元スレ和「やっぱり京咲はナンバーファイブですね」京太郎「?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
151 = 146 :
成香ちゃんコレ分かってないわ…
152 = 1 :
爽「さーて、ムッツリなユキは置いといて」
由暉子「違います」
揺杏「例の男、ターゲットKに付いて説明するよ」
成香「どんな方なんでしょうか?」
爽「なんでも情報屋によると……ふむふむ」ペラペラ
誓子「どうなの?」
爽「中学時代の情報だと、滅茶苦茶ハンドボールが上手いらしい」
由暉子「ハンドボール?」
爽「全国クラスの選手だったらしいよ。ほら、あの宮崎大輔より上手かったとか」
誓子「えー!? あのハソドの王子様の!?」キラキラ
揺杏「やるじゃん」
爽「でも、中学最後の大会で怪我したんだってさ。なんか、不良から女の子を庇って」
誓子「カッコイー!!!」キラキラ
揺杏「げっろ」オェー
誓子「えー!? なんで!?」
揺杏「そういう、カッコ付け……だめ、おぇぇっ」ゲロゲロ
成香「ひぃっ!?」
由暉子「……」
ハンドボール、そこが彼の居場所だったんでしょうか
それを、他人の為に投げ出すだなんて……お人好しというか、バカと言いますか
世間一般的に見れば、それは美談のように思えます
でも、私にはどうしても彼が行ったことが正しいことのようには思えませんでした
由暉子「……」
爽「そもそも、助けるなら私にしてよ! バカっ、ばかばかっ!」クネクネ
由暉子「何を勝手に人のモノローグを捏造しているんですか?」ジトー
揺杏「え? モノローグ!?」
爽「もしかして、この世界は自分が主役の物語だと思っているのか!?」ビシッ
誓子「ぷくく」
成香「?」
由暉子「あ、えっ、うぇっ?」カァァ
153 = 1 :
私としたが、失言が過ぎますね
大体、別に私はまだその男の人と会うと決めたわけじゃ……
由暉子「……」
爽「ま、モノローグ云々は置いておくとしてもさ」ポン
由暉子「え?」
爽「私達の物語の主人公はさ、間違いなくユキだよ」
揺杏「当たり前でしょ」
誓子「ユキの為に、私達は頑張ってるんだから」
成香「はいっ!」
由暉子「……皆さん」ジィーン
由暉子「と、感動させて乗せようとしていませんか?」
爽「ぎくー」
揺杏「ぎくー」
誓子「ぎくー」
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| で わ 意 |. / ′ / 、 丶
| す か 味 | ′ ′ :/ハト、 :,
| け ら が .! | i : // ⌒}i ′
| ど な よ !、 | ( | /{′u ハ
| : い .く ) O 。..| { i| / 冬、' i}_ !
| : の ....{´ 八 l| : ヒク / リ ||
| .|. \ト、_ 八 | ′ / / }
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/⌒\ ∧_∧ ヽ .ノ'
成香「ぎくー」ビンジョウ
由暉子「やっぱり」
154 = 101 :
そろそろ成香ちゃんがついていけなくて昼寝しだすぞ
155 = 146 :
成香ちゃんに癒されるんじゃー
156 = 150 :
癒しは成香の事だったのか
157 = 141 :
これってユキが落とそうとして、成香のほうに傾いてしまうってオチだったら笑うw
158 :
揺杏ゲロ子ってあだ名ついていそう
159 = 1 :
爽「ごめん。でも、その男と会わせたいのは何も……打倒はやりんの為だけじゃなくて」
由暉子「と、いいますと?」
爽「その男の子、清澄の部員らしいんだ」
揺杏「げっろ」
誓子「その心は?」
揺杏「清澄ってだけで、無条件」
成香「厳しいんですね」
由暉子「先輩逹は置いておくとして、清澄の……男子?」
爽「事情が詳しく知らないけど、その子……清澄で雑用を買って出ているようでさ」
由暉子「!」ピクッ
爽「自分の練習は放って、みんなのバックアップに貢献したとかしないとか」
揺杏「県予選初戦敗退なら、打倒にも思えるような」
誓子「えー? 自分が負けたのに、部の為に頑張るって凄いと思うよ」
成香「わ、私もそう思います!」
由暉子「雑用を……」
爽「どう? シンパシー感じた?」ニッ
由暉子「……」
ますます、その男の人のことが分かりません
昔の私と同じ?
ううん、そうは思えない……気がします
私は、ただ諦めて、頼られているという【価値】を――幻想を作り出した
でも、彼は自分でハンドという【価値】を捨てて
今度は自分から頼られる為に身を投げ出したという
そんなの、おかしいとしか思えません
爽「……覚悟は決まったか」フッ
由暉子「なぜ、残念そうに?」
揺杏「ユキが女の顔してたからじゃない?」
成香「ユキちゃんは元々女の人の顔ですっ」エッヘン
誓子「もぉー! なるか可愛すぎぃぃぃぃっ!」ナデナデ
成香「わわっぷっ」
由暉子「……女の、顔」
私が? そんなことはありえないと思います
だって、私には人を好きになる価値なんて――まだ
160 = 150 :
「女」と書いてルビが「メス」って振られてるのか
161 = 1 :
長野 清澄
爽「ということでやってまいりました長野へ!」
由暉子「爽先輩だけなんですね」
爽「まー、あの三人は長野見物で忙しいから」
由暉子「結局、本気でノリノリだったのは爽先輩だけだと」
爽「うん」ズゥーン
由暉子「そうですか」ホッ
みんなして私に男を紹介したい、なんて話じゃなくて助かりました
もしそうなら、断るのが気まずいところですし
爽「いやー、それにしても長野はいい空気!」
由暉子「自然が多いからでしょうか」
爽「見てごらんユキ、蝶だよ」フッ
由暉子「それは蛾ですよ」
爽「……行こっか」
由暉子「はい」
こんな形で長野見物だなんて……
正直言って、少し気が重いです
爽「ちなみに、アポは取ってないから隠れて観察することになるから」
由暉子「はい」
爽「あれ? 驚かない?」
由暉子「そんなことだろうと思ってましたから」
爽「ユキも日々成長していると」
由暉子「成長期ですから」
先輩と軽く話をしながら歩き続けること十数分
ようやく、清澄高校が見えてきました
爽「いいかユキ、ここからは戦地だ! 油断は死を招く!」
由暉子「ただの学校じゃないですか」
爽「ばっかもーん! 見てろ、少し歩いただけで」スッ
そう言って、先輩が校内に足を踏み入れた途端
爽「ぐああああああ」ドガーン
由暉子「!?」
爽先輩は仕掛けられていた侵入者迎撃用の地雷に引っかかって吹っ飛んでしまいました
由暉子「な、なななっ!?」
爽「へへ、やられた……ぜ」ガクッ
シンニュウシャダー! マタスガノストーカーダァ!! ツカマエロー!!
由暉子「ひっ!?」
爽「ゆ、ユキ……お前、だけでも、に、逃げろ」ブルブル
由暉子「はい。それでは」スタタ
爽「いやー! ちょっと待ってー! へぇーるぷみぃー!!」ジタバタ
162 = 101 :
外からだけじゃなくて内部にもいるけどな
163 = 150 :
誰が仕掛けたんだ…
164 = 1 :
由暉子「二人共捕まるよりは、一人が逃げ延びるべきかと」
爽「そ、それもそうかな。じゃあ、最後に一つ……」
黒焦げの爽先輩は震える唇で、こう言い残しました
爽「須賀京太郎に、会うのだ……ユキ。あと、私、風呂でシャワー浴びる時、ついおしっこも……」ブルブル
由暉子「さようなら」タタタ
爽「ユキィィィィ!!」
去り際に後ろを振り向くと、爽先輩は見事に清澄生に囚われていました
それはもう、ロズウェル事件のグレイのようにがっしりと
久「有珠山の大将さん……アナタも須賀君のストーカーかしら?」
爽「私に乱暴する気でしょう! エロ同人みたいに!」
まこ「最近ますます増えてるのう。今日だけでもう何件目じゃ?」
和「確か五十四件目ですね」
爽「エロ同人みたいに!」
咲「うわぁ。そんなに……」
優希「だからこうして、学校が侵入者迎撃の罠を仕掛けたんだじょ」
久「そうよ。だから、抜け道を知る清澄生以外はドカンね」
咲「あれ? でもそれじゃ清澄生にストーカーがいたら……
和「……」クスッ
優希「ふふ」クスクス
165 = 147 :
身内が一番ヤバいんですが
166 :
身内に三人ほどいるよね危険人物
167 = 1 :
由暉子「……つい、先輩を置いてきてしまいました」
だって、仲間に想いを託されて行くなんてカッコいいですし
でも、これからどうするべきなんでしょう?
由暉子「……」
また校内に入れば、侵入者用の罠が発動するかもしれません
いえ、私ならその罠をかいくぐることも可能でしょう
しかし、余計な争いを起こせば……
由暉子「はっ」
なんて考えている暇はないですね
すぐにでも、爽先輩を救出しないと
由暉子「ついに、この左手の封印を解き放つ時が」ゴゴゴゴ
囚われの仲間を、敵の要塞から救出
そんなメタ●ギアなこと……一度でいいからしてみたかったんです
由暉子「では」
覚悟を決めて、私は裏の柵を越えて内部に……
???「あ、そこの人。気をつけてください」
由暉子「え?」
前方からの呼びかけ
見ると、一人の男子がこちらを見ていました
???「そこには地雷があるので、もう少し右に」
由暉子「あ」
言われるまま、すとんと足を下ろします
爆発しない……助かりました
由暉子「どうも、ありがとうございました」ペコリ
???「いえ、いいんですよ。それじゃ、俺はここで」ガシッ
そう言って、男子は手に持っているプリントの山を運んで行きます
その量は、以前私が手伝って貰った量の……軽く三倍はあるように見えました
由暉子「そ、それを一人で運ぶんですか?」
???「? ええ、頼まれたので」
由暉子「……」
奇しくも、私は今あの時の先輩逹と同じ状況に立たされている
なら、取るべき道は……
由暉子「て、手伝いましょうか?」
???「……」
169 = 1 :
京太郎「?」
しかし、なんでこの人はこんなに……輝いているんでしょう
なんだか、後光が差しているようにさえ思えます
由暉子「……」
京太郎「どうかしました?」
由暉子「あ、いえ。なんでもないです」
男性の顔の良し悪しなんて詳しくありませんけど
きっとこの人の顔立ちは、イイ方なんだと思います
運動も出来て、顔もよくて、人から頼られている
由暉子「(なんだか、ずるい)」
初対面の人に、失礼なことは承知ですけど
私は須賀君にコンプレックスを抱いてしまいました
京太郎「真屋さん?」
由暉子「あの、私も一年ですので。敬語でなくても」
京太郎「じゃあお言葉に甘えて、真屋」
由暉子「……はい」
焼却炉の前
二人で柵に腰掛けて、空を見上げる
なんでしょう、これはどうすればいいんでしょうか
京太郎「探しているのは誰なんだ?」
由暉子「いえ、もういいんです」
目の前にいるので、とは言えません
京太郎「そうか。じゃあ、俺はもう戻らないと」
須賀君はそう言って立ち上がると、まるで私に興味が無いように去っていこうとします
その光景が、なんだかチクリと胸に突き刺さりました
由暉子「あ、あの!」
京太郎「?」
由暉子「ど、どうして……」
どうして、私に興味を示さないんですか?
そう訪ねたかった
由暉子「……」
実はというと、私には一つだけ、
須賀君に対して気になっていたことがありました
それは、彼は私のことを一切見ようとしないということです
京太郎「……」
これでも、アイドル的ポジションを目指す以上……自分の容姿には多少の自信があります
顔も、スタイルも、全て……先輩逹が私の為に磨いてくれたもの
道を歩けば、大抵の人は私に注目してくれますし
それは長野だって例外ではありませんでした
だというのに、どうして彼は――須賀君は
京太郎「……?」
由暉子「……」
私に、まるで興味を示さないのか
170 = 141 :
『興味を示さない』のではなく『見慣れている』からじゃないでしょうかね?
171 = 1 :
京太郎「真屋?」
由暉子「す……須賀君は!」ドキドキ
私と同じ、雑用を引き受けている人間だというのに
どうしてですか?
由暉子「わ、私のことを!」
なんで、まるで興味が無いよう見下ろせるんですか?
由暉子「どど、どう思います?」
これじゃあ、私の努力が無意味なモノのように――
京太郎「真屋のこと? そうだな……」
由暉子「っ」ゴクッ
思えてしまう
京太郎「フツー、かな」
由暉子「……え?」
私が、フツー? ふつーってなんですか?
え? 不通? 不痛?
由暉子「普通……?」
京太郎「うん。至って普通の女の子」
由暉子「え?」
京太郎「普通に可愛いし、普通に巨乳、普通にいい子そう」
由暉子「」
京太郎「いいんじゃないか? きっとモテると思うぜ」
なんで、そんな他人事みたいに言うんですか?
上から目線なんですか?
そうなんですか?
私、バカみたいじゃないですか……
由暉子「」ブルブルブルブル
京太郎「あ、いや! ごめん、誤解させちまったか!?」アセアセ
由暉子「ご、誤解……?」ジワッ
172 :
ああそういうことか…
京太郎はもう戻れない所まで追い詰められちゃったんだな…
173 :
京太郎の周りは普通の娘なんて絶滅危惧種だもんな……
174 :
周りはキチガイカーニバルやぞ
175 = 1 :
京太郎「俺の周りには、ちょっとクセの強い人が多くてさ」
由暉子「クセ?」
京太郎「そうそう。だから、その……真屋みたいな普通の人は薄味に感じるというか」
由暉子「普通、薄味?」ビキッ
京太郎「可愛いのは承知なんだけど、物足りないっていうか」
由暉子「物足りない?」ビキビキビキ
あれ? なんでしょうか、この気持ち
私……怒ってる? どうして?
京太郎「はやりさんのインパクト(逆レ)に比べるとな……」ボソッ
由暉子「は、はやり?」バリィン
何かが砕ける音
胸に染み渡る、苦い、苦い敗北感
ああ、そう……これが、完全な敗北の味なんですね
由暉子「わ、私では瑞原プロに勝てないと?」(アイドルとして)
京太郎「うん。無理だよ無理、絶対。比べられないよ、絶対」(インパクト)
由暉子「私だって、負けないくらいに大きいじゃないですか!」(胸)
京太郎「いやいやいや! ぜんっぜん勝ててないよ! 俺、間近で見たもん、やばかったよアレ」(インパクト)
由暉子「ぐ、ぐぅっ……」ジワッ
京太郎「何に悩んでいるか知らないけど、アレに憧れるのは辞めた方がいいと思う」(キャラ付け的な意味で)
由暉子「……」
京太郎「真屋はさ、だって」
いや、言わないで……
もう、それ以上は――
京太郎「普通なんだからさ」(まともな女の子という意味で)」
由暉子「」ブチッ
176 :
あーこれはパーフェクトコミュニケーションですわ(白目)
177 = 173 :
絶望的に話が噛み合ってない……w
178 = 174 :
やべえよやべえよ
179 = 102 :
私は特別だと思ってるお年頃の子に何てことを……
180 = 100 :
普通は褒め言葉だから
さぁユッキいくのだ
181 = 141 :
もしユキがもう少し分相応を弁えられる人間だったら、このすれ違いは起きなかったんでしょうね……
182 = 119 :
珍しく京太郎から事を荒立てるのか
183 = 101 :
本人はもの凄く褒めてるつもり一般的な評価で
184 = 122 :
普通である事の大切さを感じる……
185 = 1 :
私は、主に有珠山ではツッコミ役
たまに見せる厨二な言動や、痛いセリフでボケもこなせます
そんな私を、先輩逹はアイドル向きだと褒めてくれて……
私は嬉しかったんです
やっと、やっと胸を張れる――価値が見つかったと思ったのに
京太郎「真屋は普通! 普通なんだよ! あぁ、なんていい響きなんだ!!」
由暉子「……って」ブルブル
京太郎「俺は、普通の輝きが見たいんだよ。その為にみんなの踏み台になるんだ」
由暉子「……うって、……な」ブルブル
京太郎「例え、みんながおかしくなっても! 変態でも! 最後に普通に可愛くさえなればそれでいい!!」
由暉子「……つうって、……うな」ブルブル
京太郎「絶対的な普通が生まれるなら、俺の命なんて安いもんなんだ!!!」
由暉子「ふつうって、……うな」ブルブル
京太郎「ふぅ……それじゃあ、俺もう行くから。真屋も」
由暉子「……」ブルブル
京太郎「迷走せずに【普通】に頑張れよ」
由暉子「普通って言うなぁぁぁぁっ!!!」ブワッ
京太郎「!?」ビクッ
由暉子「わ、私は普通じゃないもん! ちょっぴり中二病で、痛い、女の子なの!!!」
京太郎「ま、真屋?」
由暉子「可愛くて、胸も大きくて、いつか瑞原プロを倒して! 私は、私が特別だって証明するんだから!!!」グイッ
京太郎「お、おい、どうした!? ちょっと普通じゃないぞ!?」
由暉子「え?」ピタッ
京太郎「今のはどこかおかしかったぞ……」ビクビク
由暉子「普通じゃないっ……!!」パァァァ
カチリと、何かのスイッチが押された気がしました
私の中で、押してはいけないと思われるとても、大事な大事な……
大切なスイッチ
由暉子「う、うへへっ、うぇへへへへっ!!」
京太郎「!?!?!?!?!?!」ゾゾゾゾゾォォォ
由暉子「普通じゃない……そう、私は特別、そうなんです。無価値なんかじゃない」ブツブツブツ
京太郎「あ、あわわわっ」ブルブル
186 = 100 :
あわあわあわ
振り切っちゃったけどどうなってしまうん?
187 :
地味に京ちゃんが取り返しのつかない壊れ方してる…
188 = 147 :
これは京ちゃんが悪いわー
189 = 150 :
どっちも壊れてるな…
191 = 141 :
全然癒し系じゃねぇ!?
192 = 102 :
まだこれからだから(震え声)
193 = 101 :
半年前のさきwwww
194 = 100 :
ユッキ関連の縦読み見てみ
納得するから
195 :
どこを縦読み?
196 = 1 :
清澄 正門
爽「ふぅー、ひどい目にあった」ツヤツヤ
久「散々、部室でくつろいでいたくせに」
咲「もう来ないでくださいね」ムス
爽「さて、それはどうかな!」タタタタ
和「最後まで自由な人でしたね」
優希「騒がしいヤツだじぇ」
まこ「それにしても、京太郎は遅いのぅ」ウーン
爽「さて、そろそろユキと合流しないと」
由暉子「誰をお探しですか?」
爽「お、ユキ! 収穫はあった?」
由暉子「ええ、ありましたよ」クスクス
爽「へー(ただ適当に遊びに来ただけなんだけど)」
由暉子「ところで、爽先輩は」
爽「?」
由暉子「私を普通だと思いますか?」
爽「普通? いや、特別中の特別だと思うよ」キョトン
由暉子「そうですよね? ふふ」
爽「!」ゾゾッ
由暉子「そのことに、気付かせてくれた人がいまして」
爽「は、ははーん? 例の彼だね?」
由暉子「はい。私、もう夢中になっちゃいました」
爽「へ? マジンガー!?」
由暉子「私がもっと、もっと活躍して……普通じゃなくなれば」
爽「おぉ、二人は結ばれる的な!?」ワクワク
由暉子「あの人……きっと、死んじゃいますから」クスクス
爽「SHI・N・JYA・U?」
由暉子「あぁ……待ち遠しいです」ゾクゾクッ
私に、価値を与えてくれた有珠山の仲間逹
そして――私に、とても大切なことを教えてくれた須賀君
前者は、とっても大好きです
でも、後者は――ふふふっ
由暉子「瑞原プロよりも先に、必ず」
彼を――仕留めてみせますよ
【二十五章 不思議なシンパシー! 打倒はやりんへの道!】
カンッ
197 = 102 :
198 = 100 :
>>121だよ
199 :
殺したいほど愛してるって?(白目)
200 = 138 :
かわいいぽんこつだ
みんなの評価 : ★★★×4
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