってお見苦しいかもしれませんがどうぞお付き合いください

    59 :

    そもそもガハマ厨は何でガハマが叩かれてるのかわかってる?
    あの事故だって下手したら八幡が死んでてもおかしくないんだけどな。取り返しのつかない一歩手前の行為をやってんのがわなってる?
    一年間の間何もせず、依頼は受けるが責任感はまるでなし、一見は優しい様に見えるけど自分に都合のいい時のだけ
    その証拠に我が身が大事で文化祭後は八幡の事をみんなと一緒になって笑ってたんだしな
    頭が悪いからという理由では済まされない事もやってるから嫌われても文句言えない

    60 = 25 :

    PCカタカタ…

    平塚「はぁー…終わらん…疲れた…比企谷ぁ~」

    八幡「頑張って下さいよ先生、まだ10分も経ってませんよ…(この名簿の中から、葉山のアカウントと交流がある奴をリストアップしておこう。)」

    平塚「もう無理ぃ~比企谷ぁ~」

    八幡「(っていうか、意外と本名でTwitterやってる奴多いんだな…個人情報ダダ漏れじゃねぇか…ま、俺クラスともなればネット上で自分の情報を晒す様な真似はしないがな…見といて良かった攻殻機動隊、マジスタンドアローンコンプレックスだわ)」

    61 = 25 :

    八幡「(よし…取り敢えず本名でTwitterやってる奴は全部リストアップできた)先生、ありがとうございました、これ」

    平塚「え?もう帰るのか?まだ30分も経ってないぞ?」

    八幡「ええ、もう用事は済んだんで。お仕事の邪魔してすいませんでした」

    平塚「本当にもう帰るのか?ほら、お菓子あるぞ比企谷!ジュース…は無いけどお茶もあるし!ゆっくりしていっていいんだぞ!?」

    八幡「いえ、大丈夫です。先生もお仕事頑張って下さい(この人どんだけ寂しいんだよ、ホント心が痛むから早く誰か貰ってあげて!)」

    ガラガラッ ピシャッ

    平塚「比企谷…」ショボーン

    平塚「はぁ…今日は帰りに一杯ひっかけて帰るか…」PCカタカタ…

    ーーーTwitterーーー
    ラブリーしずか「今日も残業だよ~。゚(゚´ω`゚)゚。歳下のお気に入りの子、先帰っちゃうし~、こんな日は飲むしかない( ´Д`)y━・~~」

    62 = 25 :

    ーーー雪ノ下自宅ーーー

    雪ノ下「…だめだわ、このアカウント、写真付きのツイートが無いし。総武高の生徒が成りすましていると決めつけていたけれど…正直判断材料が少な過ぎるわね…」

    雪ノ下「あ…比企谷くんにリプライを返すのを忘れていたわ」

    ーーーTwitterーーー
    ゆきねこ「@エイトマン すみません、急な用事が入っちゃって返信遅れてしまって、また今度お話ししましょうね!(>人<;)」

    雪ノ下「もうこんな時間だし…おそらく返信は来ないわね…」



    ーーー次の日の朝ーーー

    八幡「あの後帰ってから調べてみたけど…特に収穫は無し…ま、昨日リストアップした奴等に聞き込みするしかねーな…」

    戸塚「八幡!おはよう!」

    八幡「おぉ…戸塚か、おはよう(朝から戸塚と会えるとか今日の俺まじツイてる!何?一緒に登校とかこれもうアレだよね?ね?)」

    戸塚「なんか…眠そうだね、八幡」

    八幡「あぁ、昨日ちょっとな…」

    63 = 25 :

    Twitter上での会話の表記の仕方、見にくくないですかね?できるだけわかりやすい様にしてるんですが…

    一応 整理しときますと
    雪ノ下→ゆきねこ
    八幡→エイトマン
    あーしさん→YUMIKO☆
    材木座→モザイク☆ガール
    平塚先生→ラブリーしずか

    です、ちょっと書き溜めるので次レスは遅くなるかもです

    64 = 24 :

    わかるよ、大丈夫

    66 :

    面白いよ

    67 :

    戸塚「また奉仕部の依頼?僕にも何か手伝える事あったら言ってね」

    八幡「おう、今んとこ大丈夫だ(まだなんもわかってねぇんだけどな)」

    八幡「あ、そうだ戸塚、お前SNSやってたりするか?」

    戸塚「え?僕?一応やってるけど僕個人のアカウントじゃないんだ」

    八幡「?、どういう事だ?」

    戸塚「共同アカウントって言うのかな…僕とテニス部員達が使えるアカウントなんだ、練習の日程とか呟けば皆がチェックできるし、他校のアカウントに練習試合の申請する時に便利なんだ」

    八幡「ほう、そんな使い方があるのか、でもそれなら別にLINEとかでもいいんじゃないか?」

    戸塚「連絡事項を伝えるだけならね、他にも練習のメニューを改善した方が良いとか、部員たちの意見を呟いてもらえる様にしてあるんだ、僕に直接言いづらい事でも、共同アカウントなら誰が呟いたかわからないし、こういうやり方もいいかなって」

    八幡「なるほどな、匿名性ってのが自分の意見を言いやすくしてるって訳か、でも逆に言えば誹謗中傷を書き込まれた時、誰が書いたかわからなくなるだろ」

    戸塚「まぁね…でもテニス部にはそんな人居ないよ。僕がもっとしっかりしてれば部員達も意見を言いやすいんだろうけど、今はこれで精一杯かな、ハハ…」

    八幡「色々頑張ってるんだな、お前も」

    戸塚「えへへ…八幡も奉仕部の依頼、頑張ってね!僕も手伝える事があるなら協力するから!じゃ、ぼく朝練いくから!」

    八幡「おう、頑張れよ(なにこの健気な生き物、ちょっと可愛すぎません?)」

    68 = 25 :

    ーーー教室ーーー
    ガラガラッ

    由比ヶ浜「あっ!ヒッキーやっはろー!」

    八幡「お…早いな由比ヶ浜、もう来てたのか(その部族の挨拶みたいなの、昼夜問わず使えるとか中々に万能言語だな)」

    由比ヶ浜「ゆきのんももう来てるよ、部室で少し集まろうって、ヒッキー待ってたの」

    八幡「おおそうか…って、その雪ノ下の姿が見当たらないんだけど」

    雪ノ下「ここよ比企谷くん」

    八幡「うおっ、背後からいきなり出てくるなよ。今のはゴルゴ13でもビックリするレべルだぞ」

    雪ノ下「?…なにを言っているのかしら、ひょっとしてまだ寝ぼけているの?顔でも洗って来たら低血圧谷くん。いえ、ダメね、洗顔なんかしたら比企谷くんの存在そのものが消えてしまうわ」

    八幡「人をバイキン扱いするなよ…れっきとした人だ俺は…朝弱いのは認めるが(朝からキレキレの毒舌なんですけど、普段よりキツイですよ雪ノ下さん)」

    雪ノ下「集まってもらった理由はわかるわよね?葉山君のアカウントの件で、話しておきたい事があるの」

    八幡「ちょうどいい、俺もその事で話があったんだ」

    69 = 25 :

    今日はもう寝ます、明日朝早いので…
    朝電車の中でちまちま投下すると思います

    一気に読みたいという人には申し訳無いです

    話の筋はもう決まってるんですが エピソードの前後や順番とか繋ぎ方を結構悩んだりしちゃうので…

    暖かく見守ってもらえればと思ってます

    71 :

    おつん

    72 :

    乙 見てるよ

    73 :

    ーーーーーーーーー

    雪ノ下「ふむ…これが葉山君のアカウントと交流のあった生徒達の名前とクラスね」

    由比ヶ浜「ヒッキー凄い!どうやって調べたの?」

    八幡「平塚先生に頼んで生徒名簿を見せてもらった。今何が起きてるかはまだ先生には話してないから安心してくれ」

    雪ノ下「そうね、事を荒立てない為にも今はその方がいいわ」

    八幡「本名でTwitterをやってない奴に関しては、ニックネームから本名が推測できる奴だけをリストアップした、まぁこれは確実なものじゃないからあまりアテにならんと思うが」

    雪ノ下「それで充分だわ、このリストに載っている人に関しては昼休みに聞き込みに行きましょう」

    由比ヶ浜「私も昨日調べてみたんだけど、ヒッキーみたいに具体的な事はわかんなかった…ごめん…」

    八幡「気にする事はねぇよ、三浦の事励ましてやってたんだろ?充分だ、そういう事は俺にはできないからな」

    雪ノ下「そうよ由比ヶ浜さん、気に止む事はないわ。比企谷君に人を励ますなんて高度な事はできないもの」

    八幡「由比ヶ浜を気遣うついでに俺の事サラッとディスるなよ…」

    雪ノ下「とにかく、今やるべき事は決まったわ。昼休みにまた部室に集まって、聞き込みに行きましょう」

    74 = 25 :

    八幡「?…雪ノ下、お前からは何か無いのか?話があるって言い出したの、お前だろ」

    雪ノ下「!…ええ…そうね、その事だけれどやはり後で話すわ」

    八幡「?…そうか、ならいいんだが(雪ノ下が言い淀むなんて珍しいな…)」

    由比ヶ浜「あっ、アタシ今日日直だから早めに教室戻るね、また後でねゆきのん、ヒッキーも」


    雪ノ下「ええ、また後で」

    八幡「……おう、後でな」


    雪ノ下「…………」

    八幡「…………言ってみろよ」

    雪ノ下「あなた…気づいてたの?」

    八幡「お前が言い淀むなんて珍しいからな、話を先延ばしにするなんて何か理由があるんだろ」

    雪ノ下「………」

    八幡「由比ヶ浜に聞かれたくない…事か?」

    雪ノ下「何故そう思うのかしら?」

    八幡「そう思わない方がおかしいだろ、別に昼休みにできる話ならさっき話しても良いはずだ、情報の共有は早い方がいいからな。部外者が居るならともかく、昼休みもこの3人で集まるんだからわざわざ後で話す理由も無いだろ」

    雪ノ下「………」

    八幡「聞かれたら困る奴が居るって事だろ、なんだ?それとも俺に聞かれちゃまずい話なのか?」

    75 = 25 :

    雪ノ下「…わかったわ、話すわ。あなたの言う通り…由比ヶ浜さんに話していいものかどうか、迷っていたのよ。この写真を見て」

    八幡「なんだこれ…葉山達が写ってる、それに雪ノ下に由比ヶ浜、俺も写ってるじゃねぇか。いつの写真だこれ?」

    雪ノ下「修学旅行の時の写真よ…あなたも貰ったでしょう?海老名さんが現像して皆に渡していたのだけれど…」

    八幡「撮られた記憶ねぇな…(そもそも俺、写真貰ってないんですけど、海老名さん渡し忘れただけだよね?故意じゃないよね?八幡泣いちゃいそう)」

    雪ノ下「この写真の葉山君を見て」

    八幡「葉山?…別にいつも通りの葉山に見えるぞ(っていうかなんだよこの爽やかスマイルは、俺なんて目半開きになっちゃってるんですけど)」

    雪ノ下「例のアカウントのプロフィール画像と見比べて」

    八幡「……! 同じだ…!左右反転されて多少加工されてるけど間違いない…」

    76 = 25 :

    雪ノ下「私の言いたい事…わかるわよね」

    八幡「ああ…この写真は…」

    雪ノ下「もちろんこの写真に写っている人にしか渡されていないものよ」

    八幡「(だから俺は貰ってないんですけど)犯人はこの写真に写ってる誰かって事か…それで由比ヶ浜に伝えるかどうか迷ってたんだな…」

    雪ノ下「ええ…仲間内にこんな事をする人が居ると知ったら由比ヶ浜さんは悲しむでしょう…?」

    八幡「雪ノ下、この事は他の誰かに言ったか?」

    雪ノ下「言うわけないでしょう、あなたに初めて喋ったのだから」

    八幡「愚問だったな、悪い。これは俺たちだけの秘密だ…今のところはな。でも遅かれ早かれ由比ヶ浜には話す事になるぞ…」

    雪ノ下「わかっているわ…それでも今は…」

    八幡「…とりあえず俺も教室に戻る、また何かわかったら教えてくれ」

    77 = 25 :

    ーーー教室ーーー

    戸部「やっべ!提出する課題忘れたー無いわ~。マジ朝からブルーでしょこれ~」

    葉山「ハハッ、戸部、最近サボりすぎなんじゃないのか。そんなんじゃ期末試験ヤバいぞ」

    戸部「マジ痛いとこだわ~それ、この前の試験、俺激ヤバだったっしょー」

    由比ヶ浜「戸部っちよりあたしの方がヤバいかも、古典が全然ダメでさ~、あと英語と数学もダメだったんだよね~」

    三浦「………」

    八幡「(葉山達に特に変わった様子は無いな…三浦以外は、由比ヶ浜はいつも通りに振舞ってるし今のところ大丈夫そうだな)」

    由比ヶ浜「…!」手フリフリ

    八幡「!!…(由比ヶ浜と目が合っちまった、別に手振らなくていいのに…べっ、別にお前のこと見てた訳じゃないんだから勘違いしないでよねっ!)」

    海老名「ヒキタニくん」

    八幡「うおっ…なんだ、なんか用か?(また背後から声をかけられた…何?最近はアサシン系女子が流行ってるのかしらん)」

    海老名「あはは、驚かせちゃったね、はろはろ~。これ、修学旅行の時の写真。ヒキタニ君にまだ渡してなかったから」

    78 = 25 :

    八幡「お、おう…さんきゅ(海老名さん、やっぱり忘れてただけなんですね故意じゃなかったんですねそうなんですよね!その優しさに八幡恋しちゃいそう!)」

    八幡「あ、そういえばその…アレだ、SNSとかってやってたりするのか?」

    海老名「お、ヒキタニ君から話題を振るなんて珍しいね、楽しくお喋りしちゃう?」

    八幡「いやそんなんじゃなくてだな…ただ興味本位で聞いてみただけだ、すまん、忘れてくれ」

    海老名「やってるよ、SNS。といっても趣味用のアカウントなんだけどね」

    八幡「…!!本当か?」

    79 = 25 :

    帰宅しましたー
    ご飯食べたらまた再開します

    80 :

    ガハマと屑山に制裁無いなら書くのやめていいよw

    82 = 25 :

    海老名「うん、SNSだと同じ趣味の人と繋がりやすいからね~、朝、昼、晩、タイムラインを見ればそこには、組んず解れつの男子達のイラストがっ!!ぐふふ腐腐腐…///」

    八幡「いや、もういい、やっぱり忘れてくれ」

    ガラガラッ

    平塚「授業を始めるぞー席につけー」

    ーーーーーーーーー

    八幡「(しかし海老名さんもSNSをやってたんだな…写真の件と例のアカウントに関して何か知ってそうならカマをかけてみるつもりだったが…あの様子だと海老名さんは白…だな、多分」

    平塚「ーーであるからしてここの文はー」

    八幡「(そうなると容疑者は絞られてくる…写真に写っていたのは、葉山、三浦、戸部、海老名さん、大岡、大和、俺に雪ノ下に由比ヶ浜、それと川崎…)」

    83 = 25 :

    平塚「それでは今日はここまで、この前出した課題を回収する、忘れた者は申し出るように」

    八幡「(だめだ…検討もつかねぇ、本当にこの中に犯人が居るのか?)」

    平塚「比企谷」

    八幡「(今はとにかく聞き込みだな…判断材料を集めるのが先だ)」

    平塚「比・企・谷」

    八幡「えっ?…あぁ、何ですか先生、俺は私語はしてないし居眠りもしてないですよ」

    平塚「授業はもう終わりだ…馬鹿者、今日ずっと上の空だったぞ」

    八幡「教科書に載ってる偉人の言葉に想いを馳せてたんですよ」

    平塚「屁理屈をこねるな…全く、罰として課題のノートを運ぶのを手伝ってくれたまえ」

    八幡「へいへい…わかりやしたよ」

    84 = 25 :

    一色がこの後登場するんですが
    いろは表記の方がわかりやすいですよね

    しばしお待ちを

    85 = 25 :

    ーーー昼休みーーー

    雪ノ下「では一年生の教室に行きましょう」

    由比ヶ浜「まずは一組から順番に、だね」

    八幡「おう頼んだぞ由比ヶ浜」

    由比ヶ浜「あ、あたし!?ヒッキーも行こうよ!」

    雪ノ下「そうね…この中だと由比ヶ浜さんが適任だと思うわ、比企谷君に話しかけられた一年生が不快な思いをしてしまうものね」

    八幡「言い方は癪だが、まぁそーいう事だ。俺は後ろで見てるから、後方支援ってヤツだな」

    由比ヶ浜「でも上級生に話しかけられたら、下級生は誰だって萎縮しちゃうよ…」

    いろは「せんぱーい、何でここに居るんですか?ここ、一年生のクラスですよ」

    八幡「お、一色、ちょうど良かった。お前ここに名前書いてある奴と面識あるか?」

    いろは「何ですかコレ?…まぁ大体の人は面識ありますけどどうしたんです?」

    八幡「理由は聞いてくれるな、こいつらを1人ずつ呼び出して欲しいんだ」

    いろは「…むー、何で教えてくれないんですかー」

    八幡「色々と事情があるんだよ…今度埋め合わせはするから、この通りだ」

    いろは「何ですかその彼氏面したもの言いは、ごめんなさい頼られるのは嬉しいですけど無理です」

    八幡「誰もそんなつもりで言ってねぇよ…」

    いろは「…ま、せんぱいに貸しを作っとくのも悪くないかもですね~、たっぷり利子つけて返して下さいねー♪」

    八幡「(相変わらずあざと可愛いな…こいつ)」

    86 :

    八幡といろはだけが名前表記
    これはなにかの伏線だ!

    87 = 25 :

    ーーーーーーーーーーーー

    自販機ピッ ガシャン

    八幡「ほら一色、好きな方選べ」

    いろは「何ですかコレ、どっちもMAXコーヒーじゃないですか、どうせなら私、紅茶が良かったんですけど」

    八幡「ばっかお前、あったか~いと冷た~いの二つだぞ」

    いろは「結局一緒じゃないですか…じゃあ、あったかい方で…って、甘っ!」

    88 = 25 :

    八幡「ところでよ、お前SNSとかやってたりするか?(こいつそういうのに敏感そうだし、あのアカウントの事ももしかしたら知ってるか…?)」

    いろは「あー、あたしはそういうのやってないですねー、他の子が何してるかーとか興味ないですから、自分がどこで何してたかなんて別に皆に知って欲しいとも思わないですしね」

    八幡「意外とそういう事に関してはサバサバしてるのなお前」

    いろは「…なんですかもしかして私のアカウントを監視するつもりだったんですかごめんなさい流石にそれは引きます」

    八幡「だからそういうつもりで言ってねぇよ、俺をストーカーかなんかかと勘違いしてねぇか?」

    いろは「当たらずとも遠からずって感じですかね、せんぱい年下好きって言ってましたし」

    八幡「好きとは言ってねぇよ、別に苦手じゃねぇって言っただけだ。人の発言を勝手に捻じ曲げるなよ、俺が犯罪者になっちまうだろ(冤罪ってこうやって生まれるんですね、それでも八幡はやってない!)」

    由比ヶ浜「ヒッキー!、こっち終わったよー」

    八幡「おー、わかったわかった今行く(声デケェよ…一年生にジロジロ見られてるんですけど…)」

    八幡「じゃあな一色、助かったよ」

    いろは「…せんぱい、もしかしてジュース一本で借りを返したつもりでいるんですか?」

    八幡「そっ、そんな事ないぞ…この借りはまた今度返すから、そうまた今度」

    いろは「あーたーしー、そんな安い女に見られてるんですかぁー?普通に傷つくんですけど」(グスッ…

    八幡「…ッ、気を悪くしたんなら謝るよ、悪かった、『近いうち』に返すから、な?」

    いろは「はい、『近いうちに』、ですよ?絶対ですからね?ふふっ」(ケロッ

    八幡「ぐっ…(やっぱり嘘泣きかよ!あざといんだよいちいち)」

    由比ヶ浜「ヒッキーはーやーくー!」

    89 = 25 :

    ーーーーーーーーーー

    八幡「で、どうだった?何か収穫はあったか?」

    由比ヶ浜「それが…」

    雪ノ下「葉山君のアカウントに関して聞くと、皆表情を曇らせて、あまり話してはくれなかったの…出掛ける約束をTwitter上で交わしたという子が数人居たわ」

    八幡「!?…その子、実際に会ったのか!?、葉山本人だったのか?」

    雪ノ下「その子は約束をすっぽかされたそうよ、待ち合わせ場所に彼は来なかったと言っていたわ…」

    八幡「…やはり成りすましだな、これで確定した。…でもなんでわざわざそんな事する必要があるんだ?女の子に誘われたならまだしも、自分から会おうなんて…どうやったって成りすましがバレちまう、何のメリットがあってこいつはこんな事してるんだ?」

    雪ノ下「わからないわ…他の子も同様、当日になってドタキャン、適当な理由をつけて、会えないと言われたそうよ

    由比ヶ浜「隼人くんは絶対にそんな事しないもんね…偽物の仕業だよ!」

    八幡「とは言っても、犯人に迫る手がかりは得られてねぇ、次はどこに手をつける?」

    ピコン

    由比ヶ浜「!?…2人ともこれ見て!」

    ーーーTwitterーーー

    user name:HAYATO
    @山根マリ 今日放課後時間があれば会わない?駅前とかどう?

    user name:山根マリ
    @HAYATO いいですよ!駅前ですね(^^)v

    八幡「これは…」

    由比ヶ浜「放課後駅前に偽物が現れるかもしれないってこと…だよね」

    雪ノ下「他の子たちの話を聞いた限りだと、犯人が現れる可能性は低いけれど、行ってみるしかなさそうね」

    八幡「だな…成りすまししてる奴がのこのこ出てきてくれりゃ御の字だが、もし現れなかったとしてもこの山岸って奴が何か知ってるかもしれん、どっちにせよ行った方がいい」

    雪ノ下「放課後直ぐに向かいましょう、終礼が終わったら即座に駅前に向かえるようにしておいて」

    由比ヶ浜「わかった!」

    八幡「おう」

    90 = 25 :

    ーーー放課後駅前ーーー

    八幡「あの子が山岸って子か…」

    雪ノ下「うちの制服だし…間違いなさそうね」

    由比ヶ浜「でも何時に待ち合わせとか言ってなかったよね…」

    雪ノ下「おそらく具体的な時間を指定してこないのは、初めから来ないつもりだからよ」

    八幡「じゃあどうすんだよ。このまま俺たちまで待ちぼうけくらうってのか…」

    雪ノ下「一時間待って来なかったら山岸さんに話しかけてみましょう、それまでは様子見よ」

    八幡「こんな寒い中待たされんのも大変だな…」

    ピコン

    八幡「!!…由比ヶ浜!」

    由比ヶ浜「ちょっと待って!確認してみる!」

    ーーーTwitterーーー

    user name:HAYATO
    これから○×モールでぶらぶらする予定!誰か一緒に遊びたい人いる?


    八幡「ッ…!!」

    雪ノ下「やはり最初から来ないつもりだったのね…!」

    由比ヶ浜「どうしよう…あの山岸って子に伝えた方がいいのかな」

    雪ノ下「待って!、由比ヶ浜さん、ここから○×モールまで、近いわよね?」

    由比ヶ浜「うん、歩いて10分くらいだと思う、…ッ!!もしかして!」

    雪ノ下「わざわざ自分の場所がわかるようなツイート…居るかもしれないわ、比企谷くん!」

    八幡「わぁってるよ!、俺はそっちを追う!
    お前らはあの山岸って子に付いててやってくれ!」ダッダッダッダッ


    由比ヶ浜「ヒッキー!!…大丈夫かな…」

    雪ノ下「心配はいらないわ、あぁ見えてもその辺の男より数倍もタフなのだから」

    ーーーーーーーーー

    91 = 25 :

    八幡「ハァッ、はぁ、はぁ…!」

    ダッダッダッ

    八幡「(クソッ!、普段身体動かしてねぇから足がついてこねぇ!ここから○×モールまで一番近い道順は!? 考えろ、考えるんだ!)」

    ダッダッダッ

    八幡「ハァ、ハァ…!(モールについたら、俺がすべき事!、犯人は総武高の生徒!、ウチの制服着てる奴片っ端から捕まえるか!?いや、現実的じゃねえ、冷静に考えろ!!あの写真に載ってた奴が犯人の可能性が高いんだ!!あの中で一番怪しい奴…!!)」

    ダッダッダッ

    八幡「クソッ!!わかんねぇ!(…この道を左に曲がれば近い!)」

    ドンッ…

    ーーーーーーーーー

    92 = 25 :

    ヒキ……クン…

    …タニ…クン…大丈夫…?

    戸部「ヒキタニくん?ダイジョブ?けっこー勢いよくぶつかっちゃったヤツでしょー今の」

    八幡「痛え…お前ッ…戸部か?」

    戸部「なーにいってんのヒキタニくん、頭打って混乱してる系?どうみても俺でしょー同じクラスの」

    大岡「いきなり走ってくるんだもんな、大丈夫か?ヒキタニくん」

    「意識ははっきりしてるみたいだな…打撲と擦り傷はあるが…立てるか?」

    八幡「大岡に大和まで…?お前らなんでこんな所に…」

    戸部「それはこっちのセリフでしょーよ、ほら、ヒキタニくん肩貸すから、ここだと人通り多いし。大和、そこのコンビニで絆創膏と水、買ってきてくんね?」

    「おっけ、りょーかい!」

    ーーーーーーーーー

    93 :

    三馬鹿がいい奴らすぎる…

    94 :

    チェーンメールの時みたいにこの3人のうち誰かが犯人かと思ってたけどなんか珍しく優しいなw

    95 :

    三人とも犯人だと思ってた

    96 = 25 :

    八幡「ふぅ…」

    戸部「ちっとは落ち着いた?ヒキタニくん」

    八幡「あぁ…悪いな迷惑かけちまって」

    戸部「なーにいってんの、同じクラスでしょーよ、助け合いの精神?っつーか、そういうのマジ大事でしょー」

    「軽傷で済んで良かったよ」

    大岡「あぁ、一応安静にしといた方がいいと思うけどな」

    八幡「いや、大丈夫だ…お前らこそなんでこんな所に居たんだ?」

    戸部「今日は部活の大会前最後のオフでさー、こいつらとパーッといこうって話してたワケよ。あっ、パーッとやるっていっても酒とかは飲まないから!そこだけは俺ちゃんとしてっから!」

    八幡「サッカー部は全員放課後オフって事か…(…こいつらは関係ないのか…?)」

    八幡「…!葉山は?、あいつ今日何処かへ行くとか、そんな感じの事言ってなかったか?」

    戸部「えー?隼人くん?…そういえば今日は終礼終わった後直ぐ帰っちゃったんよ、一応誘ったんだけどさ」

    八幡「………そうか、悪かったな時間取らせちまって、よっと…」

    戸部「ちょっ、ヒキタニくん?まだ座ってた方がよくね?安全第一でしょーよ」

    八幡「いや、本当に大丈夫だ、急ぎの用があるんでな、これ、絆創膏と水の金」

    戸部「お、おう…」

    スタスタスタ…

    八幡「(クソッ…こんなんで時間食っちまった、我ながら情けねぇ、とりあえずモールに向かわねぇと…)」

    ーーーーーーーーー

    97 = 25 :

    ーーーモール前ーーー

    八幡「着いたはいいが…総武高の制服着た奴は…見当たらねぇな……ッ!!おい!、ちょっと!」

    川崎「!!…なにアンタ…どしたのその傷!?大丈夫?」

    八幡「色々あってな…私服だから見逃す所だったぜ…お前、なんでここに居るんだ?」

    川崎「は?…いきなり何?こっちのセリフなんだけど。私は塾終わって京華を迎えに行った帰りだよ」

    京華「あー!、はーちゃんだ!」

    川崎「けーちゃん、トイレ終わったの?ちゃんと手洗った?」

    京華「うん!…あれ?なんではーちゃんそんなにボロボロなの?」

    八幡「悪の組織と戦った帰りだよ、勇者の勲章ってヤツだ」

    京華「あははー!なにそれ、へんなのはーちゃん!」

    川崎「こら、けーちゃん」

    八幡「いやいいんだ、それより川崎、お前この辺で総武高の制服着た奴、見てないか?」

    川崎「私が来たのはついさっきだし、見てないね。」

    八幡「そうか…川崎お前、スマホ、持ってるか?」

    川崎「さっきから何なの、持ってるけどそれがどうかしたの?」

    八幡「すまん、ちょっと貸してくれ」

    川崎「ああっ、ちょっと////!」

    八幡「(京華と撮ったプリクラが貼ってある…)あれ、電源つかねぇぞこれ」

    川崎「昨日の夜充電し忘れただけだから…いつまで人の携帯触ってんの、返してよ!!////」

    八幡「そうか…(って事はさっきのツイートをする事はこいつには不可能…まぁ元々疑ってないけどな)」

    八幡「すまん、悪かったな引き留めて、じゃ俺はこれで」

    川崎「ちょっと、急に話しかけて来たと思ったら何なのよ、あっ、ちょっと!」

    八幡「ありがとう川崎!そのコート似合ってるぞ!愛してるぜ!」

    ダッダッダッ

    川崎「はっ!?////ばっ、バガじゃないのアイツ!こんな人前で」

    京華「さーちゃん結婚するの?」

    川崎「違うから、けーちゃん…///ほら、行こ」

    ーーーーーーーーー

    98 = 25 :

    次レスは11時ごろになると思われます、急な野暮用が出来てしまって…申し訳ないです。

    できるだけ早く用事済ませますんで、しばしお待ちを

    99 :

    一瞬大岡と大和までサッカー部だと思ってしまった
    運動部全体が休みなのかな


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