元スレ雪乃「奉仕部へようこそ、斉木楠雄くん」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
51 = 1 :
奉仕部部室前
海藤「くっ。右手がうずいてきやがった」
八幡「こいつさっきから何言ってんだ?」
斉木(ただの中二病患者だから気にするな)
海藤「ふっ。まさか斉木がグールとつるんでいるとはな。どうやら千葉も危険な街になってきたようだ」
八幡「いや人肉食べたりしねえから。……あいつら部室の前で何してんだ?」
雪乃「あ、比企谷くんに斉木くん。それと海藤くんだったかしら?」
結衣「や、やっはろー?」
斉木(なぜ疑問形なんだ)
海藤「いかにも。またの名は漆黒の翼だ」
52 = 1 :
雪乃「…………は?」
斉木(こいつは無視していい。何をしているんだ?)
雪乃「部室に不審人物がいるのよ」
八幡「不審人物?」
海藤「ほう。俺の予感が当たったか」
結衣「え? 心当たりあるの?」
海藤「悪の秘密結社『ダークリユニオン』だ。奴らが旧校舎を乗っ取ろうとしている」
雪乃「」
八幡「」
結衣「え? そんな悪い人なの? 超ヤバイじゃん!!」
53 = 1 :
斉木(やばいのはお前の頭の緩さだ)
海藤「ちっ。俺ではなく友人の斉木を狙ってきたか。卑怯な奴らだぜ」
斉木(いつ僕がお前の友人になった)
八幡「と、とりあえず中見てくるわ……」
雪乃「え、ええ。お願い」
八幡(斉木の友達って変な奴らばかりだな)
斉木(やめろ)
材木座「待ちわびたぞ、比企谷八幡!」
八幡「……お前かよ」
54 = 1 :
5分後
雪乃「そう。比企谷くんの友人だったのね」
八幡「違う。体育で余り者同士ペアを組んだだけだ」
結衣「でも相棒って言ってるじゃん」
雪乃「そういえば斉木くんにも相棒がいたわね」
斉木(ほう。この僕をからかうつもりか)
雪乃「うっ」
斉木(そのような態度をとるなら漫画貸さないぞ)
雪乃「ごめんなさい」
55 = 1 :
八幡(雪ノ下が素直に謝っただと……?)
結衣「てかあの二人で盛り上がってるんだけど」
海藤「ほう。前世の記憶があるのか。俺も二つの前世の記憶を持っているぜ」
八幡(どこの聖剣使いさんだよ)
材木座「まさか我と同じ選ばれた者がおるとはな」
海藤「どうやら強力な力を持つ者同士引き合わされる運命だったようだ」
材木座「ふむ。光あるところに闇ありか」
八幡「それより何の用で来たんだ?」
56 = 1 :
説明後
雪乃「自作小説を読んで感想を言って欲しいのね」
材木座「いかにも。我には友達がいないので感想が聞けないからな」
結衣「この学校ぼっち多くない?」
八幡「俺は好きでぼっちでいるんだよ。……こんなの投稿サイトに晒せばいいだろ?」
材木座「それは無理だ。彼奴らは容赦がないからな。酷評されたら我の心臓が止まる」
斉木(心が弱いな)
雪乃「そう。読むのはいいけれど斉木くんから借りた漫画も読まないといけないから遅くなるわよ?」
材木座「構わぬ!」
斉木(別に漫画は後回しでも僕は構わないけどな。それより僕たちより適任者がいるんじゃないか)
海藤「え? 俺?」
57 = 1 :
斉木(どうせ塾以外は暇だろ)
海藤「いや、俺読書感想文とか苦手だし……」
八幡(これが素か)
海藤「……はっ! ふっ、俺には読書をする平穏な時間がないからな。悪いが表の世界では力にはなれない」
斉木(紅茶飲みながら言う台詞か)
八幡「まあ、仕方ないな。思いっきり酷評してやるよ」
材木座「ふっ、望むところよ」
結衣「望むんだ!?」
材木座「酷評されても読んでくれる人がいるだけで嬉しいからな」
八幡「あまりにつまらなすぎたら燃やすから」
材木座「むほーん!?」
58 = 1 :
校門前
斉木(僕のクラスメイトが徐々に部室に来るようになったな。次は灰呂か窪谷須あたりが来そうだ)
雪乃「お、重い……」
斉木(さすがに全巻持ってきたのは多かったか)
雪乃「あ、斉木くん。お疲れさま」
斉木「……」
雪乃「それじゃまた明日。……はぁはぁ……」
斉木(確かに重いと思うが息切れするほどか?)
雪乃「……ぜぇぜぇ……」
斉木(はぁ。仕方ない。途中まで持ってやろう)
雪乃「え? さすがにそれは悪いわ……」
斉木(気にするな。それに超能力者の僕には重さなど関係ないからな)
雪乃「あ、ありがとう」
斉木(本来なら僕じゃなく比企谷の役目だと思うのだが仕方ないだろ)
59 = 1 :
下駄箱
海藤「そうか。お前比企谷か。小学校の時に『世界を司るもの』と名乗っていた!」
八幡「……」
海藤「どうやらこの学校には力を持っているの者が多くいるようだな」
八幡「……」
海藤「ふっ。どおりで剣豪将軍の相棒なわけだ」
八幡「……」
海藤「比企谷。そろそろ封印を解いて力を解放したらどうだ? 『世界を司るもの』の力を見せる時が来たようだぜ」
八幡(やめてぇぇぇぇぇぇぇええ!!)
60 = 1 :
30分後
雪乃「ここがわたしの住んでいるマンションなのだけれど」
斉木「……」
雪乃「もしかして二軒隣にある斉木って表札の家って……」
斉木(そうだ。僕の家だ)
雪乃「驚いた。こんな近くに住んでいたのね……」
斉木(僕も驚いたぞ。家が近いと面倒なことになりそうだ)
雪乃「案外比企谷くんの家も近いのかもしれないわね」
斉木(僕と比企谷は中学が違うからそれはないだろ)
雪乃「そうね。荷物ありがとう。ここでいいわ」
斉木(それじゃ僕は帰る)
雪乃「ええ。また明日」
斉木(ふっ。今日でだいぶ素直にお礼が言えるようになったじゃないか)
61 = 1 :
ここまで
64 :
おつ
何だよこの親和性の高さは
65 :
なんて違和感ないSS
双方の作品のキャラが立ってて素晴らしい
66 :
ポケモンGOやってて勝手に念写されたりしないのかな
67 :
世界を司るものか
68 :
うわあゲーム画面に化け物の顔が!
70 :
斉木の力で屑山を制裁を期待。
71 :
再現度高すぎて草
72 :
奉仕部
雪乃「斉木くん、漫画読み終わったわ」
斉木(一晩で読んだのか。早いな)
雪乃「本を返すのに帰りにうちに寄ってくれるかしら?」
斉木(確かにあの距離なら寄っていった方が楽だ)
八幡「お前ら、随分仲良くなったんだな」
雪乃「家が近いだけよ」
八幡「そうなのか」
雪乃「二軒隣だったのよ」
八幡「ほーん。同中だったのか?」
73 = 1 :
雪乃「いいえ。わたしは一人暮らしだもの」
斉木(高校生で一人暮らしか。実家は裕福なんだろう)
八幡(帰りに同級生の家に寄ったのは小一が最後だったか)
斉木(それも家に上げさせてもらえなかったんだな)
雪乃「そういえば由比ヶ浜さん遅いわね」
八幡「教室でお喋りしてたからな」
雪乃「まったく。やる気がないのかしら。あの胸といい不快だわ」
斉木(まだ言ってるのか)
八幡「……ちょっとトイレ行ってくるわ」
雪乃「いってらっしゃい」
74 = 1 :
斉木(いちいち言わなくていいんだが)
雪乃「今日は比企谷くん、元気がないわね」
斉木(そうか? いつもあんな感じだろう)
雪乃「ため息が10分でいつもより4回も多いわ」
斉木(毎日カウントしていたのか。怖いぞ)
雪乃「部長として部員の体調管理をするのは当たり前じゃない」
斉木(ため息の回数のカウントも管理のうちに入るとは初耳だ)
結衣「やっはろー!」
雪乃「こんにちは。由比ヶ浜さん、来るのが遅いわよ」
75 = 1 :
結衣「いやー、友達に捕まっててさー。ごめんね、ゆきのん」
雪乃「だからそのゆきのんて言うのやめてくれるかしら」
結衣「えー。だって可愛いじゃん。ね?」
斉木(僕に同意を求めるな)
雪乃(恥ずかしいけれどあだ名をつけてもらったのは初めてね。案外悪くないかもしれないわ)
斉木(どうやら雪ノ下が由比ヶ浜にデレるのも時間の問題のようだ)
八幡「うーす」
結衣「ヒッキー、遅刻じゃん」
八幡「は? トイレ行ってただけだっつーの」
76 = 1 :
結衣「あ、そうなんだ。ごめん」
八幡「別に。はぁ」
雪乃(またため息をついて)
八幡(小野寺が振れちまったか。まあ覚悟はしていたけどな)
斉木(雪ノ下。心配する必要はなくなったぞ)
八幡(帰ったら絶対許さないノートに一条楽の名前を書いておくか)
斉木(二次元の名前まで書くのか。そういえば燃堂も小野寺一筋だったな)
雪乃「比企谷くん、大丈夫?」
斉木(だから心配する必要は全くない)
77 = 1 :
翌日 奉仕部
斉木(そういえば僕のクラスの描写が全然ないな。恐らくあの馬鹿共をゲストキャラにさせるつもりなんだろう)
八幡「斉木、今日の避難訓練でお前のクラスがシャッター壊したって聞いたんだが本当なのか?」
斉木(恥ずかしながら本当だ)
雪乃「奉仕部に来た人たちといい斉木くんのクラスって大丈夫なのかしら?」
斉木(まともなやつは皆無だ)
結衣「やっはろー! 今日は依頼人を連れてきたよー!」
戸塚「し、失礼しまーす……」
八幡「戸塚?」
戸塚「あ、比企谷くんだ。比企谷くんって奉仕部だったんだ」
八幡「まあな」
雪乃「確かテニス部の戸塚彩加くんね」
斉木(うちのクラスにも暑苦しいテニス部員がいたな)
戸塚「僕のこと知ってるんだ」
雪乃「ええ。それで依頼というのは?」
78 = 1 :
説明後
雪乃「そう。つまりテニスの技術向上のサポートをすればいいのね?」
戸塚「うん。エースの灰呂くんが怪我で休部しててみんなのやる気が下がっててね」
斉木(自分が灰呂の代わりに頑張れば部員たちもやる気を取り戻してくれるということか)
八幡「協力するのはいいがテニス経験者っているのか?」
雪乃「わたしがいるわ。少ししかしていなかったけれど」
結衣「ゆきのん、テニス出来るんだ。カッコいい……」
雪乃「そ、そうでもないけれど」
斉木(徐々に陥落していくな)
戸塚「お願い出来るかな?」
雪乃「いいわ。スパルタでいくから覚悟しておきなさい」
戸塚「う、うん!」
斉木(そういえば灰呂の怪我ってなんだ? 教室では普通に見えたが)
戸塚「切れ痔が悪化したそうだよ」
斉木(おっふ)
79 = 1 :
一週間後 テニスコート
斉木(やれやれ。まさか一週間続けて昼休みも練習することになるとはな)
戸塚「八幡もだけど斉木くんもテニス上手いよね」
斉木(比企谷と同じレベルに調整しているだけだ)
八幡「そういえば雪ノ下が来ないな」
結衣「みんなー、ゆきのん今日は練習来れないって」
八幡「学校休みなのか?」
結衣「ううん。体育の授業でバスケしたら体力を使い果たしたみたい」
「」
斉木(筋力もないが体力も絶望的にないんだな)
戸塚「そうなんだ……」
八幡「……とりあえずメニュー通り練習こなすか」
戸塚「そうだね」
80 = 1 :
10分後
結衣「いやー、みんな頑張るよねー」
斉木(由比ヶ浜もだいぶ頑張ってるじゃないか)
結衣「そ、そう?」
斉木(玉拾いならウィンブルドンに出れるレベルになったと思うぞ)
三浦「あ、テニスしてんじゃん。テニス!」
八幡(うげ。嫌な奴らが来やがった)
斉木(あれは?)
結衣「えっと、あたしのグループの子達かな……」
斉木(なるほど。通りで比企谷が嫌がっているわけだ)
81 = 1 :
三浦「ね、戸塚ー。あーしらもここで遊んでていい?」
戸塚「三浦さん、僕らは遊んでるわけじゃ……」
三浦「え? なに? 聞こえないんだけど」
斉木(難聴キャラは主人公だけの特権だぞ)
八幡「遊んでるわけじゃねえんだ。練習してるんだよ。それにこのコートは戸塚がお願いして使わせてもらってるから他の奴らは無理だ」
三浦「あんたも部外者なのに使ってんじゃん」
八幡「俺たちは戸塚の依頼を受けて練習のサポートしてんだよ。つまりアウトソーシングってやつだ」
三浦「はぁ? 何意味わかんないこと言ってんの? キモいんだけど」
斉木「……」
82 = 1 :
葉山「まぁまぁ、あんまケンカ腰になんないでさ」
三浦「ふん」
葉山「ほら、みんなでやった方が楽しいしさ。そういうことでいいじゃないの?」
斉木(別に僕たちは練習に楽しさを求めてないんだが)
葉山「えっと、斉木くんだっけ? そんなこと言わずに俺たちも戸塚のサポートするからさ」
三浦「何だらだらやってんの? あーし、テニスしたいんだけど」
斉木(だらだらしてるのはお前の服装だろう)
葉山「んー。あ、じゃあこうしよう。部外者同士で勝負。勝った方が今後昼休みにテニスコートを使えるってことで。もちろん戸塚の練習にも付き合う」
八幡「練習にも付き合うって戸塚の練習のサポートがメインなんだけど。馬鹿なの?」
83 = 1 :
葉山「うっ。言い方が悪かったな。すまない」
三浦「あんた、なに隼人馬鹿にしてんの? キモいんだけど」
斉木(この女の罵倒のレパートリーはキモいしかないのか?)
結衣「そ、そうかもしんない……」
斉木(まあ、いいだろう。勝負を受けようじゃないか)
八幡「お、おい!?」
斉木(これ以上話し合っても時間の無駄だ)
八幡「はぁ。やるしかないのか」
斉木(それと負けたほうの罰も決めていたらどうだ?)
八幡「随分自信があるんだな。後片付けとかでいいか?」
84 = 1 :
5分後
八幡「俺と由比ヶ浜が戦うのかよ……」
結衣「あたし、運動音痴だよ!?」
斉木(男女のペアなんだから仕方ないだろ)
八幡「斉木がやれよ」
斉木(僕は目立つのが嫌いなんだ)
八幡「俺もなんだけど」
「HA・YA・TOフゥー! HA・YA・TOフゥー!」
八幡「うぜぇ」
斉木(どうやらあの葉山というのは人気者らしいな)
結衣「斉木っち、隼人くんのこと知らなかったの?」
斉木(当たり前だ。僕が興味あったのは佐藤くんと比企谷だけだ)
85 = 1 :
燃堂「お? なんだ?」
海藤「どうやら領地を賭けて聖戦を行うようだな」
斉木(昼休みに行う戦いのわりにスケールが大きいな)
燃堂「お、相棒じゃねえか。なんか知らないけどこれ終わったらラーメン食いにいこうぜ」
斉木(午後の授業があるのを覚えてないのか?)
海藤「比企谷が戦うのか。ふっ、『世界を司るもの』の力を奴らに見せつけてやれ」
八幡「やめて……」
燃堂「比企谷って相棒の相棒か。お、相棒の相棒って俺っちのことじゃねえのか?」
斉木(お前は何を言ってるんだ)
八幡「んじゃ行ってくるわ」
結衣「とりあえず頑張ってみる!」
斉木(安心しろ。こっちの勝利は確定している)
86 = 1 :
10分後
葉山「い、一ポイントも取れなかった……」
三浦「あ、あーし、テニス経験者なのに……」
八幡「」
結衣「ヒッキー、凄いじゃん!」
八幡「お、おう……」
八幡(なんだ。相手の球が全部俺の打ち易いところに戻ってきて……。それに俺のショットも全部コート隅にいってたぞ……)
戸塚「八幡、凄いよ!」
八幡「そ、そうか?」
斉木(ふっ。君たちはおわかりだろう。そう、僕の超能力だ)
87 = 1 :
海藤「さすが同士だ。これならダークリユニオンも怖くないぜ」
燃堂「よくわかんねえけどどうなったんだ? 相手はまだフェンスに吹っ飛ばされてねえぞ?」
斉木(それはテニヌだ)
「葉山くん達、あっさり負けちゃったね」
「ね。三浦さんも経験者なのに大したことないじゃん」
「それよりヒキタニくんだっけ?」
「スポーツ出来るんだね。顔も結構イケてるし」
斉木(どうやら人気者に勝ってみんなの比企谷に対する好感度が急上昇しているようだ)
八幡(女子たちが俺のこと見てひそひそ話してやがる。後で闇討ちでもするつもりか)
88 = 1 :
斉木(比企谷も僕と同じで目立つのが嫌いだからな。だがこれも想定内だ。燃堂)
燃堂「お?」
結衣「それじゃ後片付けよろしくね」
葉山「あ、ああ……」
三浦「……」
八幡「んじゃ教室帰るか……」
「ヒキタニくん♪」
「ねえねえ、テニスやってたの?」
八幡「いや、やってないけど」
燃堂「よう、相棒の相棒」
89 = 1 :
八幡「…………は?」
燃堂「お前も小野寺派だってな。俺っちも小野寺一筋だぜ。これで俺っち達は友達だな!」ギュッ
八幡「」
「ひぃ、燃堂がヒキタニくんと抱き合って!?」
「おげぇ!!」
結衣「」
戸塚「」
海藤「」
斉木(これで比企谷に対する好感度は急降下して元に戻る。計算通りだ)
90 = 1 :
ジャッジメント・ナイツ・オブ・サンダー!
91 :
おつなのよー
93 :
照橋さんと夢原さんが出るのはまだですかね
94 :
俺ガイルに足りないのは常識とツッコミだと再認識させるSS
95 :
乙
斉木達がいると結構雰囲気変わって面白い
96 :
麻生先生こんなとこで何やってんですか
97 :
おげぇ!!なんかすき
98 :
陽乃と空助の歪んだシスコンブラコン対決・・・・
99 :
千棘派はいないんですか!!
100 :
ある意味千棘が一番の被害者かもな
みんなの評価 : ○
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