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元スレ加蓮「私、たぶん死ぬの」
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-ライブ会場 控え室-
コンコン ガチャ
凛 「加蓮、いる?」
奈緒「応援に来たぞー」
P 「おっ、来たか」
加蓮「凛、奈緒!来てくれたんだ」
凛 「当然でしょ。加蓮にとって大事な日なんだから」
奈緒「IU...アイドルアルティメイト決勝」
奈緒「すごいよな...真のトップアイドルを決めるその決勝に」
奈緒「加蓮がいるなんて」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1449322450
コンコン ガチャ
凛 「加蓮、いる?」
奈緒「応援に来たぞー」
P 「おっ、来たか」
加蓮「凛、奈緒!来てくれたんだ」
凛 「当然でしょ。加蓮にとって大事な日なんだから」
奈緒「IU...アイドルアルティメイト決勝」
奈緒「すごいよな...真のトップアイドルを決めるその決勝に」
奈緒「加蓮がいるなんて」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1449322450
P 「ああ。とうとうここまで来た」
P 「きっと加蓮が今まで真面目にやってきたから」
P 「だからこそ、今この舞台があるんだろうな」
加蓮「あはは、誉め過ぎだよプロデューサーさん」
加蓮「私はただ、プロデューサーさんと一緒に進んできただけだもん」
P 「いや、そんなことは無いぞ、加蓮はいつだって...」
加蓮「プロデューサーさんこそ...」
P 「いやいや加蓮こそ...」
加蓮「プロデューサーさん...」
P 「加蓮......」
奈緒「ちょっ、ストップストーップ!」
P 「きっと加蓮が今まで真面目にやってきたから」
P 「だからこそ、今この舞台があるんだろうな」
加蓮「あはは、誉め過ぎだよプロデューサーさん」
加蓮「私はただ、プロデューサーさんと一緒に進んできただけだもん」
P 「いや、そんなことは無いぞ、加蓮はいつだって...」
加蓮「プロデューサーさんこそ...」
P 「いやいや加蓮こそ...」
加蓮「プロデューサーさん...」
P 「加蓮......」
奈緒「ちょっ、ストップストーップ!」
加蓮「ん?どうしたの奈緒」
凛 「......」
奈緒「その...いちゃいちゃするのは良いけどさ、そろそろ時間じゃないか?」
P 「ん...あぁ、本当だ。そろそろ舞台袖に行かないと」
P 「加蓮、準備はいいか?」
加蓮「うん、もちろん!」
凛 「......」
奈緒「その...いちゃいちゃするのは良いけどさ、そろそろ時間じゃないか?」
P 「ん...あぁ、本当だ。そろそろ舞台袖に行かないと」
P 「加蓮、準備はいいか?」
加蓮「うん、もちろん!」
P 「よし、じゃあ行くとするか」
奈緒「いよいよか...」
P 「奈緒、凛。応援に来てくれてありがとな」
P 「今日はしっかりその目に焼き付けていけよ」
凛 「うん、そのつもりだよ」
奈緒「悔いの残らないように、思いっきりやってこいよな!」
加蓮「2人ともありがとう!応援嬉しかったよ!」
加蓮「それじゃ、行ってくるね!」
奈緒「いよいよか...」
P 「奈緒、凛。応援に来てくれてありがとな」
P 「今日はしっかりその目に焼き付けていけよ」
凛 「うん、そのつもりだよ」
奈緒「悔いの残らないように、思いっきりやってこいよな!」
加蓮「2人ともありがとう!応援嬉しかったよ!」
加蓮「それじゃ、行ってくるね!」
-舞台袖-
P 「そろそろ加蓮の出番か...いかん、なんだか俺まで緊張してきたぞ」ブルッ
加蓮「.....ねぇ、プロデューサーさん」
P 「ん、どうした?」
加蓮「あのね......私」
加蓮「えっと.....」
加蓮「.......その」
P 「なんだ、何か気になることでもあるのか?」
P 「お手洗い...はさっき行ったよな」
加蓮「っ!?違うって!」
P 「そろそろ加蓮の出番か...いかん、なんだか俺まで緊張してきたぞ」ブルッ
加蓮「.....ねぇ、プロデューサーさん」
P 「ん、どうした?」
加蓮「あのね......私」
加蓮「えっと.....」
加蓮「.......その」
P 「なんだ、何か気になることでもあるのか?」
P 「お手洗い...はさっき行ったよな」
加蓮「っ!?違うって!」
加蓮「....もうっ。いいよ、戻ってきたら言う」
P 「戻ってきたら...ってことはつまり」
P 「真のトップアイドルになったら、ってことだな」ニヤ
加蓮「勝てる保障なんて無いけどね」
P 「大丈夫、今の加蓮は誰にも負けないさ」
P 「誰よりも近くで加蓮を見てきた俺が保障する!」
加蓮「......っ」
P 「......あれ、加蓮?」
P 「戻ってきたら...ってことはつまり」
P 「真のトップアイドルになったら、ってことだな」ニヤ
加蓮「勝てる保障なんて無いけどね」
P 「大丈夫、今の加蓮は誰にも負けないさ」
P 「誰よりも近くで加蓮を見てきた俺が保障する!」
加蓮「......っ」
P 「......あれ、加蓮?」
加蓮「...も、もう時間だから!行ってくるから!じゃあね!」ダッ
P 「あっ加蓮!?おい!」
加蓮「.........」タタタ
加蓮「.........」
ピタッ
クルッ
加蓮「.....プロデューサーさん!」
加蓮「私、勝ってみせるから!」
加蓮「あなたが育てたアイドルが優勝するところ」
加蓮「見逃さないようにね!」ニコ
P 「あっ加蓮!?おい!」
加蓮「.........」タタタ
加蓮「.........」
ピタッ
クルッ
加蓮「.....プロデューサーさん!」
加蓮「私、勝ってみせるから!」
加蓮「あなたが育てたアイドルが優勝するところ」
加蓮「見逃さないようにね!」ニコ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
タタタタタ
加蓮「プロデューサーさん!見ててくれた!?」ハァハァ
P 「あぁ!優勝おめでとう!加蓮!!!」ウルウル
加蓮「ちょっと、なんでもう泣いてるのよ」
P 「なんでってそりゃ、加蓮が優勝...」
P 「......」
P 「あの加蓮が....っ」ブワッ
加蓮「も、もーっ、しっかりしてよプロデューサーさんっ」ウルッ
加蓮「けほっ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
タタタタタ
加蓮「プロデューサーさん!見ててくれた!?」ハァハァ
P 「あぁ!優勝おめでとう!加蓮!!!」ウルウル
加蓮「ちょっと、なんでもう泣いてるのよ」
P 「なんでってそりゃ、加蓮が優勝...」
P 「......」
P 「あの加蓮が....っ」ブワッ
加蓮「も、もーっ、しっかりしてよプロデューサーさんっ」ウルッ
加蓮「けほっ」
P 「ん?喉を痛めたのか?」
P 「水飲むか?」
P 「それとも飴の方がいいか?のど飴か?レモンもあるぞ」
加蓮「ちょっ、プロデューサーさん心配し過ぎ、ちょっと疲れただけ!」
P 「疲れてるのか?じゃあアンコールは中止にさせてもらった方が...」
加蓮「わわ待って待って!」
加蓮「大丈夫!大丈夫だよ!」
P 「いや、だが大事をとった方が...!」
加蓮「大丈夫だってば!」
加蓮「ほらっ!ほらっ!」ピョンピョン
P 「あぁっ!そんなにジャンプしたらっ!」
P 「水飲むか?」
P 「それとも飴の方がいいか?のど飴か?レモンもあるぞ」
加蓮「ちょっ、プロデューサーさん心配し過ぎ、ちょっと疲れただけ!」
P 「疲れてるのか?じゃあアンコールは中止にさせてもらった方が...」
加蓮「わわ待って待って!」
加蓮「大丈夫!大丈夫だよ!」
P 「いや、だが大事をとった方が...!」
加蓮「大丈夫だってば!」
加蓮「ほらっ!ほらっ!」ピョンピョン
P 「あぁっ!そんなにジャンプしたらっ!」
P 「わかった!わかったから!!」
加蓮「ふぅ、わかればよろしい」フゥ
P 「.....正直に言えば心配だが、加蓮の晴れ舞台だ」
P 「ファンも待っていることだし、行ってこい」
P 「だが、嬉しいからって無理はするなよ」
加蓮「はーい....もう、心配性なんだから」
加蓮「でも、ありがと。それじゃあ行って来るね、プロデューサーさん」クルッ
P 「あと少しだ、頑張れよ」
加蓮「うんっ」トトト
ワアァァァー
加蓮「ふぅ、わかればよろしい」フゥ
P 「.....正直に言えば心配だが、加蓮の晴れ舞台だ」
P 「ファンも待っていることだし、行ってこい」
P 「だが、嬉しいからって無理はするなよ」
加蓮「はーい....もう、心配性なんだから」
加蓮「でも、ありがと。それじゃあ行って来るね、プロデューサーさん」クルッ
P 「あと少しだ、頑張れよ」
加蓮「うんっ」トトト
ワアァァァー
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ーーーーーーーーーーーーーーー
加蓮「プロデューサーさん、ただいま」
P 「お帰り、加蓮。良いアンコールだったぞ!」
加蓮「えへへ、ありがと。でも、ちょっと疲れたかな」フラ
P 「おっと、大丈夫か?」
加蓮「言いつけ破って、ちょっと頑張り過ぎちゃったかも」
加蓮「心臓、まだバクバクいってる」ゼェ
P 「まったく、あれほど無茶するなって言ったのに...」
P 「とりあえず水を...あれ、さっきまでここにあったと思うんだが」
ーーーーーーーーーーーーーーー
加蓮「プロデューサーさん、ただいま」
P 「お帰り、加蓮。良いアンコールだったぞ!」
加蓮「えへへ、ありがと。でも、ちょっと疲れたかな」フラ
P 「おっと、大丈夫か?」
加蓮「言いつけ破って、ちょっと頑張り過ぎちゃったかも」
加蓮「心臓、まだバクバクいってる」ゼェ
P 「まったく、あれほど無茶するなって言ったのに...」
P 「とりあえず水を...あれ、さっきまでここにあったと思うんだが」
加蓮「...もしかして、その空っぽのやつのこと?」
P 「え?あっ、誰か飲んじゃったのか!?」
加蓮「...........」
P 「いや、俺じゃない!俺じゃないぞ!」
加蓮「...........」
P 「...加蓮?」
加蓮「....ごめん、ちょっと本当に疲れちゃったみたい」クラッ
P 「!!」
P 「え?あっ、誰か飲んじゃったのか!?」
加蓮「...........」
P 「いや、俺じゃない!俺じゃないぞ!」
加蓮「...........」
P 「...加蓮?」
加蓮「....ごめん、ちょっと本当に疲れちゃったみたい」クラッ
P 「!!」
P 「いかん、すぐ身体を休めないと...そうだ、ここのソファに座ってろ!」
P 「すぐ水とか持ってくるからな!」
加蓮「うん...」ポスッ
P 「あれだけのライブだ、疲れるのも無理は無い」
P 「いいか、絶対俺が戻ってくるまで動いたりするなよ」
P 「約束だぞ!」タタタ
加蓮「あっ....プロデューサーさん....」
加蓮「........」
加蓮(.......言いそびれちゃった)
P 「すぐ水とか持ってくるからな!」
加蓮「うん...」ポスッ
P 「あれだけのライブだ、疲れるのも無理は無い」
P 「いいか、絶対俺が戻ってくるまで動いたりするなよ」
P 「約束だぞ!」タタタ
加蓮「あっ....プロデューサーさん....」
加蓮「........」
加蓮(.......言いそびれちゃった)
加蓮「ふぅ......」
加蓮(私が優勝、か...)
加蓮「プロデューサーさん、泣いてた...ふふっ」
加蓮(アイドルにならなきゃ、きっとこんな気持ちは知らなかった)
加蓮(全部、プロデューサーさんのおかげ)
加蓮(プロデューサーさんが隣にいてくれたから...)
加蓮「これで少しは、プロデューサーさんに恩返し......出来たかな」
加蓮(なんだか不思議)
加蓮(心臓のドキドキが収まらない)
加蓮(私が優勝、か...)
加蓮「プロデューサーさん、泣いてた...ふふっ」
加蓮(アイドルにならなきゃ、きっとこんな気持ちは知らなかった)
加蓮(全部、プロデューサーさんのおかげ)
加蓮(プロデューサーさんが隣にいてくれたから...)
加蓮「これで少しは、プロデューサーさんに恩返し......出来たかな」
加蓮(なんだか不思議)
加蓮(心臓のドキドキが収まらない)
加蓮(頭がぼーっとして、足元がふわふわする)
加蓮(そんな....まるで夢の中にいるような)
トクン
加蓮「......っ」グラ
加蓮(......え?)
トサッ
加蓮(そんな....まるで夢の中にいるような)
トクン
加蓮「......っ」グラ
加蓮(......え?)
トサッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
-販売コーナー-
P (水と、緑茶と、オレンジジュース)
P (炭酸...は、身体に障るかもしれないか)
P (やめておこう)
P 「そうだ、ウーロン茶と紅茶も念のため買っておくか」ズシ
P 「さてと、急いで戻らないと」
奈緒「あれ、こんなところで何やってるんだ?」
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-販売コーナー-
P (水と、緑茶と、オレンジジュース)
P (炭酸...は、身体に障るかもしれないか)
P (やめておこう)
P 「そうだ、ウーロン茶と紅茶も念のため買っておくか」ズシ
P 「さてと、急いで戻らないと」
奈緒「あれ、こんなところで何やってるんだ?」
P 「おお、奈緒。ちょうどいいところに」
P 「ちょっとこれ運ぶの手伝ってくれ」
奈緒「うわっ、なんだこのドリンクの山」
奈緒「もしかして全部加蓮の?」
P 「ああ、加蓮のやつライブでちょっと疲れたみたいでな」
P 「水分を多めに取らせないと思って」
奈緒「いや、それにしたって多すぎだろ...」
P 「ちょっとこれ運ぶの手伝ってくれ」
奈緒「うわっ、なんだこのドリンクの山」
奈緒「もしかして全部加蓮の?」
P 「ああ、加蓮のやつライブでちょっと疲れたみたいでな」
P 「水分を多めに取らせないと思って」
奈緒「いや、それにしたって多すぎだろ...」
奈緒「うわ、重......」ズシ
P 「わるいな」
奈緒「まぁ、ちょうどそっちに行こうと思ってたし、いいけどさ」
奈緒「あ!そんなことより、おめでとう!」
奈緒「加蓮、本当にすごかったな!!」
P 「あぁ、ありがとう」
P 「本人にも言ってやってくれ」
奈緒「もちろん!」
P 「わるいな」
奈緒「まぁ、ちょうどそっちに行こうと思ってたし、いいけどさ」
奈緒「あ!そんなことより、おめでとう!」
奈緒「加蓮、本当にすごかったな!!」
P 「あぁ、ありがとう」
P 「本人にも言ってやってくれ」
奈緒「もちろん!」
テクテク
P 「ところで凛はどうしたんだ?」
奈緒「ニュージェネの2人が迷子になったらしくて、迎えにいった」
P 「あいつらも来てたのか」
奈緒「あとからみんなで行くってさ」
P 「そうか」
P 「ところで凛はどうしたんだ?」
奈緒「ニュージェネの2人が迷子になったらしくて、迎えにいった」
P 「あいつらも来てたのか」
奈緒「あとからみんなで行くってさ」
P 「そうか」
テクテク
奈緒「それにしても今日の加蓮、ホントに凄かったよな」
P 「やっぱりそう思うか?」
奈緒「うん」
奈緒「なんていうか、自分を燃やし尽くすっていうのかな」
奈緒「目が釘付けになっちゃった」
奈緒「凛なんて隣で泣いてたし」
P 「マジか」
奈緒「それにしても今日の加蓮、ホントに凄かったよな」
P 「やっぱりそう思うか?」
奈緒「うん」
奈緒「なんていうか、自分を燃やし尽くすっていうのかな」
奈緒「目が釘付けになっちゃった」
奈緒「凛なんて隣で泣いてたし」
P 「マジか」
P 「やっぱり決勝だから、気合が入ってたってことなのかもな」
奈緒「んー、それだけなのかなー」
P 「他に理由があるってことか?」
奈緒「いや、わかんないけどさ...」
P 「とにかく、今日のライブを見て俺は確信した」
P 「加蓮はまだまだ上へいける」
P 「それこそ、誰も到達したことが無いような高みへさ」
奈緒「ふーん」ニヤニヤ
P 「.....なんだよ」
奈緒「別にー」
奈緒「んー、それだけなのかなー」
P 「他に理由があるってことか?」
奈緒「いや、わかんないけどさ...」
P 「とにかく、今日のライブを見て俺は確信した」
P 「加蓮はまだまだ上へいける」
P 「それこそ、誰も到達したことが無いような高みへさ」
奈緒「ふーん」ニヤニヤ
P 「.....なんだよ」
奈緒「別にー」
P 「気になるだろ、教えろよ」
奈緒「何でもないよ。気にしない気にしない」
P 「ほんとかー?」
奈緒「ほんとだって。あっ、それよりほら」
奈緒「あそこにいるの加蓮じゃないか?」
P 「あぁ、ちゃんと動かずに待ってたみたいだな」
P 「ソファに横になって...寝てるのか?」
奈緒「衣装のまま?」
奈緒「おーい、加蓮!そんなところで寝たら風邪引くぞー!」タタタ
加蓮「...........」
奈緒「何でもないよ。気にしない気にしない」
P 「ほんとかー?」
奈緒「ほんとだって。あっ、それよりほら」
奈緒「あそこにいるの加蓮じゃないか?」
P 「あぁ、ちゃんと動かずに待ってたみたいだな」
P 「ソファに横になって...寝てるのか?」
奈緒「衣装のまま?」
奈緒「おーい、加蓮!そんなところで寝たら風邪引くぞー!」タタタ
加蓮「...........」
奈緒「なー、見てくれよこの飲み物!買い過ぎだと思わないか?」
P 「なんだよ、少ないより良いだろ」
奈緒「そりゃそうだけどさー...」
奈緒「まぁせっかく買ってくれたんだ、加蓮、好きなの選びなよ」
奈緒「あたしも貰って良いだろ?」
P 「運ぶの手伝ってくれたしな」
P 「でも、加蓮が選ぶのが先だぞ?」
奈緒「わかってるよ!」
奈緒「ほら加蓮、いつまでも寝てないでさ」
奈緒「あれ?」
奈緒「加蓮?」
P 「なんだよ、少ないより良いだろ」
奈緒「そりゃそうだけどさー...」
奈緒「まぁせっかく買ってくれたんだ、加蓮、好きなの選びなよ」
奈緒「あたしも貰って良いだろ?」
P 「運ぶの手伝ってくれたしな」
P 「でも、加蓮が選ぶのが先だぞ?」
奈緒「わかってるよ!」
奈緒「ほら加蓮、いつまでも寝てないでさ」
奈緒「あれ?」
奈緒「加蓮?」
奈緒「なぁ、風邪ひいちゃうからいい加減起きなって」
奈緒「衣装もシワがついちゃうだろ」
奈緒「お祝いもしたいし」
奈緒「なぁ、加蓮」
奈緒「なぁってば」
奈緒「衣装もシワがついちゃうだろ」
奈緒「お祝いもしたいし」
奈緒「なぁ、加蓮」
奈緒「なぁってば」
P 「様子がおかしい」ドサッ
タタッ
P 「おい、加蓮」ユサ
P 「加蓮、目を開けろ!加蓮!」ユサユサ
P 「加蓮!」
奈緒「ぇ...おい」
奈緒「ウソ、だろ?」ズル
ドサッ ゴロゴロ
奈緒「ぁ...ペットボトル...」
P 「.....くそ」
P 「奈緒!」
タタッ
P 「おい、加蓮」ユサ
P 「加蓮、目を開けろ!加蓮!」ユサユサ
P 「加蓮!」
奈緒「ぇ...おい」
奈緒「ウソ、だろ?」ズル
ドサッ ゴロゴロ
奈緒「ぁ...ペットボトル...」
P 「.....くそ」
P 「奈緒!」
奈緒「..........」
P 「...奈緒!!」
奈緒「ぁ、な、なんだよ?」
P 「俺は救急に連絡する」
P 「奈緒は誰かに医務室から医者を呼ぶよう頼んで」
P 「その後は加蓮に声をかけ続けてくれ」
P 「反応があったらすぐに教えるんだ」
奈緒「わ、わかった!」タタッ
P 「頼んだぞ!」
ポパピプペ
P 「...すみません、救急ですか!」
P (加蓮.....!)
P 「...奈緒!!」
奈緒「ぁ、な、なんだよ?」
P 「俺は救急に連絡する」
P 「奈緒は誰かに医務室から医者を呼ぶよう頼んで」
P 「その後は加蓮に声をかけ続けてくれ」
P 「反応があったらすぐに教えるんだ」
奈緒「わ、わかった!」タタッ
P 「頼んだぞ!」
ポパピプペ
P 「...すみません、救急ですか!」
P (加蓮.....!)
加蓮がガチで病気のSSってたくさんありそうで実はあんまりないよね
まあネタ系ならわりと見る気もするけどマジで書いてるのはあんま見ないかなー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
-1週間後-
奈緒「ふぅー.....さむ...」テクテク
奈緒(加蓮が倒れてから、一週間が経った)
奈緒(加蓮は今も病院だ)
奈緒(あたしは毎日お見舞いに行っているけれど、まだ一度も会えていない)
奈緒(”面会謝絶”のプレートを沈鬱な表情で見つめ、帰る)
奈緒(その繰り返し)
奈緒「...........」テクテク
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
-1週間後-
奈緒「ふぅー.....さむ...」テクテク
奈緒(加蓮が倒れてから、一週間が経った)
奈緒(加蓮は今も病院だ)
奈緒(あたしは毎日お見舞いに行っているけれど、まだ一度も会えていない)
奈緒(”面会謝絶”のプレートを沈鬱な表情で見つめ、帰る)
奈緒(その繰り返し)
奈緒「...........」テクテク
奈緒(あの後、事務所は大変だった)
奈緒(加蓮の仕事はレギュラーも含め、全部キャンセル)
奈緒(関係各所への連絡や根回しや)
奈緒(代役の手配)
奈緒(事務所の皆への説明...)
奈緒(........)
奈緒(IU優勝の喜びはもう、どこにも残っていない)
奈緒「......はぁ」
奈緒(でも、一番大変だったのはやっぱりあのこと...)
奈緒「おもいなぁ、これ」テクテク
奈緒(加蓮の仕事はレギュラーも含め、全部キャンセル)
奈緒(関係各所への連絡や根回しや)
奈緒(代役の手配)
奈緒(事務所の皆への説明...)
奈緒(........)
奈緒(IU優勝の喜びはもう、どこにも残っていない)
奈緒「......はぁ」
奈緒(でも、一番大変だったのはやっぱりあのこと...)
奈緒「おもいなぁ、これ」テクテク
奈緒(だけど今日は、久々に嬉しい出来事があった)
奈緒(加蓮の面会謝絶が解除されるらしい)
奈緒(ちひろさんが教えてくれた)
奈緒(だからあたしは、みんなからのお見舞いを両手に抱え)
奈緒(こうして病院に向かっている)
奈緒(加蓮の面会謝絶が解除されるらしい)
奈緒(ちひろさんが教えてくれた)
奈緒(だからあたしは、みんなからのお見舞いを両手に抱え)
奈緒(こうして病院に向かっている)
-病院-
ガチャ
奈緒「お待たせ」
P 「おぉ、奈緒。待ってたぞ」
奈緒「ごめん、遅れた」
奈緒「みんなあれもこれもってお見舞い渡してくるもんだからさ」
奈緒「よいしょっと」
P 「確かにすごい量だな...手伝おうか?」
奈緒「いいよ、大丈夫」
奈緒「それより、そっちこそ大丈夫なのか?」
奈緒「なんつーかその、色々と」
ガチャ
奈緒「お待たせ」
P 「おぉ、奈緒。待ってたぞ」
奈緒「ごめん、遅れた」
奈緒「みんなあれもこれもってお見舞い渡してくるもんだからさ」
奈緒「よいしょっと」
P 「確かにすごい量だな...手伝おうか?」
奈緒「いいよ、大丈夫」
奈緒「それより、そっちこそ大丈夫なのか?」
奈緒「なんつーかその、色々と」
P 「まぁ、ぼちぼちってとこだ」
奈緒「ぷっ。なんだよそれ」
P 「はは...」
奈緒「加蓮、今日から面会できるんだろ?」
奈緒「もう会いに行ったのか?」
P 「いや、奈緒が来るって聞いてたからな」
奈緒「そっか」
P 「さてと...じゃあ」スッ
P 「行くか」
奈緒「うん」
奈緒「ぷっ。なんだよそれ」
P 「はは...」
奈緒「加蓮、今日から面会できるんだろ?」
奈緒「もう会いに行ったのか?」
P 「いや、奈緒が来るって聞いてたからな」
奈緒「そっか」
P 「さてと...じゃあ」スッ
P 「行くか」
奈緒「うん」
テクテク
奈緒「なぁ、面会しても良くなったってことは」
奈緒「容態が落ち着いたってことだよな」
P 「ああ、多分な」
奈緒「じゃあ、すぐに退院できるのかなっ」
P 「......」
P 「......すまん、その辺りは俺も詳しく教えてもらっていないんだ」
奈緒「あっ...」
奈緒「だよな、ごめん......」シュン
P 「....奈緒」
奈緒「なに?」
P 「今みたいな顔、加蓮には見せるなよ」
奈緒「あっ、うん。わかった」
奈緒「なぁ、面会しても良くなったってことは」
奈緒「容態が落ち着いたってことだよな」
P 「ああ、多分な」
奈緒「じゃあ、すぐに退院できるのかなっ」
P 「......」
P 「......すまん、その辺りは俺も詳しく教えてもらっていないんだ」
奈緒「あっ...」
奈緒「だよな、ごめん......」シュン
P 「....奈緒」
奈緒「なに?」
P 「今みたいな顔、加蓮には見せるなよ」
奈緒「あっ、うん。わかった」
テクテク ピタッ
奈緒「着いたな」
P 「ああ」
奈緒「プレート、かかってないな」
P 「そうだな」
奈緒「...入って良いんだよな?」
P 「その筈だ」
奈緒「........」
P 「........」
奈緒「ねぇ、先に入ってよ」
P 「奈緒?」
奈緒「着いたな」
P 「ああ」
奈緒「プレート、かかってないな」
P 「そうだな」
奈緒「...入って良いんだよな?」
P 「その筈だ」
奈緒「........」
P 「........」
奈緒「ねぇ、先に入ってよ」
P 「奈緒?」
奈緒「だって、なんか緊張してさ」
奈緒「ほら、手がこんなにふるえてる」フルフル
P 「緊張なんてする必要ないだろ」
P 「中にいるのは加蓮だぞ」
奈緒「わ、わかってるけどさ」
奈緒「もし加蓮が....」
奈緒「..........」
奈緒「...あぁ、やっぱダメだ!あたし出直してっ」クル
ガタン!
奈緒「あっ」
P (ドアノブに腕が)
奈緒「ほら、手がこんなにふるえてる」フルフル
P 「緊張なんてする必要ないだろ」
P 「中にいるのは加蓮だぞ」
奈緒「わ、わかってるけどさ」
奈緒「もし加蓮が....」
奈緒「..........」
奈緒「...あぁ、やっぱダメだ!あたし出直してっ」クル
ガタン!
奈緒「あっ」
P (ドアノブに腕が)
奈緒「..........」
P 「..........」
奈緒「やっちまった...」
P 「ほら、往生際が悪いぞ」
奈緒「ここでそれはシャレになんねーよっ」
加蓮「誰?」
奈緒・P「!!!」
P 「..........」
奈緒「やっちまった...」
P 「ほら、往生際が悪いぞ」
奈緒「ここでそれはシャレになんねーよっ」
加蓮「誰?」
奈緒・P「!!!」
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