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元スレ提督「何かがおかしい……」
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>・清霜【ぬいぐるみ、○カリスエット】
サキュバス揃いの中やはり清霜は天使だった
サキュバス揃いの中やはり清霜は天使だった
◆V2kTaHRVocolです。名前欄のトリップが消えてたので再度打ち直しましたが、これで大丈夫でしょうか。
ゆっくり続き書いていきます。
ゆっくり続き書いていきます。
夕雲「それでどうですか? 気に入って頂けましたか?」
提督「夜戦ドリンクはともかく、これ等は全部ありがたく受け取るよ」
提督「だが貰いっぱなしで悪い気がするなぁ」
夕雲「もう。そんな事は気にしなくて良いんですって」
提督「だがなぁ……俺にも何か出来る事があればしてあげたいんだ」
夕雲「提督のお気持ちだけで十分ですから」
提督「う~ん…………そうだ」
夕雲「?」
提督「今日は夕雲が俺の世話と言うか看病をしてくれる日だ」
提督「そのお返しに俺も夕雲を世話してみたい。簡単に言えば甘やかしてあげたい」
夕雲「え……ッ!」
提督「他の娘達にもしてあげるつもりだが、先ずは長女の夕雲からだよな」
提督「台詞を盗るようで悪いが……夕雲、甘えてくれて良いんだぞ?」バッチコイ
夕雲「そんな、提督……」
夕雲(何この展開。秋雲さんに描いてもらおうとしている漫画が現実に……!)
夕雲(だ、駄目よ夕雲! 看病中は私欲に走らないと大淀さんに宣言した筈!)
夕雲(今の私は提督をお世話し、甘えさせてあげる立場であって、甘えさせてもらうのは……)チラッ
提督「どうした夕雲。遠慮するな」
夕雲(気をしっかり保つのよ。提督の魅力的な膝枕には屈しないわ!)
―――――――――――
夕雲「はあああん……提督~、もっと頭を撫でて下さい~」トロケガオ
提督「了解だ。よしよし」ナデナデ
夕雲「んん、気持ちいいです~」キラキラ
提督(秋雲が前に言っていた通り、俺に甘えたいって思ってみたいだ。無茶苦茶蕩けた顔してるよこの娘)
提督(長女となると甘えられる相手は限られてくるし、偶にはこうして吐き出させなくちゃいかんなぁ)
提督「他に何かしてほしい事はあるか?」
夕雲「あう……そのぉ……」
夕雲「耳かきを、してほしいなぁって……」
提督「ほう」
夕雲「あ、嫌なら無理にとは言いません。寧ろ私が提督にしてあげますから……」
提督「ドンと任せろ」
夕雲「あっ……」ドキドキ
夕雲(どうしよう私……今提督に膝枕をされて、耳かきまでしてもらってる……!)
夕雲(鎮守府中の娘達の憧れのシチュエーションを体験しちゃってる……!)
夕雲(これぞまさにウィナー・オブ・ウィナーね……!)
提督(気持ち良さそうにしてるなぁ)
提督「反対側もやるぞ。こちらに顔を向けてくれ」
夕雲「はい……はい!?」
提督「うおっ! ど、どうした」
夕雲(このまま顔を反対に向けたら、提督のあそこに……!)
夕雲(ま、不味いわ。いくら耐性が付いてるとは言え、まだそこまでは……)
提督「ほらほら、早く反対側を見せろって」
夕雲「あっ……」
夕雲(まあ、こうなるわよね。提督の方に顔を向けなくても反対側は出来るもの)
夕雲(駄目だわ私。シチュエーションに甘んじてエッチな方向に思考が偏りすぎている)
夕雲(私は夕雲型の一番艦。提督の言葉に甘えすぎてはいけないわ!)キリッ
提督「仕上げに梵天入れるぞ」
夕雲「ふわああああ~ん……」
夕雲(でもこれには抗えないわ~……!)
秋雲「……あの~……」
夕雲「」
提督「ん? 秋雲じゃないか。どうしたんだ?」
秋雲「いや、あのさ、提督へのお見舞いの品にキャラの設定イラストを入れ忘れてね」
秋雲「せっかくだから持って行ってあげようと思って来たんだけど……」
夕雲「」
秋雲「何やら夕雲姉とお楽しみの最中だったようだね。うん」
提督「人聞きの悪い事を言うなよ。耳かきをしてあげてただけだぞ」
秋雲「いやいや、夕雲姉の表情はどうみても「秋雲さん」は、はい!」
夕雲「この事を誰かに言ったら……分かってるわね?」
秋雲「い、イエスマム!!」
夕雲「漫画のネタにしようものなら……」
秋雲「致しません!!」
夕雲「うふふ。分かってくれて嬉しいわ」
秋雲(膝枕してもらってる状態だから凄いシュールな感じ)
秋雲「あの、夕雲姉。秋雲はこの件に関しては言いふらすつもりはないんだけどさ……」
夕雲「なあに?」
秋雲「他の人達はどうかなぁ」チラッ
夕雲「え」
夕雲型姉妹『…………』ジーッ
提督「うおっ! ドアの隙間から無数の視線が」
夕雲「」
提督「そして夕雲が真っ白に!」
巻雲「夕雲姉さんだけずるいのです!」
風雲「提督、私達にも膝枕と耳かきお願いします!」
藤波「順番はもち、姉妹順だよねえ」
朝霜「いや、公平にジャンケンだろ!」
高波「最初はパー、とかズルは無しかも……」
沖波「何回勝負にしましょうか」
清霜「清霜は司令官に肩車してほしい!」
早霜「ねえ司令官、みんなが争っている間、私の贈り物の文庫読み聞かせましょうか?」
長波「ならあたしのアロマキャンドルでムード出してやろう」
提督「何だか混沌としてきた」
秋雲「流石は提督、人気者だよねえ。捗るわ」カキカキ
提督「おいおい、夕雲に叱られるぞ」
秋雲「夕雲姉は今真っ白になってるから大丈夫さ」
夕雲「見られた……みんなに見られた……長女の威厳が……うう……」orz
提督「そ、そんな気にするなよ。人間甘えたがるのは普通だから」
夕雲「私艦娘ですもん……人間じゃないですもん……」
早霜「夕雲姉さんが拗ねてしまったわ」
長波「ったく、お前もネタ帳書くの止めろ」チョップ
秋雲「あいた!」
朝霜「いよっしゃあ! あたいが司令の膝枕一番だ!」
清霜「にばーん!」
風雲「まあ三番艦だし、良いかな」
沖波「勝負眼鏡のお陰ですね」4バーン
巻雲「ううっ……二番艦なのにぃ……」5バーン
高波「ジャンケンは苦手かも、です……」6バーン
藤波「嘘やん……」ビリ
提督「向こうも何だか順番が決まったみたいだなぁ」
朝霜「あっ、長波姉さんと早霜はあたい達の後な。じゃんけん参加しなかったし」
早霜「異議あり、です。朝霜姉さん」
長波「そーだそーだ。四番艦権限でやり直しだやり直し」
朝霜「ズリィ!」ガビーン!
藤波「やり直し賛成! 上の人の意見は絶対よね!」
清霜「ここぞとばかりに藤波姉さんが乗った!」
藤波「待ちきれないんだもん! 私だって夕雲姉さんみたいにデレデレになるまで甘やかされたいんだもん!」
夕雲「」カチン
夕雲「それなら私が一番艦権限、そして長女権限を発動するわ……!」ゴゴゴゴゴ
夕雲型姉妹『ゲッ……!』
夕雲「上の人の意見は絶対なのよね……?」
巻雲「夕雲姉さんから怒りのオーラが見えるのです……!」
高波「あわわわ……」
夕雲「私の大事な妹達である夕雲型駆逐艦の皆さん、今すぐ提督の部屋から出て行きなさい……!」
夕雲「秋雲さん……?」チラリ
秋雲「い、いや、あの、ほら、秋雲は陽炎型駆逐艦だから……」
夕雲「大丈夫よ秋雲さん。貴女も私の大事な妹、夕雲型駆逐艦だから」
秋雲(本来なら感動する台詞なのにプレッシャーのせいで台無し!)
夕雲「さあ、私がこうして笑顔でいる内に「出て行くなら貴女もです。夕雲さん」えっ……」
提督「あ、大淀」
夕雲型姉妹『』
大淀「全く貴女達は。提督に休んでもらうどころか、大勢で押しかけて騒ぐとは何事ですか!」
大淀「いいですか? そもそも夕雲さんが膝枕をしてもらうという私欲に溺れて――」ガミガミ
夕雲「も、申し訳ありません……」
夕雲型姉妹『ごめんなさい……』
秋雲(トホホ……完全なとばっちりだよぉ)
提督「いやぁ、大淀は怒るとホント怖いなぁ」
提督(あれ? 大淀が何で夕雲を膝枕してた事を知ってるんだ? あの時は誰もいなかった筈……)
提督(…………)キョロキョロ
提督(後で部屋を調べておこう)
【看病:夕雲編】 → 【看病:夕雲型編 終】
【看病:大井編】
提督「今日は大井か」
大井「はい。よろしくお願い致します」
提督「こちらこそ、と言いたいところだが……」
提督「何だその大荷物は」
提督(夕雲と同じく球磨達からの贈り物か?)
大井「これですか? 教えても良いですが、一つ確認をしても?」
提督「構わん」
大井「……夕雲から聞きましたが、提督は彼女を甘やかしてあげたとか?」
提督「今日は大井か」
大井「はい。よろしくお願い致します」
提督「こちらこそ、と言いたいところだが……」
提督「何だその大荷物は」
提督(夕雲と同じく球磨達からの贈り物か?)
大井「これですか? 教えても良いですが、一つ確認をしても?」
提督「構わん」
大井「……夕雲から聞きましたが、提督は彼女を甘やかしてあげたとか?」
提督「広まるのが相変わらず早い。まあ、そうだな」
大井「……それは私にもしてくれたりしますか?」
提督「ほう。ちょっと意外だが、差別はしないぞ。ドンと甘えさせてやる」
大井「で、では私のお願いも聞いてくれたりなんかしますか!」
提督「可能な範囲ならな」
大井(よっしゃあ!!)
大井「じゃあ先ずはこれを着てみて下さい!!」
提督「何? これをか?」
大井「やっぱり駄目ですか……?」ウルウル
提督「い、いやいや駄目じゃないぞ。ちょっと待っていろ」
―――――――――――
(執事)提督「どうだ? 似合っているか?」
大井「バッチリです! グッジョブです! 最高です!」ハナヂ
大井「そのまま動かないで下さい! 今写真を撮りますから」
提督「用意が良いな! しかも青葉のより高そうなカメラだな」
提督「しかしまあ、こう言ったコスプレは女性がやるものじゃないか? メイドとか」
大井「??? どうして女性がするんですか?」
提督(ああそうか。俺が言うなれば女性でメイドのコスプレをしてるようなもんなんだよな)
大井「……でも北上さんなら男装似合うかも……」
提督「大井?」
大井「な、何でもありません! では撮りますよ……」カシャカシャカシャ
提督(ものっそい連写してる……)
大井「良い、良いわ! では次をこれを着て下さい!」
提督「おう。ってか、まさかその大荷物は全て……?」
大井「はい。提督に着てもらおうと、私達球磨型が厳選した衣装でいっぱいです!」
提督(まさか男の身で着せ替え人形になる日が来るとは……)
―――――――――――
大井「提督ッ! ポーズをお願いします!」カシャカシャカシャ
(学生服)提督「こ、こうか?」
大井「提督ッ! 私達を応援するような感じで!」カシャカシャカシャ
(応援団)提督「フレーッ! フレーッ!」
大井「和の心を体言するような感じでお願いします!」カシャカシャカシャ
(和服)提督「分からん!」
―――――――――――
大井「ああ……至福」ツヤツヤ
(スーツ)提督「そ、そりゃあ良かった……」
提督(思いの外体力を使うんだなコレは)
病気がすぐに直ってしまったのなら、もう一度病ませれば良いのだ!
>>696
あんた駄目提督製造機ですやん
あんた駄目提督製造機ですやん
大井「ありがとうございます。私達球磨型はこれで戦っていけます!」
提督「んな大袈裟な」
大井「提督のコスプレ写真……捗りますね!」
提督(何が? とはあえて聞かないでおこう……)
大井「では最後にコレを着てみて下さい!」
提督「これで最後か」
提督(まさかの神主! これは男で言う巫女さんの代わりか)
大井「」ワクワク
提督「じゃあ着替えてくるわ」
大井「はい!」
―――――――――――
大井(提督は今、脱衣所で着替え中……)
大井(そして私の目の前には、最初の着替えの時に持って出て来た提督の制服がある)
大井(……これはもうやるしかないわね! やっちゃいなと天が囁いているわ!)
大井「…………」キョロキョロ
大井「失礼します」
大井「」クンカクンカクンカクンカ
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