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    元スレ提督「艦娘に高速修復材を使ってあげたら大変なことになった」

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    101 = 57 :

    >>94
    この手のネタは艦これが始まった当初からあるんだよなぁ…

    102 :

    飲むのか・・・

    103 = 1 :

    提督「ちょ、ちょっと待ってくれ吹雪。あれって、食べ物…なのか?」

    吹雪「はい!甘くて水あめみたいで美味しいんです!あ、袋に入れて入浴剤みたいにして使うこともあるんです」

    提督「じゃあ、塗ったりとか、そういうことは…?」

    吹雪「…塗る?……あのぉ…ちょっと変態チックだなって、その……」

    提督「」

    提督(な、なんてこった…!?)

    提督(もしかしたら俺、みんなにとんでもないことを……)

    104 :

    あのドロッとしたものを嚥下する艦娘……

    105 = 1 :

    -港-

    提督「……赤城、加賀…お疲れさま」

    赤城「提督。お疲れ様です。任務も無事達成できました」

    加賀「…」

    加賀(提督、元気がないわ……何か声をかけた方がいいかしら)

    赤城「提督、それは」

    提督「いやなに、なんてことない高速修復材だ。赤城、今小破しているだろう。使ってくれ」

    赤城「この程度の傷で良いんですか?では……」

    提督(あ、舐めた。あ、口の中で転がしてる)

    赤城「ふふ、美味しいです。ありがとうございます。提督」

    提督「あ、あぁ、傷の方はどうだ」

    赤城「はい、この通り綺麗さっぱり」

    提督「そ、そうか……これからも頼むぞ…」

    提督(食べたよ!めっちゃ食べた!!え?つまり、どういうことだ!?)

    赤城「おいしー」

    加賀(……結局、一言も話せなかった…)

    106 :

    はちみつみたいなもんでしょ…

    107 :

    塗って良し、かけて良し、飲んで良し
    うむ、こう聞くととても美味しそうな食材な雰囲気

    108 = 13 :

    バターかな?昔は傷薬にもなる保存食だったし

    109 :

    ぺぺローションだって飲めるわけだし、多少はね?

    110 :

    勃起王みたいなもんやろ

    111 :

    火で炙って吸っても良さそう(小並感)

    112 = 57 :

    万能薬かな?

    113 :

    鋼材ボーキをむしゃりむしゃりするんだし修復剤もむべかるかな

    114 :

    しかしこれ第六駆逐とかにはまだやってないよな。

    115 :

    -海辺-

    提督(あの後…)

    提督(色々と調べたが、正しい使い方はいまいちわからなかった)

    提督(被る派と食べる派と塗る派とお尻派が多かったな…)

    提督(尻から…しかも、教えてくれたのが羽黒……闇が深いな)

    提督「なぁ、高速修復材…」

    提督「お前は謎が多すぎる……」

    提督「ただの塗り薬なのか?食べ物なのか?そもそも…これは本当に修復材なのか?」

    提督「原材料はなんなんだ?遠征にいった艦娘はどこからコレを持ってくる?」

    提督「お前は…一体何なんだ?」

    高速修復材「…」

    「あの…」

    提督(高速修復材が喋った!?)

    浜風「いえ、私です。」

    提督「……浜風か……!?」

    提督「…待てよ、お前何時から…」

    浜風「高速修復材…謎が多すぎる…からですね」

    提督「」

    116 :

    あれ?アニメでは風呂にぶち込んでたような…

    117 :

    アニメなんてなかった、イイネ?

    118 = 115 :


    提督「そ。それで、どうしたんだ、浜風。割と今は一人にしてほしい気分なんだが…」

    浜風「はい、その、提督が気にしていた大破率の件なのですが」

    提督「ん」

    浜風「減らす方法があります。少なくとも、以前のような数値には戻せるでしょう」

    提督「何だって!?そんな方法があるのか!?」

    提督(それがわかれば、皆がこれ以上傷つかなくて済む…!)

    浜風「はい、しかし、その為には提督の協力が不可欠で……」

    提督「俺にできることなら、なんだって協力するさ!」





    浜風「……ん?今、何だってって言いましたね?」

    119 :

    伝家の宝刀やめろ

    120 :

    まーた迂闊に何でもやると言ってしまったのか

    121 = 115 :

    -港前(朝)-

    ざわざわ

    吹雪「急に集まってくれだなんて、どうしたんでしょう」

    初雪「…さぁ」

    提督「みんな!集まってくれたか!」

    提督「じゃあ、聞いてくれ。今日集まってもらったのはみんなに二つ、伝えたいことがあるからだ」

    榛名「二つ?」

    金剛「きっと掃除箇所が増えるとか、そんな大した事じゃないネー」

    提督「一つは、これより、我々、桂島泊地は次の大型作戦に向けて……」

    提督「高速修復材の使用を一切禁止することとする!」

    榛名「!???????」

    金剛「」

    122 = 115 :

    金剛「わ、ワワワ、ワッツ!?あ、あれ無しの生活なんて、もう、もう想像できないデース!?」

    浜風「……」

    ざわざわ

    提督「みんな、静かに!多分、一部の入渠時間の長い面々からは不満の声も出ると思う」

    提督「そこで、出てくるのがもう一つの案件なんだが……」

    ダイタイアン?

    提督「今週から、成績の良かったものに対しては……俺が出来る範囲で、「なんでも」要望を聞く週間MVP賞を実施する!」

    天龍「なっ!」

    『なんでも!?』

    123 :

    まさか羽黒、開発(意味深)済みか!?

    124 = 115 :

    神通「あの、い、一緒にお出かけとか」

    提督「ああ、もちろん」

    川内「夜戦もし放題って事?」

    提督「ああ、もちろん」

    那珂「わた「無理だ、俺の願いの限界を超えている…」!?」

    提督「まぁ、遠征組と、主力メンバーとで、出てくる結果も違うだろうが…その辺は考慮するので安心してほしい。」

    提督「兎に角、1週間、真面目に頑張れば何かご褒美もらえるくらいに思ってくれ。それじゃあ」

    金剛「…」

    利根「何じゃ、筑摩―何の話じゃった?」

    筑摩「…姉さん、どうやら、戦争が…始まるようです」

    そこから、艦娘たちにとって地獄の一週間が始まった……!

    125 :

    那珂ちゃん……

    126 :

    安易になんでもすると言ってはいけない(戒め)

    127 :

    出来る範囲でって言ってるから問題無い

    128 :

    何でも要望を聞くとは言ったができるとは言ってない

    129 = 115 :

    -執務室-

    提督「ふぅ、あんなんで、本当にみんな頑張ってくれるのか?」

    浜風「ええ、きっと」

    提督「うーん、寧ろ不満が爆発しそうな…」

    バーン!

    天龍「おう!提督!警備任務から戻ったぜ!」

    提督「お、天龍、ん?お前、なんかいつも以上に張り切ってるなー」

    天龍「当たり前だろ。朝あんなこと言われちゃな。それより、ほら、これが今回の成果だ」

    提督「はは、そうか…ん?」

    ‭提督(……なんで資源が4桁も入ってるんだ…?)

    130 :

    どういこったねん

    131 :

    カーンカーン

    132 :


    深海棲艦が情け容赦なく ボコられているのは容易に想像出来る。



    ……南無


    133 :

    言い方よくないけど、中国の違法漁船並みに資源根こそぎ持って行ってそう

    134 :

    ここの鎮守府最近海域泥が無いらしいんだがどういうこt

    135 :

    このことを提言した浜風は無償でお願い1つ叶えてもらってもいいよなあ?

    136 :

    意図的にかもしれないけど桂島じゃなくて柱島だからね

    137 :

    塗るのも正式(?)な使用法っぽいしセーフ

    138 :

    浜風なら俺の横で寝ているよ

    139 :

    使用量抑えたいなら、ハケとか筆とかで塗ればいいよな

    141 :

    >>136
    提督の毛根は死滅してばかりだから多少のジョークの可能性が

    142 :

    何故 羽黒の展開を書かないのか…

    143 = 137 :

    これMVP競い合ってる内はいいけど足の引っ張り合いになると不味いな

    144 :

    一方でち公は修復材とか関係ないので変わらず酷使され続けていた。

    146 :

    浜風「計画通り…」

    147 = 115 :

    提督「えーっと、天龍、お前らが行ってたのは、ただの警備任務だよな?」

    天龍「ああ」

    提督「桁が間違ってるんじゃないか?」

    天龍「いんや、合ってるよ。大大大大大成功って、ところだな」

    提督(ど、どうなってるんだ…)

    天龍「なぁ、提督、さっきの話、嘘じゃないよな」

    提督「?ああ、MVPの事か?」

    天龍「おう、それに遠征組も、頑張ればスタメン組に負けない評価してくれるって」

    提督「もちろんそのつもりだけど…」

    天龍「約束だぜ?…じゃ、もっかい行ってくるわ!!」

    バタン

    天龍(へへ)タッタッタ

    天龍(チビどもも、提督といっぱい遊びたがってたし、今週はいっぱい頑張んねーとな♪)

    天龍「それに、オレもたまにはさ…へへ」

    148 = 115 :

    提督「……」

    浜風「順調ですね」

    提督「いや、何か、この資源はどこから湧いてきたのか怖すぎて使えな…」

    バーン

    榛名「提督!3-2のキス島撤退作成、無事完了しました!」

    提督「何!?よくやったぞ榛……!」

    提督(って、あれ、3-2って、確か駆逐艦編成でなければまともに羅針盤が動かないはず…)

    提督「榛名?羅針盤はどうしたんだ?」

    榛名「羅針盤…?知らない子ですね」スゥ

    提督「!?」

    提督(は、榛名のハイライトが…消えた……!?)

    榛名「次の海域もすぐに攻略してきます!では!」

    バタン

    榛名(ふふふ)タッタッタ

    榛名(また、またあの高速修復材を…そして…)

    榛名「今度こそ、榛名は大人の……」

    149 = 115 :

    提督「すごく頑張ってくれてるな、は、ははは…ちなみに彼女の艦隊は…」

    浜風「…どうやら彼女は一人で出撃していたようですね」

    提督「……!!??」

    バーン

    提督「こ、今度はなんだ…」

    赤城「……」

    提督「……」

    提督(な、なんだ、やけにふらふらしているな、赤城)

    赤城「提督、出撃任務が…終わりました」

    提督「そうか…ご苦労だったな。」

    赤城「…はい、こちらが、今回の成果です…」

    提督「!?ちょっと、待て、ボス逸れはともかく、この補給0というのは!?」

    赤城「…その気になれば、1週間断食するなど…容易いことです」ギラリ

    提督(こ、こいつ本当に赤城か!?)

    150 = 115 :

    提督「って、駄目に決まってるだろそんなの、そんなことして倒れたりしたら…「MVP」!」

    赤城「提督…私、夢があるんです。」

    赤城「MVPにさえなれば……」

    赤城「回ってないお寿司を、食べ放題……焼肉……特上カルビ……」ゴゴゴゴ

    提督「お、おま」

    赤城「北京ダック……生ハムメロン……」グーグーグゥゥウ

    提督「ま、まて、それは明らかに俺の」

    バターン

    提督(こ、このままいくと一体俺は、どんな要求をされるんだ…)

    提督「こ、これも全部浜風の作戦通りなのか?だとしたら、浜風、お前は恐ろしい奴…?」

    浜風「…」ポロポロ

    提督(な、泣いてる!)


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