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    元スレ提督「艦娘に高速修復材を使ってあげたら大変なことになった」

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    251 :

    いやそこは助けてやれよ

    253 :

    こうなると、提督自身が修復材にならないと収拾着かないな…

    254 = 228 :

    浜風「提督……私が用意したお金、使っていないんですね」

    提督「!それは…」

    提督(言えない……浜風が用意してくれた10億円は…)


    提督(本当はただのバーチャルゲームの中での話だったなんて…!)


    提督(夜中に俺のためにと嬉しそうにお金を稼いでいた浜風を前に、そんな残酷なことが、いえるわけがない…)

    提督「ああ、使うつもりはないよ。あんな大金、俺には勿体なさすぎる」

    浜風「…提督は…優しすぎます」

    255 = 228 :

    ドカーンパラパラ・・・

    浜風「提督は…いつかおっしゃってましたね」

    提督(あれは…高速修復材?)

    浜風「コレが一体何でできているか、そして、一体どう使うのが正しいのか…」

    提督(そうだ、すべてはコイツから始まったんだ…俺が、コイツを誤った使い方をしたために…)

    浜風「実は、この高速修復材に正式な使い方はありません」

    提督「!」

    浜風「お風呂に入れたり、飲んだり、頭から被ったり……それぞれです。まぁそれはご存知のことかと思います」

    浜風「ただ、提督は高速修復材を艦娘たちに直接塗ってあげていました。そんな、使い方は聞いたことがありません」

    提督「やっぱり間違えて…」

    浜風「でも、それは、とても、とても優しい使い方なのだと思います。艦娘と提督との間に絆がなければできない、そんな…」

    提督「……浜風」

    256 :

    俺が…俺自身が!

    257 = 228 :

    浜風「そして、何でできているかなのですが……」

    浜風「すみません、それは私にはわかりません」

    提督「……」

    浜風「ですが、効果なら…なんとなくわかるんです。これは……」

    浜風「直しているのではなく、戻しているんです」

    提督「戻…す?」

    浜風「はい、本来、艦娘が持っているベストコンディションへと、時間を戻しているんです」

    提督「!!?」

    258 :

    >>238
    今更だけと「手をこまねく」って使い方間違ってるよな

    259 = 228 :

    提督「ま、待て。頭がこんがらがってきた。そんな、時間を戻す?なんて、大がかりな…」

    浜風「出来るんです。……今の提督は、色々な艦娘に高速修復材を塗り、すでに、その腕前は職人と言っていいほどになりました」

    提督「……」

    ドーンドーンパラパラ…

    浜風「……今こそ………使ってください、世界を…修復するために」

    提督「世界を…修復…?」

    浜風「この世界に、高速修復材を塗ってください、今こそ……あるべき姿に戻すんです!」

    260 :

    http://www.zaisei.mof.go.jp/game/yosan/
    浜風がやったゲーム

    261 = 228 :

    提督(この世界は、この世界は間違っていたんだ)

    ドカーンドカーン!ガラガラ

    提督(俺が、彼女たちをゆがめてしまった、このバケツが、全ての始まりだった……)

    バッ

    提督(俺は、浜風から、バケツ一杯の高速修復材を受け取ると)

    提督(手にドロドロの高速修復材を馴染ませ、地面に手をつき、高速修復材を塗りたくった!)

    提督(戻すんだ!あの、平穏な日々に、皆がおかしくなる前の、鎮守府に!)ヌリュヌリュヌリュ

    浜風(すごい…あんなに激しく…//)

    提督「うおおおお、戻れ!!高速修復材を……使う前の世界にっ!!」ヌリュヌリュヌリュ!

    263 = 228 :


    バーン!

    金剛「提督!やっと見つけたネ!って、ワッツ?何してるネー」


    提督(っく、ダメだったか……)


    千歳「えぇ、今度こそ……」

    千歳「今度こそ……あれ、何だったかしら…」

    提督「!」

    金剛「えーっと、私たちは提督を追いかけて…それから?」



    提督(後続修復材の記憶が曖昧に?……ということは、正常な世界に戻ったのか!)



    榛名「何言ってるんですか金剛お姉さま。提督にキスしてもらうんですよね」

    提督(やっぱりだめだったーー!)

    金剛「あ、そうだったネー」

    264 :

    世界がどうこうじゃなくて、艦娘の脳に直接修復材注入するぐらいじゃないと治らないと思われ

    265 = 228 :

    金剛「兎に角、私は提督の事が、バーニングラァブ!デース!」ぎゅ

    榛名「榛名も、お慕いしています!」ぎゅ

    高雄「こんなだらしない体にした責任はとってもらいますわ//」ぎゅううう

    提督(艦娘にもみくちゃにされながら、俺は最後に浜風の方を見た)

    浜風「…」

    提督(バツが悪そうな顔をした浜風)

    提督(そんな浜風に手を差し伸べると…)

    提督(浜風も笑顔を浮かべて、こちらへ抱き着いてきた)

    提督(世界は、何も変わらなかった。でも、これで、良かったんだ……これがきっと、正しい世界だったんだ…)

    266 = 228 :

    -執務室(後日)-

    金剛「えへ、今日もMVPだったねー」

    榛名「良いなぁ、お姉さま」

    提督(あれから、しばらくして、俺と艦娘たちの関係は、少し変わった)

    提督「よくやったぞ、金剛、じゃ、約束通り…」

    金剛「んッ」ッチュ

    金剛「えへへ、この頬っぺたはしばらく洗わないデース」

    提督(全部の願いは叶えられなかったけれど、一人一人に向き合って、キチンと、それなりの妥協点を見つけた)

    267 = 228 :

    -ちとちよ部屋-

    千歳「…」ボー

    千代田「千歳お姉、また、それ見てるの」

    千歳「…え、えーっと、やだ、そんなに見てたかしら?」

    千代田「見てたわよ、愛するあの人、早く私を迎えに来て~って感じで」

    千歳「…」カァ


    提督『千歳、俺にはまだ、ケッコンユビワ(ガチ)は無理だ』

    提督『俺には、まだやらなければならないことが沢山ある。だから…』

    千歳『提督……』

    千歳(わかっていた、分かっていたけど、だけど)ウル

    提督『でも…』ッス

    千歳『提督!?あ、これは…カッコカリ指輪が付いた…ネックレス…?』

    提督『まぁ、その練度が足りないから婚約指輪・カッコカリってところだろうけど…』

    提督『これを、千歳の指にはめられる、その日まで、持っていてくれないか?』

    千歳『提督…!提督ていとくぅ!!』ギュ

    提督『千歳……』


    千歳「ふふふ、例え、今はカッコカリでも、いつか、本当に、期待しちゃいますよ……?」

    268 = 256 :

    あれ?BAD ENDかな?

    269 :

    堕ちたな

    270 :

    一夫多妻ENDだな

    271 = 228 :

    北上「あ、提督みっけ!」ガバッ

    提督「おわ、危ないだろ北上」

    提督(北上に関しては…あの修復材を舌に塗った一件から、記憶が後退してしまった)

    北上「ほれほれ、走れー」

    提督「しょうがないやつだなぁ」

    提督(酷いかもしれないが、これはこれで、良かったんじゃないかと思う)

    提督(だって、これで、前と変わりなく、北上と接することができるのだから…)

    北上「…」ギュウ

    北上(記憶がなくても、なんとなくわかる。)

    北上(提督、好き…ずっとずっと……)

    272 = 228 :

    提督(高速修復材については、基本的に、塗ることはしなくなった)

    吹雪「ふぅ、かき氷の上に高速修復材をかけたらおいしいです!」

    赤城「本当ね、んん、頭がキーンとしてきちゃった」

    提督(食べるか、もしくは)

    龍驤「いやー、働いた後のお風呂は最高やなー」

    愛宕「本当、肩が凝りもほぐれるものねー」タプン

    龍驤「…あ?」

    提督(風呂に入れて、使っている。)

    提督(こうすれば、艦娘たちも、痙攣するようなことはないし、こちらの方が正しい使い方なのだと思う)

    273 = 228 :

    提督(ただ…)

    「あ、あの、提督、お願いが……」

    提督「…良いぞ、羽黒…じゃあ、執務室で…」

    羽黒「…はい……ご主人様……//」

    提督(いまだに一部例外はいるみたいだが……)

    274 :

    羽黒はかわいいなぁ

    275 = 228 :

    -執務室-

    提督「はぁ……」

    提督(あれから、半年…)

    提督(俺は、すっかり高速修復材は食べる、浸かる、お尻から入れてあげるものだと思うようになった)

    提督(羽黒を中心に、一度お尻派が急激に増えたが……)

    提督(まぁ、そんなことはどうでもいい、重要じゃない)

    浜風「提督、お茶が入りました」

    提督「ありがとう、浜風」

    提督(悪い夢を見ていたんだと思う、そう、高速修復材という悪夢を…)

    バーン!

    雪風「しれぇ!しれえしれえ!」

    提督「!どうした雪風!」

    雪風「しれえ!しれぇ!」

    浜風「なるほど、どうやら、長門さんとビスマルクさん、それから武蔵さんが轟沈寸前まで大破したようです!」

    提督「何だって!?」

    276 = 264 :

    執務室で羽黒(の尻)に使うのか…

    277 :

    波濤を越えようとしたのかな?

    278 = 228 :

    -港(曇り)-

    提督「お前たち!大丈夫だったか!」

    ビスマルク「て、提督…」

    Z1「提督!ビスマルクが!ビスマルクが僕たちをかばって…!」

    ビスマルク「ごめ……さい、もう少し……だったから…わ…し…たち……」

    武蔵「はぁ、ごほ…」

    長門「こ、こんなはずじゃ…くそ…」

    提督「…すぐに、入渠の準備を…」

    浜風「ダメです、ドックは今、いっぱいで……」

    提督「じゃあ、口から…」

    浜風「それが!3人ともお口に口内炎があると拒否しています……」

    提督「ええい、じゃあ尻から…」

    浜風「3人とも痔持ちです!」

    提督「」

    279 :

    歴史は繰り返す

    280 = 258 :

    別に使えば口内炎も痔も治るだろ(正論)

    281 :

    今こそ残された最後の使い方の番だな!

    282 = 228 :

    武蔵「皆の分まで、この武蔵が攻撃を受け止められたのなら…まぁ、私は…満足だ…」

    提督「何を馬鹿なことを…!」

    ビスマルク「また……ブレスト沖に……還るのね…」

    Z1「提督!うぅう、このままじゃ、このままじゃ、ビスマルクやみんなが!」

    雪風「しれぇ……何とかならないんでしょーか」

    提督「……」

    提督(神は……神は俺を試しているのか…)

    浜風「…お風呂場の準備、完了しました」

    提督「…」

    提督(傷口に塗る→そんな攻撃!蚊に刺されたようなものだ!→抱き着いて、息を荒くして痙攣し始める→治る→何故か突然大破率がすごいことになる→襲われる→禿る)

    提督(傷口に塗らない→戦艦たちが轟沈する→死ぬほど悲しい→泣く→禿る)

    提督(どれを選んでも、バッドエンドだ、だが…くそ、こうなったら!)

    283 :

    てかこれだけみんな暴走してるのに浜風だけ健全なのが不自然すぎる

    284 :

    鼻から吸引や点滴で投与だ

    285 = 228 :

    提督「長門!!」

    長門「なん……ん!??」チュ

    Z1「わ!?//」

    浜風(高速修復材を口に含んで!?)

    雪風(長門さんにちゅーしました!)

    長門(口内炎…に!高速修復材をや、優しく、塗って、ん、は、入ってくる。提督の高速修復材……入ってくる…)チュ、レロ

    長門(すご……頭、真っ白に……!)

    武蔵「提督、長門…!?」

    長門「~~~~っ!!」ギュ

    ビスマルク(あ、あれって、まさか)

    武蔵(あ、あの長門が一瞬で…)

    提督「……はあ、はぁ…次はビスマルク、お前の番だ」

    ビスマルク(提督が、また、高速修復材を口に…嘘!?あれが、私の中に…//)

    提督「ビスマルク…」

    ビスマルク「あなた………ん!//」チュ

    武蔵(な、なにが起こっているんだ)

    286 :

    痔も治るんじゃないのかえ?

    287 = 228 :

    提督(これは……医療行為だ!人工呼吸と変わらない健全な行為だ……!)

    提督(塗るのは駄目だ。飲ませても、ドロドロしていて、口内炎が痛くて吐き出すかもしれない)

    提督(なら、舌を使って…)

    ビスマルク(ん!!?舌、絡んで…//)

    提督(口内炎を直してから…)

    ビスマルク(ん、提督の熱いのがっ…!?)

    提督(飲み込ませるしかない!)

    ビスマルク「んちゅ…//」ゴク

    提督(雑念を捨てろ、苦労したボスドロップで那珂ちゃんが出たときのあの気持ちを思い出せ……)

    ビスマルク(私が、ビスマルクが……こんな!)

    ビスマルク「AH~~~っ!!」ギュゥ

    ビスマルク「はぁ、はぁ」グッタリ

    提督(やった……)ハァハァ

    提督(でもこれって、手で塗ったときと反応があんまり変わらないような……)

    武蔵「……」キッ

    288 = 245 :

    せっかくだから痔も治してあげるんだよね?

    289 = 228 :

    鎮守府の為に戦い、大破してしまった武蔵。
    だが、それは提督の巧妙な罠だった…

    提督「武蔵のプライドは 俺に崩される為に築いてきたんだな」

    武蔵「いつもの力が出せれば…こんな提督なんかに…!」

    提督「よかったじゃないか 高速修復材のせいにできて…」

    武蔵「んんんんんんんっ!」

    武蔵(わ、私のファーストキッスが…!)

    提督「へへへ おい、高速修復材(座薬)も用意しろ、痔も治してやる」

    武蔵(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)

    提督「武蔵の生アナルゲ~ット」

    武蔵(いけない…!お尻の穴が感じやすくなってるのを悟られたら…!)

    提督「武蔵様の生アへ顔を拝見してもよろしいでしょうか?」

    武蔵「こんな奴に…くやしい…! でも…感じちゃう!」ビクッビクッアー


    ---------------
    -------
    ---
    武蔵(な、なんてことになるに決まってる!!)ハァハァ

    北上「提督ードックが開いたよー」

    提督「そうか、じゃ、武蔵はさっさと入渠してくれ」

    武蔵「」

    290 :

    他の艦娘が塗れば良かったんじゃ・・・

    291 = 228 :

    -執務室(数日後)-

    ばーん!

    雪風「しれえ!」

    浜風「提督、どうやら、今度は香取さんと鹿島さんが大破を…」

    提督「なに!?」

    ばーん!

    「なのです!」

    浜風「大鳳さん、陸奥さん…扶桑姉妹にアイオワさんも…」

    提督「あばば」

    浜風「後…」

    提督「ま、まだあるのか!?」

    浜風「わ、私も大破しているかもしれません。ん、口内の確認を…ん、お願いします…//」

    提督「」

    提督「か」


    提督「艦娘に高速修復材を使ってあげたら大変なことになった」

    終わり

    293 :


    電は何故出てきたのか謎すぎて草

    294 :

    おつん
    口内炎が高速修復剤で治るんなら、痔も治るんじゃあ

    295 :

    電も完全に健全なままだという

    296 :

    口に含んだ高速修復材をケツから入れれば良かったんじゃ…

    297 :

    ち◯ちんから修復材出るマン…

    298 = 258 :

    口内炎の痛み>>大破時の痛み

    299 = 281 :

    あれ?頭から問答無用でぶっかける提督の姿はなかったのか…

    300 :

    最高に面白かった
    久々に良SSを見たわ
    質も長さも大満足


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