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元スレ提督「不知火って戦艦がクソ強そう」不知火「え?」
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砲塔やら錨でブン殴るSSは良くみるけど駆逐艦がスレッジハンマーでブン殴るのは初めて見た。新しいな!
>>356
さながら奴隷の読み物を読んでやってる気分になってる豚貴族かな
さながら奴隷の読み物を読んでやってる気分になってる豚貴族かな
対人型兵器でこの容赦の無さだ
対人外だったらもっと悲惨なものになるんだろうな
対人外だったらもっと悲惨なものになるんだろうな
司令部
大淀「え、演習で5隻大破って……」
大淀「何やったんですか?」
陸軍提督「スレッジハンマーで殴っただけだ」
陸軍提督「駆逐艦でこの威力だから、戦艦にもやらせたら多分死んでいたな」
大淀「あの、12.7cm砲は無かったんですか?」
陸軍提督「あったぞ」
大淀「それを使って戦って下さいよ!」
陸軍提督「戦車に小銃を撃ちかけるバカは陸軍には居ない」
陸軍提督「それに、既存の武器兵器が効かぬと成れば、効くか効かないかを考えねばいかん」
大淀「だからってトンカチで殴るなんて聞いたこと有りませんよ!」
陸軍提督「俺が初めてやったからな」
陸軍提督「そもそもの話、海軍の戦い方は些か艦娘に適応しておらんのだ」
陸軍提督「俺がこの鎮守府に配属されたのも海軍もそう思い新しい戦術と艦娘の活用法を考えてのことだろう」
大淀「ですが私達は艦艇ですよ!土建屋じゃありません!」
大淀「帝国海軍の何恥じぬような戦い方という物がある筈です!」
大淀「それに、演習で大破して入渠なんて前代未聞です!」
陸軍提督「別に入渠で治るのであればドンドン怪我をして学んで行く方が良いだろう」
陸軍提督「取り敢えず、報告は以上だ」
大淀「あ、ちょっと!もう!!」
入渠
長門「まさか、ハンマーでボコボコにされるとはな……」
瑞鶴「マナリアよりも酷い目にあった気がするわ」
翔鶴「降伏したのに……」
北上「と、言うか演習弾と被弾部位に寄る損害報告じゃないのね~」
大井「此方はそうでしたけあっちが違ったんです!!」
長門「だが、中々良い経験に成ったじゃないか」
北上「そうは言うけど、人間だったら私確実に死んでましたよ?」
北上「やっぱり駆逐艦はウザイ」ハァー
大井「そもそも、提督も提督です!」
大井「敵があんな作戦を考えてるなんて一言も教えてくれないせいで!!」
翔鶴「流石に、提督もあんな作戦があるとは思ってなかったのでは?」
瑞鶴「桟橋の提督さん、今までに見たこと無い顔してたもんね」
長門「私はアレに似た顔を何度か見たぞ」
翔鶴「えぇ?」
長門「大型建造でお前達を出そうとした時は正にあんな顔だったな」
翔鶴「……ご迷惑おかけしました」
大淀「え、演習で5隻大破って……」
大淀「何やったんですか?」
陸軍提督「スレッジハンマーで殴っただけだ」
陸軍提督「駆逐艦でこの威力だから、戦艦にもやらせたら多分死んでいたな」
大淀「あの、12.7cm砲は無かったんですか?」
陸軍提督「あったぞ」
大淀「それを使って戦って下さいよ!」
陸軍提督「戦車に小銃を撃ちかけるバカは陸軍には居ない」
陸軍提督「それに、既存の武器兵器が効かぬと成れば、効くか効かないかを考えねばいかん」
大淀「だからってトンカチで殴るなんて聞いたこと有りませんよ!」
陸軍提督「俺が初めてやったからな」
陸軍提督「そもそもの話、海軍の戦い方は些か艦娘に適応しておらんのだ」
陸軍提督「俺がこの鎮守府に配属されたのも海軍もそう思い新しい戦術と艦娘の活用法を考えてのことだろう」
大淀「ですが私達は艦艇ですよ!土建屋じゃありません!」
大淀「帝国海軍の何恥じぬような戦い方という物がある筈です!」
大淀「それに、演習で大破して入渠なんて前代未聞です!」
陸軍提督「別に入渠で治るのであればドンドン怪我をして学んで行く方が良いだろう」
陸軍提督「取り敢えず、報告は以上だ」
大淀「あ、ちょっと!もう!!」
入渠
長門「まさか、ハンマーでボコボコにされるとはな……」
瑞鶴「マナリアよりも酷い目にあった気がするわ」
翔鶴「降伏したのに……」
北上「と、言うか演習弾と被弾部位に寄る損害報告じゃないのね~」
大井「此方はそうでしたけあっちが違ったんです!!」
長門「だが、中々良い経験に成ったじゃないか」
北上「そうは言うけど、人間だったら私確実に死んでましたよ?」
北上「やっぱり駆逐艦はウザイ」ハァー
大井「そもそも、提督も提督です!」
大井「敵があんな作戦を考えてるなんて一言も教えてくれないせいで!!」
翔鶴「流石に、提督もあんな作戦があるとは思ってなかったのでは?」
瑞鶴「桟橋の提督さん、今までに見たこと無い顔してたもんね」
長門「私はアレに似た顔を何度か見たぞ」
翔鶴「えぇ?」
長門「大型建造でお前達を出そうとした時は正にあんな顔だったな」
翔鶴「……ご迷惑おかけしました」
執務室
陸軍提督「今回の演習における講評だが」
陸軍提督「100点満点中で言えば50点だろう」
陸軍提督「初めてにしては上手く言ったが、それは向こうも初めてだからだ」
陸軍提督「次に、改善案についてだ。今回、最も被弾が多かったのは加賀だな」
加賀「はい」
陸軍提督「何故、貴様が一番狙われた?」
加賀「はい。私達は制空権を一番とします」
加賀「航空母艦は制空権支配を左右する最も重大な立場に有る船で」
加賀「空母を失えば、戦闘では7割勝ったも同然と言えます」
加賀「故に、私が最も狙われました」
陸軍提督「うむ。では、今後はどのような改善策が有るか」
加賀「まずは制空権を取られない。最低でも拮抗状態にしなければいけません」
加賀「現段階では戦闘機を多めに積みましたが、この様な結果になりました」
加賀「なので、今後は全スロット戦闘機にして制空権確保を念頭に置く形にするべきかと」
陸軍提督「うむ。その通りだ。航空機の配備はこちらで検討する」
陸軍提督「次、戦艦」
武蔵「我々は盾としての役割は十分ではないが、果たせていたと思う」
武蔵「ただし、戦闘の大部分は対空戦闘であった。故に、徹甲弾よりも三式弾を中心とし、対空砲を増強するべきだと思う」
霧島「それか、空母をもう一隻増やして制空権確保を確実にしてしまうのがよいでしょう」
霧島「盾役が減り、弱点が増えますが、攻撃機による攻撃という手段も獲得できます」
陸軍提督「うむ。だが、新規戦力の投入も考えていく」
陸軍提督「摩耶」
摩耶「レーダーと対空砲火の組み合わせは良かったんだけど、どうしても対空砲火が弱くなっちゃうんだよな、あ、です」
摩耶「もう1スロットあれば、対空砲も増強可能なんですがね」
陸軍提督「どうすれば増える?」
摩耶「経験を積んでレベルを上げてけば改造可能になります」
摩耶「最近じゃ、改ニって呼ばれる更に強化出来る様になったんですが、此方もやっぱり経験積んだベテラン艦じゃないと無理です」
陸軍提督「成る程。では、摩耶は自身の経験を積む事が課題だ、と言うことだな」
摩耶「うっす」
陸軍提督「駆逐艦」
不知火「敵艦隊後方より近付ければ、後は殴るだけです」
不知火「ですが、ハンマーの強度が少し不安でした」
清霜「あ~長門さんにハンマー殴られた時、ミシミシ言ってましたね」
陸軍提督「ハンマーの威力はどうだった?」
清霜「私的にはもう少し短くても良いと思いました!」
不知火「私達には柄が少し長過ぎました」
不知火「それと、空母や戦艦といった大型艦だと、ハンマーの威力が少し足らず、体勢の立て直しが速いです」
陸軍提督「今回の演習における講評だが」
陸軍提督「100点満点中で言えば50点だろう」
陸軍提督「初めてにしては上手く言ったが、それは向こうも初めてだからだ」
陸軍提督「次に、改善案についてだ。今回、最も被弾が多かったのは加賀だな」
加賀「はい」
陸軍提督「何故、貴様が一番狙われた?」
加賀「はい。私達は制空権を一番とします」
加賀「航空母艦は制空権支配を左右する最も重大な立場に有る船で」
加賀「空母を失えば、戦闘では7割勝ったも同然と言えます」
加賀「故に、私が最も狙われました」
陸軍提督「うむ。では、今後はどのような改善策が有るか」
加賀「まずは制空権を取られない。最低でも拮抗状態にしなければいけません」
加賀「現段階では戦闘機を多めに積みましたが、この様な結果になりました」
加賀「なので、今後は全スロット戦闘機にして制空権確保を念頭に置く形にするべきかと」
陸軍提督「うむ。その通りだ。航空機の配備はこちらで検討する」
陸軍提督「次、戦艦」
武蔵「我々は盾としての役割は十分ではないが、果たせていたと思う」
武蔵「ただし、戦闘の大部分は対空戦闘であった。故に、徹甲弾よりも三式弾を中心とし、対空砲を増強するべきだと思う」
霧島「それか、空母をもう一隻増やして制空権確保を確実にしてしまうのがよいでしょう」
霧島「盾役が減り、弱点が増えますが、攻撃機による攻撃という手段も獲得できます」
陸軍提督「うむ。だが、新規戦力の投入も考えていく」
陸軍提督「摩耶」
摩耶「レーダーと対空砲火の組み合わせは良かったんだけど、どうしても対空砲火が弱くなっちゃうんだよな、あ、です」
摩耶「もう1スロットあれば、対空砲も増強可能なんですがね」
陸軍提督「どうすれば増える?」
摩耶「経験を積んでレベルを上げてけば改造可能になります」
摩耶「最近じゃ、改ニって呼ばれる更に強化出来る様になったんですが、此方もやっぱり経験積んだベテラン艦じゃないと無理です」
陸軍提督「成る程。では、摩耶は自身の経験を積む事が課題だ、と言うことだな」
摩耶「うっす」
陸軍提督「駆逐艦」
不知火「敵艦隊後方より近付ければ、後は殴るだけです」
不知火「ですが、ハンマーの強度が少し不安でした」
清霜「あ~長門さんにハンマー殴られた時、ミシミシ言ってましたね」
陸軍提督「ハンマーの威力はどうだった?」
清霜「私的にはもう少し短くても良いと思いました!」
不知火「私達には柄が少し長過ぎました」
不知火「それと、空母や戦艦といった大型艦だと、ハンマーの威力が少し足らず、体勢の立て直しが速いです」
陸軍提督「ではハンマーの改良も視野に入れよう」
陸軍提督「それはそうと、敵方に潜水艦が居たな」
陸軍提督「潜水艦の活用は?」
霧島「本来の目的であれば、一番最初に先行して敵前衛艦隊の露払いですね」
霧島「混乱している場所に第二艦隊の水雷戦隊が切り込み、敵前衛艦隊及び本隊に打撃を与えます」
霧島「そして、第一艦隊が突入して艦隊決戦を持って決着を着けるのが、我が海軍の方針です」
陸軍提督「成る程。奴は一旦水に入られると見分けがつかんな」
霧島「一応、水中短針で探しますが、戦闘が始まりうるさくなると……」
陸軍提督「成る程……」
陸軍提督(水中から海中に引きずり込んで眼や耳、頸動脈等を攻撃させればいけるかもしれんな)
陸軍提督「貴様等艦娘は水上に引き込まれるとどうなる?」
不知火(あ、余分なこと考えてる!)
霧島「ま、まぁ、息苦しかったり行動が極端に鈍りますし、勿論砲撃は出来ませんが、死にはしませんよ」
陸軍提督「深海棲艦共は?」
霧島「……分かりませんが、砲雷撃戦は全て水上で此処なうので多分、我々と同じかと」
陸軍提督「成る程。分かった」
あきつ丸(潜水艦をゲリコマ部隊にする気でありますかな?)
加賀(何だろう、提督が恐ろしいことを考えているような気がしてならない)
武蔵(今回、敵の潜水艦は何もしないうちに戦闘を終了してしまったから)
武蔵(本来は最も恐るべき存在である)
陸軍提督「では、各員の成すべき事を胸に明日からよりいっそうの訓練に励むように」
艦娘`s「「「了解!!」」」ビシッ
陸軍提督「うむ」ビシッ
甘味処間宮
陸軍提督「羊羹をくれ」
間宮「あ、憲兵隊の」
陸軍提督「憲兵ではない。羊羹を8つ」
陸軍提督「7つと1つで別けてくれ」
間宮「ごめんなさい、憲兵さん」
間宮「この羊羹、1日に作れる量が限られているので出来れば1人1本までってお願いしているの」
間宮「この間は、言い忘れてて。アイスクリームはどうかしら?」
間宮「此方は量の指定はないの」
陸軍提督「ではそっちを」
間宮「大きさはどうします?」
陸軍提督「バケツ9つ。1つは別にしてくれ」
間宮「は、はぁ」
間宮(駆逐艦の子達がバケツを皆でお小遣い出し合って買っていって数日に分けて食べる量なんだけど……)
陸軍提督「それはそうと、敵方に潜水艦が居たな」
陸軍提督「潜水艦の活用は?」
霧島「本来の目的であれば、一番最初に先行して敵前衛艦隊の露払いですね」
霧島「混乱している場所に第二艦隊の水雷戦隊が切り込み、敵前衛艦隊及び本隊に打撃を与えます」
霧島「そして、第一艦隊が突入して艦隊決戦を持って決着を着けるのが、我が海軍の方針です」
陸軍提督「成る程。奴は一旦水に入られると見分けがつかんな」
霧島「一応、水中短針で探しますが、戦闘が始まりうるさくなると……」
陸軍提督「成る程……」
陸軍提督(水中から海中に引きずり込んで眼や耳、頸動脈等を攻撃させればいけるかもしれんな)
陸軍提督「貴様等艦娘は水上に引き込まれるとどうなる?」
不知火(あ、余分なこと考えてる!)
霧島「ま、まぁ、息苦しかったり行動が極端に鈍りますし、勿論砲撃は出来ませんが、死にはしませんよ」
陸軍提督「深海棲艦共は?」
霧島「……分かりませんが、砲雷撃戦は全て水上で此処なうので多分、我々と同じかと」
陸軍提督「成る程。分かった」
あきつ丸(潜水艦をゲリコマ部隊にする気でありますかな?)
加賀(何だろう、提督が恐ろしいことを考えているような気がしてならない)
武蔵(今回、敵の潜水艦は何もしないうちに戦闘を終了してしまったから)
武蔵(本来は最も恐るべき存在である)
陸軍提督「では、各員の成すべき事を胸に明日からよりいっそうの訓練に励むように」
艦娘`s「「「了解!!」」」ビシッ
陸軍提督「うむ」ビシッ
甘味処間宮
陸軍提督「羊羹をくれ」
間宮「あ、憲兵隊の」
陸軍提督「憲兵ではない。羊羹を8つ」
陸軍提督「7つと1つで別けてくれ」
間宮「ごめんなさい、憲兵さん」
間宮「この羊羹、1日に作れる量が限られているので出来れば1人1本までってお願いしているの」
間宮「この間は、言い忘れてて。アイスクリームはどうかしら?」
間宮「此方は量の指定はないの」
陸軍提督「ではそっちを」
間宮「大きさはどうします?」
陸軍提督「バケツ9つ。1つは別にしてくれ」
間宮「は、はぁ」
間宮(駆逐艦の子達がバケツを皆でお小遣い出し合って買っていって数日に分けて食べる量なんだけど……)
長門提督執務室
陸軍提督「居るか!」ドンドン
長門提督「い、居ます!」ガチャッ
陸軍提督「演習、ありがたい。現在抱えている問題と解決案を探れる」
長門提督「い、いえ、我が艦隊でお役に立てて……」
陸軍提督「今日のお礼だ。これを食べてくれ」
陸軍提督「羊羹はどうやら個数制限があったらしくてな」
陸軍提督「一人一つある」
長門提督(一人一つのバケツアイス)
長門提督(1つ約5リットル!)
長門提督(戦艦クラスですら全部食べきるのに1週間を費やすのに!)
陸軍提督「また、演習の機会があったら頼む」
長門提督「え、ええ」
陸軍提督「それでは失礼する」ガチャ
工廠
陸軍提督「工廠長!」
明石「は~い、って憲兵さんじゃないですか」
明石「聞きましたよ、スレッジハンマーで戦艦と空母を倒したんですってね」
陸軍提督「ああ。それで、スレッジハンマーを何本か欲しいのだ」
陸軍提督「必要な資源は言ってくれ。それと、これは今日の礼だ」つ
明石(伊良湖特製バケツアイス!?)
陸軍提督「工廠は暑いだろう」
陸軍提督「それでスレッジハンマーについてだ」
陸軍提督「あれをステンレス製にして欲しい」
陸軍提督「柄を短くして、駆逐艦が振り回しやすいようにして欲しい」
陸軍提督「あと、ハンマーの後ろを斧のようにして欲しい」
陸軍提督「警察系の特殊部隊が使う破砕用ハンマーの様な形にして欲しい」
陸軍提督「出来るか?」
明石「出来ますけど……何故にハンマー?」
陸軍提督「一番威力が有るからだ」
陸軍提督「戦艦に駆逐艦の砲撃は効かんが駆逐艦が全力でぶつかればダメージを受ける」
陸軍提督「更に、外装に被害が無くとも内装は酷いものだ」
陸軍提督「勿論、駆逐艦がぶつかる訳にはいかんから、ハンマーで殴らせるのだ」
陸軍提督「刃を付ける理由は、長門が駆逐艦のハンマーを拳で受け止めたからだな」
陸軍提督「斧状ならば、殴った拳ごと切り落とせるからな」ハッハッハ
明石(想像したら凄い寒い映像が……)ブルッ
陸軍提督「居るか!」ドンドン
長門提督「い、居ます!」ガチャッ
陸軍提督「演習、ありがたい。現在抱えている問題と解決案を探れる」
長門提督「い、いえ、我が艦隊でお役に立てて……」
陸軍提督「今日のお礼だ。これを食べてくれ」
陸軍提督「羊羹はどうやら個数制限があったらしくてな」
陸軍提督「一人一つある」
長門提督(一人一つのバケツアイス)
長門提督(1つ約5リットル!)
長門提督(戦艦クラスですら全部食べきるのに1週間を費やすのに!)
陸軍提督「また、演習の機会があったら頼む」
長門提督「え、ええ」
陸軍提督「それでは失礼する」ガチャ
工廠
陸軍提督「工廠長!」
明石「は~い、って憲兵さんじゃないですか」
明石「聞きましたよ、スレッジハンマーで戦艦と空母を倒したんですってね」
陸軍提督「ああ。それで、スレッジハンマーを何本か欲しいのだ」
陸軍提督「必要な資源は言ってくれ。それと、これは今日の礼だ」つ
明石(伊良湖特製バケツアイス!?)
陸軍提督「工廠は暑いだろう」
陸軍提督「それでスレッジハンマーについてだ」
陸軍提督「あれをステンレス製にして欲しい」
陸軍提督「柄を短くして、駆逐艦が振り回しやすいようにして欲しい」
陸軍提督「あと、ハンマーの後ろを斧のようにして欲しい」
陸軍提督「警察系の特殊部隊が使う破砕用ハンマーの様な形にして欲しい」
陸軍提督「出来るか?」
明石「出来ますけど……何故にハンマー?」
陸軍提督「一番威力が有るからだ」
陸軍提督「戦艦に駆逐艦の砲撃は効かんが駆逐艦が全力でぶつかればダメージを受ける」
陸軍提督「更に、外装に被害が無くとも内装は酷いものだ」
陸軍提督「勿論、駆逐艦がぶつかる訳にはいかんから、ハンマーで殴らせるのだ」
陸軍提督「刃を付ける理由は、長門が駆逐艦のハンマーを拳で受け止めたからだな」
陸軍提督「斧状ならば、殴った拳ごと切り落とせるからな」ハッハッハ
明石(想像したら凄い寒い映像が……)ブルッ
スレッジハンマーってあれか、ホームセンターの奥のほうで鉈とかと一緒に売ってるような。
絶対脳ミソ出ただろw
絶対脳ミソ出ただろw
明石の所に持って行ったのは別に考えても約40リットルのアイス(5リットルバケツ×8つ)を一人でよく運んだな……
ってか戦艦は1週間でアイス5リットル食うのか
ってか戦艦は1週間でアイス5リットル食うのか
>>370
デッドライジングとかで武器になるくらいだしね
デッドライジングとかで武器になるくらいだしね
陸軍提督「それと、何時でも良いが大型のファイティングナイフを用意してくれ」
明石「ナイフですか?」
陸軍提督「ああ、そうだ」
陸軍提督「潜水艦が魚雷を撃つだけじゃ詰まらんと思ってな」
明石(詰まる詰まらんは憲兵さんが決めることじゃないと思います!)
明石「しかし、憲兵さんの艦隊には駆逐艦は居ませんよね?」
陸軍提督「まるゆと言うのが居るから上に掛けあって1人寄越して貰う」
明石(確か、まるゆってかなり使えないって話を聞いたんですけど……)
明石(まぁ、運用するのは憲兵さんだから良いか)
明石(必要分の資材をくれるって話ですし)
陸軍提督「では、資材を見積もって後でお送りします」
陸軍提督「ああ。あと、新しく空母を手に居入れるにはどうすれば良い?」
明石「手っ取り早くするには建造ですね」
明石「建造をする際は司令部に建造届け出して下さいね」
明石「若干の資源支給がありますよ」
陸軍提督「航空機を作るのは?」
明石「そちらは開發です。コチラも司令部に開發届けを出すと支給がありますよ」
陸軍提督「了解した。取り敢えずはスレッジハンマーを頼む」
明石「ええ、分かりました」
執務室
陸軍提督「さて、建造と開發のやり方はわかった」
あきつ丸「早速開発しますか?」
陸軍提督「うむ。不知火は開發を司令部に開発届けを出しに行ってくれ」
陸軍提督「開発が許可され次第、戦闘機を開発してくれ」
不知火「了解」
加賀「では、私が開發に行った方が良いですね」
陸軍提督「何故だ?」
加賀「駆逐艦である不知火には航空機を製造する時に妖精に要望が伝えられないからです」
加賀「同様に私の場合は魚雷や大型砲の建造は不可能です」
陸軍提督「成る程。しかし、その妖精とはなんだ?」
加賀「ええ、詳しくは分からないのですが、我々が活動する時に常に側にいる小人のような存在ですね」
加賀「今も、此処に居ますよ」つ
陸軍提督(加賀が掌を見せているが何も見えん)
陸軍提督「触っても?」
加賀「触れるかは分かりませんが」
陸軍提督(ふむ、加賀の手しか分からん)ツイツイ
陸軍提督「まぁ、言い。行って来い」
明石「ナイフですか?」
陸軍提督「ああ、そうだ」
陸軍提督「潜水艦が魚雷を撃つだけじゃ詰まらんと思ってな」
明石(詰まる詰まらんは憲兵さんが決めることじゃないと思います!)
明石「しかし、憲兵さんの艦隊には駆逐艦は居ませんよね?」
陸軍提督「まるゆと言うのが居るから上に掛けあって1人寄越して貰う」
明石(確か、まるゆってかなり使えないって話を聞いたんですけど……)
明石(まぁ、運用するのは憲兵さんだから良いか)
明石(必要分の資材をくれるって話ですし)
陸軍提督「では、資材を見積もって後でお送りします」
陸軍提督「ああ。あと、新しく空母を手に居入れるにはどうすれば良い?」
明石「手っ取り早くするには建造ですね」
明石「建造をする際は司令部に建造届け出して下さいね」
明石「若干の資源支給がありますよ」
陸軍提督「航空機を作るのは?」
明石「そちらは開發です。コチラも司令部に開發届けを出すと支給がありますよ」
陸軍提督「了解した。取り敢えずはスレッジハンマーを頼む」
明石「ええ、分かりました」
執務室
陸軍提督「さて、建造と開發のやり方はわかった」
あきつ丸「早速開発しますか?」
陸軍提督「うむ。不知火は開發を司令部に開発届けを出しに行ってくれ」
陸軍提督「開発が許可され次第、戦闘機を開発してくれ」
不知火「了解」
加賀「では、私が開發に行った方が良いですね」
陸軍提督「何故だ?」
加賀「駆逐艦である不知火には航空機を製造する時に妖精に要望が伝えられないからです」
加賀「同様に私の場合は魚雷や大型砲の建造は不可能です」
陸軍提督「成る程。しかし、その妖精とはなんだ?」
加賀「ええ、詳しくは分からないのですが、我々が活動する時に常に側にいる小人のような存在ですね」
加賀「今も、此処に居ますよ」つ
陸軍提督(加賀が掌を見せているが何も見えん)
陸軍提督「触っても?」
加賀「触れるかは分かりませんが」
陸軍提督(ふむ、加賀の手しか分からん)ツイツイ
陸軍提督「まぁ、言い。行って来い」
レンジャー教育の行動訓練は、だいたい30~40kgの背嚢を背負ってやるから。
しかも彼らは、その恰好で山の中を行軍するし。
20kgのバケツアイスなんて、軽いもんだろ。
しかも彼らは、その恰好で山の中を行軍するし。
20kgのバケツアイスなんて、軽いもんだろ。
加賀「ええ、行ってきます」
加賀(思いっきり妖精に指が突き刺さってたわね)
司令部
加賀「開發をします」
大淀「ええ、では提督の名前を」
加賀「陸軍提督です」
大淀「ああ、ハンマーの」
加賀「ええ、ハンマーの」
大淀「コチラが開發許可証です。支給物資は後日支給品に上乗せして配布します」
加賀「分かりました」
工廠
明石「あ、加賀さんどうしました?」
加賀「ええ、開發をしに来ました」
明石「開發ですね。何を作りますか?」
加賀「戦闘機、と言われました」
明石「どの種類が良いですかね?」
加賀「烈風狙いで良いでしょう」
加賀「例え失敗しても、事情を説明すれば多分許してもらえる筈です」
明石「分かりました。何回挑戦しますか?」
加賀「取り敢えず、1回にします」
明石「分かりました。では、妖精さんに要望の航空機を伝えて下さい」
明石「必要資材はコチラで調整しておきますね」
加賀「ええ」
執務室
陸軍提督「……夕食まで少し時間が有るか」スチャ
陸軍提督(着任2日目であるが、中々大変だな)カチャカチャ
陸軍提督(それに、実に騒がしい)
陸軍提督(鎮守府だというにまるで学校のようだ)
不知火(提督が拳銃を取り出して掃除をし始めた……)
陸軍提督(だが、陸軍にはない楽しさが有る)
陸軍提督(ただ、俺が直接戦場を見れんのが惜しいところだ)
陸軍提督(……船で付いて行けばどうだろうか?)
陸軍提督「ふむ。帝国海軍が保有する外洋航行出来る戦闘艦で最も小さいのは?」
あきつ丸「実際の船で、でありますか?」
陸軍提督「ああ」
加賀(思いっきり妖精に指が突き刺さってたわね)
司令部
加賀「開發をします」
大淀「ええ、では提督の名前を」
加賀「陸軍提督です」
大淀「ああ、ハンマーの」
加賀「ええ、ハンマーの」
大淀「コチラが開發許可証です。支給物資は後日支給品に上乗せして配布します」
加賀「分かりました」
工廠
明石「あ、加賀さんどうしました?」
加賀「ええ、開發をしに来ました」
明石「開發ですね。何を作りますか?」
加賀「戦闘機、と言われました」
明石「どの種類が良いですかね?」
加賀「烈風狙いで良いでしょう」
加賀「例え失敗しても、事情を説明すれば多分許してもらえる筈です」
明石「分かりました。何回挑戦しますか?」
加賀「取り敢えず、1回にします」
明石「分かりました。では、妖精さんに要望の航空機を伝えて下さい」
明石「必要資材はコチラで調整しておきますね」
加賀「ええ」
執務室
陸軍提督「……夕食まで少し時間が有るか」スチャ
陸軍提督(着任2日目であるが、中々大変だな)カチャカチャ
陸軍提督(それに、実に騒がしい)
陸軍提督(鎮守府だというにまるで学校のようだ)
不知火(提督が拳銃を取り出して掃除をし始めた……)
陸軍提督(だが、陸軍にはない楽しさが有る)
陸軍提督(ただ、俺が直接戦場を見れんのが惜しいところだ)
陸軍提督(……船で付いて行けばどうだろうか?)
陸軍提督「ふむ。帝国海軍が保有する外洋航行出来る戦闘艦で最も小さいのは?」
あきつ丸「実際の船で、でありますか?」
陸軍提督「ああ」
陸軍提督「ああ」
あきつ丸「お待ちを」ツイツイ
あきつ丸「ミサイル艇か駆逐艦でしょうね」
あきつ丸「何故そのようなことを?」
陸軍提督「うむ。正直、海軍での指揮方法は俺には合わん」
陸軍提督「それに、現状で直面している様子が分からんと臨機応変な指示が出せんのだ」
不知火「臨機応変な指示と言われましても、基本的に海軍では皆こんな感じです」
不知火「それに、前に出ても提督の仕事は殆ど無いかと」
武蔵「うむ。陸軍と違って提督が小銃を片手に戦うのも不可能だしな」
陸軍提督「それは分かっているのだが……」
陸軍提督「よし。あきつ丸。貴様、カメラをつけて部隊の居る海域を中継しろ」
あきつ丸「ファッ!?」
あきつ丸「自分は戦闘艦ではありません!」
あきつ丸「自分は死んでしまいます!!」
陸軍提督「後方で中継するだけ良い」
陸軍提督「貴様が危なくなったら逃げれば良い」
陸軍提督「陸軍軍人ならば、海軍ばかり危険な目に合わせるのは恥だ」
陸軍提督「貴様も貴様が出来る事をやれば良い」
あきつ丸(ばばばば、バカヤロー!)
あきつ丸(自分は輸送艦だぞぉ!)
あきつ丸(強襲揚陸艦なんて格好良い上に強そうな名前持ってるけど!)
あきつ丸(実際は劣化版空母なんやぞ!!)
摩耶(傍から見ても分かるレベルで動揺してるし)
霧島(まぁ、彼女を戦力に数えるのは我々も若干、いえ、かなり不安なのよね)
陸軍提督「安心しろ。逃げる程度なら俺が教えてやる」
陸軍提督「貴様等、小銃で撃たれても死なないし、怪我もせんだろう?」ハッハッハ
不知火(それはそうですが)
陸軍提督「小銃は憲兵隊から借りれば良い」
陸軍提督「射撃訓練の時に一緒にやれば良いさ」
あきつ丸「えぇ……」
陸軍提督「なに、万が一にでも負傷したら入渠すれば良い」
陸軍提督「スレッジハンマーで殴られるよりマシだ」ハッハッハ
あきつ丸(チクショォ!)チクショー
あきつ丸「お待ちを」ツイツイ
あきつ丸「ミサイル艇か駆逐艦でしょうね」
あきつ丸「何故そのようなことを?」
陸軍提督「うむ。正直、海軍での指揮方法は俺には合わん」
陸軍提督「それに、現状で直面している様子が分からんと臨機応変な指示が出せんのだ」
不知火「臨機応変な指示と言われましても、基本的に海軍では皆こんな感じです」
不知火「それに、前に出ても提督の仕事は殆ど無いかと」
武蔵「うむ。陸軍と違って提督が小銃を片手に戦うのも不可能だしな」
陸軍提督「それは分かっているのだが……」
陸軍提督「よし。あきつ丸。貴様、カメラをつけて部隊の居る海域を中継しろ」
あきつ丸「ファッ!?」
あきつ丸「自分は戦闘艦ではありません!」
あきつ丸「自分は死んでしまいます!!」
陸軍提督「後方で中継するだけ良い」
陸軍提督「貴様が危なくなったら逃げれば良い」
陸軍提督「陸軍軍人ならば、海軍ばかり危険な目に合わせるのは恥だ」
陸軍提督「貴様も貴様が出来る事をやれば良い」
あきつ丸(ばばばば、バカヤロー!)
あきつ丸(自分は輸送艦だぞぉ!)
あきつ丸(強襲揚陸艦なんて格好良い上に強そうな名前持ってるけど!)
あきつ丸(実際は劣化版空母なんやぞ!!)
摩耶(傍から見ても分かるレベルで動揺してるし)
霧島(まぁ、彼女を戦力に数えるのは我々も若干、いえ、かなり不安なのよね)
陸軍提督「安心しろ。逃げる程度なら俺が教えてやる」
陸軍提督「貴様等、小銃で撃たれても死なないし、怪我もせんだろう?」ハッハッハ
不知火(それはそうですが)
陸軍提督「小銃は憲兵隊から借りれば良い」
陸軍提督「射撃訓練の時に一緒にやれば良いさ」
あきつ丸「えぇ……」
陸軍提督「なに、万が一にでも負傷したら入渠すれば良い」
陸軍提督「スレッジハンマーで殴られるよりマシだ」ハッハッハ
あきつ丸(チクショォ!)チクショー
>>391
それだと止められるじゃねぇかww
それだと止められるじゃねぇかww
>>391
どこの天龍ちゃんだっけ
どこの天龍ちゃんだっけ
憲兵隊詰め所
憲兵少佐「おう、天龍」
天龍「何でしょう?」
憲兵少佐「陸軍提督の奴がスレッジハンマーで長門と五航戦に雷撃姉妹を大破させたらしい」
憲兵少佐「駆逐艦で戦艦と空母を討ち取りよったそうだぞ」
憲兵A「入渠に運び込まれた艦娘は酷い有様でしたよ」ハッハッハ
憲兵B「ああ。ありゃ、人間だったら先ず間違いなく明日の一面トップの猟奇殺人だな」
憲兵少佐「今度は、貴様があれをやらねばいかん」
憲兵少佐「俺は柔道畑の人間だが、軍刀術は覚えがある」
憲兵少佐「奴が駆逐艦にハンマーを使わせたのは技が必要ないからだ」
憲兵少佐「俺が貴様にある程度の技を教えてやった」
憲兵少佐「貴様はその技を更に自己修練に寄って磨き上げ、戦艦の装甲を切り裂かねばいかん」
天龍「勿論でさぁ!俺の剣は敵を切るために有るんで!」
憲兵A「その割には木刀稽古で少佐殿に一太刀も当てれなかっただろうが」
天龍「う、ウッセーっすよ!第一、何処に打ち込んでいいのかさっぱり分からんじゃないっすか!」
憲兵B「違いない!少佐殿は剣道4段ですからね」
憲兵C「俺達ですら負けるんだ。天龍じゃ、まぁ、無理だな」
天龍「何時か一本取ってやればいいんです!」
憲兵少佐「うむ。最も、ちょっと威圧しただけで逃げるようじゃまだまだだがな」
天龍「少佐の威圧は姫とか鬼の方が可愛いレベルっすから」
憲兵少佐「バカを言え。俺は人間を辞めたつもりはないぞ」
憲兵少佐「それに俺が鬼や姫と同じなら」
憲兵少佐「俺が幼年校時代に剣道の指導をして下さった師範は悪魔だ」
憲兵少佐「あの方は今の俺ですら歯が立たん」
天龍「どんな化け物なんすか……」
憲兵少佐「師曰く、剣の道を10年歩めば、自分の強さがわかってくる」
天龍「じゅ、十年……」
憲兵少佐「さらにもう10年歩むと、今度は自分の弱さが分かってくる」
天龍「はぁ?」
憲兵少佐「そして、もう十年歩むとわけが分からなくなるそうだ」
天龍「耄碌してるんじゃないっすか?」
憲兵少佐「ハッハッハ!俺も最初そう思ったよ」
憲兵少佐「だが、今にしてみれば、その意味も良く分かる」
憲兵少佐「強さとは即ち、無だ。追い求めても追い求めも結局手に入らん」
憲兵少佐「強くなる方法なぞ無い。俺ですら勝てん相手はまだまだ居る」
憲兵少佐「だから、日々精進が必要なのだ」
天龍「は、はぁ……」
憲兵少佐「おう、天龍」
天龍「何でしょう?」
憲兵少佐「陸軍提督の奴がスレッジハンマーで長門と五航戦に雷撃姉妹を大破させたらしい」
憲兵少佐「駆逐艦で戦艦と空母を討ち取りよったそうだぞ」
憲兵A「入渠に運び込まれた艦娘は酷い有様でしたよ」ハッハッハ
憲兵B「ああ。ありゃ、人間だったら先ず間違いなく明日の一面トップの猟奇殺人だな」
憲兵少佐「今度は、貴様があれをやらねばいかん」
憲兵少佐「俺は柔道畑の人間だが、軍刀術は覚えがある」
憲兵少佐「奴が駆逐艦にハンマーを使わせたのは技が必要ないからだ」
憲兵少佐「俺が貴様にある程度の技を教えてやった」
憲兵少佐「貴様はその技を更に自己修練に寄って磨き上げ、戦艦の装甲を切り裂かねばいかん」
天龍「勿論でさぁ!俺の剣は敵を切るために有るんで!」
憲兵A「その割には木刀稽古で少佐殿に一太刀も当てれなかっただろうが」
天龍「う、ウッセーっすよ!第一、何処に打ち込んでいいのかさっぱり分からんじゃないっすか!」
憲兵B「違いない!少佐殿は剣道4段ですからね」
憲兵C「俺達ですら負けるんだ。天龍じゃ、まぁ、無理だな」
天龍「何時か一本取ってやればいいんです!」
憲兵少佐「うむ。最も、ちょっと威圧しただけで逃げるようじゃまだまだだがな」
天龍「少佐の威圧は姫とか鬼の方が可愛いレベルっすから」
憲兵少佐「バカを言え。俺は人間を辞めたつもりはないぞ」
憲兵少佐「それに俺が鬼や姫と同じなら」
憲兵少佐「俺が幼年校時代に剣道の指導をして下さった師範は悪魔だ」
憲兵少佐「あの方は今の俺ですら歯が立たん」
天龍「どんな化け物なんすか……」
憲兵少佐「師曰く、剣の道を10年歩めば、自分の強さがわかってくる」
天龍「じゅ、十年……」
憲兵少佐「さらにもう10年歩むと、今度は自分の弱さが分かってくる」
天龍「はぁ?」
憲兵少佐「そして、もう十年歩むとわけが分からなくなるそうだ」
天龍「耄碌してるんじゃないっすか?」
憲兵少佐「ハッハッハ!俺も最初そう思ったよ」
憲兵少佐「だが、今にしてみれば、その意味も良く分かる」
憲兵少佐「強さとは即ち、無だ。追い求めても追い求めも結局手に入らん」
憲兵少佐「強くなる方法なぞ無い。俺ですら勝てん相手はまだまだ居る」
憲兵少佐「だから、日々精進が必要なのだ」
天龍「は、はぁ……」
あきつ丸「失礼するであります」ガラッ
憲兵少佐「おう、貴様かあきつ丸」
あきつ丸「はい。将校殿が憲兵隊の射撃訓練日を教えて欲しいとの事であります」
憲兵少佐「射撃訓練?次は確か……」ペラペラ
憲兵A「明後日では無かったでしょうか」
憲兵少佐「おお、そうだそうだ」
憲兵少佐「明後日の午後からだな」
憲兵少佐「何をするんだ?」
あきつ丸「は……その、自分を的に射撃訓練をして欲しいのであります」
憲兵少佐「貴様を的にするのか?」
あきつ丸「はい」
あきつ丸(此処が最後の頼みの綱!)
あきつ丸(憲兵少佐がNoと言えばそれまでであります!)
あきつ丸(自分は前線に出ないで済むであります!!)
憲兵少佐「何故だ?」
あきつ丸「は、はい。自分、前線の様子を映像でモニターする役を仰せつかったのでありますが」
あきつ丸「自分は揚陸艦。戦闘には不向きであります」
あきつ丸「なので、前線に出た場合、敵を撃破出来んでも攻撃を回避する術を身に付けろと言われ……」
憲兵少佐「それで、小銃弾で回避の練習と言うことか」
あきつ丸「無論、迷惑であるならば他の方法を考えるとの事であります」
憲兵少佐「ふむ、面白いことを考える。良いだろう」
あきつ丸(ファァァァ!!)
憲兵少佐「天龍。貴様も回避力を上げる特訓だ」
天龍「りょ、了解」
天龍(マジかよ……小銃弾とは言え、ビシビシ飛んで来て地味に痛いんだよな)
あきつ丸「訓練の協力に感謝するであります」
憲兵少佐「気にするな」
憲兵少佐「場所は桟橋だ。時刻は明後日の午後」
あきつ丸「場所は桟橋、時刻は明後日の午後、了解であります」
あきつ丸「失礼するであります」ビシッ
憲兵少佐「おう」ビシッ
憲兵少佐「おう、貴様かあきつ丸」
あきつ丸「はい。将校殿が憲兵隊の射撃訓練日を教えて欲しいとの事であります」
憲兵少佐「射撃訓練?次は確か……」ペラペラ
憲兵A「明後日では無かったでしょうか」
憲兵少佐「おお、そうだそうだ」
憲兵少佐「明後日の午後からだな」
憲兵少佐「何をするんだ?」
あきつ丸「は……その、自分を的に射撃訓練をして欲しいのであります」
憲兵少佐「貴様を的にするのか?」
あきつ丸「はい」
あきつ丸(此処が最後の頼みの綱!)
あきつ丸(憲兵少佐がNoと言えばそれまでであります!)
あきつ丸(自分は前線に出ないで済むであります!!)
憲兵少佐「何故だ?」
あきつ丸「は、はい。自分、前線の様子を映像でモニターする役を仰せつかったのでありますが」
あきつ丸「自分は揚陸艦。戦闘には不向きであります」
あきつ丸「なので、前線に出た場合、敵を撃破出来んでも攻撃を回避する術を身に付けろと言われ……」
憲兵少佐「それで、小銃弾で回避の練習と言うことか」
あきつ丸「無論、迷惑であるならば他の方法を考えるとの事であります」
憲兵少佐「ふむ、面白いことを考える。良いだろう」
あきつ丸(ファァァァ!!)
憲兵少佐「天龍。貴様も回避力を上げる特訓だ」
天龍「りょ、了解」
天龍(マジかよ……小銃弾とは言え、ビシビシ飛んで来て地味に痛いんだよな)
あきつ丸「訓練の協力に感謝するであります」
憲兵少佐「気にするな」
憲兵少佐「場所は桟橋だ。時刻は明後日の午後」
あきつ丸「場所は桟橋、時刻は明後日の午後、了解であります」
あきつ丸「失礼するであります」ビシッ
憲兵少佐「おう」ビシッ
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