元スレ提督「いやー鎮守府に帰るの久しぶりだなー」電「その2なのです」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
151 :
乙
加賀さんなにがあったんや
152 :
加賀や電は深海悽艦になりかけなのか?
それとも深海悽艦に味方して南鎮守府を壊滅しなきゃならない理由があるのか?
153 :
乙乙
154 :
乙
楽しみだ
155 :
乙
西提督は薄々気づいてたのか
156 :
乙
西提督がやたら気にかけていたのはそのせいだったのか
157 :
おつおつ
159 :
面白いよお
160 :
これからの展開が楽しみ
163 :
なんだageカスの連投荒らしか
164 :
来たかと思った
165 = 164 :
来たかと思った
166 :
すまない 操作ミスで連投してしまった
申し訳ないない
167 :
上げるなよゴミ
168 :
色んなスレに出てくるage荒らしだぞ
169 :
良いss程そういうのが湧いてくる
170 :
すみません、少し忙しいので更新遅れます
171 :
いつでもいいぞ
172 :
待ってるわ
173 :
ゆっくりせい
174 :
頑張ってください!!
175 :
わたしまーつーはー
177 :
いつまでもはまたないけどまーつーはー
178 :
-深海アジト-
加賀「ただいま戻ったわ」
榛名「あら、遅かったですね」
加賀「ええ、色々あって」
榛名「流石の貴女も苦戦していたのですか?」
加賀「そんなことはないわ。ただ新しい戦力を手に入れるのに時間がかかっただけよ」
榛名「新しい戦力?」
179 = 1 :
加賀「ええ、電がまた私達の戦力になったわ」
榛名「ああ、あの子突然居なくなるものですからどこにいったのかと思っていましたが戻ってきましたか。どういう風の吹き回しでしょうか」
加賀「さあ」
榛名「まあいいです。兎に角今は戦力がほしいのでこの際理由なんてどうでもいいでしょう」
加賀「そうね」
榛名「それで電さんは?」
加賀「貴女とは会いたくないそうよ」
榛名「随分と嫌われたものですね。まあいいでしょう、彼女の事は貴女に任せますね」
加賀「ええ、任せてちょうだい」
180 = 1 :
電「……」
扉『』コンコン
加賀「入るわよ」ガチャ
電「なんですか?」
加賀「調子はどう?」
電「別に普通なのです」
加賀「そう。これから貴女の行動は私が制限するわ、だから基本はこの部屋から出させないわ」
電「……はい」
加賀「そして近々私達は大本営を襲撃します」
電「!」
181 = 1 :
加賀「その時には貴方にも出撃してもらうわ」
電「加賀さん、なんでそんなことをするのですか!」
加賀「……復讐の為よ」
電「復讐をして、この世界を壊して、その先に何があるんですか!」
加賀「……さあ」
電「それに司令官さんだって帰ってきたじゃないですか!もう復讐する理由なんてないじゃないですか!」
加賀「……」
電「司令官さんだってこんな事望んでなんか……」
加賀「黙りなさい」
182 = 1 :
電「……」
加賀「あの人が戻ってきたところで私達の怒りは収まらないわ」
電「……そんなの嘘なのです」
加賀「……」
電「加賀さんだって本当は司令官さんが戻ってきて嬉しかったはずなのです」
加賀「……」
電「司令官さんと会って、もう復讐の理由なんて無くなったはずなのです」
加賀「……」
183 = 1 :
電「復讐って誰への復讐ですか?司令官さんへの復讐なら司令官さんに直接すればいいじゃないですか」
加賀「……」
電「今の加賀さんはただ必死で復讐の為と自分に言い聞かせているようにしか見えないのです……」
加賀「……」ギリッ
加賀「貴女が何と言おうとも作戦は変わらないわ。作戦の時になったら働いてもらうから」
電「……」
加賀「もし逆らうのであれば提督の鎮守府を深海棲艦に襲わせる事もできるのよ」
電「!」
184 = 1 :
加賀「わかったら黙っていう事を聞きなさい」
電「……はいなのです」
加賀「じゃあ私は行くわ」
電「待ってください、一度でいいから榛名さんと会わせてください!」
加賀「それは駄目」
電「なんでですか!お願いします!」
加賀「駄目と言ったら駄目よ。さよなら」バタン
電「加賀さん!」
加賀「……」
加賀「あの子に会わせる訳にはいかないの……」
加賀「提督が居るとわかったら……あの娘の決意が……揺らいでしまうから……」
185 = 1 :
ザザァン
榛名「……」
戦艦水鬼「マタ空ヲ見テイルノカ?」
榛名「何をしようと私の勝手じゃないですか」
戦艦水鬼「ソレモソウカ」
榛名「今考えていたんです、もし今提督が榛名の前に現れたら榛名になんて言うんでしょうかって」
榛名「馬鹿野郎と怒るのでしょうか?何をやっているんだって罵るのでしょうか?」
戦艦水鬼「考エテモ仕方ナイダロウニ」
榛名「……それもそうですね」
186 = 1 :
戦艦水鬼「ソウダ、ダッテオ前ノ提督ハ……」
戦艦水鬼「オ前タチヲ捨テテ逃ゲタンダ」
榛名「……」
戦艦水鬼「アイツニトッテオ前ナンテイラナイ娘ナンダ」
榛名「……」
戦艦水鬼「オ前ガドレダケアイツヲ慕ッテモ……ソノ想イハ届カナイノヨ」
榛名「五月蠅い!」
榛名「そんな事言われなくてもわかってます!」
榛名「今は最終戦の前で少し変なことを考えていただけです、私の怒りは消えてませんよ!」
戦艦水鬼「ソウ」
ニヤ
榛名「もういいです、私はこれで」スッ
戦艦水鬼「マタネ……」
戦艦水鬼「フフフ……本当ニ扱イ易イ娘」
戦艦水鬼「ソノママ身モ心モボロボロニナルマデ頑張ッテチョウダイ……フフフ……」
187 = 1 :
ここまで。
188 :
おつ
189 :
おつん
190 :
暫く遅筆だったので今日はもう一回やります。進みが遅くてすみません
191 = 1 :
-鎮守府-
大淀「結果から言うと南鎮守府は壊滅です」
提督「……そうか」
大淀「負傷した提督及び艦娘は暫く大本営で療養してもらうことになりました」
提督「……」
大淀「そして私が態々大本営から来た理由ですが……もうそちらもわかってますよね?」
提督「……加賀だな」
192 = 1 :
大淀「ええ。しかし加賀さんだけではなく榛名さんも深海棲艦を指揮する姿が目撃されました」
提督「!」
大淀「恐らくこの二人が敵部隊の中核ですね、他にもいる可能性もありますが」
大淀「そしてその二人は提督さん、貴方の艦娘ですよね?」
提督「……ああ」
大淀「やはりそうですか。処分は後々知らせます。それまで鎮守府から出ないでください」
提督「……なんであいつらは南鎮守府を襲ったんだ?」
193 = 1 :
大淀「……恐らく次に深海棲艦側は大本営を落としに来るでしょう」
大淀「そこで大本営が他の鎮守府から援軍を要請することができないように他の鎮守府を襲ったのかと」
提督「大本営に応援を寄越したらその間に自分の鎮守府がこうなるぞって脅しをかけたのか」
大淀「恐らくそうでしょう。深海棲艦側が大本営を襲いに来た場合大本営と深海棲艦の総力戦になりますね」
提督「……そうか」
194 = 1 :
大淀「そして、深海棲艦側についた貴方の艦娘ですが……大本営から撃沈許可が下りました」
提督「!」
提督「ちょっと待て!」
大淀「これは決定事項です」
提督「頼む!もう少し待ってくれ!せめてあいつらに会ってから……!」
大淀「駄目です。相手が本気で攻めてきている以上こちらもそれ相応の対応をしなくてはいけません」
提督「そこをなんとか!」
大淀「私に言ったところでどうにもできません。諦めてください」
提督「くっ!」
大淀「では私はこれで」スッ
提督「くそおおおおおおおおおおおお!」
195 :
自業自得
196 = 1 :
川内「あれから提督の様子はどう?」
暁「んーん、ずっと司令室でぼーっとしてる」
蒼龍「帰ってきたと思ったら電ちゃんはいないし提督は抜け殻のようになっちゃってるしどうなってるのさ」
川内「急に大本営から大淀が来て何か話してたしね」
暁「大淀さんが居なくなってから数週間経っちゃったけど何を聞いても上の空だし本当に何があったのかしら……」
川内「あまりにも反応が薄いから大井もどっか行っちゃったしでもうなんか大変だね」
蒼龍「なんだか……またバラバラになっちゃったね……」
197 = 1 :
提督「」ボー
『司令官さんがいれば他に何もいらないのです』
提督「なあ電……結局……全部嘘だったのか……?」
提督「俺が帰ってきてから今日までの事も……全部嘘だったのか……?」
提督「そんなの……流石の俺も受け止めきれねえよ……」
提督「なんで……なんで一人で勝手に居なくなるんだよ……」
提督「ずっと一緒じゃなかったのかよ……」
ドゴォン
提督「!」
提督「なんだこの爆発音は!?」
川内「提督、敵襲だよ!」ガチャ
提督「なんだと!?深海棲艦かの反応はなかったはずだぞ!」
川内「違うの!撃ってるのは大井なんだよ!」
提督「はぁ!?」
川内「兎に角早くここから出て!鎮守府が壊れちゃう!」グイッ
提督「何やってんだあの野郎!」ダッ
198 = 1 :
-鎮守府外-
大井「……」ドンドン
暁「何やってるの大井さん!」
蒼龍「いきなり帰ってきてどうしたのさ!」
提督「おい、何やってんだ!」
暁「あ、司令官!大変なの!」
提督「おい大井、今すぐ砲撃を止めるんだ!」
大井「……」ドンドン
提督「大井!」
大井「……」ドンドン
提督「皆、早く大井を止めるんだ!じゃないと俺達の鎮守府が……!」
199 = 1 :
川内「提督、もう遅いよ」
提督「え?」
ズズズズズ
提督「あ……あ……大事な……鎮守府が……」
大井「どう?久しぶりに外に出た気分は?」
提督「どうじゃねーよ!何やってんだよお前!」ガッ
暁「司令官!」
200 = 1 :
大井「こうでもしなきゃあんた外に出てこなかったでしょ」
提督「だからってなんでこんな事すんだよ!この鎮守府はお前達との思い出が沢山詰まってんだぞ!それを……!」
大井「そんなもの要らないわよ」
提督「なんだと……!」
大井「大体何なのよ!秘書艦一人居なくなったからって抜け殻みたいになって!そんな屑だとは思わなかったわ!」
提督「お前に何がわか……」
大井「思い出なんてまた作ればいいじゃない!電が居なくなったなら探しにいけばいいじゃない!仲間が敵になったならまた取り戻せばいいじゃない!」
大井「少なくとも私の知ってる提督ならそう言うわ!」
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