私的良スレ書庫
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元スレ男「魔が差して奴隷を買ってしまった」 少女「…………」
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『このクズが!!』ゲシッ
少女『いやぁ!!』
『奴隷の分際で客に口答えするやつがどこにいる!!』ゲシッ
少女『痛い! やめて!!』
『黙れこの糞女!!』ドコッ
少女『がはっ!! うぅ……』
『商品以下のゴミめ!!』ゲシゲシッ
少女『あ……あっ……』
『家事も出来ねえ女としての魅力もねえお前にいざ客が来たと思ったら…… なんだあの態度はぁ!!』ドゴォッ
少女『うぅっ!!』
『ちっ。 あぁそうだいいこと思いついたぞ…… これはもう二度と口が利けえねえように調教する必要があるんじゃねえか?』
少女『ぐぅ……はぁ……はぁ……』
『おい糞女? 生きていたけりゃ声出すんじゃねえぞ?』
『次声出したらぶっ殺すからな?』
少女『………!?』
『分かったかよぉ!?』ドゴォッ
少女『うぐっ!?』
少女「…………!!」ハッ
少女「はぁ……はぁ……」
少女(夢か……)
少女(あの奴隷商の夢……)
少女(最近見てなかったのに…… なんで)
男「少女? 起きましたか」
少女「………?」コク
男「すごい汗ですね…… 身体を拭いて着替えましょうか」
少女「…………」
男「はい、暖かいタオルですよ」
男「服、脱げますか?」
少女「…………」フルフル
男「じゃあ、私が脱がせますよ?」
少女「ぇ……」
男「はい、万歳してください」
少女「………!!?」
少女(あ……うー……)
男「はい、自分で拭けますか?」
少女「…………」グッ
少女「…………」ハァ
男「ダメみたいですね…… しょうがない」
男「拭きますよ?」
少女「………!?」
少女(ちょ、ちょっと待ってくださいご主人様!?)
少女(確かに力が入らなくて拭けないですけど、だからってご主人様に拭かれるのはちょっと!)
少女(だいたいご主人様に裸を見せるなんて…! 初めて会った日以来ですし!)
少女(は、恥ずかしくて死にそうなんですけど///)
男「まずは体から拭きますね」
少女(待って待って待って待って待って待って!!)
少女(ちょっと待ってください! だ、だめですよご主人様!!?)
男「熱くはないと思うんですが……」スッ
少女「………!!?」ビクン
男「ん?」
少女「ぁ……ぁぁ……」
少女(な、なにいまの?)
少女(ご主人様が胸を拭いたら……すごく気持ちよくて……)
少女(頭の中が真っ白になったみたいにふわふわする……)
少女「はぁ……はぁ……」
男「…………」
少女「はぁ……」クター
男「……これ、耐えられるかな」
………………………………
……………………
…………
少女「…………」グイー
少女(風邪もすっかり良くなりました)
少女(これでご主人様もお仕事に戻れるかな)
男「ごほ……ごほっ……」
少女「…………」
男「体が熱い…… 少女の風邪が移ってしまったようです」
少女「…………」
少女(えぇー……)
更新終わり
鬼のように忙しくて更新出来ずに申し訳ないです
暇な時間が出来ると書かねばとは思うんですが炭坑夫も兼業してるので忙しい
鬼のように忙しくて更新出来ずに申し訳ないです
暇な時間が出来ると書かねばとは思うんですが炭坑夫も兼業してるので忙しい
乙
炭鉱夫とか割と過酷なところで働いてるのな
結構体崩す人も多いらしいから気をつけてね
いいお守り出た?
炭鉱夫とか割と過酷なところで働いてるのな
結構体崩す人も多いらしいから気をつけてね
いいお守り出た?
そのうち溶岩ダイブからの全ロスで更新早くなりそう(こなみ
>>366
無理があるだろ・・・
無理があるだろ・・・
少女「…………」
「14日は年に1回の女の子から好きな男の人にチョコと一緒に思いを告げる日!」
「バレンタインに普段なかなか伝えられない気持ちを伝えてみませんか?」
少女(バレンタイン……?)
「チョコを作ったことない初心者さんにもおすすめ! 簡単に美味しく作れる生チョコキット!」
少女「…………」
少女(これだ!)
……………………………………
………………………
……………
少女(よし!)
少女(いつもお世話になってるご主人様にお礼を言ういい機会だよね)
少女(チョコなんて作ったことないけど……でも……頑張ろう)
少女(この初心者キットの言う通りに作れば……私でも!)
少女(……ご主人様、喜んでくれるといいな)
少女「~~♪」
少女(えっと……まずはチョコを刻んで……それを''湯煎''します?)
少女(ゆ、湯煎ってなんだろう?)
少女(お''湯''で''煎じる''だから……えっと……チョコをお湯の中に入れればいいのかな?)
少女(うーん……ほかにないしね?)
少女(えいっ!)
バチャン
少女(う、うわ……汚い…)
少女(えっと次に……生クリームを温めて……溶かしたチョコと混ぜる)
少女(ん? 生クリームはどれくらい入れればいいの……?)
少女(うーん……)
少女(全部入れとけば確実かな?)
少女(えいっ!)
バチャバチャ
少女(さっきのチョコも混ぜて……)
少女(えいっ!)
バチャバチャ
少女(お、おぉう……なんか灰色に……お菓子作る過程ってこんなものなのかな……?)
少女(あ! せっかくなら隠し味とか入れたらいいかも!)
少女(うーん……何がいいかなぁ?)
少女(コクを出すために……カレー粉とか?)
少女(でもちょっとベタ過ぎるかなぁ)
少女(あ! 個性的な感じでトウガラシとかいいかも!)
少女(うん! いいね! そうしよう!)
少女(トウガラシを細かく刻んで………)
少女(えいっ!)
バチャン
少女(あとは型に入れて冷やせばおっけー!)
少女(ふふ、ご主人様喜んでくれるかな♪)
自分の現状を正しく理解してないからだよ...
隠し味とか、アレンジとか、できる奴っぽいじゃん?
隠し味とか、アレンジとか、できる奴っぽいじゃん?
少女ちゃん初めてだからね、仕方ないね。
料理は分量を感覚でやってもうまくいくけどお菓子ってほぼきっちりやらないと確実に失敗するのよね。
料理は分量を感覚でやってもうまくいくけどお菓子ってほぼきっちりやらないと確実に失敗するのよね。
料理上手で旦那が料理人の友人曰くお菓子はアレンジ出来なくて面白くないそうだ
頭から一気読みした
ほのぼの系好きだからこういうのもっと増えないかな
ほのぼの系好きだからこういうのもっと増えないかな
………………………………………
…………………………
………………
男「どうもありがとうございます。 大切に頂きますね」
「きゃー! 男さん私のももらってください!」
男「可愛いラッピングですね、ありがとうございます」
「「キャーー!!」」
「なんだあれ」
「畜生!! 兵士長ばっかりモテやがって!!」
「俺の人生全部合わせてもあんなにもらったことねえぞ」
「なんなんだよこれ……兵士長にボコボコにされて…… これじゃ俺らは兵士長の引き立て役だぜ」
「おい誰か兵士長倒してこいよ」
「無理無理。 あの兵士にだって無理だったんだから」
「浮ついてる今ならチャンスあるぞ!?」
兵士「ないない。 あれはマジもんの化け物だって、勝てるわけない」
「かぁー! ちくしょー!! 俺もモテたいぃ!!」
「本当だぜ! 兵士長には少女ちゃんって子がいながら!!」
「いやもう逆に俺らが少女ちゃんからチョコ貰えるかもよ!?」
「少女ちゃんから貰えるなら義理チョコでもなんでもいい!」
「道に落ちた唾を舐めたい」
「舐めるな!!」
…………………………
………………
男「どうもありがとうございます。 大切に頂きますね」
「きゃー! 男さん私のももらってください!」
男「可愛いラッピングですね、ありがとうございます」
「「キャーー!!」」
「なんだあれ」
「畜生!! 兵士長ばっかりモテやがって!!」
「俺の人生全部合わせてもあんなにもらったことねえぞ」
「なんなんだよこれ……兵士長にボコボコにされて…… これじゃ俺らは兵士長の引き立て役だぜ」
「おい誰か兵士長倒してこいよ」
「無理無理。 あの兵士にだって無理だったんだから」
「浮ついてる今ならチャンスあるぞ!?」
兵士「ないない。 あれはマジもんの化け物だって、勝てるわけない」
「かぁー! ちくしょー!! 俺もモテたいぃ!!」
「本当だぜ! 兵士長には少女ちゃんって子がいながら!!」
「いやもう逆に俺らが少女ちゃんからチョコ貰えるかもよ!?」
「少女ちゃんから貰えるなら義理チョコでもなんでもいい!」
「道に落ちた唾を舐めたい」
「舐めるな!!」
男「それじゃ、訓練を終わります」
「「サーッ!! ありがとうございました!!」」
兵士「来るぞ……」
「あぁ、ついに来てしまうな」
男「……ふぅ」
「男さーん!!」
「私のチョコもらってください!」
「いつもお疲れ様です。 私のをー!」
「ちょっと! 押さないでよ!!」
「退きなさいよ! 男さんにあんたみたいなブスのチョコ渡すわけにはいかないのよ!!」
「きゃっ、足踏まないで!」
「痛っ! なにすんのよこの雌豚ァ!?」
男「…………」
兵士「はぁ……やっぱりな」
「な、なんですかこれは?」
兵士「毎年恒例、兵士長にチョコ渡したい女達の醜い戦争」
「う、うへぇ……」
「昼間とは人数が違う……」
「勿論本気度もな」
兵士「厄介なのがこれが本気の暴行事件になることがあって逮捕者が出る始末」
「しかもそれを兵士長に止められて絶頂しながら捕まった奴すらいるからな」
「兵士長に捕まえられたいがために逮捕されにいく奴もいたし」
「す、すごいっすね……」
兵士「だから毎年兵士長にとっては悩ましい日なんだよ」
「な、なるほど……」
「兵士長見てると、モテすぎるってのも考えものだよな」
「「……………」」
男「はぁ……」
兵士「ってそろそろ止めないとまずいですよ兵士長」
男「そうですね……怪我をされてからでは遅いですし」
男「皆さん、手伝って頂けますか?」
「サーッ! もちろんです!」
「全く、モテて苦労する人の尻拭いをなんで俺らがしなけりゃいけないんですかー?」
「兵士長には俺らの悲しみが分からないんですよ! 畜生」
男「はは、ご迷惑をお掛けしますね」
兵士「……兵士長、こんなことやってたら帰るの遅くなりますよ」
男「仕方ないですよ、身柄を拘束してから取り調べや目撃者の事情聴取がありますからね」
「だから、兵士長帰るのそれじゃ遅くなっちまいますよ」
男「ん?」
「チョコを渡したいのはこんな馬鹿女ばっかじゃないってことですよ」
兵士「家で少女ちゃんが待ってるでしょう? ここは俺らが収めるので早く帰ってあげてください」
男「皆さん……」
兵士「女を待たせるのはモテませんよ?」
「ま、兵士長は少しモテなくなった方がいいと思いますけどね!!」
「兵士長宛のチョコ少しならもらってもいいっすか!?」
「今度奢ってくださいよー?」
男「皆さん…! 勿論です! うまい酒があるとこ連れていきますよ!」
「いやっほー!!」
「お前らーそろそろやるぞ、マジでヤバそうだ」
「「サーッ!!」」
………………………………………
…………………………
……………
男「夜は流石に冷える……」
男「家についたら……きっと少女が暖かい紅茶を入れてくれる」
男「少女のために早く帰らないと」
「今日これからどこいくー?」
「私お店予約しておいたの。 そこいこ!」
「本当に? 嬉しいなありがとう!」
男「……今日はやはりカップルが多いですね」
男「街全体が明るくて楽しそうで、こんな日も前に比べて多くなってきた」
男「戦争で抱えていた心の闇が薄れてきたんでしょうか?」
男「私たちが平和を取り戻すために汗を流している日々が無駄じゃないならば、どんなに嬉しいことでしょう」
男「ふふ、年甲斐もなく気分が浮ついてしまう…」
男「バレンタインも、案外悪くないですね」
男「チョコを渡しに来てくれた女性たちが喧嘩しなければもっといいのですが……ふぅ」
「あ、男兵士長!」
男「ん?」
「男兵士長ですよね! いつもありがとうございます!」
男「へ? あなたは? なんのことでしょう?」
「あはは、失礼しました兵士長のファンの1人ですよ」
「兵団のみなさんのおかげでこの街も安心して歩けるようになりました!」
「今日という日を楽しめるのも兵士長を始め兵団のおかげです」
男「そうですか……。 そんな事を言ってもらえるなんて冥利に尽きます。 今ちょうどそんなことを考えていました」
男「私たちがやっていることが少しでも国民の皆さんの力になれていたら嬉しいな、と」
「はは! 兵士長は我々のヒーローですよ! 兵士長も今日くらいは羽を伸ばして楽しんでくださいね」
男「はい、ありがとうございます」
「呼び止めてすいませんでした。 では」
男「はい、お気をつけて……
バァァァァァァァァァァン!!!!
男「!!?」
男「爆発!? なにが!?」
「がっ……ごぁ……」
男「!?」
「に、逃げ……て……」
男「しっかりしてください!!」
「……………」
男「なんて火傷だ……この人が私の前に立っていなければ今頃……」
男「くそ!! 一体なにが起こっている!?」
「い、痛い……」
「誰か……助けて……」
「ママぁ……ママ……ねぇ…ねぇってば……」
男「こ、これでは……これでは……!」
男「10年前と同じではないか!!」
司祭風の男「立ち上がれ奴隷よ! 立ち上がるのだ奴隷よ!!」
司祭「我々をこのような目に遭わせた王国民を許してはならない」
司祭「立ち上がれ! 今こそ立ち上がるのだ奴隷よ!!」
司祭「この国は我々の敵! 我々を無益に殺める暴虐人だ!! 散っていった同朋の仇を打つのだ!!」
男「またか……またお前らかぁぁぁ!!!」
男「なぜこんなことをする隣国の者よ! なぜ何の罪もない国民を殺したぁ!!」ダッ
男「お前は……お前だけは殺す!!!」シャキッ
司祭「奴隷たちよぉー!!!」
司祭「奴隷たちよ! こいつはこの国の兵士長! 我々の数多くの同胞の命を奪った大罪人だ!!」
司祭「こやつを殺した者には神からの永遠の命が与えられるだろう!!」
司祭「こやつを逃がすな!! 神の名にかけて同胞の仇を打つのだぁー!!!」
「うおおおおおおおおお!!!」
「お前のせいで我々はこんな目にいいいい」
「我々が一体何をしたというのだぁぁぁー!」
男「邪魔をするな!! 奴隷だろうと容赦しないぞ!!」
ザンッ!!
シュッ!!!
「くぎぁ……」
「なっ………」
バタッ
男「…………」
「我々が……何をしたというのだ……なぜ我々ばかりがこんな目に合わないといけない……?」
男「それはこちらの台詞だ…! 私たちがなぜいつもいきなり殺されなければならない!?」
「そっちが我々を殺し、虐げるからではないかぁ!! 我々は奴隷としての扱いに我慢の限界だ!!」
男「ほざくな人殺し共め!! 関係の無い国民を巻き込むな!!」チャキッ
「貴様らさえ……貴様らさえいなければ我々は平和に暮らせていたのにぃぃぃあああああ!!!」
男「黙れッ!!」
ズバァ!!!
「「奴隷たちよ! 立ち上がれ」」
「「今こそ私たちが力を合わせて立ち上がる時」」
「「我々をこのような目に遭わせた王国民を許してらならない」」
「「同胞の仇を打つのだ」」
男「……!?」
男「この声は…?」
司祭「ふはははは!! いいぞ!! 今こそ立ち上がるのだ奴隷たちよ!!」
司祭「我々が力を合わせればこの国を落とすことも夢ではないわぁ!!」
男「貴様ぁ…!」ダッ
司祭「ふははは!! 邪教徒共め、神の使いである私の前に命を捧げるだぁー!!」
「「奴隷たちよ立ち上がれ」」
「「今こそ私たちが力を合わせて立ち上がる時」」
「「王国民を殺しつくせ」」
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