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元スレ洋榎「なぁ、京太郎」 京太郎「何?」
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洋榎「最近寒なってきたなぁ」
京太郎「もう十一月だからね」
京太郎「かぴーの部屋はいつでも暖かくしてるんだけどね」
洋榎「なんでなん?」
京太郎「寒いのが苦手だからだって」
洋榎「めっちゃお金かかるんちゃうん」
京太郎「そうなの?」
洋榎「わからんけど、ハンバーガー100個は軽くいくやろな」
京太郎「すごい……のかな?」
洋榎「……」ジー
京太郎「な、何?」
洋榎「あんた……うちの服似合いそうやな」
京太郎「……え?」
洋榎「うちの服似合いそうやな」
京太郎「何言ってるのかわかんない」
洋榎「うちの服似合いそうやな」
京太郎「そういう意味じゃないよ!」
洋榎「絹のでもええで」
京太郎「そういう問題でもないから!」
洋榎「……」ジリ
京太郎「なんでこっちににじり寄ってくるの?ねぇ!」
ドタバタ ガチャ
絹恵「何やってんの?」
洋榎「絹!京太郎のこと!抑えて!」
京太郎「いー!やー!だー!はなしてー!!!」
絹恵「嫌がってるけど?」
洋榎「京太郎にうちらの服着せよ!絶対似合うって!」
京太郎「絹ちゃん!助けて!」
絹恵「…………」
ニマ ガシ
洋榎「なんや!京太郎の味方か!」
京太郎「絹ちゃん信じてたよ!」
絹恵「……こうせな」グルグル
洋榎「紐!ナイスゥ!」
京太郎「裏切られた~~~~!!!!」
洋榎「さぁ、もう逃げられへんでー」
絹恵「どれにしよっかなぁー♪」
京太郎「ひぃぃっ!!」
絹恵「このフリフリなんどやろ?」
洋榎「あーかねもっぽいやつか。ええんちゃう、着る気無いし」
洋榎「フリフリなんやったらこのスカートは?あ、でもこれ時々あんた着てたっけ?」
絹恵「別に気にせんで。それやったら上これ着せたらええかも」
洋榎「ええやんええやん!」
京太郎「止めようよー!」
洋榎「」ニィ
絹恵「」ニコ
京太郎「ちょ、や、やめ
アーー…… …
京太郎「ひっぐ、ひどいよぉぉ……えぐ……」
洋榎「これは逸材やわ」
絹恵「やばい、鼻からリビドーが溢れそうや」
洋榎「これやったら京太郎やなくて京子ちゃんやな!」ケラケラ
絹恵「口調も違和感無いしなぁ」
洋榎「確かに女の子っぽいこと多いもんなぁ」
京太郎「」ピクリ
京太郎「…………やる」
洋榎「え?なんて?」
京太郎「ふ、不良になってやるーー!!」
洋榎「その前に写真とらせてなー」カシャリ
京太郎「おにぃぃぃぃぃ!!!!!」
―次の日―
洋榎「しっかし不良になるってどうするんやろな?」
絹恵「さぁ?」
洋榎「お、きたきた。おはよーさん」
京太郎「お、おっす」
洋榎「ぶっ!」
絹恵(かわいい」
京太郎「なんで笑うの!……笑うんだよ!!」
洋榎「あっはははははは!」
洋榎「はー、おもろいわ」
京太郎「ひどいよ……ひでぇ」
洋榎「大体それ口調が男っぽくなっただけで不良じゃないやん」
京太郎「え!?」
絹恵「確かに、不良ってもっとオラオラしてるっていうか」
京太郎「おら?」
洋榎「京太郎に不良っぽい言葉教えたろ。真似しいや」
京太郎「う、うん」
洋榎「何しとんじゃワレェ!!」
京太郎「なにしとんじゃわれー!」
洋榎「ぷ」
京太郎「ぶっとばすぞ!!」
洋榎「あはははは!!出来るやん!!この調子で仕込んだるわ」
─────────
──────
───
京太郎「ただいまー」
京太郎母「おかえり」
京太郎「今日の晩御飯何ー?」
京太郎母「今日はお鍋よ」
京太郎「やったぜ!」
京太郎母「……ぜ?」
--------------------------------------------------------
京太郎「さみぃー」
--------------------------------------------------------
京太郎「あーだりぃ」
京太郎母「…………」
京太郎母「京太郎、ちょっときなさい」
京太郎「何?」
京太郎母「そこに座りなさい」
京太郎「はいはい」
京太郎母「ねぇ、いつからそんなに口の悪い子になっちゃったのかしら」ガシ
京太郎「か、母さん、そこ、こめか、あだだだだだだだだだだだだだだだだ!!!!!!」
京太郎母「大丈夫、死なないわよ、力は緩めないけどね」ニコ
京太郎「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」
─────────
──────
───
京太郎母「なるほどね」
京太郎母「別に男っぽい口調は文句言わないわ、男の子だもの」
京太郎母「けどね、不良っぽい、というか口が悪いのは止めなさい」
京太郎母「クラスとか年上の男の子の口調を真似なさい」
京太郎母「……返事は?」ニコ
京太郎「は、はい」
京太郎母「さて、ちょっといってこなくちゃ」
京太郎「え?」
京太郎母「最近は体罰って駄目って言われてるけど、いけないことをした時はしてもいいって思ってるわ」
京太郎母「だってそうじゃないと……覚えられないことだってあるからね」ニコ
京太郎「ヒィッ!!」
バタン
ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛-----…
京太郎「」ガクガクガクガク
洋榎「おばちゃんヤバイわ」
京太郎「そうだな」
洋榎「おかんより怖いわ、ていうかおかんも怯えてた」
京太郎「う、こめかみに痛みが……」
洋榎「大人しい人を怒らせたらあかんってこういうことなんやな」
京太郎「ああ、あれは駄目。あんなお母さん初めてみた」
洋榎「そうか、うん、変な真似は出来んな、一生」
京太郎「うん」
洋榎「ていうか口調変わったな」
京太郎「お母さんからせっかく許可もらったんだ、やらなきゃ損だろ?」ハハハ…
洋榎(あかん、目がすわっとる)
洋榎(おばちゃんには逆らわんとこ)
京太郎「洋ちゃん絹ちゃん!サンタさんからプレゼント何もらった?俺ゲームもらった!」
絹恵「ああ、まだ知らんのか」
洋榎「無垢って怖いわー」
京太郎「?」
洋榎「あんな、サンタってのは」
絹恵「言うんか!?」
洋榎「……やめとくか」
京太郎「二人とも知ってるの!?」
洋榎「しっとる。でも話せんな」
京太郎「なんで!?」
洋榎「……うちからはなんとも言えんわ。それを言うのは様々な思いを裏切ることになるんや!」
絹恵「サンタ……頑張れ」
洋榎「まぁ、いずれ知るときがくる」
絹恵「真実を知っても泣いたらあかんで」
京太郎「泣くか!!」
洋榎「そんなことよりクリパや」
絹恵「せやな、普段食べれへん、美味しいもんが出てくんで」
京太郎「例えば?」
洋榎「名前聞いてびびんなや、まずはローストビーフ!」
京太郎「かっけー!知らないけど」
絹恵「次に七面鳥……は無理やろうからタンドリーチキン!」
京太郎「おお!」
洋榎「最後にピザや!」
京太郎「それは外食べに行ったら食べるし」
洋榎「アホか!ただのピザちゃうんやで!宅配ピザやで!店で食べれるんよりマズイんやで!」
京太郎「マズイのかよ!」
洋榎「だけどそれが癖になる。ジュースでかっこむとまた格別なんや」
京太郎「マックのハンバーガーみたいなものか」
洋榎「後はその他もろもろ」
京太郎「適当だなー」
絹恵「聞かされてないしな」
洋榎「それから最後にケーキ!」
絹恵「ブッシュ・ド・ノエルっていうケーキらしいわ」
京太郎「それは知ってる。毎年食べてるし」
洋榎「嘘、やろ……」
絹恵「私ら毎年やっすいショートケーキやったのに」
洋榎「うちは去年見てもうた、コンビニのケーキやったんを」
京太郎「こ、今年は食べられるじゃん」
絹恵「まぁせやけどな」
洋榎「須賀様様やわぁ」
京太郎「」テレテレ
洋榎「あんたの力ちゃうけどな」
京太郎「なんか知らない子うちにいるんだけど」
洋榎「うちら親友やな!」
絹恵「手のひらドリルみたいに回ってんな」
洋榎「うおぉぉ、美味そう」
絹恵「なんかこんだけ綺麗に盛り付けられたん食べるんもったいないわ」
京太郎「俺は食べるよ」
洋榎「うちも遠慮無くいくで、絹の分も食べといたるわ」
絹恵「食べへんなんていってへんやろ!」
京太郎「俺ピザから!」
洋榎「タンドリーチキンやろ!」
絹恵「最初は普通にサラダからかなー」
京太郎母「なんで手洗ってないのに手をつけようとしてるのかしら?」
京洋絹「「「すぐに手を洗ってまいります!」」」
京太郎母「素直でいいわぁ」
雅枝「……私も手洗ってこよ」
愛宕父「うちの娘らこんな聞き分けよかったっけ?」
京太郎父「まぁまぁ、あ、注ぎますよ」
愛宕父「どもども」
洋榎「このスパイス!たまらんわ!」
京太郎「んー!ジャンクフードさいこー!」
絹恵「揚げ物もおいしいわ」
洋榎「そんでジュースを一気に……」
京洋絹「「「飲む!」」」ゴクゴクゴク
京洋絹「「「ぷはぁ!もういっぱい!」」」ダン!
京太郎母「飲みすぎちゃ駄目よー」トクトク
雅枝「あ、ローストビーフ美味しいわ」
愛宕父「んっ、んっ、んっ、ぷはぁー。やっぱビールはいいですなぁ」
京太郎父「ですねぇ。しかも今日はパーティーだからいくら飲んでも「あなたは3杯までよ」……はい」
愛宕父「はっはっはっ、大変ですな」
雅枝「あんたも飲みすぎたら道路ほっぽってくで」
愛宕父「辛いですなぁ……」
京太郎父「ですね……」
л
かぴー「(  ̄ *)」トコトコ
洋榎「お、宴に誘われてきよったで」
京太郎「ほら、かぴーにもちょっと分けてやるよ。人参スティックだけど」
л
かぴー「(  ̄ *)―」ボリボリ
絹恵「はぁ、かわええなぁ」
京太郎「美味しかったか?」ナデナデ
л
かぴー「(  ̄ *)♪」
洋榎「よーしよしよし……って、さらに毛かたなってんな」
絹恵「確かに」
л
かぴー「(  ̄ *)キューイ♪」
洋榎「お、気持ちよかったんか」
愛宕父「そいつが噂に聞いてたカピバラか。ちょい触らせてぇや」ノシノシ
л
かぴー「(  ̄ *)ゴッゴッゴッ」
洋榎「おとん、警戒されてるわ。近寄らんといて」
愛宕父「……嘘やろ」ガーン
京太郎父「大丈夫ですよ、俺も最初警戒されてましたから」ポン
愛宕父「それ慰めになってんの?」
京太郎父「今ではほら」スッ
л
かぴー「(  ̄ *)ゴッゴッゴッ」
京太郎「あ、警戒してる。近寄らないでね」
京太郎父「…………」
愛宕父「ドンマイ」ポン
雅枝「そろそろケーキ切ろか」
洋榎「きたきた!」
京太郎母「みんな飲み物何欲しい?」
京洋「「牛乳!」」
絹恵「紅茶で」
京太郎父「俺コーヒー」
愛宕父「俺もや」
雅枝「私は紅茶で」
京太郎母「はーい」
洋榎「おー、これが噂に聞く……」
絹恵「美味しそうやね」
京洋絹「「「いっただっきまーす」」」
絹恵「もぐもぐ……美味しい!」
洋榎「美味いんやけど……」
京太郎「なんか嫌だった?」
洋榎「そうやないねん。ただ……これちょっと豪華に見えるチョコロールケーキやん」
愛宕父「言ってはならんことを」
雅枝「な?洋榎にはコンビニケーキで十分やろ?」
洋榎「そんで去年コンビニのやったんか!?」
雅枝「うまいうまいゆうて食ってたやつどこやろなー……あ、確かこのアホ面やわ」
洋榎「記憶にございません」
京太郎「バレバレなのに!?」
洋榎「あー美味かった」
雅枝「来年はコンビニのチョコケーキでええやろ」
愛宕父「せやな」
洋榎「聞こえてんでー」
絹恵「お姉ちゃんだけにしてな。私は無粋なこと言ってないし」
洋榎「姉を売るんか!?」
京太郎「うちで食べればいいじゃん」
洋榎「心の友よ!京太郎だけがうちの味方や」ダキ!
京太郎母「この調子だと毎年今日みたいになると思うから心配しなくていいのにねー」
京太郎父「そうだな……京太郎にこんな友達が出来て良かった」
京太郎の口調が男っぽく、時々素にもどる感じになりました
今日の投下は以上です
次回も二本立て
年明け、京太郎と洋榎のお遊びです
火曜に投下します
でわでわー
おつ
女の人って女装させるの好きだよね……
小学校低学年のときに姉の友人に女装させられた嫌な思い出が蘇る
あと年明けのお遊びで真っ先に姫始めが浮かんだ俺はきっと心が汚れてるんだろうな
女の人って女装させるの好きだよね……
小学校低学年のときに姉の友人に女装させられた嫌な思い出が蘇る
あと年明けのお遊びで真っ先に姫始めが浮かんだ俺はきっと心が汚れてるんだろうな
乙です
友達というか義娘になりそうな勢いですけどね
知識が足りないから、本番しても本番じゃないと言い張るんだな(迷推理)
友達というか義娘になりそうな勢いですけどね
知識が足りないから、本番しても本番じゃないと言い張るんだな(迷推理)
このまま女の子っぽく育った京太郎も見てみたい気もする
大人になっても洋榎に振り回せれつつもここぞではリードしてくれる感じで
いやまあただの妄想だけど
おつ
大人になっても洋榎に振り回せれつつもここぞではリードしてくれる感じで
いやまあただの妄想だけど
おつ
了解
そろそろズボン脱ごうかと思ってたが、日がかわってからにするか
そろそろズボン脱ごうかと思ってたが、日がかわってからにするか
夜中以降投下了解
それ以外って初めてが後ろとかレベル高すぎだろ(驚愕)
それ以外って初めてが後ろとかレベル高すぎだろ(驚愕)
京太郎「なぁ」
洋榎「なんや?」
京太郎「もう大晦日じゃん?」
洋榎「せやなぁ」
絹恵「まぁなぁ」
浩子「ガキつかが待ちきれんのか?」
京太郎「楽しみだけど……そうじゃなくて、こんなダラダラしてていいのかって」
洋榎「ええやろ」
浩子「こたつぬくいしなぁ、動きたくないっちゅうか」
絹恵「みかん食べる?」
京太郎「ありがとう」
京太郎「いやいやいや、なんかしようよ」
洋榎「親どもは買い物いっとるしやりたい放題やな!」
浩子「確かに」
絹恵「何かって何するん?」
京太郎「……ゲームとか」
浩子「別の部屋やろ?寒い部屋で線抜いて持ってこなあかんで。誰が取りにいくん?」
洋榎「言いだしっぺやろ」
絹恵「言いだしっぺかな」
京太郎「こういう時の連携すげぇ!……別のにしよう」
洋榎「ちょっといってくるだけやん」
京太郎「じゃあ洋ちゃんが行って」
洋榎「……別のにしよか」
洋榎「麻雀しようや!」
京太郎「雀卓も別の部屋じゃん」
洋榎「マットがあるやろ。あれやったらさっと取ってこれるし」
絹恵「それも隣の部屋やと思うんやけど」
浩子「私は嫌やで」
洋榎「ほら誰か取ってきいや」ゲシ
京太郎「あいた!この」ゲシ
浩子「それ私の足や!やりかえしたる」ゲシ
絹恵「あたたたた!私なんもしてないのに何回も蹴られてる!!」
洋榎「じゃんけんやな」
浩子「それしかないやろ」
京太郎「絶対に勝つ」
絹恵「負けへんで!」
四人「「「「じゃんけんぽん!」」」」
京太郎「負けた!?」
洋榎「ガッデム!!」
浩子「あんたら単純やから出す手わかったわ」ニヤ
絹恵「まぁ……」
京太郎「洋ちゃん……容赦はしないぜ」
洋榎「負けるわけにはいかん」
京洋「「じゃんけんぽん!!」」
京太郎「よっしゃ!!」
洋榎「嘘やろ!?」
洋榎「くそぉ……うぅー、こたつから出たない……」
浩子「はよ」
絹恵「負けたんやしな」
京太郎「……いいよ、俺が取ってくる。洋ちゃんは座ってて」スク
洋榎「いや、それはあかんわ、うちが負けたんやし」スク
京太郎「いいから」タッタッ バタン
洋榎「あ……」
絹恵「やっぱ京太郎君ええ子やなぁ」
浩子「天使がハート貫いていったで、ズキューンって」ニヤニヤ
洋榎「な、何いっとるんや!そんなわけあるか!!!!」
雅枝「なんや麻雀やっとるんか」
洋榎「まぁ暇やったからな」
絹恵「テレビも今は面白いのないし」
雅枝「……よし、次の半荘の上位二人にはそばに乗っけるえび天一本増やしたろ」
京洋「「!!」」ガタ!
浩子「ちょ!揺らすなや!」
絹恵「頑張らなな」
京太郎「今日こそは二位になってみせる」
絹恵「一位は目指さんねんな」
京太郎「まだ洋ちゃんに勝てるほど自惚れてない」
浩子「私らには勝てるっちゅうことか?」
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