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    元スレP「趣味を見つけたい」

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    101 = 1 :

    真美編まで。次は美希を予定。

    102 = 1 :

    やはり後半のアイドルほど文が長くなる…

    103 :

    いいじゃねぇか

    104 :

    美希「ハニー!おはようなのー!」

    P「おはよう、美希。ってわあ!?」

    美希「やっとミキの番だね!ずぅっと楽しみにしてんだよ?」

    P「そうか、ありがたいけど、とりあえず離れてくれないか…?」

    美希「ヤ!あと10分このままなの~。誰も見てないんだから、大丈夫なの」

    小鳥「イマスヨー」

    P「そういう問題じゃ…ほら、とにかく離れて」

    美希「むー、分かったの」

    P「それで、美希は何を…」

    美希「ハニー、手出して?」

    P「ん、こうか?」

    美希「わー、ハニーの手おっきいね。男の人って感じなの」ピト

    P「(恥ずかしい…///)ふ、ふざけてるなら帰るぞ?」

    美希「だ、ダメ!冗談なの!あのね、ハニーの爪を見たかったの」

    105 = 1 :

    P「爪?」

    美希「やっぱり整ってるの。う~ん、あんまり似合わなそうだね」

    P「まさか、ネイルアートか…?」

    美希「うん、こんな感じでデコるんだよ?」スマホ見せる

    P「ゴメン、男には少しハードル高いな…」

    美希「うん、ミキ的にもこれは無いかなーって感じ」

    P「と、なると美希の趣味欄で言うと「お喋り」になるが…」

    美希「うん!つまりデートなの!」

    P「ん、おかしいぞ美希ー」

    美希「おかしくないよ。男女でお喋りと言えば~デートなの!」

    P「なぜそうなる…」

    美希「じゃあハニーはただミキと座って話してるだけでいいの?」

    P「楽しいと思うが、何時間ももたないかもな…」

    美希「ミキも楽しいとは思うけど1時間もしたら寝ちゃうの」

    P「寝るなよ…」

    美希「だから、お出かけして歩きながら話そ?そしたら退屈しないの!」

    P「それは、そうかも知れないが…」

    美希「じゃあ決まり!デート♪デート♪」

    P「大丈夫かな…」

    106 = 1 :

    美希編導入まで。土日なのにあまり進まず申し訳ない。

    107 :

    待ってます

    108 :

    おつおつ

    109 :







    美希「ねえ、ハニー」

    P「ハニーは禁止」

    美希「えー、厳しいのハニー。髪まで纏めて変装したんだからそれぐらい許してなの」

    P「うーん…仕方ない。ボリュームは控えてな」

    美希「うん♪ハーニィー♪」

    P「本当に大丈夫か…?」

    美希「ハニーはお休みの日とかどうしてるの?」

    P「寝る、飯食う、風呂…」

    美希「それ皆してることなの」

    P「だから皆とこうして趣味を探してるわけでだな」

    美希「あ、なるほど。もー、なんですぐミキに相談してくれなかったの?」

    P「そもそも音無さんが言い出したことだし…美希自身もドラマの撮影で忙しかっただろ?」

    美希「でも結局10番手なのが不満なの」

    P「まあまあ、もう順番の話はいいだろ?美希、今日はどこに行くんだ?」

    110 = 1 :

    美希「今日はね、ミキとお買い物に行くの」

    P「買い物?何か欲しいものでも…」

    美希「ブー。もう、ハニーってホントに自分のことに無頓着だよね」

    P「え、俺の?」

    美希「ハニーが優しいのは知ってるけど、もう少し直してほしいって思うな」

    「ヨレヨレのコートにボロボロのブーツ、今日は着てないけどネクタイもいつも同じのだよね?」

    P「大丈夫だぞ、ちゃんと洗って…」

    美希「今日は全部買うの。モンドームヨーなの!」

    P「心配ないさ、今度買うから」

    美希「その「今度」は永久に来ない気がするの」

    P「うっ…」ギクッ

    美希「ハニーはアイドルのプロデューサーなんだよ?もう少しオシャレに気を配っていいと思うの」

    「ほら、ジュピターのおじさん思い出してみて」

    P「黒井社長のことか?」

    美希「あのおじさん、悪~い人だったけどスーツや革靴は綺麗で良いもの着てたよ」

    P「た、確かに。スーツの着こなしは抜群だった気が…俺より何倍もオシャレだった」

    美希「ね?だから買いに行くの、ミキと一緒に♪」

    P「…そうだな。頼むぞ、美希」

    美希「お任せあれ、なの!」

    111 = 1 :







    P「流石美希、俺に似合うコートを一発で選ぶとは…あれ、美希?」

    美希「ハニー、こっち向いて?」

    P「ん?おわっ」ポスッ

    美希「ふふっ」

    P「帽子?」

    美希「ハニーに似合うと思って」

    P「帽子か…」スタッ

    美希「ハニー?」

    P「ふむ……これがいいかな」

    美希「わっ…これ、ミキに?」

    P「似合ってると思うけど…どうだ?」

    美希「うん!すっごくいい感じなの!」

    P「…それにほら、お揃いだ」

    美希「ハニー…もう、ズルいの」プイッ

    P「美希?」

    美希「今のミキの顔見ちゃダメっ」

    P「ふふ、ありがとうな。じゃあ買ってくるから」

    美希「…(ペチペチ)。あ、待ってなのハニー」

    112 = 1 :






    P「いやー、沢山買ったな」

    美希「よかったね、ハニー!やっぱりお買い物って楽しいの!」

    P「ああ、今度気晴らしに買い物するのも有りだって思ったよ」

    美希「でしょ!あ、もし一人で寂しかったらいつでも呼んで?お買い物付き合うの!」

    P「いつでもは無理だろ…」

    「でも、ありがとう美希」

    美希「?」

    P「俺にショッピングの楽しさを教えてくれようとしてたんだろ?」

    美希「(な、何の話だっけ?)・・・そ、そうだよ!」

    P「これから暇なときは街に出てみるのもいいなー」

    美希(小鳥のメールを確認……あ、そういえば…)

    (初心を忘れてたの。デート出来るので頭いっぱいで…)

    P「美希?どうした?」

    美希「…ま、いっか!結果オーライなの!」

    P「…何が?」



    美希編おわり

    113 = 1 :

    あと3人。

    115 :

    やよい「おはようございます、プロデューサー!」

    P「おはよう、やよい」

    やよい「ごめんなさい、待たせちゃいましたか?」

    P「俺が早く来すぎただけだよ。やよいは時間通りだ」

    やよい「そうですか?それなら、良かったです」

    P「ここは、最近話題のスポーツランドだな?」

    やよい「はい!」


    ――館内

    やよい「わ~広いです~」

    P「やよいはここに来るのは初めてか?」

    やよい「そうなんです。真さんから話は聞いてたんですけど」

    P「俺は2度目だよ。その真と先週来たんだけどな」

    やよい「あ、真さん言ってました!すっごく楽しかったって!」

    P「ははは、真の体力についていくのがやっとだったよ」

    やよい「わたしもあれくらい体力あったら…」

    P「やよいも体力は付いてきてるじゃないか。この間のミニライブ、インターバルでもピンピンしてたぞ?」

    やよい「え?あ、そういえば、最近疲れにくくなりました」

    P「ダンスの切れ味も日に日に増してるし…今度真と響とでダンスユニット組んでみるか?」

    やよい「えぇっ!?プ、プレッシャーです~、でも、やってみたいかも!」

    P「ああ、その意気だ。ところで、今日の目当ては…」

    やよい「あ、こっちです!」

    P「バッティングエリアかー。そういえばやよいは野球が趣味だったな」

    やよい「はい!プロデューサー、一緒にやりましょー!」

    P「ああ!お、やよいやる気満々だな?」

    やよい「いっきますよ~」

    116 = 1 :





    P「…」

    やよい「あぅ…」

    P「い、一回も前に飛ばなかったな」

    やよい「うぅ~何回かやったことあるんですけど…」

    P「やよい、ちょっといいか?」

    やよい「え?はわっ」

    P「もうちょっと脇締めて…足もう少し閉じよう」

    やよい「こ、こうですか」

    P「そう。それでボールをよく見て、振り下ろす感じでスイングしよう」

    やよい「…わかりました、やってみます!」


    カキィン

    やよい「やった!前に飛びました、プロデューサー!」

    P「よし、その調子だやよい!」



    P「10球もヒットゾーンに行ったぞ、すごいじゃないか!」

    やよい「えへへ、プロデューサーのアドバイスのおかげです!」

    P「それをすぐ実行できるのはやよいの力だよ。流石、のみ込みが早いな」

    やよい「そんなことないです。口で言われただけだったらきっとダメでした」

    「そうだ、プロデューサーのバッティングも見てみたいです!」

    P「よし、久しぶりにやるか!」

    117 = 1 :

    カキーン カキーン

    やよい「うわー、すごいです!」

    P「ふぅ~」

    やよい「さすがプロデューサー!やっぱり上手なんですね!」

    P「はは、少しは格好いいところ見せられたか?」

    やよい「はい、とってもカッコよかったです!ん、プロデューサー!」ピシッ

    P「ありがとう。ハイッ」

    やよい「ターッチ!イエイ!」



    ――退館


    やよい「楽しかったですねー!色々経験できました」

    P「ああ、運動するにはうってつけだ。通ってしまうかも」

    やよい「そうだ、今度レッスンをここでするのはどうですか?」

    P「はは、皆にはちゃんとしたレッスンスタジオがあるだろ?」

    やよい「あぅ、そうでした」

    P「まあ、自主練には良いかもしれないな。みんなに紹介してみようか」

    やよい「はい、皆きっと来ます!」

    P「そういえばやよい、気になってたんだが、そのリュックの中身はなんだ?」

    やよい「えっと…もう少し秘密です!」

    P「?」

    118 = 1 :





    P「結構歩いたけど…どこに向かってるんだ?」

    やよい「着きました!」

    P「ここは、公園?」

    やよい「実は、プロデューサーと一緒にやりたいことがあって…」ゴソゴソ

    「はい、プロデューサーのです!」

    P「グラブ…ってことはキャッチボールか?」

    やよい「はい、いいですか…?」

    P「勿論。断る理由なんか無いよ」

    やよい「ありがとうございます!」


    パシッ パスッ

    P「やよい、キャッチボール上手いな」

    やよい「お父さんとよくやってましたから。試合の帰り、この公園にいつも来てました」

    P「そっか」

    119 = 1 :

    やよい「最近はわたしも忙しくなって、お父さんもお仕事探し頑張ってて、出来なかったから…久しぶりで、すごく嬉しいです!」

    P「俺でよければ、いつでも相手になるよ」

    やよい「え、ホントですか!」

    P「春になったら、野球観戦も行こうか。球場で思いっきり応援しよう!」

    やよい「わぁー!絶対楽しいです!約束ですよ、プロデューサー!」

    P「ああ、約束だ」パシッ

    タタタッ

    やよい「それじゃ、指切りです!」

    P「約束だ、指切りげんまん…」

    やよい「えへへ、約束です」




    「あー!姉ちゃんとプロデューサーの兄ちゃんがデートしてるー!」

    P・やよい『!!?』ビクッ

    やよい「こ、浩太郎!?で、デートじゃないよ!」

    浩太郎「えー、違うのー。なんかいーふいんきだったのに」

    やよい「え、う、あぅ…そんなこと…///」

    かすみ「こんにちは」ペコリ

    P「あ、ああ。こんにちは。買い物の帰りかな?」

    120 = 1 :

    かすみ「はい。浩太郎と二人で…」

    浩太郎「兄ちゃんと浩司が留守番!」

    P「偉いな、皆」

    かすみ「お姉ちゃん、もうすぐご飯だよ」

    やよい「そっか。これから帰るね。すみません、プロデューサー、今日は」

    浩太郎「プロデューサーの兄ちゃんも食べに来てよ!」

    P「え?」

    やよい「ちょっと、浩太郎!」

    かすみ「プロデューサーのお兄ちゃん、お家に寄って行きませんか?」

    やよい「かすみまで…」

    P「そうだな、少しお邪魔するか」

    やよい「え、いいんですか!?」

    P「帰ってもどうせ1人だし。皆で食べたほうが俺も楽しいよ。…あ、でも迷惑なら」

    やよい「(ブンブン)そんなことないです!プロデューサー、ぜひ来てください!」

    浩太郎「やったー!ほら、行こ行こ!」

    かすみ「浩太郎、引っ張っちゃだめだよ?」

    P「あはは、待ってくれよー」




    やよい「それじゃ…みんなも、プロデューサーも…」

    P「手を合わせてっ」

    やよい「いただきます!」

    『いただきます!』



    やよい編おわり

    121 = 1 :

    今日はここまで。あと二人。

    122 :

    やよかわ乙

    123 :

    やはり天使はここにいたんだ…

    124 :

    1か月近く空いてしまったが完結めざし再開。律子編から。

    125 = 1 :

    律子「はぁ、とうとう回ってきちゃいましたね。私まで対象なんですか?」

    P「まあ、律子も765の一員なわけだし…」

    律子「とは言っても…私の趣味、知ってますよね?」

    P「ああ、もちろん」

    律子「資格だ実験だ、アイドル(当時)とは思えないワードが一杯だったでしょう?」

    P「いいじゃないか、それも一つの個性だ。俺は悪いことだとは思わないぞ」

    律子「…その本心からの肯定、プロデューステクの一つとお見受けしますよ」

    P「え、テク?」

    律子「(自覚無し、と)いえ、別に。一応プランは立ててきたので、ご心配なく」

    P「そうか、助かる。流石律子だ」

    律子「行き当たりばったりが性に合わないだけですよ。じゃ、出かけますよ」

    P「ああ、俺が運転するよ」

    律子「どうも」

    126 = 1 :


    ブロロロ…


    律子「なんか変な感じですね」

    P「変な感じ?」

    律子「いつもはどちらかがハンドルを握ってますから。こうして助手席にいるのが新鮮です」

    P「そういうことか。律子がアイドルに戻れば、運転することは無くなるぞ?」

    律子「そんなこと言って。今度こそ倒れちゃいますよ?」

    P「それは、社長と相談してなんとか…」

    律子「ダメです。まったく、プロデューサーは事あるごとにアイドルを薦めてきますが、私はプロデューサーなんですよ?」

    P「それは分かってるが…アイドルとしての律子の魅力を知ってる身としてはどうしても、な」

    律子「お褒めに預かり光栄ですけど、プロデューサーとしての魅力は無いという裏返しですか?」

    P「え、そんなことは、そういう意味じゃなくてだな」

    律子「冗談ですよ。解ってますから」

    P「そ、そうか」

    律子「あ、そろそろ着きますよ」

    127 = 1 :

    ――現地

    P「ここは…まさか」

    律子「そう。いわゆる植樹ボランティアってやつです」

    P「へー、都内にこんな山が」

    律子「さ、バリバリ働いてもらいますよー!一本でも多く未来への種を蒔きましょう」

    P「ああ、任せろ!」



    P「これでよし、と」

    律子「調子はどうですか?」

    P「ああ、良い調子だよ。天気にも恵まれて」

    律子「それはなにより」

    P「しかし、誰も気づかないもんだな…」

    律子「何にですか?」

    P「律子にさ」

    128 = 1 :

    律子「気づくわけないじゃないですか。私はたまにライブで1,2曲歌うだけなんですから。知らない人の方が多くて当たり前です」

    P「確かにそうか」

    律子「不服そうな顔しない。良いこともあるんですから」

    P「え、どんなだ?」

    律子「小出しにすることでプレミア感が出て多少パフォーマンスが落ちててもバレないんです」ニヤリ

    P「な、なるほど。考えてるんだな…」

    律子「プロデュースも作戦が大事ですから。自己プロデュースもね」

    P「俺は正直すぎるのかなぁ…もう少し律子みたいに考えないと」

    律子「聞きましたよ、真美の悪戯伝説を真っ正直に話して番組ディレクター困惑させたとか」

    P「いやあ、つい…」

    律子「ありのままを出すことが良いことばかりでは無いですから。ただでさえ一癖二癖ある子たちです」

    P「…気を付けます」

    律子「ご参考までに。さ、続きやりますよ!」

    129 = 1 :

    参加者(男性)「お疲れ様です!」

    P「あ、お疲れ様です。晴天で良かったですね!」

    参加者「いやー、ボランティアとはいえ雨では泥ですごいですからね」

    P「植樹体験は何度か?」

    参加者「ええ、もう5度目になります。この山も2度目です」

    P「大ベテランじゃないですか!この山で一回植樹を?」

    参加者「ほら、あの辺り、1回目の場所です」

    P「あ、確かに背丈の小さな木が…」

    参加者「あれを植えたのは5年前ですが、順調に育ってるようで安心しています」

    P「この苗が5年で…すごいですね」

    参加者「では、この後も頑張りましょう!」

    P「はい!」

    130 = 1 :

    律子「何見てるんですか?」

    P「ほら、律子。あの辺りの木、5年前に植えたものらしい」

    律子「え、この植樹体験でですか!」

    P「ああ、さっき聞いたんだ。すごいよな、今はこんなに小さな苗木が5年であそこまで成長してる」

    律子「そうですね」

    P「皆も、出会った時は苗木みたいなものだったよな」

    律子「それが貴方という土に包まれ、すくすく成長したんですね」

    P「大げさだな。俺だって最初は栄養スカスカの土だったよ」

    律子「それでも、今にも倒れそうな苗を支えてくれましたから」

    P「律子…」

    律子「栄養なんて後からでいいんです。土の役目はまず木を支えること、でしょ?」

    P「そうだな、その通りだ。まさにプロデューサーの役目だな!」

    131 = 1 :

    律子「プロデューサーって、アイドルが傍にいないと意外とネガティブですよね」

    P「そ、そんなことはないぞ!どうしてそんな」

    律子「私の推測ですけど。アイドルが傍にいれば、「この子たちは俺がプロデュースしたんだ」という自信が湧いてくるので大丈夫」

    「逆にいないと悪い想像が先行するし、ポジティブになれる「自信」が傍にいないので落ち込む」

    「いかがですか?」

    P「…その通りです」

    律子「もう、仮にも今をときめくアイドルたちのプロデューサーがそんなことでどうするんです?」

    P「あはは…」

    律子「もっと自信持って!勘違いしてるくらいがちょうどいいんですよ!」

    P「お、おう!」

    律子「硬いなー。ほら、もっと口角あげて」グイー

    P「り、りひゅこ!?」

    律子「このぐらいでいいんですよ、敏腕プロデューサー殿♪」

    主催者「あのー、仲睦まじいのは良いんですが、そろそろ再開していただけると…」

    P・律子『!?』

    主催者「お邪魔とは思いますが…」

    P「ぜ、全然大丈夫です///!!」

    律子「す、すみませんでした///!!」

    132 = 1 :

    ――帰路

    ブロロロ…

    P「…大変だったな」

    律子「ええ、でも楽しかったです」

    P「今日植えた木がちゃんと成長してくれるといいな」

    律子「大丈夫ですよ。私たちが心を込めて植えた木です」



    P「しかし、ボランティアっていいなあ。律子、他にもあれば紹介を…」

    律子「zzz」スースー

    P「…お疲れさま、律子」




    律子編おわり

    133 = 1 :

    完結はさせたいです。あと1人。

    134 :

    頑張ってくれ

    135 :


    春香「おはようございます!」

    P「おはよう、春香」

    春香「なかなかオフが取れなくて、最後になっちゃいましたね」

    P「大きい舞台だったからな…でも、無事に成功して良かった、すごい反響だぞ!」

    春香「本当ですか!よかったぁ…」

    P「また頼むぞ」

    春香「はい!あ、そうだ…皆から聞きました、趣味を探してるって」

    P「そうなんだ。元は音無さんの提案なんだが…律子まで巻き込んで色んなことを体験してきたよ」

    春香「じゃあ…プロデューサーさん、私の趣味は知ってますか!」

    P「勿論。お菓子作り、カラオケ、あと長電話、だったかな」

    春香「大正解です!」

    P「プロデューサーとして当然のことさ。アイドルのプロフィールは全てインプットしてある」

    春香「ふふ、流石プロデューサーさ……///」

    P「ん、どうした春香?」

    春香(それって、つまり色んな体のサイズとかも…///。わわ、改めて考えると恥ずかしい~///)

    P「春香、どうしたボーっとして、風邪でも…」

    春香「え?あ、いや、何でもないです!天海春香は健康そのものです!」

    P「そ、そうか」

    136 = 1 :

    春香「(あまり深く考えないようにしよう…)そうだ、この話を聞いてから決めてたことがあるんです」

    P「ん?」

    春香「プロデューサーさんとカラオケに行きたいです!」

    P「カラオケかー、春香はよく行くのか?」

    春香「はい、売れる前はよく学校帰りに友達と。今も、オフが合えば皆とも行ったりします!」

    P「俺も大学の時はよく行ってたな~、特に上手いわけでもなかったけど、歌が好きだったから」

    春香「いいですか?」

    P「断る理由はないよ。春香とカラオケなんて、楽しみだなぁ!」

    春香「えへへ、私も楽しみです!」


    ――移動中

    P「そういえば、春香との電話は長くなるよなぁ」

    春香「そ、そうですか?」

    P「春香は気づいてないんだな」

    春香「楽しくて、つい…」

    P「俺も春香と話すのは楽しいから気にすることはないけど、それで睡眠時間を削ったりはしないでくれよ?」

    春香「だ、大丈夫ですよ。(そっか、楽しいって思ってくれてたんだ…)」

    137 = 1 :

    ――カラオケ店

    店員「いらっしゃいませ。2名様でよろしいですか?」

    P「はい、フリータイムでお願いします」

    春香「…」コソコソ


    店員「ごゆっくりどうぞー」

    P「そこまで行くと逆に怪しくないか?」コソッ

    春香「えへへ、つい」




    P「いやー、昼のカラオケなんていつ以来だろう」

    春香「夜は結構行くんですか?」

    P「飲み会のついでとかでな。社長も好きで、いつも行くんだ」

    春香「社長歌上手いですよね!」

    P「そうそう!いい声してるんだよな~」

    春香「今度社長とも行ってみたいなぁ」

    P「はは、社長喜ぶよ。それじゃ、春香先に」

    春香「いいんですか?じゃあ、いっちゃいます!」

    『START!』

    138 = 1 :


    春香「ゴーー!…ふぅ、どうですか!」

    P「いやぁ、見入っちゃったよ」

    春香「へへ、ちょっと緊張しちゃいました」

    P「意外だな、いつも何千何万のファンの前で歌ってるのに」

    春香「…それは、プロデューサーさんの前だからですよ」

    P「…そういうものか?」

    春香「そうなんですっ。ほらほら、プロデューサーさん、曲選んでください!」

    P「そうだなぁ…」

    春香「…」ジー

    P「…春香、そんなに見つめられると選び辛いんだが…」

    春香「えっ!?わわ、すみません///!」

    P「はは…よし、これで」

    『自転車』

    春香(わ、真の曲だ!)




    P「ふー」

    春香「すごい良かったです!最後の「好きだぁー」もバッチリでした!」パチパチ

    P「はは、真の声量にはかなわないけど、歌ってて気持ちよかったよ」

    春香「次は私ですね!」

    P「お、ノってきたな春香」

    139 = 1 :






    ~~♪~~♪


    春香「イエーイ!」

    P「いいぞー春香!」

    春香「ふぅー…やっぱり歌うって気持ちいい!」

    P「ああ、見てて解るよ。しかし、よく考えたら人気アイドルの歌を目の前で聴けるなんて最高の贅沢だなぁ」

    春香「え?えへへ、照れますね…」

    P「なんだか、すごく輝いて見えるよ」

    春香「も、もー!褒めすぎですって!ほら、プロデューサーさんの番ですよ!」

    P「分かった分かった」

    140 = 1 :

    春香編途中まで。
    春香Pですのでちょっと長いのはお許しください…

    141 :

    お菓
    子作り

    142 :

    担当アイドルを宣伝するのは担当Pの義務よ
    だからガンガン書いてくれ

    143 :

    P「~~♪」

    春香(すごいなぁ、プロデューサーさん私達の曲何でも歌える)

    (美希がいつか言ってたっけ、「ハニーの声って落ち着くの」って。なんか、わかるなぁ…)

    P「いやー、千早の曲はやっぱり難しいなぁ」

    春香「でも歌いこなせてましたよ!さすがプロデューサーさん」パチパチ

    P「はは、ありがとう。しかし、どれも良い曲だから歌い甲斐があるなあ」

    春香「あ、わかります!自然と熱唱しちゃうんですよね」

    P「俺、熱唱してたか?」

    春香「ふふ、目つぶって気持ちよさそうに歌ってましたよ?」

    P「う、改めて言われると恥ずかしいな…でも、悪い気はしないよ」

    春香「プロデューサーさんも、そう思います?」

    P「ああ、こんな楽しいことを輝くステージの上で大勢のファンの前で出来るなんて…楽しすぎるな、春香」

    春香「はい!楽しすぎてやめられませんっ!」

    144 = 1 :





    P「結構歌ったな」

    春香「…」

    P「かれこれ3時間だしな…春香、喉の方は大丈夫か?」

    春香「…」ムー

    P「春香?どうした?」

    春香「プロデューサーさん、まだ歌ってません」

    P「え?」

    春香「私の曲!私のソロ曲まだ歌ってないですよ!他の皆のは歌ったのに…」

    P「あ、それは本人の前で歌うのはハードルが高くてだな…」

    春香「そんなこと、気にしません」

    P「うーん、そう言われると…」

    春香「じゃあ、リクエストしていいですか?プロデューサーさんなら、なんでも歌えますよね!」

    P「あ、ああ!どんとこい!」

    145 = 1 :

    春香「…じゃ、これ!」ピッ


    『キミがいて夢になる』


    P「これは…」

    春香「えへへ、お願いします」

    P「よ、よし」



    P「~~~♪♪」

    春香(何度も歌ったけど、いつか歌ってもらいたいって思ってた…プロデューサーさんに。私のことを、想いながら)

    (優しく包み込んでくれるような、穏やかな歌声…落ち着くなぁ…)


    P「ラララ~♪…」

    「ふー、緊張した…やっぱり本人の前で歌うのは恐れお…って春香!?」

    春香「すびません…感動、しちゃって…えぐっ」グスッ

    P「そ、そんな大げさな…ほら、ハンカチ」

    春香「ありがとうございます…やっぱり、好きです…プロデューサーさん」

    P「えっ」

    春香「あ!?あの、その、声が!歌声が!です///!!!」

    P「あ、うん、そ、そうか!あ、ありがとう///!」

    P・春香「…///」

    P「…最後は一緒に歌うか」

    春香「そ、そうですね。何にしましょうか」

    P「皆で歌った、思い出の曲だ」ピッ

    『いっしょ』


    春香「…はい!」

    146 = 1 :

    >>144訂正 3時間→5時間

    147 = 1 :

    -----


    春香「ふぅ~~、たくさん歌いましたね!」

    P「いやー、喉がガラガラだ。対して春香はさすがだな」

    春香「鍛えられてますから!」

    P「帰ろうか」

    春香「…そうですね」

    P「また来たいなー」

    春香「はい、今度は事務所のみんなも呼んだりして!」

    P「そうだな、皆で来れたら絶対楽しいだろうなー」

    春香「あと、また二人でも…」ボソッ

    P「ん?」

    春香「いえ、何でもないです。帰りましょうか」

    P「ああ。そうだ、少し早いが夕飯でもどうだ」

    春香「わあ、賛成です、行きましょう!」

    148 = 1 :

    ---車内


    P「今度ボイトレでも受けてみようかな」

    春香「え?プロデューサーさんが?」

    P「もっと春香を感動させてやりたいからな」ニヤリ

    春香「ええ~、これ以上感動したら私干からびちゃいますよぉ…それに、皆の前で泣いちゃったら恥ずかしい…」

    P「だから、また二人で来ような」

    春香「……はい、プロデューサーさん」




    P「…そうだ、何が食べたい?春香」

    春香「…お肉がいいです!歌ってお腹空いちゃいました!」

    P「俺もだ。よしガッツリ行こうか!」

    春香「はい!」


    春香編おわり

    149 = 1 :

    露骨ですみません。後はエピローグだけです。

    150 :


    「キミがいて夢になる」とは良い選曲だ…あれは聞く度泣いてしまう


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