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    元スレ陽乃「比企谷くんの恋人になりたい!」八幡「………はっ?」

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    201 = 197 :

    ――スッ

    戸部「何だ? この紙飛行機は」

    大岡「何か書いてある」

    「『隼人へ。おもしろいお知らせだよ』とある」

    葉山「!?」ガタッ

    戸部「大丈夫か、隼人くん!」

    葉山「あ、あぁ…大丈夫だ」

    大岡「差出人に心当たりがあるのか?」

    葉山「いや、さっぱりだよ。だから、見せてくれないか」

    「ああ」

    葉山(何を書いたんだ、陽乃さんは)

    葉山「ぶ――――――――っ!」

    戸部「隼人くーん!?」

    「案ずるな。驚きのあまりエクトプラズムを噴出しただけだ」

    大岡「一体何が書いてあるんだ…?」

    『氷結アイスブリザードさんの新作、「八幡押し倒されるの巻」が渋で公開中だから見てみて!
     https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8384814』

    三人「「誰だ――――――――っ!?」」

    202 :

    放課後 奉仕部

    雪乃「はぁ…」

    いろは「雪ノ下先輩、どうしたんです?」

    雪乃「姉さんのフラグを折る為に助っ人を呼ぼうとしたのだけれど…」

    いろは「断れちゃったんですか」

    雪乃「ええ」

    いろは「後学の為に聞きますけど、その方はどんな人なんですか?」

    雪乃「烏丸千歳さんという方よ」

    いろは「ああ。ナンプロのちーさまですね」

    雪乃「彼女の力を借りれれば百人力だったのだけれど仕方ないわ。
        ここは基本に立ち返りましょ」

    いろは「と言いますと?」

    雪乃「比企谷くんのお見舞いに行きましょ」

    いろは「本当に基本でしたね」

    雪乃「あなたみたいに奇をてらうなんて私にはできないわ」

    いろは「負けず嫌いの雪ノ下先輩とは思えない言葉ですね」

    雪乃「本当に勝ちたい所で勝てれば良いのよ」

    結衣「やっはろー! 遅くなってごめんねー!」

    雪乃「お疲れ様」

    いろは「お疲れ様ですー」

    結衣「さあ、ヒッキーのお見舞いに行こっか」

    いろは「結衣先輩にも連絡行ってたんですね」

    結衣「行ってるよ!?」

    203 :

    八幡のおうち

    八幡「こまちぃいいいいいいいいいいい!」

    ドビュドビュドビュドビュドビュドビュビュー

    八幡「はぁ…はぁ…もう出ねぇ…」

    八幡「というか、今何時だ?」

    八幡「17時!? やべぇ、完ッ全に学校サボっちまったあ!」

    八幡「まあいいか、留年したって。むしろ上条さんを安心させる為に留年するまである」

    八幡「それより小町をオカズに六時間も発電してた事を反省するべきだな」

    八幡(今の俺のシスコンレベルは阿良々木暦どころじゃない。辰宮洋一郎クラスにまで到達している)

    八幡(精力が回復したら、小町の貞操が危ない!)

    八幡(小町を犯すだけでも最悪なのに、妊娠させてしまったら世界の終わりだ)

    八幡(毒虫大志が鳴滝純一みたいになった日には川崎の必殺パンチで俺が消し飛んでしまう)

    ピリリ! ピリリ! ピリリ!

    八幡「電話か。大方学校サボって怒ってる奴からかな」

    八幡「もしもし」

    結衣『もしもし、ヒッキー。具合はどう?』

    八幡「へっ?」

    結衣『HRの時に具合が悪いから休むって聞いたんだけど』

    八幡「あー、寝てたらすっかり良くなったわ。その内学校にも行けそうだ」

    結衣『良かったー。メール送ってもLINE送っても返事無いからかなり悪いかなって心配してたんだよ』

    八幡「悪い悪い心配かけたな」

    結衣『これから、ゆきのんやいろはちゃんと一緒にお見舞いに行こうかなと思うんだけど良いかな?』

    八幡「へっ?」

    結衣『小町ちゃんに訊いたらお家の人がいないし、小町ちゃんも熟で帰りが遅いって言うから』

    八幡「良いって良いって。そんなん悪いし」

    結衣『でも、晩ご飯用意してないから頼むって小町ちゃんが…』

    八幡「大丈夫だって。俺も自炊できるから」

    結衣『具合悪い人に無茶させられないよ。特にヒッキーはやせ我慢するし』

    八幡「つってもな…」

    結衣『なら言い方を変えるね。お願い、ヒッキー。あたし達にヒッキーの元気な顔を見せて』

    八幡「………」

    結衣『ゆきのんもいろはちゃんも、そしてあたしもヒッキーがどうしてるかわからなくて不安で仕方ないんだよ…』

    結衣『だからね、ヒッキーの元気な顔を見せて? あたし達を安心させてほしいの』

    八幡(そんなキュンとする台詞を言わないでー!? 俺、罪悪感で死にそうなんですけど!?)

    結衣『ヒッキー?』

    八幡「あー、わかったわかった。こんな悪人面で良ければいくらでも身に来いよ」

    結衣『ありがとね』

    八幡「じゃあ、お前らが来るまで寝てるから。着いてたら携帯鳴らして起こしてくれ」

    結衣『わかった。じゃ、またね!』

    204 = 203 :

    今日はここまで
    はるのんは本気で潰す気はないので「おもしろいお知らせ」もあんなふざけた感じになりました
    Another 2001はアナザーなら死んでたでお馴染みのAnotherの続編です

    205 = 203 :

    >>204
    修正
    「はるのんは葉山を本気で潰す気はないので」でした

    206 = 203 :

    比企谷家への道中

    結衣「OK出たよ」

    いろは「ありがとうございますー」

    雪乃「ダメ元だったけどやってみて良かったわ」

    いろは「やっぱりこういう時は結衣先輩ですね」

    雪乃「一色さんがやっても良かったんじゃないの?
        比企谷くんはあなたに甘いから」

    いろは「できる人がいるならその人にお任せするのが一番なのです」

    雪乃「そのスタンスだと一歩間違えたら人任せが癖になりそうね」

    いろは「雪ノ下先輩は依存しやすい割には人に任せようとしないですよね」

    雪乃「自分でやった方が良いと思ってしまうもの」

    結衣「さあ、二人共行くよ!」

    いろは「は~い」

    207 = 203 :

    八幡のおうち

    八幡「急げぇえええええええ!」

    ブシュウウウウウウウウ!

    八幡「イカ臭いのを消臭しないとドン引きされてしまう!」

    ブシュウウウウウウウウ!

    八幡「後、俺の身体も洗浄しねえとな」

    208 = 203 :

    比企谷家玄関

    結衣「ヒッキー、起きてるかな?」

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    プルルルルルルルルルル

    結衣「出ないね」

    いろは「うっかりマナーモードにしてしまった可能性もありますね」

    雪乃「インターホンも鳴らしてみましょうか」

    ピンポーン!

    いろは「雪ノ下先輩! わたしも鳴らしたいです!」

    ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポーン!

    雪乃「鳴らし過ぎじゃないの? 怒られるわよ」

    いろは「こういうのは連打しないと聞こえないものですよ」

    八幡『すまん、爆睡してたわ。今開けるから待ってろ』

    209 = 203 :

    八幡「おう」ガチャ

    雪乃「こんばんわ、比企谷くん」

    結衣・いろは「「やっはろー(です)」」

    八幡「まあ散らかってるが、ゆっくりしてってくれ」

    三人「「お邪魔します」」

    210 = 203 :

    居間

    いろは「ここが先輩のお家ですかー」

    八幡「何もねえボロ屋だけどな」

    雪乃「そのボロ屋によくこれだけの蔵書を収めたものね…」

    八幡「俺の一族はビブリオマニア揃いなんだよ」

    結衣「びぶりお? それって本と関係のある単語なの?」

    雪乃「ラテン語で本をそう読むのよ」

    結衣「へえぇ。ゆきのんは何でも知ってるね!」

    雪乃「何でもは知らないわよ。知ってることだけ」

    八幡「お前も読んでるのか、〈物語〉シリーズ」

    雪乃「ええ」

    211 = 203 :

    今日はここまで
    話が進むにつれて皆の頭が悪くなってる……
    この様子だと終わる頃には全員が馬鹿になっているな

    212 :

    やる気がないなら打ち切りでいいから終わらせてくれ。
    互いのためだ

    213 :

    >>203
    誤 八幡「それより小町をオカズに六時間も発電してた事を反省するべきだな」

    正 八幡「それより小町をオカズに十時間も発電してた事を反省するべきだな」

    214 :

    あきらかになりすましが出てる。投稿者帰ってきてくれ

    215 :

    なに言ってんだこの馬鹿

    216 :

    同時刻・川崎家

    小町「フヒッ!」

    大志「どうしたんすか、比企谷さん」

    小町「ごめんごめん。思い出し笑いしてたの」

    大志「なんか面白い事があったんすか」

    小町「ちょびーっと下ネタになるけど、大志君はお姉さんをえっちな目で見た事ある?」

    大志「姉ちゃんをっすか…」

    小町「キレーなお姉さんだから異性として意識しちゃう事、あるんじゃないの?」

    大志「まあ、無いと言ったら嘘になるっすけど…」

    小町「ウチのお兄ちゃんも小町をオンナとして見る時があるみたいでね」

    大志「お兄さん、シスコンっすからね」

    小町「最近枯れてるっぽいから、悪戯でお兄ちゃんの寝ている隙に裸でベッドに潜り込んでみたの」

    大志「大胆っすね。流石ブラコン」

    小町「ブラコンというより変態なだけどね」

    大志「それでも好きっすよ」

    小町「ありがと」

    217 :

    八陽が本格的にくっ付いたらガハマが二度とこの2人と周囲の前に現れない様にボコボコにして欲しい

    219 :

    小町「それで話を戻すけど、目を覚ましたお兄ちゃんが寝惚けて小町の胸に触れちゃったんだ」

    大志「おおーっと」

    小町「何の感触かわからないままモミモミしてたけど、目を凝らしてよく見たら妹の胸だったという驚愕の事実に飛び起きちゃうお兄ちゃん」

    大志「それは驚くっすよ」

    小町「兄の愛撫に感じながら小町は見ました。お兄ちゃんの寝巻の股の部分が隆起しているのを!」

    大志「お兄さんが知ったら泣きそうっすね」

    小町「なので小町は撤収。でも、興奮冷めやらぬお兄ちゃんは顔を洗いに洗面所へ下りた筈が…」

    大志「筈が…」

    小町「勃起した肉棒を握って一人で慰めていたのでした」

    大志「切ないっすね。妹さんに見られた上に言い触らされるって」

    小町「だから、自家発電に専念できるように学校には休みって伝えておいたの」

    大志「ありがた迷惑な気遣いが目に染みるっす…」

    小町「何度果てても萎えないボッチンポから手が離せない兄に学校へ行けなんて言えないよ。
        前屈みで登校させるくらいなら休ませます」

    大志「お兄さん絶倫なんすね」

    小町「しかも業物持ちだから、セックスを覚えたら女泣かせの男になるね」

    大志「ほっほう」

    小町「けど性格がねぇ…」

    大志「そこは彼女できたら変わるかもって、比企谷さん言ってなかったっすか?」

    小町「言った。けど、マックスコーヒーに欲情する姿を見ていると不安になるんだよねぇ」

    大志「実際には雪ノ下さんのお姉さんがマッ缶の着ぐるみで誘惑してたんすよね?」

    小町「そうそう」

    大志「キレーなお姉さんに誘惑されたら理性飛びそうっすけどね」

    小町「陽乃さん、可愛いだけじゃなくて怖い所もあるからね」

    大志「妹の雪ノ下さんが近寄りがたい美人という感じだから何となく想像できるっす」

    小町「けど、デレたらすごくユルいお姉さんなんだよね。
        ユルすぎて空回りしてるのが難点だけど」

    大志「雪ノ下さんのお姉さんでも思い通りには行かないんすね」

    小町「そもそもお兄ちゃんが誰かの思いを汲んで動く事ができないからね」

    大志「良い人そうに見えるっすけどね」

    小町「千種夜羽みたいなものだよ。周囲の人と考え方や価値観が違い過ぎるから、よかれと思って人を傷つけちゃう」

    大志「比企谷さんにそこまで言われたらお兄さん自殺しそうっすね」

    小町「そうだね。言い過ぎちゃったよ」

    大志「気分が塞いでる時はネガティブな方に考えがちっすから、気分転換しましょう」

    小町「何するの?」

    大志「決まってるじゃないっすか」チュ

    220 :

    こんばんわ>>1です。かなり久しぶりに投稿します
    ちなみに>>197~199、>>201~211、>>216 >>219は私ではありません
    別人です。私ではありません



    道端

    八幡「…とりあえず小町と一線をこえてなくてよかった…ほんとよかった」

    八幡「…いくら俺が小町好きすぎでもそれはやってはいかんやってはいかんのだよ」

    八幡「それにしても小町はなぜ裸で俺の布団に入ってきたんだ」

    いろは「せんぱ~い」ギュ

    八幡「うおっ!?い、一色か」

    いろは「そうですよ♪せんぱいの可愛い可愛い後輩のいろはちゃんですよ♪」キャピ

    八幡「そ、そんなに腕に抱きつかないでくれ!プロボッチの俺にはそんな耐性ねえんだから」

    八幡(こいつなんで最近スキンシップがすごいの?毎日毎日抱きついてきやがって
    俺じゃなかったら絶対勘違いされんぞ)

    八幡「それにしても」

    いろは「ええ~いいじゃないですかぁ~」プニプニ

    八幡(こいつ意外と胸大きいよな着痩せするタイプなのか)

    八幡(こいつが抱きついてくるようになるまで気づかなかったわ)

    八幡「いや俺だから勘違いしないが普通の男は勘違いをされちまうぞ
    だから気軽に抱きつくのはもうやめとけよ」

    いろは「なにいってるんですかぁ~こんなこと他の人には絶対しませんよ」

    八幡「へっ?」

    いろは「私がこんなことするのは先輩だけなんですから」

    八幡「っ///」

    221 = 220 :


    八幡(なにこれ…すげえかわいい………ほんとにこいつ一色かよ!?
     フリオニールを騙そうとしたラミアクイーンかなんかじゃねえのか?)

    八幡「おまえは葉山が好きなんだろ…こんな所誰かに見られて噂にされたら困るだろう」

    いろは「…葉山」ボソッ

    八幡(えっ、なにこの態度…しかも呼び捨て…一体どうなってんの)

    いろは「葉山先輩ですね…ああ~もうどうでもいいんですよ…あんなの」

    八幡「あ、あんなのって…」

    八幡(ふええ~なにこの低い声どうやったらそんな低い声出んだよ)

    八幡(怖い…いろはす怖い…八幡ちびちゃいそう~)

    いろは「そういえば言ってませんでしたね
     私もう葉山先輩の事好きじゃないんですよ」

    八幡「………はっ?」

    いろは「むしろ今は嫌悪感をもってます」


    八幡「どういうことだ…おまえは前はあんなり」

    いろは「雪ノ下先輩が部室で話していたんですよ
     葉山先輩が昔何したのか」

    八幡「雪ノ下が?一体何を」

    いろは「先輩が日直で遅かった時、部室で雪ノ下先輩と結衣先輩が話をしていて
     雪ノ下先輩の小学時代そのときの葉山先輩の行動、留美ちゃんの時の行動や他の依頼の時の話を…」

    八幡「!?」

    いろは「それ聞いてすっかり呆れてしまって……なんですかみんな仲良くって?頭の中お花畑ですか?ふざけているんですか?現実を甘く見すぎですよ」

    八幡(………そうかそういえばこいつも)

    いろは「雪ノ下先輩の時で状況を悪化させて失敗したのに留美ちゃんの時また同じ失敗を繰り返そうするなんて…ほんとはバカなんじゃないですか」

    八幡「そ、そうか…」

    いろは「もしその場にいたら安西先生がこういいますよ」


    いろは「まるで成長していない」

    八幡(容赦ねえな…まあ否定はしないけど)



    222 = 220 :

    いろは「もし先輩が妙案をたててくれなかったら留美ちゃんは一体どんなことになっていたんでしょうか
     雪ノ下先輩の時のように状況が悪化していたと私は思います」

    八幡「………」

    いろは「みんな仲良くできる世界なんてありはしませんよ
     もしそうだったら私も大勢から生徒会長に嫌がらせで推薦されたりしませんね」

    八幡「そうだな…」

    いろは「あのときは葉山先輩に心配かけたくないから相談しませんでしたけど…もし相談していたらと今思うとゾッとしますよ」


    八幡(たしかに…留美の時みたいに葉山は『みんな仲良くしよう』とかそいつらにいって、葉山の前ではその女達も反省したふりをして
     葉山がいないとこでは『チクってんじゃねーぞ』とか『またこいつ男に媚び売って味方につけやがって』とますます悪化していたんだろうな)

    八幡(もしくははぐらかして一色の相談にちゃんとのらないかもな)


    いろは「というわけで私はFFのクラウドのセリフで言うなら私は葉山先輩に『興味ないね』ですよ」

    いろは「まあこの話聞く前からもうすでに私は別の人を好きになっていましたから」ギュ

    八幡(なんでこのタイミングで抱きついてくんの…)

    八幡(やめて…やわらかいの押しつけないで…ウルウルした目で上目づかいしないで…八幡の八幡リミットブレイクしちゃうのうう!)

    八幡「べ、別の誰かって誰だよ」

    八幡(うおい!なに聞いてんだよ俺!一色のおっぱいに動揺していたからとはいえ!
    こんなこと俺に聞かれたら気持ち悪がられれだろう!)

    いろは「フフ…一体誰なんでしょうね。もしかしたら案外近くにいるかもしれませんよ」ジー

    八幡(ま、まさか…いやそんなわけないよな…うん自意識過剰だな俺…)

    いろは「先輩、生徒会選挙の時助けてくれてほんとありがとうございました
     おかげで惨めな思いをせずすみました」

    223 = 220 :

    八幡「いや…べ、別に礼をいわなくていい…こっちも他の目的あったしな」

    八幡(あの時は奉仕部の事を小町からお願いされていたしな)

    いろは「もう~先輩は素直じゃないですね
    こんな時はどういたしましてとかいっていいんですよ」

    八幡「俺がこんな時まあなっとドヤッ顔するのも変だろう」

    いろは「お礼といってはなんですが今度私の家きませんか?手作りお菓子ごちそうしますよ」

    八幡(雪ノ下の過去話やルミルミの件を聞いて一歩間違えば自分もっと想像してしまったんだろうな…それでたまたま提案を言った俺に必要以上に感謝してしまったんだ
    そうだそうにちがいない…現に生徒会選挙の後や他校と合同イベントの依頼を頼む時は特に態度変わってなかったしな)

    八幡(だがいくらなんでも俺に好意的すぎないか?)

    八幡(まさか近いうち生徒会とかで面倒な行事があるから手伝ってほしいとかじゃねえだろうな)

    八幡(いやそれなら以前みたいな扱いでもなんだかんだで手伝わされるから、ここまでする必要ないよな)

    いろは「先輩?」

    八幡「いいって、この間部室にケーキ作ってもってきてくれたろ…もう十分だわ」

    いろは「…そうですか」シュン

    八幡(なんでそんなにしょげてるの…なんか罪悪感出るんだけど)

    八幡「こっちこそ悪かったな。葉山が好きじゃなくなったんなら生徒会長でいる必要なくなっちまったからな」

    いろは「そんなことありません!先輩と出会えなかったら…私は…私はいつまでも偽物を追い求めていました」

    いろは「でも…でも…あの放課後の先輩のあの言葉を聞いて…気づけたのです」

    八幡(やめたげてよ…あのセリフ聞かれたことすげえ恥ずかしかったんだから)

    いろは「あの時の私はまさに…







    『おれはしょうきにもどった!』


    八幡「………」


    いろは「そんな感じでした」

    いろは「先輩は外見や噂だけで相手を判断し、内面をよく知ろうともしないで求めていた私を変えてくれたんです」

    八幡「そうか………なんだかありがとな…あの時の言葉を小ばかにしないで受け入れてくれて」

    いろは「お礼をいうのは私ですよ
    それより早くしないと遅刻しますよ」

    八幡「ああ」

    いろは「ふふ…」

    八幡「おい、そんなひっぱんなって」

    いろは(あの時、雪ノ下先輩と結衣先輩が先輩に恋愛感情もってもらうための作戦会議に無関係のふりして聞いていて正解でした)

    224 = 220 :

    いろは(そのおかげで私が知らなかった先輩の活躍や葉山先輩の問題解消能力の無さを知ることができました)

    いろは(葉山先輩にわずかにあった未練は完全になくなり、逆に先輩への好感度は上がりました)

    いろは(恋のライバルはエメラルドウェポンやオズマのような強敵ばかりですけど負けませんよ!)







    八幡「一色あのセリフはどこで覚えたんだ」

    いろは「戸部先輩が以前言ってましたけど」

    八幡「あれ、使い方間違ってるぞ」

    八幡「あれは正気じゃない奴が使った言葉なんだ」

    いろは「えっ?」

    八幡「二度目の洗脳を受けた奴がな…」

    いろは「そ、そうだったんですか…」

    いろは(とべええええええええ!!!!!!!)

    八幡「今度からは正気じゃない時に使えよ」

    225 = 220 :

    喫茶店

    陽乃「ひゃっはろー!二人ともお願いしていたもの用意してくれた」

    ひよの「もちろんですよ!」

    相馬「ええ、それはもう」

    ひよの「これが言われていた比企谷八幡さんのデータです」

    陽乃「ありがとう♪どれどれ…へえ~比企谷くん昔、犬飼っていたんだ」

    陽乃「なるほどマックスコーヒーを好きになったのはこんな出来事が…」





    陽乃「こいつ…小学生の時の比企谷くんに冤罪をかけていたのね
    許せないな~今度見かけたら後悔させてあげよう」<●><●>

    相馬(この人が他人の前で怒りの感情を表に出すなんて…)ゾクッ

    ひよの(よっぽどその比企谷さんという人が大事な存在なんですね)

    陽乃「ありがとうひよのちゃん!とってもいい情報たくさんあったよ!さすがすごい情報網だね♪」

    ひよの「いえいえこの程度たいしたことありませんよ。
     でもいいんですか?もっと細かい情報いくらでも提供できるのにそんな大まかで?」

    陽乃「いいのいいのあまり知りすぎるのよくないからね」

    陽乃「それに…」

    陽乃「仲良くなって少しずつお互いの事知っていく喜びもあるから」

    ひよの「そうですか…まあ気が変わったらいってください全校生徒の個人情報もスリーサイズでも何でも調べてあげますよ」

    陽乃「別にいいって、ほんとありがとうひよのちゃん♪」

    陽乃「それにしても相変わらずすごいねひよのちゃん
     たった1日でここまで…一体どうやったの?」

    ひよの「企業秘密です♪」キャピ

    陽乃(ほんと何者なのかな…この子)

    陽乃「まっいか、これ限定高級リゾートチケット鳴海くんと一緒に行くといいよ」つチケット

    ひよの「わあ!いいんですか?これ手に入れるの相当難しいじゃ…」

    陽乃「お礼だから気にしないで」

    ひよの「ありがとうございます雪ノ下さん♪」

    相馬「よかったね結崎さん」

    ひよの「はい!」

    陽乃「相馬くん例の物だけど」ソワソワ

    相馬「はい、この封筒に入ってますよ」つ封筒



    226 = 220 :

    陽乃「わーい!比企谷くんが写っている♪」

    陽乃「これは中学時代の…」

    陽乃「きゃーかわいい幼稚園の頃まで♪このころにまだ目腐ってなかったんだね!
     いつもの比企谷くんもいいけどこの世の汚さを知らない頃の比企谷くんもまた別の魅力が♪」(≧∇≦)

    相馬(驚きだね…これがあの雪ノ下さんだなんて)ヒソヒソ

    ひよの(ほんとですね。まるで別人みたいです
      恋する乙女として応援したくなりますね♪)ヒソヒソ

    相馬(そうだね)ウズウズ

    ひよの(……相馬さんちょっと雪ノ下さんをからかいと思ってません?)

    相馬(否定はしないよ
     でもあとが怖いからやめとくよ)

    ひよの(懸命な判断です)

    陽乃「比企谷くぅん♪」ポワワ~ン





    陽乃「ありがとう相馬くん!これ家宝にするよ♪」

    相馬「喜んでもらえてよかったよ♪」

    ひよの(か、家宝…)
    陽乃「北海道に住んでいるのに頼んでごめんね」

    相馬「ちょうどこっちの用事で滞在していたから何も問題ないよ」

    陽乃「相馬くん千葉に来たの初めてだよね
     比企谷くんの顔も私が見せるまで知らなかったのにどうしてこんな小さい頃の写真とかまで持ってるの」

    相馬「ははは、なんでだろうね」

    陽乃「まあ私は写真さえ手には入ればいいけど、これが約束の品だよ」

    相馬「ありがとうございます。これでもう安心だ」

    ひよの(なにもらったんでしょう?)

    陽乃「無事比企谷くんと結ばれたら二人にもっと良いものお礼するからね♪」ルンルン

    ひよの「変わりましたね雪ノ下さん…あんなうれしそうな顔初めて見ましたよ」

    相馬「そうだね。比企谷くんと無事付き合えたらどんな表情するのかな」

    ひよの「ちなみに相馬さんは女性のどんな表情が好きですか?」

    相馬「屈辱的な顔」

    ひよの「うわ~………」

    相馬「ひどいな~そんなにひかなくてもいいのに」

    ひよの「私達の出番はこれで終わりですね」

    相馬「まあ他作品キャラだから仕方ないよ」






    227 = 220 :

    学校

    葉山「あれから陽乃さんの電話の後ほとんど眠れなかった…」

    葉山(一体何が起こるというんだ…楽しいお知らせとは一体…)

    葉山(きっとろくでもないことに決まっている…これからどうすれば……)

    葉山(あんなに恐ろしい陽乃さんは今まで初めてだ
    あの人にとって比企谷がそこまで大事な存在だというのか………)

    戸部「隼人くんツインタニア!」

    葉山「あ、ああ…」

    葉山(ツインタニア…なにいってんだこいつ?)

    結衣「やっはろーみんな!」

    戸部「結衣もツインタニア!」

    優美子「戸部、ちゃんとした挨拶しろし」

    担任「全員席に着け!このクラスのモブ男、隣のクラスのモブ太が家の事情により別の学校に転校になった」

    葉山(なんだって!?最近ずっと学校休んでいたモブ男が…なんでいきなり転校を………)

    葉山(こんな時期に…ま、まさか……)

    担任「あと原因はわからんが女性恐怖症になっているらしい
     もし見送りするなら女生徒は気を使っいように…以上だ」

    担任(別に引きこもりになったことはいわないでいいだろ)

    葉山(まちがいない…あの人の仕業だ)

    葉山(こんな中途半端な時期に二人も同時に転校だなんてありえない)

    葉山(しかも女性恐怖症になっているなんて…相当なトラウマを与えられたに違いない)

    葉山(でもなぜだ?なぜモブ男はあの人の逆鱗に?)

    葉山(………そういえばモブ男は噂好きでよく比企谷の事を小バカにしてネタにしていたな
     それをあの人に聞かれて怒りを買ったのか)

    葉山(あの人によって壊された人がいることは知っていたけど、まさかクラスメイトからも犠牲者が出るとは思ってなかった)

    陽乃『私、大好きな比企谷くんのためならなんだってやるよ…どんなことだろうと…ね』ニタァ~

    葉山「…あ…………あ……」ゾクッ

    葉山(比企谷に不利益をかけたら次消されるのは俺か………あの二人のように…いや違う……
     こいつらよりもひどい目にあいたくなければ大人しくしてろ…そういうことなのか)

    葉山(くっそ!!何が楽しいお知らせだ!恐怖症のあまり失禁しそうだ…気がおかしくなりそうだ)ガダガタ

    228 = 220 :

    戸部「モブ男くんこの学校からツインタニアしちゃったべ」

    大岡「だな」

    「それな」

    葉山(まずい!俺が比企谷に関わらなくても俺のグループの誰かが奉仕部に依頼という名の面倒事を押し付けたら今度は俺があの二人のようにこの学校からさようならされてしまう…)

    葉山(グループもメンバーもあの人にテラブレイクされてしまう!)

    葉山(冗談じゃない!俺は平穏な学校生活を送りたいんだ!巻き添えをくらってたまるか!)


    葉山「みんな聞いてくれ!」

    優美子「隼人」

    戸部「隼人くんなにしょ?」

    葉山「もしこれから悩み事や困り事が起きたらグループの仲間に相談して一緒に解決しよう」

    戸部「隼人くん?」

    葉山「一人で抱え込まないで仲間に支えてもらい力を合わせて乗り越えていこう!
     ¨第三者¨の手を借りずグループのみんなで助け合うんだ!」

    姫菜「………」

    葉山「互いに助け合う、これが友情というんじゃないのかな」

    大岡「さすが隼人いいこと言うな」

    「だな」

    葉山「¨関係ない人¨の力を借りずグループの仲間内だけので」

    姫菜「……」

    葉山「幸せとは人から与えられるものじゃない!」

    葉山「自分で掴んでこそ価値があるんだ!」

    優美子「隼人かっこいい///」

    大岡「さすが隼人だな」

    「だな」

    戸部「すごいしょ!」

    結衣「うん!それがいいよ」

    結衣(依頼が減ったらヒッキーが辛い思いする事が減るかも)

    姫菜(みんななんだか感動してるけど…最後のセリフおもいきりパクリじゃん!
     テイルズのジューダス(リオン)のセリフだよ……)

    葉山(よしこれで奉仕部や比企谷に頼ろうとすることなくなるだろう)

    葉山(大岡と大和はモブだから本編に関わりはしないし、優美子は俺ラブだし戸部は単純だからわざわざ俺の言葉に反することはしないだろう)

    葉山(結衣は最近比企谷に軽々しくキモイとかいってないようだし部員だから依頼もない)

    葉山(となると問題は)チラッ

    姫菜「………」

    葉山(姫菜だな…後で念入りに説得しないとね
     そして全て話そう陽乃さんのこと恐ろしさあの二人に起こったこと)

    葉山(姫菜も俺と同じでグループを壊したくないはず…わかってくれるはずだ)


    229 = 220 :

    放課後

    八幡「うっす」

    雪乃「あら早かったわね比企谷くん、由比ヶ浜さんは?」

    八幡「掃除当番らしいから先に来た」

    雪乃「そう、待ってて今紅茶淹れるから」

    八幡「わりいな」

    雪乃「フフ…いいのよ。あなたにおいしく飲んでもらえるのがうれしいから」

    八幡「お、おう…」

    八幡(最近こいつ妙に優しいよな…罵倒してこないし)

    八幡(一体どうしちまったんだ)

    八幡(まあ…別に悩んでいるわけでもなさそうだからいいんだけどよ)

    雪乃「どうぞ」つ紅茶

    八幡「あ、ああ…いただくわ」

    雪乃「……どうかしら?」

    八幡「ああ、すごくうまいわ三日前の奴もよかったがこれはもっとだな」

    雪乃「なら苦労して手に入れたかいがあったわ」

    八幡「そんな貴重なものだったのか?いいのか俺にそんなの飲ませて」

    雪乃「かまわないわ。あなたに喜んでもらえるために用意したんですもの」

    八幡「はあ…それならいいんだけどよ
    おまえ最近ちょっと様子が変だぞ」

    雪乃「そ、そうかしら」

    八幡(まあ変なのはおまえだけじゃないけどな…陽乃さん、小町、一色、由比ヶ浜あと今日は葉山もおかしかったな)

    八幡(最近川…………さきもこっち見ている気がするし…他にも)

    結衣「やっはろー!」ガラガラ

    雪乃「こんにちは由比ヶ浜さん」

    八幡「早かったな」

    結衣「うん!急いで終わらせてきたから」

    八幡「そんなに早く雪ノ下に会いたかったのかよ
     相変わらず仲がいいな」

    結衣「早く…ヒッキーと一緒にいたかったから」ボソッ

    八幡「…いま………なんて…」

    結衣「ふぇ!!な、なんでもないよヒッキー!き…」

    八幡「き?」

    結衣「気にしないで!別になんでもないから!」

    結衣(いけないいけない!ついキモイっていうところだった…
     うう…なんでこんな口癖ついちゃったんだろう…)

    雪乃「とりあえず座ったら紅茶淹れたから」

    結衣「わーい!ゆきのんありがとう♪」

    雪乃「そんなくっつかないで暑苦しいわ///」

    結衣「あっそうだ!せっかくだからみんなで食べて!昨日作ったんだよ♪」

    「「えっ?」」

    230 = 220 :

    八幡(クッキー…クッキーだよな?……クッキーは進歩して食べられる物になっていたが…)

    雪乃(もし………もしクッキーじゃなかったら…一体何を作って………)

    結衣「ジャーン!」パカッ

    「「!!!?!!」」

    八幡「な、なんだこれは………まさか









    黒マテリア!?」

    結衣「違うから!!どう見てもチョコじゃん!!」

    八幡「どこがだ!!」

    雪乃「ゆ、由比ヶ浜さん…とても言いづらい事なのだけれど……チョコはこんな真っ黒ではないわ…それにこんな金属みたいに固い物でもないわ」キンキン

    結衣「ゆ、ゆきのんまで…」

    八幡(おいおいあのチョコ?あきらかに金属音出てぞ………なに?もしかして由比ヶ浜は料理じゃなくて錬金術でもやっていたの?)

    雪乃「私…クロマテリアというものが何のことだか知らないのだけれど……なんとなくチョコより近い物体なのではないかしら?」

    結衣「うう…」

    八幡「そ、そんなに落ち込むな誰も食べないとはいってないだろ」

    雪乃「そ、そうよ…ちゃんと食べるから」

    結衣「ありがとう…ヒッキー…ゆきのん……アタシも一緒に食べるから…」

    「「「………」」」

    ガリッ

    (((固っ…)))

    いろは「せんぱ~い!今度映画行きませんか♪あれっ、みなさんどうしたんですか?」ガラガラ





    八幡(そのあといつも通り?の日常があった後、核を手に入れて大歓喜してるアズラエルみたいにやけにハイテンション気味の材木座がやってきた)

    八幡(すごくうれしいことがあったらしいが……ちょっとうるさかったからチョコ?を食わせてやったら大人しくなった)


    231 = 220 :

    八幡のおうち♪

    ピンポーン

    小町「はーい」

    配達人?「宅急便だぞっと
     判子お願いするぞっと!」

    小町「ポチッとな」

    配達人?「それじゃこれで失礼するぞっと」

    小町「誰からだろう何かぎっしり入ってるみたい」

    小町「あっ、お兄ちゃん宛てだ…珍しい」

    小町「…陽乃さんから?」

    小町「えい開けちゃえ!」パカッ

    小町「また箱…やけに厳重だね
     なんだろう一番上に手紙がある」

    『小町ちゃんへ
     この手紙見てるよね。
    ちゃんと八幡くんにすぐこの荷物渡してね
    八幡くんより先に絶対見てはダメだよ~絶対だからね
    もし食べたら…………』

    小町「っ!」ゾクッ

    小町(なんでだろう…手紙の通りにやらないとまずい気がする)
    小町「…お兄ちゃん宅急便だよ」

    八幡「あ、ああ…」

    小町(朝のことがあってぎこちないな…小町もだけど)

    小町(まさか小町がブラコンだったなんて…朝のお兄ちゃんのボッチンポ思い出すと下半身がムズムズするよ//)

    カマクラ「ナーゴ」

    小町「あっ、カーくんいたんだ」

    小町(お兄ちゃんの部屋にいるなんてかなり珍しい…けどおかげで冷静になれたよ)

    八幡「だれからだ?」

    小町「陽乃さんからみたい」

    八幡「………そうか」

    小町(なにこの反応?以前なら陽乃さん絡みなら警戒心出して不安がってたのに…今のお兄ちゃんにはそれがない……まるで)

    八幡「なんかいろいろ入ってるみたいだな」ゴソゴソ





    232 :

    ガハマって自分大好き人間なんじゃないかと思う
    八幡に恋をして健気に尽くしてると思う自分に酔ってるだけで八幡を理解しようともせずエゴを押し付けてるだけ
    そりゃこんな勘違い女嫌われるわな

    233 = 220 :

    八幡「これは猫のぬいぐりみか」つカマクラ人形

    小町「かわいいね♪しかも手作りみたいだよ」

    陽乃「マジかよ、あの人高スペックすぎ」

    小町「あれ、これまさかカーくんじゃないかな」

    八幡「なにカマクラだと?」

    小町「うん、この部分の模様とかどことなくフンスとした雰囲気もあるし」

    八幡「いいな…これ♪」

    八幡(あの人俺がぬいぐるみ遊び好きなのどこで知った)

    小町「小町がいったよ」

    八幡(そうなのか小町ちゃん人の心読まないで)

    八幡「いろいろ入ってんな俺こっち開けるから小町はそっち開けてくれ」

    小町「うん」

    小町(形が崩れないように別々に入れてあるんだ丁寧だな)

    小町(なんだろうこの細長いの)

    小町「………」つマックスコーヒーの人形

    小町「は、陽乃さん…こんなものまで」

    小町(そういえばあのときもマックスコーヒーの着ぐるみ着ていつもと雰囲気違っていたけど…まさか陽乃さんお兄ちゃんに…)
















    八幡「イヤッホオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオー!!!!!!!!!!!!!!」


    234 :

    今なんかいたぞ

    235 = 220 :

    小町「ど、どうしたのお兄ちゃんそんな大声出して」ビクッ

    八幡「こ、こここ…」つ小町人形、戸塚人形

    小町「えっ?」

    八幡「こんな素晴らしい物が実在するとは……もしかして夢か?」

    八幡「ふおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!ならば覚めないでくれ!!!!」

    八幡「小町と戸塚のぬいぐるみ両方だなんて最高じゃねえか!!!!」スリスリスリ

    小町「お、落ち着いてお兄ちゃん!夢じゃなくて現実だから!っていか喜び過ぎ!」

    小町(お兄ちゃんあんなにうれしそう…小町の事ほんとに大好きなんだね!
    小町的にアルテマポイント高い!!)

    八幡「かわいい!かわいいぞ!小町ィィィィィ!!戸塚ァァァ!!抱き心地も最高だああ!!!」ギュ~

    小町「お兄ちゃんが…今までではありえないほどハイテンションで喜んでいる」

    八幡「な、なんて素晴らしい物をくれるんだあの人は………女神か…女神なのか?ありがとう…ありがとうございます」

    八幡「こんな最高のプレゼントをくれるなんて…一生家宝にします」ポロポロ

    小町「泣くほどなの…」

    小町(他には何かあるのかな…)

    小町(あっこれだけ小町用だ。ちゃんと小町の分も用意してくれてたんだ)つ菓子

    小町「こっちはお兄ちゃん用か」

    小町「お兄ちゃん陽乃さんから手作りクッキーだって」

    八幡「クッキーだと?せっかく作ってくれたんだ
     ちゃんと食べないとな」パクッ

    小町(あ、あのお兄ちゃんが陽乃さんの用意した食べ物を躊躇なく食べた)

    小町(以前は道端で会いたくないと言っていたお兄ちゃんが…)

    八幡「………」モグモグ

    小町「おいしいお兄ちゃん?」


















    八幡「びゃあ¨ぁ¨¨アアアアアアー!!!!ぁうまひぃ¨イィィ¨ィー!!!!!」

    小町「お、お兄ちゃん」

    236 = 220 :

    八幡「超うめええええええーーーーーーー!!!!!!なんだこれ!なんだこれ!これはまさしく…」

    八幡「マックスコーヒーの味!!!」

    八幡「クッキー本来の食感を残しながらマックスコーヒーの独特な味と風味を完璧に出している」

    八幡「うめえ!うめええええええ!!!」バクバクムシャムシャ

    小町「」ポカ~ン

    八幡「このクッキーすごいよおお!!!さすが雪ノ下のお姉さん!!!!」ガツガツ

    小町「お兄ちゃんの陽乃さんへの好感度がものすごく急激に上昇してるよ」

    237 :

    葉山Gが奉仕部に依頼を持ち込むだけじゃなく
    厄介事を持ち込むガハマも奉仕部からフェードアウトしてくれたら不安の種が一つもなくなって平和になるから嬉しいんだけどな
    陽乃さんにピンク頭を叩き潰して欲しいw

    238 = 220 :

    はるのんのお部屋

    陽乃「いまごろ比企谷くん喜んでくれてるかな~♪」ゴロゴロ

    陽乃「エヘヘ…比企谷くんの写真うれしいな~♪」(≧∇≦)ゴロゴロゴロゴロ

    ゴン

    陽乃「ふええ~ん!いたいよ~比企谷くん…」(ノ△T)

    陽乃「お姉さんうっかりベッドから落っこちちゃったよ~」グスン

    陽乃「うう…はやく比企谷くんに会いたいな…」シュン

    雪乃「………」




    ちょうどいい所なのでこれでこのスレは終わりです
    ちょうど前編ということで区切りがいいし
    でももうこの続きのスレはたてません。セフィロススレの時のように落とすといけないから
    それに私じゃない別人が書こうとしたし

    239 = 237 :

    乙です
    陽乃さん最高

    240 :

    乙です
    完結まで見たかったです

    241 :

    乙です
    今回のffやガンダムネタもよかった

    242 :

    >それに私じゃない別人が書こうとしたし

    たった一行でなにもかもぶち壊していくスタイル
    中学生かな?

    243 :

    244 :

    >>219の続き

    八幡のおうち

    八幡「はしゃいでたら腹が減ったな」

    雪乃「そうね。そろそろ夕食の時間ね」

    いろは「おいしい手料理を振る舞っちゃいますよー」

    八幡「お前らがか?」

    結衣「いやー、あたしは参加しないよ」

    いろは「結衣先輩はクッキー作るのはうまくなりましたが、まだ実戦に投入するには荷が重いと判断しました」

    結衣「ゆきのんといろはちゃんに手取り足取り教えてもらってるんだけどね
        中々うまく行かなくて…」

    八幡「そうなのか?」

    いろは「クッキーはノータッチですが、いくつかの料理を教えてます」

    雪乃「今の所は簡単なおつまみを作れるようになるのが目標ね」

    八幡「具体的なプランだな」

    雪乃「比企谷君もやってみる?」

    いろは「手取り足取り教えちゃいますよー?」

    結衣「そうだよそうだよ! ヒッキーもやろうよ!」

    八幡「遠慮しとくわ」

    結衣「うぅ…」

    雪乃「それよりも夕食の支度をしないとね。
        比企谷君、台所を借りるわね」

    八幡「好きに使ってもらって構わんぞ」

    いろは「それでは、いろゆきクッキングスタートですっ」

    八幡「妙なネーミングだな」

    245 :

    川崎家

    小町・大志「「ちゅう…ちゅるるっ…ちゅるる」」

    小町「んっ! んちゅうぅぅぅ! れりゅっ、ちゅるるっ、んっ、んっ…」

    大志「んちゅ…ちゅるるっ…れろっ…んっ、んちゅ…」

    小町「ふうふう…んっ…くちゅ…れろれろ…くちゅり…くぷっくぷっ…れろれろ…」

    大志「んむぅぅぅぅぅぅぅぅ、ちゅる、れろ…ちゅるるっ、んちゅ、ちゅ、んちゅ…!」

    小町「んん…ふふぁ…はあはあ…くちゅくちゅ…ちゅぱ…ううん…はむ…」

    大志「んちゅ、んっ、んっ、んっ、んむぅ…」

    小町「はむ…はふはふ…はむ…ちゅぱぱ…ちゅぷ…れろれろ…」

    大志「ちゅる、んちゅ、ちゅるるっ、んっ、んっ…」

    小町「れろれろ…じゅる…くちゅくちゅ…じゅう…じゅる…ちゅるっ!」

    大志「んぐぅ…じゅるるっ…ぴちゃ…じゅぶっ…ちゅくちゅく…」 

    小町「はむ…ちゅるる…ぱくっ! じゅるじゅる…れろれろれろれろれろれろ!」

    大志「んぐっ、んぐっ、ぺろぺろっ、れりゅっ、んちゅるるるるっ!」

    小町「んっ、ちゅぷっ。んっ、ちゅっ…」

    大志「じゅぶ、じゅぶ、んっ、ぴちゃ、くちゅっ! んっ、んっ! ちゅく…!」

    小町・大志「「ぷはぁ!」」

    小町「大志くん、キス上手くなったねえ」

    大志「比企谷さんこそ凄いっすよ。あんなキス続けてたら、確実にイッてたっす」

    小町「あー、続けておけば良かったな。小町のキスで蕩ける所見てみたかったよ」

    大志「勘弁してくださいよ。ズボンの中が汚れるじゃないっすか」

    小町「小町は大志くんのキスでパンツの中がぐちょぐちょだよ」

    大志「その言葉だけで猿になれそうっす」

    小町「イキそうだったという事は、今ムラムラしてるって事だもんね」

    大志「比企谷さんもなんでしょ?」

    小町「そーだよ。大志くんのがビンビンになってるように小町のはヌルヌルになっているんだよ」

    大志「比企谷さんっ!」ガバッ

    小町「よしよし。我慢できなくなってきたんだね」ナデナデ

    大志「もっと抱きたいっす」

    小町「ゴムある?」

    大志「バッチリっす!」

    小町「交渉成立、だね♪」

    246 = 245 :

    >>245
    スマン。「同時刻・川崎家」だったわ

    248 :

    横から失礼するぜ。ハチマ○コことnikkolのpixivとtwitterのアカウント

    http://www.pixiv.net/member.php?id=2716600

    http://twitter.com/nikkol000

    「罵詈雑言も誹謗中傷もねじ伏せてやるからいつでもかかって来い」とのありがたいコメ付き!

    249 :

    同時刻・八幡のおうち

    いろは「できましたよー」

    八幡「うまそうだな」

    雪乃「間に合わせだけどね」


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