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    元スレ青葉「司令官の乗った船が沈没して一週間……」

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    151 :

    あきつ丸欲しいんだが
    まるゆしかでないんだが

    152 = 1 :

    大和レシピであきつ丸三匹目であります
    あきつ丸可愛いけど大和になってほしいであります

    ふて寝してるのもあれだし、続き書きます……

    153 = 1 :

    大井「おはようございます、北上さん!」

    北上「んー? おはよー大井っちー」

    大井「はい! 気分はどうですか?」

    北上「今日は大分いいよー。情けないねぇ、本当」ハハハ

    大井「そんなことないですよぉ!!」

    北上「……んー……本当自分が嫌になるよねぇ。風邪引いちゃうなんてさー」

    大井「そういうときもありますよ! 疲労が溜まってたんです、無理しすぎですよ!」

    北上「ん……」

    大井「(…………)あ、飲み物買ってくるの忘れちゃいました! ちょっと待っててくださいね!」

    北上「おーいつもごめんねー」

    ガチャ、バタン

    大井「…………」スタスタ

    青葉「(滅茶苦茶顔が怖いんですけど。青葉的にもかなり無理かなーって)」

    提督「(頑張れ青葉。早く終わらせて次に行こう。死ぬときは一緒だ)」

    青葉「あっ、大井さん! おはようございます!」

    大井「おはようございます。どうかしましたか?」

    青葉「いえ。そんなに急いでどうかしたのかなーと」

    大井「飲み物を買ってくるだけですよ。急いでますので」

    青葉「あ、はい!(……司令官、付け入る隙がありません!)」

    提督「(これは強敵だな……というより大井には裏なんて無いだろうし、これ以上続けても無意味ではないか?)」

    青葉「(そうですねぇ……)」

    大井「…………ねぇ?」

    青葉「はわっ!? あ、あれ? どうかし」

    大井「なんで提督の匂いをさせているんですか?」

    青葉「……………………え?」

    提督「(え?)」

    154 :

    やだこわい

    155 :

    大井「こんな匂い嗅いだの久しぶりでびっくりしたんですけど……青葉さん、どういうことですか?」

    青葉「えーとその……」

    提督「(青葉! 下手な誤魔化しは……バレるぞ)」

    青葉「司令官の布団の中に入りましたごめんなさい!!」

    大井「そういうことですか……。ま、良いですけどね」

    青葉「ちょっとだけだったのに、よく気づきましたねー」ハハハ……

    大井「まぁ……。……たまに北上さんから強く匂って来たときには殺意すら芽生えましたけど、いなくなってみると寂しいものですね」ニッコリ

    青葉「は、はは……」

    大井「…それじゃあ」

    青葉「は、はい!」

    提督「(………………。俺の勝てる気がしない艦娘の一人だ)」

    青葉「(どうしましょう……)」

    提督「(いやだが突破口は見えたかも知れないな)」

    青葉「(本当ですか!?)」

    提督「(分からないがな……)」

    156 :

    感動した

    157 = 1 :

    大井「それじゃあ今日は帰りますね? ……早くよくなってくださいね」

    北上「うん、心配かけてごめんねー大井っちー」


    大井「……………………。あーーーもう!!」

    大井「なんで私が提督の帰りを願わなくちゃいけないのよ!! 提督が帰ってきたら文句言ってやる……!!」

    「大井」

    大井「……え!? いまの、提督の声!?」

    「大井」

    大井「……ど、どこ? 帰ってきたんなら帰ってきたって言いなさいよね!」タタッ

    大井「こっちから……」ガチャ

    オウム「大井」

    大井「……………………鳥?」

    オウム「大井。大井」

    大井「大井大井って……なによこれ! 誰のイタズラ?」

    158 = 1 :

    オウム「大井。かえってきた。大井。俺俺。大井」

    大井「…………提督の、匂い……? え? え?」

    オウム「大井。かえってきた。かえってきた。俺。大井。俺俺」

    大井「……て、提督……なんですか……?」

    青葉「~~~~ッッッ(笑いが堪えられないんですがwwww)」

    提督「(ネタバラシしたあとが怖いがこれは……大井が、オウムのことを俺だと信じているこの光景は……く……!)」

    オウム「大井。かえってきた」

    大井「そんな……嘘…………なん、なんでこんなことになってるんですか!?」

    オウム「俺俺。かえってきた」

    大井「こんなの……こんなのって無いですよ!!」

    提督「(………………く、く……!)」

    青葉「(辛抱してください……あともうちょっとの我慢ですから……!)」

    大井「北上さん……北上さんに知られたら…………」

    大井「……嘘だと言ってくださいよ提督!!!!」

    ガチャッ!!!

    大井「ねぇ、提督?」

    提督「……え?」

    159 = 1 :

    大井「なにやってるんですかこんなところで」グッ……ズルッ!

    提督「おぐっ!?」ドサッ

    大井「………………本気で騙されているとでも思ったんですか? 部屋に入ってからずっと、匂いには気づいていましたよ」

    提督「落ち着け大井。頼むから話を聞いてくれ」

    大井「笑いをこらえて私を影から笑っていたんですよねぇ人の気も知らないで?」

    提督「その通りではあるんだが決して悪気があったわけでは」

    ドンッ!!

    大井「ど、こ、が……ですか?」ニッコリ

    提督「(死んだな)」

    青葉「(二階級特進、おめでとうございます)」

    提督「(貴様青葉!!)」

    大井「北上さんが提督のせいで精神的に疲れて風邪をひいたってのに、いいご身分ですねぇ? 散々心配かけた人の行動ですかこれが? ねぇ? ねぇ提督?」

    大井「普段は真面目にきっちりやる癖にたまにふざけようとするとこうやって周りに迷惑かけて。馬鹿なんですか? 青葉さんに唆されたんでしょうけど皆を安心させることが先決なんじゃないですか?」ポロ

    提督「(まったく正論過ぎてなんの反論のしようも……ん?)」

    大井「こっちがずっと心配して、死んじゃってるかもしれないって言う北上さんを慰めて……私だって心配してたのに……裏切者……」ポロポロ

    提督「(な、泣いている……え? な、なんでだ?)」

    青葉「(司令官……そのなんでは本気で理解不能です)」

    大井「~~~~見るな!! 北上さんのところに行くわよ!!」グイッ

    青葉「わー!! ちょっと待ってください!!」

    大井「退いてください! 北上さんを安心させたあとに私刑に処さなきゃ気がすみません!!」

    160 = 1 :

    大井「……はぁ、はぁ……」

    青葉「ぜー……ぜー……」

    提督「……落ち着いたか?」

    大井「うるさい馬鹿……あんたのせいでしょうが……」

    提督「ごもっともだ。すまない」

    大井「……ふー! なんでもいいから、北上さんを安心させてあげてください。本当にお願いしますから。ご飯だってちゃんと食べてくれないんですよ」

    提督「それはすぐにでも。ただ、北上にはこう伝えてくれ……」


    北上「え? 提督、見つかったの?」

    大井「はい! 連絡があったと青葉さんに聞きました、サバイバルしてたらしくて、意外に元気みたいですよ!」

    北上「……そうなんだ。へぇー」

    大井「(嬉しそうにしてるのを隠そうとする北上さん可愛い)」

    北上「……いつ帰ってくるのかなぁ?」

    大井「(興味無さそうにしながらも提督の帰りを楽しみにしちゃう北上さん可愛い。提督憎い殺す)」

    大井「なるべく早く帰るってことしか聞いてないですね……ごめんなさい」

    北上「そっかぁ。それじゃあいつまでもここで寝てたら、提督に笑われちゃうねー。ちょっとまってね、準備するから」

    大井「えっ!? 北上さんまだ無理は……」

    北上「いやーずる休みって訳じゃないんだけどさぁ。なんていうの? ちょっと頑張らないとなーって」

    大井「…………そうですか! お手伝いしますね!」

    北上「んもー大井っちー、どこさわってんのさー」

    大井「……(北上さんに愛されてる提督が憎すぎて生きるのが辛い……)」

    大井「(……でも……)」

    大井「あーあ……いつからなんだろうなぁ」

    北上「んー? なにがー?」

    大井「いいえ! なんでもないですよ!」

    161 = 1 :

    提督「見事大井にしてやられたな。やはりあいつには勝てないか」

    青葉「ですよねー」

    提督「なぁ青葉……俺って臭いのか?」

    青葉「はいはい自分で考えてくださいねー」

    提督「なぁ青葉……やはりもうそろそろ」

    青葉「次いってみましょうか」ニッコリ

    ↓1 次の艦娘

    今日はここまでにします
    大井に勝てるビジョンが浮かばなかったのじゃぁあ!!

    162 :

    あきつまる

    163 :

    翔鶴

    164 :

    球磨

    165 :

    あきつ丸……すいません多方面の方に喧嘩を売ることを言うかもしれませんが、あきつ丸改になる前ってあんまり可愛くないなぁとか考えてましたね
    特に初めてあった時は

    166 = 162 :

    あきつ丸は改になる前はあんまりかわいくないな確かにww
    改になってから本番だよ!

    167 :

    あきつ丸は最初顔色悪いイメージしかなかったw

    168 :

    血色が悪い同感です

    青葉「あきつ丸さん、ですね」

    提督「あきつ丸か。どうなんだあいつは?」

    青葉「いえ。実際に見てもらった方が良いですね、これを」ピッ

    提督「これは……あきつ丸だな」

    青葉「三日前の記録映像です、個人的な」

    あきつ丸『提督殿……提督殿……』

    提督「…………ふむ。青葉、説明を」

    青葉「はい。あきつ丸さんは司令官の事故を認識していません。正確には無かったことになっています」

    提督「無かったこと?」

    青葉「司令官の事故の二日後……突然「提督殿が帰ってきたであります!」と言って皆を驚かせ……」

    提督殿『提督殿…………温かいであります……』

    提督「俺の服を着せた熊のぬいぐるみを俺だと思っている、と」

    青葉「はい。本当はもう少し早くお伝えするべきだったのですけど、昨日は司令官が帰ってきたでスッポリ抜け落ちてたのと、あの熊を司令官に見えているのと発言に異常なときがみられる以外は至って普通なので今報告させていたただきました」

    提督「ふむ……とりあえず会いに行くぞ。流石にそれは心配だ」

    青葉「了解です!」

    169 = 1 :

    提督「(でやはり俺は隠れるんだな)」

    青葉「(ごめんなさいそんなときではないとは思っていても……記者魂が逃がしてくれないようで)」

    青葉「あきつ丸さん? 開けても良いですか?」コンコン

    あきつ丸「その声は青葉さんでありますな。どうされましたか?」

    青葉「入っても」

    あきつ丸「ダメであります」

    青葉「……そうですか。えーと……司令官に用事があるんですけど」

    あきつ丸「提督殿は寝ているでありますよ。起こすのは忍びないのであります」

    青葉「ええと……それじゃああきつ丸さんだけでも、執務室に来ていただけますか?」

    あきつ丸「了解したであります」

    提督「(ふむ……そもそも提督と艦娘が同じ部屋にいることにすら異常であることを理解できていないのは……自己防衛からくるものなのか)」

    青葉「(何を冷静に考えているんですか)」

    ガチャ、バタン。カチャ

    あきつ丸「お待たせしたであります」

    提督「(鍵?)」

    青葉「(自分で鍵を取り付けたんですよ)」

    提督「(なんという行動力なんだ)」

    170 = 1 :

    あきつ丸「あきつ丸、失礼しますであります!」

    あきつ丸「…………おや? 提督殿は?」

    提督「(え?)」

    青葉「えーと。今は……いません」

    あきつ丸「はて。それでは何故自分は執務室に召集されたのでありましょうか?」

    青葉「………………。落ち着いて聞いてください。司令官の遺体が発見されました」

    あきつ丸「……は?」

    青葉「司令官の遺体が発見されたと、本営から連絡が来たんです。あきつ丸さん」

    あきつ丸「なんの冗談でありますか? 提督殿は今どこに」

    青葉「……あきつ丸さん。いい加減現実を見ましょう。司令官は一週間前に、事故に遭ったんですよ。いつまで現実逃避しているおつもりですか? あんなぬいぐるみを司令官だと言い張って」

    あきつ丸「…………はて。自分は何故執務室にいるのでありましょう」

    青葉「あきつ丸さん!!」

    あきつ丸「……!?」ビクッ

    青葉「司令官は……死んだんです!! その現実から目をそらさないでください!!」

    171 = 1 :

    あきつ丸「…………? ?? なにを?? ……」

    青葉「…………辛いのは皆同じです。ですが、これからは甘えたことは許されません。現実逃避をしてる暇なんて無いんですよ」

    あきつ丸「青葉さんは嘘をついているであります」

    青葉「え? (またバレた!?)」

    あきつ丸「提督殿は絶対に嘘をつきません。その提督殿が自分に約束してくれたのであります。絶対にあきつ丸のそばからは離れない、と」

    青葉「(は? 司令官?)」

    提督「(言ってないぞ)」

    あきつ丸「自分がこの鎮守府に配属され間もない頃、心細かった日が続いたであります」

    あきつ丸「そんな日々を打ち破ってくれたのが、提督殿でありました。提督殿は、月を見ていた自分に言ってくれたのであります」

    あきつ丸「『あきつ丸が苦しい時も、楽しい時も、俺はずっと側にいてやる。頼まれたって離れてやらないぞ。お前はもう俺たちの仲間で家族なんだから。約束だ』」

    あきつ丸「今でも一語一句覚えているであります」

    提督「(言ってるなそれ)」

    青葉「(…………司令官)」

    提督「(いや待て、だけどそれは……なにか違うだろう?)」

    あきつ丸「提督殿は約束を違えるような方ではないであります。だから青葉さんは嘘つきなのであります」

    あきつ丸「現に提督殿は自分の部屋に…………」

    あきつ丸「……はて? 提督殿が部屋に? ……提督殿は今どこでありますか? 何故どこにもいないのでありますか?」

    青葉「あ、あの……落ち着いて……」

    あきつ丸「青葉さん? ……提督殿を、どこに隠したでありますか……?」

    青葉「ひっ!?」

    あきつ丸「どこに隠したでありますか? どこに? どこにいるのでありますか提督殿は? 何故青葉さんはこんなに酷いことができるのでありますか? 自分を苦しめたいのでありますか?」グイグイグイッ!

    青葉「いっ!? たたた! あ、あきつ丸さん落ち着いてください!!」

    提督「そこまでだあきつ丸! 落ちつけ! 青葉を離せ!」グイッ!

    172 = 1 :

    あきつ丸「…………提督、殿?」

    提督「大丈夫か青葉!?」

    青葉「うう……好奇心は猫をも殺すということですね……」

    あきつ丸「……………………?????」

    提督「俺がわかるか、あきつ丸?」

    あきつ丸「久しぶりに声を聞いたであります。提督殿、自分が提督殿を間違える筈がないのであります」

    提督「………………あきつ丸艦娘!! 現実を見ろ!! 俺は逃げは許さんぞ!!」

    あきつ丸「ひっ」

    提督「…………あきつ丸。お前は、俺がわかるか? 俺がどうなっていたか、分かっているのか?」

    あきつ丸「あ……え…………提督殿……が? どう……事故に遭って…………?? 帰って……来なくて、執務室に……??? 服が………………ぁ」

    提督「…………あきつ丸?」

    あきつ丸「あ、ぁぁぁ……提督、殿……!! 提督殿ぉぉ!!!」ギュゥ!!!

    提督「うぐぉ!?」

    あきつ丸「自分は……自分はぁ!!」

    提督「落ち着けあきつ丸! 死ぬ死ぬ!!」

    173 = 1 :

    あきつ丸「失礼したであります……」

    提督「いや……」

    あきつ丸「…………ぬいぐるみを、提督殿に見立てて、毎日自分を慰めていたのであります……あまりにも……あまりにも提督殿のいない鎮守府は、寂しかったのであります……自分には、辛い時間を長時間耐えるだけの精神力が無かった……」

    あきつ丸「如何なる処罰も覚悟して受け入れるであります……」

    青葉「(し、司令官……あきつ丸さんが可哀想ですよ!)」

    提督「……あきつ丸。弱いのは仕方がないことだ。誰もがどこかに弱い部分を抱えて生きている。重要なのは、その弱いところに立ち向かうか、目をそらすかだ」

    あきつ丸「…………」

    提督「……俺だって大変だったんだぞ? こんなところで死ねない、絶対に帰ってお前らを安心させてやる、ってな」

    あきつ丸「…………言葉もないのであります」

    提督「んーー……だからな? その……あまりしょぼくれた顔を見せるなと言っているんだ。お前は俺が帰ってきて嬉しくないのか?」

    あきつ丸「それはあり得ないのであります!」バッ!

    提督「おぅ…………。それならだ、喜んでくれ。せっかくこうして無事帰還したのに、泣きそうな顔をされると立場がない」

    あきつ丸「……! 提督殿は、こんな未熟者を……許してくれるのでありますか?」

    提督「許すも許さんもない。元凶は俺だ。だけど、またこうして出会えたんなら、お互い喜ばないか? な、あきつ丸」

    あきつ丸「…………。わかったであります。それでは、不肖あきつ丸、全力をもって喜びを表現するであります!!」

    提督「おお! 来いあき…………え?」

    ドッタンバッタン、ぎゃー

    青葉「……司令官……南無……」

    174 = 1 :

    提督「あきつ丸の愛が重い」

    青葉「大丈夫でしたか?」

    提督「一応。まさかあそこまで愛情表現してくるとは思わなかった。ケッコンカッコカリを本気で考えないといけないな……」

    青葉「うーんあきつ丸さんだけに絞ると偉い目にあうんでちゃんと考えてくださいね」

    提督「ん?」

    青葉「いえなんでも。それでは次に行きましょうか」

    ↓1 次の艦娘

    寝ますー
    あきつ丸って某渋でヤンデレばっかり見てるせいか、そっちのイメージしかありませんでした
    あきつ丸スキーの皆さんには申し訳ないことをしたな、と……

    176 :

    乙ヤーデ

    177 :

    >>168
    提督殿が喋ってるwwwwwwwwwwwwwwww

    178 :

    やっぱりホモじゃない

    179 :

    あーやっと違和感の理由が分かった
    提督自身が死を偽って舞台を作ってるわけじゃないからか
    確かにこれはドッキリじゃなくビックリとかサプライズの方面だわ

    180 = 1 :

    >>177
    テヘッ間違えちゃったぁ♪

    >>179
    前にも書いた通り元々このSS始めたきっかけの動画がほんのり心暖まるサプライズ系ドッキリだったことにありますね
    多分その印象を引きずってこんなことになってます
    もう次の次の艦娘で終わりにしちゃおうかな……開始早々失敗しちゃってるし

    181 :

    読むの止めたんじゃないのかよ

    182 :

    もっと続けるんだよ、あくしろよ

    183 :

    ワイは好きやでこのスレ

    184 :

    青葉「イムヤちゃんですね!」

    提督「よし。これで終わりにしよう。お疲れ様青葉、明日全員に俺の無事を」

    青葉「なんで逃げようもしてるんですかね!?」

    提督「イムヤなど見るまでもなく病んでいることがわかる。ハチ以外はもれなく病んでいるのだろう青葉貴様」

    青葉「流石ですねー司令官。よくわかっておいでで」

    提督「地獄の釜と分かっていて開けるほどの愚か者に見えるか?」

    青葉「見えます」

    提督「…………イムヤだな……わかった……」

    青葉「今回はどんな作戦でいきますか?」

    提督「ふむ。そうだな……なら……」

    185 = 1 :

    イムヤ「……司令官? 私のこと、好き?」

    カチ

    『イムヤ。次の作戦だが』

    イムヤ「ふふ……私もよ」

    カチ

    『今回もお疲れ様。また頼むぞ』

    イムヤ「フフフ……任せて司令官」


    提督「(なんだこれは、たまげたなぁ)」

    青葉「(病んでいる艦娘の多さが酷いですね!)」

    提督「(イムヤは元からそれなりに危ないところもあったからな……いやにしてもこれは……)」

    青葉「(とりあえず入りますね)」コンコン

    イムヤ「誰?」

    青葉「青葉です。イムヤちゃん、入っても?」

    ガチャ……

    イムヤ「何か用?」

    青葉「……う………………(し、司令官の写真があちこちに……!?)」

    提督「(ほらな、伊号潜水艦娘はまずいんだってハチ以外は)」

    青葉「……その…………ええと……」

    イムヤ「…………なに?」

    青葉「(言い出しにくいんですけど!)」

    提督「(がんばれ)」

    青葉「お、落ち着いて聞いてくださいね……? 司令官が……遺体で発見されたみたいで……」

    イムヤ「……そう。仕方ないわ、残念だけど」

    青葉「……え???」

    イムヤ「話はそれだけ? それじゃあ」

    青葉「ええ!? イムヤちゃん、ショックじゃないんですか!?」

    イムヤ「ショックに決まってるじゃない。……でも、司令官はここで生きているわ。私のことをずっと見てくれてるの。声だって聞けるのよ? これ以上望んだら、司令官に失礼だわ」

    186 = 1 :

    青葉「(!?!?)」

    提督「(まぁそうなるな)」

    イムヤ「何れ離れ離れになることは覚悟してたから。いつそうなっても良いように準備しておかなかったの?」

    青葉「あ…………う……」

    イムヤ「じゃあこれで。私、司令官と忙しいから」

    バタン……

    青葉「………………(無理。無理です。完全に自分の世界に閉じ籠ってます)」

    提督「(仕方ない、あっちの作戦で行くか)」

    青葉「(あ……は、はい!)」


    イムヤ「司令官」

    カチ

    『イムヤ。よくやった』

    イムヤ「司令官」

    『お前たちは俺の宝物だ』

    イムヤ「司令官」

    『お、おいイムヤ……近いぞ』

    イムヤ「ふふ、ふふふ……。…………ん? ……今、司令官の声が……?」

    187 = 1 :

    「愛してる」

    イムヤ「!? どこから!? ……隣の……部屋?」

    「…………な」

    ドタバタ!

    イムヤ「………………」ピタッ

    「なぁ、そろそろ……」

    イムヤ「やっぱり……!」

    ガチャ!!

    …………………………

    イムヤ「誰も……いない?」

    バタンッ!!

    イムヤ「!? 扉が勝手に……」

    提督「なぁイムヤ……お前は俺が死んでも悲しんでくれないんだな」

    イムヤ「司令官!? どこ!?」

    提督「イムヤ…………お前は……写真の俺で満足なんだな……」

    イムヤ「司令官! 司令官!」

    提督「悲しいんだ……悲しい……なぁイムヤ……とっても悲しいから……」

    イムヤ「司令官!! 司令官!!」

    提督「(聞けよ)一緒に……あの世に行ってくれるかぁ!?」ガバッ

    イムヤ「うんっ! うんっ! 行く! どこまでも一緒に行く! どこにでも連れてって!!」ギュ

    提督「えちょ」

    イムヤ「地獄でも天国でも、他になにもなくても司令官さえいてくれればもうなにもいらないの!! お願い司令官! 早く連れてって!! もうダメなの! さっき青葉さんから話を聞いて死ぬ覚悟はできたわ!!」

    提督「イム」

    イムヤ「大丈夫よ司令官。私は深く暗い場所でも、司令官のことを絶対に見失わないから。きっといつまでもどこまで司令官の隣から離れない。寒い場所でも、私は司令官を温め続けるの。好き。大好き。この気持ちはどんな形になっても残り続けるわ。愛してる。司令官。私はどんなになってもどこにいってもどんなところにいってもこの愛を永遠のものとするわ。だから一緒に永遠になりましょ? 大丈夫よ司令官、新しい形になるだけなの。死んでも一緒に、永遠に。私と司令官だけの世界。ねぇ司令官早く連れてって。もうこの世界に意味なんて無いわ。早く。みんなが来ちゃう」

    提督「」

    188 = 1 :

    イムヤ「死んでなかったのね、司令官。私の愛を確かめるなんて、そんなことしなくても良いのに」

    提督「……そうだな……」

    イムヤ「今日は一緒に寝ましょう? 大丈夫、イムヤはどんなになっても大丈夫だから」

    提督「……そうだな……」

    イムヤ「今度こそどちらかが死んでしまうかも知れないから、二人の愛の形をこの世に残しておきましょうね」

    提督「………………」

    イムヤ「それじゃあ司令官……」

    またあとで

    189 :

    いちおつ

    190 :

    ア艦……

    191 = 1 :

    提督「潜水艦娘の愛が重すぎる」

    青葉「………………ごめんなさい……ごめんなさい……」

    提督「…………あいつらは闇にとことん強いから……元々俺たちが勝てる相手じゃなかったんだ……」

    青葉「…………はい……青葉、学びました……」

    提督「……次、次は誰なんだ?」

    ↓1 次の艦娘

    潜水艦娘に勝てる気がしません
    おやすみなさい

    193 = 190 :

    球磨

    194 :

    初月もお迎えしてない艦娘なんですが^^
    憎しみ^^

    195 :

    青葉「病んでない組の一人、初月ちゃんですね」

    提督「初月なら基本的には安心だな。あいつは俺を性的な目ではなく忠誠を誓ってくれている雰囲気だから」

    青葉「まぁそこへのコメントは差し控えさせていただきましょう」

    提督「え?」

    青葉「初月ちゃんは割りと涼しい顔をして、落ち込んでいる子を慰めている側に回っている印象ですね」

    提督「しっかりしたやつだからな。さて、連敗は阻止しなければならんな……次の作戦はこうだ」

    青葉「ふんふん……」

    196 = 1 :

    青葉「………………」ドンッ

    初月「…………おっと。すまない。怪我は無いだろうか?」

    青葉「…………は、い」フラフラ

    初月「……? 青葉? どうした?」

    青葉「………………」フラフラ……ドサッ

    初月「青葉っ!」

    青葉「あ…………初月ちゃん……青葉は、大丈夫です」

    初月「どこがだ! ほら、掴まって!」

    青葉「……ごめんなさい……」

    初月「提督、勝手に借りるぞ。ほら、青葉座れ」

    青葉「………………」

    初月「……何があった? 僕に聞かせてくれ」

    青葉「…………てやる……」

    初月「………………!」

    青葉「殺して、やる……!」

    初月「青葉。……落ち着け」

    青葉「あいつらは……司令官が邪魔になって……わざと…………!」

    初月「!」

    青葉「加賀さんが……それに荷担しているなんて…………そんなの……」ギリィ

    初月「……………………」

    青葉「私が……加賀を……あいつらを…………殺して……」ブツブツ

    初月「…………大体、把握した。……そうか。提督はそんな思惑に……」

    197 = 1 :

    加賀「あら……残念ね。青葉だけでなく、あなたにまでバレてしまなんて」ガチャ

    青葉「……!!!!! 加賀……」

    初月「加賀。いったいどういうことだ」

    加賀「あの人は有能すぎた。ただそれだけのことよ?」

    初月「なに?」

    加賀「目障りな出る杭は打たれて当然じゃないかしら。そして、知りすぎた愚か者も……」スチャ

    初月「…………口封じか……」

    加賀「ええ。知られたからには仕方ないわ。できるだけきれいな状態で次の提督に引き継ぎたかったのだけど……仕方ないわね」

    青葉「加賀…………加賀ァァァァ!!!」バッ!!

    初月「青葉―――」

    ドォォォン!!!

    198 :

    初月「く……青……!!」

    加賀「塵も残さずに消えたわ。便利な物ね」

    初月「………………」ギュッ

    提督「(生きてるか青葉?)」

    青葉「(ひー……本気でやりましたね加賀さん!)」

    加賀「(なんのことかしら)」

    初月「…………貴様……仲間を……仲間をなんだと思っている!?」

    加賀「さぁ……なにかしら? 私たちは艦娘、人間の命令にだけ従う物よ?」

    初月「違う!! 僕らは物なんかじゃない!! 僕たちは自分で考え、生きることができる!! お前は……提督よりも、本営を選ぶのか!?」

    加賀「ええ。それがなにか?」

    初月「………………くっ!!!」ガチャ!!

    加賀「……あら? 駆逐艦如きが生意気にも逆らうつもり? ……騒ぎを大きくすれば、その分始末しなければいけない艦娘が増えるわよ?」

    初月「……それでも……それでも僕は!!」

    加賀「それに……。私に仲間がいないとでも?」

    初月「なに……?」

    ガバッ!

    初月「しま……後ろ!? くっ! 離せ! 卑怯もの! 顔を見せろ!!」

    加賀「………………。ええそうね。死ぬ前に裏切者の正体を教えておくのも面白いかしら?」

    トン……

    初月「ッ!」バッ!

    提督「初月、息災で何より」

    初月「…………???」

    199 = 1 :

    初月「……事情は分かったけどそれと納得するかは別だよ」プンスカ

    提督「まぁまぁ……許せ、茶目っ気だ」

    初月「茶目っ気で済ませられる問題を越えてないとでも?」

    加賀「……それよりも、裏切者として信用されたことが残念ね……」

    初月「いや……その……加賀は見えないところがあるから……」

    加賀「………………」

    提督「ちなみにこの表情はとても悲しいという感情だ」

    初月「分からないよ!? 普段と一緒にしか見えないから! ごめん加賀!」

    加賀「……鎧袖一触よ。問題ないわ」

    青葉「大ダメージってことですかね?」

    提督「まぁそれはそれとして。ただいま初月。先のことは許せ、帰ってきた祝いというところで勘弁してくれ」

    初月「……そう、だな。分かった。お前にもそういうふざけた一面があることを知れて良かったさ」

    提督「人間だからな。ふざけもするさ」

    初月「うん。……お帰り、提督」

    提督「ただいま、初」チュッ

    初月「もうやらなかったことで後悔はしたくない。これからお前を全力で手にする。二度とこんな思いをしない為にな」

    提督「( ゚д゚)」

    初月「僕は一度した後悔は二度としないタイプだ。覚悟しておけ」クルッ、バタン

    加賀「……。意外と激情家なのね、彼女」

    提督「( ゚д゚)」

    青葉「…………チッ……」


    初月「…………♪」

    天龍「ん? よう、機嫌良いじゃねぇか。なにか良いことでもあったか?」

    初月「………………。まぁね」

    天龍「そりゃいい。最近の鎮守府は暗くってな、こっちまで陰気になっちまうぜ」

    初月「ごめん、ちょっとやることがあるから」

    天龍「お? おう。……本当に機嫌良いなあいつ?」

    200 = 1 :

    提督「……俺ってもしかして、なにかとんでもないことをしでかしてやしないか?」

    青葉「そうですねー」

    提督「ま、まぁ……今回は加賀の手助けも得られて良い結果に終わった訳だ」

    青葉「そうですねー」

    提督「…………何故怒っているんだ……解せない……女の気持ちが解せんぞ……!」

    青葉「次いきましょう。ふんっ」

    ↓1 次の艦娘

    遅くなってすまんの
    おやすみ


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