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元スレモバP「絶対監禁なんかされないんだから!」
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P「もうすぐ時間だ」
キーンコーンカーンコーン
P「シャオラァッ!」ガタンッ
P「ウオオオオオオオ」ダダダッ
P「お疲れ様でええええす!」ドアガチャッ
P「おおおおおおお」ガチャガチャガチャ
P「おおおおおお……おお?」ガチャガチャガチャ
P「……ドアが……開かない?」ガチャガチャ
P「え……ちょっと待って。ドアが開かないとか……部屋から出れないじゃん」
シュゥゥゥ……
P「……ん? 何だか煙いぞ」
シュゥゥゥゥ……
P「換気口から……煙? え、火事? でも、スプリンクラーは作動してないし……」
P「あれ、何だろうこの匂い……すっごくいいスメルじゃん」
P「思わずスメルリストに登録したくなる……グッドスメル」
P「例えるならそう……子供の頃、田舎のお婆ちゃんの家で嗅いだような懐かしい畳の匂い」
P「ああ、いいなこれ……ずっと嗅いでいたい」
P「あ、ああ……あああああ――ぐぅ」バタン
キーンコーンカーンコーン
P「シャオラァッ!」ガタンッ
P「ウオオオオオオオ」ダダダッ
P「お疲れ様でええええす!」ドアガチャッ
P「おおおおおおお」ガチャガチャガチャ
P「おおおおおお……おお?」ガチャガチャガチャ
P「……ドアが……開かない?」ガチャガチャ
P「え……ちょっと待って。ドアが開かないとか……部屋から出れないじゃん」
シュゥゥゥ……
P「……ん? 何だか煙いぞ」
シュゥゥゥゥ……
P「換気口から……煙? え、火事? でも、スプリンクラーは作動してないし……」
P「あれ、何だろうこの匂い……すっごくいいスメルじゃん」
P「思わずスメルリストに登録したくなる……グッドスメル」
P「例えるならそう……子供の頃、田舎のお婆ちゃんの家で嗅いだような懐かしい畳の匂い」
P「ああ、いいなこれ……ずっと嗅いでいたい」
P「あ、ああ……あああああ――ぐぅ」バタン
P「……」グゥグゥ
ガチャ
ガスマスク「……」ツカツカ
ガスマスク「……」ガシリ
ガスマスク「……」ズリズリ
ガスマスク「……にゃは♪」
バタン
ガチャ
ガスマスク「……」ツカツカ
ガスマスク「……」ガシリ
ガスマスク「……」ズリズリ
ガスマスク「……にゃは♪」
バタン
☆監禁ルーム☆
P「はっ……!」ムクリ
ガスマスク「……」シュコー
P「ひぃぃ!? か、改造される!? 勝手に改造される!?」
ガスマスク「……」カポッ
志希「じゃ~ん、志希にゃんでした~にゃははっ」
P「知ってた」
志希「駄目だよー? 知らない匂いは嗅いじゃいけないって、学校の先生に教わらなかったー?」
志希「そーいうわけであたしの勝ちっ。にゃっはっは、キミの2日間貰っちゃうね~」
志希「とりあえず土曜日は1日中匂い嗅がせてもらうから」
志希「たっのしみ~♪」ニャハ
P「はっ……!」ムクリ
ガスマスク「……」シュコー
P「ひぃぃ!? か、改造される!? 勝手に改造される!?」
ガスマスク「……」カポッ
志希「じゃ~ん、志希にゃんでした~にゃははっ」
P「知ってた」
志希「駄目だよー? 知らない匂いは嗅いじゃいけないって、学校の先生に教わらなかったー?」
志希「そーいうわけであたしの勝ちっ。にゃっはっは、キミの2日間貰っちゃうね~」
志希「とりあえず土曜日は1日中匂い嗅がせてもらうから」
志希「たっのしみ~♪」ニャハ
■次の金曜日■
P「もうね、分かった。分かったから。新井……じゃなくて全部俺の油断が悪い」
P「分かった、もう分かった。うんすっごい分かったわ」
P「分かった分かった。もうね、悪かった。甘く見て悪かった」
P「これからは挑戦者全員をカテゴリーA以上のアイドルと認識するわ」
P「全身全霊でサーチアンドデストロイ。本気で行く」
P「……」
P「ま、何だかんだで楽しかったよ。土曜日の間ずっとハスハスされたのは流石にしんどかったけど……」
P「日曜に行った世界の匂い展? アレは楽しかった。子供の頃に遠足で行った人体の不思議展を思いだしたよ」
P「志希も目をキラキラさせて普通の女の子みたいに楽しんでさ……いや、普通の女の子はシュールストレミングの臭い嗅いで目キラキラさせないけど」
P「しかし今週こそは本気で勝ちに行く。リミッターを外させてもらう」
P「そんな本気の俺を相手にする哀れな子羊は――」
P「もうね、分かった。分かったから。新井……じゃなくて全部俺の油断が悪い」
P「分かった、もう分かった。うんすっごい分かったわ」
P「分かった分かった。もうね、悪かった。甘く見て悪かった」
P「これからは挑戦者全員をカテゴリーA以上のアイドルと認識するわ」
P「全身全霊でサーチアンドデストロイ。本気で行く」
P「……」
P「ま、何だかんだで楽しかったよ。土曜日の間ずっとハスハスされたのは流石にしんどかったけど……」
P「日曜に行った世界の匂い展? アレは楽しかった。子供の頃に遠足で行った人体の不思議展を思いだしたよ」
P「志希も目をキラキラさせて普通の女の子みたいに楽しんでさ……いや、普通の女の子はシュールストレミングの臭い嗅いで目キラキラさせないけど」
P「しかし今週こそは本気で勝ちに行く。リミッターを外させてもらう」
P「そんな本気の俺を相手にする哀れな子羊は――」
<安部菜々>
P「羊じゃなくて兎だったか……」
P「……」
P「菜々さん相手に本気を出すのもな……本気を出した俺の動きについてこれると思えないし」
P「いやいや、そういう油断がいけないんだ! 例え相手が菜々さんといえども本気で相手をする」パンパン
P「……」
P「今日で絶滅危惧種ウサミンは……地球からその痕跡を消す!」
P「そういう気概で挑ませてもらう」
P「とりあえず、2度あることは3度あるという諺に従って……と」
キーンコーンカーンコーン
P「羊じゃなくて兎だったか……」
P「……」
P「菜々さん相手に本気を出すのもな……本気を出した俺の動きについてこれると思えないし」
P「いやいや、そういう油断がいけないんだ! 例え相手が菜々さんといえども本気で相手をする」パンパン
P「……」
P「今日で絶滅危惧種ウサミンは……地球からその痕跡を消す!」
P「そういう気概で挑ませてもらう」
P「とりあえず、2度あることは3度あるという諺に従って……と」
キーンコーンカーンコーン
バターン!
菜々「ウッサミーン!」
菜々「今日のチャレンジャーは菜々でーす! キャハッ☆」
菜々「チャレンジャーといえば昔やってた炎のチャレンジャーを思い出しますね! 今回は100万円じゃなくてプロデューサーさんが貰えるとか!」
菜々「そーいうわけでサックリ菜々に捕まってくださいね! プロデューサーさん!」
ガスマスクP「……」シュコオオオ
菜々「ひいいいい!? 映画館で見てトラウマになったベーダー卿!?」ビクッ
P「俺だ」カポ
菜々「プ、プロデューサーさんだったんですか……び、びっくりしました」
P(どうやら薬品の類は持っていないらしい。ガスマスクは不要だな)
P(丸腰のようだし……これは勝ったな)
菜々「ふっふっふ……今からウサミン星の子供達の必修課題であるウサミンCQCでプロデューサーさんを華麗に確保してみせますよっ」ウサウサ
菜々「ウサミンCQCは陸・海・空の3つの型から構成されていて――」
P「はい、お疲れ様ー」ツカツカ
菜々「あっはい! お疲れ様でーす☆」ウッサミーン
菜々「ウッサミーン!」
菜々「今日のチャレンジャーは菜々でーす! キャハッ☆」
菜々「チャレンジャーといえば昔やってた炎のチャレンジャーを思い出しますね! 今回は100万円じゃなくてプロデューサーさんが貰えるとか!」
菜々「そーいうわけでサックリ菜々に捕まってくださいね! プロデューサーさん!」
ガスマスクP「……」シュコオオオ
菜々「ひいいいい!? 映画館で見てトラウマになったベーダー卿!?」ビクッ
P「俺だ」カポ
菜々「プ、プロデューサーさんだったんですか……び、びっくりしました」
P(どうやら薬品の類は持っていないらしい。ガスマスクは不要だな)
P(丸腰のようだし……これは勝ったな)
菜々「ふっふっふ……今からウサミン星の子供達の必修課題であるウサミンCQCでプロデューサーさんを華麗に確保してみせますよっ」ウサウサ
菜々「ウサミンCQCは陸・海・空の3つの型から構成されていて――」
P「はい、お疲れ様ー」ツカツカ
菜々「あっはい! お疲れ様でーす☆」ウッサミーン
菜々「って何素通りしようとしてるんですかっ! 逃がしませんよ! 兎だって狩猟本能はあるんですからっ」ダダッ
菜々「てや~」ヘニャァ
P「おっそ!」
P(こちらを捕まえようとする菜々の手はびっくりするほど遅く、目を瞑っていても避けることができそうだ)
菜々「つーかーまーえ――あぅ!?」ビターン
P(そして避けるまでもなく、椅子に足を引っ掛けて転倒した)
P「あの……じゃあ菜々さん、俺行くんで」
菜々「……」
P「菜々……さん?」
菜々「……おぉぉぉ……こ、腰がぁ……腰がビキッって……」プルプル
P「嘘やろ……」
菜々「てや~」ヘニャァ
P「おっそ!」
P(こちらを捕まえようとする菜々の手はびっくりするほど遅く、目を瞑っていても避けることができそうだ)
菜々「つーかーまーえ――あぅ!?」ビターン
P(そして避けるまでもなく、椅子に足を引っ掛けて転倒した)
P「あの……じゃあ菜々さん、俺行くんで」
菜々「……」
P「菜々……さん?」
菜々「……おぉぉぉ……こ、腰がぁ……腰がビキッって……」プルプル
P「嘘やろ……」
菜々「た、たす、たす……助けてぇ……」プルプル
P「いや、そんな……あれでしょ? 演技でしょ?」
菜々「え、演技でっ――あぅぅ!?」ビキィッ
菜々「お、大きい声を出させないでくださいぃ……こ、腰に響くんですぅっ……!」ピクピク
P「じゃ、じゃあ誰かを呼んで……」
菜々「後生ですからっ、それだけは勘弁してくださいぃ! プロデューサーさん以外にこんな姿を見られたら……菜々、恥ずかしくて死んじゃいますっ」
菜々「ウサミンが寂しくなると死ぬのは有名な話ですけど……度を越した恥ずかしさでも死ぬことはあるんです……!」
P「いや知らんけど……」
菜々「お、お願いですからぁっ、な、何でもしますから……! 医務室に連れて行ってください……」
P「……」
P(このまま無視して行ったら、多分明日の朝には冷たくなって発見されることになりそうだ……)
P(流石にそんな哀れな菜々を見たくはない……というか親御さんに顔向けできない)
P「……はぁ。背負いますから乗ってください」
菜々「で、できたらお姫様抱っこなるものを……」モジモジ
P「は?」
菜々「……な、なんでもないです……ウサ」
P「いや、そんな……あれでしょ? 演技でしょ?」
菜々「え、演技でっ――あぅぅ!?」ビキィッ
菜々「お、大きい声を出させないでくださいぃ……こ、腰に響くんですぅっ……!」ピクピク
P「じゃ、じゃあ誰かを呼んで……」
菜々「後生ですからっ、それだけは勘弁してくださいぃ! プロデューサーさん以外にこんな姿を見られたら……菜々、恥ずかしくて死んじゃいますっ」
菜々「ウサミンが寂しくなると死ぬのは有名な話ですけど……度を越した恥ずかしさでも死ぬことはあるんです……!」
P「いや知らんけど……」
菜々「お、お願いですからぁっ、な、何でもしますから……! 医務室に連れて行ってください……」
P「……」
P(このまま無視して行ったら、多分明日の朝には冷たくなって発見されることになりそうだ……)
P(流石にそんな哀れな菜々を見たくはない……というか親御さんに顔向けできない)
P「……はぁ。背負いますから乗ってください」
菜々「で、できたらお姫様抱っこなるものを……」モジモジ
P「は?」
菜々「……な、なんでもないです……ウサ」
ガチャ
P(ゲーム中に初めて部屋から出たけど……まさか、こんなオマケ付きとは)ツカツカ
菜々「プロデューサーさんの背中って、大きいんですねっ。それに……温かいです」
菜々「昔を思い出しますねぇ。デパートの屋上で遊び疲れて眠る菜々を、パパが背負って家まで連れて帰ってくれて。……あのお金を入れたら動くパンダの乗り物、久しぶりに乗ってみたいですね」
P(しかしウサミン星のお山……結構あるんだよな)
菜々「?」ムニムニ
P(役得だと思っておこう)
菜々「あっ、そこ曲がってください」
菜々「ここが医務室です」
☆医務室☆
P「医務室に来たのなんて久しぶりだけど……こんな場所だったっけ?」
菜々「へぇあ!? そ、そうですよ……ここですよ! も、もー忘れちゃったんですかプロデューサーさん? 忘れっぽいですねぇ……まだまだ老けるには早いですよ、キャハッ☆」
P「いや、ちょっと動いただけで腰いわす菜々さんに言われたくないんですけど」
菜々「え? そ、それってどういう……っていうか、前から行ってますけど、菜々のことは呼び捨てで――」
P「よし入ろう」
ガチャ
P(ゲーム中に初めて部屋から出たけど……まさか、こんなオマケ付きとは)ツカツカ
菜々「プロデューサーさんの背中って、大きいんですねっ。それに……温かいです」
菜々「昔を思い出しますねぇ。デパートの屋上で遊び疲れて眠る菜々を、パパが背負って家まで連れて帰ってくれて。……あのお金を入れたら動くパンダの乗り物、久しぶりに乗ってみたいですね」
P(しかしウサミン星のお山……結構あるんだよな)
菜々「?」ムニムニ
P(役得だと思っておこう)
菜々「あっ、そこ曲がってください」
菜々「ここが医務室です」
☆医務室☆
P「医務室に来たのなんて久しぶりだけど……こんな場所だったっけ?」
菜々「へぇあ!? そ、そうですよ……ここですよ! も、もー忘れちゃったんですかプロデューサーさん? 忘れっぽいですねぇ……まだまだ老けるには早いですよ、キャハッ☆」
P「いや、ちょっと動いただけで腰いわす菜々さんに言われたくないんですけど」
菜々「え? そ、それってどういう……っていうか、前から行ってますけど、菜々のことは呼び捨てで――」
P「よし入ろう」
ガチャ
P「ん、暗いな。誰かいますかー」
P「おっかしいな。確か専属のドクターが常勤してるはずなんだけど……電気電気」ヒタヒタ
P「お、あった」カチッ
パッパッパ(電気がつく音)
P「よし、これで明るく――」
監禁ルーム「おっすおっすwwwww」
P「おっかしいな。確か専属のドクターが常勤してるはずなんだけど……電気電気」ヒタヒタ
P「お、あった」カチッ
パッパッパ(電気がつく音)
P「よし、これで明るく――」
監禁ルーム「おっすおっすwwwww」
P「は!? こ、ここは自分の部屋より見慣れてきた例の監禁ルーム!?」
P「ど、どういう――菜々がいない!?」
菜々「ふっふっふ……」
菜々「やりました……菜々はやりましたよー!」
菜々「菜々の勝ちでーす! ウサミン大勝利! キャハッ☆」ダブルピース
菜々「騙されましたねプロデューサーさん! 菜々はJKですよ! JK! つまり女子高生! 女子高生がちょっと激しい運動をしたくらいで腰をいわすわけないじゃないですか!」
菜々「つまりトリック! 体を張って成功させた菜々の作戦勝ちですよー、イエイ!」ブイ
P(やられた……! あれは本当に演技だったのか……! まるで何度も腰をいわせた経験からくる、迫真の演技だったから騙された……!)
P(それに菜々ならありえるだろうな、そう思った俺のミス)
P「ど、どういう――菜々がいない!?」
菜々「ふっふっふ……」
菜々「やりました……菜々はやりましたよー!」
菜々「菜々の勝ちでーす! ウサミン大勝利! キャハッ☆」ダブルピース
菜々「騙されましたねプロデューサーさん! 菜々はJKですよ! JK! つまり女子高生! 女子高生がちょっと激しい運動をしたくらいで腰をいわすわけないじゃないですか!」
菜々「つまりトリック! 体を張って成功させた菜々の作戦勝ちですよー、イエイ!」ブイ
P(やられた……! あれは本当に演技だったのか……! まるで何度も腰をいわせた経験からくる、迫真の演技だったから騙された……!)
P(それに菜々ならありえるだろうな、そう思った俺のミス)
P「俺の負けだ」
菜々「ばんざーい! と、とりあえず今日は菜々の家でお酒……んんっ! ウサミン汁を一緒に飲みましょうねっ」ピョン
菜々「そ、それかそれからっ、ウサミンパパとウサミンママに会いに行きましょう! もう、本当に最近『お願いですから身を固めてください。何でもしますから』ってうるさいんですっ。プロデューサーが一緒に来てガツンと行ってやってくださいっ」ピョンピョン
菜々「あと、それにそれに――」ピョンピョ――
菜々「――おお”う!?」ビキリ
P「え?」
菜々「あ、ああ、あああ……」ヘナヘナ
菜々「……」
P「な、菜々さん……?」
菜々「……」
菜々「……医務室に」
菜々「本当に医務室に……お願いします」プルプル
菜々「ばんざーい! と、とりあえず今日は菜々の家でお酒……んんっ! ウサミン汁を一緒に飲みましょうねっ」ピョン
菜々「そ、それかそれからっ、ウサミンパパとウサミンママに会いに行きましょう! もう、本当に最近『お願いですから身を固めてください。何でもしますから』ってうるさいんですっ。プロデューサーが一緒に来てガツンと行ってやってくださいっ」ピョンピョン
菜々「あと、それにそれに――」ピョンピョ――
菜々「――おお”う!?」ビキリ
P「え?」
菜々「あ、ああ、あああ……」ヘナヘナ
菜々「……」
P「な、菜々さん……?」
菜々「……」
菜々「……医務室に」
菜々「本当に医務室に……お願いします」プルプル
監禁ルームの位置知らなかったP
それともアイドルが任意に設定できるのか
それともアイドルが任意に設定できるのか
まあ本気で嫌がってるわけでもないし大間抜けだから女にリードされるぐらいで調度良いのではないでしょうか
■次の金曜日■
P「先週は酷かったな……」
P「あれから菜々を背負って医務室に。暫く絶対安静指示が出たから、菜々の家に行って俺が菜々の身の回りの世話をした」
P「まあ、久しぶりに自分で掃除やら料理をできたから、それはそれで楽しかったな」
P「アイドルが家に入り浸るようになって、全部家事をやってくれるもんだから、自分のやるのは本当に久しぶりだった」
P「布団で横になる菜々を眺めながら家事をしてたら、何だろう、こう……」
P「介護ってこんな感じなのかなって、そう思ったよ」
P「菜々は菜々で顔を手で覆いながら『もうお嫁にいけない、いや本当にもうこんなの見られたらプロデューサーさんに責任とってもらわないと……』って呟いてたし」
P「まあ1人暮らしの女性の家だからな。色んなものが置いてあって当然だ」
P「しかし、まさか菜々があんな物をなぁ……」シミジミ
P「先週は酷かったな……」
P「あれから菜々を背負って医務室に。暫く絶対安静指示が出たから、菜々の家に行って俺が菜々の身の回りの世話をした」
P「まあ、久しぶりに自分で掃除やら料理をできたから、それはそれで楽しかったな」
P「アイドルが家に入り浸るようになって、全部家事をやってくれるもんだから、自分のやるのは本当に久しぶりだった」
P「布団で横になる菜々を眺めながら家事をしてたら、何だろう、こう……」
P「介護ってこんな感じなのかなって、そう思ったよ」
P「菜々は菜々で顔を手で覆いながら『もうお嫁にいけない、いや本当にもうこんなの見られたらプロデューサーさんに責任とってもらわないと……』って呟いてたし」
P「まあ1人暮らしの女性の家だからな。色んなものが置いてあって当然だ」
P「しかし、まさか菜々があんな物をなぁ……」シミジミ
P「と、いかんいかん」フルフル
P「今回こそは絶対に勝つ。例え何があろうとも、助けを差し伸べられても――心を鬼にして勝つ」
P「ここから先勝利するためには、同情や哀れみといった感情は不要」
P「鉄の心で挑む。我は鋼なり鋼故に決して惑わされない」
P「さて、今回の相手は――」
<白坂小梅>
P「小梅、かぁ……」
P「今回こそは絶対に勝つ。例え何があろうとも、助けを差し伸べられても――心を鬼にして勝つ」
P「ここから先勝利するためには、同情や哀れみといった感情は不要」
P「鉄の心で挑む。我は鋼なり鋼故に決して惑わされない」
P「さて、今回の相手は――」
<白坂小梅>
P「小梅、かぁ……」
P「……」
P「もし小梅が涙目で上目遣いに俺の裾を引っ張って誘ってきたら……ぐ、ぐうう!」プルプル
P「うううう、うぬぅぅぅぅぅっ」プルプル
P「はあああぁぁぁ……あああああっ……!ブルブル」
P「……ハァッ!」
P「よし、行ける。相手が小梅でも鉄の心を貫ける」
キーンコーンカーンコーン
P「行くぞオラァ!」ダダッ
コンコン
P「もし小梅が涙目で上目遣いに俺の裾を引っ張って誘ってきたら……ぐ、ぐうう!」プルプル
P「うううう、うぬぅぅぅぅぅっ」プルプル
P「はあああぁぁぁ……あああああっ……!ブルブル」
P「……ハァッ!」
P「よし、行ける。相手が小梅でも鉄の心を貫ける」
キーンコーンカーンコーン
P「行くぞオラァ!」ダダッ
コンコン
P「え!?」ピタッ
P「ノ、ノック? 今までになかったパターンだな」
コンコン
コンコン
P「えっと……はい」
ガチャ
小梅「え、えへへ……お、お邪魔します」トテトテ
小梅「Pさん……こ、こんばんは。え、えっと、今からちょっと、一緒に行って欲しい、ところがあるんだけど……い、いいかな?」クビカシゲ
P「お、おう。行くか」
P(――って駄目だろ! なに普通に流されてるんだ俺! 心! 鉄の心!)
P「悪いが小梅。一緒には行けない」
小梅「……え? そ、そうなんだ……ざんねん」ショボン
小梅「そっか……そっかぁ……無理言ってごめんねPさん」
P「ノ、ノック? 今までになかったパターンだな」
コンコン
コンコン
P「えっと……はい」
ガチャ
小梅「え、えへへ……お、お邪魔します」トテトテ
小梅「Pさん……こ、こんばんは。え、えっと、今からちょっと、一緒に行って欲しい、ところがあるんだけど……い、いいかな?」クビカシゲ
P「お、おう。行くか」
P(――って駄目だろ! なに普通に流されてるんだ俺! 心! 鉄の心!)
P「悪いが小梅。一緒には行けない」
小梅「……え? そ、そうなんだ……ざんねん」ショボン
小梅「そっか……そっかぁ……無理言ってごめんねPさん」
P「くっ……ぐぅっ……」ギリギリ
P(イメージトレーニングでは簡単に素通りできたのに……! リアル小梅の破壊力よ!)
P(だが、もう負けることはできない……!)
P(これ以上の敗北は許されないのだ!)
P「すまんっ、小梅!」ダダッ
バタン
小梅「あ……」
小梅「……」
小梅「そう、だね。うん……お願い、ね」
P(イメージトレーニングでは簡単に素通りできたのに……! リアル小梅の破壊力よ!)
P(だが、もう負けることはできない……!)
P(これ以上の敗北は許されないのだ!)
P「すまんっ、小梅!」ダダッ
バタン
小梅「あ……」
小梅「……」
小梅「そう、だね。うん……お願い、ね」
P「はぁ、はぁっ」タッタッタ
P「よし、事務所の出口が見えたぞ! ここを出れば俺の勝ちだ!」
P「さようなら小梅! そしてようこそ1人で過ごす休日!」
P「俺の、勝ちだ」
P(あと一歩。この右足を踏み出せば――勝利)
P(人類全体から見れば些細な一歩だが……俺のとっては革命の一歩だ)
P(この一歩を、踏み出す――)
ピタッ
P(――なん、だ?)
P(あと1歩……1歩踏み出せば……外に出ることができる、そのはずなのに……)
P(足が……動かない)
P(足だけじゃない……体が全く、動かない。金縛りにあったように)
P「……」ギギギ
P(うおい!? どうして反転する俺の体よ!? そっちは出口じゃないぞ!?)
P「……」ギギギピタ
P「……」テクテク
P「よし、事務所の出口が見えたぞ! ここを出れば俺の勝ちだ!」
P「さようなら小梅! そしてようこそ1人で過ごす休日!」
P「俺の、勝ちだ」
P(あと一歩。この右足を踏み出せば――勝利)
P(人類全体から見れば些細な一歩だが……俺のとっては革命の一歩だ)
P(この一歩を、踏み出す――)
ピタッ
P(――なん、だ?)
P(あと1歩……1歩踏み出せば……外に出ることができる、そのはずなのに……)
P(足が……動かない)
P(足だけじゃない……体が全く、動かない。金縛りにあったように)
P「……」ギギギ
P(うおい!? どうして反転する俺の体よ!? そっちは出口じゃないぞ!?)
P「……」ギギギピタ
P「……」テクテク
P(エエエエエエ!? ナンデ!?)
P(勝手に体が動くんですけど!?)
P「……」テクテク
P(い、一体どこへ……あっ、ああああああ!? こ、この道は……見覚えがある! 菜々を背負って通った……!)
P(駄目だ! 駄目駄目! そっちは……あああああ!?)
☆監禁ルーム☆
P「……」ガチャ
バタン
小梅「い、いらっしゃいPさん」
P(勝手に体が動くんですけど!?)
P「……」テクテク
P(い、一体どこへ……あっ、ああああああ!? こ、この道は……見覚えがある! 菜々を背負って通った……!)
P(駄目だ! 駄目駄目! そっちは……あああああ!?)
☆監禁ルーム☆
P「……」ガチャ
バタン
小梅「い、いらっしゃいPさん」
P「……」
小梅「あ、そっか。うん……もういいよ、ありがとう」
P「……あ」
P(何かが体から抜けるような感覚と共に、俺の体は自由を取り戻した)
P「こ、小梅さん? これは一体……」
小梅「う、うん。あのね……あの子にね、逃げたPさんを追いかけてもらったの」
小梅「それから、ちょ、ちょっとPさんの体を借りて、自分でここまで来てもらったの」
小梅「……」
小梅「ね、ねえPさん……私の、勝ち?」クビカシゲ
小梅「あ、そっか。うん……もういいよ、ありがとう」
P「……あ」
P(何かが体から抜けるような感覚と共に、俺の体は自由を取り戻した)
P「こ、小梅さん? これは一体……」
小梅「う、うん。あのね……あの子にね、逃げたPさんを追いかけてもらったの」
小梅「それから、ちょ、ちょっとPさんの体を借りて、自分でここまで来てもらったの」
小梅「……」
小梅「ね、ねえPさん……私の、勝ち?」クビカシゲ
P「……」
P(なるほど。薬品だけでなく、霊的なものへの対抗策も練らなければならない……と)
P(理解した)
P(それを次回の課題にして、今回は――)
P「俺の負けだ」
小梅「やたっ」ピョン
小梅「え、えへへ……じゃあ私の部屋、行こ」ギュッ
小梅「Pさんと一緒に見ようと思って、い、いっぱい……いっぱいDVD借りたから……」
小梅「きょ、今日は寝かさないから……ね」
P(なるほど。薬品だけでなく、霊的なものへの対抗策も練らなければならない……と)
P(理解した)
P(それを次回の課題にして、今回は――)
P「俺の負けだ」
小梅「やたっ」ピョン
小梅「え、えへへ……じゃあ私の部屋、行こ」ギュッ
小梅「Pさんと一緒に見ようと思って、い、いっぱい……いっぱいDVD借りたから……」
小梅「きょ、今日は寝かさないから……ね」
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