元スレ八幡「三浦と談笑」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
51 :
乙です!
いい雰囲気ですね
52 :
乙
こらまたややこしくなりそうな気配がプンプンと…大好物です!
53 :
焼き肉屋で12300円って高いの……?
54 :
焼き肉やの話はもうよろしい
55 :
>>34
何故高校受験?
56 :
焼肉屋エンド
57 :
三浦「ま~ね、あんた体調は平気?」
八幡「ああ、大丈夫かな」
三浦「ん、なら帰ろっか?」
八幡「なんか悪い…世話になったみたいで…」
三浦「あーしの方はいいけど、結衣には心配かけちゃだめだよ」
八幡「ん?」
三浦「着信がすごいから」
八幡「マジか…」
58 = 57 :
駅
三浦「んじゃ、あーしこっちだから」
八幡「おう…あ、三浦携帯番号教えてくれ」
三浦「は?」
八幡「だから携帯…」
三浦「なにそれ?ナンパしてんの?」
八幡「違うっての…昨日のお礼とか、お金とか返さないと駄目だろ。次落ち合うためだ」
三浦「あ~そういうことか~」
八幡「な?」
三浦「あんまり気のりしないけど…」ピピ
59 = 57 :
三浦「じゃあこれで完了…と、じゃね」
八幡「ああ、またな」
八幡「はあ……今から、由比ヶ浜に電話か…」
八幡「さて、どうするかな?怒ってるかな…」
--------------------------------------------------
大学の食堂
結衣「ビックリしてたんだからね?ヒッキー昨日から全然でないし…」
八幡「悪い…」
結衣「しかも、今日の一限目来ないし」
八幡「まあ体調悪くてな…」
結衣「お酒飲んだからでしょ?」
八幡「う…」
結衣「心配したんだからねっ?」
八幡「ご、ごめんな…由比ヶ浜」
結衣「うん…まあ、無事でよかったけど」
60 = 57 :
八幡(しまった…三浦のこと言うタイミング逃したな…)
結衣「それよりヒッキー、誰かと飲んでたの?」
八幡「え?」
結衣「お酒…」
八幡(なんか勘ぐってるな、由比ヶ浜…)
結衣「も、もしかしてさ…」
八幡「雪ノ下じゃないぞ」
結衣「じゃ、じゃあ…だれかな?」
八幡「……」
八幡「と、戸塚…」
61 :
はい、>>49のパターン入りましたー! 後の修羅場が楽しみです
乙
62 = 57 :
結衣「えっ?彩ちゃん?」
八幡「お、おう…」
結衣「あ、そうなんだ…よかった…」
八幡「…」(うわ…なんかまずったか?いや、でも大丈夫だよな?)
八幡(別に言う必要あるわけでもないし…)
結衣「久しぶりに積もる話とかしたんだ?」
八幡「まあ、したかな」(三浦とだけど…)
結衣「そっか~」
八幡「……」
結衣「あ、あとさ…ヒッキー」
八幡「なんだ?」
結衣「今日さ、講義終わったらデート…しない?久々だし…」
八幡「そ、そうだな…行くか」
結衣「うんっ!」
64 :
それから別の日 喫茶店
三浦「で、結衣とのデート楽しんだと…」
八幡「まあな」
三浦「なに?当てつけ?こっちうまくいってないからって」
八幡「そんなわけあるかっ」
三浦「ヒキオって、彼女できたからって性格さらに悪くなった?」
三浦「あ、元々悪いか」
八幡「おい…勝手に俺の悪口進めないでね…」
65 = 64 :
八幡「…まだ、葉山とはそのままか?」
三浦「ま、しばらく離れよってなったしね」
八幡「…」
三浦「これはあーしの予想だけど…雪ノ下さんのこと忘れられてないのかも」
八幡「なるほどな」
三浦「なんかわかんの?」
八幡「そりゃな、奉仕部でもそうだが、葉山の依頼もやったわけだし」
三浦「隼人って雪ノ下さんのこと好きだったのかな?」
八幡「かもな、少なくとも高校の時は」
66 = 64 :
八幡「でも卒業してからお前と付き合ったんだろ?」
三浦「うん」
八幡「あいつそんな中途半端なことする奴か?」
三浦「それはないと思う。だから、あーしのことはちゃんと考えてくれたと思うし」
八幡「なら大丈夫だろ。今疎遠なのとは関係ないかもな」
三浦「うん…だといいけどさ」
八幡「疑心暗鬼ってやつか?」
三浦「さあ…隼人が雪ノ下さん忘れられないのはこの際いいんだけどさ」
三浦「このまま別れるのかなって…」
八幡「三浦…」
67 = 64 :
三浦「そういう意味ではデートとかしてさ、いい感じじゃん」
八幡「う、うるせぇ…」
三浦「照れんなってのっ」
三浦「雪ノ下さんとは?」
八幡「まだなんもなってないな」
三浦「ふ~ん
68 = 64 :
八幡「時間おけば、普通に戻ると思ってるけどな」
三浦「あんたらって、けっこう信頼関係あるんだ」
八幡「ま、一応奉仕部とかいう面倒な部をやってたからな」
三浦「あれ、最悪に面倒な部活だったでしょ?」
八幡「まあ、他人の悩み聞いて解決に導くって感じだし」
三浦「そんなのやるんなら、サッカーとか自分の好きなことやりたいでしょ」
八幡「そりゃそうだ。今度、新婚さんのところにお邪魔して聞いてやる」
三浦「それいいじゃん、ちょっとおもしろそうだし」
71 :
三浦「ところで、今日はあんたの奢りでいいんだよね?」
八幡「ああ、いいけど」
三浦「じゃあ、メッチャ高い店にも連れていくし」
八幡「やめてください、破産してしまいます。そういや」
三浦「ん?」
八幡「この前の焼肉店好評だったぞ、由比ヶ浜に」
三浦「へえ、そりゃよかった」
八幡「高くてびっくりしてたけどな」
三浦「彼女と行くんならあれくらいするっての」
72 = 71 :
八幡「そうか?」
三浦「うん、だから今日はもう少し高い店にも」
八幡「やめてね?」
-------------------------------------
結衣「ヒッキー、こっちこっち」
八幡「おう…」
結衣「おう…って、もうちょっと元気出して行こうよっ!」
八幡「なんで図書館で勉強なんだ…あんまり気乗りしない…」
結衣「う…だってさあたし勉強できないし」
八幡「俺だって特別やってるわけじゃないぞ?」
結衣「二人の時間、もっと作ろうかなって思ってさ」
八幡「由比ヶ浜…」
結衣「ほら、ゆきのんと微妙な関係になっちゃったしさ…あたし達…」
73 = 71 :
八幡「微妙な関係ね…」
結衣「で、でもでも、最近はあたし達はいい感じじゃない?」
八幡「そうかもな」
結衣「そうかもなじゃなくってっ!いい感じでしょっ?」
八幡「はいはいいい感じですね」
結衣「なんでそんな適当な感じ!?」
八幡「図書館での勉強が面倒」
結衣「そこなの!?」
八幡(まあ、三浦とも話すようになって…気分は晴れてるか)
八幡(誰かに悩み打ち明けるのって…大切かもな…)
74 = 71 :
結衣「今度さ…ゆきのんと話してみない…?」
八幡「……」
結衣「やっぱりさ…会わないと…ずっと微妙なままだと思うし」
八幡「かもな…わかった」
結衣「うん、ありがとう、ヒッキー」
--------------------------------------
居酒屋
八幡「ていうことで、雪ノ下と会ってな…」
三浦「ふ~ん」
八幡「なんだ、興味なさそうな声で」
三浦「興味はあるけど…なんでまたあーしかと飲んでんの?」
三浦「そかも二人っきりとか…」
八幡「なんか俺たちで飲むのも普通になってきたな…」
三浦「ホントにね」
75 :
なんでしょうねこの微妙な逢引臭!
76 :
三浦「それで?どうだったん?」
八幡「まあ、一言で言えば……」
三浦「一言で言えば?」
八幡「うまく言った…と思うぞ」
三浦「マジで?」
八幡「マジマジ」
三浦「へえ~やるじゃん、ヒキオっ」
八幡「俺も緊張してたんだけどな…お互い微妙な関係になったの謝って終了した」
八幡「完全に解決したわけじゃないけどな」
77 = 76 :
三浦「そっか~良かったじゃん、ヒキオ。結衣も安心だし」
八幡「まあな」
三浦「…」
八幡「そっちは?葉山とはどうなんだ?」
三浦「隼人とは…別れた」
八幡「……そっか」
三浦「隼人は雪ノ下さんのこと忘れられないっていうのは本当だったし」
八幡「そうなのか?」
三浦「うん、隼人も肯定してた」
八幡「だから別れたのか?」
78 :
はよ、八幡とSEXの練習する展開はよ
79 = 76 :
三浦「うん、もう無理かなって思ってさ。あーしの方から」
八幡「……ま、いいんじゃねぇの」
三浦「簡単に言うし」
八幡「結果はどうなろうと前に進まないとな」
三浦「あんたの口からそんな言葉出るんだ」
八幡「お、俺だってたまには…」
三浦「結衣落としたから、やっぱり余裕あるでしょ」
八幡「いや、ないし」
80 = 76 :
八幡「俺も元気もらったしな、三浦に」
三浦「え、どういう意味よ」
八幡「由比ヶ浜のこと話聞いてくれただろ?あれ」
三浦「あ~気が楽になったってこと?」
八幡「そういうこと」
三浦「あんたって、悩み話す経験とか少なそうだしね~」
八幡「友達いなかったしな」
三浦「あんなもん普通の会話でしょ、元気づけてないし」
八幡「俺にとってはありがたかったんだよ、まさか三浦とこんなこと話すとも思わないし」
81 = 76 :
三浦「じゃあ…」
八幡「ん?」
三浦「今日はあーしの、隼人と別れた記念ってことで」
八幡「別れた記念ってなんだよ……」
三浦「とにかく慰めてもらうしっ」
八幡「言い方が卑猥ですって…」
三浦「とにかく乾杯」
八幡「いや、乾杯っておかしいよね?」
83 = 76 :
夜
八幡「お、おい…三浦、平気かよ」
三浦「平気、平気だって~!」フラフラ
八幡「いや、足もつれてるし…」
三浦「なによ~~!今日はあーしの慰め会でしょ~もっと元気だして祝え~~」
八幡「祝うんじゃなくて、元気づけるんだろ…たく」
三浦「そうだった~~あはは~~~」
八幡「ったく…葉山と別れたのに全然へこんでないし…」
三浦「あはは~~~」
八幡「さすが三浦って感じか…」
85 = 76 :
三浦「うへ…気分悪いし…」
八幡「じゃあ、なんか飲み物飲み物でも買ってくるな」
ガシ
三浦「……」
八幡「ん?三浦?」
三浦「…行かないで…」
八幡「三浦……?」
三浦「行かないでよ、ヒキオ…」ギュウ
ポロポロポロ
八幡「お、おい、三浦…!?」
86 = 76 :
三浦「なんで……うぐ…ぐすっ…」
八幡(三浦が泣いてる?さっきまで意気揚々と飲んでたのに…)
三浦「隼人…
87 = 76 :
三浦「隼人……なんで…なんで…」ポロポロ
八幡「三浦…お前…」
三浦「ぐすっ…!」
八幡「…」
八幡(なんだかんだで無理してたのか…)
八幡(そりゃそうか…)
八幡「三浦…行かないっての、心配すんな」
三浦「ヒキオ…」
八幡「俺にできることあるか?」
三浦「やけに優しいじゃん…」
88 = 76 :
八幡「今日はお前の慰め会なんだろ?」
三浦「ちょっとキュンときたし…ヒキオのくせに…」
八幡「マジですか…」
三浦「ていうか、もう終電だしさ…あそこ…」
八幡「え?あそこって…」
三浦「泊まっていこ…」
八幡「……」
89 = 76 :
ホテル
結衣『え~~!?ヒッキー今日帰って来れないの?』
八幡「す、すまん…飲んでたら…終電逃してさ…明日の朝には帰るから」
結衣『飲みすぎたら駄目だよっ!せっかく泊まりに来たのに…』
八幡「わ、悪い…俺の部屋は自由に使っていいからさ」
結衣『へへ…じゃあ、お言葉に甘えるねっ』
八幡「あんまり無茶しないでね?」
結衣『エッチな本がないか探しておくね』
八幡「ごめんなさい…やめてください…」
結衣『ダメ、それじゃあねっ』ピッ
八幡「…秘蔵のコレクション君は終わったか…」
90 = 76 :
三浦「ヒキオ…ジャワー空いたし…」
八幡「お、おう…」
三浦「入ってくる?」
八幡「今日はいいかな…とか」
三浦「汚いっての、入ってきな」
八幡「わかった…て、三浦下着は…?」
三浦「替えの下着なんかないし…しょうがないじゃん…」
八幡「…」
三浦「なに想像してんの変態」
91 = 76 :
三浦「結衣から?」
八幡「まあな…」
三浦「もう同棲状態なんだ?」
八幡「しっかり聞いてるんですね…」
三浦「うらやましい」
八幡「はあ…」
三浦「ていうか、あーしと会ってること話してないの?」
八幡「そうだな…タイミング逃してな」
三浦「バレたら大変じゃん」
八幡「そうなんですよね…」
92 = 76 :
三浦「今夜のことは黙っててあげるから…結衣には」
八幡「意味深げに言うのやめてね?泊まってるだけですからね?」
三浦「あーし、バスローブだし」
八幡「早く寝ろよ」
三浦「ノリ悪いっての」
八幡「ほっとけ」
三浦「あんた、結衣とこういう所入るの?」
八幡「ホテルは来ないな」
三浦「てことはヒキオの部屋か」
八幡「ま、まあ……」
93 = 76 :
八幡「とにかくもう寝ろよ…」
三浦「あ、話逸らしたし…」
八幡「俺、隣のベッド使うぞ?」
三浦「いいよ」
八幡「あっさりだな…」
三浦「あんた結衣いるじゃん、そういう意味では一番安心だし」
八幡「そうかもしれないけど…あんまこういうことするなよ」
三浦「うん…」
八幡「俺じゃなかったら、襲ってるぞ、多分」
三浦「じゃあ、今度する時もヒキオとするし」
八幡「いや、そういう意味じゃないからね…」
94 = 76 :
チッチッチッ
八幡「…」
三浦「…すやすや」
八幡「…予想以上にもやもやする…」
八幡(だ、大丈夫だ…俺は理性の塊…理性の塊…)
三浦「うん…ん…」
八幡「と、トイレ行こう…」
八幡「…こうして見ると…三浦って美人だな…」
八幡(なに考えてんだ、俺…)
八幡(ていうか由比ヶ浜に知れたら…いや、黙っとくのはルール違反か…?)
95 = 76 :
三浦「……隼人…」
八幡「…三浦……寝るか」
--------------------------------
三浦「き、昨日はごめん…色々と」
八幡「俺も、この間世話になったしな」
三浦「なんか誘惑まがいのこともしちゃったし…記憶あいまいだけど…」
八幡「あ~そういえば…」
三浦「あんま思い出さないでよ……」
八幡「照れてるあーしさんとか新鮮だな」
三浦「怒るよ」
八幡「すいませんでした…」
三浦「たく…そ、それじゃまた…ヒキオ…」
八幡「おう…またな…」
八幡(なんか微妙な雰囲気だった…)
96 = 76 :
しばらく経って…東京某所
葉山「久しぶりだな、比企谷」
八幡「そんなに前か?」
葉山「もう1年は会ってないように思えるが」
八幡「そういやそうか」
葉山「俺が東京に行ったからだけどね」
八幡「東大だもんな…」
葉山「ああ」
八幡「雪ノ下は?学校ではどうなんだ?」
葉山「学校で会うことなんてないからな、元気…というのは知ってるんだろ?」
八幡「まあな…」
97 = 76 :
葉山「君が結衣と付き合い始めたのは意外だったけど…俺にとっては良かったのかな」
八幡「おい…」
葉山「仲直りしたとも聞いたし、これでアプローチをかけられるかな」
八幡「おい…三浦は…」
葉山「優美子と別れたのは聞いてるのか?」
八幡「聞いてる」
葉山「仲がいいんだな」
八幡「ちょっとしたきっかけで、飲み仲間になっただけだよ」
葉山「そのあたりは俺がとやかく言えることじゃないな…優美子とは意志疎通がうまくいかなくてさ」
八幡「雪ノ下のことがまだ好きだったとも聞いてるぞ」
葉山「それも原因の一つではあるけど…優美子の方も俺に理想の彼氏を求めてきてたよ」
八幡「辛かったってことか?」
葉山「すこしね…」
98 = 76 :
八幡「それはお前が今まで演じすぎてたからじゃないのか?」
葉山「それを言われると頭が痛いな…否定ができないから」
八幡「その辺は俺がどうこう言えることじゃないけど…」
葉山「そう言ってもらえると助かるよ」
八幡「三浦のこと…好きだったのか?」
葉山「もちろんっ」
八幡「そっか…ま、俺が聞きたいのはそんくらいだ」
葉山「君は一体何のために東京まできたんだ…?」
八幡「俺もよくわかんねっ」
99 = 76 :
葉山「せっかく来たんだし、晩御飯でも一緒にどうだ?積もる話もあるだろう」
八幡「あるか…?」
葉山「ほら結衣とのなれ初めや、優美子の現状とかね」
八幡「はあ…まあいいか」
----------------------------------------
千葉
八幡「…帰りたい…」
三浦「ヒキオ…」
八幡「三浦…おう」
三浦「ここにいろって言ったでしょ、帰ろうとしてなかった?」
八幡「寒かったんで…」
三浦「隼人のところ行ってたの?」
八幡「知ってんの?」
三浦「隼人から聞いたから、だから帰宅中のあんたを駅前で止めたの」
100 = 76 :
三浦「余計な気を遣ってくれてさ…ホント、奉仕部の頃から変わらないみたいだね」
八幡「否定できない…でもな…」
三浦「へ?」
八幡「お前、泣いてただろ…だからな…ちょっと話聞いておこうかと思って」
三浦「…あんた、前にあーしのこと面倒見いいとか言ってたけどさ…」
八幡「そんなこと言ったっけ、否定はしないけど」
三浦「あんたも大概だと思うよ」
八幡「それ、喜んでいいのか…?」
三浦「さあ…あんまりよくないかもよ?」
八幡「やっぱり…?」
三浦「はあ…あんたさ…」
八幡「はい?」
三浦「あーしを惚れさせたいわけ?」
八幡「…はい?」
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