私的良スレ書庫
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元スレ男「魔が差して奴隷を買ってしまった」 少女「…………」
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男「総員! 整列!!」
ザッ!!
男「これで今日のトレーニングを終了します!!」
「「サーッ! ありがとうございました!!」」
兵士「兵士長!」
男「どうしました?」
兵士「剣の稽古を付けていただきたいのです! 手合わせをお願いできないでしょうか!!」
男「ふむ? いいでしょう」
兵士「サー! ありがとうございます!!」
ざわざわ………
「おい、あの一騎当千の兵士長が手合わせだってよ!」
「敵兵百人を相手に単騎で乗り込んで援軍到着するまで持ちこたえさせたとかって噂だぜ?」
「馬鹿、そんなわけあるかよ。 そんな事出来たら人間じゃねえよ」
「それにいくら強いっていっても今じゃ上からふんぞり返ってるだけじゃねえか。 鍛錬もしてないんじゃ力も出し切れねえよ」
「しかも兵士は俺らの中じゃかなり腕が立つ! これは勝負がわかんねえぞ」
男(若い奴らは好き放題言ってくれるな)
男(少女も今日は素直に嫌って言ってくれたなぁ…… 早く帰りたい。 家を荒らされてないだろうか)
男(もしかして怪我とか…… うーんまずいですねそれは)
男「さぁ、遠慮はいりません。 どこからでもかかって来てください」
兵士「失礼ですが兵士長。 剣は抜かれないのですか?」
男「敵であれば常に全力でかかるのが流儀。 ですがあなたは敵ではない」
男「ましてや格下相手に本気を出すほど私は鬼上司ではありませんよ」
兵士「……そうですか。 私も舐められたものです。 私はこれでもこの数年あなたの元で刃を鍛え抜いてきたのです」
兵士「貴方のその無駄に高い鼻っ面をへし折って見せますよ」
男「そうこなくては。 挑発されて尻込みするようでは斬り殺していたところです」
男「燃えたぎる感情を刃に乗せなさい。 殺気を全て技に乗せなさい。 己の全てを以て相手を殺すのです」
兵士「………!」ザッ
男(いい踏み込みだ。 そしてその膨れ上がった殺気は常人ならば怖気付くほどでしょう)
男(ですがその程度で私を殺そうなどと百年早い!!)グッ!
兵士「……っ!」ジリジリ
「……なんだよこの殺気! こっちまでビリビリ来るぜ!」
「これに対峙してる兵士やばいだろ…… 兵士長流石だぜ伊達に兵士長やってるわけじゃねえな」
兵士「はぁっ!」シュンッ
ガンっ!!
男「斬撃も力が乗っている。 身体も柔らかいですね」
兵士「なっ!? 私の斬撃を片手で受け止められた……!?」
男「どうしました? 手を止めたら死にますよ?」シュバッ!!!
兵士「ちぃっ!」
ガキンッ!!!
男「ほう? 剣を当てながら体を無理やり捻って避けるとは…… 柔軟な発想だ」
兵士「…………」
男「そうです。 格上の相手と鍔迫り合いは避けるべき。 後退するのが吉でしょうね」
兵士「くっ! はぁ……はぁ……」
男「では、次はこちらから行きますよ」
男「ふっ!!」シュッ!!
兵士「!?」
ガン!!
「はやいっ! なんだ今の!?」
「目で追うのすら出来なかったぞ!」
男「はぁっ!!」
ガキンガキンガキン!!
兵士「くっ…… デタラメな早さなのに……何だこの重さは!」
兵士(捌くのが精一杯だ…… これが兵士長の実力だというのか)
男「…………ふっ!」
ごぎぃっ!!
兵士「がぁっ!!?」
「なにっ……!?」
ばたん……
兵士「ぐぅ……な、なにが……?」
男「実戦とは、剣と剣の斬り合いだけではありません」
男「それが己の体だろうと、砂であろうと、敵の死体だろうと使えるものは全て使って敵を殺す」
男「これが生き残るためのコツです。 分かりましたか?」チャキッ
兵士「……サー。 私の負けです兵士長」
パチパチパチ……
男「さすがですね兵士。 剣がとても早く真っ直ぐだ。 私の教えを正に体現してくれているようで嬉しいです」
兵士「いえ、私はまだまだです。 それにやはり兵士長は流石であります。 とても早く力強い斬撃でした」
男「早さと強さはイコールなのですよ。 手だけを使った小手先の早さでは力がない軽い斬撃になってしまう」
兵士「しかし腕や腰、全身を使った早さは力がある。 そういうことですね」
男「えぇ、その通りです。 兵士にはまだ負けませんが、このままいけばあなたにはいずれ抜かれてしまうでしょう」
兵士「ご謙遜を……」
男「ふふ、本心ですよ。 剣の腕は振り下ろした分だけ磨かれていきますからね。 鍛錬を続ければ私など軽く飛び越えられるでしょう」
兵士「精進します。 これからもご指導をよろしくお願いいたします!」
男「えぇ、頑張ってくださいね。 ですが私も負ける気はありませんからね」
兵士「しかし兵士長がまさか蹴りを入れてくるなど思ってもみませんでした」
男「野蛮な戦い方だと罵ってもらっても構いませんよ。 しかし我々が行うのはスポーツではないのです。 相手を殺してでも我々は生き残らねばならない」
男「部下には醜くても汚くても私は生きることにこだわって欲しいのです」
兵士長「例えそれが騎士道に反するものだとしてもですか?」
男「騎士道、ですか。 確かにその考え方は美しい。 ですが死んでは元も子もない、まして残された方の悲しみは図りしれませんからね」
兵士「兵士長にはそこまでして生き延びなければならない理由があるのですか?」
男「私ですか? そうですねぇ…… あんなことがありましたからね」
兵士長「あぁ…… 申し訳ありません…… 失言でした」
男「構いませんよ。 それに最近少し楽しみを見つけたんですよ」
兵士「なんと! 兵士長、恋人でありますか?」ニヤニヤ
男「さぁ、どうでしょうね」ニコニコ
更新終わります
見直しとか全くせずに投下したので文章が変なところが多いかも……
見直しとか全くせずに投下したので文章が変なところが多いかも……
>>158
兵士長がゲシュタルと崩壊しそうになった。
兵士長がゲシュタルと崩壊しそうになった。
>>158
ちょいちょい兵士が兵士長になっててわろた
ちょいちょい兵士が兵士長になっててわろた
マジレスすると構えながら相手の動きに対処するのと構えないで見てるだけってのは天と地の差がある
……………………………………
…………………………
………………
少女「…………」
少女(御主人様……行っちゃったな~)
少女(はぁ…… 元奴隷なのにあんな引き止めるようなこと……)
少女(お仕事があるって頭では分かってるのに、なんだか離れたくなくて……)
少女(これじゃ御主人様の邪魔にしかならない…… 私なにしてるんだろ)
少女(少しはお役に立てるようにならないといけないのに)
少女「……………」ハァ…
少女(なにしよう……)
少女(私御主人様がいないと本当に何も出来ないんだ…… うぅー)
少女(お掃除は……必要ないくらいとても綺麗)
少女(お洗濯するものは……もうバッチリ干されてる)
少女(お料理も……これでもかと美味しそうなサンドウィッチがある)
少女(……なにしたらいいんだろう)
少女(御主人様…… せっかく紅茶入れても飲んでくれる人がいないじゃないですか)
少女(私の国がこの王国に破れて数年、奴隷として捕らえられた人は少なくはなかった)
少女(私も若い女ってだけで捕らえられて…… 本当に生きた心地がしない日々だった)
少女(毎日殴られ、蹴られ、唾を吐きかけられた。 本当に痛くて悲しくて苦しくて、辛かった……)
少女(奴隷として生きたことはないけど、女は大抵慰みモノにされ、最後には殺さたり捨てられたりすることが多いって聞いてたから)
少女(どんな人に買われるのか、毎日が不安で怖くてただ辛くて…… 簡単に死ねたらどんなに楽かってことばかり考えちゃって……)
少女(そんな日々の中で御主人様に拾ってもらえて本当に言い表せないくらい感謝してる)
少女(ある意味私の国の仇の人なのにでもそんなこと言ってたって仕方ないもん)
少女(ちょっとおじさんだけどハンサムで優しくて、あったかい手で頭撫でてくれる)
少女(……頭撫でられるの、ちょっとだけ嬉しいんだ)
少女(……ちょっぴりね)
少女(でも御主人様はこんな大きな屋敷に一人で住んでるのかな)
少女(走り回れるくらい広いリビング)
少女(二人で立ってもまだまだ余裕のあるキッチン)
少女(開いたこともないくらいたくさんある部屋のドア)
少女(……本当に今更だけど御主人様は何者なんだろう?)
少女(こんな広い屋敷に使いの人がいないなんておかしい)
少女(それに、なんで私を買ったんだろう?)
少女(……うーん私のこと可愛いって言ってくれるけど……なんていうか……やましい意味で私を買ったわけじゃ無さそうだし)
少女(……御主人様のこと、私何も知らないんだなぁ)
少女(御主人様………私、もっと貴方のことが知りたいです)
少女(私の全てを知って欲しいし、貴方の全部が知りたい)
少女(ふふ、なんだか変な気持ち。 私ったら、そんなに知ってどうするのかしら)
少女(なんだかすごく会いたくなっちゃいました……御主人様)
少女(早く帰ってきてください)
少女(目を閉じたら御主人様の優しい笑顔が浮かんでくるんです)
少女(字の練習をしていても御主人様のゴツゴツした手の温もりを思い出すんです)
少女(横になったら御主人様がいない冷たさに嫌になってしまうんです)
少女(………はぁ)
少女(本当に早く帰ってきてください…御主人様…… 会いたいよぉ)ポロ
脳内補正くらいしろよ
いちいち書き換えられたの貼られても面倒だわ
いちいち書き換えられたの貼られても面倒だわ
男「総員整列!」
男「今日もこれから国内の見回りを行う」
「「サーッ!!」」
男「国内は戦争の頃の静けさも落ち着いてきているが、だからこそ浮かれ気分の者も多い」
男「それに伴って危険も生じることもあるだろう。 見回りだけと思わず気を引き締めていけ」
「「サーッ!! イエッサー!!」」
男「…………」
兵士「兵士長、どうしたんですかソワソワして」
「さっき堂々とした喝を入れた人とは思えませんよ?」
男「ははは、部下にこんなことを言われてしまうとは私もまだまだですね」
兵士「兵士長、やはり春が来たのですか?」
「なんですかそれ!? 兵士長彼女出来たんですか!?」
男「そんなんじゃありませんよ」
兵士「またまたぁーならなんでそんなに今日はソワソワしてるんですかー」
「これからデートでありますか!」
男「勘弁して下さい、本当に恋人などではありませんよ」
男「ただ、大切な家族が出来たんです」
兵士「家族……ですか?」
男「えぇ…… 何よりも大切にしたいものが新しく出来ました」
兵士「よく分かりません兵士長」
男「ははは、恋人にはなれないことは確かだと思います」
兵士「……? 尚更意味がわかりません」
町人「おい、さっさと働けぇ!!」
兵士「な、なんだ?」
「あぁ……また奴隷だろ?」
男「…………」
町人「とっとと運ばねえか糞が!!」ゲシッ
奴隷「ぐぅっ!」
町人「運ぶしか脳がねえんだからさっさと立てボケがぁ!!」バキッ
奴隷「がぁっ!!」
男「……酷いものです」
兵士「それだけのことを隣国は我が国に対して行ったのです。 国民も不満が未だに募っているんですよ」
「と、兵士長には言わずもがなですが……」
男「だからといって奴隷を酷く扱っていい理由にはならないはずです」
兵士「酷ですが、仕方がありませんよ。 私だって隣国の行ってきたことは許せません」
「いい気味ですよ。 本当ならぶっ殺してやりたいくらいです」
男「…………」
奴隷「た、助けてください…… がはっ!!」
町人「このっ! このっ! この役立たずがぁ!!」
奴隷「うぅっ…… くそっ…… 畜生………」
男「…………」ギリッ
男「奴隷は……本当にあのように扱っていいのでしょうか」
兵士「どういうことですか」
男「奴隷も人間です。 生まれた国が違えど、皆家族がいて愛し合って我々と同じように幸せな生活をしていたんです」
男「なのにあんなこと……」
兵士「お言葉ですが兵士長、あいつらから先に非道的なことをしてきたんですよ!」
兵士「それは兵士長が誰よりも分かっているではありませんか!」
男「えぇ、そうですね」
男「ですが私は……それでも奴隷をあのような非人道的な扱いをしたいとは思いません」
「………………」
兵士「兵士長……」
男「……皆さん、寄りたいところがあるので先に戻っていてください」
「どこか、行かれるのですか?」
男「妻に会いに行きます」
兵士「あぁ、そういえば今日ですか……」
男「えぇ……そうですね」
兵士「兵士長………」
「我々もお供させていただけませんか?」
男「どうぞ。 妻もきっと喜びます」
……………………………………………………
………………………………………
……………………………
男「きたよ……元妻」
男「今日は私の部下も一緒だ」
兵士「こんにちは。 兵士長の部下の兵士と申します」
男「お前が死んでからもう10年か……私も歳をとって部下が出来るわけだ」
男「……そう、あれから10年………」
……………………………………………………
………………………………………
…………………………
男『じゃあ行ってくるよ妻』
元妻『歯磨いた? 顔洗った? ヒゲ剃った?』
男『バッチリだよ。 じゃあ……もう行くから』
元妻『え? ねぇ、もう行っちゃうの?』
男『うん? もう仕事だよ』
元妻『もー!! そうじゃないってばー』
元妻『いってきますのキスは?』
男『もう、しょうがないなー』
男『いってきます妻』
ちゅ
元妻『うん…… いってらっしゃい男』
ちゅ
………………………………………
…………………………
男『じゃあ行ってくるよ妻』
元妻『歯磨いた? 顔洗った? ヒゲ剃った?』
男『バッチリだよ。 じゃあ……もう行くから』
元妻『え? ねぇ、もう行っちゃうの?』
男『うん? もう仕事だよ』
元妻『もー!! そうじゃないってばー』
元妻『いってきますのキスは?』
男『もう、しょうがないなー』
男『いってきます妻』
ちゅ
元妻『うん…… いってらっしゃい男』
ちゅ
元妻『ねぇ、今日は早く帰ってくる?』
男『え、どうかなー』
元妻『えー』
男『なんで?』
元妻『えー!? なんでだとー? 信じらんない! 男のばか!』
男『冗談だよ。 今日は一年記念日だろ?』
元妻『もー! 忘れてるのかと思ったよ』
元妻『男は優しくない! もっと優しくて上品な大人になるべきだよ』
男『来世に期待しといてくれ』
元妻『今頑張ってよーあはは』
男『じゃ、いってきます』
元妻『はーいいってらっしゃーい』
…………………………………………………………
男『うおおおおおお!!!』
男『はぁっ!!』
がきんっ!!!
元兵士長『ほう! 今日は気合いが入ってるじゃないか男!』
男『はい! 今日こそ兵士長に勝たせていただきます!!』
元兵士長『その意気だ! その燃えたぎる感情を刃に乗せろ!! 己の持つ力全てを以て相手を殺せ!!』
男『はい!!』
男『はぁっ!!』ビュン
元兵士長『いい太刀筋じゃねえか……強くなったな男』
男『まだまだぁー!!』シュンッ!!
元兵士長『おぉっ!? はやいじゃねえか!』
男『いけるッ!! 捉えた!!』シュンッ
ドゴッ!!
男『ぐぅっ!!? がはぁ!!』ドサッ
元兵士長『ふぅ、お前の負けだ男』チャキッ
男『な、なにが……?』
元兵士長『いいか男? 戦いってのは剣と剣の斬り合いだけじゃねえ』
元兵士長『己の体だろうが地面の砂だろうが味方の死体だろうが使えるものは全て使って敵を殺せ』
元兵士長『分かったか?』
男『サーイエッサー……』
………………………………………………………………
元兵士長『あー今日で結婚してから一年か!』
男『はい、そうなんですよ』
元兵士長『かぁー! 羨ましいねえ! ラブラブ生活を満喫してるってわけか』
男『そんなことないですよ』
元兵士長『なーにいってんだよ毎日嫁さんの弁当食ってるくせによぉ。 見せつけかっつうの。 俺なんかもう母ちゃんの尻に敷かれまくりよぉ』
男『兵士長がですか!?』
元兵士長『おうよ。 制服汚すと母ちゃんに怒られんだよ…… 仕事柄服が汚れるのなんかしょうがねえよなぁ?』
男『そ、そうですね』
元兵士長『母ちゃんマジでこえぇよ…… あの優しかった美人さんは夢だったのかと思っちまうぜ』
男『あはは……』
元兵士長『おめぇもいつかそうなるぜきっと』
男『なりませんよ。 うちの妻は世界一ですから』
元兵士長『けっ! 惚気られちまったよ。 いいねぇ大切にしろよ?』
男『もちろんですよ』
元兵士長『で、記念日のプレゼントは買ったのか?』
男『実はまだで……』
元兵士長『なんだよまだなのか! バカ野郎だったらさっさと上がって買いに行きやがれ!』
男『いいんですか!?』
元兵士長『当たり前だボケ! 余程のことがない限りお前がいなくてもなんとかなる』
元兵士長『心配しねえでドーンと帰れ!』
男『はい!! ありがとうございます!!』
元兵士長『あー今日で結婚してから一年か!』
男『はい、そうなんですよ』
元兵士長『かぁー! 羨ましいねえ! ラブラブ生活を満喫してるってわけか』
男『そんなことないですよ』
元兵士長『なーにいってんだよ毎日嫁さんの弁当食ってるくせによぉ。 見せつけかっつうの。 俺なんかもう母ちゃんの尻に敷かれまくりよぉ』
男『兵士長がですか!?』
元兵士長『おうよ。 制服汚すと母ちゃんに怒られんだよ…… 仕事柄服が汚れるのなんかしょうがねえよなぁ?』
男『そ、そうですね』
元兵士長『母ちゃんマジでこえぇよ…… あの優しかった美人さんは夢だったのかと思っちまうぜ』
男『あはは……』
元兵士長『おめぇもいつかそうなるぜきっと』
男『なりませんよ。 うちの妻は世界一ですから』
元兵士長『けっ! 惚気られちまったよ。 いいねぇ大切にしろよ?』
男『もちろんですよ』
元兵士長『で、記念日のプレゼントは買ったのか?』
男『実はまだで……』
元兵士長『なんだよまだなのか! バカ野郎だったらさっさと上がって買いに行きやがれ!』
男『いいんですか!?』
元兵士長『当たり前だボケ! 余程のことがない限りお前がいなくてもなんとかなる』
元兵士長『心配しねえでドーンと帰れ!』
男『はい!! ありがとうございます!!』
『兵士長! 我々に出動命令が!!』
元兵士長『なに! どうした!?』
『隣国のものと思われる人物が人質をとって街の広場で騒ぎを起こしているとのことです!』
元兵士長『分かった!! 総員準備をしろ! すぐに出るぞ!!』
『『サーッイエッサー!!!』』
元兵士長『わりぃな男、お前にも来てもらわなきゃならなそうだ』
男『しょうがないですよ兵士長。 ここで帰ったら妻に怒られちゃいますよ』
男『困ってる人がいるのになにやってんだばかー! って』
元兵士長『へっ、そうかそうか。 お前の嫁さんも将来絶対に鬼嫁になるぞ』
男『なりませんって』
元妻『ふんふふーん♪』
元妻『男早く帰ってこないかなー♪』
元妻『今日はご馳走だぞー? それに男の好きな私特性の紅茶にパンケーキ♪』
元妻『そしてプレゼントもどーん!』
元妻『ふふ、これで男が喜ばないわけがないね! 私完璧だよー!』
元妻『まだかなーまだかなー♪』
元妻『男プレゼント喜んでくれるかなー♪』
元妻『あーもーまだお昼なのに早く会いたい! 男ー大好きーきゃーーー!』ジタバタ
元妻『………あ゛! いけない!! 食材買い忘れてる物あった!』
元妻『しょうがない、買ってこよう』
…………………………………………………………
元妻『えーっとー』
元妻『今日は奮発して良いもの買っちゃおうかな?』
元妻『男に無駄遣いだって怒られちゃうかなぁ?』
元妻『うーん……』
元妻『うーむ……………』
元妻『ま、キスすれば許してくれるよね♪』
元妻『うへへへ……男にキスしちゃおー』
元妻『おじさーん! これひとつちょうだい!』
『あいよー!』
元妻『えーっとー』
元妻『今日は奮発して良いもの買っちゃおうかな?』
元妻『男に無駄遣いだって怒られちゃうかなぁ?』
元妻『うーん……』
元妻『うーむ……………』
元妻『ま、キスすれば許してくれるよね♪』
元妻『うへへへ……男にキスしちゃおー』
元妻『おじさーん! これひとつちょうだい!』
『あいよー!』
元妻『よーし買い物終わったし帰ろー♪』
元妻『早く帰って早く男を待たなきゃね!』
元妻『ふんふふーん♪』
元妻『今日は一年記念日ー♪ ひゃっほー!』
元妻『らんらんらーん♪』
『お嬢さん』
元妻『んー? なんですかー?』
司祭『ちょっと私と一緒に来ていただけませんか?』
元妻『はい?』
司祭『貴方は永遠の命を持てる偉大な権利を持つ者に選ばれたのです』
元妻『はぁ……?』
司祭『来るのです!!』グッ!!
元妻『ぐぅ……!?』
元妻『がっ……ぁ………』
グググググ………
元妻『はっ………ぁ……』
元妻(何、なんなの……苦しい………)
元妻(男………)
更新終わります
元妻のキャラ買いてて楽しい(´・ω・`)
若い男の性格とか口調がちょっぴり違うところに注目していただけると嬉しいです
少女「…………」ホカホカ
男「おかえりなさい。 いいお湯でしたか?」
少女「…………」コクン
男「それは良かった。 買った寝巻きもとっても可愛いです。 少女も可愛いのでよく似合ってますよ」
少女「………///」
男「お風呂上がりにはほら、この化粧水と乳液も塗ってください。 美肌に必要なんですよ」
男「髪も濡れたままではいけません。 押さえるように優しく拭き取ってください」
男「せっかく暖まったんですから冷えては意味が無いじゃないですか。 暖かいお茶を入れておきましたよ」
少女「………」ポカーン
男「さてトイレに行きましたか?」
男「私はお風呂に入ってくるのでベッドでもう寝ていてくださいね。 早く寝て今日の疲れは明日に残さないことが大事です」
少女「…………」ポカーン
スタスタスタ
少女(寝る前なのにご主人様は忙しい……)
つまんねえもん書いてんじゃねえぞ糞野郎wwwwwww
二度と書くんじゃねえwwwww
二度と書くんじゃねえwwwww
無駄に…………使いすぎだろwwwww
死wwwwねwwwwよwwwww
死wwwwねwwwwよwwwww
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