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    元スレ提督「…さぁ出撃してこい!」 曙「黙れクソ提督」

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    301 = 1 :


    昨日!!

    総督「待て待て待て、那珂。落ち着きなさい」

    那珂「落ち着いてられないよ、!…総督はこれを知っていたの!?」

    総督「き…君の実の姉の川内がいる鎮守府の実情だろう…?…無論、把握はしていたさ」

    那珂「艦娘への暴言や性的暴行の噂に、果ては資金の横領まで…!…ほらこの提督を辞めさせてくれという嘆願書だってこんなに…!!…これだけの艦娘の叫びを今まで揉み消してたっていうのあなたは!?」

    総督「いや…その…あれだ。…やつはなかなか尻尾を見せてくれなくて、こちらとしては現行犯で捕まえたりしない限りはなんとも手出しが出来ないっていうかなんていうか…」

    那珂「っーー!!もういいです!!私がライブに行くと偽って潜入して…!必ずこのクソ提督の悪事を全て白日のもとに晒してやります!!」

    総督「まて那珂!?」

    那珂「ッいってきます!!!」扉バンッ

    302 = 1 :


    総督「…私だって彼が本当にクソ提督なら捕まえるさ…」

    総督「…那珂になら話してやっても良かったんじゃ…いやしかしあいつには誰にもいうなって言われてるしな…」

    総督「兎にも角にも、やはりまだ私には艦隊は使いこなせても、アイドルを使いこなす腕がないようだ…」

    303 = 1 :


    総督P「…よし、今日も元気にアイドルを使いこなす特訓だ!」つスマフォ

    大淀「あ゛?」

    総督「…冗談です」つP

    304 = 1 :


    那珂「…というわけで…みーんなー!こんっにちはー!!艦隊のアイドル!!みんなのアイドル!!なっかちゃんでえええす☆」ウィンク

    「なっかちゃあああん!!!」ケミカルライト!!

    「ほ…本当に来たのです!?」

    「夢じゃないのよね!?…サイン!?サインをもらわなきゃ…!?」アタフタ

    那珂(ふっふっふのふー…。無事潜入成功。…ちょろいちょろい)

    305 = 1 :


    五月雨「す…すみません…!突然のお知らせだったので…まだ迎え入れる準備も何も出来てなくて…!!」

    那珂「いいよいいよ気にしないで!…私もライブは夜からなんだけど、みんなに早く会いたくてこんな朝早く来ちゃったし…」


    川内「那珂!!?おまっ!?きてたの!!?」猛ダッシュ

    那珂「あ!おねぇちゃん!ひっさしぶりー!!那珂ちゃんだよ!!」

    川内「連絡をもっと早くくれれば良かったのに…。久しぶり、元気だった?」

    那珂「もっちろん!おねぇちゃんも『元気』?」様子見

    川内「あぁ、体調に問題はないよ。…こんな門の前にいてもあれだ。鎮守府の中へ案内するよ」

    那珂「ありがとう!」

    那珂(さーて…アイドルの潜入調査開始…!!)

    306 = 1 :


    提督「…不知火」

    不知火「はいなんでしょう?」

    提督「…なんだこの禍々しいピンクの飲み物は…?」

    不知火「?コーヒーですがなにか落ち度でも?」

    提督「落ち度だらけだわ!!どー見てもコーヒーじゃないっていうか一体何を混ぜた!!??」

    不知火「し…司令、そんなこと言わせないでください」ポッ

    提督「何故そこで頬を染める…!!??」

    不知火「しいて言うなれば愛情をたっぷり注ぎました」キリッ

    提督「よし、深くは言及しないでおこう」

    不知火「…飲まないのですか?」

    提督「誰が飲むか!!?」

    307 = 1 :


    五月雨「てーとくううう!!!」扉バーン

    提督「ほひゃっ!?…なぜ誰もノックをして入ってきてくれないんだ…どうした?五月雨」

    五月雨「大変です!!艦隊のアイドル那珂ちゃんが私たちの鎮守府に今きてます!!」

    提督「…みたいだなぁ…。今日の朝いきなりメールが来てそしてその日に訪問だ。…これはどう見ても内部調査に来たと見て間違いない…」

    五月雨「え…!?そーなのですか!!??」

    提督「夜からのライブのために、こんな朝早くから来る理由はないし、こんな電撃訪問する必要もない。…恐らくクソ提督の俺が悪いことした証拠を消す時間を与えないためっていう目的もあるのだろう…」

    提督(ったく…大本営は何してるんだ…。俺のこのことは把握してるはずだろ…??)

    不知火「司令、コーヒーを、早く」期待の目

    提督「不知火、じゃあまずお前が一口飲んでみてくれ」

    不知火「し…不知火と間接キスがしたいと…!!わかりました!!全力で飲みます!!」

    308 = 1 :


    五月雨「」ジトッ

    提督「待て五月雨、勘違いだ。不知火、それ本当に飲んで大丈夫なやつ…!!?なぜいきなり服を脱ぎ出す!!??」

    不知火「体があちゅいです…。司令…」ヌギヌギぬいぬい(顔真っ赤

    提督「ぬあああ!!?やっぱりお前何かやばいもの入れてただろう!!!五月雨!!!不知火に服を着させなさい!!!」

    五月雨「!…わ、わかりました!!!」

    309 = 1 :


    那珂「さてさて…まずは提督に挨拶をしないとね!…急な訪問になっちゃったし…」

    川内「…えっと…ほんとうに会うつもりかい?」

    「その…あんまりおすすめできないのです…」

    那珂「…どうして?」興味津々

    川内「ものすっごいクソ提督だから」

    「ゴミね」

    「孕ショーしてるらしいしね」

    那珂「」

    那珂(この嫌われっぷり。…やはりとんでもない提督みたいだね。あの誰とでも仲良くなるおねぇちゃんにここまでま言わせるとは…)

    那珂「でもこれはアイドルの作法みたいなものだから…!…とりあえず司令室に案内してよ!」

    310 = 1 :


    五月雨「し…不知火ちゃん…!?提督から離れてください…」うぎぎ…

    提督「なんというか…コアラにしがみつかれる木になった気分だ…」

    不知火「…っはぁ…。しれい…なんだか…不知火…凄いドキドキしてます…」恍惚

    提督「…五月雨様、早くなんとかしてください」

    五月雨「しーらぬいちゃああん!怒りますよおお!」

    不知火「そんな五月雨も大好きです」ヒシッ

    五月雨「」キュンッ

    提督「おっ、五月雨の木に移ったか」

    不知火「でも司令のことはもっと大好きです!!」飛びつき

    提督「おい!?そんな飛びついたら…うわっ?!」すってんころりん

    311 = 1 :


    那珂「こんっにちはー!!艦隊のアイドル、なっかちゃんで……」扉バンッ


    提督「」馬乗り

    不知火「」下着姿仰向け

    五月雨「」頬染め


    那珂「…」

    川内「」

    「」

    「」

    「」

    「孕ショー」

    312 = 1 :


    那珂「もしもし憲兵さん?」スチャッ

    提督「あえて言おう誤解だと」


    長門「駆逐艦媚薬作用中と聞いて!!」シュタッ

    陸奥「」北斗剛掌波!!

    長門「」ぶべらぁ!?

    313 = 1 :


    食堂!

    那珂「これは予想以上だよ…まさか媚薬を使っていたいけな駆逐艦を押し倒しているなんて…」ブツブツ

    川内「不知火、大丈夫かい?」

    不知火「はい、不知火は満足です」

    川内「今の質問にその返答は…どうなの…?」

    「…不知火ちゃんは変態さんなのです…」

    「あんな男のどこがいいのかしら…」

    那珂(絶対にあんなやつ見過ごせない…!!…まずは聞き込み調査から始めようか…!!見てなさい!艦隊のアイドル那珂ちゃんが月に変わってお仕置きしてやるんだから!!)

    314 = 1 :


    提督「すまない…五月雨…九死に一生を得た…現行犯逮捕なんてシャレにならんからな…」

    五月雨「…でもこれで完全にクソ提督だって思われちゃいましたね…」

    提督「いや…はなからそう思わせるつもりだったから別に問題はないのだが…。大本営の一番上は私の事情を理解してるはずだし…」

    五月雨「それでもやっぱり…。私は提督が嫌われるのが辛いです…」

    提督「」

    五月雨「?どうかしましたか?」

    提督「ゲフンゲフン!いやなんでもない!!…さて、那珂はどう動くかな…」

    315 = 1 :


    龍驤「は?あの男をどう思うかって…?…まぁひと言で言えばクソ提督やな」


    時雨「糞提督だね」うんうん

    夕立「クソ提督っぽい」

    那珂(なんか時雨ちゃんのイントネーションだけ違った気が…)


    鳳翔「生ゴミです」

    「クソよ、ただのクソ」


    長門「ん?駆逐艦について?」

    陸奥「誰もそんなこと聞いてないわよ」

    316 = 1 :


    那珂(…みんないちようにクソクソクソっと…。そして艦娘への無茶な命令や暴言、暴行や性的暴行の噂もチラホラっと…)

    那珂(みんなの発言は全部この襟元の極小マイクで録音してる。…さすがにこの言葉の数々を大本営で直接流せば、彼を無視はできないでしょう…)

    「あっ、てんりゅー!」

    天龍「ん?なんだチビども…と、見慣れない顔だな…。誰だお前?」

    那珂「艦隊のアイドル那珂ちゃんでーす!」

    天龍「いや知らんな」

    那珂「」ガーン!!

    317 = 1 :


    「め…めげないで欲しいのです!…天龍さんはいつもだいたいこんな感じなのです!」

    天龍「状況を察するに…。おおかた鎮守府を案内中って感じか?」

    「さっすが天龍!その通りよ!」

    天龍「」ふふん

    那珂「…あ!…あ、そうだ!天龍さん!一つ聞きたいことがありまして…」

    天龍「?なんだ?」

    那珂「…ここの提督のことをどう思っていますか?」じっ

    天龍(…ほう)色々察し

    天龍「…そうだなぁ…」チラッ

    第六駆逐艦's『?』

    天龍「…まぁ、そこまで悪いやつではねぇよ」

    第六駆逐's『ッ!!??ええええええええええ!!??』

    318 = 1 :


    天龍「…だってそうだろ?…実績を見てみろ。…前任の提督の時は沈むやつなんてしょっちゅうだし、みんな生傷が絶えなかったし、そのくせいっつも負けばかりだった」

    天龍「…でも今の提督になってからは、怪我するやつなんてほとんどいないし、連戦連勝だ。…そうだろ?」

    「た…確かにそうなのですけど…」

    「それは提督妖精さんがいるからであって、提督の功績じゃないわ!」

    天龍(提督妖精は提督ってめっちゃ言いたいけど…ここは我慢だな…)

    天龍「…まぁ、なんつーの、俺は実力評価主義だ。今と昔どっちがいいかなんて聞かれたら、俺は今と答えるね。…お前らだって、今と昔、どちらが楽しいかって聞かれたら、今と答えるだろう?」

    「うぐ…たしかに昔は私達もまだ子供だったから喧嘩ばかりしてたし…この鎮守府ももっと殺伐としてたから…その楽しくはなかったけど…」

    「」今でも子供じゃ…

    「」響、何か言った?

    那珂「な…なるほど。ありがとうございました…」

    319 = 1 :


    裏庭!

    明石「お、今日のスターの登場ですね!」

    青葉「青葉です!今日は取材の協力お願いします!」

    「明石さんたちには、今日のライブ会場を即席で作ってもらっているのです」

    那珂「ありがとうみんな…!この会場で、那珂ちゃん精一杯歌います!!」

    明石「ふふふ楽しみにしてるわ」

    青葉「夜のライブ開始にまでは間に合わせますので、お待ちください!」

    那珂「それで…一つ質問いいかな?」

    明石「?なんですか?」

    那珂「今の提督のことどう思いますか?」

    明石青葉「」顔見合わせ

    320 = 1 :


    明石(大本営のお抱えアイドル、電撃訪問…)

    青葉(こんなに早くからの到着、そして今の質問…)

    明石青葉(…ふむ)色々察し

    321 = 1 :


    明石「そうですねぇ…。どうかと聞かれたら難しいですが…」

    青葉「…悪い人じゃありませんよ?」

    第六駆逐's『ええええええええええ!!??』

    「天龍といい、あなたたちといい、どうしちゃったの!?あんなにあいつを嫌っていたじゃない!!?」

    青葉「いやー…事情が変わったっていうか…事情が分かったっていうか…」

    明石「まぁ私に関して言えば、前の提督よりもなんやかんやで工房の施設は格段にグレードアップしてくれたし、増設もしてくれたし、高い工具や機械も買ってくれたし、文句はないわ」

    青葉「青葉も…文句はないです」

    那珂「…あ、ありがとう」

    明石「ふふ、期待した解答じゃないって顔ね」

    那珂「ッ!?ソンナコトナイヨ!?」

    322 = 1 :


    明石「…あなたの目で、水面だけじゃなくて、ちゃんと水の底まで彼のことを見てあげて…」そっ(耳打ち

    那珂「!」

    明石「それじゃ!…私たちは作業に戻るわ」

    「ま…まぁ次の場所に行きましょうか!私が案内するわ!!」

    323 = 1 :


    空き部屋

    那珂「…ふぅ…」

    川内「一通り、案内は終わったのかな?」

    那珂「うん!全部見て回れたよ!」

    川内「あいつらも気を使って姉妹2人になんてしてくれなくても良かったのに…」

    那珂「…」

    川内「なにか悩み事でもあるの?」

    那珂「うん…実は私、今日は歌うことをメインに来たわけじゃないんだ…」

    川内「知ってるよ、偵察に来たんだろ?この鎮守府のこと、あの男のことを…」

    那珂「!…お姉ちゃん気づいて!!??」

    川内「察しのいいやつならすぐ気付くさ。…あの男が気づいているかは分からないけどね」

    那珂「…そっか…さすがだね…ヘクチッ」

    川内「風邪かい?」

    那珂「うんうん、ヘーキ。ちょっと外が寒かったから冷えただけだよ」

    324 = 1 :


    川内「あったかい食堂に移ろうか。…そうだね、外もだいぶ寒くなって来た…。もうすぐクリスマスだもんね」

    那珂「クリスマス…かぁ」

    川内「那珂はもうサンタさんに何を頼むか決めた?」

    那珂「ははは、嫌だなぁ。そんな子供じゃないんだから…」

    川内「…え?頼まないの?手紙とか書かないと…」

    那珂「…え?お姉ちゃん…何言って…」

    川内「…?」

    那珂「」えぇ…まさか…

    那珂「お…お姉ちゃんはクリスマスに何頼んだの?」

    川内「今年は新しいマフラーを頼むんだ。今のは使い古して結構ボロボロになっちゃったから…」

    那珂「そ…そっかー!…去年は何を頼んだの?」

    川内「この腰のクナイだよ?」

    那珂「…この鎮守府には…サンタさんが来るの…?」

    325 = 1 :


    川内「うん、いい子のところにはね」

    那珂「い…いい子のところには…」

    川内「そうだよ。…前の提督の時はみんな喧嘩ばかりしてたからサンタさんは来てくれなかったんだけど…。今の提督になってみんな喧嘩しなくなったから、サンタさんが来てくれるようになったんだ」

    那珂「…そ…そうなの!」

    川内「だからここ三年ぐらいは毎年サンタさんが来てくれるようになったんだ」

    那珂「…」

    川内「那珂のとこにはサンタさん来ないの?」

    那珂「く…くるよ!もちろんくるくる!那珂ちゃんいい子だもん!」

    川内「ふふふ、良かった!…じゃあ移動しようか!」

    那珂「…」

    326 = 1 :


    那珂(その後も私は聞き込み調査を続けた)

    那珂(相変わらず提督の評価は最悪だったけど、みんなクリスマスのプレゼントを選んでいた)

    那珂(大人な戦艦たちがプレゼントを配っているのかと思ったらそんなこともなく、彼女たちもウキウキはしゃぎながら、プレゼントを選んでいた…)

    那珂(…まさか…プレゼントを配っているのは…)

    327 = 1 :


    提督「ん?」コンコン

    那珂「失礼します」

    提督「」バカなノックされただと…!?

    那珂「一通り鎮守府の中を案内してもらいました。…皆さんからの温かい歓迎、感謝します」

    提督「わざわざそんなことを言いに来たのか。私は今見ての通り、貴様ら無能の大本営が大量に送りつけてくる手紙の開封作業で忙しい。用が済んだならサッサと出て行ってくれないか?」ギロッ

    那珂「大本営からのメール…ではなく手紙ですか」

    提督「ッやれやれ。めんどくさいったらありゃしない。ほら早く出て行け。よその艦娘だがなんだか知らんが、ここでは俺様が法律だ。…サッサと出て行かないなら解体するぞ」ギロロッ

    那珂「一つ見せてもらっても?」ササッ

    提督「ッおいバカ!!??やめろ!!!」

    328 = 1 :


    『サンタさんへ 川内』

    329 = 1 :


    提督「」

    那珂「お邪魔しました、手紙は返します。…お仕事頑張ってください」つ手紙

    提督「」

    那珂「それでは失礼しました。…今日の夜のライブ、ぜひ来てください」ニコッ(扉閉め

    提督「」

    五月雨「…提督ってやっぱり私以上のドジっ子ですよね…」扉ガチャッ

    提督「五月雨…なるほど、こんなタイミングで那珂をよこしたのはお前の入れ知恵だな…」

    五月雨「さて?なんのことでしょう?」

    提督「やれやれ…。どーせ好き好んで私のところに来る艦娘なんてお前と不知火ぐらいだからと油断していたよ…」

    五月雨「ふふふ、夜が楽しみですね提督?」

    提督「…あぁ、そうだな」

    330 = 1 :


    夜!

    那珂『みんなああ!!今日は寒い中、集まってくれてありがとおおおおおおお!!!』

    みんな『なっかちゃああああん!!!!』

    那珂『間も無くみんな大好きクリスマス!!今日はまだ未発表の歌も含めて、クリスマスソングの大放出だああ!!みんなも一緒に歌ってね!!!』

    みんな『おおおおおおおお!!』

    「なっかちゃああああん!!!!」

    「雷ちゃん…き、気合がみんなと違うのです…」

    「暁だって負けないんだから!」ケミカルライトふりふり

    「ハラショー」

    331 = 1 :


    長門「ふぅ、それじゃあ私達も写真係としての役割を果たそうか」パシャパシャ

    陸奥「…カメラの方向おかしくない?」

    長門「何を言っている?キチンと盛り上がるみんなと那珂を均等に映してるぞ?」

    陸奥「ちょっと見せて」

    長門「はわわ!??」

    カメラ『端から端まで駆逐艦の際どいしゃしんばっかやで!!!!』

    陸奥「」陸奥パンチ!!

    長門「」ほげえええ!!

    332 = 1 :


    那珂『』チラッ

    木陰の隅
    提督「」ん?今目があったか?



    那珂『それじゃあ聞いてください!!ドジっ子のサンタクロース!!!!』

    みんな『いええええあええええい!!!』


    提督「」

    五月雨「ふふ」ニコニコ

    333 = 1 :


    後日!!


    総督「…で?どうだった?」

    那珂「まごうことなき、クソ提督だったよ」ニコッ

    総督「そ…そうか…」

    那珂「水臭いなぁ。…すぐに教えてくれても良かったのに…」

    総督「…いや、やはり他人に教えられるのと自分で気づくのでは違う。…それに私はお前なら自分で気づくと思ったよ」

    那珂「ふふふ…また行きたいなぁ、あの鎮守府」

    総督「やれやれ…」

    総督P「さて、次のライブの予定だが…」

    大淀「仕事しろハゲ」

    総督「もちろんであります!!」つP

    334 = 1 :


    ー 夜 ー

    憲兵「…珍しいでありますな。…自分のことを部屋まで呼びつけるとは…。何かありましたか?」

    提督「…そろそろ潮時だと思ってな…」両手差し出し

    憲兵「…どういうおつもりですか?」

    提督「当初の予定通りさ。…艦娘たちの間は、確かに強い絆と友情で結ばれているのを今日のライブでも確認できた。…もう彼女達にクソ提督は必要ないだろう。…頃合いだ」

    憲兵「…」

    提督「今まで協力してありがとう。…お前の評判も私のせいでずいぶん下げることになってしまった…。…だから最後は、お前の手で私を捕まえて、せめて汚名を返上してくれ」

    憲兵「何を言っているのでありますか…?。私は最初に言った通り。罪を犯したなら捕まえる。犯してないなら捕まえない。…それを忠実に行っただけです」

    提督「…」

    憲兵「あなたは今までの任期中、何も罪を犯してない。…私の評判がさがろうが、これは事実です」

    提督「…すまない…」

    憲兵「謝らないでください提督殿…。…それで、本当にここを去るおつもりですか…?」

    提督「あぁ。クソ提督は憲兵に逮捕され追放。後任の優しい提督が後を継ぎ、鎮守府は幸せないい鎮守府になりましたでめでたしめでたし。…すべて俺の筋書き通りだ」

    憲兵「ですが…それではあなたがあまりに報われないではないですか…」

    提督「なーに、報われないのはあの子達だろ?…戦場に立ち続けなければならない宿命を、あんな幼い体で担わされるんだ…。俺一人の人生で、彼女達全員の人生が多少でもよくなるなら、安い買い物だよ」

    憲兵「…」

    提督「さぁ、俺を捕まえてくれ。…罪はなんでもいい。適当に、なるべく大罪で。…よろしく頼む」

    335 = 1 :


    憲兵「私は、罪を犯してないものを捕まえる気はありません…」

    提督「あぁ知ってる。…だからこれは俺のワガママだ。…最後のな」

    憲兵「…本当にいいのでありますか?…本当のことを知らせなくて…」

    提督「まぁ一部の艦娘にはバレてしまったが、問題ない。本当に極々一部だ。…それに彼女たちに私が植え付けてきた恐怖と妬みは本物だ。今更事実を知ってもすぐに適応できるほど、彼女達は順応じゃない」

    憲兵「…ッあなたは私が見てきた提督の中で、最も優秀で優しい提督でした…」

    提督「…ありがとうな、憲兵」

    憲兵「本日、時刻0200。…あなたを艦娘に対する暴行恐喝、資金横領の疑いで、検挙します」

    提督「あぁ」

    336 = 1 :


    ここまデデデ大王
    多分次で終わります

    337 :

    続きはよ

    338 :


    ポンコツぬいぬいかわいい

    339 :

    これはいいものだ
    おつー

    340 :

    乙乙。やはり2323だと心の余裕が違うな

    341 :

    >>299
    自重しろよ

    342 :

    >>341
    もうこういう芸風なんだと思って受け入れるしかないだろ

    344 :

    似非カープ女子みたいだな、さしずめビジネスクソ提督て所か

    345 :

    おつおつ

    346 :

    クソ提督がいるときにはサンタさんが来て、いなくなったらサンタさんも来なくなる
    これで大体バレちゃうような

    347 :

    乙、続きが気になるな

    348 :

    バッドエンドがトゥルーエンドか…さて、ifルートはまだかな?

    349 = 294 :

    彼なら提督を辞めても声優に転職出来そうだ

    350 = 343 :

    >>348
    ここまで来たら提督の功績が皆に認められる日が来るかどうかだけだろ
    つまりノーマルかグッドかのどちらかだな
    榛名の伏線が少し気になるけど


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